ママ不足についての考察
今日はですね、ママ不足かどうかは、こちらが決めることではなく、子ども側、あちらが決めることだ、というお話をしようと思います。
この話題はですね、結構私もしかしたら、いろんなところで何度か話しているかもしれません。
過去に自分のブログでも書いたことがあるので、自分としてはいつも常によく考えていることなので、また同じことを話しているなってなるかもしれませんが、ご容赦ください。
私は以前デザイン会社に勤めていたときも、コロナ禍からずっと在宅ワークだったんですね。
なので、娘は物心ついた頃から、私は家で仕事をしている人という感じなんですよ。
なんですが、最近フリーランス3年目になりまして、念願の仕事場、事務所を借りる生活というのを始めました。
3月から、そういった家と自分の借りている事務所兼アトリエスペースを行ったり来たりする生活を始めております。
この事務所を借りるという新しい新生活は、子どもにとって娘にとってどういう変化になるかなというのは、実はちょっと注目していたところです。
娘も今年5年生なんですけど、10歳になります。
思春期の入り口に立ったという感じで、お互いべったりの時間が減ってきて、それぞれ向こうも友達との時間が増えてきましたし、あと一人で過ごしたい時間というのも増えてきているんです。
そんなのもあるので、ちょうどいい時期なんじゃないかなというような感じでおりました。
私が学校から帰った時にも、普段はずっと家で仕事しているので、だいたい帰宅時には私はいるんですよ。
事務所に一応出社しているわけなので、いない日というのが結構増えてきたんですね。
とはいえ、あんまり夜遅くまでは別に仕事はこちらで作業していないので、何時には帰るよとか、帰宅後30分後とか、多くて1時間後くらいには私が帰ってくるという生活をしています。
アトリエ生活の影響
それって結構いいんじゃないかなと思ってたんです。
向こうは向こうで、自分でちょっと休憩してから宿題やろうかなとかって自分で考えて、ゆったりと一人の時間も過ごせるし、
ちょっとママがいないからYouTubeちょっと多めに見ちゃおうかなみたいな、そんなこともしようと思えばできますし、そんなのもいいんじゃないかなというふうに思っていました。
なんですが、ちょっと5年生に上がって、いろいろと運動会があったりとか、いろんな新生活で戸惑うことも多いというようなこの環境で、
私が自分の空間に行ってしまっている、ママはなんだか個展のことで精一杯という感じで、自分のことで楽しそうだなみたいな、そういう感じがちょっと寂しそうだなという雰囲気が見えてきているんですよ、今。
帰宅時に私に話したいことが、うわーって帰ってくると、わーって喋りますよね、子供って、まあそうじゃない子も多いのかな。
うちはね、めちゃくちゃ喋るんですよ、帰ってきたら。その日あったこととか文句とかいろいろね、わーって喋る。
で、喋って一通り、うわーって喋ったら、バタンと自分の部屋に入って休憩するみたいな感じなんですけど、
それがその場でできないのが、もしかしたらちょっぴりストレスというか寂しさにつながっているかもしれないなという気がしているんですね。
まあ、いろいろ運動会でキャパオーバーがあったりとか、いろいろなことがあったからだとは思うんですけど、
最近ですね、ちょっとあんまり大きな声では言えないんですが、自分の部屋でずっと寝ていたのになぜか私の寝室に戻ってきてしまったんですよ。
どのくらいかな、もうすぐ、今1ヶ月は経ってないかな、数週間ずっと私のベッドに潜り込んで一緒に寝てるんですね。
もう結構大きいので、かなり狭いんですよ。すごい肩も凝るし、なんか気をつけながら寝なきゃいけないしっていうので、
そろそろ自分の部屋に戻んないかなと思って眺めてはいるんですけど、なんだか久しぶりで横に娘が寝てるっていうのが、
目が覚めた時にね、ちょっと絡みついてきたりするのとかも、この狭いなとか起こしちゃ悪いなって思いながら起きる感じとか、すっごく懐かしくて、
昔に戻ったみたいだなぁなんて思いながらね、ちょっと可愛いなぁと思いつつ、この時間を堪能しているわけなんですけど、
体調を崩したっていうのももしかしたらね、あったかもしれないんですが、なんかね、自分の部屋に戻ろうとしないんですね、今。
これはもしかしたら、ちょっと寂しいのかなぁなんて思ったり考えています。
で、最近ね、ちょっと言われたのが、時々言うんですけど、今ね、ママ不足なんだというふうに言われてるんです。
本の制作が2冊同時でね、グーッてやっていた時も、まあそうだったと思うんですけど、その待たせた分は私だいぶ返したと思ってるんですよ、この数ヶ月で。
なんですけどね、まだまだ見たいなんですよね。もっと遊びたい、もっとママと一緒に見たいYouTubeもあるし、なんかね、一緒に見たいそうなんですよね。
私にこの動画が面白いっていうのを紹介しながら見たいそうなんですよ。
親子の関係性の変化
で、マリオカートとかね、ゲームももっと一緒にしたいし、お絵かきもいっぱいもっとママとしたいしっていう感じで、なんかすっごい今、私と遊びたくてしょうがないそうなんですよ。
ね、なんかまたちょっと対抗してるのかな、年齢がね少し下がっていってる感じなのかな、そういう現象かなとは思っているんですけど、
で、このね、ママ不足かどうかっていうのは、決めるのはね、あちら側なんです。なんですっていうか、そうなんだそうです。私のね、大親友の教育学者のあっこ先生が言ってました。
そのね、私こちらがママ側からしたら、こんなに休みだって、まるまるね、おしぬいのぬいぐるみ一緒に作ったり、一緒に手芸店行ってって、もうめちゃくちゃ、今最近本の生活終わってからめちゃくちゃ時間とってあげてんじゃんって、こっちからしたら思うんですよ。
他の親子より多分だいぶ遊んでるよって思うんですけど、それって十分かどうか、それでも不足かどうかっていうのは、決めるのはあちら側なんだそうですよ。
なので娘がね、子供がママ不足なんだって言ってる間は不足なんだそうです。どんなに与えてあげても、どんなにたくさん時間をとっても、まだまだ不足ならまだまだ足りないんだそうです。
そうかと思ってね、だから潜り込んできてるのかなって思いつつ、この自分所に私が出社するという生活が、言ったらね、もうちっちゃい頃から私は家にいるっていうのが普通だったので、
ママが新しい会社に勤めて出勤するようになったみたいな変化ときっと同じくらい変化があるのかもしれないですよね、子供にとっては。
そう考えると、私は今自分の城を手に入れてですね、作品展、古典に向けて自分の絵と向き合ってって、もう結構最高に幸せだなっていう時間を今堪能しているんですけど、
この私の幸せ感とは裏腹に、娘はね、なんだかちょっと寂しいなっていう気持ちになっているのかもしれないなというふうに思っています。
私が事務所兼アトリエ、自分の夢だったこの新生活を手に入れたのはね、でもこれは辞めるつもりはないんですよ。
お金が払える限りは頑張っていこうかなと思っているんですけど、でも娘にとってはすごく大きな変化だったのかもしれないなと、ちょっとだけ反省をしていまして、
なるべく帰れる日は帰るし、やるときはやるっていう感じでね、メリハリつけながら、このまま不足が終わって娘がちゃんと自分の部屋に帰っていくまで、少し甘えモードを許してあげようかななんて思っています。
まあ本当にね、難しいですね。子育てはよくわかりません。正解がないし、初めてのことなので。
4年生になった時は、突然なんかね、自立しちゃったって感じだったんですよ。自分の部屋を手に入れて、もっと寂しい寂しいって来るかと思ったのに、あっという間に自分の部屋に育ってしまい、
ちっとも寂しがる気配もなく、もう本当に一人の時間を満喫しているって感じで、なんだか家にいても会わないなみたいな感じになってきてたんですよね。
友達と遊ぶのもすごい楽しくなってきて、友達との約束の方を優先されていて、ああ、こうやって小離れしていくんだなって思ってたんですけど、
なんか5年生になったらね、また振り出しに、振り出しにとまでは言いませんが、また戻ってきたっていう感じです。本当にね、行っては戻って、行っては戻ってみたいな、そんな感じなんでしょうね。
5年生になって、なんでしょう、みんなやっぱりうちの地域はですね、中学受験加熱地域なので、結構みんな塾とかに行き始めてる子が増えてるんですよ。
で、あと部活じゃない、なんかクラブ活動みたいなのも始まったり、とにかくなんか忙しくて、みんな忙しくて、なんかお友達と遊ぶ、日を合わせて遊ぶっていうのが困難になってきているんですよね。
そんなのもあって、ちょっと友達との時間が減ってしまった、4年生よりは減ってしまったっていう感じなんですよね。
そうなってくると、私は割と子供と遊ぶの大好きなので、私と遊びたいってなってくるんでしょうかね。
そんな感じでございます。今日はですね、私の事務所アトリエ生活と娘のママ不足について最近考えていることをお話ししてみました。
皆さんのお宅ではどんな感じでしょうか。先輩ママ、先輩パパの皆さん、何かエピソードありましたら是非コメントで教えてください。
イラストレーターの原絵美でした。また話します。