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2025-04-11 11:47

#141「クラスがえ」で呪いをかけた、金魚のフン女子だった私。

小学生にとっての「クラスがえ」は一大行事。自分の小学生時代の「クラスがえ」での出来事のお話です。金魚のフン女子だった私は呪いに近いお守りを作ってクラスがえにのぞみました。

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サマリー

新学期のクラス替えの重要性について考察し、小学校時代の思い出を通じて、呪いのような願いを持った経験を語ります。また、大好きだった友達のユーちゃんとの特別な関係から、人生の儚さや子供たちにとっての大切な瞬間について考えるきっかけとなりました。

新学期とクラス替えの思い出
イラストレーターの原あいみです。みなさん、おはようございます。おつかれさまです。今日もやっていきたいと思います。
今日は、新学期ということで、クラスがえについてのお話をしようかなと思います。
クラスがえってね、ものすごく重要な出来事ですよね。小学生とか中学生にとっては。
うちの娘も かなりね、ドキドキしながら、修行式に向かっていきましたが、どうやらね、なんとなく大丈夫そうだという感じの結果だったみたいで、先生およびクラスメイトですよね。
なんか楽しみという感じで、帰ってきたので、親としても、とてもほっとしました。
うちの娘はですね、あんまり人数がすごく多い小学校ではないので、正直ね、もう全学年みんな知り合いに近いというような雰囲気なんですよね。
なので、クラスが変わったとしても、なんとなく別のクラスの子でも、仲良くずっと遊んでいますし、
そもそも、もう誰と一緒になっても、なんかみんな知ってるみたいな、結構ね、ごちゃ混ぜな感じ、全体、学年全体で、なんとなく交流があるという雰囲気の学校なので、
まあ、そういう点でも、クラスがえがもしね、大好きな子と離れてしまったとしても、大丈夫そうな空気感があるので、そのあたりもいい学校だなぁなんて思って眺めております。
かくゆ私はですね、小学校の頃、まあ6クラスぐらいまでありましたね。結構人数が多かったんですよ。
で、ちょうど私が3、4年生ですかね、くらいの時、ちょうど娘と同じくらいの年齢ですかね、クラスがえでね、私、ものすごいね、ものすごい性格の悪い、呪いに近い、
祈り、祈りっていうかなんというかをやったことがあるんですよ。ちょっとその話をね、娘の様子を見ていて思い出したので、今日はその話をしていこうかなと思います。
小学校、私3、4年生の時に、ものすっごく大好きな女の子のね、お友達がいました。
その子はとっても明るくて、裏表がなくて、どんなこともわけへだてなく、なんかすごくね、あの仲良くしてくれるめちゃくちゃ素敵な女子でした。
面白くって、なんかチャーミングで優しくて、本当に大好きだったんですよ。
そして、その子と私は、まあ同じグループ、仲良しグループだったんですけど、もう一人ね、いて、3人で割と仲良しだったんですね。
なんですけど、クラスがえの時に、私はその一番大好きだった子、まあなんか仮名にしようかな、ゆうちゃんにしますね、ゆうちゃん。
ゆうちゃんと私は同じクラスになりたかったんです。
でも、3人組で仲良かったもう一人、かなちゃんにしますね。
かなちゃんとは一緒になりたくなかったんですよ。
別にかなちゃんのこと嫌いだったわけではないんですけど、とにかくゆうちゃんを独り占めしたかったんですね。
なので、クラスがえの時に私は、なんかね、手作りのおまじないみたいな、お守りみたいなのを作ったんですよ。
ゆうちゃんと同じクラスになれますように、ゆうちゃんと同じクラスになれますように、ゆうちゃんと同じクラスになれますようにって、なんかね、すごい数書いて、
ゆうちゃんとだけ一緒になれますようにっていうね、もう念を込めた手作りお守り、なんかお札みたいなのを作ったんですね。
なんか今思うと、すごい怖いなと思うんですけれども。
その手作りお守りを持っていきまして、始業式の時、クラス外の発表がある時ね、それを本当に握りしめて、もう心の中で、
ゆうちゃんとだけ一緒になれ、ゆうちゃんとだけ一緒になれ、かなちゃんは一緒になるな、かなちゃんは一緒になるなってね、
もう本当にそのように願ったことを今でも鮮明に覚えています。
めちゃくちゃ性格悪いじゃんって思いますね。なんかね、本当にね、そういう子だったんですよね。
で、結果は2人とも一緒になりませんでした。
ね、そういうね、意地が悪いことを願ったからだと、なんかね、自分でも思いました。
こんなね、みんな一緒になったらいいって思っていたら、もしかしたら一緒になれたかもしれないのに、
私はゆうちゃんとだけ一緒になりたい、かなちゃんとは一緒になりたくない、そしてかなちゃんとゆうちゃんが一緒になるなんてことは絶対嫌だ、みたいなね、
まさにそんなね、あの呪いみたいなことをかけていたので、まあ、神様にね、見放されたのかなって、その時ね、ちょっと思いました。
ユーちゃんとの思い出
で、自分の小学校時代のことを、ちょっとそのクラスメイトのことを思い返してみますと、
私が子供の頃は、1,2年生で同じクラス、3,4年生で同じクラス、5,6年生で同じクラスと、クラス外は2年ごとだったんですね。
で、1,2年生の頃も私は、3,4年生のゆうちゃんのように大好きな女の子が一人いたんですね。
仮名でミカちゃんとしますね。
このミカちゃんは、クラスの女子みんなから好かれていて、すっごい人気があったんですよ。
ちょっとね、ふっくらしてる感じの子で、なんか、あの、ちょっと大人っぽかったんですよね。
で、みんなの姉御肌みたいな雰囲気があって、もうね、どの女子もみんなミカちゃんと腕を組みたがって、
休みごとに、そのミカちゃんのね、右腕を今日ね、独占できるのは誰か、みたいな奪い合いみたいなね、そんな子だったんですよね。
で、私もミカちゃんの、とにかく右腕を今日は取りたい、みたいな、なんかそんな女子だったんですよ。
で、3、4年になって、ミカちゃんとは違うクラスになってしまって、そして私は多分、ユーちゃんが好きになって、またユーちゃんを奪い合う、しもじもの女子だったんだと思います、きっとね。
で、3、4年でも呪いをかけたんだけど、クラスは一緒になることができず、5、6年生になりました。
で、5、6年生になったら、なんか逆に私は、結構ね、アイミちゃんと遊びたい、みたいな風に、むしろ周りがちょっとね、喧嘩しないように調整したりするっていうような立場に変わったんですね。
これなんででしょうね、なんかわかりませんけど、そういう立場に変わったんですよ。
ああ、これがミカちゃんとかユーちゃんの気持ちだったのかもしれないなってね、5、6年生の時に気がつきました。
で、みんなね、みんなで一緒に遊べばいいじゃんって私は思ってたんですけど、2人で遊びたいってみんなが言うので、月曜日は誰ちゃん、火曜日は誰ちゃんとか言って、こう調整するのがね、すごい大変だったっていう、なんか思い出があります。
どんなきっかけがあったのかはちょっと覚えていないんですが、私は3、4年生からこの5、6年生になるところで、金魚の糞のね、女子から、なんかそうではない女子にね、なんかアップデートされたんですよ。
何があったのかな、まあわかりませんが、ちょっと成熟したのかもしれないですよね。
でも私の中では、そのね呪いのような手作り守りを作って、ユーちゃんとだけ同じクラスになりたいってね、本当に手がプルプルなるくらい祈りを込めたクラス替えの記憶が今でもすごく鮮明に残っているので、
自分の中でね、そういう女子の組織とか派閥の中で、自分だけ大好きな人を独占したいという気持ちがあるっていうのはね、すごく今でもよくわかる感情です。
娘を眺めていると、私のようにね、そんな呪いのようなお守り作ったり、いやーな感じのね、願い事をかけたりはしてなさそうなので、なんかね、立派だなぁと思ってね、見ております。
その後大好きだったユーちゃんとは、中学校の時に実はもう一度同じクラスになって、また仲良しのねグループになりました。
その時もね、割と3人組だったんですけど、もう中学生になった時はね、3人でもすごくうまくやってましたね。
まあとにかくこのユーちゃんっていう子が本当にね、なんかすごく気持ちのいい性格で、なんというかもう誰からも、女子からも男子からも本当にね、この子のこと嫌いっていう子はいない。
すごく明るいね、なんか本当にいい子だったんですよね。
すごいどんな大人になっていくんだろうっていう風に、まあ当時も思っていました。
なんですが、ユーちゃんはですね、実は20代の頃に事故で亡くなってしまったんですよ。
ちょっとね、すごく衝撃的な、小学校のお話から衝撃的なお話になってしまって、大変申し訳ないんですけど、
ユーちゃんとは中学卒業してからは全く連絡を取っていなくて、全然ずっと繋がりがなかったので、
なんだかその連絡を聞いた時も全く実感がなくて、ユーちゃんはまだずっと生きているような気がするんです、自分の中で。
さぞかし素敵な女性になって、ずっとわけ隔てなくみんなに好かれる、すごい素敵な大人の女性になっているんだろうなっていう感じがするんですよね。
で、例えばもしママとかになっていたら、めちゃくちゃ楽しい、すっごいいいママなんじゃないかなっていう感じがするんですよ。
でも、ユーちゃんはね、その20代までしか人生がなかったわけなんですよね。
なんかね、時々思い出すんです、ユーちゃんのこと。
で、ユーちゃんのことを思い出すたびに、例えばね、自分の子供が普通に大人になって、例えば結婚して子供を産んでおばあちゃんになって、みたいなことって決して普通じゃない、必ず未来がずっと続いているわけではないんだっていうのを、すごいね、こう、はっとね、気づかせてくれるんですよ、思い出すと。
なので、将来のためを思ってね、子供のね、将来を思ってって、今なんかすごく我慢させたり、つらいことを強いたりするのって、やっぱり違うなーって、ユーちゃんのことを思い出すとね、そういうことを考えられるようになるんですよね。
まあ、あの、ちょっとクラス替えということで、私がね、ユーちゃんが大好きすぎて、同じクラスになりたくて呪いをかけたお話をね、しようと思ったら、ちょっとこんなお話になってしまいましたが、子供にとって一番大事なのは本当にまさに今、今だなということをね、改めて新学期に思いましたので、そんなことをお伝えできたらと思いました。
はい、ちょっとうまく話せたかわかりませんが、今日の話は以上です。イラストレーターの原江美でした。フォローやコメントいただけるととても嬉しいです。また話します。
11:47

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