1. AIが保育園を変える!
  2. 第3章②「仕組みを変える!IT・..
2025-11-04 30:51

第3章②「仕組みを変える!IT・DX導入の実際」

保育園の経営に「DX」という言葉を持ち込む。それは、効率化のためではなく、“人の温かさ”を取り戻すための挑戦。元NTTエンジニアで25年の経営者・近藤敏矢が、こども環境アドバイザーの安藤武司さんとともに、保育現場にICT・DXを導入した実際のプロセスを語ります。

働く人の時間を取り戻し、保護者との信頼を深め、子どもと向き合う時間を増やすための仕組みづくり。IT導入が「冷たさ」ではなく「支え」になる、その瞬間を一緒に探ります。


▼ホスト

近藤敏矢(社会福祉法人みなみ福祉会理事長)

安藤武司(こども環境アドバイザー)


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サマリー

保育園の経営におけるITとDXの導入について語られています。従来の手法からの脱却を目指して、具体的なシステムの導入例やその効果について詳述されています。ITとデジタルトランスフォーメーション(DX)の導入において、ジェミニという生成AIが職場での効率性を向上させています。特に、クラウドサーチや生成AIを利用することで、情報検索や業務の迅速化が図られ、職員のコミュニケーションのあり方も変化しています。このエピソードでは、生成AIが保育の現場にどのように導入され、変化をもたらしたかについて具体的な事例が紹介されています。特に、AIと人間の共存の重要性や、効率化の視点ではなく子どもと向き合う時間の大切さが強調されています。

保育園経営の現状
あなたは、保育園にどんなイメージを持っていますか?
笑顔の先生、元気な子どもたち。でも、その裏側には、
球体自然とした経営と見えない苦労があります。
実は、多くの保育園は、30年前とほとんど変わっていません。
人手不足、紙と電話の業務、親の不安。
AIが保育園を変えるでは、元NTTエンジニアで25年の経営者である私、
近藤が、子ども環境アドバイザーの安藤さんと一緒に、
AIとDXで保育園をどう変えたかを語ります。
テクノロジーは、暖かさを奪うのではなく支えるもの。
未来の保育に本当に必要なこととは、保育園を変える。
今こそ、その時です。
こんにちは。社会福祉法人南福祉会、臨床の近藤です。
はい、こんにちは。子ども環境アドバイザーの安藤です。
よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
今回は、仕組みを変えるIT DX導入の実際ということで、
IT DX導入が実際どのように働いたのかについて掘り下げていきます。
なるほど。
掘り下げるんですね。掘り下げれるかな。
ドキドキしながら。
ちなみに、今先生のところでは、いろんな、さっきのマネージメントという話もありますけども、前回の。
いろんなものを多分組み合わされてると思うんですが。
そうなんです、そうなんです。
いくつぐらい。
実はですね、間もなくなんですが、DXに関しての導入の研修をやってくれって言われまして、
名古屋の方なんですけど、社会福祉法人の管理職になるかと思うんですが、
そういった方々を対象に、ICT導入の効果というタイトルで検証を行うんですね。
90分間のセミナーなんですけど、この説明もいる、あの説明もいるって言って、
資料を作っていったらスライドが90枚は超えそうで、多分当日までに120枚は超えるだろうな。
当初200枚超えるだろうなと思ったんですけど、そこまでは行かずに終わるんだろうな。
最初からお前話す気ないなぐらいの勢いで、資料をベラボに送って、
そこのスライドの1枚に、うちの法人で現在導入しているシステムの一覧というのをザーッと作ったんですね。
もうガッチャガッチャあって、わーたくさんある、改めて見つめ直したっていうところなんですが、
そこの中で一番のメインになるのは圧倒的にGoogleワークスペースになるんだよな。
ただGoogleワークスペースもそんなに早い時期に入れたものではなくて、もうちょっと最近のものなんですよね。
入れてきた背景っていうのかな、順番的なところでいくと、いろんなものを使っては変えていってっていうところではあるんですけど、
ここが一人一人が端末として使っていってるプレイインストール、そこのパソコンにインストールをしてそのパソコンでしか使えないよっていうのの、
王道としてはやっぱりマイクロソフトオフィス、今はマイクロソフト365という名称に変わっているかと思いますが、一番最初はロータスから入り、
それの前うちは親がちょっとそういうの興味あって、ワープロも早かったんですよね。
トスワードっていう単語を出していいのかどうかわからないですけど、ワープロ専用機。
トスワさんが出してたワープロ専用機で8インチのフロッピーディスク、縦にこう震えながらやる、あれも結構早い時期に入れてましたし、
それのワープロ専用機が出る前は文字盤に漢字がうわーっとあって、この眼鏡みたいなもので拾って、
位置を合わせて隣でガチャンコってやると、その文字のピンを取ってバンッと打つ。
言ってる意味って伝わりますかね、聞いてるだけの人に。
もう今一生懸命手を動かしてるんですけど、なかなかごめんなさい、それは伝わらないんですけど、
タイプライターって昔はキーボードを打つと文字が一文字ずつ打刻していくって、あれの日本語版。
日本語だと文字がそんなんでは足りないので、漢字のプレート、漢字がうわーっと並んでいるピンを一回でつまんで打刻する機械を、
うちは相当早くから使ってて、そっからワープロに移ってパソコンも積極的に使うっていう、
もう新しい物好きだったんでしょうね。
ガリ版も結構早い時期に使ってたっていうことを言ってたので、
私の祖母の時代から結構新しい物好きだったのかな。
そのあたりも踏まえながら、私の時代になってパソコンを使ってた中で、
マイクロソフトのオフィスを使ってホームページ作ったりっていう話はお伝えをしましたが、
それの後で入れてったものとしては、いろんなものを入れたよなと思って、
ほとんど記憶からも抜け落ちているものがあるんですけど、
今使っているものでメジャーなもので言うとスラックってわかりますかね。
ビジネスチャットが流行り始めたのが実は2,3年ぐらい前だと思うんですけど、
その時にはまだまだマイナーだった。
チャットツールとしては日本ではLINEサービスが一番普及をしているんですが、
ビジネスの世界では今はどこが一番シェアを取っているっていうところまで何とも言えないですけど、
国産だとチャットワーク。
チャットワークさんのサービスも当初使ってたんですけど、
スラックにあってからこっちが便利だっていうのでうちはスラックに変わった。
今法人内でみんなで使っているというところはありますね。
あとはタスク管理ツールとしてASANAって知ってます?
システムの効果と導入事例
ご存知の方どれぐらいいらっしゃるかわからないですけど、
確かFacebookだと思うんですけど、
Facebookの創業時にFacebookを開発しているメンバーの一部が外部に出て業務をやっていく中で、
業務を管理するシステムがないともうやってられないよねっていうので作られたのがASANAだっていう。
確かそんなことを言ってたと思うんですけど、
ASANAでうちは業務の処理状況を確認をしている。
メールが届くとメールからASANAのタスクを作って、
これ誰の担当、期日決めて、この辺ちょっと止まってるよねとか、期日過ぎたよ、終わったねっていうようなことをやってるっていうのはありますね。
そうするといろんなソフトとかシステムがある中で、すべての職員の人がその中で使ってるものはまた極一部。
いろんなシステムを導入していますけど、
全職員が使ってるっていうのはおそらくGoogleワークスペース。
Googleワークスペースは全職員にIDを振り分けて一人一人にメールもやっていますので、
あとはちっちゃなシステム、例えばITリテラシーを向上させるための学習支援ソフト。
具体的な名称としてはセキュリオという。
聞いたことあります。
ITリテラシーを高めるためのシステムを入れていて、毎週定期的にそこは設定で変更できるかと思うんですけど、
設定された数問、今うちは3問、そこ変更できるのかどうかちょっと私確認できてないんですけど、
3問問題を解いてもらって、そこの問題を解くのを通じてITリテラシー、パソコンだとかメールだとかインターネットサービスを使うときには、
こういうことに気をつけないといけないんだよっていうことをうちの職員が全員共有して向上していけれるようにっていうことはやっていますね。
なるほど。
あとは人事管理ものは全職員がやってるので、そういう意味ではスマートHR。
はいはいはい。
あとはタイムレコーダーはマネーフォワード、近代。上げ始めるとやっぱり出てきますね。
そのスマートHRで年末調整もやっていきますし、
ストレスチェックもそこを使ってたり、また別個のストレスチェック専門のものをやったりということはやっていますね。
ストレスチェックっていうのもまた変わったんですね。
変わったっていうのは、制度が出てきたときって事業所で50人以上の社員職員が勤務しているところが必須だったんですけど、
あれが50人の制約がなくなったんですよね。
そうでした?
確か、もう間もなく施行されるのか、どこの事業所もやらなければいけなくなってきた。
それはもうストレスだとかストレス社会のメンタル不調の影響だとかっていうのを踏まえてなんですけど、
そうするとあの50人の制約があったときにはあちこちでストレスチェックの研修会があったんですけど、
ここに来るとその研修会開かれずに全員が義務化されていくっていうのは、今からやられる方って大変だろうなと思ったりはするんですけど、
そんなのもうちはシステムとしてやっていますね。
あとは、例えばLINEサービス何かも公式LINEチャンネルで求職者の人との連絡っていうのも、それもITツールっていうICTツールですよね。
そんなのもやっていたり。
なんでGoogleワークスペースを使ったかというと、社会福祉法人が使うときにはとても有意な設定になっているんですよね。
そうですね、多いですね、そういうの。
他にもサービスいっぱいあるんですけど、Googleワークスペースを使うには一人当たり一般企業ですと、
一人一月800円かな、それぐらいのお金が必要なんですよね。
そうすると、1年間で9600円、約1万円ぐらい一人当たりかかって、
例えば100人の事業所ですと、年間で100万かかるんですよ。
それと同じサービスが社会福祉法人をはじめとした非営利法人の場合には、月額収入率知ってます?
0円なんですよ。
え、ずっとですか?
ずっとです。ずっと0円。
最初3ヶ月じゃなくて、ずっと0円のGoogleに関してはID数の制限もないんですよ。
すごいでしょ?
すごいっていうか、どうやって儲けるんですかね?
儲かってる、アメリカの会社なので、アメリカの文化として儲かってる利益を得てる会社が社会貢献をするっていう文化があるんですよね。
そこの中でGoogleさんは、Google様ですよね、こっちにとっては。
非営利法人、NPO法人ですとか社会福祉法人ですとか、そういった非営利法人については一定の要件の下で無料でベーシックプランを使っていいよって。
そこをうちは8月から有料プランに変えたんですよ。
なぜ?
プランっていうのは、基本的に3つプランがあって、一番最初のスタートとミドルのビジネスプランっていうのと、高度なのとあるんですけど、うちは真ん中のレベルに変えたんですよね。
それは通常のビジネスの一般企業で言うと、1人当たり月額1600円かかるプランなんですよ。
コスト削減とクラウドサーチの導入
1600円で払わなければいけないプランを、私たちのような非営利法人は1人当たり1ヶ月400円です。
なるほど。
4分の1で済むんです。
なるほど。
400円ってことは、1ヶ月で1人5000円?5000円、今までずっとケチってたんです。5000円。
1年でね。
1年です、1年です。
1ヶ月400円なので、4800円ですよね。だいたい5000円。
5000円かちょっとでもなぁと思いながら、今年の8月にようやく意を決して変えたんですよね。
一番の狙いは、クラウドサーチを使いたかったんです。
クラウドサーチってご存知ですか?
わかんないです、それは。
わかんないですよね。検索をするっていうと、今いろんな情報がありますよね。
メールはメールであります。スケジュールはGoogleカレンダーっていうのに入れます。
ファイルはGoogleドライブっていうところに入れます。
他にも、アプリケーションごとにGoogleスプリットシートだとか、
例えば法人内のホームページっていうので、Googleサイトっていうのを立ち上げることもできます。
そうすると、あの情報ってどこで書いたっけっていうと、
メールで検索するとか、カレンダーで検索するとか、Googleドライブで検索するとか、
あちこちで検索しないとたどり着けなかったんですけど、違うんですよ。
クラウドサーチで検索すると、全部検索して、これですよねって出してくれるんですよ。
それってすごいかもと思って、やりたい、やろうよ、お願いっていうのでやったんですよ。
そうしたら違ってました。
生成AIが変えた業務の流れ
違うんですか?
クラウドサーチじゃないです。一番すごかったのはジェミニです。
え?
生成AIな。
無料でもジェミニ使えますよ?何が違うんですか?
レベルが変わるんです。
無料のときのベーシックプランのときには、ジェミニはジェミニ単独で動いたんです。
はい。
有料プラン、真ん中のプランに入ると、
例えばGoogleスプリットシート、Googleドキュメント使ってる上にジェミニがいるんですよ。
なるほど。常に。
常に。Googleスライド、パワーポイントみたいなやつですね。
使ってるときもジェミニがいて、このスライドを作ってるんだけど、こんな感じでちょっとスライドって何かいいのないかなっていうと、
こんなのどうですか?良ければ追加しますよ。全部自動生成です。話をしながら。
それができたときにはすごい。
それだけじゃなくて、ジェミニ単独でも結局ジェミニがクラウドサーチやっちゃうんですよね。
インターネットも検索をする。
なおかつインターネットじゃなくて、僕が持ってる情報だけで検索してっていうと、
カレンダーからGoogleドライブからGメールから検索をして、
これですよね、あんたの言ったのこれですよねっていうのを自然言語でやり取りやるんですよ。
びっくりしたのは、今メール山のように来るんですよね。
皆さん同じだと思うんですけど、私のメールボックスというのは、
私のメールボックスとXのタイムラインの流れっていうのは、
もうほぼ同じぐらいにどんどんどんどん出てきて、
出会えるかどうかってもうほとんど運みたいな感じになってくるぐらい、
メールって山のようにプロモーションメールも含めて多いんですけど、
そうすると一個一個開けて確認するっていうのは、かなりもうコストのかかる話になるんです。
今日のようなこんな収録なんかやってたら、
もう次開けた時にはもうメールボックスって違う画面になっちゃってるんですよね。
そこでジェミニに聞くんですよ。
まだ見てないメールで大切そうなメール内容ってある?
ジェミニごめんね。
あの未読メール、今日届いたメールの内容をまとめてくれる?
概要で教えてくれる?
ああ、こんな感じ。
これ返信してないけど大丈夫?みたいな会話ができるって言ったら、
ジェミニすごくないですか。
すごい。
すごいんですよ。
だからジェミニに変えた途端に、職員の働き方が変わった感じはしますね。
へえ。
そうすると、例えば職員間でのコミュニケーション、スラックでうちはやってるって先ほどお話をしましたけど、
職員一人一人が職員と話しするより、生成AIと話をする機会が増えたんじゃないのかな。
それもよくあるのが、生成AIを社内で広めるためにはどのように研修体制構築したらいいかとか、
社員教育どうしたらいいかって講習会いくつもいくつもあるんですけど、
うちもそれやらないといけないのかなという話は、ITの担当者とも話をしてたんですけど、
一切やらずに、あ、生成AI、ジェミニってこういう使い方あるんだねっていうのをポロッと話したら、
なんかそれが伝播してみんながそれぞれで使い方を見つけていくっていう。
例えば書類を作るのに、去年どういうふうに書いたっけっていうのはジェミニに聞くと出してくれるんですよね。
なるほど。
Google Cloudに入れておけばですよ。
それを他の園長先生の言うように、やっぱり紙がいいよねって言ってファイリングして戸棚に入れたら、
ジェミニは一切出してくれない。
そうですね。
そういう意味で言うと、うちの業務を大きく変えたのは、
実は平成23年から24年ぐらいに、ページスキャナーを入れたところで、うちの業務は大きく変わりました。
ページスキャナーで紙を次々とスキャニングをして、全部クラウドに入れる。
クラウドでなくてもローカルのハードディスクでもいいんですけど、
コンピューターが探せれる場所に書類を置くようになってから、ものすごく変わりましたね。
なるほど。
そうすると、紙をこうやるのってすごく時間かかるんですけど、機械は早いですよ。
すぐ出してきますもんね。
すぐです。
そこに一番役立ったのは、フリーウェア、フリーソフトなんですけど、
everythingっていうのがあるんですよね。
あれが一文字打つことにファイル名をざっと検索して、ざっと並べていくんですよ。
うちは日付の書式フォーマットだけは統一ねって。
この書き方以外の日付の書き方やっちゃダメだよっていうことをやってるので、
あの日のっていうことを言った時点でみんながそれで検索できるんです。
そうすると誰でもそのファイルにたどり着けるっていう。
そうなんですよね。
昔、検索機能はいっぱいあるんだけど、検索ワードを何に入れるかによって出てくる結果が全く違うっていうのがあったじゃないですか。
そうなんですよ。
そうなんです。
そうなんです。
それは何かというと、私たちが飼い慣らされた検索技術、これは20年間教育され続けた、なんだろうな、
AI、保育、飼えるみたいなスペースで区切った検索しか私たちはずっと教えてもらえなかったものが、
生成AIが来たことで何かというと、人間が喋る言葉、なんかAIで保育がどうとかこうとか言ってるやつってあったじゃん。
そんな感じのやつ探してっていうので、生成AIが見つけてくれるんですよ。
そうなんだ!すごい世界ですね!
すごいですよ。
だからキーワードを明確に当てなくても、それはGoogleの検索でも、
例えば文字が多少文言がずれても検索できるようになりましたよね。
例えばややこしいのはコーヒーって検索するのにコーヒーは漢字なのかカタカナなのかアルファベットなのかっていうのはGoogleは吸収してくれるようになりましたけど、
なんかそんな感じのやつっていうのは検索としてはやってくれないんですけど、生成AIはそれをやってくれるんですよ。
ごめんなさい、今全然保育と関係ない話なんですけど、私よく県立図書館に行くんですね。
あそこで蔵書検索をするんですけど、あの時って本当にその言葉しかヒットさせないんですよ。
そうです。図書館の検索システムはそういうものがありますね。漢字一文字ずれたらダメなんです。
だから何が起きるかというと、よく売れた本で100万回死んだ猫がヒットしたりするんですよ。
あの本って知ってます?
知らないです。
100万回生きた猫が正しいタイトルなんです。
図書館に行って100万回死んだ猫の本がないんだけどどこにあるっていうと、
図書館師匠の人が言い間違いはこれはこれねっていうので訂正をして本を探してくれる。
よくある言い間違いっていうのを集めた福井県だったかなどこだったかな忘れましたけど、
その本が一時期ものすごく売れたのがあったんです。
それは図書館の検索システムは吸収してくれないんですけど、
生成AIは吸収してこれだよねって。
なんか昔の人が鬼を殺す奴っていう検索をすると鬼滅の刃が出てきたりするわけですよ。
怖いのかっていう、すごいのは今までの話の流れを組んで検索してくれるんですよね。
だからうわーっと話をしてくる最後のところで私が検索で使うのは、
それってどう?って聞くんです。
そうするとその話の流れの中でのぴったりした答えを出してくれるんです。
それは今までのGoogle検索でもナイツさんの言うヤホーの検索でも無理な話なんですよね。
私がよくやるのはこんな感じでこんな話って聞くんだけど、どう思う?っていう検索をするんです。
検索をするときにどう思う?っていう検索はしなかったですよね。
20年間したことがなかったんですけど。
人間同士の会話ではよくあるそれが今機械でできるようになった。
それが生成AIのすごい力ですよね。
そうするとコミュニケーションのあり方って変わっていくんですよね。
劇的に変わりますよね。
なのでちょっと先ほども本当にこれも雑談で話した、
生成AIとの新しいコミュニケーション
私の中の捉え方としては、生成AIあればもう機械ではなくて人格者としてお付き合いをさせてもらわないと、
まずその生成AIとの付き合い方は正しくない。
僕の中では上手い使い方じゃないんじゃないかなっていう感じはちょっと今持っています。
そうですね。RxJapanさんが東京、名古屋、大阪で開催されているJapan IT Week、Japan DX Weekといった展示会で、
各種いろんな専門家の方が講習会をやられるんですけど、
そこの中でマイクロソフトの方が生成AIの話をされてて、
マイクロソフトさんなのでコパイロットの宣伝というとおかしいですけど、
成果も含めてチャットGPTからジェミニからクロード、グロックだとかいろんなものを比較しながら話をされるんですけど、
そこの中で面白かったのは、生成AIを活用してる人と生成AIなんか使い物にならんっていう人の比較をやってて、
使い物にならんって言ってる人の生成AIとの会話の平均回数は1.2回なんです。
生成AIこれ便利だねって言ってる人の会話の回数は1つの問題に関しての会話の回数は5回以上なんです。
話をすればするほど使えれるようになる。
なおかつ生成AIとの付き合い方として先ほど安藤さんが言われた相談役として使う。
今までエクセルのようなもしくはワードだとかいうものであれば、これっていうふうに言ったときに100%完璧な答えが返ってくるっていうシステムに私たちは慣れすぎてるんですけど、
生成AIはそれを期待するものではなくて、100%のものを一緒になって作ってくれる仲間としてのツール。
競争ツールともに作る、想像する、想像は作る方法ですね。
競争ツールというのがAIの今のあるべき姿であり、今後AIが立つ位置としてはそうなんだろうな。
そういうふうに使い始めると本当に便利なんですよね。
本当に機械と対話してるんですけど、別視点から新しい資産をくれるっていうか。
そうなんです。その資産の元になるものはインターネット上の情報なので、たどり着いていくと人間の情報なんですよね。
もう何万人何億人の人間の情報を一緒になって使って考えてくれるっていう。
そういう意味では人とITの共存のルールっていうのはそういったところにも見え出していけれるんじゃないのかな。
AIに全部任せるっていうことではなくて、全部任せてAIが暴走して人間の存在を脅かすっていうのではなくて、
AIと人間の共同作業で今まで人間だけではできなかった領域まで人間がたどり着けるようになるための踏み台。
例えば何て言うんですかね。人間の足だけでは名古屋東京間を日帰りなんていうのはとてもできなかったのを新幹線を使うことで平気でできるようになった。
北海道ですら今日帰りでダイヤさえ便さえあれば平気で行くっていうそういうものと同じじゃないのかな。
だからといって新幹線飛行機が人間を乗せて勝手に強制的に運ぶものじゃないですよね。
共存をしていくっていうところが全てを任せて、だからAIは言ってることが間違ってるから信用ならんっていうのではなくて、
共存をしていって一緒に作っていくっていうところが今あるべき姿であり、そこで今度は人間同士のコミュニケーションというのもそれに基づいた新たなステージに向かっていくのかな。
そうすると生成AIに任せられるところは徹底的に任せて人間にしかできない価値のところに人間は集中すべきじゃないか。
共存と効率化の視点
そうすると人間はそもそも機械にできない人間の根源的な価値って一体何だろうっていうところを保育も含めてなんですけど、保育は特になんですけど私の分野なので、
それ以外のところでも大事になってくるんじゃないのかな。
例えばもう生成AIと小学生中学生が会話すると英語教育なんていうのは学校の先生よりも生成AIと話した方が圧倒的に優位性は高い。
そうですね。
数学にしても歴史にしてもそうなんですよ。
ただそれでもじゃあ教員教師の存在価値ってないのかっていうとそういうわけじゃないじゃないですか。
それでも人間ということの大切さってあるよね。
だから知ってることを伝えればいいだろうっていうだけの教員はもういらなくなる。
そうですね。
というと学校の先生って大変だなっていうふうに思ったりはしますね。
そんなところがちょっと私の今までの経緯も含めてここから先また現状のところも踏まえた上での導入の実際というのをお伝えできたのかなと思っています。
今回は保育の現場にITやDXを導入したとき実際にどんな変化が起きたのかをお話ししました。
大切なのは効率化のための効率化ではなく子どもと向き合う時間を取り戻すために導入するという視点です。
次回は保育士が働きやすい縁にするためにはどのようにするべきなのかについて引き続き安藤さんとお話をしていきます。
この番組はAIとDXで保育がどのように変わっていくかこれからの保育未来の保育について語っていく番組です。
いろんな視点を踏まえながらお伝えできればいいかなと思っております。
各ポッドキャストアプリで番組の評価レビューをお待ちしております。
また番組へのご質問ご感想もお願いします。
番組公式X AIが保育園を変えるにダイレクトメールを送っていただくもしくはハッシュタグAI保育でご投稿ください。
AI保育はアルファベットのAIそれから漢字の保育にしていただけると私たちもそこを見ていこうかなと思っておりますのでどうぞよろしくお願いします。
リスナーさんとのコミュニケーションも大切にしていきたいと思っております。
皆様からのお声もぜひお聞かせください。
この番組は毎週火曜更新予定です。社会福祉法人南福祉会理事長の近藤でした。
環境アドバイザーの安藤がお送りいたしました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
30:51

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