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2025-02-27 28:20

#47 映画ブルータリストから考えるAI活用方法

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サマリー

ポッドキャストエピソードでは、映画「ブルータリスト」におけるAIの活用方法を探求しています。この映画は、ナチスの強制収容所を生き延びた架空のハンガリー人建築家をテーマにしています。AI技術が映画制作に与える影響や、それに伴う批判と議論が深まっています。映画業界におけるAIの活用が多様化しており、作品制作の効率化や表現の幅が広がる未来が期待されています。しかし、技術の進歩による業界の変化に伴う懸念事項、特に人材の減少や役割の変化についても議論されています。また、ストライキを通じたクリエイターの保護の重要性が強調されています。このエピソードでは、映画制作におけるAIの活用とその影響について考察し、映画の質を保ちながら技術の進化を取り入れることの重要性が強調されています。

ブルータリストの紹介とAI活用の背景
AIメディアMiraLab AIのたつけです。 同じくMiraLab AIの平岡です。この番組は、AIの最新動向をもとに未来を考察するポッドキャスト番組です。
それでは本日のトークテーマお願いします。 ブルータリストで、映画への正しいAI活用方法が見えた。
ブルータリストって何ですか? そうですよね。これまだ日本では公開されてない映画なんですけど、本日時点では公開されてないんですけど、配信時点で
もう公開されているのかな。ちょっとこの映画に関する話題でですね、AIの活用っていうのがすごい活発になってて、話題になっている部分があるので、
なぜ今この映画業界でAIの活用が注目されているのかとか、どういった使われ方をして、どういった批判の声とかがあるのかとか、そういうのを紹介したいなというふうに思っています。
前半は最近の映画での生成やの活用状況を紹介して、後半は映画業界におけるAIの未来予測みたいなのをしていこうかなというふうに思います。
先ほども話したようにブルータリストっていう映画がですね、公開を控えているわけなんですけども、日本では2月21日の金曜日公開ということなので、未来話の配信日ではすでに公開済みっていう感じかな。
このブルータリストっていうのはナチスの強制収容所を生き延びたハンガリー人建築家のラース・ロー・トートさんという架空の人物がいるんですけど、この方が第二次世界大戦終結後にアメリカに渡って裕福な実業家のビジネスに巻き込まれていくっていう姿を描いた作品。
ちょっと見えないですね。 そうですね、僕も映画正直あんま詳しくないんであれなんですけど、調べたところで言うとゴールデングローブ賞とかアカデミー賞とか獲得した話題作みたいですね。
今回はブルータリストのPRってことですかね。 いや違う違う、ブルータリストの回ではないんですけど。
ただこの要はアカデミー賞にノミネートされたタイミングでAIの利用が明るみになって、やっぱりちょっと物議を醸したわけですよ。
そうなんだ、AI使われてるんだ。 そうAI使われてる。で、これ今回使われた技術っていうのがウクライナのスタートアップ企業のリスピーチャーっていう会社のAI技術で、
映画俳優たちのセリフが本物のハンガリーナマリに聞こえるようにAIを使って仕上げた、リップシンクとかそっちに近い技術。
音声技術ってこと? そう音声技術。で、このリスピーチャーっていう技術自体は数年前から活用されてて、
2022年5月からディズニープラスで配信されているオビワンケノービとかマンダロリアンとかオバフェットとかそういう映画にも使用されてるらしくて、
例えばオビワンケノービとかだと亡くなったダースヴェーダーの方の声を再現してて、
でも結構誰も気づかないぐらい高品質な合成音声みたいなのができてるっていうので、もう結構2020年ぐらいから話題にはなってた。
そうなんだ そうそう、それを今回も活用したっていうことで、
あとは映画に登場する建築設計図の一部を作成するためにもAIが使用されたらしい。
この映画の編集者であるダービット・ヤンチョシさんという方は、このAIの利用についてAIを使ったって話すと業界ではすぐ物議をかもすと、
でも本来はそうあるべきじゃないと、AIが提供するツールについてもっとオープンに議論するべきだし、
これによって高速化するだけじゃないし、予算とか時間が、この映画でもAIを活用したことによってやっぱりそのプロセスが高速化したこともあるから、
予算とか時間の問題で撮影できなかったところをより作ることができた。
だからもっとここはオープンに議論するべきだっていうふうに言ってるっていう、だからたぶん隠してるわけじゃなく、ちゃんと公表したみたいなところがあるんだよね。
個人的には結構いい使い方だなっていうふうに思ってて、このヤンチョさん、ハンガリー語喋る方らしいんだけど、この方が言うにはハンガリー語ってすっごい発音が難しいんだって。
なんか言いますよね。 あ、そうなんだ、僕全然知らなかったんですけど。
だからこの主人公の方にハンガリー語で喋ってもらっても全然うまく喋れなくて、アテレコみたいな感じで声を後で入れたりとかするのも試したけど、なんかそれでもダメで。
いろんな方法をやったんだけど、もうなかなかこのハンガリー語、正確なハンガリー語で喋ることが実現できなかったんだって。
元々だったらここで諦めてとか、吹き替えでなんか違和感がある状態でリリースされたみたいな。
だった分今我々はここでAIを活用したことによって、めちゃくちゃ自然なハンガリー語で喋ることができたらしいのよ。
なるほどね。 そうそうそう。だから個人的には結構正しいAIの活用方法の使い方なんじゃないかなっていうふうに思ってる。
まあね、そのプロセスが短くなるっていうことに加えて、基本的にはね、AIってそのエンパワーメントされるものだから、
質が高いものが出てきやすくはなるってくるよね。 ただ逆に言うと、あの俳優のハンガリー語の発音ちょっと残念だよねっていうツッコミどこがなくなっちゃうっていうのも、
一つ残念、残念ポイントではないけど、なんか一つそのツッコミポイントがあると、人って他の人に話しやすかったりするから。
ああでも確かにそれはから映画見た後にカフェとか行って感想述べたりするタイミングで、
めちゃくちゃ良かったけどあのハンガリー語だけちょっと面白かったよねみたいな、余白みたいな感じだよね。
そう、余白みたいなね。なんかそういうのが全部さAIで完璧になってきちゃうと、それはそれでどうなんかなっていうのはちょっと思うけどね。
ああなるほどね。
でもこの映画の編集者の方が言ってる本筋っていうのは、どっちかっていうとそのAIを使うことが良くないよねみたいな風潮を変えたいだったりとか、
その物議じゃなくて、もっとオープンにやることでより良いものを作ろうよっていう文脈だから、すごくあの考え方的には素晴らしいなと思いますよね。
今後の映画業界におけるAIの影響
そうだよね。一方でやっぱりこのアカデミー賞、ノミネットのタイミングで物議を加盟したっていうのもあって、
アカデミー賞自体は今後そのAI利用の情報開示を義務化しようみたいな動きが今出てるみたいで、
今もう一応なんかその任意の開示フォームみたいなのを提供してて、申告したい人は申告してくださいねみたいな、使ってる人は使ってねみたいなそういう注意喚起とか呼びかけぐらいのレベルらしいんだけど、
これを2026年のアカデミー賞の規定ではもう義務化っていうのを視野に入れて、今競技中みたいなことを言ってるから。
なるほどね。
もしかしたら今後はもうAIを使ってる場合には、どの映画がどれぐらいの活用の仕方をしてるのかみたいなのがオープンになるかもしれない。
でも実際それぐらいここ最近、映画でのAI活用って盛んになってて、同じようなリップシンク系の技術だと、
フローレスAI社ってとこが出してるシネマティックリップシンシングっていう技術があるらしいんだけど、これは映画のセリフの差し替えとかに利用されてて、
俳優のこの口の動きを別言語の音声に合わせて口の動きを滑らかに変えてくれたりするのよ。
リップシンクだね。 そう本当のリップシンク。だから吹き替えだとその吹き替えの現地の言葉に合わせて口の動きを変えたりとか、
アメリカではいわゆるそのFワードみたいな過激な言葉があるじゃん。それをマイルドな表現に変えることによってR指定のレイティングを下げて広い観客層に届けられるようにみたいな試みもしてるらしいのよ。
つまり元々Fワードで使えないようなところをリップシンクでちょっとマイルドに変えてまた出し直せるみたいなイメージ。
そう出し直せるみたいなイメージ。具体的な作品名で言うと、2022年に出たフォールっていう映画がこれをやったらしいんだけど。
そうなんだ。
そうそうそう。元々Fワード使われてるところをこのリップシンクの技術で変えたみたいな。これでも2022年の話じゃん。
さっきのリースピーチャーっていうのも2022年のディズニープラスの時から使われてる技術で、それが今アカデミー賞を受賞したような作品で普通に使われてたってことを考えると、
今回のこのフローレスAIの今話したスネマティックリップシンシングとかもこれから出てくるような映画で当たり前のように使われてる可能性は全然あるよねっていう感じ。
で、他にも結構面白い技術が最近の映画とか使われてて、これはですねCGIとかVFXみたいな視覚効果。
わかりやすく言うと特撮とかのワイヤーを後で消したりとかするみたいなそういう技術に近い。
なるほどね。
そう映像編集みたいな感じ。
アクションシーンとかでぶら下がってるワイヤーとかを消すとかってこと?
そうそうそう、そういうのが原点の技術みたいなんだけど、これで今使われているのが俳優の顔を若返らせるデエイジングとか、別人の顔に差し替えるフェイススワップとか、こういった技術がAIで活用されてて。
で、ロバート・デメッキス監督の映画ヒアっていう作品があるんですけど、これはですねフォレスト・ガンプのキャストスタッフがお送りしている作品らしくて、有名な。
アメリカでは2024年に公開されてるんですけど、日本ではですね、日夜時を越えてというタイトルで、2025年4月4日公開予定の映画なんで、これも本当だから最近まだ日本では公開されてなくて、公開を控えている作品。
この作品は地球上にある、ある地点にカメラを固定して、定点カメラでそこの時代がこう流れていくのを追いかけていくっていうストーリーみたいで。
面白そう。
面白そうでしょ。で、これ俳優のトム・ハンクスとロビン・ライトの顔をAIでリアルタイムに変化させて、10代から70代までを一人で演じ切ることに成功した作品らしい。
ああ、なるほどね。これつまりさ、今までって人変えたりとか、特殊メイクしたりとかでやってきた。
そうそうそうそう。これね、どれくらいコスト削減したかっていうところにもひも付いてくるんだけど、従来の手法だとハリソン・フォードの若返りを行ったインディー・ジョーンズと運命のダイヤルって2023年の映画なんだけど、
これは100名以上のアーティストが3年かけて作業したっていうふうにこじられてるのよ。
マジ?
そうだからこの3年がね、さすがにたぶんワンシーン撮る化粧を3年かけてやったわけじゃないと思うけど、
たぶんいろんな人が計画してたぶんスケジュール組んでとかってたぶんものすごい長い構想を経てその若返りのやり方とかを考えてっていうふうにやったんだと思う。
そうだよね、だって映画ってさ、結構最後から撮ったりとかさ、途中だけ撮ったりとかさ、そのシーンごととか場所とかすごい大変なんだよね、スケジュール組むのね。
そうだね、髪型とかを逆算して撮ったりとかしたりとかするみたいなのもあるしね。
膨大な計画でそれに対してやっていくっていう作業が全部なくなったわけだなって。
そうそうそうそうそう。
すごいねそれは。
そう。これがですね、メタフィジック社っていうところが出してるAI技術を使ってるみたいで、
大量の俳優の過去映像の顔データを機械学習して、それでリアルタイムでシーンに合う年齢ごとの顔に瞬時に変化したり動きを通してしたりとかができるようになったということで。
確かにすごいですね。
そう、だからそう考えると今まで表現できなかったものとか、コスト的にも本当はこれやりたいけどちょっと現実的じゃないみたいなのが可能になるから、やっぱり映画のクオリティとしてはやっぱり上がるんじゃないかなと思うよね。
そうですね。シンプルに少ない期間で少ない予算でより良いものが作れるようになるっていうのは間違いないね。
そう、やっぱ表現の幅も広がるなって思ったのは、例えば有名アニメーションのサウスパークっていう海外のアニメがあるんですけど、
これの制作者が立ち上げたディープブーズっていうスタジオがあって、ここは生成AIを使ったディープフェイク映像で注目されたところなのよ。
で、この高品質なディープフェイクはやっぱりその顔を若返らせたりとかっていうのに活用されてて、それで結構多数のオファーとかが来てるらしいんだけど、
これも2024年2月にビリー・ジョエルが17年ぶりに新作のターン・ザ・ライツ・パックオンっていう曲をリリースしたんだけど、
これが75歳になったビリー・ジョエルが静かにピアノを演奏して歌い始めたところから始まるのよ。
そうすると映像がデビューしたぐらいに若い昔の映像に切り替わるのよ。
で、そっから徐々に徐々に年齢を重ねていって、元の歌い始めた時の現在の姿に戻るみたいな、そういう演出なんだけど、
これをこのディープブードゥっていうところが出してるディープフェイクを使って演出をしてるっていう。
なるほどね そうそう。
AIの多彩な活用
これも今までだったらさ、本当に昔の映像を使うしかなかったものを演奏してるっていう、そのこの姿のまま顔だけ変えたりとかができるわけじゃん。
だからやっぱ表現の幅めっちゃ広がってるなーっていうさ。 そうですね本当に。
結構顔を変えたりとか声を変えたりとか口の動きを合わせたりとか、そういうところに最近は結構AIの技術が使われてるなっていうイメージですね。
なるほどね ここまでで映画業界ではこれだけね、多彩なAIの活用例っていうのが出てきたので、
これを踏まえてですね、後半ではどんな未来が考えられるのかっていうのを話しに行こうかなというふうに思います。
はい ここでオムロンエキスパートエンジニアリングからのお知らせです。
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以上、オムロンエキスパートエンジニアリングからのお知らせでした。
今回のですねトークテーマが、ブルータリストで映画への正しいAI活用方法が見えたということで、何のこっちゃということなんですけど、これは僕が思ったことというのが、
まあやっぱさっきも何回か話してるんですけど、今後はAIがないと表現できなかったところにAIが活用されていくっていうことで、当たり前の話したんだけど、時間とかコストが削減される分、その分面白いものが見れるよみたいな流れになってくれると嬉しいなみたいな。
だからなんていうのかな、人が仕事がなくなっちゃうとか、人が必要なくなるとか、なんかそういうネガティブな話ではなくて、映画としての厚みが増すとか、やっぱりそのAI活用することによって面白くなったよねみたいな。
なんかそういう未来になってほしいなっていう、これはまあこういうふうになるよとかってそういう話じゃないんだけど、まあそういう方向に進んでほしいなっていうふうに個人的な感想ですねこれは。
でもさっきのそのブルータリストの部分とかでも、結構最近はそういう文脈でAI活用しましょうよが増えたようなっていうふうな気がしてて。
さっきの話を聞くと、普通の日本でも業務効率化しましょう、でAIを活用しましょうみたいな文脈とあんまり変わんないんじゃないかなと。
結局今まで人力出やしたところをAIやったら一瞬でできるじゃん。じゃあこの分のコストを他に回せるんだよとか、今かけてるところを違うところにリソースを避けるようになるっていう考え方だと思うから。
効率化による制作の変化
結局まあ同じかなって感じするんですよね。 なるほどね、確かにそう言われてるのはそうかもしれないね。
だからまあ人員削減になるとこももちろんあるだろうし、そうじゃないとこももちろん出てくるとは思うんですけど、本当にこれまでとは全く違った仕事になっていくのは間違いないかなって気はしますよね。
そうだね、結局効率化とか予算削減した結果それが別のところに回ってくるっていう考え方は確かにあると思うんだけど、
進め方の部分で効率化して予算削減してみたいな、その文脈だけで進めると反発が出てきちゃうかなっていうのは感じるから、もっといいものができるんですよの文脈でやっぱり広めてった方がいいよなっていう感じはありますね。
そうですね、大前提としてそこがあった上でやるんだよっていう、目的はその予算削減じゃないよっていうところですね。
そう、例えばねそのアニメーション映画とかになってくると正直もう結構完全AIみたいなのが実現しかけてるところもあって、
これ最近あの弊社でも取り上げたニュースなんですけど、AI映画制作が大幅短縮、AIメーションスタジオズは4人で8週間にまで効率化っていうニュースで、これ何かっていうと
Where the Robots GrowっていうAIを活用した映画が2024年10月に公開されてるんですけど、これがですねわずか9人のチームで90日間の短期間で制作されたということで、この時点でも結構すごいなっていう話なんですけど。
これまあまあ普通の長尺の映画なんですけど、 そうそう、1時間半くらいだったかな確か。
現在ではこれと同じ規模の映画を4人のチームで8週間、約56日間で制作が可能になったということで、9人で90日が4人で56日、めちゃくちゃ短縮されてるよね。
いやめちゃめちゃ短縮されてるし、正直驚きが隠せないよね、これは。
すごいよね。しかもさらにこのスタジオはですね、なんと25本のAI映画を今同時進行で開発中ということで。
そうなんですよね。
だからもうものすごい数の映画を作れる。だから確かにこれもさっき平が言ったみたいに、効率化して予算削減したからこそいっぱい面白い映画作れるよっていう風になってるじゃん。
だけどやっぱりどうしてもこの予算削減して人数が減ったところに注目しがちだから、やっぱりそこにばっかり目を向けるとアニメーターがどんどん減ってってるみたいなネガティブな印象を受けられないなって気はするよね。
確かに。だからメディアもさ、伝え方がどうしてもここの方がインパクトあるし、みんなが注目しちゃうからこういう言い方しちゃうけど、本来の目的ってそこじゃないんだよっていうのは制作者側がもっとなんか言った方がいいかもしれない。
ちょっと我々もこのニュース扱っておいてなんだけど、こうやってポッドキャスターで話すと、なんかこの伝え方って本質じゃないなってちょっと気づくところもあったね。
日本でも映像の中で直接的にAIを活用するっていう例だと一応あって、2023年1月の作品なんだけど、これネットフリックスとウィットスタジオ、スパイファミリーとかの会社が制作した短編アニメの犬と少年っていう作品では全カット背景画を画像生成アイディアで作成したらしいのよ。
知らないだけであるのかもしれないけど、日本では結構AI活用して映画作りましたみたいなのはまだちょっとないかなっていう感じ。ちょっと気づいてないだけなのかもしれないけど有名作品では見当たらなかった。
探してみたらまあ小規模な感じでは一応あって、タイトルがねジェネレイドスコープっていう2025年に劇場で公開予定の3つのストーリーを映像音声音楽全て生成アイディアで制作したオムニバス映画、3本立ての映画。これが2025年に公開予定みたいなんですけど。
ちょっとね自主制作なのかこれからガンガンガンガンPRされまくるような規模感の映画なのかがちょっと見た感じわかんなくて、なんともどうなんだろうなって感じ。
なるほどね。 だからちょっとアニメーション映画と人が出演する映画は別で考えたほうがいいのかなっていうふうに思って。
まあアニメ系はねやっぱりそのアニメーターがAIに代替されるかもみたいな問題はあると思うんだけど、どちらかっていうと一人で作品が作れてしまうみたいな。一人監督一人アニメみたいな。どちらかというとそういう文脈で広がってくるような気がするなっていうふうな感じ。
確かにね。 いっぱい増えていきそうですよね。 そうそうそうそうそう。だからちょっとやっぱその人が出る映画とアニメーション映画というのはちょっと違うあれで考えたほうがいいかなと思ってて。
人が出演する映画ってところに絞るとやっぱ今後残ってくのは監督とか脚本の部分なんじゃないかなっていうふうに個人的には思ってて。これはやっぱストライキの影響が大きいんじゃないかなっていうのがあるよね。
去年ねありましたねストライキね。 そうそうまあ今年かしちゃったから一昨年。脚本への生成への使用っていうので2023年5月に脚本家側がストライキを起こして約5ヶ月にわたってストが続いて
で2023年9月に脚本家側の要望にそういうような契約が締結されたのよ。これ内容で言うとAIを使って脚本やと書きを書くあるいは書き直すことができない。脚本家に渡された資料がAIによって作成されたものである場合はその事実をスタジオが開示することを保障する。
あとはAIの学習用に脚本家の許可なく自分の台本を使用できないようにっていう方法。あとは脚本家が自身の仕事においてAIを使用できることも明記されたと。
ああじゃあ叩きを作るとか使用することはいいけどそれだけで作ったものはダメだよみたいな感じだね。
クリエイター保護の重要性
そうそう。だから脚本家の仕事は奪うなよ。でも脚本家AI活用するからなみたいなそういう感じのルール。同時に俳優側とスタジオでもストライキが別で起きてるのよ。
こっちは賃金の話が多かったんだけどAIのところで言うとAIの使用に関しては俳優の生死に関わらず事前の同意と公正な報酬を要求するっていう保護措置。
生死に関わらずっていうのがちょっとミソですね。
そうだね要は亡くなった後もその俳優をAIで生成して演じ続けさせるってことができる今時代になってきてるじゃん。そこだよね。
前半ではダースウェーダーの声の人を使ってるわけだもんね。それは平気だったのかね。
さすがにねそこまで全部公表されてないからわかんないけど。
なるほどね。
要は役者の姿とか声を勝手に使わないでね。使う場合は許可取ってでお金ちょうだいよっていう。まあわかりやすいという当たり前な形ではあるんだけど。
だからやっぱなんか今のその映画へのAIの活用具合を見るとやっぱあのタイミングでストライキが起きたのはすごい良いタイミングだったなっていうふうに感じが。
早いっすよね。
早いね。だからもう今ねその辺の技術使いは人間が出演しない作品を完全にAIで作るみたいな。作ろうと思えばできるじゃん。
できますね。
その流れに多分もうなっててもおかしくなかったんだけど、やっぱこのストライキがあったおかげでそこが担保されてて、今までのベースの映画の中でAIを使ってより良いものに作ろうっていう流れになったのは結構ちゃんとこのストライキが効いてるような気がするなっていう。
そうですね。
気がしてますね。
今だったらね普通にその人が出ます、ディープフェイクかけて俳優になりきって、であの声とかも全部さ投与できちゃうわけじゃん。
ああそうだね。
ちょっと違和感不自然さはあるかもしれないけど、本当に一人出演一人映画でもできちゃうよね感じはしますね。
それをねこのストライキでやっぱりそうはさせないよっていうふうに事前にこう釘を打っといたっていうのが、まあやっぱさすがだなというか流れが分かってたんだなっていう感じですね。
AIと映画制作の未来
だから今後はやっぱり今までのベースに最新技術が乗ってくるみたいな感じで、だから例えばその和菓子職人とかが最新マシンを導入して大量生産はできる。
でも最後にこう1本ずつ手仕上げみたいなのがあるから、そのお店の味みたいな感じでオリジナルみたいな評価され方するじゃん。
なんかそういう感じでAIを活用してすごい削減していろんなものをやるんだけど、やっぱり最後その脚本家とか監督の方のやっぱり味付けがちょっと乗ってる人間味が残っているものみたいな、なんかそういう方向性に今後はなるんじゃないのかなみたいな感じですね。
だからどちらにしてもどの映画も全部あの今年公開なんで、今年僕あのエンタメに触れるっていうのを目標にしてるんで。
ああなるほど。
ちょっとこの辺はねAIとも絡んでるし、ちょっと積極的に映画見に行こうかな。
いいですね映画。映画館で映画見ることもう少なくなっちゃった。
そうちょっと減ったよね。若い時はねデートといえばことあるごとに映画かなみたいなのがあったけど、もうないからね最近。
そうですね。じゃあこれからのAI協会どうなっていくのかっていうお話でしたけども。
まあまとめると?
まあまとめると今までみたいに完全にAIに置き換わるっていう方向ではなくて、既存の映画のまま細かい技術だったりとか、ものすごい予算がかかったところがAIで圧縮されるようなイメージですね。
その分質の高い映画がもっと出てくるよっていうところで、これからの映画も楽しみだな感じですね。
ポッドキャスト制作の重要性
そうなんですね。
それではエンディングでございます。
そうですね。僕個人的に今日の話聞いて、自分たちでポッドキャストをこうやってやってるじゃないですか。
で実際にそのリスナーの方がどこで離脱してるかとか、いろいろ数字も見れるじゃないですか。
っていうことをやっていく中で何が一番大事なんだろう。作品とかコンテンツを作る上で何が一番大切なんだろうなっていうのは最近すごく感じたことがあって、やっぱ構成かなって感じません?
そうですね。感じますね。ここはもう都度反省会のたんびです。
行き着く先はやっぱ構成かなみたいなね。
そうなんですよね。だから内容ももちろん大事ですけど、やっぱその土台がまずすごくしっかりしてないと、何をその上に積み上げて崩れちゃうように、やっぱその土台が一番大事なんじゃないですか。
この映画の話で言ったら客本だと思うんですよ。それっていくとね。
だから客本はしっかり作り込むっていうのはやっぱすごく大事で、あとは技術的に難しいハードルとか3D、CG技術に関してはどっちかというとこの土台の上に乗っかっているものだから、これはもういかようにも軽くしてもらった方が確かにその方がいいよなって感じはしますよね。
そうだね。
だから人の手が入るところってその土台の部分、本当に根本的なところなんだろうなって思うから、その企画の面白さもそうだしね。コンセプトとかそういうところな気がするなって感じしますね。
そうね。やっぱ客本家のストライキが一番最初に起きたっていうのが、今我々もこうやってポッチキャストとかやるようになって、やっぱそこが根幹なんだなっていうのはようやく気づけたところではあるけど、映画業界からしたら当たり前というか、やっぱりだから客本家の部分からストライキが起きたんだっていうのを理解できるところがあるよね。
いやすごく確かにって感じだね。
そう、当時はこのニュース聞いたときは、LLMってテキスト生成だから客本家がダイレクトなのか、そんぐらいふわっと考えたけど、多分そういうことじゃないよね。
そういうことじゃない。大体もしやすいけど、されたところでみたいなところもあるよね。っていうのを感じるんでね、構成作りもっと磨いていきたいなと思いますね。
そうですね。
逆に言えばさ、僕らも絵使ってただけは作るけど、僕らのポッドキャストが面白くなるかどうかも、やっぱこの職人技じゃないけど。
そうだね、AIの活用具合と僕らの人としてのエッセンスをどこに盛り込むのかっていうバランスが大事だもんね。
めちゃめちゃコンテンツが面白くなるから、僕ら次第っていうのも当たり前なんだけど、それもね。AIでは差が出ないよね、どうしてもみんな使ってるから。
そうだね。
それでは最後に番組の感想をお待ちしています。感想は概要欄のお便りフォーム、もしくはXからハッシュタグAI未来話でぜひ投稿してください。
皆様からの感想が我々のモチベーションとなります。またお聞きのポッドキャストアプリでAI未来話の番組フォローとレビューもお待ちしています。
フォローすることで最新話の通知がきます。この番組はランキングに入る可能性が上がります。現在Appleテクノロジーランキング第13位です。応援のほどよろしくお願いします。
来週も木曜朝7時1分にお届けします。通勤通学の30分にAIの最新トレンドをキャッチアップしていきましょう。
それでは本日もありがとうございました。 ありがとうございました。
28:20

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