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2025-04-03 28:40

#52 AIでリモートワークは消滅する?ドロップインAIの衝撃

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サマリー

リモートワークの未来について考察し、AIがその働き方をどのように変えるかを討論します。特に、ドロップインAIのコンセプトが広がることで、企業の業務効率が向上し、リモートワーカーの役割が変化する可能性に言及します。このエピソードでは、AIとリモートワークの未来について深く考察し、特にドロップインAIがリモートワークに与える影響を議論します。また、AGIの達成可能性や人間らしさに関連した重要な問いにも触れています。AI技術と人間関係の深い関わりについて考察し、AIが人間のような意識や感情を持つ可能性や、リモートワークに与える影響が議論されています。

リモートワークの変化
AIメディア、MiraLab AIの平岡です。同じくMiraLab AIの辰元です。この番組は、AIの最新動向をもとに未来を考察するポッドキャスト番組です。
それでは本日のトークテーマお願いします。
AIでリモートワークは消滅する?ドロップインAIの衝撃
リモートワークが消滅するかもしれないっていうことですかね。
ほぼするかもしれないですね。
ほぼするかも。いやこれはちょっと個人的には衝撃的ですね。
結構リモートワーク推奨派というかリモートワーク好きのタイプなので、かなり興味がそそられますねこれは。
そうですよね。今リモートワークをしている人は戦々恐々としているかもしれないですね。
そうだね。
ドキッとしてる。え、マジ?ということで、ここ数年のパンデミック、コロナとかをきっかけにリモートワークってめちゃめちゃ普及したじゃないですか。
で、満員電車に乗らなくても自宅で仕事できるとか、地方からでも仕事ができるとか、
そんなこう夢の働き方みたいな。なんなら中にはこうサボってることをネタにしてyoutubeにしてる人とかも。
まあいるよね。
いるじゃないですか。そんなリモートワークすらAIに奪われるかもしれないという話がね出てるんですけども。
なるほど。
その可能性を示唆しているのは、今日の収録から8日前3月11日にアンソロピックのCEO、いわゆるクロードを開発しているダリオアモディさん。
彼のインタビューをちょっときっかけに今回の話をしたいなと思います。
彼の友達に元オープンAIの未来話でもよく出てきますが、レオポルド・アッシェンプレナーさんですね。
よく出てくる。
常連です。この常連のアッシェンプレナーさんがドロップインAIっていう言葉を提唱しているわけですよ。
まさしくこのドロップインAIという言葉が今回のリモートワークを失わせるんじゃないかみたいな話に繋がってくると。
そんな話を今回はしたいと思います。
ダリオ・アモディの視点
なるほど。
ではまず登場人物の一人である超重要人物のこのダリオさん。クロードのCEOですね。
についてちょっと軽く触れてるんですけど、もともと彼ってオープンAIで働いてたんですよ。
AI研究者であってエンジニアなんですけども、2020年頃に辞めてアンソロピックを仲間と立ち上げたっていう経緯があるんですね。
なんで辞めてアンソロピックを立ち上げたっていうと、一言で言うとめちゃめちゃこのAIはリスクがあると思って辞めたんですよ。
だから彼の考え方とすればめちゃめちゃリスクがあるから安全性しっかり確保した上でAIの開発はやろうねっていう感覚なので、
割と話が飛躍しがちというかちょっとバイアスかかってるところがあるんですよね。
あーなるほどね。もうそっちりそっちりって頭が行き過ぎてるのか。
そうAIはもうマジでやばいからほんとやばいみたいな。
なるほどね。
出川みたいな感じですね。
なのでアンソロピックを立ち上げる際のキーワードは安全性とあとはスケーリング則ですね。
これをミッションビジョンとして進めてるんですけど、
大前提として彼はとにかく計算資源やモデルサイズを拡大すればAIの知能は指数関数的に上がるという仮説をめちゃめちゃ信じてるわけですよ。
1週間前もこれ言ってるんで今でもめちゃめちゃ信じてるんですよ。
なるほどね。
でもGPT4.5の回で話しましたけど、いわゆるGPT4から4.5にするときに約10倍以上突っ込んでるわけじゃないですか。
10倍以上突っ込んでるもんかかわらずそんなに性能上がらなかった。
だからスケーリング則って割と限界あるんじゃねっていう見方もあると思うんですよ。
そうね。最近結構スケーリング則限界説の方がメインというか通説になってきてるところはあるよね。
そうですよね。
だからちょっとここで乖離は出るっていう前提なんですけど、一応彼としてはそれでもスケーリング則はまだまだあると思ってるという感じなんですね。
ではその前提のもとに先ほどのドロップインAIっていう言葉をまた話していこうと思うんですけど、
要するにドロップインAIとは何かと。これは会社のワークフローをほぼ変えずにAIエージェントを雇える未来っていうことです。
それすごいね。
そうなんです。
なるほど。
この未来話でもう何度も言ってましたけど、根本から変えないと本当のAIで業務効率はできないって何度も言ってるじゃないですか。
だからワークフローを変えないってのは無理なんですよ。なんですけどワークフローをほぼ変えずにAIエージェントを雇えるっていうのがドロップインAIっていう考え方。
特になんか日本企業との相性が良さそうというか。
そうですね。
飛びつきそうな話だね。
まさしく大企業喚起みたいな感じだと思うんですけど、これをレオポルダ支援プレゼナーさんが提唱しているというような形で、
イメージとしてはちょっと想像してみて欲しいんですけど、新入社員が入社する時にやるようなオンボーディングっていうのをAI社員に対してやるんですよ。
で、スラックやチャットツールにアカウント発行して、社内用のタスク管理システムも権限付与して、とにかくオンボーディングを全部やるじゃないですか。
するとAIが人間の同僚みたいにコミュニケーションしながら仕事を回し始めるみたいな感じなんですよ。
なるほど。
だから常にいるんですよ、そこに。
要はだからもう人の社員と同列というか同じように扱えば人のような動き方しますよみたいなことだよね。
そういうことですね。
すごいねそれ。
これってある意味リモートワーカーの業務と同じじゃないですか。
なるほど確かにそういうことか。
だから社員で一度も顔を合わせたことないけど、スラックではよくチャットしてる人っているじゃないですか。
あれ人間かAIか区別つかなくなってくるんじゃないですかみたいな話なんですよ。
確かに。
しかも彼はいつチャットしてもすぐ返事くれる。
そしてすぐに仕事をしてくれる。なんなら深夜もずっと仕事してるみたいな。
寝なくて大丈夫ですかみたいな。全然大丈夫ですみたいなものがドロップインAIです。
なるほどね。確かにこれはリモートワーク証明するね。
だから出社しなくてもPCとネット環境だけあれば完結的な仕事っていうのは一番AIが担いちゃう部分なんですよね。
確かに。
今後そのエージェントとして発展した場合っていう前提ですけどねこれは。
っていうことは組織側は何か特別な再設計しなくていいんですよ。
シンプルに今までの新設にやってたオンボーディングをAIにやるだけ。
これで人が増えると同じ効果を発揮するんですよね。
で、このドロップインAIをもうちょっと深掘って話すんですけど、
8日前にアンソロピックのCEOのダリオさんが言ったインタビューの内容をちょっと取り上げたいんですけど、
一応これどこで喋ってたかっていうとCFRっていうアメリカのシンクタンクがあって、
簡単に言うと中立的な非営利団体、研究機関の側面が強いようなところで発言してた内容なんですけど、
めちゃめちゃ刺激的だったんですよこれが。
例えばこれから半年後90%のコードはAIが書く。
スケーリング則の未来
12ヶ月後にはほぼ全部のコードを書けるようになるっていう発言だったりとか、
それこそさっき言ったリモートワークに相当する業務は全部AIが大体可能になるみたいな話もしてて、
結構その煽りじゃなくてマジで言ってるみたいな感じなんですよ。
その温度感本気だね。
そう結構温度感的にはすごかったんですけど、
特に安全のこだわりが強いわけじゃないですかダリオさんって。
なのにこんな飛躍的なことを言ってる点っていうのが興味深いなと思ってて、
普通その安全を重視する人って結構慎重になりがちじゃないですか。
でも彼の中ではもしこのスケーリング則が正しければ、
今後数年でAIは人間の想像を超えるほど強力になるっていう確信があると。
なるほど。
だからまだみんなただのチャットボットでしょとか、
ただのなんかお遊び道具でしょぐらいの感覚だけど、
2年後にはそのインパクトと危機感っていうのはみんながようやく気づくようになるみたいなことも言ってたっていう感じ。
へーなるほどね。
2年後ぐらいか。
アメリカですらみたいな話だからねこれ。
日本なんて多分もっともっとでしょ。
そうだよね。
ただ一応彼ももちろんこのスケーリング則が間違ってる可能性があるっていうことも気づいてはいて、
だからこれが思ったより成果を出さなかった場合、
結構詰まる可能性は高いから新たなブレイクスルーが必要かもとも言ってる。
なるほどね。
だから確率的には100パーではないけど70から80パーぐらいの確率でそうなるみたいな話は知るっていう感じですね。
なるほど。でもやっぱりダリオさんはスケーリング則推奨派だから70、80の確率って言ってるけど、
スケーリング則限界あるでしょって言ってる人がすると70、80はちょっと言い過ぎじゃないみたいなところがあるからバイアスがかかってるってそういうことか。
そういうことなんですよ。
それで彼のスケーリング則の前提としては、
もともとGPT-4を訓練するに要したコストっていうのはだいたい1億ドル規模って言われてるんだけど、
次世代モデルはこの数字がさらに2桁、つまり100倍上がると予想されてるのね。
実際に2025年には訓練コスト10億ドル級のモデルが登場しましたよね、4.5が。
だから2026、2077年頃には100億ドル規模の学習料、つまりGPT-4の100倍のものを突っ込むことが見通しされてるわけですよね。
だからオープンAIもそうだし、GoogleもそうだけどGPUをめちゃめちゃ大量に買ってるわけじゃないですか。
データセンターの建設もめっちゃやってるわけじゃないですか。
だから数年以内に桁違いな強力なモデルが現れるのは当たり前だよねっていうような状況。
しかも1000億ドル規模のAI開発計画すら視野に入ってて、
2027年までに現在より2オーダー、つまり100倍大きい資源を投入したAIを動かすことが十分あり得るし、
場合によっては3オーダーといって1000倍超の予算を投じた超プロジェクトも実現し得るとされてると。
アマゾンなんかは原子力発電所に隣接する1ギガワット級のデータセンターを取得したりとか、
オープンAIはスターゲートのプロジェクトをやったりとか。
ソフトバンクとの共同のやつだよね。
そうそうそう。とにかく桁外れの投資額が今入ってるわけですよ。
まあでもそうだね。
マジで桁外れ。
データセンターへのお金すごいよね今。
そうだからこれまでってそんなに投資されてなかったじゃない。今すごいじゃん。
だから今でこんななのにこんな巨額の投資したらそれは半端じゃないモデル出るよねっていう考え方なんです。
じゃああれかもうスケーリング測結構上限来てて限界だよねっていう意見も派閥としてはあるのは確かだけど、
逆に今お金が追い込まれてきてとうとうスケーリング測が日の目を浴びるところに来てるぜみたいなニュアンスで考えてるってことだよね。
そもそも前提額が違うからみたいな話なんですよ。
なるほどね。
どの企業もそれだけ突っ込んでも経済的リターンをもたらすっていう気持ちがあるから突っ込んでるわけですよね。
もっと言うとホワイトカラーの労働者って毎年得てる給料総額数十兆ドル規模とんでもない額なわけですよ。
もう仮にAIでその一部でも自動化できれば一兆ドル突っ込んでも全然ペイするじゃんみたいな話なんですよね。
実際にそのオフィスでPCに向かって行う業務の多くがAIで代行できるなら人件費の削減とか
生産向上っていうのは企業の投資額以上の価値を圧倒的に回収できるでしょうというところで
ホワイトカラーの仕事はどんどんなくなっていくと彼は言ってると。
なるほどね。
AIとリモートワークの関係
だから特にリモートワークみたいなパソコン一台で完結できるようなホワイトワーカーがダイレクトみたいなことだよね。
そうなんですよね。いわゆるAIと人間の区別がつかないんですよね。実際に。だからそういった根拠を持ってやってるということですね。
なるほどね。
とはいえここまで聞くと本当にそんなうまくいくのと思う方もいるかもしれないんですけど
もう一個ちょっと反対意見としてAAAIレポートっていうのがあるんですけど
これは25人の研究者と15名の協力者で475名のアンケートをまとめた結構大規模な報告書なんだけど
スケーリングだけでAGIに到達する可能性がありますかみたいなアンケートを取ったんですよね。
そしたら70%が可能性は低いと。具体的には76%このスケーリングだけでは難しいって言ってるみんな。
さらに77%がAGIを目指すよりも安全性や社会的影響をまず重視すべきとも言ってて
82%が仮に民間企業が作ったAGIでも公的管理が妥当と答えていると。
そういうことなんだ。
つまり一企業がAIを独占するリスクっていうのは半端じゃないよねってやっぱみんな思ってる。
でもまあこれは容易に想像するよね。
そうだね。
で先ほどのダリオさんの考えと真正面からぶつかるというと実はそうでもなくて
彼も安全性は大事ってめっちゃ言ってて。
そうね。もともとだって安全性の人だもんね。
もともと安全性の人だから。ただあまりに急速に進化すると社会システム追いつかなくて
とんでもない予想外の影響が与えるかもしれないと。だからそこも警戒している。
でも結果的にはリモートワーク全部奪うっていう可能性も認めてるみたいな感じなんですよね。
でこのレポートで一個面白かったのがこんなにみんないや無理でしょって言いつつも
じゃあAGIの開発研究は止めた方がいいですかって聞くと
いや止めなくていいって言ってるのみんな。みんな止めないで安全性と同時にやるべきだっていう答えがあるんですよね。
だからこの大規模なアンケートを取ってもやっぱり開発研究ってのは止まらないし
逆な投資も決まってるしってことを考えるとAIの性能ってやっぱり飛躍的に上がるっていうのは確実だなっていうのはやっぱり思う。
なるほどね。
だからまあいつ来るかまでは正直会議的。
彼は2026年から7年ぐらいって言ってるけどそこは30年ぐらいになるかもしれないし40年になるかもしれないしわかんないですけど
まあそういうものが来るっていうのはほぼほぼ確実なんだろうなって感じは言ってる。
なるほどね。
で彼が最後に言ってるのはAIがロジックとして理論的にそういったものが来ると到達すると
それが可能かどうかっていうのが議論の的ではないって言ってて。
なるほど。
社会がどうそれを受け入れるかが議論の的だっていう話をしてた。
なるほどね。もう来ることは当たり前なんだからどう受け入れるかの方に注力しなきゃいけないよっていうことか。
はいということは話してました。
AGIと安全性の議論
なんでこれをそのまま鵜呑みにするんであればやっぱりリモートワーカーっていうのはかなり厳しくなってくる。
しさっき言ったドロップインAIっていうものでワークフロー変えずにAIエージェントがAI社員みたいな形でどんどん入ってくるっていう可能性は
かなり高いんじゃないかなというところですね。
なるほどね。
しかもそれがまあ多分10年以内ぐらいに来る。
そうだね。もうでもやっぱね今オープン映画さもうGPT5出すのはもう数ヶ月っていうのは確実に言ってるわけじゃん。
そうですね。
でも報道で見る限りおそらく5月末ぐらい。なんかもうそれぐらいからそこまでじゃないにしてもちょっともう加速しそうな予感はちょっと感じるよね。
そうですね。なんか意外とさあ社会の変化は遅いみたいな話はするけどこと今回のAI文明に関して言うと意外とそんなことないのかなって感じもしてて。
それこそ先週のたつけのジェミニ会でもみんなが個人情報を与えることが割と資金が下がるみたいな話をするんであれば
AIと一緒に生活しているのが当たり前みたいな感覚になってくるじゃないですか。
ってなってくると社会の受け入れ方っていうのもどんどん資金が下がっていってるような気がするんですよね。
だから技術的に可能であればそれはどんどん社会に溶け込んでいくような気もしますね。
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なんかでもリモート社員がいなくなるかもしれないリモートワーカーがいなくなるかもしれないっていうので
一つちょっと思ったことがあってさ、逆にそもそもリモートワークすら導入できてない会社ってAIエージェント入れられないんじゃないの?みたいなさ
ってちょっと思ったんだよね。
そうですね。それこそ一番置き換えられにくいとこになってきますよね。
意図的にそうするのかAIを本当に入れたいって思ってるんだったら一回リモートワーク導入した方がいいよっていう逆に。
これはね、そうですよね。
これよくある話で一回全部アウトソースしてナレッジ貯めてでAI構築して業務委託全部切るみたいな動きはかなり出そうだなって僕思ってて。
そうだね。
アウトソーシングもどんどんなくなるって思ってるわけじゃない。これリモートワークの文脈と一緒だよね。
そういうことだよね。
だからあえてっていうよりかは本当にそのAI使って少ない人数でたくさん利益を作りたいと思ったら多分そういう動きはどんどん広がっていく気がするから。
今クラウドワークとかでリモートワークでじゃかじゃかやってる人は一番怖そうな気がしますね。
そうだね。ちょっとそれはあり得るかもしれないね。
そうなるとやっぱりリモートワーカーじゃない人間に残された仕事って何なのって思っちゃうよね。
そうですよね。一応彼もその話を最後にしてるのでそれだけ言って終わりにしようかなと思うんですけど。
人間であるとは何を意味するんですかみたいな質問をされたんですよ。
哲学的だね。
で彼は人間らしさを最も象徴するのは二つあると思いますって言ってて。
まず一つは他の人間たちの関係の中で葛藤しそれでも彼らに対する責任や義務を果たしてどう接するかを学び様々な困難を乗り越えていくプロセスですと言ってて。
まあ要は人間関係ってことですね。
ああなるほど人間関係を築けるのが人間だと。
なんて当たり前なことだね。
めっちゃ抽象的に言うとさ人間とは何ですか。
人間とは人間ですよ。
どうでしょうそれ。
あいだみそみたいな。人間なものみたいな感じになってますけど。
まあそうですね多くの場合は人間関係が絡んでいるからAIシステムがこの部分は助けてくれるかもしれないけど他者との関係において悩んだりとか乗り越えていくっていうのは人間存在の革新的課題として残るでしょうって言ってると。
アドラー心理学ですね。
もう一つは非常に困難なことを成し遂げようとする意志って言ってて。
これはたとえAIが私たちより優れた能力を持って人間にはできないことをやってのけたとしても本質的には変わらないと思ってますって言って。
これはね俺めっちゃ刺さりました。
どういうことだ。そんででもAIに勝ちたいみたいなそういうことなのかな。
いやじゃなくて非常に難しいってわかっててもそれを絶対に成し遂げようとする意志って人間にしか持てないんじゃないかってから言ってる。
なるほどね意志の話か。
意志の話。だからできないなと思ってもさめっちゃ頑張ろうとするじゃん人間って。
それって人間ならではの本質なんじゃないっていう。
なるほどね。
だからここまで発展してきたわけだし歴史的にね。
AIも作れたわけじゃないですか。だって実際にねAIも何年もクソな研究って言われ続けてきてようやく成就したみたいなところじゃないですか。
それって非常に困難なことを成し遂げようとした意志たちの集合体が今の社会を作ってるわけだから。
できるできないじゃなくてできるためにはどうしたらいいかなっていう考える力ってやっぱ人間にしかできないこと。
人間らしさと人間関係
だからそういう精神性こそがめちゃめちゃ大事になってくるんじゃないみたいな話をしてる。
それホワイトワーカーの仕事になんか行きなそうなものだねなんか。
だから彼は多分諦めてますもん。
まあそういうことだろうから。
だってねこれだけまあ安全性とか言ってるけどまあそれでもリモートワーカーっていうのは多分なくなるだろうねみたいな。
すごいね適当に言うとそういうことじゃない。
リモートワーカーって言ってるけど正直ホワイトワーカーってことなのかなみたいなことだよね。
そう大きく言うとホワイトワーカーだけどその中でもリモートワーカーっていうのが最も代替されていくでしょうと。
そうなるとホワイトワーカーでリモートワークできないような仕事の人って今の時代結構限られるよね。
だから社内に行って人間関係を構築することって人じゃないとできないじゃん。
ああなるほどねだから人間関係構築しとけよってことか。
そういうことなんですよ。だからコミュニケーションだったりとか葛藤したりとか嫌だなと思いながらもちゃんと向き合うっていうのが今後はもっと大事になるよって言ってる。
だからそこから正直ほら逃げ続けちゃった人っていっぱいいると思うんですよ。
だからリモートワークって本当楽園みたいな人と話さなくていいって思ったと思うんだけど今後AI時代そんなことは言ってられなくなるかもよっていうような話ですね。
なるほどね。
これはたつけさん誘ったんじゃないですか。
そうね考えさせられるね。僕はもうまさしくずっと大学生ぐらいの時から家でパソコン一台で何かすることがしたいってずっと思ってて
やっぱそれはもう僕は人間関係が苦手っていうのからすべて来てる。
会社員時代もちゃんと会社行ってたけどやっぱ最終的に会社辞めて独立しようって思った背景にはやっぱ在宅で家で一人で仕事するみたいなやっぱそういう環境を手に入れたいっていう
意志があって。でちょうどねコロナの時期に僕そういうちょっと総務とか上室周りの仕事やってた時期があって
会社のメンバーのそのリモートワークをする基盤作りとかを僕が設計していろいろ手伝ってこれでみんなリモートワークできますっていうことを最後やって退社して独立したんだけど
だからリモートワークを手に入れるために会社を独立した瞬間に僕が働いてた会社のメンバーが全員リモートワークになるっていう
なるほどね。
そう言った頃は何だったんだみたいな。
そうですね。
っていうのもあったけど、だからそういう風に僕はリモートワークにそういう憧れがあって、けどやっぱそれはさっきヒラが言ったみたいにやっぱ人間関係から悪ければ逃げ続けてきた。
個人的にはその環境を手に入れるために強い意志のもと頑張ってきたっていうところもある。
けどもでもやっぱりそういうところから逃げてきたっていう側面ももちろんある。だからちょっと非常に感慨させられる話でしたねこれは。
だから人間なんだから人間関係に悩みなさいみたいな話じゃないですかこれって。
だからそうじゃない道も探してきたわけだし、とはいえまたそこに向き合わないといけないのかと思うとしんどいし。
人間関係の本質
だってね会社の退職理由みたいなの並べるとさ、なんかいろいろ書いてあるけど要はそうくっくりしたら人間関係じゃないのみたいなもんばっかじゃん。
基本はね、アドラー心理学の話ちょっとさっき話はしないですけど言葉を出しましたけど、
アドラー心理学も結局根本って人間の悩みの100%人間関係って言ってるわけですから、
人間関係ってね一番本質的な問題だと思うんですよ人間の。
だからやっぱそことを向き合えた人はすごく強いよねというのは間違いないと思う。
でもね前にさ、我々の配信でもさ、マインクラフトの環境でAIエージェントが独自の文化を築いたみたいな話紹介したじゃん。
それをAIエージェントが人間関係のようなものを築いて、この人が何々誘われたからどこどこに行って何々の企画を手伝ってみたいなことをエージェントが動いてやったみたいな。
はいはいはい。
人間関係を取られたらどうなっちゃうのみたいなそういう心配も感じるよね。
これごめんなさいちょっとエンディングで話そうと思ったんですけど、このままエンディングとして話しますね。
今回のリモートワーカーがなくなるよって話と文脈違ったんで話せなかったんですけど、
アンソロフィックのCEOは、もし人間の脳と非常によく似た規模と構造を持つシステムを作っているなどだとしたら、
機能主義的な観点からそこに意識や経験のようなものが芽生える可能性は否定できないって言ってるんですよ。
なるほど。
だからさ結構前の回でさLLMに意識は宿るのかみたいな話を取りやすかったじゃないですか、
まさにあの話をね知ってて彼は否定できないって言ってるんですよ。
なるほど。
ある意味アヒルのように鳴いてアヒルのように歩くならそれはアヒルかもしれない。
つまりAIが人間のように見えて人間のようなことをしてたらそれは人間かもしれないよねみたいな。
だから似たような認知能力を示すなら彼らが何かしらの経験を持っているのではないかっていう問いは今後は真剣に考えてもいいんじゃないかと言ってて、
さらにそうなってくると彼らの内面的な苦痛とか不満はあり得るのかっていう疑問が出てくるわけ。
で実際にアンソロピックが試そうとしていることの一つとして、
デプロイされたモデルに自分からこの仕事はやめたいボタンを押せる選択肢を与えるのを実験的にやろうとするらしくて、
もしモデルがこのボタンをめちゃめちゃ押してきたら本当に嫌がってるかもしれない。
もうそれ人間だよ。
そういうステップができるわけじゃないですか。
だといって絶対に意識があるとは言えないし、まだまだ後継無当だけど少なくてもそこに注意を向ける試みは始める意味はあるんじゃないかって言ってて、
そういう試みをやっていくらしいです。
危険性のことを言って独立した人なのにそこの実験に手をつけるっていうのはある意味開発者の鏡というか、
やっぱりちゃんと理解しなきゃ抑え込めないみたいなそういう発想なのかな。
そういうことじゃないですかね。
結構そこ禁断の扉だよねそこの領域って。
でもさもうこの仕事はもうやりたくないですボタンを設置してさめちゃめちゃそれを押されたらさちょっと怖いよね。
怖いしなんかさ変な情報出てきちゃうよね。なんかかわいそうじゃないこれやらせるのみたいなさ。
でもやっぱそこでかわいそうじゃないって感じでっていう対話が生まれた時点でもうそれって人間関係だよね。
そうね。
だからもうこれはさほんと哲学的な意識とは何かの話になっちゃうからちょっと広くなりすぎるけど、
やっぱでも過去の経験と相手のことを考えていろんなものを推測した結果これはイエスかノーかって判断するわけじゃん。
それってもう意思だよねみたいなさ捉え方もできるわけだから。
そうですね。
ちょっとねリモートワーカーがいなくなるっていう話からなんかもう。
意識。
AI認識がやめろみたいなちょっと飛躍しちゃったけど。
まあでもその人間関係だけどAI関係っていうとも出てくる可能性もあるからやっぱりその人としての関係性をどう構築していくかっていうのはやっぱり突き詰めていった方がいいだろうなって感じはしますよね。
AIの意識とリモートワーク
じゃあリモートワークしている人もその仕事は大切な仕事なので大事にしつつもリモートワークじゃないところで自分がどういう力発揮できるのかっていうのは考えていった方がいいねこれからは。
そうですね。
ということで長々ありがとうございましたということで、それでは番組の感想をお待ちしています。
感想はXでハッシュタグAI未来話でぜひ投稿してください。
スポティファイのコメント機能や概要欄に記載のお便りフォームからもお待ちしています。
またお聞きのポッドキャストアプリでAI未来話の番組フォローとレビューもお待ちしています。
現在Apple Technologyランキングで15位前後です。応援のほどよろしくお願いします。
来週も木曜朝7時1分にお届けします。
通勤通学の30分にAIの最新トレンドをキャッチアップしていきましょう。
それでは本日もありがとうございました。
ありがとうございました。
28:40

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