赤ちゃんの言葉の学習の始まり
あいだラジオ by NPO法人あいだ
この番組は、社会の貧困や若者の自立に焦点を当てて活動する
NPO法人あいだがお送りする、世の中の社会貢献を支援するラジオ番組です。
自立援助フォーム、中高生の学習支援、子ども食堂を運営する
NPO法人あいだがお送りいたします。
あいだラジオ by NPO法人あいだ
はい、というわけで、この間、ちょっと前にですね、
奥野さんが、あやかさんにお子さんが生まれたということで、
子どもの真理というか、子どもの発育に通ずるような話をしていただいたんですが、
なかなか評判が良くて、結構ね、スポティファイとかのアプリでも
インプレッション率が上がるんですよ。
そうなんだ。
子どものテーマ。
いいねに踊らされてる人みたいになるね。
踊らされていきましょう。大事ですから。
踊っていきましょうね。
奥野さん専門家だから、こういう話聞くのは面白いので、
ということで今日も持ってきました。
赤ちゃんの言葉の学習、こちらをテーマに。
ありがとうございます。
そうだね。僕の中ではまだ、あやかさんご出産記念祝いと、
トーマスご子息、もうすぐ1周年記念番組。
本当です。
アニバーサリーもうすぐなんですよ。
もう喋り始めるでしょ。
喋り、まあまあとかパーパーぐらいは。
言ってるかな?言ってないかな?ぐらい。
言ってるかな?
かわいいっす。すげえかわいいっす。
いいよね。
赤ちゃんってすごい。
赤ちゃんすごいね。
赤ちゃんすごい。もうさ、しょっちゅう熱出してさ、
保育園預ける予定が預けられなくなって、
仕事できんみたいな人もしょっちゅうなんですけど、
でもやっぱりかわいさが勝つ。
赤ちゃんってすごい。
いいね。
赤ちゃんの言語学習ね、面白いんだよね。
見てるとこれからどんどん面白いよ。
めっちゃ興味ある話題。
ちなみに言っとくと、僕はむちゃくちゃそこが専門家ではないので、
これきっかけで、興味持ったら本読んでみてみたいなのは思いますね。
どんな本読んでいいかもうわかんないので、きっかけは欲しい。
そうだよね。
別に赤ちゃん発達言葉とかで調べたらいっぱい出てくるからさ。
そうですね、まずはですね、
コミュニケーションの重要性
いろいろ面白いことあるんだけど、
きっかけとして、取っ掛かりとして、
よく聞き流してたら英語がしゃべれるようになります教材あるじゃないですか。
スピードラーニングみたいな。
スピードラーニングみたいな。
僕が知っている話でいくと、
赤ちゃんに、
外国語だけど、母語じゃない言葉もそうなんだけど、
赤ちゃんはすべての音を聞き分けられるから、
その頃に聞かせとけば聞き分ける能力が発達、
保ったまま大人になりますってみたいな話。
あれどこまで本当なの?みたいなのをやっぱり思う。
実際に試した人がいるらしくて、
赤ちゃんに、母語ではない言葉でなんだけど、
実際その言葉を聞かせなかった赤ちゃん。
テレビだけ見せてた赤ちゃん。
もうちょっと段階がいろいろあって、実際会話してた。
その話者、例えば日本人がこうやってて、
中国語喋っている人と生活させてたっていう赤ちゃんを比べたら、
テレビで中国語をよくよく見てた人たちは、
特に映像がない場合、
音だけ聞いてた場合、
その能力が全然他の人と変わらなかった。
聞いてないのと一緒だった。
聞くだけじゃやっぱりダメなんだ。
っていうかもしれないっていう形になっちゃった。
で、唯一きちんとしてたのは、
話しかけられてた人。
身近に、その言語でコミュニケーションを取ってる人がいた人。
コミュニケーションをする人がいて、
かつその人たちは自分に話しかけてた人たち。
大人の中国人同士が喋ってるのを外で見てたっていう人たちも、
その能力が、
そのっていうのはつまり、
日本語にない、母語にない音を聞き分ける能力っていうのは、
他の人たちと同じ速度でなくなってた。
だから話しかけてくれるかどうかとか、
自分に話しかけてくれるかどうか、
それが一番効果ある。
すげえ、興味深い話、それは。
だから、母語も、母語はね、話しかけないっていうのはもともと難しいけど、
話しかけてあげるとか、自分にこう、自分に向いてんだぞっていうのがあるほど、
それが保たれるし、
自分に向いてるんだぞっていうのがあるほど、
それが保たれるし、
あとやっぱね、これは自分に向いてんだっていうのがわかりやすいほどいいよね。
教育方法の実際
ほうほうほうほう。わかりやすいほどいい。
要はさ、そんな難しいこと言ってないの。目が合うとかさ。
ああ、なるほどね。
目が合うもそうだし、
やっぱりさ、こう、どっか違うとこ向いて喋ったりとか、
誰に向いて喋ってるかわかんないときあるじゃん。
あるあるある。
大人だって、あ、もう僕に向かって話してるのか、この人はみたいな。
返事しちゃったけど、あ、俺じゃないんだみたいな。
そういうこともあるしね。
あるある。
だから、それがわかりやすいほうがやっぱり良いから、
はいはい。
あのー、
あ、これは僕に話しかけられてるんだな、大人なんだなっていうのがわかるほうがいいんだよね。
なるほどね。
ってことは、いっぱい話しかけてったほうがいいし、
そう、いっぱい話しかけてたほうがいい。
大人になって英語を学ぼうと思ってただ聞いてるだけじゃダメだってことですね。
そうですね。
なるほどね。
だからやっぱね、あのー、僕ほらちょっと英語できるんですよ。
ほらとか言ってたら知らんけど。
え、でもね、あれでしょ?海外のあれ言ってたんでしょ?大学。
英語ね、僕よく自分ができるようになってるのはね、
英語の授業は、
あの、英語の授業は、
文法の授業とかあったんだけど、
はいはい。
で、それはね、先生がものすごいよかったからすごいよかったんだけど、
やっぱり英語でね、算数やらされたりとかね。
ああ、はあはあはあ。
英語でね、理科とか社会とかやらされたりとかね。
うん。
それがすごいね、あの英語能力の向上に役に立ったな。
だから自分にとって、こう、何か危機が訪れてないとさ、
確かに。
できないみたいにならない。
確かに確かに確かに。
これが読めなかったら、お前の算数の成績がゼロだぞみたいになって始めてできなかった。
もう大前提の前提の前提ぐらいのところに英語を持ってきたことで、
英語を覚えたってことですね。
そう、赤ちゃんの言語学習も、だからこれじゃないと死ぬから。
ああ、はいはいはい。
必死で覚えるわけですよ。
なるほど。
そう。
だからこれはあなたに大事なんだぞって、
大事なんだぞって別にそんな脅しじゃなくていいんだけど、
うんうん。
じゃあ楽しいよーっていうことをね、本当のことだよーっていうのが、
なるほどね。
一番大事だもんね。
じゃあトーマスって、こんなトーマスJトーマスって言ってますけど、
英語も全く喋れないんですよ。
そうなんですね。
子供に英語を学ばせようと思ったら、
子供と一緒にトーマスも英語を喋れるようになろうぐらいの覚悟で、
一緒に英語を学んでいくとかしないといけないってことですね。
いや、そんなのすぐに置いてかれますよ。
すぐに置いてかれるんですか。
絶対すぐに置いてかれます。
そうしたらもう就名します、トーマスJトーマスを。
いや、そうですね。
歌舞伎役者じゃないから。
就名します。
そうですね。
へー。
あとはね、言語学習はね、
面白いのはさ、
これはうちの子ね、
今10歳とか7歳とかですけど、
僕が一番最初に教え込んだのは、
これ何?っていうセリフなの。
へー。
なんか物を指差して、
これ何?って言わせる。
そうすると大人はそれを無視できないから。
確かに。
名前を教えるんですよ。
それでね、めきめき語彙が増える。
へー。
そこさ、これ何?を教え込む、
どうやって教え込むんですか。
え、どうかわかんない。
これ何?って、
別に真似させるだけ。
へー。
これ何?って。
ちなみに、
あのね、
アイヌの言葉を調査しに行かないと、
言葉を調査しに行かなきゃいけなかった江戸時代の役人、
つまりお侍さんがいたんですよ。
多分江戸時代だか明治時代だかわかんないけど。
で、その江戸時代のお侍さんは、
アイヌの子供に紙に黒い丸をぐるぐるぐるぐるって書いて見せたの。
そしたら、アイヌの子供は、
アイヌ語で、
これ何?って聞いたの。
うんうんうん。
お侍さんはまずそのこれ何?を覚えたの。
へー。
アイヌ語を。
これ何?っていうアイヌ語をまず覚えたのね。
なにそのお侍さん、天才ですか?
天才だよね。
お借りしすっごい好きなんだけど。
そんなこと思いつかなくないですか?
で、そのアイヌ語で、
言葉の学び始め
虫を見ては、鳥を見ては、
家の中にある道具を見ては、
アイヌ語でこれ何?って聞いたの。
すげー。
すごいよね。
びっくりする。
これ何?は大事なんすね、言語語で。
なに大事だね。
だから別に子供はこれ何?の意味が分かってても分かってなくてもいいんだけど、
まず大人がこれ何?って指して言うと、
子供はそれを真似するから確率的に。
なるほどね。
そしたら、それを僕じゃない人の前でやると、
その人はそれを無視できないから、
はいはい、教えてくれる。
教えてくれるんですよ、大抵の場合は。
もうめっちゃ忙しくない限り教えてくれるから。
そうやって賢く勝手になっていくと。
なっていくと。
へー。
これ何?を教える人は楽です。
へー、これ何?やってみよう。
最初なんかあれですね、子供に向けて、
これ何?ママだよ、みたいな。
そうそうそうそう。
これ何?パパだよ、みたいなことをやっていけばかわいい。
かわいいなあ。
子供が指さしてこれ何?って言うのを無視できる大人はほとんどいないです。
まあね、そりゃそうだな。
質問されたら回答しちゃいますよね、人って。
答えたら回答しちゃいますね。
へー、そういう風にやっていくんだ。
言語学習面白いなあ。
面白いよ、間違いも面白いからね。
何間違いって。
子供が言葉を学んでいく上で、
間違いをするんですよ。
ほうほうほう。
僕それ記録にとってやるの。
へー、どんなことを言い間違えるんですか。
語波約形って言ったの。
え?
新幹線500形ってあるでしょ。
それを語波約形って言ったの。
へー、かわいい。
だから、あと小さい矢を挟まなきゃいけないじゃないですか。
はいはいはいはいはい。
そこは合ってるんですよ。
小さくない矢を言ってしまったの。
ほうほうほう。
で、形なのね。
語波約形って言ってたんだけど、
本当は500形って言わなきゃいけないんだけどね。
だけど面白いのは、
これが文字を見て言ったんじゃないってことなの。
あー、音だけ聞いてね。
音だけ聞いて、
だから子供にとっては語と、
葉と、矢と、けと、いが並んでて、
そこの小さい矢にしなきゃいけないというルールがまだわかってなかったから、
語波約形って言ったの。
はーい。
じゃあそれ、矢を個別で聞き分けてるんだ、
矢と聞くんじゃなくて。
聞き分けてたんだなって思ってたの。
おもろ。
その分析してるパパすごいですね。
うん。
あとはね、
ヘルメット1個ってこと?
そう、ヘルメット1個っていうのを、
ヘルメット1個って間違えたの。
おー、ちょっと入れ替わっちゃったんだ。
なんか入れ替わっちゃったよね。
そういう入れ替わりがあるんだよ、面白いよ。
かわいい。
でもちゃんと伝わりますね。
伝わりますね。
ヘリポクターって言ったしね。
かわいい、ヘリポクター。
ヘリポクターいいですねー。
いちいち伝わるかもね。
いちいち伝わるかもね。
ヘリポクターいいですねー。
いちいち鉄道って言ったね。
それは何を言おうとしたの?
ちちぶ鉄道。
ちちぶ鉄道だった。
なんか意図増えたと思った。
ブーどっか行っちゃってるし。
かわいいー。
これからそういうのが来るんだ、トーマスの子供も今。
そうそうそう。
そういうのを経て、こういうふうに間違うってことは、
こういうふうに学習してるなーみたいな。
なるほど。
いやもうどんどんかわいいですね、子供って。
ね、かわいいですよね。
本当に。
やっぱり真似してなんぼだから、
周りの大人がよく子供の真似をしてあげて、
そうすると子供が大人を真似する可能性が高くなるから。
そういうもんですか。こっちも子供の真似をする必要がある。
子供と大人の関係
そうそうそう。
赤ちゃんがあーって言ったらさ、こっちもついあーって言いたくなるじゃないですか。
なるよ。しょっちゅう言ってる。
それでいいんだ。
それを真似するのが、自分を真似しようみたいなダブになるんだよね。
中身を考えようしないといけない。
へー。面白い。
面白いよね。
また聞かせてくださいね、この発育発達。
発育って話ね、面白い。
超面白い。
いいなーもう、この今の奥野さんの話を聞きながら、
自分の子供の顔が頭をちらちらよぎりましたけども、
皆さんもそんな風に聞いていただけたら嬉しいなと思います。
子供っていい。かわいい。
そういえばうちの子こういう間違いしてたーっていうのもね。
あーいいっすね。お便りね。送ってきてください。
概要欄にお便りフォームが用意されてますので、
くださいね。ほんとに。メッセージ。全然気使わなくていいですから。
どしどし。ほんとにくだらないことでも送っていただけるだけで僕たち嬉しいんでめっちゃ。
この間も僕さ、全然知らない人から聞いてますって言われてさ。
嬉しいっすねそれ。
全然知らないから初対面の人に聞いてますって言われたら。
嬉しいっすね。
嬉しいんですよ。嬉しいって言ってさ、お便り書いてくださいよって言ったりかなってさ。
意外とちょっと知ってる人だとあれですよね。送ってくんないですよねお便り。
ちょっと恥ずかしがっちゃって。
まだ知り合ってないあなた、ぜひお便り送ってきてください。
本当に待ってますからね。ステッカー届きますからね、住所書いてくれたら。
お待ちしてます。
はい、というわけで今日も最後までお聞きいただきましてありがとうございました。
アイダラジオ版NPO法人アイダマーケアエヴァーⅠ89回目でした。
この辺で締めさせていただきます。また来週も聞いてください。来週は第90回です。
です。
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