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あいだラジオ by NPO法人あいだ
この番組は、社会の貧困や若者の自立に焦点を当てて活動する
NPO法人あいだがお送りする、世の中の社会貢献を支援するラジオ番組です。
自立援助フォーム、中高生の学習支援、子ども食堂を運営する
NPO法人あいだがお送りいたします。
はい、今週も始まりました。あいだラジオ by NPO法人あいだ。
分け合えば余る。第38回スタートさせていただきます。
ナビゲーターのトーマス・J・トーマスです。よろしくお願いいたします。
いやもう、こう暑いと、なんか果物が食べたくなるんですよね。
わかります。
トーマスね、スイカが好きで。スイカが。
おー。
スイカ食べたいんですよね。
いいですね。
余ってたりしないですかね。
スイカって結構、いただいたけど処理しきれないとか話聞くじゃないですか。
そういうのは処理したい。
大きいから食べきれないですよね。
まるっと大きい玉の半分とかでもいいので、余ってたらぜひ送ってください。
ほんとです。
ではご紹介します。NPO法人あいだの理事で臨床審理士の奥野大地さんです。よろしくお願いします。
イェーイ。
埼玉県から来ました。奥野大地です。好きな果物は桃です。
あ、いいですね。
僕ね、冷やしすぎてない果物が好き。果物ね、キンキンに冷やすの好きじゃないの。
ほうほうほう。
そうなんですね。
けど、ぬるいのも嫌だってことですね。
まあね、そこまでぬるいのはダメだけど、でも室温ぐらいでもいい。
あ、室温オッケー。
えー、そうなんですね。
エアコンの効いた室温ですね。
あー、そうね、それぐらいは全然いい。
屋外は嫌ですよね。屋外はだって暖かい。
屋外はまずいですね。
すんごいぬるくなると思う。
ある程度は冷えて欲しい。
そう、リンゴとか桃とかね、みかんでもね。みかんなんて冷やさないじゃん、そもそも。
うん、確かに確かに。
でも冷やすと美味しいですね。
美味しい。
あ、ほんと?
まあ、美味しいなあ。
はい、じゃあ桃好きの奥野さんと、そしてNPO保持あいだの理事の寺田彩花さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。奈良県から参加しております。
私はデラウェアが好きです。
おー、デラウェア。
デラウェアってなんだっけ?
ぶどう?
デラウェアの種なしぶどうですね。
ちっちゃい子をプチって、よくお供え物とかに。
あー、はいはいはい、わかるわかる、それ。
供えてありませんか?
あれです。
珍しくないですか?
あれが好きです。
そっか。
なんか社員マスカットとか巨峰とか、大きいぶどうの方がなんかぶどうっぽいじゃないですか。
あー、なるほど。
デラウェアって初めて聞いた気がする。
僕ね、もう一個あったら好きな果物、嫌いな果物。皮剥くのがめんどくさいのはあんま好きじゃない。
嫌いなレコーダーとか教えてくれたんですか?
社員マスカットとかね、美味しいんだけどひと手間じゃん。皮剥くの。
社員マスカットは皮剥かないですよ。
あ、そうか。巨峰とか。
デラウェアもあんま好きじゃないってことですか?
デラウェアはプチってやってさ、キュッキュッってやれば食べられるから。
あ、それはいいんだ。それを言ったら巨峰だっていけるじゃないですか、プチってやって。
あ、そうか。なんだったっけな。
あ、でも種が入ってんのか、巨峰は。
そうだね。僕ね、食べるまでがめんどくさいのはダメなんです。
めんどくさがり屋さんなんですね。
ありますよね。美味しいけど、カニみたいな感じですね。
そうですね、カニみたいな感じ。
カニね。カニ確かに美味しいけどめんどくさいんだよな。
クリとかね。
確かに。
ということで、なぜか好きな果物シリーズで話しちゃいましたけれども、
ぜひ果物たくさん摂って、トーマスはスイカが食べたいのでスイカある方いたら教えてくださいね。
送ってくれてもいいよね。
本当ですよね。アイダイナーで提供した余りでいいので。
アイダイナーに大量にスイカを送ってもらって、その余りをトーマスが食べますので。
ぜひ送ってきてください。よろしくお願いします。
ということで、今日のテーマでお話しいただこうと思うんですけど、
貧の字の成り立ち
貧困とはシリーズですね。
貧困とはシリーズ。
今日はなんと、貧困の貧の漢字についてお話しいただこうと思います。
なんか珍しいテーマ。
そうですね。
貧困とはシリーズもやんないかなと思ってたら。
やんないかなって思ってたんですか?
なんかね、こないだね、諸説ありますの書に行き当たってさ、
貧という言葉の成り立ちに書いてるお坊さんか誰かが書いた文章だったと思うんだけど。
へー、なんか信憑性ありそう。
その説でよると、貧という字の状態はどういう状態かというと、
持ってるものを分けすぎて少なくなっちゃったっていう状態なんですって。
分けるっていう字に貝ですもんね。
そうですよね。貝ってお金のことだみたいなこと言うじゃないですか。
確かに確かに。
その上に分けるがついてる。
だから卓発的な、あんまりお坊さんの言葉をちゃんと知らないからざっくり言いますけど、
分け合った結果、自分の手元に残ってるものが少ないっていう状態を指すらしいんですよね。
貧と貧欲の対比
へー。なんかでも、最初の思想としてはちゃんと分け合うっていう思考があるわけですね。素敵ですね、それは。
その書説の投稿エントリーの中に書いてあったのは、貧という言葉の反対語?対義語?
対義語。
さあ、貧しいの反対だと豊かとか思うじゃないですか。
思う思う。
僕だってそう思いますけど。
その話の中では、「貧欲の貧という状態が貧の反対です。」って書いてあった。
へー。貧欲の貧。
貧ってどういう字ですか?
貧欲の貧。
今パソコンで打ってますね。
言わないでください。
え?
同じ字?
ほぼ一緒だけどちょっと違うんだ。
今だ、今、今。
分けるの部分が今だ。
今に貧、貧に貧。で、貧欲の貧。
それはほんと切な的だし、自分さえ良ければいいし、
もう今、ご飯食べるとか、今、これを買うとか、今、これを奪うとか。
そういう状態のことを指しているとすると、貧の反対だよねって書いてあった。
なにそれ、超面白い。
面白い話だなと思ってさ。
漢字に現れてるんですね。
ねー、現れてた。
しかもこんな似たような字だったんですよ。全然知らなかった。
確かに。
言われないと分かんない。
気づかなかったですね。
分かんない分かんない。一緒の字かと思った、最初変換した時。
なんか比べることないですよね。
ない。すげー、なんかすげー、大地図無だ。
さすがオフのさ。
いやいや、僕じゃないです。僕じゃない人が言いました。
そっか、どっかで仕入れてきた情報だった。
製品という言葉
そういう意味でさ、トーマス知ってるかな?製品っていう言葉があるんですよ。
製品?
またパソコンに聞いてる。
製品ってまずね、変換できるからやってみて。
キヨイ品、ゴンの品。
出てきた?
出てきた。
製品の変換工法、それしか出てこないでしょ?
他には製品。
製品、なんとか製品。
製品、なんとか製品とか。
新商品とかそういうこと?
そうそうそう。
確かにね。
単製の製に品で製品。
そうだね。
出てきてますけど、3個目、4個目ぐらいにキヨイ、ゴンの品で製品。
っていう言葉があってさ、もう死後だよね。
昭和の人はみんな知ってるんですよ、この言葉を。
富を求めず正しい行いをしていて、貧しいこと。
トーマス、昭和の人だよね?
違いますよ、令和ですよ。
令和の人でしたっけ?
そうですよ。
失礼しました。僕は昭和の人だった。昭和を生きた人。
今でも昭和を生きてる人。
今でも?それはどうかした方がいいですよ、多分。
そうですね。インターネットもなくなっちゃう。
でも製品っていう言葉があってね。
昔の人はね、そんなスローガンみたいなこんな言葉使ってんなーと思ってたけどさ。
確かに。なんか素敵ですね。
素敵な言葉ですよね。だから品もそういう意味では製品が一番近い状態だったのかもしれないね。
品っていう字の成り立ちがね。
成り立ちをするとね。
困ることの意味
良い言葉、綺麗な言葉なのかもしれないですね。
思ったより綺麗な言葉ですよね。
面白い。
僕は貧困の方の困あるじゃないですか。困るっていう字。
僕は困るっていう言葉には結構リスペクトしてるんですよ。
リスペクトしてるんですか?困ることに。
あー困ったーって言うとね、チャレンジしてる人なんだなーと思う。
なんでさ、うつで会社行かなかった人がさ、良くなっていくとさ、明日から仕事に行かなきゃいけないわけだよ。
はい。
困るの。満員電車に揺られなきゃいけない。上司になんか言われなきゃいけないし。
まあ確かに。
だから病気の人なんかが良くなりたいって言うし、まあそうはそうなんだけど。
良くなるってことは困るっていうことなんだけど、知ってるって言って。
すげー面白い。
奥野さんは患者さんにそういうことを問いかけるわけですか?
全員にはしません。
すげーなそれ。
コンも結構いい言葉…僕にとってはね、コンも結構リスペクトに値する言葉なんですよ。
なるほどね。確かに言われてるのもそうっすね。困るってことは何かにチャレンジしている。
そうそうそう。だってさ、職業に起戦はないけれど、小さい子供を置いて夜食行ってる人がさ、
自動相談所に行って、「私困ってるんです。」って言うのってさ、勇気がいるじゃん。
うん、確かに。そりゃそうだ。
子供をほっぺらかしてずっと夜食やってれば別に困らなくて済むんですよ。
うん、確かに。
だから困るって結構いい言葉だなと思ってるし、金もいい言葉だったんだって今回思った。
確かにそうっすね。
そうですね。
自分もそうなりたいとは思わないけどね、どうやら。
どういうこと?貧にはなりたくないってことですか?
じゃあお前明日から貧になれやーって言われるとさ、それはちょっととは思うけど。
そんなもんですよ。人間だから。
いや、そりゃそうですよ。人間だから。
ありがとう。ナイスフォロー。
ナイスフォロー受ける?
貧しいのは嫌ですけどね。
何の結果貧しかったかっていうと、そういうことらしいんだよね。
なるほど。分け合って貧しくなってたら、心は貧しくなさそうっすもんね。
そうですね。
そういう生き方をしていきたいっすね。
できれば分け合って余るところまで突き抜けたいですよね。
確かに。余るほど持ってればいいわけですからね。その勢いでいきましょうよ。
いきましょう。その勢いで。
面白い。漢字の成り立ちって面白いですね。
面白いの多いね。例が出てこないけど。
久野さん、本当、よくご存知ですよね。
いや、本当ですよ。
僕でもあんまり色んなものを読むわけじゃないんだけど、なんか引っ掛けるんだよね。
でも常にそういうアンテナを張って、何か調べ物をしてたりとか、
これは何なんだろうっていう気持ちがあるから、そういうことに目が行くわけですもんね、きっと。
そうだと思います。
常に貧困対策について考えてるんですよ。
そうですか。考えてます。
素晴らしいですよ。尊いお方ですよ。
ありがとうございます。
というわけで、勉強になりましたね、今日は。
貧困のひんのじ、そんな意味があったなんて。
ということで、ぜひ明日、学校や会社で周りに自慢してみてください。
NPO法人間の活動
明日から使います。
分け合えば余る。
というわけで、ここからエンディングのコーナーに移らせていただきますけれども、
貧困とはシリーズ来ましたね。結構ありますね、貧困とはシリーズ。
結構ありますね。
これで終わりと言わずに、またちょっと仕入れてきてくださいね。
まあ、仕入れたらね。ぜひぜひ。
お待ちしてます。楽しみにしてます。
めちゃくちゃ大地震を感じる回でしたね、久々。
そうですね。サクサク出ましたね。
サクサク出ましたね。あやかさんも5万円です。
5万円。
5万円ですか。そうですか。
貧困、いろいろ考えてきましたけれども、貧困というのは悪いイメージではなく、
なんかちょっと素敵な言葉かもしれないなというところで、きれいに終わりましたけれども。
今後もNPO法人間は貧困について、子どもの貧困についてね、特に考えていく団体ですので、
ぜひ共感いただける皆さんは、NPO法人間のホームページなどをアクセスしていただいて、
どんな活動をしているのかなって具体的なところを調べていただけたら嬉しいなと思っております。
それで、寄付みたいなものも集めてますし、
何ならアイライナーだったりとか、先週お話ししましたけどテラコという活動だったりとか、
あとはすだちの木という活動だったりとか、そういったところに私もお手伝いしたいよという方がいらっしゃいましたら、
ぜひ手を挙げていただけるととても嬉しいです。ぜひお待ちしております。
アイダラジオ版、NPO法人間、分け合い版ある第38回、この辺で締めさせていただこうと思いますけれども、
ぜひこれまで配信している分、全部聞いていただいて、
NPO法人間のファンに、そして奥野さんのファンに、そして彩香さんのファンに、
そして最後にトーマスのファンにもなっていただけたら嬉しいなと思っておりますので、
たくさん聞いてくださいね。よろしくお願いいたします。
それではまた来週もお会いしましょう。奥野さん、彩香さんありがとうございました。
ありがとうございました。
See you.
NPO法人間 プロデュース・ライフブルーム.ファン ナレーション 土屋恵子がお送りいたしました。