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どうも、アドバタラヂオ、はじまりでーす。
サナケンでございまーす。
富永誠です。
よろしくお願いしまーす。
この番組は、広告大好きな二人が、広告に関わる出来事や出会いを通して、
聞いている皆さんに、広告に興味を持ってもらい、
広告を好きになってもらいたい、そんな広告人学をお届けするラジオです。
よろしくお願いします。
さあさあさあ、真面目な回とか、毎回一番真面目な回なんですけど、
普通常回は、わりと久しぶりにやるんですけど、
そうですね。
今回、マスクをしながらお互い喋っています。
コロナが今更ですけどね、
まん延しておりますので、
だいぶ増えておりますので、マスクをさせていただいております。
お互いにかからないように、かけないようにという感じですね。
迷惑をかけないように、
という収録をさせていただいております。
急しんでおります。
どうですか、最近。
最近ですか。
元気ですか。
元気ですよ。
アドバーダーラジオもですね、
わりと好調で、
この間はですね、
1100回再生ぐらいされております。
毎回常時、20人、25人ぐらいの方は、
ユニークユーザーというかユニーク視聴者、
聞いていただいている感じなんで、
僕らも変わらず、
頑張らさせてもらって、
頑張っていかなきゃいけないなと、
頑張らさせてもらって、
思っているんですけど。
通常回に関しては、
興味ある方が、
いつ、何時、どのタイミングで、
ここを興味を持っても、
これを聞けば、
ちょっとためになるというか、
すごいものなんだなって、
分かってもらえるような内容を、
お届けしたいなと思っているんですけど、
そうですね。
砂犬ズアイは、
その時のトレンドというか、
流行ったものを、
砂犬さんが興味あることを、
喋ってもらうので、
またちょっと違うんですけど、
僕のトレンドトークはまたね、
この企業どうだったっけ、
みたいなところを、
気になったら見る、聞く、
みたいな感じだったりするんですけど、
なので、今まで通常回では、
コピーライターってなんだっけとか、
アートディレクターってどんな仕事?とか、
広告の制作進行ってどういう感じなの?
みたいなことを話してたんですけど、
今回はですね、
もっとライトな感じにはなりますけども、
業界用語っていうのを、
誘わながらやろうかなっていう。
これもっと早めにやっとけば。
そうだね。
良かったですけど、
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いろんな需要とかですね、
そういうものを、
我々も手探りでやっておりますから、
もしかしたら求められてるかな、
みたいなですね。
これはね、
僕がなぜこれやろうかなと思ったら、
僕の会社で、
今大立教に勤しんでおりますが、
若い子たちが、
これって何ですか?みたいな会話を聞いたんです。
知らないもんだよなって思ってて、
PPMって何ですか?って言われて。
確かに、
何となく分かってるけど、
フルで何なのかみたいな。
その役割は何なのか。
それって意外と共通言語だと思って、
資料とかメールとかに乗ってたりするじゃないですか。
これって何ぞや?みたいなところを、
ちょっと思ったんで、
なるほど。
僕は改めて、
こういう話す場があった方が、
あとまたラジオとしては、
いいかなと。
広告を話すラジオとしては、
ちょっといいんじゃないかなと。
あとここ人格で、
人が喋る言葉って言うとかね。
はいはいはい。
読もってちょっと今回は、
業界用語。
やってみたいと思います。
わかりました。
意外に僕もね、
なんとなく言っちゃってるけど、
本当の本質とは何ぞやって言われると、
たまにドキッとしますから、
僕も学びとして、
ちょっと聞いてみたいと思います。
ではですね、
今回参考させていただいているのが、
ビクトさん。
ビクトっていう会社の、
シチュエーション別業界用語集っていうのを、
拝見しましてですね。
これ面白いじゃん。
初心者用、ビギナー用っていう。
これまたURL、
ツイッターには貼っておこうと思うんですけども、
これがですね、
せっかくこういうの作ってんだし、
やっぱり紹介する方が、
作った人は嬉しいかなと思って。
そうですね。
大事なことです。
確認とってないですけど、
ビクトさんとしては今度謝ろうかな。
ではですね、
今回はですね、
プレゼン編のシチュエーション別業界用語を、
今回解説させてもらいますね。
最初に1回掛け合いをさせていただきますので。
ではスタートします。
君さ、手開いてる?
競合プレイの作業があるから、
手伝ってほしいんだけど。
いいですよ。
ちなみにオタク屋はどこですか?
建築メーカーなんだよ。
Vコンも作ることになるかもしれないから、
ポスプロにも声をかけておいて。
わかりました。了解です。
あとそれと合わせるとね、
コンテナライターのスケジュールとかも、
押さえておきます?
そうだね。
過去のCMのトンマダも踏まえつつ、
ライターを選んで。
これ企画資料ね。
ありがとうございます。
ちょっと見ますね。
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今回ぶら下がりもあるんですね。
例えば、コナンとかは絵よりも
アリネ画で作ったほうが良さそうですね。
そうかもね。
見積もりも出さなきゃいけないんだよね。
概算でいいんだけど、
ロケセットも調べてもらっていいかな。
わかりました。了解です。
シロフォレの企画もあるみたいですから、
そっちの見積もりも取っておきますね。
ありがとうございます。
初号車が再来月ぐらいかな。
そうするとプリントを入れても
オンエアに間に合うか。
意外と時間なさそうですね。
スケジュールの細かいところは作っておきますね。
はい。
これ面白いですね。
面白いです。
これは普通にあるやりとりなんで。
これね、わからない人からしてみると
何この会話って思いますけど。
全然わかんないけどね。
こういう現場ではこういう会話が
スラスラ言えるんで。
これが全部理解するとあなたは業界オッケー。
バッチしてございます。
という感じなんで。
じゃあここから解説していきますね。
じゃあ一個ずつ。
数あるんで。
ポンポンいきましょうか。
わかりました。
最初にケーススタディとして
やりとりを想定して僕が読みますね。
その言葉をこういう意味ですっていう説明をしながら
すなげんさんと話していきたいと思いますね。
すなげんさんから例を読んでくれるんで。
いいですか。
手が空いてるかな。
競合プレイの作業があるから手伝ってほしいんだけど。
いいですね。
雰囲気出ておりますね。
これみなさん競合プレイとは何かっていうとですね。
その言葉通りなんですけど。
競合のプレゼンテーションのことです。
これは広告主企業が福祉の広告代理店とか
広告会社もそうですけど。
企画案とか。
企画案だけじゃなくてお金どれくらいかかるのかとか。
スケジュールどうやるのかっていうのを
一通り見積もり出させて
いろいろ提案を出してもらい
そこから審査の上決めると。
どの会社にお願いするか。
同意語としては競合コンペっていう言い方があるんで。
これに勝つ。
選ばれない限りスタートしないよと。
という言葉でございます。
競合プレイ。みなさん覚えてくださいね。
次もう僕が読んでいいですか。
いいっすよ。
ちなみにお得意はどこですか。
ありがとうございます。
お得意というのは得意先ですね。
これちゃんと得意先なんです。
お得意でございます。
お得意様っていうのを
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砕けた言い方で
お得意ってどこですかっていう
言い方をしていると。
なのでお得意っていうのは
得意先って先方ということですね。
じゃあ次でもいいですか。
建築メーカーなのね。
Vコンも作ることになるかもしれないから
ポスプロにも声かけておいてほしいな。
ありがとうございます。
いいですね。
これちょっと面白いですね。
建築メーカー分かると思うんですけど
Vコンも作ることになるかもしれない。
このVコンはビデオコンテの話です。
結構前に話しましたよね。
ビジュアルコンテ、Vコン。
ビジュアルコンテはちょっと静止画的な
印象あると思うんですけど
ビデオコンテの略です。
Vコン。
Vコンはビデオコンテです。
続いてポスプロ。
ポストプロダクションの略です。
ポストプロダクションっていうのは
プロダクションが製作会社
っていう意味なんですけど
それのポストという意味で
次の段階、編集
っていう意味を込めて
ポストプロダクション。
そこのポストプロダクションには
編集の他にも
カラーグレーディングをする人が
色を調整する人みたいな人も
いらっしゃる場合もあります。
ポストプロっていうのはポストプロダクション
という意味です。
じゃあ次行きます。
分かりました。
それとコンテライターのスケジュールを
教えておきますか?
ありがとうございます。
コンテライターっていうのは
コンテを作成する
専門ライターさんですね。
コンテライター。ライター書くっていうので。
雰囲気としては
会社には属してない人が多い。
プロダクション、製作会社には属してない人が
多いので
個人の方にお願いしたりとか
コンテライターを束ねてらっしゃる会社さん
とかに発注するんですけど
コンテライターっていうのは
専門のイラストレーターさんと
そうですね。
コンテライターとイラストレーター
意味は
ちょっと違うなと思っているのは
コンテライターさんはストーリーとかも
含めて書かれたりするので
割と漫画を書くというか
そういう技能は必要なので
絵が上手いから慣れるというわけでも
実はない。
なるほどね。そうなんだね。
というところがあるので
コンテライターというのは
専門のライターさんという
ところでございます。
じゃあ分かりました。
次に行かせてもらってよろしいですか?
過去のCMのトンマラも
踏まえつつライターを選んで
あ、これ
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企画資料ね。
ありがとうございます。
ここで皆さん分からなかったら
トンマラって何かと
これですね。トン&マラ
というところで
なんていうんですかね。
人それぞれ意識が
ちょっと違うのかもしれないですけど
どういう雰囲気なのかとか
そうですね。なので今回の場合の
競合は建築メーカーさんなので
要はその建築メーカーさんの
過去のCMとかも
ちゃんとチェックしつつ
こういう風な
経路というか
経路でやっている。
要は分かりやすく言うと
お笑い系なのか渋めなのか
発色のいい色を
使っているのか
もしくは人名なのか
そこら辺とかもちゃんと
見つつやっておいてほしい
ということですね。
いいですね。
じゃあ続いて。
じゃあ行きますよ。
まずこれ
企画書を手に取りました。
読みながら
ぶら下がりがあるんですね。
例えばこの案とかは絵よりも
ありねがで作ったほうが良いですかね。
いいです。
雰囲気出しててめっちゃ面白いです。
今皆さん出てきた
二つあると思うんですけど
まずぶら下がりって何ぞやと。
ぶら下がりはですね
CMの最後に
キャンペーンとかその期間限定の
内容を
たとえば何十%オフ
とか今なら転倒で
とかそういう
映像とは本編とは関係ない
ような内容を
ポンってたぶん
載せたりすると思うんですけど
たぶん皆さん見たことあると思うんですけど
例えばね車の大発とか
カクカクシカジカが出てくるじゃないですか
最後。
あそこはぶら下がりと言われているものです。
やっぱりCMとしては
期間ある程度
3ヶ月とか打つときとかに
やっぱり状況がいろいろ変わってきたり
するので最後の
2,3秒っていうのを
そういうキャンペーンで持っていって
そのCMを実は
本編は変えてないけど
最後にぶら下がりつけてたり
その内容が変わったりとかっていうのをやってたりするので
ぶら下がり。そうですね。
最後にちょこんてついてるから
ぶら下がりなんでしょうね。
とかっていう内容でございます。
次がアリネガだ。
これはアリネガですね。
なんでこういう訳し方してるのか
わかんないですけども
アリネガっていうのは
ライセンスを買って
それを使用できる権利を
得てつける素材だったり
とかしていて
改めて例えば僕らが
CM制作やりますって言ったときに
撮影して
それをつけるっていうのは
アリネガとは言わずですね。
そうですね。
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例えば今ネット社会なので
そこから素材をダウンロードしたり
もちろんお金払ってるんですよ。
お金あって写真素材を
使ったりとか。
そうですね。要は
撮影をする必要のない
そういうフォトストックとかにあるような
ところのそれっぽい絵を
既に撮影されているものを
お金で買って
利用するという流れで
そうですね。
動画の場合はフッテージとも言いますけど
フッテージね。
フッテージだ。
フッテージとかだったら
っていう流れでございます。
面白いですよね。
アリネガって。
あるネガですよね。
アリネガっていうのはそういう
フッテージだったりとかホームページから
購買するものってございます。
じゃあ次行ってもいいですか。
そうかもね。
見積もりも出さないといけないんだよね。
外産でいいんだけど
ロケセットも調べてもらえる?
はい。
ロケセットですね。
ロケセットって何なの?
これ普通に言えばいいんですけど。
撮影スタジオ
っていうのの
撮影
建物を利用した撮影場所
で
まあ
なんていうんですかね
ロケっていうのは皆さんなんとなく
共通認識としてある。
外ですね。
ロケ行こうって外だってイメージですけど
ロケセットってなると外だけど
ある程度そういう
美術が入っていて
作ってて
撮影スタジオですね。
だけどロケ
外
ってイメージで
ロケセット自体は撮影スタジオのことです。
撮影スタジオか。
これ僕もね
わけわかんなくなるんですよ。
スタジオ、そうだよね。
ロケって言うと外なんかにするけど
ロケセットは
もう撮影スタジオに出向く
ってことなんですよ。
なるほどね。
撮影スタジオもいろいろ種類あるじゃないですか。
あるね。
じゃあもう何もない
デーンとした東宝とか
東映とかのスタジオ
あれも撮影スタジオではあります。
ただあそこって何もないじゃないですか。
城堀というか
何もない状態
なんですけど
ロケセット
って言われているものは
そういうハウススタジオに
ある程度そういう環境を整っている状態で
そういう場所を言うんですよ。
ロケセットね。
じゃあ次行きますよ。
はい。
城堀の比較もあるみたいですから
そっちの見積もりも
とっておきます。
はい。ありがとうございます。
城堀っていうのは先ほど僕も言っちゃったんですけど
撮影スタジオで
真っ白な空間の
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場所のことを
言います。
これですね。今僕も調べて
見せてもらったんですね。
城堀っていうのは白いホリゾン
マクとか壁のこと
白いホリゾンの場所
CM用の撮影スタジオとして
よく使われてますよと
本当に
面白いんですよね。
白ホリ塗るのとか
超大変だったりとか
だいたい撮影すると足跡とかつくんですよ。
なるほど。
スリッパとか靴下
いっても汚れてしまうんで
終わったら毎回塗り直すと。
そうだよね。
白ホリが綺麗じゃないと
やっぱり
真っ白で
気合入らないもんね。
しかも白ホリのサイズ感とかもありますし
白ホリっていうのは
結構言葉として
使われやすい言語かなと思います。
次がなかなかあれですよ。
いきますよ。
ありがとう。
初号車が再来月ぐらいかな。
そうするとプリント入れてもオンエアに間に合うか。
こちらですね。
初号試写会ですね。
初号試写は
本編集終わっての全制作過程を踏まえて
初号、初に
何号の号なんですけど
試写ですね。
最初にクライアント
クライアントに確認を回す
映像のことです。
これ僕の初号、初号よく言う。
試写っていうのは
立ち会って見てもらう
試すに移すと書くんで
映画の試写会とかもある。
ここは皆さん知ってると思うんですけど
初号試写。
この初号試写は
歓喜に沸き踊るか
奈落の底に突き詰まるかという
この話をすると
多分
トミー泣きに入りますので
マジ緊張するんですよね。
ピリッとしますよね。
ピリッとするんですよね。
だいたい2、3回みんな
じゃあもう一回流しますみたいな。
じゃあ再生しますみたいなのを
言う係だったり
そこで
えっ
コンテトリー作ったのに
なんでそんなこと言うのよっていうこともあれば
そういう話もあるし
それを担当した
宣伝部の方とか
執行役員の方とか
社長の方とかがいらっしゃって
最後全部30秒とか
60秒のCMが
見終わった後に
クリエイターのところに
良いものを制作していただいて
ありがとうございますって
頭なんて下げられちゃう日には
感動エピソードがグッときますけど
そうじゃないことが多いんですよ
やめておきましょう
自分の傷に
塩を塗るみたいなもんですけど
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プリントですね
完成したCM映像を
収録した原版テープ
これ前も話したと思うんですけど
ポスプロの話の時に
手備局に納品するテープですね
プリントされた
復写された
ものっていうことで
プリントっていう
共通言語なのかなと
その作業をしてもオンエアには間に合うね
というようなお話です
ここから先は
特に
解説するところはないですけど
一応最後なんで
読ませさせていただきますよ
復写されたもので
本当にテープなんで
何も知らない人が
仮にいたとして
粗末に扱った瞬間
ぶっ飛ばされる
ティー入りますけど
塩みたいな
のをやっぱり1年生2年生
1年生入って
早々ぐらいには
先輩から
気をつけろって言われる
その原版があって
復写されるわけですが
皆さんの
汗とか涙が
詰め込んだ
原版を
粗末に扱った日には
グーでドーン!
一発アウト
今だったら
ありませんけども蹴り入りますね
ご時世かご時世
ということでプリントは
プリントになっています
じゃあ最後
意外と時間がなさそうですね
スケジュール細かいところは
作っておきます
というところで
今回は改めて
プレゼン編
競合とかそういう時のタイミングの
業界内で
喋られている
会話の内容で
今日はプレゼン編ですから
これどんどん中に
どんどん入っていきますからね
これもっと
早く知りたい人は
ピクトのホームページ
お楽しみください
この茶番が好きだ
という方は
待ってください
我々がどんどん掛け合っていきます
これ面白いな
ちょっといいですね
ちょっといいコンテンツ
この茶番が好きだ
という人は
どんどんこれを
読み上げていきますからね
このシリーズが
意外とやっぱり
製作会社もそうですけど
こういうのを
ホームページに上げてたりするんですよ
生の声
24:00
現場の声みたいなのを
上げてたりするんで
この業界に興味ある
就職もしくは
転職しようと思っている方は
いろいろ調べてみると
各製作会社さんで
必ず
自分の作った映像コンテンツの
ワークスみたいなものも
あったりもするので
そうすると
この会社はこのCMを作っているんだ
このミュージックビデオを作っているんだ
この映画を作っているんだとか
わかるので
もし映像に興味がある方々は
各CM製作が
こういう映像コンテンツに
関わっていると
必ず製作会社の
ウェブサイトにあると思うので
ぜひ興味ある方は
また次回別の
シチュエーション別で
読んでいきましょうか
これからまだまだありますからね
ありがとうございました