広告をやって楽しむ、見て楽しむ、話して楽しむ、アドバタラヂオパーソナリティの富永誠です。
今回もですね、前回に引き続き、盤社団法人日本ガチャガチャ協会代表理事の小野尾勝彦さんに来ていただいております。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
前回、第1回目にもかかわらず、すごい長く熱くお話しさせていただいてありがとうございました。
ありがとうございます。
前回に関しては、小野尾さんとはどういう人であっているお話を、
人となりを。
人となりをお話し沢山いただきましたけども、
今回はですね、ぜひアドバタラジオ、広告のポッドキャスト番組というところもあります。
広告の番組だったんですね。
そうです。アドバタラジオ、そうなんですよ。
なるほど、だからアドバタラジオ。
そうですね。広告のアドと井戸端会議をかけてアドバタラジオと。
それは失礼いたしました。
いえいえいえ。
なので、ぜひ広告目線でも今回お話しさせていただきたいなと思っておりますので、よろしくお願いします。
はい、お願いします。
実は今日お会いして、小野尾さんにやっとお会いできたっていうところでお話しさせていただいている中で、
僕は日本ガチャガチャ協会の会員賞をいただきましてですね、ありがとうございます。
今日から僕も会員。
三つの誓いを。
三つの誓いがありましてですね、ガチャガチャを心から愛します。
二つ目がガチャガチャの楽しさをみんなに広げます。
三つ目でガチャガチャで世界を平和にしますと。
これを胸に。
そうですね。
会員規則で。
ガチャ愛を。
ガチャ愛を。
ぜひ。
皆さんに伝えていきたいなと思うんですけど。
僕、今回小野尾さんにご連絡したきっかけはやっぱり今年の頭の方にガチャガチャのエピソードをアドバタラジオで話させていただいて、
確かあれは成田の空港でガチャガチャがすごいたくさん置いてあって、
それってマーケティング的にもすごくその空港のところに置いてあることで、
日本で使い切れなかった効果を外国人の方が使っていくっていうところもすごいビジネスライン的な綺麗に見えてて、
そこを興味持ち始めてガチャガチャをいろいろ調べていく中で、
ガチャガチャの経済学を描かれている小野尾さんにたどり着きまして、
広告の僕は要素をガチャガチャにめちゃくちゃ感じており、
お話しさせていただけないかというところで、
今回ゲストに来ていただいているというところがあるんですけど、
著書でいろいろ拝見していく中で、
すごいガチャガチャのメーカーさんっていうのも、
昔に比べたら今増えていらっしゃるっていうところはあるのかな。
そうですね。
今って著書の時で40社ぐらい、現在ってさらに
今50社以上は増えていますね。
すごいですね。
それはやっぱり参入しやすさっていうところはあるんですか。
そうですね。
ハードルは普通の玩具のメーカーになるよりは低いかなっていう。
それはインフラビジネスっていうのがあって、
仕組みが本当に代理店さんが商品を買い取ってくれるっていう仕組みが、
それがなかなか他のビジネスだとないですね。
だいたいトン屋さんとかがあって、
そこは当然購入した後に返却っていうリスクとかあったりとかありますけど、
ガチャガチャに関しては毎月毎月出される商品を
代理店さんが購入してくれるという仕組みなので、
そこは普通の商品化が玩具でやるよりはリスクないのと、
あとマシンビジネスなので、
そういった意味では入りやすいっていうのはあるかもしれないですね。
すごいですよね。
これは本当に拝見したときにメーカーさんがいらっしゃって、
メーカーというよりアイディアとか、
どういうものをガチャガチャに売り出しておこうっていうのを決める方々。
代理店がいて、ここの代理店の方々がいわゆるマシンを保有している。
そうですね。
そうですよね。
かつ卸し先も押さえているっていう感じですよね。
設置先もオペレーターさんという代理店さんが動かしてもらって、
そこに店舗の側は設置料をお支払いする代理店が。
なので店舗側もリスクがなくリリースができるっていうのがすごい商売ですね。
すごい面白い。
なのでこれを考えた人はすごく素晴らしいですよね。
そうですよね。
もともとだからそういう軒下商売と言われていて、
実際にそのマシンを抜き先のところに動かしてもらって、
そこで売り上げの何パーセントかを支払うというですね。
自動販売機と似てますけどね。
ただ自動販売機の完璧にメーカーさんとかが結構何社というか限られているんですけど、
ガチャガチャの場合は代理店さんとかが10社ぐらいあって大手は2社ですけど、
そこが全国、北海道から沖縄までほぼほぼ網羅されているので、
そこによく言われる郵便ポストよりも多いというですね。
70万台以上のマシンと7万店舗以上のお店があると置かれているというのがやっぱりこのビジネスの面白いところですね。
お客さんの接点自体が結構やっぱり今JRの駅の構内であったりとか、
ニューデイズの前に置いてあったりとか非常に接点がすごく多くなってきたので、
そこに対して見えるというか面白いですよね。
だからそこで今日は何が入っているのかなとか見ているとか。
前は結構エスカレーターの脇だとか、
デパートのタバコが追い詰めるところの脇に置かれちゃったりとかするケースが多かった。
ほとんど駄菓子屋さんのところに置かれていたりとかしていたのですが、
それがなんと結構メインストリームのところに置かれて、
今専門店増えましたからね。
そうですね。
渋谷の駅内にあったらびっくりしました。
渋谷の駅もね。
JRの改札。
入ってますね。
8個のところに入ったらすぐありますね。
そう。
ああいうところって前は全然置かれるっていうことはなかったんですけど、
それが普通に置かれるようになりまして。
すごいですよ、そこは。
そこは代理店の方々が開拓しているってことですか?
そうですね。
か、あとは向こうから置いておきませんかっていう話をいただいたりとかしてますね。
設置してもらえるわけですもんね。
そこもある意味広告的だなと思ってて。
そうですね。
自分はやっぱり本にも書いてますけど、ガチャガチャってメディアだと思っていて、
先ほど話しましたけど、本当に70万台とこの7万店舗、専門店もあるというこの環境の中、
一つ一つの面自体っていう、面とは商品を入れているDPですね。
が一つのメディアで、それを見てお客さん買ってくれるので、
そこから発信されたものっていうのはやはり何か取り上げられたりとか、
特に今SNSがこれだけ、2011年ぐらいからSNSがありますけど、
そこからの結構この神話性を含めて、そこから発信されるものがすっごく大きいと思いますね。
前だとね結構ね、ミニパンフわかりますか?
カプセルの中に入ってるミニパンフ、リーフレット、商品紹介あるじゃない?
あれが一つの本当はメディアみたいなもんで、あそこにだから広告入れたりとかしてたんですよね。
だからそれがSNSができたことによって、それをまたもっと紙媒体ではない、
違う使い方ってやるとかができるようになって、
そうするとね、よりもっと面白く商品の発信とかができるようになりましたね。
コストもかからず発信できるようになってますよね。
まず商品を企業コラボでやると、そこの企業の商品自体が出てくること自体が発信されるんですけど、
そこにPRタイムズであるとか、あそこに広告出すことによって、それがまた取り上げられてバズって、
こんな面白い商品あるよっていうのが紹介されていくと、どんどん拡散されていくっていうのが多いですね。
これは結構画期的だなって思いますもんね。
やっぱ置いてる場所も秀逸ですし、ここ置いとくんだみたいなところもたくさんマシン設置されてたりとか。
面白いのが、ガチャガチャって5種類とか10種類とかあるじゃないですか。
当然メインどころっていうのが、5種の10種の中にもメインのコンテンツなんだけど、
ガチャガチャ面白いのが、全然取り上げられないようなサブなコンテンツとかも入れられるから、
普段商品化されないようなものも商品化されるわけですよね。
ある人にとってはハズレですけど、ある人にとっては当たりなわけですよね。
これが出るんだっていう、これを取り上げられるんだなっていうのがガチャガチャでしかできないでしょうね。
それは何が出るかわからないからね。
これが普通に取り替えたら、それ在庫として残っちゃうんだけど、それが出たときに目当てで買うわけですよ。
出たときにすげーショックなんですけど、でもそれが奇象だし面白いんですよね。
なんなんだこれみたいな。
いわゆるじゃない方みたいなのが多いわけですもんね。
じゃない方欲しい人もいるわけですよ。
じゃない方があるからこそメインのやつが際立つケースも揃えていくとあったりしますもんね。
いろいろ商品化していく上でもハードルは高くないし、参入するのもあんまり高くない。
本当だから代理店さんがロッドを抱えてくださるというか買い取ってくださるところで、
いいアイデアがあればとか商品化して面白そうとか売れそうっていうところがわりと注目されているポイントですね。
そうですね。ただ難しいのが前よりもメーカー数が増えているので、50社以上あるので受注数とかも減っているから、
そういった意味で最初から初期投資して固定費かけて金型とか作ったりとか原型作ったりとかするのは結構大変ですけどね。
前だと結構ある程度インフラビジネスなので、当然メーカーが少なければ5社とかしかいなければそれなりの受注数とか増えてますけど、
ただなんか面白いですよね。ガチャンガチャ自体のメーカーの50社増えたからこそ面白い商品というか選べるのが消費者の人にとってはすごく面白いことであって、
普段商品化されないものが商品化されたりとか、面白い紙で妹の手紙みたいな、
あとは照明写真とか、ガチャガチャしか買わないじゃないですか。絶対買わないから、
ああいうのは本当に神なのでお金かからないしコスト的にね。ただそれがビジネスというかちゃんとした循環できるというね、
それはガチャガチャならではです。それがメーカーかといえばメーカーなので一応出せれば。
だからそういうのでなんかやっぱり入りやすいというかネタ次第では面白いし、
購入してくれる人がいればそれはそれでビジネスとして成立してしまうということですよね。
つくり手側も作りがいがあるというか企画しやすい企画しがいがあるか。
前だとなんかほらお土産屋さんとかで富士山の空気とか売ってたじゃないですか。
ああいうのとすごく似てますね。なんですかね。面白いですよね。
絶対入ってないだろうと思うけどその楽しさを買う。面白さをネタとしてね。
消費の仕方がやっぱ違いますもんね。
違いますね。夢を買ってる感じ。この話ね。ガチャガチャを回して。
僕だからガチャガチャのあれってメーカーさんが代理店の方に提案するかどうするか。
提案ですね。こういうのどうでしょうかというのを代理店の方にプレゼンして営業かけて購入してもらうというような感じですね。
うわあそれ見てみたいもんなその提案のタイミングで。同席したいですもんだって。どんな提案してるんだろう。
でも面白いのがやっぱり自分もそうですけど自分のところの商品面白いと思ってるので。
それを面白く提案した方がやっぱり向こうの人も喜ばれてくれますし仲良いですよね。
そうですね。
なんかやっぱり面白いですよね。このガチャ業界だからこそ面白いというかシビアというか同じ共通なものでご飯を食べてるわけじゃないですか。
だから厳しいですよね。
自分が思ってるほど買ってくれなかったりとかね。
面白いですよね。ガチャガチャ面白いのが売れないっていうものがやっぱり売れたりとかするんですよね。それがわからないですよね。ガチャガチャ出してみないとわからないってみんな言うと思いますね。
しかも丸に引っ掛ければ絶対出るけどあれ三角じゃない。引っ掛かるんじゃないかって。
やったら意外と出るっていうのでああなってるんですよね。
しかもおにぎりの中にいくらの指輪入ってたりとかするじゃない。
あれが楽しいのかっていう。
それは誰にも分からないですよね。
分からない。要はそこに対しての問いかけてるわけですよ。楽しいでしょっていうの。
それが取り上げられてこれ面白いねって言ってメディアとかに取り上げられて初めてみんなに認められて
おにぎりが面白いじゃんって言って。見え方もちゃんとしててガチャガチャのポップさっき言ったD.Pってあるじゃない。
あのD.P自体は普通中見えないね。全部閉まっちゃってるじゃん。
わざと開けてるのかって真ん中。おにぎり見えない。
ああそっかちゃんとそれが入ってるよっていう。
そうそうここが切れててちゃんとおにぎりこうやって見るとおにぎりが入ってる。だから面白いですよね。
やるほうも雰囲気が。
面白いですもんねおにぎりが回ってゴロゴロ回ってる。
しかもカプセルレスだからおにぎりまんま入ってるわけですよ。ゴロゴロ出てくるから面白いなって。
買った時に開けるといろんな鮭が出てくるじゃないですか。
あれ面白いなと思って。よく考えてるなと思って。
すごいですよ。だからもうクリエイターの人たちも千本のくみたいな。
いや大変だと思いますねあれね本当。無理。
何が後にあるかどうか。
あと決める人が大変だと思う。
それをやるやらないの判断をする人がお金かかるわけだ。結局最終的に社長がジャッジするんですけど。
企画するとかそうですよね。
それが大変。何を思ってこれを良しとして進行するのか。
人とお金をかけて。
そうです。この薄利の中で。
薄利の中で。
だからもう本当すごいと思う。
さっき3人はできてもなかなか利益は続けること自体が結構。
1回始めるとずっと続けなくちゃいけないから。
毎月毎月商品化するじゃない。
そうすると毎月毎月だから7ヶ月前から企画してるけど。
でも毎月毎月同じことを繰り返さなくちゃいけないから。
1回始まるとずっと続けなくていいじゃないですか。
毎月情報書出すから。
そうかそうですよね。
クリエイターの人たちすごいですね。
すごいですよ本当。ネタ用途尽きないなっていう。
言ってもやっぱり400シリーズ500シリーズってね。
多いとき出るわけじゃないですか。
そうですよね。
それを考えられてるのはガチャガチャすごいなと。
なんかちょっと僕はでも今日お話しする前まではちょっとこうすがるもの?
アイデアの情報としてピックアップしてって
それを継続的に世に出していくサイクルみたいなのあるのかなと思ってたんですけど
むしろ7ヶ月前とか考えると過去のものじゃなくて未来のこと?
なんですよね。
を想像していくとかトレンドをキャッチしていく。
振り返りながらじゃなくて前を向きながらチャレンジしていくんだなっていうのは。