2023-04-07 38:24

vol.51 雑談回#13 社会課題とプロダクト作りの向き合い方

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前回の続きから、デザイン思考の話とものづくりについて。

重要なのは、社会課題と向き合いつつ、市場からどう見られるかを置き去りにしないような姿勢を持ったプロダクト作り。

今回は話をして、改めてマーケティング思考でのものづくりと、偏愛を主体としたものづくり、どちらの考え方もすごく大切なんだと感じました。


デザイン思考/ユーザーの理解の理解/自分の理解の理解/主観と客観

森の課題/伝えたい思い/生産背景/どう見られるのか/サステナブル疲れ/マーケ思考/偏愛/産官学連携/おもちゃ作り


株式会社東京チェンソーズ / 森デリバリー担当

Twitter @kazuma19850807

株式会社東京チェンソーズ / https://tokyo-chainsaws.jp/

奥田悠史

株式会社やまとわ / 森林ディレクター

Twitter @yujioqda

instagram @yuji_okuda

株式会社やまとわ https://yamatowa.co.jp





00:10
東京チェンソーズと、やまとわの自然資本論〜
はい、東京チェンソーズのたかしです。 やまとわのくだです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。 前回から、ちょっとちゃんと話そうみたいな、ちゃんと話そう、ちゃんと向かい合おうみたいな
感じで、森と森林ファンド、イエスジー投資みたいな話を 思うことみたいな、結構話してきて。
でも、たかしさんたちも同じように思っていたりとかしているのは、すごい面白いなと思っているんですけど、
その中で、導入の時に2つ話したいことがあって、1つはデザイン思考について考えているみたいな話をしたら、
たかしさんも最近デザイン思考の本を読んでいるんだ、みたいな話を してたじゃないですか。
それは前々回のリブランディングに向けて、1回勉強し直そうみたいな感じなんですか?
それもそうですね、ありますし、今、この第3回目の 通談会が
出てくる頃には、発表も多分されていると思うんですけど、
今年の4月から、日野原村とオービリン大学と3間学連携で、日野原村はうちの会社としても関わっているんですけど、
トイビレッジ構想っていう、村をおもちゃの産業で森林産業を活性化していこうという風な流れがもともとあって、
そこに東京チェストも入らせていただいているというか、関わっているんですけど、
その中でもともと東京チェストが使っている工房も、おもちゃ工房という名のもとに、村が作ってくれたものを貸してもらって、僕たちが運営をしている形なんですけど、
なんでおもちゃ作らなきゃねっていうのをずっと言っていて、ただなかなかおもちゃのデザイナーとかがいるわけでもないですし、
作りあぐねてたところがあったんですけど、たまたまオービリン大学のプロダクトデザイナーの先生がいらっしゃって、
その方と知り合うことができたので、大学のゼミの学生たちの授業の一環っていう風な形で半年間ぐらい、
オービリン大学のビジュアルアーキテクツっていうところの学生さんたちなんですけど、アートとかデザインとかをやるような学生さんたちに、
山のことを知ってもらって、保育園、幼稚園のことを知ってもらって、おもちゃのデザインを僕たち一緒に考えてもらうっていう風なプロジェクトを立ち上げているんですけど、
03:04
その中で単純におもちゃっていうものを作ろうとすると、なかなか市場も狭いですし、その文法のおもちゃも。
そこで本当に、やるからにはビジネスにしないと意味ないじゃないですか、やっぱり。
なので、それをどういう文脈とかどういう仕組みを作って、チェーンソーズとしてやるべきなのかな、みたいなことを学び直すわけじゃないんですけど、考え直すためにもう一回ちょっとデザイン志向の本を読み直しているっていうような状態です。
素晴らしいですね。
やっぱり僕もそうなんですけど、高橋さんはマーケッター出身で、そういう本の方が、そういう本って、例えば森林の専門書よりマーケティングの専門書の方が読みやすかったりしますか?
読みやすいですね。
多分読んでいる量もそっちの方が圧倒的で。
そうですよね。
すごいよくわかる。
岡田さんもそうなんですね。
そうですね、森の本も結構読むんですけど、やっぱり実体験とか経験がない、ある方が本って読みやすいと思うんですけど、マーケティングとかデザインの本だと、すげえわかるっていうポイントがすげえたくさんある。
めっちゃわかる。
森の本とか読んでて、すごいニッチな本とかになると、本当に想像できない部分って結構あるじゃないですか。
そうですね、目に見えてない部分とかめっちゃあるしね。
やっぱり書いてる人たちも研究者多いから、むずい。
内容もむずいしね。
文体が難しかったりして。
頭に入ってこないみたいなね。
そうなんですよ。
わかる。
でも、もちろん本ね、すごい重要だなと思って、よくは読むようにしてるけど、会社をやってる以上、もちろん森の会社をやってる以上、森の前提知識が必要なんですけど、僕らの会社はやっぱり森の見立てを変えるっていうことがすごい重要なポイントになるんで。
はい。
いつまで経っても勉強しないといけないなって思いながらやってるんですけど、それでなんかすごい良い発見というか良い教えをいただいたんで、それをシェアしたいなと思ったんですけど。
何でしょうか。
クリッペンドルフの意味論的展開。
はい。
06:00
意味論的展開だったよなっていう本があって。
はい。
その中にデザイン思考とか、そういうものの、デザイン思考って2つあるよねって話だと思うんですけど、1つはデザイナーがデザイン、ものを考える時にどういう思考をしているかっていう意味でのデザイン思考と、その思考法っていうのは非デザイナーが実践するためのデザイン思考っていう両方あるような気がして。
その中でめちゃくちゃ納得したことがあったんですけど、デザイナーの思考何が重要かっていうと、二次的理解っていう言葉があったんですけど、それがユーザーの理解の理解っていう風に訳されてたと思うんですが。
ユーザーの理解の理解。
ユーザーがどういう風にものを捉えているかっていうことを理解する。
で、それの訓練方法は自分の理解の理解なんですけど、自分がものを見聞きしたり体験したりする時にどう感じるかっていうのを本人視点プラス客観視点で見る。
なるほど。
で、それめちゃめちゃわかるなと思って、そのデザインができるってそういうことだろうなっていうか、なんかものを作ったりサービス作ったりする時に、
自分がこれは面白そうだって感じるっていうことも同様に、自分と同じような人たちがどういう風にその体験を理解して面白いと思うのか面白くないと思うのかっていうことを結構瞬時に想像している気がしてて。
うん、わかります。
それをこのめちゃめちゃわかりにくい二次的理解、ユーザー理解の理解っていう言葉で説明された時に、
あ、デザイン思考ってそれか。
みたいになって。
で、確かに主観と客観っていうところの両立ができないと本当に難しいですよね、確かに。
それで森側の視点に立った時に、やっぱり森のことを愛していたりとか、森がすごく好きな人たちだからこそ、ユーザー理解を置いているものって多いよなって思うじゃないですか。
それはめちゃくちゃ思います。
09:02
多分それ僕最初に会社に入って言ったこともあったんですけど、森側のことが大切すぎて森側しか見てないとか、なんかそういうのも多分結構往々にあると思うんですけど、そこはね、すごいよくわかります。
で、それが森側の人たちでボールを投げ合って嬉しい世界だったらそれでいいんですけど、でもみんな結構待ち場の人に伝えたいっていう思いを抱えながら、森の理解で生きてるから、あ、これは伝わらないなーみたいなことがあったりとか。
でもめちゃめちゃ難しいじゃないですか。
めちゃくちゃ難しいですね。
そのプロダクト作っててもやっぱり森の課題みたいなものと紐づいた商品とか開発してると、木一本丸ごと販売とかもそうだと思うんですけど、
僕らも地域にこの木があるからこれを使っていくんだ。で、そのためにこういう商品を作るみたいなことをやるけど、それがポンと世界に置かれたときに果たしてみたいなのって。
いや本当にそうですよね。
忘れちゃいけないなーって。
忘れちゃいけない。本当に難しくてどうでそれが見られるかっていうのと、どうやったら届くのかっていう、その両方ともちゃんと設計組んとかないと、なんかやっぱり結局ね、自己満足に最終的に終わってしまう可能性もあるっていうのはね。
僕らが普通に暮らしている中で手に取るものっていうのがそんなにこう、生産の背景までしっかり見えるものじゃないことの方が多いじゃないですか。
で、その人たちは生産背景に目を配らせるんじゃなくて、プロダクトそのものの力にめちゃくちゃ目を配らせているからこそ、僕ら最初から、何ていうんですか、両方見なきゃいけないみたいな目配せの多い商品開発みたいに。
そう、課題と向き合いながらだからね。
そう、なるじゃないですか。
はい。
そりゃむずいわなって思いますよ。
そうそう、なんかね、抱えてる、背負ってるものが一個多いから。
なんなんやろ、これみたいな。
いや、本当そう思います、でも。
そこが文化とかカルチャーみたいなもので乗り越えられるんじゃないかっていう気はやっぱりするんですけど、
なんかそういうものの方がいいじゃんっていう人たちがどれぐらいこれから増えていくのかみたいな話だったりもしますよね。
12:10
そこの物語ってやっぱ面白いねみたいなっていうのもある一方で、みんな物語って言い過ぎて、物語物語うるせえなみたいな状態。
ありますよね、たぶん。
あるじゃないですか。
それも結局でもユーザー理解の理解で、
そうですね。
今、サステナビリティって言った時にみんなどう理解するのかっていう話とか、
ものづくりの背景、バックボーンっていうことをこういうふうに伝えた時にもう見飽きた感があるなみたいなことを、
すごい繊細に追わなきゃいけない部分と、ずっと変えちゃいけない軸の部分みたいな両方あるから、
それが別にデザイナーであろうがデザイナーじゃなかろうが、
常にそこにアンテナを立ててるっていうことがすごい重要なんだなっていうのを改めて感じる。
ここ最近。
本当にそこ難しいなって思うんですけど、
例えばストーリーの話があったとして、最初に物事のプロダクトの背景とかを伝え始めて出てきた時って、
初めてだから刺さったっていうところとかはたくさん一般の方にはあったと思うんですけど、
それが頻発してくると、それが稼げるって思って、薄いストーリーじゃないですけど、
そういうふうに言っちゃいけない。
それもあるね。
反乱するじゃないですか、それが。
しますします。
そうすると本物が何なのかが見分けがつかなくなってくるとか、
だんだんと紛れてきちゃって、消費者もわかんなくなってくるというか、
見る側が迷っちゃうというか、
そういうのもやっぱり、偽物が…
偽物って言うのもあれなんですけど。
たぶん偽物、そうですね。
あると思いますよ。偽物とまでは言わないにしても。
よくバズワードみたいな風になると、
それもなんか2020年ぐらいの年始に書いたノートで、
最近サステナブル疲れっていうのが言われているらしいみたいな。
なんでサステナブルに疲れるんだろうみたいなところで。
そんなこと書いてたんですね。
書いてた。
で、それ結局なんていうんですか、
サステナブルっていう言葉の箱の中に何もサステナブルが入っていないから、
みんな空箱を開けすぎて、
その箱を開けるのは嫌いになって疲れるみたいな表現をしてたと思うんですけど、
15:01
なんで僕らがやるべきはもう一回箱にサステナブルを詰め直して大事に渡していくみたいな。
そうですね。
だって言葉そのものの意味は重要なのに、
空っぽにしてみんなが配り合うから意味がなくなるみたいな。
すげえ変じゃないですか。
本当そうですよ。SDGsだってまさしくそんなところですけど。
下手するとね。
本当なんか難しいですよね。
やっぱり商業的になった瞬間にそういうことが起こってしまうので、
伝える側が本当に丁寧に伝えていかないと伝わらなくなってしまうというか、
そういう問題が起こりうるところがあるんで、
でもそれを届けるのもまた難易度が上がるじゃないですか。
いっぱい出てくると。
めっちゃ上がりますね。
だからそこがね、この中小企業にいるとリーチできる方々のね、
ボスっていうのがどうしてもやっぱり、
しかも林業っていうこのリッチな業界でやってると、
より厳しいっていうところがあるんで。
厳しいですね。
厳しい。
なかなか本当にどっから手出していこうかみたいなのは、
いつも仕組み作りは考えないといけないと思いつつ。
チャレンジし続けなきゃいけない。
ほんとそうですよね。
もう明日のジョーのように、
一日真っ白に燃え尽きるんだろうなって。
撃たれて撃たれてね。
燃え殻になっちゃうよっていう。
みんなね、頑張ってますからね。
そのおもちゃは、半年後に出てくるってことですか?
半年後にはまだ学生が作るプロトタイプみたいなのが出てきて、
今回の話でいうと、
11人学生が参加してくれたみたいなんで、そのゼミに。
多いと本当に11個プロダクトのプロトタイプが出てきて、
そこから僕たちが本当に商品化したいものを選んで、
そこから逆に大部院大学のプロダクトデザインをやられている教授の人と、
ブラッシュアップをまた半年くらいかけてちゃんとやって、
実地試験じゃないですけど、
例えば一般の方だったら一般の方に使ってもらったりとか、
幼稚園に行って使ってもらったりとか、
そういうふうに本当にちゃんとそれが使えるものになっていくのかっていう確認もしながらになるので、
来年の4月とか。
それも長いスパンです。
大事です。商品開発は絶対1年か2年かかるんで。
そこも結局、時間かけてその分お金もかかって、コストっていうかね、
人件費みたいなのはもちろんかかっているかもしれないですけど、
18:03
急いでいいものできることもないですし。
ないですね。
なので、もう今はずっとここだから2ヶ月くらいは一般のお友達関係だったりとか、
幼稚園とか行ってめっちゃヒアリングしまくってたんで。
え、高橋さんが?
僕が。
すごいじゃないですか。
2、30時間くらい多分人の話聞いてましたよ。
すごい忍耐力。
でもいろいろやっぱり話を聞けば聞くほど難しさもあることも分かるし、
チャンスがありそうな領域っていうのも、それだけ聞くと見えてくるのはやっぱあったんで。
めっちゃむずいですね。
昨日おもちゃで商品開発って、なんか途方に暮れちゃう僕今。
最初僕も途方に暮れてたんで、仮説立てて、その仮説、とりあえず立てた仮説でぶつけてみながら。
素晴らしい。
全然やっぱ違ったんですけど。
いらないよそれって。
そうそうそう。
あ、これ無理だなって思って、そっちがここにインタビューの幅を広げながら。
そうっすよね。
なんかプロダクトデザイナーさんってそこがすごいよな。
僕ら、僕で言うと、やっぱり自分が欲しいものとか、自分が使いたいけど社会に無かったりとかするものを作りたいなって思っちゃうんで。
それこそ自分の理解の中で、これ絶対面白いじゃんみたいなのがあって作るので。
僕はおもちゃ使わないから。
そうそうだから、僕も自分が使うもんじゃないからやっぱり。
変愛とか出せないじゃないですか。
変愛が出せない。変愛出したらちょいおかしいもんね。
そうそうそう。
機能、ルービックキューブぐらいしかできない。
そうなってくると、やっぱり僕は元々オトマーケターなんで、そこの視点をちゃんと取り入れつつというか。
リサーチして。
このリサーチ、時間かけないと全然意味ないんで。
めちゃくちゃ素晴らしいですね。
やっぱりそこを手抜かちゃいけない、一番多分大事なところだと思って。一番した準備が。
学生と先生とやるのに、そのヒアリングを高橋さんがやるんですね。
逆にあれなんですよ。
僕は学生に例えば、おもちゃ作ってください、デザインしてくださいっていう、すごい幅広いレンジでテーマ投げちゃうと、
学生も困っちゃうというか、何でも好きなもの作っちゃうかもしれないですけど、
僕はビジネスチャンスがありそうな分野をその前にちゃんと絞っておいて、
21:03
テーマ出しの段階で、学生にこういうおもちゃを作りたいから、その中のデザインをみんなで考えてほしいっていうふうに、
いくつかに絞り込むっていう作業を僕がやってるって感じですね。
なるほど、さすが。三国間連休素晴らしい。
そこから先は学生が逆に、今度は自分たちがそのテーマの中でリサーチとかをしてくれて、
自分たちでデザインを考えてくれてっていうふうになってくると思うんですけど、
やっぱりそこの設計も雑にやっちゃうと、ほんと雑になっちゃうんで、
そこは学生さんたち、
そのトイ、何でしたっけ?トイ工房?
トイビジネスコースの中の工房名が何でしたっけ?
おもちゃ工房です。
おもちゃ工房。
おもちゃ工房での生産っていうかおもちゃはまだ全然作ってなかったんですか?
うまくてない?
正確に作ってないってわけではないんですけど、
プロダクトとして?
いや、プロダクトはいくつかはあるんですけど、
日野原村がウッドスタート宣言っていうのをやられているので、
生まれたお子さんがいらっしゃったら木工製品プレゼントしますよみたいなのもあったりして、
そういうのの商品作ったりとかもしてるんですけど、
一般的にそれが売れてなくて、
普通に販売すると。
子供が生まれてないわけじゃなくて。
子供もそんなにいないからね、日野原村はもちろん。
そんなに出てくることもないんですけど、
一般的な市場の構造から考えた時に価格が高すぎて売れないとか、
今そういう問題が普通に、僕が入った時にすでにそういう状態だったんですけど、
それを商品改良して売れるものにしていくっていうことは、
僕の力量でできなくて、
新しくやっていこうっていうふうに思い立ってそういうことを始めました。
なるほどね。
リニューアルでどうこうできるのは、僕の力では及ばないです。
いや、難しいですよね。
難しいです。
本当に木製品難しいです。
こういう小さい工房で全て手でやってとかってなってくると。
そうですね。すげえ高くなりがちだし。
そう。
おもちゃの世界なんて、結局プラスチックのおもちゃとかも含めて
価格の相場が決まっちゃってるわけですよ。
それも今、ありがたいことにおもちゃ美術館が隣にできて、
僕たちもその中でショップをやらせてもらってるんで、
来てくれたお客さんにアンケートを書いてもらって、
100件くらいアンケートを調査したんですよね。
24:01
価格帯とかも聞いたりしたんですけど、
例えば誕生日プレゼントとかそういうのでも
1万円くらい私が買えませんみたいな。
っていう価格の上限が決まってくると、
その中でおもちゃを作らないと売れないみたいな話になっちゃうじゃないですか。
なっちゃう。
いいもの作ったから2万円で買ってくださいって言っても、
やっぱり買ってくれないって。
なっちゃう。全然買ってくれないと思う。
なので、そういうのを含めてどうしていこうかっていうところを、
もうこの3ヶ月間くらいは必死にやってましたよ。
悩みつきないですね。
つきない。でも面白かったですよ。
やっぱり消費者というか、消費者って言わないけど今回の場合は、
おもちゃとかを使う人たちの悩みとか、
お子さんを抱えているお父さんお母さんの悩みとか、
幼稚園の先生が黙育をするにあたっての悩みとかっていうのを
どんどん深掘りしてくると、
やっぱり僕たちがサポートできそうな部分もあるなっていうのが
やっぱり見えてくる。
それが本当にハマるかハマらないかってわからないですけど、
だからそっちの方向性でうまく商品が作れていけたら
今はいいなっていうふうにちょっと思ってるんですけど。
なるほどね。素晴らしいです。
ヒアリング重要ですね。
重要です。
まあ、偏愛ないものに関してはそれをしないと、
トンチン家になっちゃう。
そう、トンチン家になっちゃうんで。
大好きだったらよくわかりますもんね。
そう、本当に自分がコーヒーめちゃくちゃ好きだから
コーヒーのプロダクト作りますとかだったらね。
このサイズのこれがいいんだみたいなやつが
みんな好きだろうみたいなのが
待ってましたみたいなのがありますもんね。
そうそう、それは絶対に出てくると思うんですけどね。
まあでも本当に僕らも今
やっぱりくわ立てる企画をするってところと
実現するってところの間に大きな隔たりがあるじゃないですか。
で、プロダクトもそうなんですよ。
こういうイメージあったらいいよねとか
こういうのめっちゃ良くないみたいなので
最初めちゃくちゃ盛り上がって
で、形を落とし込むところであれ?
プロトタイプ作ってみたけど全然大したことなかった。
さあみたいな。いらんねみたいな。
ありますよね。
なりますし、逆に体験とかサービスみたいなのも今作ってて
それも言葉で企画を練っているときは
これめっちゃいいじゃんみたいな
27:00
人に話してもすげえ面白そうって言われて
そうっすよねみたいな感じになるんですけど
じゃあ実際具体のタイムスケジュールとか
そういうのに落とし込んでいくと
あれ?なんかあまり魅力的じゃないなみたいな感じになったりして
だからやってみながらですね。
本当にそう。
一回立ち上げてみたことが中途半端だとしても
一回やり切ることがすごく重要だと思います。
それこそが究極の自分の理解の理解になるし
ユーザーの理解の理解になるんで
もうダメなところで絶対浮き彫りになりますからね。
なります。
思ってたのと違うなって思うし
思いがけずいいっていうこともあるでしょうし
そうですね。そしたらそっち深掘りすればいいですね。
でもあとはやっぱり届けることの難しさはめちゃめちゃ感じますね。
今競技のノートが実際めちゃくちゃ売れてるんですよ実は。
めっちゃ売れてるんですか?やっぱり。
めっちゃ売れてて苦手ってなるんですけど
それもなんかすごい些細な
僕らが発信してた頃じゃなくて
販売サイト側でメーリスみたいなやつに
今月のプッシュみたいに載せてくれたときに
すごい注文入ってそこからだらだらと
だらだらと失礼ですけど
注文がたくさん入ってるんですか?
注文が入るし
そのタイミングで別の方も何個か紹介してくださったりして
直販のところも含めて注文がぽこぽこ入る
本当にコンスタントに入るような状態になってるんですけど
それもやっぱり僕らとしては届けてるつもりだったけど
ほぼ何も届いていない
どういうことですか?
僕らは頑張って届けてるつもりで動いてるじゃないですか
例えば販売店がこんだけになったねみたいな話も含めて
SNSのフォロワーが結構増えたねみたいな話で
届いてる感が自分たちに出てくるんですけど
メーリス一発で
抜かれちゃうみたいなね
動きのめっちゃ動いたみたいなときに
あ、みんな知らなかったんだ
本当にね
そうですよ
本当ね
所詮林業会社って
30:01
SNSのフォロワー1万いかないぐらいの会社しかない
本当ね
そんな簡単には届かないですよ
どんだけ人がいるのかって話ですけど
やっぱり届く
諦めるのも難しいですよね
届いた結果ダメだった場合と
届け方の問題だった場合と両方あるから
そうですね
これはむずいねって思いながら
本当にむずいですね
だって下手すると
僕らの生産規模とかって考えたら
5万人にリーチしてて
全然足りてないなって思ってても
規模が10倍の50万人にリーチできたら
もうそれで足りちゃう可能性が十分出てくるじゃないですか
めちゃくちゃあります
限界みたいな
無理っす
やっぱりそこのリーチがどこまで
人に伝えられているのかっていう
見るのも難しいんですけど
そこの仲間をどうやって増やしていくのかとか
伝えるルートをどう作っていくのかみたいなのは
本当に僕もやっぱり考えないといけないなっていうのは
めちゃくちゃ思いますね
自分たちだけでどうこうできるレベルは
ちょっとやっぱりなかなか難しいんで
難しい
素直になろう
協力してくれる会社さんを
いかに作っていくかっていうのを
どう作っていこうかなっていうのを
日々考えてますよね
そういうのも結局プロダクト作って
出して反応見て
展示会出して
いろいろ言われて
とかって繰り返す
いくら誰かに
施行の方法みたいなのが指南されても
やっぱり分からんもん分からない
分かんない
なんでやっぱり自分でやるしかないんやな
自分でやるのが近道なんだろうな
みたいなのは
すげー思いますね最近ね
半分くらいは運も必要だと思いますもん
確かにね
ただそれは努力してるからこそ
運がついてくる絶対あると思うんですけど
動かないと偶然の出会いってないから
本当そうですよね
もがいとけって話ですよね
どこまで体力続くまでもがき続けられるか
みたいなところが
半分で届けきるまでが勝負みたいな
確かに
素晴らしい
いや本当に
そういう森島デザインみたいな話を
改めてしたかったので
大変嬉しい時間でした
33:00
いいですね
最後に
これいつだろう
4月の頭ぐらいですか
桜が咲き終わったぐらいかもしれない
そうですね
ちょっと僕らヤマトワで
4月から
ヤマトワメンバーズっていう
ちょっと仮称なんですけど
ヤマトメンバーズ
多分メンバーズでいくと思うんですけど
今の話ちょっとたまたま繋がるんですけど
これを言おうと思ってたわけじゃないんですけど
さっきの
繋いでいく輪みたいなものの
重要性っていうところで
自然とか
森とか海とか
そういうものと共存して
動いているプレイヤーの人たち
に対して
僕らの製品を割引で
販売しますよというか
一緒に
新しい社会作りませんかみたいなやつを
持って
なので
そういう自然とか
に対して
もがいている人
みんなで
是非メンバーズ
申請になるんですけど一旦
それしてもらったら
これから出る商品も含めて
いろいろ
身内価格じゃないですけど
いいっすね
出していこうと思うので
みんなでそれやれたらいい
チェーンソーズも申請してください
みんなでやれたらいいよ
本当に
仲間が
2万人くらいいったら
新しい市場になるから
それだと思ってるんですよ
分かるでもそれ
僕も考えたことあります
自動車みたいな目線に立った時に
そういうものだけを集めて
それが好きな人たちをひたすら
囲んでいったらそれだけでも
証券成り立つんじゃないか
助けられる企業たくさんあるんじゃないか
って思ったことがあって
結局
環境に配慮した
ものづくりとか
今日話した中で
一個背負うものがあって
大変なんだけどその中でさらに
良いデザインとか良い
意見を提供して
値段が高いんだけどそれでも良いものを作る
っていう
難しいけど
面白い世界観に
挑戦している人たちが
いる時に
その人たち同士が
ユーザー同士になった方が
早い話が
気持ちがよく分かるから
背景もみんな分かるみたいな
大変ですよねみたいな
めっちゃ分かりますみたいな感じで
36:01
そういうところの靴下を僕たちが履いて
そういう人たちが
僕らの木製品を
何かしら
使ってくれたりとか
っていうのが
繋がっていったら結構
実はみんなで支え合って
じゃないとやっぱり
一般市場に
刺さり込んでいく
っていう時に
大変やなっていうか
それが一つの文化とかになっていったら
それでもう大丈夫
だと思うんですけど
そこまでいくのがやっぱり大変だから
そういうのを支え合うコミュニティ
じゃないけど
あとたけびをたまに囲むコミュニティに
したいなと思うんで
いや確かに
いいっすね
たけび囲みたいっすね
いい時期になってきたし
暖かいっすね
花粉症がつらい人たちはまだちょっと
外出れないかもしれないけど
今年は特に
今年ひどいんすか
見たら言うですよ
僕は花粉症じゃないんですけど
やばい裏
僕も花粉症じゃないから
分かってないんですけど
昨年ひどいんだ
昨日のほうが絶対早いっすもんね
たまに外黄色いなって思うときは
あるある
あれですよ
松本とかも
一段高い道があるんですけど
そこ走ってるときに
街のほうで黄色くなってるときあるんですよ
一部が
一部がね
なんだあれってずっと思ってたんですけど
あれは花粉ですね
間違いないっすね
花粉トルネードが起こってるところが
あるんで
被爆すると大変なんですね
花粉症の方は
気をつけてください
でも焚き火やりましょう
春ぐらい
やりましょう
いない行きますよ
本当ですか
じゃああと何人か呼んで
やりましょう
行っていけないと
了解です
今日も遅くまでありがとうございました
こちらこそありがとうございました
じゃあ今日はこんな感じで
ありがとうございました
ありがとうございました
38:24

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