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どうもー、アドバタラヂオはじまりでーす。
トゥナケンでございまーす。
富永誠です。
よろしくお願いしまーす。
この番組は広告大好きな2人が広告に関わる出来事や出会いを通して
聞いている皆さんに広告に興味を持ってもらい、そして広告を好きになってもらいたい
そんな広告人学をお届けするラジオです。
はーい、よろしくお願いします。
まあ、ちょっとね。
うん。
結構、もう回数やってるんですよ、僕ら。
やってるんで、もうどれくらいやってますか、我々は。
30くらい撮ってるじゃないですか。
そんな撮ってんだね。
30くらいいってると思いますよ。
うん。
撮ってるんだね。
なんかね、これ、まあちょっと今回も前から繋がってる業界の話。
はい。
こういう業界だよ、広告業界ってこういう業界だよって話をしていきたいと思うんですけど。
うん。
まあ、なかなかね、その広告人学といっている中で、
ええ、ええ。
本当にフォーカスどうやってしていこうかな、みたいなところは引き続きあるんですけれども。
はい。
早くコロナを開けてほしいですね。
開けてほしいなあ。本当に開けてほしい。
本当に早く酒飲みたい。
あ、違う。間違えた。そっちじゃない。そっちじゃない。そっちじゃない。
すみませんでした。
ねえ、なかなかね。
まあ、ちょっともしあれだったらリモートでのやり方とかね。
まあ、そうね。
でもね。
まあ、本当は会ってね、話しちゃうのが一番いいんですよね。
いいんですよ。会って喋りたいよね。会って酒を飲みたいよね。いい加減。
酒ばっかだな、くそ。
そう、酒で思い出しましたけど、僕らのラジオ、実はBGM、よく聞いてますよね。
もちろん、もちろん。
あの、ちょっとジャズっぽくしてるんですよ。
してますね。聞いてますよ。ジャズっぽいジャズ。
雰囲気をね。
はい。ジャジーな感じ。
まあ、なんかこう、いい、こう、なんて言うんですかね。
ナイスミドルな。ナイスミドルって古い言葉です。
まあ、ちょっとこう大人な感じのね。
ああ、そうです。
大人な感じの雰囲気をかもしてる雰囲気の音楽をね。
そうですね。なんか僕とつなげさんは割とこう、ハッピーに喋る。
まあ、ハッピーに喋る回もあれば。
まあ、ちょっとね、こう問題定義というか、どうなんじゃろうかっていうこともたまに言いますけどね。
そうですよね。
はい。
まあ、だからハッピーに喋ってるけど、なんか内容は大人っぽいから、
まあBGMって結構ジャジーなセレクトにしてるんですけど、
まあそのね、今やっぱBGMみたいな話。
はい。
今日、まあ今日と次回も含めて。
はい。
広告においての音楽の話をしていきたいなと思うんですけど。
はい。
つなげさん、どこまではその構造ってわかります?
CMの音楽ですか?
そうです。
ざっくり言っていいですか?
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もちろんです。
いいですか。
えっと、まずそのCMがありますよね。
で、この雰囲気の音楽を作ってほしいってCM音楽の会社に発注をする。
で、発注をするとそこにCM音楽プロデューサーがいて、
コンポーザーっていうことです、わかりません。
CM音楽を作る人がいて、
で、それに合った音楽を奏でる人をセレクトするとか、
えっと、音楽家を呼ぶとか、
もしくは、えっと、えっと、キャンペーンとかだったらタレントさんに音楽を作ってもらって、
15尺30秒尺で作ってもらうとか、
えっと、それ用の音楽が、
もしくはそれに合った音楽を買い付けてきてやるとかっていうことですかね。
ざっくりじゃないですね、きちんと。
ずいぶん割と構造をしっかりご理解いただいていると思うんですけど。
これでも結構、なぜ今日この話をしたかというと、
CM音楽っていうジャンルをそもそも知らない人結構多いっていう。
あー、なるほど。
やっぱり有名なCMであればあるほど、タイアップ曲を使うじゃないですか。
俺ジジイだからタイアップっていうのが出てこなかったな。
そう、タイアップ曲なんですよ。
で、えっと、これですね、
まあちょっと一個ずつ話をしていくと、
まず、皆さん現実としてCM音楽を作る会社があります。
それは30秒だって60秒の尺、長さを作る会社があるんですよ。
これはもう大前提、皆さん知っておいてもらいたいなっていう。
これ面白いですよね。
その、やっぱり30秒、なんなら15秒も含めてですけど、
この中で音楽を成立させるっていう、
すごく職人的な仕事だなって僕は思ってて。
で、やっぱりそこには作家さんがいらっしゃったりとか。
で、まあやっぱり、
この間のコンテの話の時もしましたけど、
15秒、30秒の中に起承転結を入れるっていう、
まず映像的に、報告の映像的に入れなきゃいけないっていうのを踏まえた上で、
音楽にもやっぱり起承転結があるわけで、
それをこう、まあ本当に職人の仕事のようにやる会社っていうのは結構、
まあやっぱりCM会社においては大事なポジションなんですけど、
結構お金が結構動いてるんですよね。
あの15秒、30秒のところで。
動いてますね。
で、僕が1回担当した仕事とかで、
これはですね。
あの、一時ですね、
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アプリゲーム、まあ今もそうなんですけど、
ちょうど僕が3年目とかなんで、
10年前ぐらいとか8年前ぐらいにアプリゲームで、
その、まあMOBAゲーとか、
そういうゲーム会社が盛り上がってる時期ってあったじゃないですか。
ありましたね。
多分すなけんさんも結構その時期って結構忙しかったと思うんですけど、
あっちでもこういうゲーム立ち上がり、こっちでも、
で、ガンガン広告打つみたいな。
で、そこのやっぱりゲームの世界観を、
その広告の中でも表現したいってなってたんですけど、
そのゲームの内容が、割とその中世ヨーロッパの。
で、なるとやっぱりオーケストラなんですよ。
オーケストレーションになってくるんですね。
そうです。
僕は今でも覚えてますね。
かんのよこさんが作った広告のCMって、
フルオーケストラ。
まあつまりですね、これぶっちゃけ言うとですね、お金があったんですね。
そうそうそう。
フルオーケストラでなかなかですよ。
なかなかですよね。
なかなかで、それだけ予算お持ちだったんでしょう。
そうそう。で、もちろんそれはメイキングとしては世に出てましたよ。
ただ、あと多分テロップでも、
かんのさんのお名前出たと思うんですけど、
かんのさんめちゃくちゃ有名な。
はい。はい。CM音楽の方です。
まああといろんなドラマとかもやってます。
広告機動隊とかの。
お会いしたと思って。
で、そこをやってて、フルオーケストラで。
でも、使った曲っていうのはやっぱ30秒くらいのスペース。
いやーすごい。
だからみんな思ってる以上に広告の音楽ってお金が動いてるっていうのは大前提あると思うんですよね。
そうそう。やっぱりフルオーケストラ見たからじゃないですけど、
まあそこにも結構、要するに映像ができてから、
音楽制作に入るので、映像との乖離がないようにっていうケースが多いので、
そういうのとかを見ると、すごくCMの音楽って大事だなって、
大事にされてるなっていう感じがあったんですよね。
それが10年前とか8年くらい前の話なんですけど、
今それとは逆行して、ライセンスフリーの素材を使った広告が多いんですよ。
あ、多いんだ。
あれこれ聞いたことあるなみたいな。
ライセンスフリーって何かっていうと、月額とかで会員になって、
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その音楽サイトがあるんですけど、そこにアップロードされてる音楽を月額払ってしまったら使っていいよと。
物によっては広告利用もOK。ただエクストラでお金払わなきゃいけないとかいろいろあるんですけど、
そういうのも今往々にしてありまして、別にテレビCMというよりかウェブCMとか、
さすがにテレビCMで音楽が使われちゃったら終わりだなって感じがする。
でも実際に何個かありますよ。
あ、そう。
それは多分予算の問題とかあるんですよね。
そうだろうね。多分こういう雰囲気でっていうので、本当にCM音楽会社にお願いをして、
プロデューサーがいて誰かをしてって言うと、ちょっとまかないきれないだろうね。
昔のCM音楽が人のアイキャッチならぬイヤーキャッチになってないと思うんですよね。
昔はテレビを長らみっていうぐらいのタイミングで言うと、この音楽かっこいいとか、
そういうので見るケースって多かったと思うんですけど、
今はもう携帯で、テレビを見ない層も増えてきてるので、携帯でイヤホンして。
だからそのオーケストラがどうとかって、ぶっちゃけそんなにパンチない。
まあそうだね。
作ってる人たちの創作欲の解消でしかないのかもしれないですけど。
だからCM音楽って昔ほどお金かけらんなくなってるんですか?
まあそうだよね。
僕がちょっと最近聞いた話で一つあるんですけど、よろしいかしら。
ある有名な音楽をそのCMで使おうと思ってたら、ものすごい金がかかったんです。
で、そのお金を払うよりも一人作曲家を雇って、それ風の音楽のオーケストレーションをした方が安く上がったってことがあったんです。
その音楽を、実際その曲を使えばもう出来上がってるのよ。
出来上がってる音楽を払うよりも、一人の編曲家を雇ってオーケストレーションした方が安く上がる。
で、その音楽を実際に使っちゃうとお金かかっちゃうから、その音楽風のやつをオーケストレーションしたっていうお話を僕は聞いて、
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なんかね、少しリズムが抜いてるんだよね。
抜いてたりとか、キーを変えてたりとか、
ジャンルって中では一緒のジャンル。音楽ジャンルにはなると思うんですけど。
聞いたことあるな、でも違うなっていうぐらいの楽曲にするケースが多いんですね。
それを聞いてね、本当本当高校1、2ヶ月の話、それ聞いたの。
めっちゃ聞くもん。
ただ、そこで次の話になるんですけど、
やっぱりその人の音楽、さっきのタイアップの話じゃないですか、
そのアーティスト、このアーティストがやってるからいいCMに見えるとか、
さっきのすなけんさんの話じゃないですけど、
原曲が好きだからなんか素敵に見える、みたいな効果はもちろんあるんですよ。
で、一昔前で言うと、
一個の指標でもあったんですよね、広告の使われてる音楽、タイアップされてる今の、この若手来るみたいな。
それはやっぱり企業に対しての広告提案の段階で、
やっぱりネクストブレイク、みたいな形で提案はするんですよ、もちろん。
で、大塚製薬とかもそうだったと思うんですけど、
でも大塚製薬さんは王道か。
なんかこれから来そうなアーティストってだいたいこのCMから始まるよね。
はいはいはいはいはいはいはいはいはい。ありますね。
そういうのもいっぱいあったので、やっぱり広告とミュージシャン、音楽業界ってすごく密接に繋がってたりする。
確かに、昔で言うと、要は資生堂さんの音楽とか、
資生堂さんのCMに出てる寄与された音楽がそのままドーンっていくとかね。
なんか勝手に口ずさめるようになるんですよね。CM音楽って。
15秒、30秒の中で。やっぱりそこで集中力あったんだろうね。耳に入ってたっていうか。
そうですそうです。覚えてますもんね。
俺もだからそれで得られて、いろいろ。
昔ね、別にこれは言ってもいいと思いますけど、ジャック・スカードっていうCMが昔あって、
それに山下達郎さんが出てたそうぼうっていう曲があって、
それはCMで僕初めて聞いてかっこいいと思って、今でもずっと残ってるし、
物語風のCMだったけど、今でも覚えてます僕は。
広告というか、人の印象に残るっていうことで言えば、やっぱりその映像を見たらその曲を思い出し、
その曲を聞いたらあのCMを思い出すっていう。
二次的な広告もあるということが大事だとすると、さっき園木園さんが言ってたっぽいものを作るっていうのは、
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それの機会がないんですよ。
そうだね。だからそうするとそのものを思い出すからね。
そうですそうです。
だから一回ここ挟んじゃってるから、ここ飛び越えてくるよね。
だからそのアーティストのこの楽曲を見ると、
じゃあ例えばビスチルのあの曲を聞くと、
カリスエットのアヤセハル君を思い出すみたいな。
あるじゃないですか。
あるあるある。
走って。
はいはいはい。分かるよ分かるよ。
それってね、今放送してないけど、今でさえも広告効果があると。
そうだね。
分かりますよ。あるあるある。分かる分かる。
今多分同じ音楽流れてる。
でもすごいそれって大事なんですよね。
そうだね。
そうだね。だから当時流行ってたその時と、
その商品とその曲があまりにもマッチングしていて、
10年後にまた違うタレントさんでその音楽を使うっていうこともあるからね。
リバイバル、広告をリバイバルするっていう。
それはね、そのストーリーがないとできない。
できない。こっちがないとそこの未来にまた繋げるとできないから。
そうやっぱ本当そうですよね。
山下達夫さんのあの新幹線の曲だといえば。
そう。
これあれなんですよ。やっぱあれなわけですよ。
それもあるしね。ただ、ちょっともう一つ。
いいですよ。結構いいです。
よろしくお願いします。
まず商品が、飲料のやつがあって、海外の有名なアーティストにお願いをして、
曲を作ってもらったんですね。30秒かな?の曲を作ってもらったんですね。
で、それは広告会社からそこに発注があって、
で、とあるCM音楽会社に行ったわけです。
で、その有名なアーティストにディレクションするわけです。
その音楽会社の、CM音楽会社の人が。
で、その期日の中で、
その曲が3曲か4曲、その30秒バージョンが来たらしいんだよね。
アーティストから。3タイプ。
で、それを見た人が、すごい有名な人よ。
その人の3曲を跳ね返したらしいんだよ。やり直しと。
仕事じゃなかったら絶対そんなことできない人だよ。
でも自分のプロフェッショナルな30秒っていう枠の中で、
15秒のその枠の中で、そのアーティストに対して最善のものをやってほしいって言って、
ある1曲が来て、それがバチッとハマって出て、
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で後々それは、その人の日本における代表曲という感じの曲になった。
まあ商品名は言いませんけど、
それを作ってくれた人はスティービーワンダーなんだけど、
スティービーワンダーに対して3曲持ってきたやつを、これじゃないって。
すげえ。
狂ってるなあ。
もうあれです。ほとんど商品名は言っちゃってますけど、
Fireって曲です。
めっちゃその話面白いじゃないですか。
そうなんですよ。
持ってますね。いい話持ってます。
僕はその時の担当したプロデューサーから話を聞きました。
音楽プロデューサーから聞きました。
いや、震えたって言ってましたよ。やっぱり。
どう言おうかなみたいな感じですよね。
3曲来てタイプ数がパッと送られてきて、
だけどやっぱりクライアントから求められている、
クリエイティブディレクターから問われている、
自分が思っているものとは違うものなのでね。
彼が持ってきた3本、だから4本は。
だからこういう風にしてほしいっていうディレクションをして、
ただ、スティービーがあれを持ってきた。
そしたらもうグッときたわけですね。
グッときた。これだ。
そうですよね。
で、結局あれから十何年したらまたあれもまたリバイバルになるでしょ。
あれってでも広告CM、CM音楽から曲になったってことですか。
そうですそうです。
それすごいですね。
フル尺になったわけ。
あそこのところだけの曲を、そしたらそれが日本でヒットして、
で、レコード会社にあの曲はなんだって聞くわけですよ。
スティービーワンダーで出てくるわけです。
スティービーワンダーがフル尺でまた作り直す。
で、それが自分の曲。
つまりその時のCMのプロデューサーの人が返してなければ、
あの曲はないわけ。
ないですよね。
で、今もスティービーワンダーの曲の一部になってるわけだから。
面白いですよね。
ごめんなさいね。
いえいえ、めっちゃいい話でした。
多分そういう大物をやる場合、
日本の有名なアーティストさんもそうですけど、
大前提も最初の作りましょうっていう段階から入れてる可能性高いですよね。
そうだね。
これはあると思う。
意外と面白いのが、
昔の曲を当てる時もあるじゃないですか。
ありますね。
そのオリジナルのアーティストさんでやる場合よりかは、
最近のアーティストがそれを歌うとか。
そうだね。
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ありますね。
広告ってすごい音楽業界にとっても大事な1個のポイントだなって。
昔にあったその曲が1970年とか80年だったら、
今の若い人は新曲だと思うからね。
不思議なもんでね。
やっぱりそこが面白いところ。
その時からすればリバイバルなんだけど、
その人たちからすれば、今の人たちからすれば新曲だから。
でも良い曲は古びないので、
それが今っぽい人たちが歌ってれば、
そういうのが面白いよね。
それでまたその感じで曲を出すとかアーティストとかありますよね。
あるある。
なるほどね。面白い。
CM音楽、これでも是非ね。
さっき繋毛さんが言ったように、
音楽プロデューサー?
僕の知り合いも含めてですけど、
含めてもう1回深く話したいですよね。
そうだね。CM音楽のゲストの人を呼びたいね。
それは割と簡単にというか、
すぐにでもできそうな気がする。
CM音楽のプロデューサーの人を呼んでみたいな。
面白いですよね。話したいですよね。
僕も1人あてがあります。
多分苦悩はいっぱいあると思うし。
絶対苦悩はあるし、
特によく広告の業界史で、
若い音楽プロデューサーの人たちが対談してるのってあったりするんだけど、
そういうレジェンダリーな人たちの話は。
あと、音楽の話にパスッとしますけど、
この2、3日前、音楽家って本当にすごいなと思ったんだけど、
譜面があるでしょ?
譜面を見ると、その音楽が頭に浮かぶっていうわけ。
プロフェッショナルだからそうなんですよ。
譜面にあるじゃない?これが。
それを見ると、頭に流れるらしいんだよ。
なんだけど、今の音楽家って、
譜面見ても頭に音楽が浮かばないんだって。
ただ、ニョロニョロあるだけだから、
それをデータで読み込んで、
音楽を奏でてもらわないと。
作曲した人の頭には浮かんでるよ。
自分がそれを譜面に落とし込んでるんだから。
なんだけど、昔からやってる先輩作曲家とか音楽家の人たちは、
譜面を渡されるじゃない?
渡されると、バイオリンとか、
ビオラもドラムも人たちも鳴るらしいんだよ。
それは今のにはないんだって。
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全部、流れてきた音楽で全部感じるんだよ。
頭の中では流れる人は少ないって。
その頭で流れた音楽がハマる。
実際に流れた音楽と一緒なわけだよ。
それは特殊機能なんだよな。
っていうようなことをこの前聞いて、
ちょっと痺れたんですよ。
あともう一個あった。
音楽プロデューサーの人、
昔は監督さんとプレイヤーが会話できたんだ。
だけど今は音楽プロデューサーとしか会話ができない。
プレイヤーの人も、
要は監督とどういう表現したいのか聞きたいわけ。
だけどもちろん音楽プロデューサーがいるから、
そのプレイヤーは仕事をもらってるんだよ。
要は監督とこの人の翻訳を聞いて、
プレイヤーは仕事をするわけ。
だけど昔は音楽プロデューサーとプレイヤーが、
監督に話をちゃんと聞けないんだよね。
今は監督との話ができないから、
ただ監督からの、
こんな感じの音楽っていうのがCMの音楽プロデューサーに、
音楽プロデューサーがプレイヤーに。
だからそんな形になっちゃったから、
僕は今CM音楽やってない。
監督の直の声を聞きたい。
でもリアルに監督も、
会話できるほどの知識量がないってのもありますよね。
そうだね、それもある。
やっぱり、
ここは今後触れていきたいと思うんですけど、
全方位的に知識がないとスタッフと喋れないじゃないですか。
それはカメラもそうだし、
演技もそうだし、
編集ももちろんそうですけど、
音楽の分野でも。
昔、昔って言い方がよくないですね。
割と監督になられる方って、
全方位的に興味を持っていらっしゃる方が多かったと思うんですよ。
だから音楽もあの時代のあの感じみたいな、
共通言語がある。
今は、
マルチプレイっていう言葉が流行ってたじゃないですか。
だから広く浅くだったと思うんです。
今は、昔は広く深くだった。
目指してた。
けど今は広さを求めてて、
深さはそんなに求めてないな。
そういう現象もあって、
多分会話ができないとかっていうのも原因としてあるんじゃないかな。
そうだね。
やっぱり監督、だから本当に持ちは持ち屋に任せているというか、
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ただ監督さんはイメージは持ってるから。
そのイメージを持ち屋は持ち屋に伝えて、
それを具現化するのがプロデューサーの仕組みなので、
だけど今トミーが出た時代に、
やっぱりちゃんと明確なディレクションがあったと思うし、
逆に今監督にプレイヤーがどうなんですかって言われると、
いやー、あのー、っていうことが多くなっちゃうから、
やっぱり今各プロフェッショナルがそこに対応されてるって言うんだけど、
そうですね、確かに。
プレイヤーからすれば、
いやちゃんと監督の話聞いてから作業したいなって、
人によってはそうだけどね。
人と人の仕事ですからね。
そう、あるけど、ちょっとそういうのがあるらしいですよ。
結構思いのほか白熱しました。
思いのほかね。
いや、ちょっとこの流れでですけど、
ちょっとこれ引き続きのシリーズとして、
次は効果音の話をちょっとバッティしたいなと。
なるほど、サウンド・エフェクトですね。
サウンド・エフェクトです。
これ結構、今回みたいな感じよりかはもっとラフな感じになると思う。
わかりました。
ちょっと一回じゃあこれで。
はい、わかりました。
よろしくお願いします。
ありがとうございました。
Oh, thank you.