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はい、じゃあ今回は、前回の続き、音シリーズと言いますか。
はい。サウンド・エフェクト、略してSEですよね。
ここも深いんですよね。
ねー、そうですよね。やっぱあれですよね、SEっていうのは、服がこうバフってなるときに、あの感じですよね。
そうです。でも、そういう、皆さんが思って聴かれてる音っていうのの、たぶん6割、7割は、後で付け足している音だと思うんですね。CMにおいては。
テレビCMにおいてはかな、あんまりウェブCMとかだとそこまで強調はしてないんですけど、
分かりやすいので言うと、飲み物のズギ音とか。
はいはいはいはいはい。
はい、そうですね。あんな音出ませんからね。
出ないですからね。出ないですし、やっぱりサウンド・エフェクト専門色なんですよ、こちらも。さっきの音楽もそうですけど。
はい、よくあのー、そうです。皆さんなかなか難しいと思いますけど、スタッフリストっていうものが見る機会が、よく専門誌にはあるんですけど、必ず下の方にSEとありますからね。
だから、やっぱり複雑な、意外と家をモチーフとした広告でも付けてますね、結構。要するに普通の一般的な物語でも、
サウンド・エフェクトをきちんと交換を付けて、結構強調してるCMって多い?
それは今トミーが言った家?っていうのはどういうのが付くわけ?それは。
例えば、家族の東京ガス的なCMとかでも。
食卓音ってこと?
食卓音とかでもそうですね。火の音とか。
あーなるほどなるほど。本当だから微細な、本当にちっちゃなことだけど、いかにもそういうことを感じさせるような音回りですね。
これ、効果音も二つあって、一つは現場で録る。
録録ってやつですね?
そうです。もうマイク、よく皆さんね、ガンマイクで録るっていうのが一個と、あとはもう完全に別から持ってくるっていう、ぽい音。
この別からっていうのは皆さんなんか、別から持ってくる。別のデータ、別の収音から持ってくる。
一個目の方は撮影現場の時に、その時に効果音の方もお呼びして収録しちゃうっていう。
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それのやり方もあるんですけど、音声さんは取っておいてあげて、後でデータを渡しして、もっと雰囲気に合うようにしてもらうっていうのがあるんですけど、
別から持ってくるの結構面白くて。
これ本当にイメージ、ラジオの時間わかります?
わかりますよ。僕大好きですよ。
ああいう感じでもやってたりするんですよ。
あのー、花火が打ち上がる時に、おひょいさんっていう方が昔いて、雑誌をピューンってやってて。
わかる?
ありましたよね。
あそこまでコミカルかったらそんなことないと思うんですけど。
これでも実は別のとこ持ってきたんだよみたいな話。
結構別に、人のイメージの音っていうのは、それ自体の音でないことが割とあるよっていう。
作られた音なんだけど、それは実際の音ではなくて、作られた音であるっていう。
それはイメージとして、しかも広告なんで、やっぱり潜入感というか、これはこういう音だよねみたいな結構強かったりする。
そういうのも専門職としてやってる方結構いっぱい。
今どうなんだろうな、新規ではないのかもしれないですけど、老舗の方いっぱいいらっしゃいますね。
でましてや今、そういう音も作られてるのが多いから。
その話もしようと思ってました。
そんな感じが僕はイメージとしてあるんだけど。
ライセンスフリーね。
ライセンスフリーでめっちゃありそう。
これはね、音楽先ほど前回でお話した、音楽以上にやっぱりこっちの効果音がはびこってますね。
そうだよね。
いかんせん、例えばポンみたいな音に著作なんかつきづらいんですよ。
そうだよね、そりゃそうだよね。
特定しづらいんですよ。
これあの人のポンだみたいな。
そうだね。
すごい今だから拾えちゃうんですよね、インターネット上で。
そうだよね。確かにそうだ。
でもあるし、あとそういうフリー素材とかいうものにおいて、そこにすごい対抗してるものがあって。
ちょっとまたごめんなさい、CMとはずれちゃうんですけど。
風立ちぬという映画があったんですけど、あの映画のヘリの音とか雑踏の音とか基本的に全部人の口で作ってます。
そういう職人さんがいらっしゃるんですか?
いや、じゃないです。その音響さんです。
スタジオジブリに所属してる人ではなくて、宮崎さんの映画をずっとやってる人が宮崎さんから、
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今日は全部、今回の映画は全部人の口で作ります。
効果音は作るのも、だからライセンスフリーのものとかそういうのじゃなくて。
絶対使わなさそうですね、宮崎さん。
全部口で、だから全部ブラブラっていうのを、ヘリの音とかもそれをブラブラっていうのを録って、
それを速くして、口の音でそれをヘリの音とか、全部リアルなところから風立ちぬは作っていくっていう。
徹底したんですね。
宮崎さんの指針によって、そういう人が作ったっていうストーリーを僕は見ましたね。
それってなんでなんだろうな。
やっぱこう、簡単に作りたくない。
ピョッと押して、これっぽい音でじゃあ進もうじゃなくって、人が苦悩して工夫してっていう、非常にめんどくさいけど、
別にそれを聞いた人が、これはヘリの音だなって思うわけじゃない。
これって人の口がブラブラって言って、そうじゃないか分からないけど、
だけど苦労、苦悩、それが映画じゃん。
みんなで工夫してきた時代あったよねっていう、今の楽人化の手術なわけよ、たぶん。
時間をかけずにコストを抑えて、ポンってできる、今すごい便利な時代ですよって。
だけど、これもさっき止めたけど、昔って言っちゃいけないけど、昔のコンテンツを作る時って予算はない。
だけど、何か新しいものを作りたいっていう希望だけはあって、
広告の話に戻っちゃうけど、予算はないけど、でもいいものを作りたい、新しいものを作りたい、
でも金はないから工夫はしようっていう人たちの集まりだと思う。
だけど、この時代になって予算はない、だけどコンビニエントって言っちゃいけないけど、
どんどん新しいものは作らなきゃいけない。
効率化ですね。
効率化しなきゃいけない。効率化でできたもので流行ったものもある。
でも全てが効率化でいいのかっていうことのたぶん提示を、たぶんさっきの映画の話も言うけど、
テレでとして、映画っていうものの中で何のメリットもないかもしれないけど、
知ってる人にとっては俺みたいにこれを語れるわけだから。
そうですね。面白いですもんね。
いやもうね、ほんと、効率化の波を思いっきり喰らってるのが、前回話した音楽とこのSEなんですよ。
そうだね。
これはね、業界的な問題だと思ってる。
だからそこに対して効率化で、
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効率化、要はそこに人が開催することで人権費が発生するし、
でもその人だからできる、言葉に形容できないけど、
難しいですけどね。
じゃあわかったと、SEに人間名が必要かって言われたら、
いやそうなんですよ。何とも言えない。
でも、AIじゃ検索できない正しい気持ち良い音っていうのは多分人しか測れないけど、
そんな音聞いてないんだよ人って言われたらそれを覚えたから。
まさにそうなんですよ。現代はそうなんですよ。
本当にそこにそんなコスト、お金だけじゃなくて時間も含め、
コストをかける必要があるのかっていうところを問われたときに、
そこに対する明快な回答を持ち合わせてる人って多分いないんですよ。
そうだね。いないんだろうなぁ。
僕たちもそんなに語られるほどもあれはないけど、
だけど、それを全てコンビニエントにしちゃうっていうのは、
なんか恐ろしいものもあるよね。
黒沢明が来てたらブチギレてたでしょ今の時代。
ですよ。だって電車がこうやって通るとこに家があったから、
あの屋根壊せって言ったんだけどね。
気が狂ってますからね。
で、壊した後また映画の予算でまた建てたって言うんだよ。
気が狂ってるよ本当に。
でも、何を良しとするかなのか、時代のせいにしていいのか。
でもね、今のごめん黒沢の話になっちゃうけどさ、
制作が説明しに行って電車がこうやって通るんですけど、
お宅の屋根が邪魔なんで一回壊させてもらっていいですかって。
え、いいですよって言う人もいるんだからね。
それはもう黒沢明さんの作品だから。
で、またこれ撮り終わったらまた建て直しますからって。
映画の予算で建て直すんだよ。
だんだんその家はね、そのストーリーがあるだけで、
かなり有名な。
かなり聖地巡礼ですよ。
それを理解してくれる人もいたんだからです。
まあこの効率の話っていうのは多分尽きない問題だとは思うんですよ。
ただ、その今、ライセンスフリーというか著作権フリーでネットから落とせてしまう。
じゃあ実際僕使ってないかって言われたら使ってるんですよ。
何とも言えないけどね。
ここに対して、やっぱり効果音っていうことに対する価値観も含めてですけど、
なんかどっかで見直せる機会があるといいなと思うんですよ。
そうですね。だから今トミーが言ってくれたように、
ライセンスフリーのものを使って作ることによって、
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プロフェッショナルがいなくなっちゃうんではないか。
作り方もあるし。
じゃあそのフリーのものとプロが作ったものにどんな差があるのかって言われる。
それは数字では測れないわけだよね。
測れない。
測れない。
測れないんだよ。
だから楽ちんに作られるものが素敵なのか、
プロに頼んで作られたものが、
じゃあその差は何なんだって言われたら、
分からんのけども。
僕一個思うのは、
ライセンスフリー、データベースとしてあるもの。
職人ではない方が作るものっていうのは、
あくまでも過去のナレッジというか、
過去の副産物でしかなくて、
新しいものっていうのは生まれないのかなって思うんですよ。
それはそこに対する情熱を持って作ってる人がやってるわけではないので。
そこの音に対しても多分、
職人が伝わらないことによってアップデートされるからね。
意外とアップデートはない気がするんですよね。
そうだね。
プロイコール僕はそのことに情熱を注ぎ、
時間やお金をかけ続けてる人だと思うんですけど、
その人だから新しいものが生まれる気はしていて、
現段階では、
じゃあ差異はどこなのとか言われても分かんないんですけど、
もう少し長いスパンでものを見たときに、
新しいものが生み出されてるのはきっとプロの人からかなっていう。
いやね、これは難しいのよ。本当に難しい。
難しいですよね、この問題は。
本当に難しいよ。
だから本当にそのコンビニ、
ちょっと話が長くなってしまいますから、
あれですけども、
よく仕事はある程度、
20何十年かはAIちゃんが全部やってくれると、
じゃあ本当に実践で残る仕事は何なのか。
人間でしかできない仕事は何なのか。
医者はAIはできないのか。診断はできないのか。
人間味のあるAIとは何か。
でもそれはデータを打ち込む人が、
データを一番最初に打ち込むのは人間。
でもそれに対して勉強していくのはAI。
それが人工知能ですから。
だから俺がやってる広報の仕事なんてもうAIちゃんでできちゃうわけよ。
本当に過去のアーカイブを学び、
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アウトプットする仕事は
代替可能だと思うんですよ。
ただそこに本当に考えられた、
コンピューター上で考えられたものを
最終的にジャッジメントするのは人間だと思うんだよね。
でも今おっしゃったようにそこまでの過程は
ビッグデータがありますから
それで十分になる。
適切なアウトプットを提供するのは
それでできると思うんですけど、
ソリューションというか
新しい解決策。
新しい切り口の方がいいかもしれない。
物の考え方を出せるのは
法律的なものではない。
そうだよね。
だから前にAIの話になっちゃったけど
TCCの1900年から2000年までの優秀賞を取ったやつのデータを
そのAIにぶち込んで
ある飲料メーカーで
30代から何代までにリーチしたい人たちに対する回のコピーは何ですかっていう
実験をやったことがあったんだよね。
それのクリエイティブディレクションがある有名なコピーラーの人がやったりとか
っていう話もやってたけど
でも結局当たり前だけどね
そこの中の幅の中で見られたものだから
どっかで見たことあるコピーだよね。
本当そうなんですよね。
どっかなんですよ。どっかで見たことあるんですよ。
一応そこの中の最善な人工知能じゃなくて
グルグルグルグルグルグルって考えて出てきた言葉ではあったけど
そこら辺もね、ちょっと話が逸れちゃいましたけど
皆さん是非ね、広告の音楽とあと
SE、
効果音、SEっていうのはそういう手間暇かけて
作ってらっしゃる方もいましてですね
意外とこれなんか違和感とかっていうのも
そりゃそれで面白いと思うので
是非注目して聴いてもらえたら嬉しいなと思います。
是非ですね、そういうのをちょっと意識しながらですね
注目してCMとかをご覧いただければですね
ちょっとこれってみたいなことが
ちょっと気づきがあるかもしれませんので
よろしくお願いいたします。
そう考えたらあれですね、一通り広告
そっか、広告に関わる職種の人は話したかもしれないですね
そうですね、あとそうです
撮影周りのところはもう
もうちょっとですね
話せるかもしれないですけどね
カラコレとか難しいですからね
なんかね、そこら辺もちょっと話していくと
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意外とお声として
こういう関わってる人いるんだみたいな話は
色々聞いたりするので
全然、そうです
この話をしてほしい、こういうゲストを呼んでほしい
とかっていうのもあったらですね
是非ね
呼びますよ
何なら喋りたいみたいなのもいいですね
いいですよ、来てください来てください
第一回目誰になるんだっていう
僕らの中でも測りかねてますけど
こんな家でよければ、俺の家じゃねえや
失礼しようもいない
っていうところでね
アドバタラジオ、すなけんさん、僕
それぞれツイッターアカウントありますので
ちょっとね、やっぱポッドキャストだったり
スポッティファイだと
レスポンスというか
やりとりみたいなのがあまりできない
フォローするとかありますけど
是非そこら辺のやりとりとかは
ツイッターを通して
皆さんとコミュニケーション取れたらなと
そして皆さんにどうしてもお願いしたいことがあります
ツイッターでアドバタラジオを
フォローしていただいている方
今一定数の方いらっしゃると思うんですけど
この話よかったな
ぜひね
いいな
富永今回はねてるな
今回もズビッといってんな
とかっていう時はですね
そのアドバタラジオのコンテンツを
リツイートしていただくと
よりその方の周りにいるフォロワーさんに
見ていただくことが
そうするともっとどんどん広がっていく
ちょっと
おかしなしゃべり方してますけども
怪しげですけども
なんかそういうこう
皆さんが好きな人にも
どんどん広がってもらえたら
嬉しいなと思っているので
それをリツイートしていただけたら
いいなと思って
今一生懸命いかがわしい
詐欺師みたいな感じで
今お話してよろしくお願いします
ぜひね
ハッシュタグでアドバタラジオ
ちにてんてんもあれば
しにてんてんも
両方とも対応しておりますので
ぜひそれをつけて
ご意見などをあげてもらいたいと思います
よろしくお願いいたします
というところで
音回り本楽と高歌音
シリーズとして
お話ししました
ありがとうございました
以上でございます