研究者の紹介と背景
ではですね、本日はですね、ビタミンDの力で糖尿病網膜症の治療と予防を目指す研究を行っている
宮津さんと川越さんのお二人の研究者雑談をお届けできればと思っております。
では、宮津さん、川越さん、順番にまず自己紹介からお願いいたします。
すいません、川越と申します。よろしくお願いします。
私は現在、東京理科大学の理学部で、今、ビタミンDの合成研究を行っている研究者です。
前まで、提供大学で研究をしておりまして、その際に今回一緒にお話をしております、八津先生と一緒に研究を始めたのがこのきっかけです。
八津先生どうぞ、自己紹介。
はい、提供大学薬学部で助教しております、八津と申します。
今は今回は糖尿病網膜症がテーマなんですけど、それ以外にも白内障だったりとか、
カレー予防編成とか、それからがん化疾患とビタミンD、ビタミンD受容体に関係する研究を、最近この数年で初めてやっているところです。
薬剤師としてやってた時もありますし、研究もずっとやってるんですけど、薬剤師としてやった時期も結構あるような形です。
よろしくお願いします。
ビタミンD研究のきっかけ
よろしくお願いします。
では今日はお二人にパトンタッチをして、ビタミンDって一体どんなものなのかとか、そもそも糖尿病網膜症ってどんなものなのかみたいなところから、お二人の研究を伺えればと思っておりますので、この後はよろしくお願いいたします。
はい、ありがとうございます。
はい、ビタミンDと糖尿病網膜症ということで今研究を行っておりますが、結構この研究始まったきっかけが、結構トリッキーというか、あまり普通とは違う感じの研究の始まりとなっておりまして、
まず、なんで二人で一緒に糖尿病網膜症とビタミンDというものをやっているかというものをちょっと説明させていただけたらなと思いまして、よろしくお願いします。
当時私は定峡大学の薬学部で教員をしておりまして、その当時からビタミンDの研究をやっておりました。
ビタミンDの研究をやっていく中で、ある日隣の部屋の先生から、生物系の研究ができる人を探しているんですが、誰かいませんかねということを声をかけられまして、
私はどっちかというと有機合成、ケミストリーの方の分野の人なので、あまりそういうふうな生物の話はわからなかったんですけれども、
当時私と一緒に研究をしていたポスドクの方が薬局でアルバイトをしておりまして、その薬局で偶然働いていたのが、今ここでお話ししております八津先生です。
八津先生は薬局で働きながらアカデミアポジションを探そうと頑張っていた時期でありまして、なのでちょっと私の教え子を経由して八津先生に声がかかったわけです。
ちょうど僕がポスドクをやりながらで、ちょうど今一番お金がなかった時期で薬剤師と両方で整形を立てている時で、アカデミックに何かポジションがあったらいいなということで、
八津先生の教え子の方と同じ薬局内で働いて、ちょうど時間がかぶることが多かったので、雑談がてが、ビタミン関連の仕事もやってたことがあったので、ビタミンの話を雑談でよくしていたので、
一緒に働かなくなってからですかね、しばらく一緒に働かない時期があって、僕が移動したりもあったので、そのタイミングに移動してから教え子のポスドクの方から連絡をいただいて、もしよかったらどうですかということから、今に至るというところですね。
幸い、八津先生を紹介したら、そのままトントン業種に話が進んでしまって、八津先生が定居大学の教員ということで働き始めまして、その入ったラボが眼科領域の研究をやっているラボで、特にそのラボではポリフェノールを使って目の疾患を治そうという研究をやっていたんですけども、
私はビタミンDをやっていたので、八津先生にちょっとビタミンDを使って目を治してよみたいな感じで、すごい適当なノリで、というのも当時ビタミンDが眼科に効くという知見は全然なかったんでしょうね、八津先生ね、確か。
そうですね、あんまりないわけじゃなかったんですけど、もしかしたら効くかもとか、ビタミンDないと目に良くなさそうだぞという話がちょっと出始めたぐらいのところだと思うんですよね。
生体内のビタミンD濃度が低いと何か問題があるとか、たぶんそういうふうな話ですよね。そういうふうなビタミンDと目ってあんまり研究されてなかったところで、私がなんかもう八津先生と仲良くなったんで、やってみてよみたいな感じで、サンプルを渡したのがきっかけで、渡してみたらなんとと。
たまたまなんですけど、ちょうど僕が着任したときに、ヘッドの先生がちょうどトニペ網膜症の方で結構、ラボの中が網膜症で少し盛り上がっている時期だったので、網膜症が始めやすい環境だったっていうのもありますね。
やるときに最初に、ということは色んな疾患を選ぶことができた中で、網膜症を選んだっていうのはやっぱりそのタイミングだったからっていうのはあるんですよね。
なるほど。なので、偶然私もビタミンDはたくさん、私は有機化学者なのでビタミンDをたくさん合成することができるんですけど、自分が作った子どもたちがどんなふうに役に立つかっていうのは自分では調べることができないので、
なのでこうやって色々調べてくれる人にやたらめたら声かけてた時期でもありまして、なので偶然やつ先生が私のツテというか、私の教え物ツテで入ってきてくれたので、これは幸いにと偶然渡したら、なんとそのビタミンD、私はビタミンD誘導体がとても効いていたと。
そうです。
今回のプロジェクトにつながっている形になっております。
そうですね、あそこから全てが始まったと考えると。
たまたま僕、ビタミンDって言われた時に、実は僕、人生で初めて研究で扱った加工物ってビタミンDだったんですね。
ちょうど使用性のビタミンとか、いわゆるステロイドとか、そういうのをずっと大学院生時代に扱ってきたので、本当に学部生の一番最初の時にちょっとビタミンDの研究もやってみようよみたいなことを言われて、ちょっとやってた時期もあったんですね。
だったので、ビタミンDやってみようよって川上先生からお話いただいた時に、これはもううむだろうと思って。
ビタミンDの新たな特性
そうだったんですね。
これはもうやるしかないだろうと思って。
そうですね、それこそ僕の指導教官だった先生とか、ちょっと院生の時に教えてもらった先生とかなんかにもいろいろ報告したりとかして、始まる時にいろいろ盛り上がって始まってきたっていう感じですね。
だから本当に研究って人と人とのつながり、人生全てそうかもしれないんですけど、偶然人と人とがつながって、そして偶然渡したビタミンDが偶然効いてしまったと。
なので今回クラウドファンディングにとってさせていただいてるんですけども、それで使っている化合物も一番最初にやつ先生に渡した化合物なんですよ。
なので本当になんかいろいろな、自分が想像してなかったところで人と人とがつながり、研究と研究がつながって、そして気がついたら自分の化合物がたくさんの人を救う可能性があるところにたどり着いてるっていうのが、とっても面白く研究者やっててよかったなって思った瞬間でもあります。
そうですね、本当に。またあれですね、ちょうどコロナがなかったら、コロナがあったからこういうタイミングで、僕も提供に着任するとか、提供で化合物テスト一緒になるっていうことだったんで。
確かにコロナもなかなか、私もコロナがなかったら今頃アフリカのザンビアっていう国で定年開会協力会やったんです。
申し込んでいて、健康診断まで受けて、さて次は派遣かといったところで、コロナが広がっていけなくなってしまったっていう会見もあって、本当になんかいろんな人生のその一瞬一瞬の変化によって全てが変わってくるんだなっていうのを何か日々体感するのがこの世界ですね。
僕もちょうど留学の話が少しあったんですけど、やっぱりコロナでバーってなった時に、ちょっとやっぱりこうアジア側から人を入れるのが今ちょっと難しいっていうふうな話になっちゃって、それでちょっと流れちゃったのもあったタイミングだったんで。
コロナがこうなって、本当に人生何があるかわからないですね。
そんな感じで始まったプロジェクトなんですけれども、ビタミンDってのはどういうものかっていうのを簡単に2人で説明させていただけたらなと思いまして、ビタミンDって言うと皆さんどういうフライページ持たれてるかなってところからの投げかけなんですけれども、ビタミンDって言うと、なんかビタミンCとかビタミンBとかビタミンAとかなんかいろんな言葉を聞いたことが、ビタミン何とかって言葉があると思うんですけども、またビタミンDってそれぞれまとめがあって、
それぞれ全然別個の化合物で、それぞれまた持ってる性質が違うんですよね。その中でもビタミンDってすごい変わった性質持っていて、ビタミンDのイメージを聞くと骨を強くするんですかとか、すごい昔に見つかった化合物ですよねみたいな感じで、ちょっと古い学問とか、そんな風な雰囲気でとらわれることも多いんですけど、
実はそうでもなくて、ビタミンDって本当に毎年毎年って言ったら言い過ぎかもしれませんけれども、新しい性能が見つかっているとっても面白い化合物なんです。多分そこら辺は八木先生の方が詳しいのかなって思いますけど。
そうですね、ビタミンDのそれこそ、ここ数年で一番面白いなって思ったのはやっぱり、脂質の話ですかね。コレステロールとかの方にも実は結構効いてるっていう話があって、ビタミンDってくくっちゃうと、生態の中に実はビタミンDっていくつかあってっていう話からなってるんですけど、
いわゆる活性型って言われてるのと、今まで不活性型って考えられてたものがあったんですけど、実は不活性型には不活性型にしかない作用があるっていうのがわかってきて、それが実は脂質の蓄積を抑制しているというのが最近の知見ですよね。この辺が一番大きいことですかね。
はい、そうですね。というのも、ビタミンDって今までずっと体の中で活性型になって、その活性型がレセプターにハマって体を発電するものだとずっと思われてきたと。ところが、それ以外の活性があるっていうのが見つかってきたのが2017年に、それはそのプロジェクトに私も携わっていたのが私の最初のビタミンDとの出会いなんですけども。
なので、そこで最初に出会って、実はさっき不活性型って言われてたものが不活性じゃなくて、そのレセプターを会社内で対応する作用がたくさんあるってことが最近わかってきたっていうところが、今ビタミンDがすごい新しくて面白いケミストリーになっているなと思っております。
そうですね。活性型でも実はビタミンD、需要帯に作用するだけじゃない作用とかも結構分かってきたりしてて、そういったところもかなり今研究対象としてホットになってきてるんですけど。
知名度はやっぱり、なかなか知る人を知るみたいな状態にはならないなっていう感じですよね。
たぶんね、それを見つけるのが難しいんだなと思うんですよね。
需要帯、レセプターに入って発現する活性っていうのはたぶん見つけやすいんですよね。
ビタミンDの新たな活性
だけど、どのタンパク質、体の中には山ほどあるタンパク質があって、そのタンパク質にどれと直接作用しているかっていうのを見つけ出すのはたぶんすごい難しいですよね。
ケミカルバイオロジーといって、そのケミストリーとバイオロジーが一緒になる学問が広がりつつある今だからこそ見つかっている活性かなと思っています。
私がすごい面白いなと思うのは、レセプター、需要帯に入って発現する活性っていうのは、いわゆる副作用があって、血液中のカルシウム濃度を上げてしまって、高カルシウム結晶っていうものが起きて、
その副作用で死んじゃうんですよね、簡単に。なので、ビタミンDを使って医薬品にしようとすると、どうしてもそのレセプター、需要帯を使っての作用になると、副作用を取り除くのは難しかったんですよね。
だけど、今回の我々がやろうとしているこの活性は、直接標的タンパク質に対応するので、需要帯を返さないので、カルシウムが上がる高カルシウム結晶を全く起こさないっていう、次世代の創薬の種になるなっていうのが最近感じております。
結構最初のデータ見たとき衝撃的だったんですよね。ビタミンDのレセプターをどこまで活性化するか、活性が強ければ作用が強いみたいな話だったんですけど、どうやらそうじゃないらしいっていうのがいろいろ出てきて、これは新しいし、やればやるだけ面白いテーマかもしれません。
その瞬間はちょっとトリガーだったのが覚えてますね。
本当にそうやって自分の作った化合物をそうやって評価していただいて、そうやっていろんな面白いものを見つけ出してくださったの。
やつ先生がいるからこそ自分の研究っていうのが生きてくるものがあって、私が作るからこそやつ先生が生きてくるものであって、なので結局2人でやると、これからやっていくしかないよねっていうような感じでなっております。
片方いたら、片方では足りないっていうので、今回のラジオも2人でやると思ってますし、結局多分この先も2個位置でやっていくんだろうなって思いますね。
本当にずっとこの体制でよろしくお願いしますっていう感じですね。
だからいい意味でサボれないんですよ。
自分よりもやつ先生若いんですけど、その若い先生が頑張ってくれてるのに、もうそろそろ疲れたからやめろみたいな。
もうそういうことは変に言えないというか、いい意味で終わってるねっていう風に感じてます。
僕もカゴですごい話し切っちゃったり、すごい頭の回転が速く、すごい助攻出しっていただけるんで、カゴ物もすごいいっぱい作っていただいてるんで、もう頑張らないとって感じでいいかなって。
そうですね、お互いそれってうまくフランスの話になっていければいいなと思いますよね。
そうなんです。なので、きっとビタミンDの話を始めたらこれからに立ち寿司になっていまして、だから本題に移りたいなと思いまして、
糖尿病網膜症の理解
我々今狙っている疾患がありまして、それはがん科疾患の一つの糖尿病網膜症というものです。
この説明はきっとやつ先生にしてもらった方がいいのかなと思うんで、お任せします。
糖尿病網膜症は知ってる方もいると思うんですけど、知らない方向けの話だと。
糖尿病で目が見えなくなるっていうのの代表ですね。糖尿病の三大学病症と言われるものの一つですね。
腎臓が悪くなる、目が悪くなるのって結構早い段階で網膜に障害が来るんで、糖尿病になった方っていうのは、糖尿病の診断が出た方はとにかくがん科にも受診してくださいっていうのを積極的に内科医の先生からは言われるはずです。
全体のうちの糖尿病になっている人のうちの15%でこの網膜症自体は発症するんですけど、網膜の障害、網膜症に至らない、今でも網膜に障害が出てるっていうのは糖尿病患者のうちの大体30から40ぐらい、論文によって様々なんですけど、大体3割か4割ぐらいの人は網膜に障害が出ているというふうに言われています。
なので、これを治す方策っていうのは、今VGF薬と言われているような血管申請を抑制する薬剤なんですけど、網膜が悪くなってきたときの最後の方にバーっと血管が網膜の中に出てきてしまうんですけど、そういうのを抑制する薬剤を注射で、目の眼球に直接針さして注射で、
それを抑制するっていうのが今の一番一般的なよくやられている治療なんですけども、やっぱり目に針さすのってちょっと怖いなっていうのと、あと結構後半なんですよね、目が悪くなってからしか使えないものになってきているので、
もっと早い段階で使えるものがあったらいいなっていうのが、今回の開発研究の一番のポイントかなと思っています。できれば点眼で何とかしたいよねっていうのが、今の川越先生との一番のポイントかなと思っています。
結構既存の治療法が随分デメリットが多い治療法なんですよね。
というのも、まず値段がそもそも高い。
最近売り出されているやつだと薬の値段だけで1本18万円とかっていうものがありまして、そもそも値段が高くて、それを体の中に入れなきゃいけないんですけども、それを点眼とか目薬とかじゃなくて、直接目に針さして打ち込むっていう、少子体内注射っていうやり方で。
効いてて痛そうですよね。そんな痛そうなやり方して、そしてそれも1回で終わりじゃなくて、何回か場合によって症状によってはやらなきゃいけないっていう形で、とにかく患者様の負担が大きいっていうのが既存のやつです。
実は今回使っているビタミンDは全ての問題を解決できます。これは誇張なく全ての問題を解決できます。
先ほど目薬でやりたいねって話が出たんですけども、もう皆さん家で目薬さして、そして治療した方が楽ですよね。
バタバタ病院行って、抜粋受けて、目にガーって注射剤さされてやるよりは、家で寝転がりながら1日1回点眼した方が楽ですよね。
ビタミンDを使うと点眼薬に利用することができるので、まずその問題点解決できます。
そしてビタミンDのすごいところは、そもそも安いんですよね。原料が安いので、薬の価格もすごい安くなる可能性があります。
それはあとは製薬会社さん次第なんですけど、すごい安くなるポテンシャルを持っております。
あとは一番大きいのは先ほど話していた、今までの薬というのは血管ができる血管神経を防ぐための薬なんですけども、
なんとビタミンDは血管を作るのを防ぐだけではなくて、目の中が炎症を起こして症状が悪化する炎症を防ぐ作用があります。
なんと一回で二度押しものなんですよ。なのでビタミンDはいろんな問題点があったこれまでの問題に対して全て解決できます。
ビタミンDの幅広い可能性
それをぜひとも日本の製薬会社で作りたいなと思っています。
今は海外の製薬会社が既存の薬を全部権利を持っているので、
我々の税金が年間誇張なく1000億円くらい海外の方に流れていっていると言っても過言ではない状態です。
そこを日本の製薬会社で安く、より簡便に治療できるような薬ができれば、
そうすれば日本国としても利益があって、かつ患者様にも利益があって、
消費者さんも毎回毎回少子体注射しなくても済むという、みんなが嬉しい利益になるなと私は信じております。
どうですか、三谷先生。
そうですね、そうなると信じています。
いろいろやらなきゃいけないことはいっぱいあるんですけど、
しかも今回の加護物だと、いわゆるさっき言ったビタミンDでの高カルシウム吸収のリスクもほぼないと考えられますので、
ビタミンDじゃなくて今回の類塩体でやるっていうことの意味っていうのは結構大きいんじゃないかなというふうに思いますね。
今のところ、私が所属している東京大学側とも話をしていて、
大学内のスタートアップを立ち上げて、ちょっと外から本格的にお金を出資してもらって、
ぜひ医薬品までつなげていきましょうという形で、現在話も進めておりまして、
いろんな研究を進める上で、お金の話になってしまうんですけれども、
お金を研究する上で、いわゆる日本が文部科学省とか厚生労働省がやっている外部資金もあるんですけれども、
やっぱり薬を作ろうとなると、本当に最初の全臨床、非臨床だけで数億円、
そして本格的な臨床試験になると、本当に億の桁がまた一つ二つ上がるような、そんな世界になってくるので、
なので、やっぱりいろんなところから研究費を満遍なく確保しながら、
ぜひこのビタミンDを薬まで持っていきたいなと、そんなふうに思いながらやっております。
そうですね、やっぱり製薬メーカーさんとお話しすることも結構多いし、よく言われるのが、
早くベンチャーにしてくださいと言われることが多いので、
ぜひ皆様のお力添いいただきながら、この研究を進めていって、
最終的に薬品にまで持っていけたらいいなというふうに強く思いますね。
そうですね、やっぱりビタミンDを使って目の疾患を治すというのは、
とてもすごいメリットがたくさんあるなというのを、今回研究を始めて、
しっかり調べてみるとわかることが多くて、そして実はこのビタミンDの話って、
糖尿病網膜症だけではなくて、糖尿病網膜症と同じような作用で疾患が発生する、
カレーオーハン変性、オーエントレーションにも効いていることがわかっていますし、
とても面白いのが、白内瘡を予防している化合物まで見つかっています。
これは、じゃあなんで白内瘡を予防できているのって言われたら、
実はちょっとまだわかっていなくて、今後調べなきゃいけないんですけれども、
ですけれども、とりあえず白内瘡を予防することができるビタミンDまで見つかっていまして、
なので、そうすると、全てのがん化疾患にビタミンDが薬として使えるんじゃないかっていう、
そういう夢まで出てきています。
そうですね、いろんなところに応用効くんじゃないかなっていうふうな、
ビタミンDシグナル自体が結構大事で、いろんながん化疾患に対して、
ビタミンDのどこを強化するかによって多分作用が変わってきて、
強化したポイントによって、どのしっかり効くかみたいなところが決まってきたら、
面白いんじゃないかな、面白いしみんなハッピーなんじゃないかなって思っています。
そうですね、やっぱりみんなを幸せにするっていうのは、やっぱり一番大事なところで、
なので将来的には天然薬にすべて、皆さんが市販で買われるようなビタミンD、
天然薬に全部ビタミンDを入れて、将来は誰も白内瘡にもならない、
誰も盲膜症にもならない、誰もカレーオファ変性症にならない、
ただそれを使っているだけで、もうみんなすべてのがん化疾患から、
解放されますよという社会構築まで到達できたらなっていうのを、
この研究をしながら感じております。
はい、そこまでぜひ。
抑援体をいっぱい作って。
そうですね、せっかくやるなら世界を変えたいと思いながらやってますので、
ぜひ皆様にもいろいろな面でお力添えいただけたらなと考えております。
クラウドファンディングと研究への挑戦
今、アカデミストさんが支援のほうのサイトをアップロードしてくださいましたね。
こちらで今クラウドファンディング、2週間くらい前から始めてまして、
30%くらいでしたっけ?
34、35くらいまでありまして、
やっぱり我々外部資金をいろんなところにアプライして、
例えばそれは文科省だったり厚生労働省だったり、あとは学内の予算とか、
いろんなところにアプライして、少しずつ成果出始めてるんですけど、
やっぱりいろんな面で資金が集まればなるほど、
安心して研究できるというんですかね。
安心して次のものを生み出せるものにつながるので、
なので今回できる、いろんなところからの研究費を集めたいなという一つのモチベーションから、
あと自分の研究をもっと皆に知ってもらいたい、
自分がどこを目指してるかっていうのも含めて考えておりまして、
こうやってクラウドファンディングに挑戦させていただいております。
僕の方も今回、糖尿病網膜症の話で、非常に糖尿病網膜症で、
糖尿病の方が網膜症に対する認識、糖尿病の患者さんの網膜症に対する認識って、
やっぱりまだまだ薄いなっていうことを感じているので、
ぜひこのクラウドファンディングが啓発活動の一環として、
糖尿病と網膜ってすごいこんなに関連が深いんだよっていうのを、
少しでも多くの人に知ってもらえたらなというふうに思っております。
はい。
それではアカデミストさんにお願いします。
ありがとうございます。
ビタミンDの重要性
もうビタミンDの話だけで1時間ぐらいで。
いやいや、行きます行きますね。
ヤバイヤバイ感じする。
途中で止めないと。
これはまずいな。
激アツビタミンDトークがあったんですけど、
あとは結構印象的だったのはやっぱりヤツさんが心が震えた瞬間のお話。
やっぱり研究者をやっていて、
たぶん一番の喜びってそういうところなのかなというふうにも感じたりはしました。
そんなお二人がタッグを組んで、
やっぱりこのビタミンDで糖尿病網膜症の治療と予防薬を開発するっていう、
すごくワクワク感が伝わるなというふうに聞いていて感じました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
お知らせと感謝の言葉
今日聞いている皆さん、
ぜひ今Xのほうにも貼ってあるクラウドファンディングのページ、
ぜひまずはご覧いただければと思いまして、
ちょっと支援したいなと思ったら、
ぜひご支援のほうもポチッと押していただけると嬉しいです。
お願いします。
では本日はヤツさん、川越さん、そしてお聞きの皆さん、
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
失礼します。
失礼します。
失礼いたします。
アカデミストトークスをお聞きいただきありがとうございます。
アカデミストではクラウドファンディングにチャレンジする研究者を募集しています。
アウトリーチ活動をしながら、
ご自分の研究に共感するサポーターを集めることに関心のある皆さん、
ぜひお気軽にお問い合わせください。
それではまた次回、アカデミストトークスでお会いしましょう。