社長失格 (板倉雄一郎) https://amzn.to/4roPrIe
- 『社長失格』は、急成長したハイパーネットが 1997 年末に破産するまでを、板倉雄一郎さんが自己破産直後の 1998 年に自ら振り返った記録。新規事業の誕生から資金繰りが尽きるまでの経緯が、当事者の視点で詳細に描かれている
- ストーリーの前半では新規事業が次々に形になる高揚感があり、後半では歯車が逆回転するように破産へ向かう。会社を押し上げた勢いが、環境の変化とともに違う作用を生み始める極端な落差が印象に残った
- ハイパーダイヤル、IMS、ハイパーシステムは、顧客からの要望や環境変化をきっかけに、それまで蓄積した技術・データ・マーケティングの知見が結びつき、次の事業へ連鎖していった
- 住友銀行を起点に広がったハイパーネットへの信用は、資金と事業機会を呼び込み急成長を支えた。しかし 1997 年に銀行の融資姿勢が一転して変わると、信用と資金の流れも逆向きに変わり、資金繰りが急速に悪化した
- ハイパーネットが見ていたネット広告市場は、その後実際に成長した。新しい市場に挑むときは、市場の成長が想定より遅れる可能性まで織り込み、その未来が来るまで会社を生かせる資金を持てるかが重要になる
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