書籍『敗れてもまた走れ アシックス創業者 鬼塚喜八郎の情熱 (財部誠一) 』を読んで印象に残ったのは、鬼塚喜八郎が創業時に抱いた思いを、生涯にわたって仕事の基準にしていたことです。
「健全な身体に健全な精神があれかし」
敗戦後、何のために生きるのかを考えた鬼塚がたどり着いた言葉は、スポーツシューズづくりにつながり、選手への向き合い方や商品開発にも表れました。そして 1977 年に誕生した ASICS という社名にも宿ります。
鬼塚喜八郎が 「敗れてもまた走れ」 た理由を考えると、最後に残るのは、創業時から変わらなかったこの志でした。
本書を読み終えて、ソニーやホンダと同じように、戦後の日本から世界へ挑んだオニツカと鬼塚喜八郎の存在をもっと知ってもらいたいと思いました。日本にアシックスという会社があり、その礎を築いた鬼塚喜八郎がいたことを、 あらためて誇りに思います。
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