インドアとビーチバレーの違い
ビルドアップローカル、番組ナビゲーターの常田幸永です。
この番組は、30年のスポーツ界でのキャリアを経て、現在は地域金融機関に勤務している私が、スポーツを通じて街を豊かにしようという番組です。
さて、今週も一般社団法人 Club Support代表理事 プロビーチバレーボール選手である渡辺周馬さんにお越しいただきました。
渡辺さん、どうぞよろしくお願いします。
今週は、渡辺さんのスポーツ選手と競技についてもお話ししたいと思っています。
先週、バレーボールとビーチバレーの二刀流という話もさせていただきましたが、
バレーとビーチって同じバレーということではあるんですけども、競技をするときの環境の違いであるとか、ルールとかもね、
もしかしたら道具も含めてかもしれませんけども、何かここの違いっていうのをちょっと分かりやすく教えていただきたいなと思うんですけど。
まず一番の違いとしては、普通のインドアのバレーボールに関しては6人でバレーボールをするんですけど、ビーチバレーは2人でやります。
なので、少ない2人の中で何とか試合を成立させないといけないというところが一番の違いかなと思うんですけど。
あと違うところとかですけど、ちょっとボールもインドアと違って弾きにくい素材になってたりとか、コートの広さですね。
インドアの室内の体感だと9メーター、18メーターという形の広さなんですけど、それがそれぞれ1メーターずつ短くなってて、8メーター、16メーターでちょっと狭いっていう感じ。
形でやるのがビーチバレーですね。
あと環境ですよね。
そうですね、一番はそこですね。
室内って結構空調が効いてて、涼しい中で、あと風の影響もなくとかありますけど、ビーチって外じゃないですか。
基本的に屋外です。
ということはほら、炎天館の中でやるとか、そういう試合も結構あるんでしょうか。
ありますあります。真夏の時は本当に35度とか40度近い時にやる時もありますし、あと風ですね一番は。
暑いのもしんどいですけど、風も本当に場所によっても吹く方向だったりとか、強さとかも日によっても全然違ったりするので、コントロールしないといけないっていうのも難しいですし、それもビーチバレーの面白さかなとは思いますね。
そうなんですね。あれですか、水分補給とかそういう取れる時間もあるんですかちゃんと。
そう、試合の時はビーチバレーって両チームの合計得点が7点のタイミングでコートの場所を変わるんですよね。
スイッチするって言うんですけど、そのタイミングで基本的に水分補給してもいいよっていうようなルールになるタイミングがあったりするので、その時に取れるのと、あとはタイムアウトとかのタイミングでベンチに座って水が飲めるって感じですね、水分補給は。
そうなんですね。あつさの話しましたけども、場所によってその砂の質とか。
そうですね、違いますね。国内でもやっぱり全然違いますし、やっぱりそれこそ海辺、江ノ島の近くの久毛沼海岸だったりとか平塚っていうところは黒い砂で結構固めの動きやすい砂みたいな感じだったりするんですけども、
大田区にある港都だったりとか川崎にある港都とかに関しては白砂って言われて結構深いというか動きにくい砂なので、動くのは大変ですけど、個人的にはその白砂の方がなんか動きやすいっていうか好きだなっていう感じはします。
白砂の方が。
はい、綺麗なので。
だけど深いんでしょ。
深いです。
以前東京ベルディのビーチサッカーチームの大津さんにお越しいただいたときに砂の話を伺いましたよ。深さが違うんだっていうね。これ深さによって練習方法を変えたりとかするとかっていうね、その話も聞きましたよ。
ビーチバレーとかだと試合の場合だとやっぱり固い港都、それこそ海辺のところに関しては特に男子だと結構飛びやすいんで、やっぱり攻撃が強打が強い球を打つスパイクとかが増えたりするんで、守備のポジションとかをそっち体系に持っていくのを増やしたりもしますし、逆に深いところに関しては飛びにくかったりするんで、ショットって言われる空いてるところに緩いボールを落とすっていう攻撃があるんですけど、そっちに対してのポジショニングを多くしたりとかっていうのを変えたりは。
なるほど。
状況に応じたね、やっぱり戦い方をしていかないとなかなか勝てないですよね。
それからですね、二刀流のことにちょっとまた話戻りますけども、バレーとそれからビーチバレーのですね、この両方やっているメリットというのをちょっとお聞きしたいなと思うんですけども、どんな点がありますかね。
まずインドアとビーチバレー、もちろん同じバレーボールなんですけどさっきおっしゃった環境も違えば場所も違うんで、本当に最初始めたときは全く違うスポーツだなと思ってやってたんですけど、
競技の相乗効果
インドアで得られるスキルっていうのはビーチバレーにも絶対活かせますし、逆にビーチバレーで得られるスキルっていうのもインドアの方でも活かされたりするので、
両方活かし合いながらやりたいな、やれるなと思ったので、僕は両方やってたりするんですけど、例えばやっぱり僕インドア出身の人間なので、ビーチバレーボール選手の中にいるとやっぱり結構強い球を打てる。
ビーチバレーってショットって言われる、ゆるい球を打って決めれるとかっていうシチュエーションも結構多かったりするんですけど、インドアってそんなことやったら6人いるんで、全部拾われちゃいますから。
確かに。
インドアでも思いっきりガンガンガンガン打っていかないといけないっていうシチュエーションが多いので、やっぱりそれをずっとやってるとビーチバレーに戻った時に、やっぱりそれが当たり前とか身についてるんで、ちゃんとしんどいボールとかでも打ちにいけるだったりとか、操縦効果みたいなものがあるなとは思ってますね。
なるほど、それはメリットですよね。
メリットだと思います。
今の渡辺さんみたいに、室内とそれからビーチ、両方やられているアスリートって国内にたくさんいるんですか?
ほとんどいなくて、ほんと普通に僕ともう一人名古屋の方でやられている水マッチ選手っていう選手がいるんですけど、その方は両方やってたりするんですけども、がっつりこうやってインドアもシーズンVリーグ、SVリーグに入ってやるといってあって、
夏シーズン、それこそワールドツアーも含めてビーチバレーでトップ出るっていう選手はほとんどいないような感じですね。
そうなんですね。先ほどボールのサイズというか硬さというか、そういったものも違うっていう。
ちょっと違いますね。
コートのサイズもね。
はい。
その辺の感覚のブレというか、そういうのって違くない?
ありますよ。
ありますよね。
ありますあります、もちろん。
そういうのをやりながら修正するんですか?
そうですね。やってたらそのうちになんか戻ります。
なるほど。自然に戻る。
両方なんですがね、僕もビーチシーズンの時、それはちょうど今がビーチシーズンなんですけど、
このタイミングでもちゃんと週に1回とかはインドアでの練習とかもちゃんと入れたりしてて、
トレーニングと怪我の比較
僕の場合そのもちろん両方ちょっとずつやってるっていうような感じなので、
そこまでのブレとかはなかったりするんですけど、
久々になんかインドアやったりすると、なんか変な感じだわみたいなことはあったりするので、
もし両方やってみたいなっていう思う方がいれば、ちゃんと1週間に1回は両方やるっていうふうにやってもらうのをお勧めします。
そうなんですね。
2つのですね、極めるところがちょっとそれぞれあるんだろうなっていうふうに思うんですけど、
トレーニングで高めていくためのその方法っていうか、その辺はいかがですか?
インドアの方に関しては、もちろん個人の練習とかも結構するんですけど、
やっぱり6人で勝ちにいくっていうことをしないといけないので、
どちらかというとチームの練習をするっていうことが多いなっていう印象はあったりするんですけど、
ビーチバレーって2人しかいなくて、逆に試合をしているときに6人だったら誰かが調子悪くても残りの5人でカバーすりゃいいんですけど、
2人しかいないんで、片方がダメになっちゃうと結構しんどいんですよ。
でも逆に2人ともいければそれで勝てるっていうか、もちろんチームで極めるところは極めるんですけど、
やっぱり個人の力を求められるのがビーチバレーかなと思うので、
個人のスキルアップっていう練習は結構ビーチバレーではやったりするかなと思いますね。
そうなんですね。怪我はどうですか?両方の競技を比べて。
怪我の前にしんどさでいくと、インドアやった後に来るのはなんかブシブシの痛さが来て、
関節とか膝とかに来るんですけど、ビーチバレーはシンプルに筋肉に来る感じなので、
それは衝撃なのかな。
時間の反発とかっていうのは結構あると思うので、もちろん怪我はインドアの方が多いんじゃないかなと思います。
ビーチバレーは別に思いっきり変な飛び込み方しても、砂なんで全然大丈夫ですね。
砂は足で砂をキャッチしながら飛び上がらなきゃいけないから、筋力がないとね。
筋力はしんどいですね。
なるほど。じゃあもうすぐアイシング?
アイシングもそうですし、ストレッチとかもそうですし、
あとは筋肉系なんで、僕はちゃんとお風呂入らないと結構しんどいなってなっちゃうんで、
油断とかちゃんと入って体全体ほぐしてケアするみたいなことはやってますね。
そうか、いろいろ面白いですね。比較するとね。
そうですね。
この2つの競技をやってるっていうのは本当にすごいなと思いますよ。
食事と生活への配慮
ありがとうございます。
あともう一つね、大事な部分で食事とか生活というのも非常にこだわりがもしかしたらあるのかなと思うんですけど、その辺はいかがですか?
やっぱり食事とかは気をつけてて、特にシーズン中とかですけど、僕ラーメン大好きなんですけど。
ラーメン?
ラーメン食べ過ぎちゃうとやっぱり脂質多すぎてパフォーマンス悪くなっちゃったりとかしたりするので、食べたいですけど我慢したりするとか、
あとは体質的に僕魚肉が体質に合ってるタイプなので、なかなか魚肉取るって難しい。
肉の方が簡単だと思うんですけど、なるべく魚肉を取る機会を作るとかっていうのは意識してやってるところです。
そうなんですね。分かりました。いやー面白かったな。
ありがとうございます。
今週もですね、一般社団法人、クラブサポート、代表理事、プロビーチバレーボール選手の渡辺修馬さんにスポーツ選手としての一面をお聞きしました。
次週はクラブサポートで行っている地域課題の解決についてのお話を伺いたいと思っております。渡辺さん今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
常田幸永がお送りしているビルダップローカル、本日はここまでとなります。
番組の感想は各媒体のコメント欄か、Xでハッシュタグビルダップローカルをカタカナでよろしくお願いいたします。
そして、いつも番組をお聞きくださっているリスナー様に素敵なお知らせ、渡辺修馬様よりプレゼントをいただきました。
ビーチバレーユニフォームを抽選で計3名様にプレゼントいたします。
詳しくは渋沢くんFM公式Xをご覧ください。
皆様のご応募、どしどしお待ちしております。
ご相手はビルダップローカル番組ナビゲーターの常田幸永でした。
それではまた。