1. BUILD UP LOCAL!! / ビルドアップローカル
  2. #5‐3 ゲスト:東京ヴェルディ..
2024-03-15 15:43

#5‐3 ゲスト:東京ヴェルディ 代表取締役副社長 森本 譲ニさん③

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BUILD UP LOCAL!!
番組ナビゲーターの常田幸永です。
この番組は、30年のスポーツ界でのキャリアを経て、現在は地域金融機関に勤務している私が、
これまでの経験とゲストの皆様とともに、スポーツを通じて街を豊かにしようという番組です。
さて、今週も東京ヴェルディの代表取締役副社長、森本 譲さんにお越しいただきました。
森本さん、どうぞよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いいたします。
では早速なんですが、今週はですね、東京ヴェルディクラブという一般社団法人ですね、
こちらで展開されている総合スポーツクラブ化についてお聞きしたいと思っております。
まずですね、一般社団法人東京ヴェルディクラブという法人についてお聞きしてもよろしいでしょうか。
はい、一般社団法人東京ヴェルディクラブというのはですね、
皆様あまり聞き及びがないと思うんですけれども、
実は2018年の8月に設立された東京ヴェルディに関係する社団法人として設立をされております。
取り組み内容としては、サッカーの男子女子以外のですね、
実はヴェルディというチームがたくさん今存在していて、
様々なスポーツ種目を取りまとめて管理している、運営している会社として東京ヴェルディクラブという法人を設立いたしました。
具体的に言うと今実はサッカーを含めて合計16種目まで東京ヴェルディという名前で活動しているチームが増えていまして、
例えばイースポーツなんかもですね、実は東京ヴェルディとしてのイースポーツチームがあったり、
あと野球もですね、公式野球、男式野球ともに東京ヴェルディとしてのチームとして実は株組織も存在していたり、
様々な種目でこの東京ヴェルディという名前とともに東京都を中心に活動していっている、
そういった集合体を総合クラブというふうに呼びまして、その総合クラブを運営している母体として東京ヴェルディクラブという形の社団法人を2018年に設立したというのが背景になっています。
イースポーツというのもユニークなんですけども、16チームあるというのはこれは他のクラブにはない取り組みですよね。
そうですね、Jリーグクラブでは一部新潟さんとか湘南さんですね、いくつかのチームは総合クラブ化を目指して今取り組まれているので、
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実はヴェルディだけではなく、Jリーグの中でも様々な種目を持たれているチームはあるんですけれども、
ただ合計16チームまで増えているというのは私が知っている限りは今はない。
ヴェルディだけでしょうね。
なぜサッカーの東京ヴェルディがここまで多種目の多くのチームをヴェルディという名前で運営しているかというとですね、
一つの背景としては、これ私自身の経験もそうなんですけれども、やはり学校で体育をする、学校でスポーツをするということが今までの当たり前だったので、
小学校の頃に一つの種目を選ぶとですね、なかなか他の種目をする機会というのがなかったんじゃないかなというふうに思うんですね。
ただ本来スポーツはもちろん一部のエリート、トッププレーヤーはプロになり、
そして様々な日本のトップレベルまで競技を続けていくんですけれども、
ほとんどの方々が途中でスポーツを本格的にすることから離れるわけなんですね。
だから一種目だけやり続けるということも、一つのスポーツを極めていく美学なのかもしれないんですけれども、
それよりもシーズンごとに様々な種目ができる環境をこれからは作っていくべきなんじゃないかと。
何よりも子どもたち自身がですね、自分で楽しいなとやりがいがあるなという種目を自分でやっぱり選んでいく、
そういったスポーツカルチャーをこれから目指していくためには、
自分たちで様々な競技を持っていないと、なかなか自信を持って子どもたちに体験をさせてあげる、
そういった機会が作れないんじゃないかということもあってですね、
スポーツ文化をより浸透させて、シーズンスポーツの考え方をですね、
東京からベルディーがやることによって、いろんな人たちに驚きとともに知ってもらえるんじゃないかという背景がありました。
何よりも今東京だけではなくて、日本の様々な各地でですね、
やっぱり私たちが経験してきた部活動というものが、様々な理由により立ち行かなくなってきているということで、
やっぱり子どもたちがスポーツをする環境が学校の中でも難しくなってきていると。
かたや学校の外で公園ではボール遊びをしてはいけないと。
そうですね、多いですよね。
多いですね。
ですからそういった子どもたちが本当に子どもたちの遊びとしてスタートするスポーツが、
どんどんどんどん今なくなってきている、失われている環境の中で、
やはりちゃんとした指導者と高い競技レベルまでを受け入れられる、
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そういったチームをベルディがたくさんチームを持つことによって、
一つチャレンジとしてですね、新たな日本の中でのスポーツクラブの可能性を自分たちもチャレンジしていきたいし、
そのチャレンジをいろんな方々に知ってもらうことで、
もっと日本のスポーツをする子どもたち、スポーツをする人口が増えていけばいいなという思いを持って、
2018年に設立をさせていただいたという背景でございます。
なるほど、わかりました。先ほど森本さんの方からチャレンジという言葉がありましたけれども、
創設の精神であるパイオニア、これにつながるような受け止めもできますし、
何より東京のエリアの中でベルディというブランドの下で、これだけのチームを運営しながら、
子どもたちに多様な種目の機会を与えているという、本当に素晴らしいことだなというふうに思いますよね。
ありがとうございます。
ありがとうございます。一般社団法人東京ベルディクラブの各チームの取り組みなんですけれども、
これもいろいろと展開されていると思うんですが、先ほどのスクールということもありましたけれども、
他には何かいろいろと展開されているんでしょうかね。
はい。それぞれの種目がそれぞれの代表者を立てて、自分たちで高い競技レベルと、
あと子どもたちがスポーツをする環境をそれぞれのチームで作っていきましょうという、
この志は東京ベルディ全体で共有をして同じ目標を掲げています。
ですので、実はほとんどのチームがトッププレーヤーを、トップチームを保有するだけではなくて、
子どもたちがプレーできる株組織、これはスクールであったり、より専門的に極めていこうというアカデミーであったり、
このアカデミースクールを設立するためのサポートを、ベルディクラブの事務局が今行っているということです。
あと、親子でスポーツをする体験教室ということを、例えばサッカーの試合の前に、
せっかくアジアモンドスタジアムという素晴らしいスタジアムで、サッカーの方はホームゲームをやってほしくいただいていますので、
その試合の前にですね、親子のスポーツ体験教室を開催させていただくことで、
サッカー以外のこんな楽しい競技があるんだと、自分はもしかしたらサッカーに加えてこういう種目も向いているんじゃないかということを感じてもらえるような、
そういった機会の提供を、1日限定のイベントなんですけども、できるだけ多くの方々に触れてもらいたい、体験してもらいたいということで、
今年はぜひホームゲーム全試合でですね、試合前に何らかのサッカー以外の種目の体験教室も開催していきたいなというふうに思っているんですね。
スタジアム以外でも様々な東京都の行政の方とお相談をさせていただいていて、
ですから地域の企業の方、行政の方と連携をして、ベルディークラブがコーチを派遣する形で、
地域の方々が参加できるような、そういった体験教室をできるだけ多く開催をしていこうということで、
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これは市区町村だけではなくて、実は東京都ともですね、ベルディークラブの3社で連携協定を結んでおりまして、
これはスポーツの振興だけではなくて、地域連携、地域の活性化ということをテーマに、
その3社でですね、東京都とサッカーのベルディークラブ、いわゆる総合方が連携をして、
東京都民の方々にスポーツの場を提供していきましょうと、
こういったことを目標にして取り組んでいると、そんな状況でございます。
ありがとうございます。
株式会社と一般社団法人が分裂しているわけではなくて、あくまでもサッカーのほうとの連携もうまく取れているという、
そういうことですね。
はい、おっしゃる通りです。
なるほど、ありがとうございます。
東京ベルディークラブの各チームなんですけれども、
ベルディーというネーミング、それからロゴ、エンブレムもサッカーと一緒で統一感がありますよね。
こういった取り組みというのもやはり一体感を持ちながら、
全体的なベルディーのブランドを作っていくという、そういった意図もやはりあるんでしょうかね。
そうですね。形状を一般社団法人という形は法人としてはとっているんですけれども、
当然サッカーのベルディー、そして女子のベレーザーを中心として、
みんなでベルディーというブランドを共有をして、PRやマーケティングに使ってもらって、
育成のノウハウですね。サッカーのほうの育成のノウハウも含めて、
さまざまな競技で全体のレベルアップを図っていきたいということを念頭に、
ベルディーというブランドを共有しています。
それによってですね、やはりベルディーでないチーム名で活躍しているチームが
ベルディーになることで、一般の方からもですね、
あれ、ベルディーってサッカーだけじゃないんだという驚きと注目をいただくことができますし、
何よりもスタッフと選手、そしてアカデミースクールに通う子どもたちもですね、
やはり自分たちはベルディーの一員なんだというプライドを持って、
それぞれの活動に当たってくれていますし、
それぞれのチームがそれぞれのエリア、それぞれの競技の中で、
ベルディーが今まで大事にしてきているそのパイオニアスピリッツと、
いわゆるロマンを大事にしていこうというふうに、サッカーのほうで大事にしている部分をですね、
他の競技にも横展開していけるようなブランドを共有している状況でございます。
なるほど、わかりました。サッカー以外の競技の取り組みということで、
一つですね、ちょっと着目したいのはオリンピック種目の競技も含まれていると思いますけれども、
今年はご存知の通りパリオリンピック、パラリンピックが開催されるという、
オリンピックイヤーであるんですけれども、オリンピアンを輩出するという、
そういった期待も膨らみますよね。
そうですね、実は今ベルディークラブの各チームの中にはオリンピアンが今実際にいまして、
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例えば陸上女子ホッケーのチームの中にも日本代表に選ばれて、
オリンピックのメンバーとして活動していただいている及川選手という選手がいます。
オリンピック種目ではないんですけれども、ビーチサッカーを中心に、
いわゆる日本代表レベルで活動してくれている選手たちもいるんですね。
ですから、これから現役のオリンピアンをトップチームに抱えているチームが、
そこで満足するわけではなくて、これから次世代のオリンピアンを育てていくということが、
ベルディーとして取り組んでいくべき大きなテーマであると考えているんですね。
例えば野球チームなんかは、今までの野球チームではなかなか難しかった、
難式野球チームと公式野球チームが同じベルディーというブランドで、
それぞれ運営されているんですね。
中学生までのチームなんですけれども、おそらくあと2、3年以内に、
ベルディー出身の方、高校球児が出てくるだろうと、
甲子園に出てくるような選手が生まれてくるレベルまで、今来れている状況なんですね。
野球チームやビーチサッカーに負けず、他のチーム、例えばeスポーツもそうですし、
これから東京都のレベルを超えて、日本代表のレベルまでトップチームの選手たちが、
それぞれの競技で活躍してくれることによって、またそれぞれのチームが刺激を受けて、
ベルディーというブランドとそのプライドを持ってですね、
より横連携ができるような、そういった環境もベルディークラブとして、
サッカーチームと一丸となって、サッカーチームを中心にですね、
ベルディーファミリーをより強化していきたいなというふうに考えています。
なるほど、わかりました。東京ベルディークラブ、大変夢のあるですね、取り組みなんですけども、ありがとうございました。
今週もですね、東京ベルディーの代表取締役副社長、森本じょうじさんに、東京ベルディークラブについてお聞きいたしました。
来週はホームタウンについてお話を伺いたいと思います。森本さん、今日はお忙しいところありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
常田幸永がお送りしているビルドアップローカル、本日はここまでとなります。
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お相手は、ビルドアップローカル、番組ナビゲーターの常田幸永でした。
それではまた。
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