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BUILD UP LOCAL!番組ナビゲーターの常田幸永です。
この番組は、30年のスポーツ界でのキャリアを経て、現在は地域金融機関に勤務している私が、
これまでの経験とゲストの皆様とともに、スポーツを通じて街を豊かにしようという番組です。
さて、今月のマンスリー・ゲストは、3人制バスケットボール3X3のプロチーム、
ASUKAYAMACHERRYBLOSSOMS代表、栗原 諒さんにお越しいただきました。
栗原さん、どうぞよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いいたします。
栗原さんですが、1988年、東京都北区のご出身ということで、
大地にある知的障害者向けの特別支援学校で勤務経験があるということなんですね。
現在は、ASUKAYAMACHERRYBLOSSOMSのチーム活動を通じて、
健常者と障害者の交流や、障害のある子どもの社会参加の後押しをしております。
知的障害者向けの特別支援学校に勤めていたという、そういったご経験があるということなんですが、
このご経験というのは、なぜそのような経緯になったのかというのを教えていただけますか。
はい、私の家庭はですね、もともと教員一家でして、身近に教育というものがあって、
そういう経緯があってですね、体育の教員になろうと思っていたんですけれども、
その時にですね、支援学級の方からお声がかかって、
これは自分の可能性を広げるチャンスでもあるなという思いでですね、支援の道に飛び込んだというのがきっかけです。
なるほど、ご両親が学校の先生だったということなんですね。
そうですね、あとはもう祖父祖母の代から教員でずっとということで。
そうですか、そして障害のある子どもたちが社会と接するところを作ってあげたいと思ったということなんですけれども、
それはどういったきっかけだったんでしょうか。
これはですね、支援学校で勤務をし始めた時にですね、文化祭であったりとか、
そういった行事ごとにですね、参加される方っていうのが、関係者であったりとか、保護者であるとかということで、
少し閉塞的みたいなことをですね、感じていまして、
もっともっと彼らが活躍しているところですとか、障害に対する認知みたいなところを広げていきたいなという思いがきっかけでですね、こういったことをやり始めました。
なるほど、現在は児童障害者施設を立ち上げられているんですよね。
はい。
放課後デイサービスっていうふうにちょっとお聞きしたいんですけども、学童のようなイメージなんですか。
そうですね、基本的には障害を持っている子たちが学校が終わった後に来る施設になるんですけれども、学童と少し違うのは、領域といって、やはりそれぞれの課題であったり困りごとを改善する、良くしていくというための施設になっています。
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なるほど、児童障害者施設ということで、今そちらのね、現場の方に立ち上がれているということなんですね。
はい。
北区ご出身ということです。
はい、現在は三人制バスケットボール3X3のプロチームの代表も同人されているということなんですけども、この3X3のプロチーム、立ち上げようと思ったそのきっかけというのは何だったんですか。
これはですね、先ほどもお話ししたように、社会と接する機会が少し少ないんじゃないかな、なんていう思いを持っていたときにですね、勤務していた学校に知的障害者チアリーディングチームに所属している子と、その保護者に出会ったのがきっかけで、そのチアリーディングチームをですね、もっともっと広めていくというときに、何があるかなと思って、僕自身ずっと陸上競技をやってきたんですけれども。
はい、陸上競技にチアリーディングをするのって見たことなかったので。
ないですね。
そうなんですよ。なんで、ちょっと難しいかなと思っていて、どんな競技だったらチアリーディングというものが参加できそうかなというのをずっと探していたときに、この3X3というものにですね、出会って、もうこれだって感じで。
なるほど。ということは知的障害者のチアリーディングチーム、ここの出会いがあって3X3に結びついたと。
そうですね。
ということなんですかね。
はい。
今こちらのチアリーディングチームとは何かやはり連携とか、そういったこともされているんですか。
はい。北区のチームコーディアルズと言うんですけれども、コーディアルズとチェリーブローサムズはパートナーシップ契約といって、イベントごとがあればお互いに協力し合いましょうというような契約になっていて、互いに協力しながら活動しています。
なるほど。ちなみに具体的にどんなイベントで演技をしてもらったとか、そういったイベントはあったんでしょうか。
これはですね、昨年飛鳥山公園にコートを敷いてイベントをさせていただいたんですけれども、その時に来てもらってですね、一つパフォーマンスをしてもらったというのが今のところの活動です。
そうですか。飛鳥山でチェリーブローサムズが試合をやったと。
そうですね。その時は公募のチームでみんなが楽しめるようなバスケットイベントというような趣旨でやったんですけれども。
どうなんでしょうかね。障がいのある方もない方も一体となるようなイメージで、そういったようなことを考えられて、そういうイベントですとか、あるいはこういうチェリーリングの子どもたちを呼んだりとか、そういうようなことで皆さんとかっき合うような、そんな雰囲気を作りたいとか、そんな思いもあるんでしょうかね。
そうですね。チームとしてはですね、強制社会の一歩を作りたいというようなことを掲げて活動しているんですけれども、
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僕の中ではちょっと強制社会というのは堅苦しいというか、少し難しいかなというところで、いつもみんなが一つになれる場所というスローガンを掲げてですね、活動していて、本当にみんなが一つになって楽しめる場所を作っていきたいなと思いでやっています。
そうですか。わかりました。ありがとうございます。続いてなんですが、立ち上げについてちょっとお聞きしたいんですけれども、これはお一人で取り組まれたんでしょうか。
いや、少し大変なところもあって、私バスケは本当に未経験で、ほぼほぼ知識もないというところで。
先ほど陸上っておっしゃってましたね。
はい。なので思いだけがあるような状態でスタートをしたんですけれども、その時にですね、北区にある滝の川体育館をもう20年ぐらい一緒にですね、利用している樋口壮元さんという方がいらっしゃるんですけれども、
その方がですね、スリーオンスリーのストリートボールのサムシティとかで活躍しているレジェンドみたいな選手で、その方にちょうどお話を持ちかけて、一緒にやりませんか。
そしたら、いいね。やろう。というのが立ち上げのきっかけというのがスタートでした。
なるほど。樋口さんにやはり思いが伝わったんでしょうね。きっとね。
そうですね。そうだといいなと思っています。
立ち上げの時のエピソードでですね、これ大変だったよというのは何かありますか。
これはですね、やはりどのチームも一番大変だという壁にぶっちゃったのは練習場所の確保。
練習場所。なるほど。
はい。これを確保するのがですね、非常に困難だというところで。
なるほど。やはりこの練習場所というのは、例えば体育館であったりとか、普通の公園でやるわけにはいかないですもんね。
そうですね。なので一般の参加団体と一緒に予約システムを使ったりだとか、そういったところを通して確保するというのがですね、非常に大変だったところです。
例えばそれ以外にですね、リーグに参戦するには、いろいろ手続きとかも必要になるんですよね。
そうですね。このリーグに参加するにあたってですね、要項みたいなものがあまりなくてですね、
例えばどんなチームであったら入れるとかそういったことがなくて、本当に先行の要件というのがですね、なかなかわからない状況で。
はい。そうですか。あとチームのロゴデザインですとか、かっこいいデザインがありますけども。
ありがとうございます。
あれはどなたが考えたんですか。
一緒に勤務していた美術の先生にですね、お願いして、あすかやまとさくらと都電を入れてくださいという雑な振りをしたんですけども、すごく素敵なデザインに仕上げてくださって。
地域に象徴されてるね。なんかそういうね、デザインですごく綺麗でかっこいいですよね。
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ありがとうございます。
都電が入っているところがミソですね。
そうですね。都電のファンの方からも都電熱いみたいな声をたまにいただいて。
いいですね。そうですか。あとそれからですね、チームを運営するために資金集め、これ資金が大変必要になってくると思うんですけども、ここはどうされてるんですか。
これはですね、1年目は自己資金であったりとか、あとはクラウドファンディングなんかでですね、資金を集めてですね、1年目は活動をしていきました。
そうですか。で、その後は例えば営業されたりとか、スポンサーを募ったりとか、そんな活動もされてるんですか。
そうですね。今現在もやっているんですけれども、いろんな企業の方と連携をとってチームの資金集めをしています。
そうですか。わかりました。会社は法人化されてるんでしたっけ。
そうですね。一般社団法人として今活動しています。
なるほど。そうですか。わかりました。ありがとうございます。続きましてですね、ちょっとお聞きしたいのは、本格的にチームをスタートさせるというときに、これ選手を集めなければいけないと。どんな方法で選手を集めたんでしょうか。
これはですね、リーグに参入することが決定してから、トライアウトをSNSで呼びかけたんですけれども、そうやって選手を集めました。
そうなんですね。これSNSで呼びかけただけですぐ集まったんですか。
結果的にはすごく集まったんですけれども、この集まった理由としては、まずその樋口宗賢さんがチームに関わってくれているということですね。
アスカヤマチェリーブロッサムズの選手第1号が福田大輔さん。この方もですね、3人戦のバスケットボールでも有名な方で、この2人がやるんだったらやりたいな、みたいな選手がですね、わーっと30名ほど。
そんなに集まったんですか。
本当にびっくりしたんですけれども、それでトライアウトを実施してチームづくりをし始めました。
今チームの監督はどなたになるんですか。
3Xは監督を置かない。
置かない。いないんですね。そうなんですか。失礼しました。そうするとチームを作るゼネラルマネージャーがいらっしゃるんですね。
そうですね。
樋口さんになるんでしょうかね。福田さんという立ち位置は。
チームキャプテンとして今。
なるほど。そうなんですね。ということは樋口さんがSNSで選手を集めて、チームをまとめられているのが福田さんというような構成になっているんですね。
なるほど。分かりました。ありがとうございます。
今週はですね、飛鳥山チェリーブロッソムズ代表、栗原亮さんにご自身のことやチーム立ち上げ時についてお聞きしました。
来週はですね、三人制バスケットボール3X3についてお話を伺いたいと思います。栗原さんありがとうございました。
ありがとうございました。
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常田幸永がお送りしているビルドアップローカル、本日はここまでとなります。
番組の感想は各媒体のコメント欄か、Xでハッシュタグビルドアップローカルをカタカナでよろしくお願いいたします。
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お相手はビルドアップローカル、番組ナビゲーターの常田幸永でした。
それではまた。