1. BUILD UP LOCAL!! / ビルドアップローカル
  2. #6‐3 ゲスト:TOKYO UNITE井..
2024-04-19 14:21

#6‐3 ゲスト:TOKYO UNITE井上哲さん③

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BUILD UP LOCAL!
BUILD UP LOCAL!番組ナビゲーターの常田幸永です。
この番組は、30年のスポーツ界でのキャリアを経て、現在は地域金融機関に勤務している私が、
これまでの経験とゲストの皆様とともに、スポーツを通じて街を豊かにしようという番組です。
さて、今週もTOKYO UNITEの井上哲さんにお越しいただきました。
井上さん、どうぞよろしくお願いいたします。
では早速なんですが、今週は井上さんにですね、TOKYO UNITEが取り組んだイベントですね。
これについてお聞きしたいと思っております。
まず、キッズスポーツフェスというイベントを開催されたということなんですけども、
このイベントについてお聞きしたいんですが、よろしいでしょうか。
第1回のキッズスポーツフェスは、2022年の12月20日に行いました。会場は両国国技館です。
このキッズスポーツフェスをやるきっかけ、最初のきっかけは記者会見の場に日本相撲協会の八角理事長にもお越しいただいたんですが、
その記者会見の八角理事長のご挨拶の中で、子どもたちは思いっきりボールを投げたり蹴ったりする場所がどんどん減ってきていると。
ぜひ国技館、土俵がないときは広いスペースがあるので、そこで思いっきり誰に気兼ねすることもなく投げたり蹴ったりして、体を動かして、お腹空いたらちゃんこ鍋でもってもらいたいというような豪快なお話をいただきまして、
理事長がおっしゃったので、ぜひお願いしますということで、両国国技館を貸していただけることになりました。
国技館ってなかなか一般の方は相撲以外では入れないですし、土俵の下に降りるということもなかなかできないですよね。
そうですね。国技館さんは実はものすごくいろんなイベントをやっているので、非常に稼働率が高くて、空いている日がほぼないんです。
そこを年に本当に数日しかないところを東京ユーナイトのために無償でご用意いただきまして、実施したのが2022年12月20日のキッズスポーツフェスになります。
そうなんですね。ちゃんこ鍋も食べたということで、後でお聞きしたいなと思うんですけれども、国技館を借りてスポーツのイベントをやられたわけですね。
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この概要というのはどうなんでしょう。
子どもたちにいろいろなスポーツの機会を与える、これが根っこの部分ではあるんですが、重要なスポーツチーム団体と話して、
スタッフの方々の中には元選手の方も多くいらっしゃるんですけど、そういった方々と話している中で、日本のスポーツ文化、日本のスポーツ教育についての議論というかもしまして、
欧米と違って日本の子どもたちというのは小さい頃からずっと同じスポーツをやり続ける傾向があります。
海外、欧米ですとシーズンごとにスポーツを変えていって、その中で自分が好きな自分に合うスポーツに出会って、
ただいろんなスポーツを経験しているのでいろんなスポーツに興味があって、そのスポーツの地元のプロチームを応援したり、
なのでサッカーチームとバスケチームと他のスポーツのチームを同時に応援するというのが当たり前で自然なんですけど、
日本の場合は小さい頃からずっとサッカーをやっていたら、それしかやらず、
そうなるとサッカーのチームしか応援しない。
さらには他競技の子供たちをディスったりだとか、他競技のスポーツを応援している人をディスったりするというちょっと変な文化が日本にはありますよね。
実は自分は小さい頃は野球をやっていた。
でも高校が上がった時にその部活動がないから他の種目に移った。
そしたらその種目で日本代表になれた。
なので本当に可能性というのは一つのスポーツしかやっていなかったら見つけられないし、
さらにはいろんな種目をやっていろんな体の使い方いろんな筋肉、それぞれの種目ごとに鍛えられる筋肉が違うんで、
経験することはどれか一つの種目に絞った時に必ずプラスになると思うんですよね。
というような話を元日本代表の選手たちからもお聞きしたので、
だったら国技館でスポーツ体験教室をやるんだったらこの1日であらゆるスポーツが体験できるマルチスポーツ体験イベントにしたいよねという形で。
東京ユナイトの14チーム団体は7種目があるんですけど、
その中ではなかなか水がないので水泳はできなかったんですが、
それ以外の種目を1日で体験してもらうイベントにしました。
そうなんですか。きっかけは子どもたちのスポーツの多様性というか、
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スポーツの様々な機会を与えるというようなイメージですかね。
そうですね。とにかくスポーツはいろいろあるんだよと。
当然体験したことがないスポーツもたくさんあると思うので、
それを知ってもらうきっかけにしたかったですし、
あとはとにかく体を動かす時間、スポーツをする時間がどんどん減っていっているというお話も聞きましたし、
体を動かすことをスポーツをすることによって今いろいろなところで話題になっています。
非認知能力というのが鍛えられる、高まるというようなお話もあったので、
とにかく楽しく体を動かしてもらって心身ともに健全健康な子どもたちになってほしいという思いでした。
わかりました。楽しく体を動かした後はチャンコを食べるということなんですね。
そうです。チャンコ鍋を日本相撲協会の協力を得まして振る舞いました。
そのチャンコなんですけれども、相撲部屋の方が作って提供されたんですか。
チャンコ盤というんですかね。作っていただきまして、子どもたち及び保護者の方も。
保護者の方もね。それは喜ばれたんじゃないですかね。
そうですね。このキッズスポーツフェスというのは、
東京都内在住在学の子どもたちを対象に募集をしましたが、一定数、困窮家庭の子どもたち等保護者にも枠を設けまして、
困窮家庭の方々というのは、イベントにご招待しても国民間に来る交通費すらままならないというご家庭も多くいらっしゃるのですから、
その往復の交通費も東京都として負担させていただきまして、ご招待をしました。
わかりました。ありがとうございます。非常に国技館を使用されて、またチャンコも皆さんで一緒に食べるという、大変ユニークなイベントのお話をお伺いしました。
続いてなんですけれども、これもまたユニークなイベントなんですが、防災スポーツチャレンジという防災をテーマにしたイベントも開催されたということをお聞きしたんですけれども、
こちらもちょっと教えていただきたいんですが、よろしいでしょうか。
はい。こちらは2023年の9月18日、月曜日、祝日に東京ドームで行ったイベントです。
東京ドームですか。これ東京ドームってすごく使用料がかかりますよね。
そうですね。イベントのために東京ドームを使用したら、使用料がかかります。
今回東京ドームで開催できたのは、その日のデイゲームにジャイアンツの試合が、公式戦が行われまして、
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その試合後のグラウンドを使わせていただくことによって、ジャイアンツさんにご提供をいただきまして、
そこの部分の使用料というのは発生しない形でご協力いただきました。
なるほど。各チームからの施設の協力という意味で開催もできたということなんですね。
そうですね。
その防災スポーツチャレンジの目的なんですけれども、この辺はどんなような目的だったんでしょうか。
昨年、2023年が関東大震災からちょうど100年の年ということもありまして、東京都防災に関する知識、啓蒙する活動をしたいというお話をいただきました。
ただ、例えば小学校に行って子どもたちに教室の中で、こうなった時はこうしましょう、こうなった時はこうしましょう、普段からこういった備えをしましょうと言っても、
やっぱり飽きてしまうとか、なかなか頭に入らないというようなこともあったので、何か体を動かしながら楽しみながら防災の知識を身につけられることができませんかねというお話をいただいたので、
スポーツと防災を掛け合わせた体を動かすイベントを実施しました。
ユニークですね。
スポーツと防災。防災というのは自助、教助。自分で自分を助けると、あとは他者と協力して助ける。
なので、自分で自分を助けるためにはやはり基礎体力があった方がいい。
これってスポーツに通じることです。
他人と助け合いながらというのはチームスポーツだとチームワークだとかと非常にマッチするので、
防災を身につけるのとスポーツをやるのは親和性があるという考えもありまして、それでスポーツと防災を掛けたイベントを開催しました。
本当にユニークなんですけれども、日本って災害のリスクって非常に高い国だと思うんですけれども、
その防災の知識を学ぶということでスポーツを絡めてそれを取り組むというのは本当に意義深いということになると思いますし、
そういった人たちの意識が高くなれば防災への取り組みも広まって非常にいいイベントになりますよね。
そうですね。子どもたちも本当に楽しそうに取り組んでいて、
全く当然その日初めて会う子どもたちと協力し合いながら何か大きなものを運んだりとかということをやっていましたので、
すごく意義のあるイベントだったと思っています。
このイベントはちなみに今後も継続される予定ですか?
そうですね。先ほど津田さんおっしゃった通りで、日本っていうのは非常にやはり災害の多い国だと思います。
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常に防災・減災は意識しないといけないと思っていますので、それをちっちゃい頃から自然と身につけられるように。
そういえば昔こんなイベントでこんなことやったな、毛布に何かをくるんで、
4人で端っこを持つと何か大きなものでも運べたなとか、怪我している人でも運べたなっていうのを、
ちっちゃい頃から学んで体に染み付いていれば、いざという時には必ず助けになるんじゃないかなというふうに思っています。
今後も続けていきたいと思っています。
なるほど。ありがとうございました。
今週は東京ユナイトの井上哲さんに、キッズスポーツフェスと防災スポーツチャレンジ、この2つのイベントについてお聞きしました。
来週は東京ユナイトの地域との関連性や将来ビジョンについてお話をお伺いしたいと思います。
井上さん、ありがとうございました。
ありがとうございました。
常田幸永がお送りしているビルドアップローカル、本日はここまでとなります。
番組の感想は各媒体のコメント欄か、Xでハッシュタグビルドアップローカルをカタカナでよろしくお願いいたします。
お相手は、ビルドアップローカル、番組ナビゲーターの常田幸永でした。
それではまた。
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