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BUILD UP LOCAL!!
番組ナビゲーターの常田幸永です。
この番組は、30年のスポーツ界でのキャリアを持つ私が、
ゲストを交えてスポーツと地域をテーマに盛り上がっていこうという番組です。
今回が初回放送となりますので、どうぞよろしくお願いします。
それでは、私の自己紹介とスポーツとの関わりを簡単にお話したいと思います。
私、常田幸永ですが、1965年生まれ、東京都北区出身です。
スポーツとの関わりは、1993年にサッカーJリーグのベルディ川崎、
現在の東京ベルディに入社して以来、30年間スポーツのビジネスに関わってきました。
そして、今年の2月にベルディを退職しまして、3月から新規一転、
地域金融機関の上北信用金庫に入庫して現在に至っています。
そして、なぜスポーツのビジネスに興味を持って東京ベルディに入社したのか、
そのあたりをお話したいと思います。
私がスポーツビジネスに興味を持ったのは、
1984年に開催されたロサンゼルスオリンピックの成功を知って、
スポーツのビジネスに興味を持ったのが最初でした。
このオリンピックは、大会組織委員長のピーター・ユベルスという方の手腕で、
オリンピックが初めて黒字化できた大会でした。
その手腕は、テレビ放映権、スポンサーシップ、大会キャラクターなどの仕組みを
すべて価値あるものに変えて、収益を生み出すという手法でオリンピックを黒字化しました。
当時、このニュースは国内でも大きな話題になって、
私もこのニュースを知って、スポーツの可能性を強く感じて、
スポーツビジネスに興味を抱くようになりました。
その後、日本サッカーのプロ化の流れがありまして、Jリーグが設立されて、
1993年に当時のベルディ・カワサキ、現在の東京ベルディに飛び込んで、
フロントスタッフとして働き始めました。
そして、1993年5月に、あのベルディ・カワサキ対横浜マリノスの
Jリーグ開幕戦を体験したんですが、今でも忘れることができない、本当に感動した試合でした。
私は、ベルディに入社してすぐにチケットを担当しました。
もともと、ベルディのチケットを売りたいために入社したので、
ベルディのチケットを売るということは、自分にとっては大変興味深いものでした。
私が入社した時は、Jリーグのブームがそれほど大きくなかったんですが、
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1ヶ月も経たないうちに、Jリーグブームとなって、
チケット発売後は、問い合わせと申し込みがサッとしたことを今でも覚えています。
その後は、スポンサーシップやファンクラブ、マーチャンダイジング、
ホームタウンなど、事業全般の業務に携わりました。
そして、ベルディには30年間お世話になりまして、
ベルディで過ごした30年間は本当に素晴らしい時間でした。
特に、ホームタウンや地域の仕事でたくさんの方と出会い、
多くのことを経験したことが、今のキャリアのベースとなっています。
そして、今年の2月に東京ベルディを退職して、上北信用金庫に入股しました。
この転機が訪れたのは、2020年に日本の女子サッカーがプロに移行して、
Wiiリーグが誕生したタイミングになります。
そして当時、東京ベルディが運営する日テレベレーザーを
プロリーグに参入させる責任者をしていまして、
新しいホームタウンづくりで、スタジアム周辺の地域や北区の企業を訪問していたところ、
上北信用金庫との出会いがありました。
上北信用金庫は、私の地元、北区に本部がありまして、
金庫内に上北アスリートクラブというクラブの所属アスリートが
地域の小学校を訪問して講演をしたり、
積極的に地域貢献の活動を行っていて、これらの取り組みと
信用金庫の地域に対する考え方が転職を考える大きなポイントとなりました。
将来的には、地元で何か仕事がしたいと思っていましたので、
北区に本部がある上北信用金庫の仕事環境は、
自分にとってとても新鮮で興味深いものでした。
そして今は、上北信用金庫でスポーツやアスリートを通じた
地域活性化の仕事をしていまして、つい最近では
赤羽根にある東洋大学さんと協賽して、
ザ・ノーストーキョーダイビーという男子バスケットボールの
地域対抗戦をサポートしました。
今年が第1回目の開催で、東洋大学さんと東京政徳大学さんとの対抗戦で、
この試合を今後も毎年サポートして、
地域の活性化につなげられないかと考えています。
ちなみに、このダービーで上北信用金庫は、
プロモーションビデオ、運営スタッフのTシャツ、
優勝トロフィー、試合のプログラムなどを制作して大会に寄贈しました。
そして試合当日は、1200名を超える来場客で盛り上がりました。
地域の方々と協力して、付加価値を加えることで、
地域活性化につながるとても良い事例になったと思っています。
今後も、上北信用金庫でこれまでのスポーツのキャリアを活かし、
スポーツだけではなく、他のジャンルを含むあらゆる視点で
地域活性化につながる取り組みをしたいと考えています。
自己紹介と説明が長くなりましたが、
今後、番組タイトル通り、スポーツと地域をテーマに盛り上がっていきたいと思います。
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番組の中身としては、これまでの自身のキャリアを最大限に活かして、
スポーツチームが地域に存在するメリットや、
スポーツがハブとなるコミュニティの楽しさ、
そしてスポーツが地域に与える価値や体験などをお伝えできればと思っています。
また、スポーツによる地域振興や健康促進、
アリーナ、スタジアム、練習場の建設など、
スポーツを取り巻く地域課題の解決についても取り組みたいと思います。
そしてゲストですが、
放送テーマによって各方面のスポーツ関係者、現役選手、
現場のマネージャーの方や経営者の方々をお迎えしたいと思いますので、どうぞお楽しみに。
常田幸永がお送りしているBuild Up Local。
次回から本格スタートして、スポーツで地域を盛り上げていきたいと思っています。
番組の感想は、各媒体のコメント欄か、
Xでハッシュタグ、Build Up Local、
アルファベットでBUILDUPLOCALでよろしくお願いします。
本日はご清聴ありがとうございました。
お相手はBuild Up Local、番組ナビゲーターの常田幸永でした。
それではまた。