地域ラグビーの取り組み
BUILD UP LOCAL!!
BUILD UP LOCAL!! 番組ナビゲーターの常田幸永です。
この番組は、30年のスポーツ界でのキャリアを経て、現在は地域金融機関に勤務している私が、スポーツを通じて街を豊かにしようという番組です。
さて、今週も大東文化大学ラグビー部監督で、東京都北区ラグビーフットボール協会理事長の酒井宏之さんにお越しいただきました。
酒井さん、どうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
今週は、北区ラグビーフットボール協会での取り組みということで、地域に目指したどんな取り組みをやられているかといったようなところからお伺いをしたいんですけども、
今、理事長にご就任されているわけなんですけども、2020年ですよね、ラグビーフットボール協会が立ち上がれたというのが。
あれですか、やはりご自身からやろうとか、そんなようなきっかけがあったんですか。
そうですね、いろんな巡り合わせがあって、たまたま息子が大地桜中学校にいて、そこでラグビー部ができたんですけども、今競技人口がすごい減っているんですよね。
そんな中、東京都の中学校ラグビー事情でいうと、ほとんどのチームが私立なんですよね。
なんですけど、公立で単独チームでやっているのが今3校ぐらいしかないんですけども、そのうちの1つになったんですよね。
そんな中、僕も指導していたのもあって、もっと北区のラグビーを盛り上げていかないかという人たちがいてですね。
周りからそういうことがあったんですね。
意外とやっぱりラグビーをやっていた方っていらっしゃってですね、その出会いもよくてですね、ちゃんとやっていこうよと。
僕らのその時の話では、やっぱり競技場が欲しいよねっていう話になって、ぜひそれに向けてやるには何があっていうところから始まって、しっかり協会をつくってやっていくべきじゃないかというところから始まりました。
そうなんですか。公立高校で3校しかないんですよ。
そうなんですよ。
競技人口の減少
それもまた結構衝撃的な話ですよね。
そうなんですよね。だから東京都で言うと、東京都でしか大会開けなくてですね。
まあ多分バスケとかサッカーだと北区で大会があったりすると思うんですけど、だからもう本当そんな状況ですよね。
これは東京に限らずですけどもね。なのでそういう意味では北区は嬉しいですよね。
そうやってラグビーをやる子が増えてきて、今は高校で花園に出場した選手もいますし、大学でやってる子もいるので、出身中学校、北区大地桜中学校とか入ったりすると結構嬉しかったりしますよね。
なるほど。テレビとかメディアですよね。
そうですね。
そういうところに出身学校が出て、地元の人はやっぱり嬉しく思いますよね。
そうですね。
競技人口というお話も出ましたけども、これラグビーだけではなくて、各競技団体の課題というかね、どんどん少子化で子供が少なくなっているし、またそこから競技をやる子が減ってきているというのがあって、いろんな問題があるかと思うんですけども、
一つは施設とか、あるいは指導者の育成とかですね、いろいろあると思うんですが、全体的にラグビーの場合を考えるとどっちもですか?
どっちもですね。
どっちも。
どっちもありますね。
特にラグビーの場合は危険だったりね、怖いと思われたり。
怪我がね。
怪我が結構というふうに思われるので、どうしても遠慮されがちですよね。
ただ、ここ数年のワールドカップで頑張ったので。
盛り上がりましたね。
ですよね。なので、北区でもパブリックビューイングをやったり、僕はちょっとびっくりしましたね。
本当にサッカーである光景が、ラグビーでも日本でこういう時代が来たんだなんて言って、いつだか僕もMCやらせてもらったりしたんですけど、
すごい時代になってきたなぁとは思いつつも、やっぱり実際競技人口っていうともう本当に減っちゃってますからね。
だから、今すごいチャンスではあるんですけども、どうしていくべきなのかっていうのはちょっと日々考えてるところではありますね。
なるほど。ラグビーのルールとか、場所ですよね。
そうですね。
ラグビー文化の普及
まずプレーができる場所、練習ができる場所、そういったところもやっぱり必要になると思いますし、あと道具ですとか。
先ほどラグビーはやや危険を伴うスポーツっていうふうにおっしゃいましたけど、
でもこれもやっぱりちゃんとした指導者を育成して、きちんとした指導のもと、トレーニングだとかやることによって、より安全に行われるスポーツでもありますよね。
そうなんです。おっしゃる通りで。やっぱりそこの指導も大事ですよね。
高校から始められたと思うんですけども、坂井さんの場合ね、これまでにいろんな指導者にいろいろと指導されて、
今例えば、ご自身も大学の指導者ですけども、子供に教える教え方とか、その年代によって違いますよね。
違いますね。
一番子供世代って難しいんですか。
難しいと思いますよね。必ずしもラグビーに行っている子たちばかりではないのでね。
僕なんかは本当に球遊びみたいなことを、今北区でもですね、小学生向けのラグビーパークというのをやっているんですけれども、極力ラグビーラグビーしないでくれと、みんなコーチ陣で言っています。
もうそれであれば、他のクラブチームでやった方がいいと思いますし、今の段階では、北区ではとにかく楽しいが一番、というのでやっております。
今ラグビーパークっていうね、出ましたけど、具体的にはどういう取り組みなんですか。
今は月に1回なんですけどもね、堀舟小学校の方で、人工芝ですからね校庭が。そこでみんな小学生集めていて、今40人くらいですかね、40人50人くらい登録いただいているんですけども、そこでラグビーボールを使ってやってますね。
実際のラグビーはコンタクトしてタックルしてとかあるんですけども、基本はコンタクトがなく、ラグビーで言うとタグラグビーって言ってですね、ベルト巻いて、よく小学校しっぽ取りってやるんですけど、それをボール持って追っかけっこみたいな形で、というかラグビーを知ってもらうっていうところで今やっております。
楽しさからやっぱり入らないと、その年代はね。それと今の堀舟小学校、人工芝、施設の安全性っていうこともやっぱり大事なところだと思いますし、よりそういった施設とかが整っていれば保護者の方も安心して子どもにスポーツをやらせるってことができますもんね。
そうですね。だからラグビーだけじゃなくてもいいのかなと。アメリカとかもそうじゃないですか。マルチスポーツで。季節によって変えてもいいですし。だからそういう風になっていくとちょっと変わっていくのかなとか。
あとは今競技場っていう話をしてますけども、やっぱり他の海外見てもサッカーとラグビーって大体一緒ですよね。ヨーロッパでも。そういう風にしてフットボールスタジアムみたいな感じでやれれば、帰宅にとってもいろんな幅が広がっていいのではないかなとは思ったりしてるんですけども。
そうですね。今お話が出てたマルチスポーツなんかも欧米では本当にごく一般的に季節を区切ってスポーツを変えながら皆さん取り組まれてますもんね。そこで怪我防止につながったりとかいろんな成果が出るんですけども、そろそろやっぱり日本も学校教育とかそういったところにも本当に取り組みながら、その一つがラグビーだと。
そういう形で普及していけば、普及というか競技の楽しさ、それを知っていただくいい機会になれば本当はいいですよね。
そうですね。
ラグビーの文化をどう根付かせたいかということをお聞きしたいと思うんですけども、スタジアムとかはまたハードな大きないろいろと問題があるかと思いますけども、文化を作っていくっていうのは教育の中でもそうですし、あるいはクラブチームを多く作るとかそういったこともそうだと思うんですけども、この辺はどうお考えでしょうかね。
以前お話ししましたけども、セルジオエチゴさんがお越しくださったことっていうのは、いまだにもう30年40年ぐらい前になるんですけど、いまだに頭に残ってるんですよね。
やっぱり子供の多感な時にラグビーを経験してもらうような機会をいっぱい作っていきたいなとはまず一つは思ってますね。知ってもらうというところですよね。文化のきっかけの本当に初期段階なんですけども。
地域ラグビーの育成
ラグビーパークもそのうちの一つですし、実際の選手を連れて経験してもらうっていうのは結構大きいですよね。今ラグビーパークにもうちの大学生、大東大の大学生を連れてきたりですね。
あとはブラックラムズ東京が今サポートしてくれて、年に何回か来てくれたりしてるので、ラグビー選手大きいんでね。選手が来てくれたりするんでね。そういう機会を作ったりしてですね。文化の根の根ですけど。
そこから始めつつ、ゆくゆくは今は月に1回ですけども、チームを作れるぐらいまで慣れればなと。帰宅のチームで他のチームと対決をして、あと小学校中学校も全国大会にあるのでね。そういうふうになっていくのも一つなのかなと思ったりもしてますね。
選手が来てくれて、例えば子どもたちに本物を見せるというね。これはやっぱりインパクトありますし、子どもは相当憧れを持ちますもんね。僕も実際そうでしたしね。あとはブラックラムズ東京も帰宅の子どもたちを、試合を招待してくれたりしたりですね。
大東文化もなんとかそういうのをやろうかなと。帰宅の子を招待して。みなさん連携して大学もしたいなとはちょっと思ったりもしてですね。帰宅にラグビーありっていうところを、いろんな面でアピールしていけたらなと思ってます。
あとそれからですね、プロではないのでそんなに影響は考えられないのかもしれないですけど、資金という意味では、ラグビーを中心とした経済圏みたいなものを帰宅に作っていくっていうのも、これも一つ必要かなというふうに思うんですけども。
スポンサーとかね。
そうですね。今、今年から大学も企業名を入れてよくなったりして、ラグビー界も少し変わりつつあるので、そういうので帰宅からそういうのをやれたらなとか。ただ今、協会にいるとですね、本当企業の方であったり行政の方であったりですね、いろんな協力してくれる方たちがいるのでですね。
いろんな話ししながら、横に進められればなとは思っております。
なるほど。ちょっとそこでなんですけども、帰宅のラグビー界にとっての中長期的なですね、何か目標というか、そういったものがあれば是非、一説明も含めて、ちょっとお願いしたいんですが。
もうこの目標というか夢ですね。
夢。
もう協会で決まってるんですけども、帰宅にラグビー専用ではなくていいんですけども、フットボールパーク設立。これが夢ですね。帰宅にラグビーを見に来る。他の区や他の県から来てくれたら嬉しいですよね。
それに向けて、ラグビーもプロ化になってきているので、せっかくスタジアムができればですね、チームを招致したりできたらいいのかなと。
自分の区にスポーツチームがあるっていいですよね。
そうですよね。
今サッカーもベレザーが。
帰宅にはね。
なので同じようにラグビーも区民がみんな応援できるようにってなれば、ちょっと面白いかなと思ったりしてます。
その中で、おそらくですよ、坂井さんがその中心になると思うんですけども、ご自身のこれからの役割というか立ち回りというかですね、目標というか夢というか、ご自身にとってはいかがですか。
そうですね。個人的にはテレビに出る。
電気でも原点はそれでやっぱり。
同じですよ。
まず個人的には今大東文化大学の監督をやっておりますので、ここで日本一になりたいですよね。
口で言うのは簡単ですけども、リーグでは優勝できたので、もう少し頑張って。
ここで頑張るとお正月にNHKで全国放送があるんでですね。
テレビじゃないですか。
ここを目指したいです、個人的にはですね。
あとは北区のラグビー協会としましてはですね、協会だけではなくですね、本当に区民の方々や行政企業の方と手を取り合ってですね、ラグビー界をラグビーの熱をちょっと高めていけたらなと思っております。
なるほど。
北区からラグビー熱を発信できたらなと思っております。
いいですね。ありがとうございます。
この番組もですね、北区のラグビーの発展を願っておりますので、ぜひ頑張ってください。
お願いいたします。
今月は大東文化大学ラグビー部監督で、北区ラグビーフットボール協会理事長の坂井博之さんにお越しいただきました。
来週はですね、新しいゲストをお呼びして、スポーツと地域について深掘りしたいと思っております。
坂井さん、ありがとうございました。
ありがとうございました。
常田幸永がお送りしているビルダップローカル、本日はここまでとなります。
番組の感想は、各媒体のコメント欄か、Xで、ハッシュタグビルダップローカルをカタカナでよろしくお願いいたします。
そして、いつも番組をお聞きくださっているリスナー様に素敵なお知らせです。
今月のゲスト、坂井博之さんからプレゼントをいただきました。
坂井博之さんのサイン式紙を、抽選で計3名様にプレゼントいたします。
詳しくは、渋沢くんFM公式Xをご覧ください。
皆様のご応募、どしどしお待ちしております。
お相手は、ビルダップローカル、番組ナビゲーターの常田幸永でした。
それではまた。