酒井宏之さんの紹介
BUILD UP LOCAL!!
BUILD UP LOCAL!! 番組ナビゲーターの常田幸永です。
この番組は、30年のスポーツ界でのキャリアを経て、現在は地域金融機関に勤務している私が、スポーツを通じて、街を豊かにしようという番組です。
さて、今月のマンスリー・ゲストは、大東文化大学ラグビー部監督で、東京都北区ラグビーフットボール協会理事長の酒井宏之さんにお越しいただきました。酒井さん、どうぞよろしくお願いいたします。
酒井宏之 よろしくお願いいたします。
先ほど、ちょっとお話を伺ったんですけども、なんと北区のご出身ということで、お話を伺いまして、しかもですね、なんと私と小学校が一緒ということで。
先輩ですね。
こんなことってあるんですか。
本当ですよね。実家もご近所だから。
そうなんですね。実家も近所もどころか、同じ町会という。
一分とか二分とか半分くらいでしょ。
そうです。
そんな身近なところに酒井さんお住まいで、本当に今日よくお越しいただきまして、ありがとうございました。
小学校時代のスポーツ経験
こちらこそありがとうございます。
酒井さん、小学校のときにね、オリジナル小学校なんですけども、やっぱり大塩小の頃からスポーツ得意だったんでしょ。
そうですね。スポーツが大好きで、もともとは小学校1年生から野球を始めてですね。
ちょうど4年生のときに、大地大に小学校でサッカークラブというのができたんですよね。大西小サッカークラブというのが。
4年生から入れたんで、サッカーと野球を両方入ってやってたんですけどもね。
でもやっぱり途中からもうサッカーが楽しくなってですね、サッカー専念するような形でした。
そうなんですか。放課後毎日やってたとかそういう感じですか。
週に2回3回ですかね、平日は。週末が試合があって。
体育館とグランドで両方やってました?
そうなんですよ。それがグランドでやってて、今フットサルってありますよね。
当時体育館でやるサロンフットボールというのがあって、これ帰宅結構いち早く取り入れてまして。
それでやるようにして、これがもうほんと楽しくてですね。
いつも練習が楽しみでしょうがなかったですね。
サロンフットボールはこのラジオにもお越しいただいた坂井孝男先生という先生がいらっしゃいましたね。
その方がいわゆる普及振興を力を入れてやってきましたね。
そのおかげで帰宅でかなり普及をして。
実は先ほど坂井さん、体育館でサッカーボールを蹴られていたというお話があったじゃないですか。
僕も高校の時かな、僕も実はコーチで呼ばれて、大人の子にサッカーを教えていたという記憶があるんですよ。
だからすごく昔の話も思い出しながら、今日はちょっとお話しさせていただいているんですけれども、
そういう繋がりがあって非常にいいなと思います。
小学校4年生からサッカーを始めて、野球と両立をして、フットサルも体育館でやられるようになったと。
結構やっぱりそこで子どもたちがたくさん集まって盛んに行われましたね。
そうですね、とても盛んでいたし、帰宅の中で体育館でやるサロンフットボール大会というのがありましたね。
これは5人制でしたよね。
これは5人制であって、あとは外でやる6人制のガーデンフットボールというのもありましたね。
あとは11人制というのもありましたので、なかなか帰宅は当時からサッカーはいろんな試みをしていたのではないかなと思います。
有名なサッカー選手とかって教えに来ていた?
そうなんですよ。一番印象に残っているのは、今解説で有名なセルジオ・イチゴさんですね。
セルジオ・イチゴさんがサッカー教室で大時代に小学校に来てくれて。
そうなんですか。
テキョー高校の部員の人たちも一緒に来て、ブラジルのチームですかね、何人か来て、小学生も一緒に対決させてくれて。
メディアもいっぱい来て、自分たちの小学校の体育館がステージに変わっちゃったというのが、いまだに印象に残っていますね。
セルジオ・イチゴさんが今、日本代表の試合になるとよく解説されるじゃないですか。
すごい当時の良い思い出で残っております。
それは知りませんでした。
僕らが大人になっていろいろメディアに出てくるのを見て、すごい人と一緒の場に入れたんだなというのは思います。
ラグビーへの転向
そうすると小学校のうちはサッカーでボールを蹴られていて、その後中学・高校とラグビーに転校されるということですね。
そうですね。中学が文教区の方にペッキを通学していて、そこの中学校はサッカー部がなかったんですよね。
なかったのでサッカー部を作ろうという活動をしていたんですけれども、なかなかやっぱり一人じゃなかなか難しくて。
仮入部でバスケ部に入っていて、それと別にクラブチームで三菱大和というサッカーがありましたね。
有名ですね。スガモで。
スガモでそこに通いながらバスケ部と両方やってたんですけれども、気持ちはサッカー大好きだったので、ただ一つバスケ部に彼女ができてしまいましたね。
それでもうちょっとサッカーよりも彼女を取ってしまったという。
彼女偉大ですね。
偉大でしたね。
スポーツを変えさせたっていう。
ただあれですね。そこでサッカーにはない。手で使えますけどね。それが良かったですよね。今後の人生には。
あとはスタミナがすごい尽きましたからね。
バスケのコートって結構コンパクトで格子の切り替えがすごい早いですもんね。
あれがやっぱり心配機能への負荷が相当かかるんでしょうね。
そうですね。それは本当に思います。
で、彼女ができてしまったということですね。
スポーツも全く途切れちゃうんじゃないですか。
そうですね。ただやっぱり思いはサッカーにあって。
高校サッカーって昔から、特に北区の西川岡サッカー場で高校サッカーって今もやってますけど、あれに出たくてですね。
憧れでしたね。
憧れでしたね。あとは正月国立競技場でやれるっていうのに行けたらいいなと思ってましたけど、やっぱり中学校3年間やってないっていうのは大きいですよね。
だからちょっとこれはサッカーで高校かなっていうのは、まず入るのも大変だし、これはどうしようかななんて考えてる時にちょうどいいきっかけがあったんですよね。
それはですね、ちょうど11月ぐらいですかね、まだ志望校も絞り切れてなくて、たまたまテレビで高校ラグビーの。
高校ラグビーの全国大会は大阪の花園ラグビー場でやるので、よく花園花園って言われるんですけども、その花園の東京予選がTBSでやってたんですけどもね。
それが見てて、いろいろちょっと僕の気持ちを揺さぶることがいっぱいあって。
まずメンバーがラグビー15人に並んでて、出身中学校と中学の部活がずらっと出るんですけど、野球、サッカー、バスケとほとんどラグビーやってる子が少ないんですよね。
あとテレビ出てたらすごい選手をフューチャーしてくれてて、これはいいなと、ラグビーだと、ここに出れんじゃないかなと。
最終的にはスポーツを何したいかってよりテレビに出たいっていうところが、僕のあれだったのかなと思うんですけどね。
佐藤さんね、その時彼女は大丈夫だったんですか?
彼女は振られちゃってましたね。
とにかく彼女に見せたい、それが強いんですよね。僕未だにそうなんですけど。
っていうのが、僕の原点みたいなところがあって。
それがラグビーだったらいけんじゃないかなっていう、フラチな思いがきっかけで。
なるほど、テレビに出たいと。
そうですね。そしたらたまたま次の日学校に行ったら、担任の先生にお前はラグビーやる気ないかってたまたま言われたんですよね。
そしたらちょうど昨日テレビで見てて。
次の日ですか?
次の日なんですね。やってみたいなってちょうど思ってたんです。
大東文化第一高校っていう学校の校長先生が今日来てるから。
まさに昨日見てたのは、前の日見てたのは大東文化大学第一高校の試合だったわけですよね。
じゃあちょっと一回話そうと呼ばれて行ったんですね。
当時の中学校の校長先生とすごいお友達だったみたいで。
その時に区で体育優良児って男女一人ずつ選ぶじゃないですか。
僕が文教区の中学校の体育優良児でもあったので。
もし坂井君興味あったら一回セレクション受けに来ないかと。
いやもうぜひお願いしますと。
っていうので行く機会があってですね。
そこに母親と行って。
そしたらセレクション自体は落ちたんですけど。
表向きですって言って。
反復横跳びが一番だったんですね。
それはバスケのおかげかなと思うんですけど。
人数の規定があってそこの人数では今入れないんだけども。
もし受けてくれれば考慮して取ろうと思ってるから。
もしやるんだったらぜひ受けてくれみたいなことを言ってもらってですね。
僕もすごい嬉しかったんですけど。
僕以上に母親がですねちょっと熱くなっちゃってラグビーに対して。
帰り際に教室にすごいさっきというかですね。
引き寄せられる感じのパッて見たら。
ちょうどだから東京都で優勝して花園に向かうっていう時だったみたいで。
言ってみればミーティングの場だったんですね。
教室にもう学生が100人ぐらいガーって入ってて。
優勝記を前にして。
監督が話してるまなざしを。
あれはすごいちょっと引き寄せられるものがあって。
僕もいいタイミングでしたね。
これはここでラグビーやりたいなと思っていって。
ラグビーとの出会い
帰ろうとしたらうちのまた母親が。
あったあったもう一回見に行こうと。
もう一回見に行ったらちょっと不自然だったんで。
ガラッとみんな部員にバッてこっち見られて気まずい思いました。
そんなので巡り合わせだったのかなと思っております。
それで通入試を受けられて大東文化第一高校に入学をされるんですよね。
ラグビー部にもちろん入られて。
その後はどうだったんですか。
入ってやっぱり想像を絶するようなものなんですけれども。
最初一学年100人ぐらい入るんですよね。
だけど結局残るのは30人弱ですかね。
やっぱりどんなに辛くてもみんな思いは一緒で。
東京都決勝を出たい。
ハラゾルに出たいっていう思いがあるんで。
どんなに辛くてもみんな乗り越えられるのかなと。
なるほど。
ラグビー高校3年間続けられて目標達成というかですね。
花園は一回行かれたんですね。
そうですね。1年生の時にプロフィール上は花園出場みたいにかっこよく書いてますけど。
僕は出てなくて連れて行っていただいたっていうあれなんですけど。
1年生の時に3年生がかっこよかったですね。
連れて行ってもらって。
ちょうど僕が中学校3年生の時に見た相手も国学院九ヶ山高校で。
九ヶ山は前の年に日本一になってたチームだったわけですよね。
そのメンバーも多く残ってて、2年生中心の大東文化と対戦すると。
だから解説も7割8割九ヶ山が勝つだろうみたいな話だったんですけど。
そこを2年生中心の大東文化が勝っちゃったのを見て、僕もやりたいなと思ったんですけど。
入学して1年目も相手が九ヶ山で。やっぱり九ヶ山強かったんですけどね。
でも前の年2年生で活躍して九ヶ山破った先輩たちが同じように九ヶ山を破ったんですよね。
いまだに決勝で2年連続九ヶ山が負けるってことはなかったみたいな。
やりきったって感じですかね。
普段一緒に練習してる先輩たちがグラウンドで輝く姿を見て、本当にこの学校に来てよかったなって思いましたね。
なるほど。いいですね。青春ですね。
社会人ラグビーの道
その後大東文化大学に進学されて、ラグビーを続けられるんですけども。
ここでも活躍されて、関東リーグですとか、それから大学選手権にも優勝されているってことなんですけども。
この頃から将来設計にラグビーというのが入ってきたタイミングなんですか。
そうですね。先ほども話しましたけど、原点というか目指すところはテレビに出たいなって。
そこでもね。
そうですね。だから社会人でラグビーやってどのくらい出れるのかなとか思ったりもしつつ、ただやっぱりラグビーがすごい好きになってましたね、その時は。
特に4年の時には日本一になるんですけども、その時に素晴らしいスポーツだなというのを感じたので、やっぱり社会人でも続けたいなというふうに思いました。
大学4年生の時に選手権に優勝されて、今度は社会人ですけども理工に入社されるんですね。ラグビー部でまたここでも活躍されるんですけども。
企業スポーツということなんでしょうけど、フルタイムワークで仕事をされてラグビーを続けられるってことなんですか。
そうですね。まだ当時はリーグ自体もアマチュアでしたので、どこのチームも基本は会社員でという流れではあったんですけども、ただチームによっては工場系のチームっていうのは結構ラグビーに専念させてもらえてたかなというところですね。
だから午前中だけラグビーして午後は何とか。ただ僕は仕事もラグビーもしたいというので理工を選んだんですけども。
今ブラックラムズというチームでプロチームとして活躍されてますよね。そこの前身のチームということですね。
そうですね。本当ラグビーはまだ完全プロ化ではないので社員の半分ぐらいですかねはまだ社員選手がいると言ってますけどね。ただもう実際にはほとんどもう仕事はできてないと言ってますからね。
なるほどわかりました。2002年の30歳で現役を引退されるということなんですけども、ここまでずっとラグビーで突っ走ってきてこの時の印象って言うんでしょうか。どうだったんですか。
どうしてもまだアマチュアでしたので仕事をしながらラグビーっていうのがどうしてもラグビーだったらラグビーに専念したいなっていうのは思っていたんですよね。
理工は仕事もラグビーもっていう話はあるんですけどもどっちも中途半端なところもあったりしてこれをこの後また続けるのはちょっと悶々として嫌だなと。
なのでやっぱり30歳で引退しようとまだまだ体的にはやれたんですけどね。
テレビにも十分出たしと。
そうですね。だから今度は違う形でテレビを見ると思ってしまいました。
わかりました。ありがとうございます。
今週は大東文化大学ラグビー部監督で北区ラグビーフットボール協会理事長の坂井博之さんにお越しいただきました。
次週もまた引き続きよろしくお願いしたいと思います。
坂井さん今日はありがとうございました。
またよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
常田幸永がお送りしているビルダップローカル。本日はここまでとなります。
番組の感想は各媒体のコメント欄かXでハッシュタグビルダップローカルをカタカナでよろしくお願いいたします。
そしていつも番組をお聞きくださっているリスナー様に素敵なお知らせです。
今月のゲスト坂井博之さんからプレゼントをいただきました。
坂井博之さんのサイン式紙を抽選で計3名様にプレゼントいたします。
詳しくは渋沢くんFM公式Xをご覧ください。皆様のご応募ドシドシお待ちしております。
お相手はビルダップローカル番組ナビゲーターの常田幸永でした。
それではまた。