BUILD UP LOCAL!
BUILD UP LOCAL! 番組ナビゲーターの常田幸永です。
この番組は、30年のスポーツ界でのキャリアを経て、現在は地域金融機関に勤務している私が、
ゲストの皆様とともに、スポーツを通じて街を豊かにしようという番組です。
さて、今月のマンスリー・ゲストは、東洋大学健康スポーツ科学部健康スポーツ科学科講師の
谷塚哲さんと、そして先週に引き続きまして、健康スポーツ科学科1年生の高嶋臨美さんにもお越しいただきました。
皆さんどうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
先週なんですが、スコンフィールド日本ハムファイターズのスタジアム球場を視察をしたというような話をお伺いしました。
2日目もそちらに行かれて、今度3日目ということで、サッカーの今沢通り札幌を視察されたということでお聞きしておりますが、
早速そちらの今沢通り札幌さん、どんなクラブチームだったでしょうかね。
今沢通り札幌は、札幌ドームを使っているクラブですので、僕も初めてだったんですけど、札幌ドームの方に行かせていただきました。
まずびっくりしたのが、札幌の真ん中から10分15分ぐらいで着いちゃって、すごくアクセスはいいところだったなと。
駅に降りてからも10分も歩かないぐらいですかね。駅に歩いてちょっと見ると、あそこにあるっていうのがわかるぐらい。
アクセスとしては、前日がエスコンフィールドで駅から歩いて30分経ったところに比べると、非常に都心からのアクセス、札幌の真ん中からのアクセスや駅に降りてからのアクセスはすごくいいなというふうに感じたスタジアムでしたね。
ただ、確かあれはワールドカップの時に作ったと聞いてますので、かなり古い。確かに外から見るとそんなに古さは感じないんですけど、近くに行くとちょっと古いなというような感じがしたかなという記憶がありますね。
ワールドカップ2002年ですね。結構20年も経ってますね。
高島さんどうですか?
そうですね。エスコンフィールドとは結構違う形だったりとか、芝生が外に出せるとか、全くエスコンにないような設備も備わっていて、すごい感激を受けましたね。
なるほど。行かれた時は芝生はどのような状態でしたか?
中でイベントをやっていたため、外に出ていた状態です。
アクセスが非常に良いということなんですね。
10分とか今お話しをやりましたけども、エスコンと全然違いますね。
エスコンと全然違いますね。アクセスに関しては非常に札幌ドームが良くて、今はサッカー野球だけじゃなくて、コンサートなんかにも今使っていると思うので、そういったことを考えると非常に多目的スタジアムとしては非常に使い勝手が良いスタジアムかなと思いますね。
Jリーグなんですけども、今度は秋春制に移行するということが既に決定されていますけれども、そういう意味においてはドームが必要不可欠になりますよね。
特に北国のクラブはドームが必須にならざるを得ないので、コンサート通りは札幌ドームというものがあるので良いでしょうけど、それ以外の北国と言われているところのクラブってなかなか屋根があるところがないので、
逆に言うとすごく大変、むしろ札幌ドームを使えるコンサート通りは恵まれている方なのかなと思いますよね。
コンサート通り札幌というチームなんですけども、海外戦略に関して非常に先行しているという印象があるんですけども、この辺のお話って何かトピックスみたいなものってありますでしょうか。
スタジアムの中を見させていただいたのと、あとは中の海外担当の方にいろいろお話を聞かせていただいて、これも皆さんご存知だと思いますけど、チャナティップ選手だったりとか、
アジアの選手を積極的に呼んで、合わせて海外でのファンを広げていこうと。今いろんなSNSがあるので、いわゆるアジアのチームの有名な選手が日本に来れば、それだけその方の影響力の中でアジアに広めていけるというような戦略をですね。
そうですね。これは当然Jリーグも率先してやっていることではあるんですが、やはりコンサトルサッポロはそれを早めに取り入れて成功したクラブの一つなんじゃないのかなというふうに思いますね。
高島さん、チャナティップ選手ご存知でした?
そうですね。自分結構サッカーが好きなので、チャナティップは知ってましたね。
彼が日本に来たことによって、非常に経済的な投資が海外から引き寄せられたという、そんなこともお聞きしたこともあるんですけれども、やっぱりいち早くJリーグが足掛かりをつかんで、Jリーグの海外戦略という、アジア戦略と当時言ってましたがね、そこにうまく結びついた事例だということになるんですよね、これは。
そうですね。それこそ20年ぐらい前を考えれば、日本人の選手が初めて例えばヨーロッパで活躍するようになった時には、当然日本人の選手がヨーロッパに行った時には、当然日本の中でもヨーロッパのチームが知り渡りましたし、時には日本の企業がヨーロッパのサッカークラブやヨーロッパの市場に日本人選手が行ったということで、スポンサーとしてつくっていうような事例が20年ぐらい前にあったわけで、
これがJリーグっていうもの自体が大きくアジアの中でなってきたことによって、今度はアジアのチームが日本Jリーグ、Jリーガーになりたいっていう、そういうような道筋ができた中で、このコンサートオーレスアポロが率先してアジアに進出したっていうのは非常に功績があるのかなと思いますね。
なるほど。今回のチャーナ・ティップ選手の事例が先行事例であったわけなんですけども、その後おそらく真っ当なアジアのスター選手が次々といろんなチームに獲得されて、海外からの投資を入れ込んで、スポンサーを増やしたりとか、そのような方向性に行ったってことですかね。
たぶんスポンサーと合わせて、包囲券がやっぱりアジアに売れますよね。それこそヨーロッパに日本人選手が行けば、その国の包囲券が日本のどこかが買って僕らが見られるのと同じで、要は逆のパターンですよね。アジアの有名な選手が日本に来れば、そこに対してJリーグの包囲券が売れると。こういうふうにスポンサーと包囲券両方合わせると、ビジネス的に言えばJリーグなりコンサートオーレスアポロの一つの大きなビジネスポイントかなと思いますね。
なるほど。また、その包囲券とともに、おそらく選手が日本に来るということが、その選手を海外から直に見に行きたいというお客さんもおそらく増えたんでしょうね。
そうですね。今回のこの北海道が先ほど冒頭言ったように、海外からどうやってお客さんを引っ張るかというところが、もともとドイツ研修、海外研修だったということも含めて、いわゆるインバウンドということですよね。海外の選手を見に来る、そこをきっかけに北海道の良さを知ってもらってみたいなですね。そういう戦略も今回学べた研修だったのかなと思いますね。
あと札幌ドームといえば、最近話題の経営について、いろいろとメディアに載ってますけども、この辺の状況の話っていかがですか。
そうですね。もともといわゆる日本ファイターズがいて、Jリーグのコンサートで札幌がいてということを考えたときに、どう考えても野球の試合数が多いわけですよね。70数試合。サッカーせいぜい30試合ということの中で、その札幌ドームを使う野球が出ていっちゃったということは、どうしても収益減になると。
じゃあ日本代表選が札幌でやるかというと、今全国にいろいろ日本代表の試合をやるところが多いので、たぶん年間何試合だろう。そう考えると今たぶん札幌ドームの声明戦はコンサートで札幌。ただしJリーグで30数試合。もっと言っちゃったら残念ながら今年札幌が落っこっちゃったので、J2に来年になっちゃうので、そうするとやっぱり収益的になかなか厳しいのかなと。
その代わりに今コンサートなんていうふうにもやってますけども、なかなか苦戦してるっていうのが札幌ドームの現状かなと思いますね。
なるほど。野球チームが去った後の売上のリカバリーだとか、そういったものはまだまだやっぱり苦戦が続く可能性が高いんですかね。
まあ単純に年間70、80弱必ず使ってくれてたお客様がいなくなっちゃったわけですから、それを埋めるのっていうのはなかなか難しいですよね。
わかりました。ありがとうございます。
今週は東洋大学健康スポーツ科学部健康スポーツ科学科講師の八塚哲さんと健康スポーツ科学科1年生の高島臨さんにお越しいただきました。
来週はスポーツとニュースポーツについてお話を伺いたいと思います。
皆さん今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
常田幸永がお送りしているビルダップローカル、本日はここまでとなります。
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お相手はビルダップローカル、番組ナビゲーターの常田幸永でした。
それではまた。