プロフェッショナルの紹介
マツダしごトーク
毎月第4火曜日のこの時間にお届けする、マツダしごトーク。
このコーナーでは、マツダで働くプロフェッショナルに、お仕事の内容ややりがい、働くことの魅力をお聞きしています。
クジラたちの将来の選択肢が広がるきっかけになればいいなと思っています。
ということで、今月ご登場いただくのは、マツダしごトーク初です。お二人で出演ということになります。では、お一人ずつ自己紹介をお願いいたします。
皆さん、こんばんは。統合制御システム開発本部、先進安全車両開発部、先進安全性能開発グループの田丸順基と、
内藤郁未です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日はマツダしごトーク初のペアでの登場ということなんですけど、これは上司と部下のコンビということで、合っているでしょうか?
はい。私が入社してからずっと田丸さんの下で働いています。
じゃあ早速ですけど、内藤さんにとって田丸さんってどんな人ですか?
すごい明るくて、リードもすごいチームを引っ張ってくれるので、頼りがいのある上司です。
同じ社内で押し勝ちされている方もさっきメッセージでいらっしゃいましたからね。
逆に田丸さんから見た内藤さんってどんな方ですか?
すごい若いのにしっかりしているし、自分の意見をちゃんと持っているというところがすごいなっていつも思っています。
褒め合ういい会社。
ありがとうございます。
ラジオネーム賢いイカが好きって言う方なんですけど、今日はお二人と仕事に関わる機会があるのでメッセージを送りました。
お二人とも日夜の実験などで忙しい中でも、こちらから相談するといつも時間を取って話を聞いてくれる親身な人柄が印象的です。
田丸さんは気作で、内藤さんは冷静とキャラは異なりますが、目立たない部分も含めて仕事に向き合い、周囲の人の状況にもきちんと目を向けているという点はお二人に共通していると感じております。
内藤さんのキャリア
中高生の方に向けて忙しい中でもどのように仕事に向き合っているかということをぜひお話しいただけたらというメッセージが来てますね。
ありがとうございます。
どうですか、田丸さん。こんなにメッセージがいっぱい来るっていうのは。
びっくりしますね。まさかこんなにもらえると思われて。
お二人のことをクジラ達10代中高生にも伝えていきたいので、まずは内藤さんからお話を伺っていきたいと思いますが、内藤さんはいつ頃入社されたんですか。
2022年に入社して、なので今4年目になります。
4年目。じゃあもう新人っていう感じではなくて、中堅ぐらいなんですか、自分の中では。
でもまだまだ若いです。
クジラ達スタッフに聞いたんですけど、内藤さんいわゆる理系女子、理系上なんですか。
そうですね。ものづくりに興味があってずっと。あとお父さんの影響で小さい頃から車が好きです。
じゃあ大学とかもものづくりに強い学校に至っている感じなんですか。
そうですね。10代の頃は理系の高等専門学校って言われてるところで、機械、電気、情報について幅広く勉強していて、
20歳の時に編入した大学では機械系の勉強して、最後大学院にまで進学しました。
じゃあもう本当にものづくりが好きなんですね。もう夜寝るとき夢でね、夢の中でものづくりしてそうな感じですね。
仕事の。
じゃあその頃から将来は自動車会社に勤めたいと思って勉強されていたんですか。
そうですね。車も好きなんですけど、実は飛行機にも興味がありまして、勉強していく中でもっと身近に目に見えるものに関わりたいなと思って就職活動は車業界を目指していました。
なるほど。じゃあいずれ未来で空飛ぶ車ができたら、もう両方になったかと思いますよね。
その車のね、お仕事業界の中でも松田を選んだのっていうのはどうしてだったんですか。
実はもう一社と悩んだんですけど、デザインだったりとか走りなど独自性のある尖った松田の車づくり性ですね、に惹かれてっていうのが一番の理由です。
自動ブレーキの開発
かっこいいっすもんね。ちょっとね、他とは違うっていう感じのね。で念願の松田に入社したわけなんですけど、ここからは内藤さんが働かれている部署のリーダー、田丸さんにお話を伺っていきたいと思いますが。
田丸さん今、内藤さんのお話を聞かれていかがでしたか。
いや、相変わらずしっかりしてますね。頼りになります。
いやもう、田丸さんは笑顔が素敵ですよね。
ありがとうございます。
もうそんな職場では、声にワーッて注意指導することあんまないんじゃないですか。
うーん、してるかな。
してないよね。
してないと思ってます。
見守ってくれそう。
僕の中で会って10分ぐらいですけど、理想の上司ナンバーワンですね。
ありがとうございます。
引き続き。
引き続き。
田丸さんと内藤さんが働く統合制御システム開発本部について教えてほしいんですけど、ここはどんなお仕事をする部署なんでしょうか。
はい、統合制御システム本部は、人中心の考え方でドライバーの運転を助けるシステムを作っている部署になります。
はいはい、人中心の考え方で。
例えばこれ、こんなものがあるっていうのってあったりしますかね。
例えばですね、快適な運転をサポートする機能だったりとか、車に人や物が近づいたらセンサーでピピーって教えてくれる機能などいろいろあります。
これ2010年頃には10個くらいだったセンサーが今では1台200個ほど入ってるって言われてて、車1台をコントロールする仕組みっていうのがどんどん増えて進んでるんですよ。
そんなに1台の車にたくさんのシステムが組み込まれてるわけですか。
そうなんですよ、最近すごい勢いなんですよね。
例えばバックするときにピピピピとか当たりそうになったら言うようなセンサーとかっていうことですか。
田丸さんは数あるシステムの中でどんな領域を担当されてたりするんですかね。
私は自動ブレーキの開発のリーダーを担当してます。
自動ブレーキ、実際に僕はその自動ブレーキってのを体感したことはないんですけど、どういった場面でシステムが作動するんですか。
例えば車やバイク、人とか壁とかですね、衝突を防ぐために自分が右折するときだとか、車がバックするときとか、アクセルとブレーキを踏み間違えたときとか、いろんなケースでシステムが作動するようになってます。
ただし、なるべく運転者の操作を妨げず、システムが作動するタイミングをギリギリまで抑えるっていうところが、松田の自動ブレーキの特徴になってます。
ということは先ほど田丸さんが言ったように、人中心の考え方っていうところにつながるってことですよね。
そうですね、そういうところも織り込んでます。
だから車だけ、人だけじゃなくて、もう車に乗ると一身胴体みたいな、相棒みたいな感じ。
いいですね。
先輩ありがとうございます。
いい。
歳はだいぶ俺の方が上になる気がします。
いろんなケースに対応するために、いろんな開発されてると思うんですけど、どんな開発をされてるんですか。
そうですね、例えばケースに合わせて、どんなセンサーを使って、どんなシステムを作るのかっていうことを考えたり、人によってこういうところで溜まってほしいみたいな感覚が違うので、お客さんにいろんな情報、どう感じるかっていうところを情報収集して、タイミングをコントロールしたりしてます。
でも本当に人によって全然違うじゃないですか。難しかったりすると思いますけど、でもやりがいはめちゃくちゃありそうな仕事ですよね。
そうですね。
実際に自動ブレーキを搭載した車を走らせて実験したりするってことですかね。
そうなんですよ。山口県の峰という場所にある松田の試験場でブレーキが正しく作動するかを確認してきてます。つい先週も1週間泊り込みでテストしてきました。
羨ましい。僕もフジライチームで泊り込みで合宿とかしたいんですよ。でもみんな断るんですよね。いやいやもう1日で十分です。
え?泊り込みでテスト?確かに安全というものに関わる部分ですもんね。じっくりテストされてるっていうことでね。これどうですか?泊り込みの作業っていうのは。テストっていうのは。
僕今の時期はやっぱ寒いのが一番きついですね。でもやっぱりこの人の安全を命を預かっていると思って仕事をしているので、これも耐えながら日々頑張ってます。
そのなんかNキャップというものもあるって聞いたんですけどこれは何なんですか?
そうですね。Nキャップっていうのは世界中にある車の安全性能を評価するためのプログラムがあるんですけど、それで松田の全社長で常に最高ランクを取れるように日々目指して頑張ってます。
うわー、じゃあまだまだ自分たちにやるべきことがたくさんっていうね。さあ、ないとーさんはもう隣でずっとうなずきながら、たまるさんの話は聞かれてましたけどいかがでしたか?
やっぱり人の命を預かっている仕事なので、たまるさんのコメントを聞きながら日々精進していかないとなって思いました。
たまるさんニヤッとされてますね。でもめちゃくちゃやりがいありますよね。人の命を安全に届ける仕事でもありますもんね。若い時からたまるさんはこういったお仕事をしたいと思われてたんですか?
そうですね。私も結構この制御みたいなところに興味があって、車ってやっぱり乗っている人、自分が作ったものを実際に触っている人が見れるっていうのがすごい魅力だと思うので、ずっと車会社に行きたくて。で、松田選んだ理由はないとーさんと似たような感じです。
尖ってるところが。
それがかっこよかったりしますよね。でもお二人は全然尖ってないですね。すごい丸いところを見る。今日職場の方は聞かれてるんですか?
いろんな人が聞いてくれてるって言ってます。
じゃあちょっとこちらも聞いてもいいですかね。お二人が松田という会社の魅力を一言で表すとしたら、じゃあまずはないとーさんから教えていただいてもいいですかね。
はい。松田の魅力はやってみたいっていう気持ちを大切にしてくれる会社かなと思ってます。
松田の挑戦する環境
詳しく聞きたいです。
会社の規模は決して大きくはないんですけども、その分一人一人が様々な仕事に関わることができて、たくさんの経験を積むことができます。
これに挑戦してみたいっていう声をあげれば、年齢やったり経験に関係なくチャレンジする機会をですね、もらえると思ってます。
失敗を恐れずに挑戦しながら自分の可能性を広げていける、そんな環境が松田にはあると思ってます。
ではないとーさんは今4年目だったじゃないですか。4年目でもその前でもこれやりたいですって言ったら先輩方であったり上司の方が話をしっかり聞いてくださるってことですか。
そうですね。個別にというか、フィードバックの場とかもあるんですけど、そういう時にこれやりたいんですけどみたいな話を田村さんに相談したりとかしてます。
いいですよね。別に会社に入った年数がとかじゃなくてね、今なう自分たちがやりたいことをちゃんと表現できるっていうのはね。
田村さんはどうでしょうか。松田という会社の魅力を一言で表すとしたら。
希望を絆に変えて世界に挑む全員主役の少数性集団だと思ってます。
これもう来年からキャッチコピーになるんですかね。
希望を絆に変えて世界に挑む全員主役の少数性集団。ちょっとCMあったらナレーションやりたいですけど、詳しく聞かせてください。
先ほどのないとさんとたまたますごい被ってるんですけど、松田は他のメーカーに比べるとすごい規模は小さい企業ではあるんですけど、だからこそ自分たち一人一人が少数性の主役だと感じてます。
一人一人が手を取りであって協力しながら世界と勝負できています。
会社の車の一部になるのではなくて、個人の力が会社の力に直結します。
そのため若手からたくさんのことに調整できる環境があるので、全員が不可欠な戦力として活躍できる、それが松田の魅力だと思ってます。
社会人としての成長
あれだけの人数がね、100人200人とかいろいろな中でも自分が主役って思うとね、会社に行くのが楽しくなってきますよね。
なんかこの松田仕事多くやってて思うのは、出てくださる方が自分のこともリスペクト、相手のこともリスペクトしてるような感じが見て取れるんでね。
本当にいい会社なんだろうなってことは感じますよね。
いやぁ、いいなぁ。
今月ボーナス出ました?
出ました。
何か買ったんですか?
まだ買ってないです。
何買われるんですか?
洗濯機壊れそうなんで、洗濯機買うかもしれないです。
ないとおさんは?
今のところ貯金ですね。
すいません、10代気になるかなって。僕が気になったわけじゃないですけど、10代が気になるかなって聞いてしまいました。
では最後にラジオを聞いている中高生にメッセージもお願いしたいと思います。ないとおさんからお願いします。
進路だったり将来に迷うこと、不安になることがあるかなと思います。私もそうでした。
でもどんな選択をしても後悔が全くないっていうのはほとんどないかなと思います。
大切なのは周りに流されるのではなくて、自分で考えて納得して選ぶこと。
たくさん悩んで迷いながら選んだ道っていうのは必ず皆さんの力になるかなと思います。
自信を持って一歩ずつ自分の道を歩いていってほしいです。いつかきっとこの選択で良かったって思える日が来ると思います。
素敵!
ありがとうございます。
ないとおさんは会社に入ってどのタイミングでこの選択で良かったと思えたんですか?
会社に入った時に仲いい同期と巡り会えたりだとか、たまるさんという上司に巡り会えたりだとか、日々この選択で良かったなって日々楽しく生活してます。
いいですね。僕も後輩になりたい。
ではたまるさんもメッセージをお願いしてよろしいでしょうか。
私たち松戸の開発現場は実は毎日が上手くいかないことの連続です。
でも何かに挑戦して傷ついたり失敗したりすることは決して恥ずかしいことじゃありません。
それは本気で挑んだ証拠だからです。
その向かい風を乗り越えるプロセス自体をどうか楽しんでください。
自由な渡り鳥のように高く遠くどこまでも自分の信じる場所に向かって恐れず思いっきり羽ばたいてください。
そうですよね。上手くいかないこともありますもんね。
それでも前に前に。
素敵なメッセージだったんですけど、たまるさん今の曲の歌詞のようなメッセージだったんですけど、これはもしかしていただいているリクエストにつながっているってことですか。
そうなんですよ。今回アレキサンドルスさんの渡り鳥を選ばせていただきました。
私が入社直前にリリースされた曲でずっと私の社会人人生の応援歌でもあります。
夢に向かうリスナーの皆さんに歌詞にある通り全力で応援の追い風を送りたいと思います。
じゃあもう忘年会の短いカラオケで歌われてるってことですかね。
そうですね。なかなか高くて難しいんですけどね。
でもこういった曲があったら本当学生の時もそうですけど社会人になっても頑張れるってことですよね。
素敵な話でした。たまるさん今日ラジオいかがでしたか。
思ったより緊張しなくて楽しかったですね。
でも10分以上は自分ぐらいの喋りですか。
ないとーさんいかがでしたか。
すごい楽しかったですね。いい機会をいただけてすごく感謝です。
この選択でよかったってことですかね。
10代たちに届いてると思います。
松田仕事区今夜は統合制御システム開発本部からたまるさんとないとーさんをお迎えしました。
お二方心からありがとうございました。
ありがとうございました。
それでは曲紹介をたまらさんお願いします。
それでは聴いてください。アレキサンドルスで渡り鳥。