- 1on1とは、一般に、マネージャーとメンバーがともに目標設定・進捗確認をし、改善点などのフィードバックをして、次のアクションを考える、というもの。しかし、現状はいろいろな考え方があり、確立されたセオリーは存在しない。
- だからこそ考えてみたいのが、「1on1を豊かにするには、もっと様々な方法があるのではないか?」ということである。
- 安斎・ミナベは、相手に合わせて1on1の内容を変えている。例えば、スキルが課題で行き詰まっているメンバーにはフィードバックをするが、そうではないメンバーとは対話をすることを重視する。人と協力すること、自ら主体的に動くことなど、さらなる成長には、スキルのインプットでは効果が薄いからである。
- 他にも、メンバーによっては視座を擦り合わせる場として使っていたり、干渉範囲が広いメンバーには、視点の分散により視座が下がってきてしまうことがあるので、一緒に仕事の優先順位をつけたり、などその用途は幅広い。
- 1on1というと固定的なシステムに聞こえてしまうが、結局のところ、それは人と人の対話の場である。相手が違えば、その数だけ豊かなコミュニケーションの形があるべきである、という結論は当然なのかもしれない。
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