そうそう、だからステージレース自体も自分は初めてで、そういう石梁エリアも熊川で通るけど、本当に今回走ってみて本当に一部なんだなと思って、かなり広い山域でまだ…
広くて深いですよね。
深いですね。だからなかなか他でできない経験をさせてもらえたなと思いますね。
伊藤さんどうですか?
僕は実は石横さんとですね、福岡で展示会をされていて、それを見に行ったことがあって、そこでお会いはしていて。
写真展でしたっけ?
すごくその石梁とか九州の山が、すごい愛してるというかすごい人だなっていう。
石梁愛はすごいですからね。
でもそれが石梁に対しての思いなのか、九州の山に対しての思いなのかっていうのは、その時は僕も知らなかったんですけど、今回来てみるとその石梁に対する思いが揃って。
もともとその九州の山は、百名山全部私行ってるので、阿蘇とか絶景じゃないですか。
その景色のイメージなのか、関西の丹波。
どっちなのか、これ両方合わさってすごい山なのかなと思ってきたら、丹波でした。
丹波も僕ら行ったことがないんだけど、奥深いっていう名所で言えば本当そうでしょうね。
丹波好きですか?
いやー、まあね、一回経験すれば。
丹波のレースはお二人とも出ました?
出ました。同じ時に。
同じ時に出たんですね。
まあじゃあああいう感じというかね、奥深いところですよね。
自然が本当にすごい豊かな場所で走られてわかったと思うんですけど、本当なんかこう天然木ばかりというか、そういうような山域ですよね。
でも早かったですね。僕ら森谷さんとね、応援ラン最終。
5日の3日目ですね。
行ったんだけど、直田君と堀君が来て、伊藤さんもすぐに来てっていう感じだったんですけど、あんまり疲れてなかったから、その前の距離とか相当ありましたでしょ?
そうですね。
50何キロぐらい走った?
はい、40キロ、50キロ。で、3日目が30キロでちょっと中日というか。で、今日最終日が40キロ。
で、トータルで160キロ累積が。
そう、累積が一応公式では16,000。
ただ、確実1000メーターぐらいはちょっと低かったかな。
今日だけちょっと。
結果13,000ぐらいでしょ?
13,000ぐらい。
100マイルの13,000というようなレースですよね。
これが3日、4日、5日、6日と4日に分けて、距離的には1、2、3、4っていうのはどのぐらいの距離だったんですかね?
それが40キロ、50キロ、30キロ、40キロ。
その中の1日1日の思い出ってどうですか?初日は。
初日、まあでもそうやな。
似たようなことだったよね。
似てますね。
なんか、今日は道があるなとか。
なんかそんな感じですけど。
ロストはなかった?
初日、あります。
ありましたか?
でもなんか、もう正直探しながら行くとめっちゃ時間かかるんで。
もうこっちだって決めて、ずわーっと走って。
ズレたら修正する。
そんな感じで僕は行ってたんで。
気づいたら全然違うところで、2、30メートルは普通に崖を振り返すみたいなのも結構ありました。
そういう荒削りなやり方、伊藤さん自体は慣れてるんじゃないですか?
そうっすね。
ひまわり屋で散々ね。
ひまわり屋よりはまだ死ぬ確率が低いですかね?
ないです。
それだけでもだいぶいいんじゃないですか?
ずっと行きながら、グレートひまわりレースのネパールのときは、これを51日間やってたんだなって思ったら、すげーなって思って。
すごいですよね。
あれも見ましたけど、あの話はまた聞きたいんですけど。
あれに比べるとね、そんなやり方でも全然いけますからね、伊藤さんはね。
マトク君はなかったですか?
自分も細かいところはいろいろ。
GPXがあって、結構それは精度が高いんで、そのコース通りに一応進む。
あとは軽くオネとかが時計で見てたらわかるんで、このオネだなっていうところで進んで。
ただ結構細い痩せオネとかもあったり、結構危ないところもあって、それをどう迂回するのかとか地図では見えないんで。
それもマーキングは一応あるけど、結構わかりづらいですよね。
だからそこらへんは探しつつっていう感じでしたけど。
思ったよりかはマーキングも結構あって。
赤両トレイルっていうところ全域で一応そういうコースにマーキングがついてて、大会用のマーキングはないんですけど。
それがかなりしっかり目にはついてるんで、それをたどりつつ。
踏み跡ないところはもう自分の思うがままに突き進むって感じで。
生き抜れてたらなんとなく勘でわかりますか?この方角じゃないの?っていうような。
間違ってても元に戻ることはなくて、保存はトラバースするから。
トラバースしても無理だったらバケモノかけよう。
でも2人とも総力があるけど厳しい環境の中のレースの経験っていうのもあるじゃないですか。
だからこそ何か舐めたらいかんっていう部分もきっとあって。
1700メートルでもし風があったらこのぐらいきついだろうとか寒いだろうとかいう中でそれでも総力があってもちゃんと準備をしていくと。
準備はそうですね。
持ち物は4日間のお弁当とか晩御飯朝御飯出るんですけど。
それ以外のものはずっと背負ってもう改装はされないのでプラスもできないんで。
それなりには装備は持ってますね。保温ギターに。
僕も想定として雨降って両線出たときに竹村君だったらずっと走り続けるかもしれないですけど。
万が一僕が止まった時とかどうしたっていうのを考えるんで。
僕はもう昨日の晩雨って分かった時点でエマージェンシーシートを真ん中くり抜いてそれを切れるようにして。
もうレインを切れば留まっても大丈夫っていう。
エマージェンシーシートも一から出してやるって言ったら多分もう手がガチガチできないってなっちゃうんで。
なのでもうパッと切るだけの状態とかそういう準備はしましたね。
やっぱその万が一の時にその動ける状態というか想定して準備をするっていうのはグレートヒマラヤの時に割と違ったんですか。
そうですね。グレートヒマラヤレースももうマイナス15度から20度で4000mの標高だと雨なんですよ。
なのでもう雪か雨かの状態でテント張ったり着替えをしないといけないっていうのを
冬に六甲、関西六甲でもう本当に水漏れとか降る中で実験しに行ったら山頂着いた瞬間に手がかじかって何もできなかったっていう経験があって。
やっぱり練習しすぎやろ。
なのでその状態でも全部できるように想定をしないといけなかったのでその癖は今もあるかもわからないですね。
確かにそうですよね。
ちょっと僕らでも寒いなと思うものをちょっと我慢して次に着ようと思った時にはチャックを上げられないとかありますからね。
生きるか死ぬか。
本当にそうですよ。思いをした人は強いですね。
でもその経験が生きた時ってあります?過去自分の中のレースの中で。
あの時あれしなかったらしんどかったかもしれないね。
やっぱりアルプス行く時じゃないですかね。あとグレートヒューマンレースもそうですし。
やっぱり僕変わった道具をいろいろ使うのでパタパタのマットを見ました。
フロアマットみたいなあれを防弾チョッキみたいにつけたりするでしょ。
前と後ろにやって。あれがやっぱり一番自分の中でもヒットした。
商品化できるじゃないですか。
あれ実は前後ろやって80gぐらいで。
でも300gぐらいのダウンを持つより温かくて防水だし。
そうですよね。ダウンだったら濡れちゃいますもんね。
グレートヒューマンレースの時もダウンは全部置いていって。
あれだけを持って雨の中とかでも全部あれで対応してたので。
中学生の時に新聞紙を学生部の中に入れてるのって一緒じゃないですか。
僕らはコートとかシャレタイやつとかない時代だったんでみんな新聞紙入れてましたよ。
堂の周りに。あれに近いよね。
なんとかしないといけない状況で文字物がそれだからせざるを得ないってところですか。
確かに理にはかなってますよね。
風呂が冷めないように待ってる。一緒のような。
あれがやっぱり一番使える。
あれが一番使えますね。
あるときも一緒に行った人で3000mの赤い石だけでバンバン強風が吹かれて。
もう一人一緒に行った人は体震えてるんですけど僕だけ汗ばむぐらい。申し訳なくて。
揺れない。これだけあったかいんですよね。
揺れない状況もあったかい。
それ相当使えますね。そのテクニックね。
安いですもんね。
野田くんある?
僕でも結構それこそ伊藤さんの影響はかなり受けてるんで。
最初それこそ大海の奥駆け道、伊藤さんともう一人で行った時とか。
ラフスなりも伊藤さんとかと行って。
ロング系のときの最初の入りが伊藤さんやったんで。
放課後の時にマットを作ろうとか。
それまだちょっと作ってないんですよね。
次に向けて僕もマットを作ろうかなと。
顔の部分だけ首の部分だけマットでくり抜いてるけど寝れるんですよね。
それいいですね。
タケノコがTJ行くからTJで南入る前に雨って分かってたら戻る。
雨じゃなかったら置いてくる。そんな感じかなって。
上半身が冷えなかったら足は動きますからね。雨に打たれてもね。
意外と足はそんなに寒さ感じない。
伊藤さんともよく言うのが補水をしないっていうのがロングトレイルというか。
長いニスをかけた時の補水したら冷たいし、乾くのにも時間がかかるし、重くもなるし。
というのでとりあえず補水をしない道具を伊藤さんともこれいいんじゃないかみたいな。
補水をしないっていうのがテーマなんですね。
だからダウンとかは使わないです。一切。
最悪の時に絶対寝らせられずに最悪の時だけ着るくらいの感じで。
普段の行動着だったり寝る時にダウンを使うっていうのもあんまりなくて。
そうなるとどういうものになるんですか。例えば河川になると思うんですけど。
河川がもっとマットですね。
あと僕は今日も使ってたんですけど、今日も雨の中もレインが来ずにフリースのアームカバー。
フリースのレッグカバーがよく売ってるんですよ。
これ名前出しがわからないけど、ワークマンとかで399円。
それを二の腕につけてるとマジレイン来てるより温かいんですよ。
雨に打たれ続けて。
フリースってビショビショ鳴らないんですか。
鳴っても高温性は落ちないので。
それが揺れても逆に別にいいと。
もう全然関係ないんですよ。
それ一個持ってるだけで、これもダウンがバッと来てるより全然温かいんですよ。
今日も後半恐怖があったんですけど、レインは一切使わずにそれだけパッと上げるだけで寒さは一切感じないです。
ちょっとボルケーのワークマン売ってるよね。
今この時期売ってないからね。
ただ間違えたらあかんのは、799円のちょっと良さそうなレッグカバー。
重いんですよ。
安いほうがいいですからね。
チープの方が軽いですよね。
レッグカバーを逆にして、足首側を上にして。
もう格好は関係ないですね。
でも見た目わかんないですからね。
格好関係ないっていう人強いんですよ。
おしゃれしたいとかかっこいいものしたいとか、そういうことを考えない人が強いんですよ。
そんな昔の下手なロボットみたいな感じはできないですよ。
ドリル巻きつけてね。
これグレートヒマウレですよ。
フランス人とかに忍者って呼ぶ。
それ来た瞬間ね。
武将みたいですよね。
カンチャンみたいじゃないですか。
確かにね。
帽子も作れるかもしれないですね。下手したらですね。
補水しないっていう。面白いですね。補水しないという考え方はね。
師匠は伊藤さん。ロングは。
そうですね。結構影響は。
他にももちろん、かなりいろんな人からの意見は聞いてますけど。
そうですね。
今回2人のウェイトはどのぐらいだったんですか。ザックの。
スタート時は水込み僕6キロぐらいでした。
それってめちゃめちゃ軽いんじゃないの。参加者の中の皆さんの中で言えば。
結構普通か普通ぐらいですね。軽い人は多分4か4.5ぐらいの。
ザックも結構食料持ってたんですよ。
僕は水とか食料抜きで2キロ前後にしてて。
そんなに軽いんですか。
だからもう本当に行動する時の、僕反省のインナーをTシャツガイドにしてパッキングしてるんで。
タイツもユニクロの一部だけのめっちゃ薄いタイツ。
それめくって本当にショートタイツみたいにできるので。
それとゲイターとアームなんで。
それを2セット持って、もう1セットは寝る時用。
雨降った時に買えるみたいな感じで。
やってると2キロぐらいだったんですよね。
悪いじゃないですか。
僕は食料をどんどん削っていったんですよ。
食わなくても大丈夫なんですか?
朝ごはん結構出たんで。
朝ごはん食べたら、あとは僕飲み物にコーラとか。
あとはトップランナーっていう。
エネルギーの飲料で僕進んでたんで。
食べ物ほとんど取らないんですよ。
飲み物のエネルギーでいっちゃうんで。
今日ミスったのは朝ごはんなかったんですよ。
ポイント。
厳密には朝ごはんとしておにぎり3つくらい渡したり。
あとはおかずと。
それを別にいつ食べてもいい。
なるほど。
持っていってもいいし、朝食べてもいいし。
だからそれがちょっとあれですね。
いつもなら朝ごはんとお弁当。
なるほど。
朝ごはんし飲み物食べて、
20キロか20数キロはもうあと飲み物だけでいい。
なるほど。
で、お弁当の内容を1つか2つだけ食べていくみたいな感じだったんですけど。
それが今日朝なかった。
もういっかと思ったら全然パワー出なかった。
もうシャリバテですか?
それもう頑張ったんですか?
ただめっちゃ遅かったです、今日。
お弁当1個持ってたんですけど。
飲んでもよかったんですけど。
その26キロ地点にエイドがあって。
そこがスキー場で。
そこのエイドを僕が万が一見つけられなかったら、
残り18キロくらいを、
お家なだけで行かないといけないから、
途中飲むわけにもいかなくて。
それはもう保険と。
そうそう。
見つけられたんですか?
でも通り過ぎようとしたところは。
確かにちょっと分かりづらかった。
通り過ぎようとしたところは呼ばれて。
よかったですね。
お家なだけっていうのもネタでちょっと。
めちゃめちゃ省エネなんですね。
そうですね。
でもこれもTJの選手の塚田さんって方に聞いたのは、
僕もTJの練習とかしたときに、
高速の選手、竹村君みたいに速すぎてもそうなんですけど、
補給がスタートしてから100マイル分くらいで補給ないんですよ。
補給が食べ物は、見て聞いて知ったのは、
カロリーメーターの自販機だけなんですよ。
他ないんですよ。
なのでこれ勢いないですよねって話したら、
自販機あるから飲み物でいけるじゃないかって言われて。
そっから僕なんか頭がパーンと切り替わって、
飲み物でいけるってなって。
フレイドヒマレースもそうなんですよ。
朝ごはん食べて。
あとはもうだから雪山どんどん突っ込んでいって、
そうですね。
その、コースを考えたのが、
去年の4回目の大会が終わってから、私の構想が始まって、
去年の10月に自分一人でそれをやってみたんですよね、4日間かけて。
それは、もうノンサポートで。
自分でやっぱり、選手と同じように4日分のコースをしてもらって、
もうエイドもなしだったんで、
それで自分ができれば大会としてやれるかなと思ったので、
自分でとにかくやってみました、それを。
でも陽子さん、すごい方ですけどね。
陽子さんができたらっていうのは結構ハードル高いですけどね。
いやいやいや、そんなことないです。
私はスピードとかはないので。
でもそれだけしょって、やっぱり水場のところとかをつなぎながら、
もうセルフでいくっていうのは結構やっぱ大変じゃないですか、積量区間っていうのは。
そうですね。やっぱり水場が積量はですね、少ないので。
僕らトレランの装備でも、積量ピストン僕1回出たんですけど、
やっぱり1ピストン、3ピストンあるんですけど、1ピストン1.5背負ってももうなくなるぐらい、
そんなのがハードなアップダウンがあって消耗するじゃないですか。
だから結構重い荷物背負ってたらきついだろうなと思いますけど。
そうですね。私が1人でやったのが10月だったので、気候的にはですね、涼しかったから。
もう大体じゃあこの形で今後もやれるなっていうふうに思われました?今年終わって。
そうですね。やっていきたいなとは思ってます。
今年、ちょっと行き届かない点もたくさんあって、やっぱり問題点もいろいろ出てきましたので、その辺はちょっと見直しながらですね。
スタッフの数とかもやっぱりちょっと足りないんですよ。
そうでしょうね。それでもね、皆さんすごく手厚くしていただいたっていうふうにおっしゃってましたよ。
特にエイドを言っていただけるとありがたいですけど。
肉じびえを持ってきて食べさせてもらったりとか、宿に着いたらもうビールの振る舞いがあったりとか。
寺崎さんの趣味のもてなしのようなね、手厚いさ。
なんか皆さん感動してましたけど。
寺崎さんはみんなにおいしいものを食べさせるっていうのが、それがもう喜びなんで。
今後は5月のゴールデンウィークに開催していくっていう予定でしょうか?
そうですね。来年も同じ日程で考えてます。
今、定員が20名っていう。
20名です。
これも今後はこのぐらいのスケールがちょうどいいなっていう感じですか?
そうですね。もうこれ以上の人数はちょっと無理なんですよ。
もう宿のキャパがあるので。
もう20名っていうのはそのままですね。
なるほど。
やっぱり九州石梁って言ったら九州の人もわからないぐらい、九州外の人にとってみれば一体どういう産域なのかなって。
興味津々だと思うんですよね。
そうですね。
単独でそれでは行けないから。
100マイルのコースで言えばトレイル率は87%なんですよ。
私ちょっと他の100マイルのレースあまり知らないんですけど、100マイルでトレイル率が87%でやっぱり結構高い方じゃないかなと。
高いと思いますよ。高いんじゃないですかね。
ですよね。
確実宿泊地に降りてくるので、最初と最後はロードが入るんですけど、一旦山に入ったらもうずっと山なんですよ。
石梁62座のうちの今回のコースが29座上るんですよ。
そんなに上るんですね。
でもそれでもまだ半分に満たないわけですから。
そうですね。半分に満たなくても100マイルが引けるっていうことだから、結構他のコースも引けたりするんですかこれ。
だからもっと伸ばそうと思えば伸ばせます。
トルデジアンできますね。ダブルマイルとかもできますね。下手したらですね。
全部繋げば300キロとかなるんじゃないですかね。
なるでしょうね。20何座しかまだ使ってないからですね。
そうですね。
でも洋子さんの思う良いところどりですか、今のコースっていうのは。
良いところどりです。山から山を重創するコースなんで、細かいアップダウンの繰り返しなんですよね。
石梁の大会って大体どれもそうなんですけど。
私が考えるコースはエグいってみんなに言われるんだけども、石梁の山がそうなんですよね。
私はそれが好きなんですけど。
ちなみに石梁の山っていうのを知らない方にとって、かいつまんでちょっと説明していただけたりしますか。
九州石梁とはどういう山なのか、山域なのかと。
三島が読んだ句があるんですけど、分け入っても分け入っても青い山。
この句を読んだのがこの石梁の山中だったって言われてるんですね。
伊藤さんも話されてましたけど、
200年前に作られた地図があるんですけど、
それに九州石梁の場所がですね、このところ山深くして境目知れずっていう正しがきがあって、
結局九州石梁の部分って何もわからない。
未踏の地だったんですよ。
地図描く人も入りきれないという場所なんですね。
とにかく山がいっぱい、手つかずの自然が残っているっていうところですよね、未踏は。
海とか水なら、あとはカエデ類、天然の原生林が広がってるんで、
四季折々の魅力っていうのがまたあって、
今の時期はもう本当新緑が美しい季節ですし、
秋になるとですね、もう色とりどりの紅葉が美しい。
陽子さんの写真を見るとね、四季の写真全部綺麗なんですけど、秋の紅葉もすごいですね。
そうですね。石梁はいろんな樹種があるので、色もさまざまなんですよ。
黄色もオレンジも赤もあって、
それがやっぱり綺麗ですね。私はもう西日本一だと思ってます、石梁の紅葉は。
冬は冬でやっぱりですね、樹氷の世界。
あれもやっぱり南国九州でこんな世界が見られるんだなーって、
やっぱ初めて見た人はすごく感動していただけますね。
そうですね。行きたいです、ツアーに。
ぜひ行きたいと思います。
冬はぜひ来てほしいなー、樹氷はほんと見てほしいです。
ぜひ行きたいと思います。ありがとうございます。
はい、よろしくお願いします。ありがとうございました。
長い夜分遅くまでありがとうございました。失礼いたします。
ありがとうございました。
ああいう山域って他あります?似たようなところあります?
奈良の山が結構深さ的には近いっちゃ近い。
ミスったらアウトっていう環境も似てるかもしれないですね。
誰も助けてくれない。絶対に。
助けにいけないですよ。どっちに行ったかわかんないですよね。
いやでも暇な屋とか、また暇な屋にどんどん行く。
興味がどうしても出てくる。あれを見ちゃうと。
あれを見ちゃうとね、死んでる人いるんじゃないかと聞きたいぐらい。
実際そこに住んでる住民で、僕らのレース中に亡くなっている人は確実にいて、
ゴール地点にワルブ橋っていうところで、ホテルとか載ってるんですけど地図には。
もしかしたらこれ今日は夜ないかもしれないぞって言ってるわけですよ。
案の定ゴールしたらないわけですよ、そのホテル。
みんなもうその後どうするっていうのは連絡も取れない。
みんなバラバラになって、2日後とかに。
でもみんな聞くと、みんな行ってる場所バラバラなんですよ。
俺は明日の位置こう行ったみたいな。
ネパール人はこっちの方が行った方が早い。
俺はこっち行くとか言って行くわけですよ。
その日どうするんですか?
その日はもうわけわかんない。
自分で交渉するんですか?
そうです。各自。
それで行って、2日後に勝手に合流してるみたいな感じなんで。
それで自分で交渉して、ご飯を食わせてくれよって言うんですか?
そうです。食べてくれって言って。
すごいですね。
僕はそんなのできないんで、その時一緒にいたネパール人と一緒に行って。
前にネパール人がめちゃくちゃ速いウェンドラっていう選手がいて。
バーっと遠くに向いて、一緒にいたネパール人がついていくぞって。
ネパール人は近道がわかるなって思って。
絶対次の日はこっちなんですよ。右なんですよ。
いていの左なんですよ。絶対向こう何もないからって言うんですけど。
ネパール人が知ってるって。
ついていくんですから、まじひと山越え出すんですよ。
俺絶対行かない。俺絶対山登りたくない。
ダダこねるんですけど。
ショートカットするわけですか?
普通にショートカットマップがあるじゃないですか。
ダダこねて行きたくないんですけど。
行くしかない。
置いていかないとわからないですもんね。
そこで置いていかないと。
彼らはそれが普通なんですけどね。
普通ですね。
1日のゴールっていうところについてから、さらにひと山越えるっていう。
その時はヤバかったですね。
それでも楽しんでそうですよ。
あとかな。
ニコニコニコニコ。
伊田さんでもビデオの中のヒーガー生えてるほうがかっこいいですよ。
すごそうですよ。すごそうです。
今なんかもう普通の少年っぽいですよね。
少年っぽいです。
少年っぽいですもん。逆に。
着きないな。組長が言ってたんですよ。
夜寝たいんやけど、話聞くと面白いから寝るしかない。
すごい人ばっかり来ててね。寝れんなよとか言ってたから。
今回関西からもう一人、他にもいるんですけど、自分たちと一緒によくいる安井さんっていう。
安井さんもすごかったですね。
またちょっとすごいんで。そこでまた組長さんがもうお気に入りで。
もうなんかこう、登り方がこうみたいな。
俺500mlぐらいしか水持ってなかったんですよ。
飲まなくて大丈夫?って言ってたね。
お給食は飴ちゃんだけです。
びっくりしました。
体とかめちゃめちゃね、ごつくて。
ふくらはぎとかすごかったじゃないですか。
ふくらはぎがすごかった。ほんと。
もう鬼が来るぞ。
背丈は全然低いですよね。どっちもちっちゃい方で。
パンパン出しちゃうもんね、筋肉でね。
ザクみたいな。ガンガン。マジで。ザクが上がってきたかと思いましたよ、ほんと。
3日間そんな感じでガシガシガシガシ登って、2人もパンパン言ってて。
今日、最初バーって言ったんですけど、1位が堀くんで、2番目に安井さんとかで。
僕らはちょっとゆっくりめに3位ぐらいで、3人ぐらいパックで行ってたら、
安井さんがポーンって言って、眠いです。もうダメです。
とりあえずカフェに飲みました。撮ったんですけど。
ちょっと考えたら、たぶんあれはシャリバテや。
それで案の定、しばらく江戸着いて、また出たらまた安井さんいて、
フラフラしてるんで、たぶんそれシャリバテですよみたいな。
さっきもらったおにぎり、いなり寿司食べたんですか?
いやまだ1個しか食べてないですけど、とりあえず食べてくださいって言って。
もう1人いた坂口さんが、カロリメートこれ、自分ちょっと甘いから食べてくださいって言って、
それ食べて10本ぐらい、元気出ました。すごいっすねって言って。
またさらに雑をワニかけた人が来てますね。
関西人というか、濃いって思われてるだろうけど、普通の人もいっぱいいるんで。
どんどん雑さがね、際立つ人が出てきますね。
長人ばっかりですよ。
赤山キンニクの番組名何でしたっけ?
過ぎていけない人。
そういう形容がいいね、雑な人。
そうじゃないと、計算通りにいかないことの方が多いから、
それに気持ちが引っ張られて、どうしようとか、なる方がマイナスなんですかね。
気持ちの部分の方が僕は大きいですね。
特にメインレースというか、大きなチャレンジになればなるほど、
それをやる理由を探すようになっている気がしますね。
理由、それは僕らでもちっちゃなあれですけど、理由があるのがやっぱり強いですよね。
何かしらにね。
今回だったらさっきの寺沢さんの話だって、よく思いがって。
そういうのが分かって、自分の中にグッと取り入れた瞬間に、
しんどい時でも、この人たちのために考えていかないといけないな、みたいなことを感じると、
力が出てくるというか。
なるほど、それはあるかもしれないですね。
その人たちの思いというのはトレールには入っているし、
その思いをずっと感じていますもんね。
感じられますもんね、エイドごとにですね。
それは途中でやめられないですよね。
100マイルとか長ければ長いほど自問自答する時間があるんで。
アト君って長い距離を走る理由ってあるんですか。
理由ですか。
考えていたんですけど、長い距離を走ると、
基本レースとか誰かと競うとか、
一人でやっていてもある程度目安の目標設定があって、
長いと途中でどうでもよくなって、とりあえず完走したいという単純な思いというか、
自分がとりあえずレースを走るなり、
セルフチャレンジするなりを決めて、
とりあえずそれを達成するには完走するがまず最低条件。
でもそこのみになるのがロングレースなんで。
シンプルになれる?
そうですね。
多分そこなのかなと。
あんまりレースでも順位をなるべく争いたくはない。
って言っても負けず嫌いなんで、勝ちたいはあんまりないんですけど、
負けたくないんで結果的に頑張るんですけど。
富士の時とかはどうだったの?
富士もできればもっと最初からついていきたかったんですけど、
やっぱり早いんで。
富士7位?
富士7位。
7位になるつもりがないのにさらっと7位になったような雰囲気ですよね。
ピーキングとか全然せずりだからその場合もレースもガンガン出て。
神戸トレイルも出てた?
神戸トレイルはやめて別のレースに出てましたね。
一応それが富士への最終調整やったんですけど、
そこで無理にペースをちょっと頑張ったせいか、
その後ぎっくり腰になって。
そうだね、ぎっくり腰になってたよね。
それ聞くのも楽しみ。なかなかやっぱり情報がない中、今回は直田くんと二羽さんと。
そうですね、二羽川さん、谷川さんが。
クリア優勝者。
そうですね。一応そこがエリートっていうので、ITRAのポイントが高い。一応大会が取り上げてくれて、多分他にもいるんじゃないかなと思うんですけど。
日本人そんなに多く出ることもなかなか今までなかった。
そうですだろうし。
ただ結構今回3人が出るで、今回セキュアにも参加してたランナーで、興味あるんだよねっていう人は意外といましたね。
だから結構情報がまたそれで出てくれて発信することによって、次のランナーが拾いやすい情報が世の中に出てくるっていうのは良いことだろうよね。
そうですね。
参考にしやすいよね。
興味ありますか?伊藤さん。
いや、忍者にはとてもじゃないですね。
逆に次に興味があるものは何ですか?
僕今トランスピレネ8月に来て。
トランスピレネ、18日間。
フランスからスペイン、地中海からタイスヨーロッパに来て。
距離が、総距離が?
900キロ。
900キロ。
南圭介さんがやったやつ。
地下鉄やったやつの逆走。
南さんはもちろんめちゃくちゃ速いんですけど、セルフチャレンジで荷物を最低限にしていったんですけど。
僕らが出るのは、そういうセルフ、サポートがそんなに細かく入る感じじゃないと思って。
前回大会とかだったら、シュラフとかも全部担いでいくんで。
全部担いでいくんですか?テントもですか?
テントは持つ人持たない人いるのかも、ちょっと分かんないですけど。
全用が僕も見えてなくて。
でも荷物は、ベースエイドが4日に1回くらいみたいな話なので。
時期って、季節ってどのくらいの季節?
時期は8月なんですけど、ただ荒れたら雪だって。
やっぱりそれはそうですよね。
なので、ちょっと装備とかね、それも想定してて。
乾燥率は十数パーなんですよ。
めちゃくちゃ厳しい感じなんで。
なんかワクワクしてそうな。
乾燥率が低いっていうのは、逆に2人にとっては、なんか面白いなっていう感じじゃないんですか?
いやー、なかなか一筋縄でいかないですね。
そうでしょうね。
それを想定してやる。調整の意味もあって、今回これも適量じゃん。
でも氷原屋で51日間やっぱり動き続けてるっていう経験は、いろんなものに換算しても負けることないじゃないですか。
絶対ないですよ。
51日間かかるレースなんでないでしょ、世の中。
しかもあの環境ですからね。
氷原屋の高い高度のあの環境で。
だからもうメンタル的には絶対いけるじゃないですか。
ただスピード感がやっぱり違うので。
スピード感がやっぱり違うから。
グレートヒモのレースもステージレースで、本当にこの適量ジャーニーやったのを51日間続けるようなイメージなんですけど。
距離的にも。
荷物が10キロぐらい。
飲食中を過ごすよっていう点であれなんですけど。
でもやっぱり、最悪ルールがあるようじゃなくて。
単純にルールはスタートの西の国境から東の国境まで自分の足で歩いて、51日間でいけばいいよみたいな。
毎日ゴール設定はするけど、そこにたどり着かなくてビバークしました。
別にいいよっていうルールなんですよ。
なので、別にスピード感は求めずに、自分のペースで食料の配分などを考えながらいければいいんですけど。
旅ですよね。
本当に旅の要素が大きいので。
でも、スピード制限が厳しくて感想率が低いレースになるとスピード感が出てくるので、そのスピード感の対応っていうのは結構難しい気がしますね。
今度はしっかりチェックポイントみたいなところで足切りというか関門がしっかりあるってことかな。
トランスフィレーネは18日間が制限時間で、ステージレースではない?
ステージではない。ストレートで18日間で。
みなみさんが9日というくらい。それを考えたのが学習できるのかな?
でも感想率は十数個。ただみなみさんの強さは尋常じゃない。
でも、GR10の逆。今回またみなみさん逆を今度はやるって言うじゃないですか。逆の方が厳しいんじゃないですか。
正確な話じゃなかったら申し訳ないですけど、みなみさん逆でやったのが、正式な記録としてならなかったようなことが聞いたので、
順層逆層があるのかと思ったんですけど、そっちでやって記録するみたいな話はちょっと聞いたのがあって。
18日間ですか。それじゃあもう今から計画立ててるんですか?
全然ですよ。
コンビニないですよコンビニは。
でもまあもちろん寝ていいわけでしょ。宿で。要するに18日間かけていけばいいってことですか?
そうですね。宿で寝れるのかすらもちょっとわからない。
冷静度は4日に1回で。4日に1回以外はどうなるのかちょっとわからない。
もう一回話を聞いてみたいとか。
じゃあ次の目標というかターゲットはそこと。
そうですね。あとは来年に九州をぐるっとしたい。
なんかそのセクションではちょっとお供したいですね。
島原スタートで、運善の源岳、太田岳から九州とか熊本のあたりまで。
で、海門岳まで行きたいなって思ってるんですけど。
いろいろなんかね。