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2025-05-19 1:27:22

epi156 「最高の旅でした!」直太くんと伊藤さんが語る、九州脊梁トレイルジャーニーの魅力。

今回のゲストは、2025年5月3日から6日までの4日間にわたり開催された、九州初の100マイルステージレース「九州脊梁トレイルジャーニー」に参加された竹村直太さんと伊藤知彦さんです。レース最終日からの帰り道、福岡に立ち寄り、ラジオ練の収録場所であるイシカワ事務所に宿泊。疲れ切った体に鞭打ちながら、収録を行っていただきました。

今年で5回目を迎える九州脊梁トレイルジャーニーは、今回から100マイルに延長されました。このレースを長年育ててきたのは、CD(コースディレクター)である石井陽子さん。手付かずの自然が残る脊梁山地を舞台に、「旅」をテーマとした独特のステージレースです。

番組では、竹村さんと伊藤さんが体験した壮大なコースの魅力や、大自然の中で感じた思いをたっぷりと語っていただきます。さらに、CDである石井陽子さんからも、このレースに込めた思いをお聞きしました。山と人をつなぐ冒険の旅、その魅力を存分にお届けします。ぜひ、来年は皆さんもこの特別な体験を味わってみてはいかがでしょうか?


MC紹介:


石川博己(イシカワ) @rolleinar

九州のランニングメディア「7trails」主宰 @7trailsfun 。福岡市でデザイン会社「F_d(エフ・ディ)」営む。天然パーマがトレードマーク。最近まじめに走っている。


森谷聰一(モーリー/カレオジ) @morita2so1

Shioya Mountain Club立ち上げメンバーの一人。現在は福岡在住で、7trailsにも加入。最近は「焚き火の会」で存在感を発揮中。レイクビワに応募したそうだが、抽選はいかに。


ゲスト:


竹村直太 @nayotakeeee

1993年生まれ。京都府京田辺市出身。兵庫県塩屋在住。入賞多数、日本でもトップクラスのトレイルランナー。中学生で陸上競技を開始し、100m、400m、800m、10000m、フルマラソンと、次第に距離を伸ばし、現在は100mile以上のカテゴリがメインに活動。2022年に旗振山、鉄拐山のトレイルヘッドに近い神戸市・塩屋町へ移転。現在は『Shioya Mountain Club』の一員として、地元・塩屋を盛り上げるさまざまなイベントを企画、運営している。メジャーレースだけでなく数多くのローカルレースへも参戦する草レース好き。

*epi117に出演

伊藤知彦 @tssito.trail.of.sea.to.summit

1975年生まれ。大阪府出身、関西在住。ウルトラディスタンスのトレイルランナーとして数々の挑戦を続ける。2019年にはトルデジアン(イタリア334km山岳レース)で限界を超える体験を得て、SNSでの共有を通じて山岳レースの魅力を発信。2024年にはネパールのヒマラヤ山脈を舞台とするグレートヒマルレース(1700km、51日間)に挑戦。標高5000m以上、酸素濃度50%以下、気温差50℃という過酷な環境を克服し、その模様は雑誌、ラジオ、テレビで発信された。仕事や講演活動を通じて挑戦の経験を共有し、多くの人に感動を届け続けている。


石井陽子 @posi_1219

福岡県出身。2006年に山都町へ移住し、登山歴は25年。39歳でトレイルランニングを始め、UTMF(ウルトラトレイル・マウントフジ)完走をはじめ、海外レースにも参戦。九州初の100マイルステージレース「九州脊梁トレイルジャーニー」の発起人であり、2020年からコースの下見や計画を進め、2025年には100マイルの距離での開催を実現。九州脊梁山地でガイドサポートやトレランツアーを企画運営し、山道整備にも携わる。100マイル走破などの個人挑戦も達成し、その経験を基に山岳の魅力を伝える活動を展開。地元九州での自然体験を多くの人に届け続けている。


九州脊梁トレイルジャーニー

九州の大自然を舞台にした100マイル(約164km)のステージレース。第5回は2025年5月3日から6日までの4日間、山都町馬見原をスタート地点に開催される。総距離164km、累積標高16,000mD+、コースの87%がトレイルで構成され、手つかずの自然が広がる九州脊梁山地を巡る。このレースは順位を競うものではなく、「旅」をテーマにしている。参加者は地図を頼りに進み、マーキングテープはなく、自らの山力が試される。しかしゴール後には、体育館や宿泊施設での宿泊、郷土料理、温かい風呂が用意され、疲れを癒しながら参加者同士の交流が楽しめる。


【日程と距離 / 総距離164km、累積標高16,000mD+】

1日目:41km / 累積標高4,100m

2日目:48km / 累積標高5,100m

3日目:32km / 累積標高3,100m

4日目:43km / 累積標高3,700m


九州脊梁トレイルジャーニーは、険しい山々を駆け抜けながら、自然と人とのつながりを感じる「旅」である。


5th 九州脊梁トレイルジャーニー

https://sekiryo-journey.com/5th-100mile/


収録 : 2025年5月6日


#マラソン #トレイルランニング #九州脊梁トレイルジャーニー #7trailsラジオ練 #7trailsfun #7trails


このPodcastは、九州のランニングメディア「7trails(セブントレイルズ)」のメンバーが、日々のランニングにまつわるローカルな話を配信しています。


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シーズン4 エピソード22


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サマリー

このエピソードでは、九州の脊梁トレイルジャーニーに参加した竹村直太さんと伊藤智彦さんが、レースの魅力や体験について語ります。彼らは九州の豊かな自然や独特なコースに感動し、新鮮な食事や宿泊体験を楽しんだことを振り返ります。直太さんと伊藤さんは、九州の脊梁トレイルジャーニーについて、天候や準備、装備の重要性を強調します。特に穏やかな天候の中での体験や、過去のレースでの経験がどのように役立ったかについて話し合います。このエピソードでは、九州の脊梁トレイルジャーニーの魅力について、直太さんと伊藤さんが語ります。特に、地図の修正や食事の工夫、厳しい山域での体験を通して赤霊の特異性とその魅力を深く掘り下げます。 九州脊梁トレイルジャーニーの大会の経緯や魅力について、直太さんと伊藤さんが説明します。大会の歴史やコースの設定、自然の美しさが強調され、参加者の体験談も交えられています。直太さんと伊藤さんが語る九州脊梁トレイルジャーニーでは、厳しい環境での冒険が描かれ、コミュニティの結束や仲間との交流の重要性が強調されています。彼らは困難な状況下でも楽しみを見出しながら、自分たちの目標に向かって走り続けます。直太さんと伊藤さんが九州脊梁トレイルジャーニーについて語り、レースの厳しさや楽しさを共有します。次の目標としてトランスピレネと九州の旅を計画しており、温泉を楽しみにしています。

九州脊梁トレイルジャーニーの体験
このポッドキャストは、九州のランニングメディア7trailsのメンバーが、日々のランニングにまつわるローカルな話をお届けしています。
こんばんは、石川です。
こんばんは、森谷です。
今日は、5月6日火曜日、22時33分を回りました。
今日のゲストをご紹介したいと思います。
竹村直太くん。
よろしくお願いします。
と、もう一人、伊藤智彦さん。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
いや、もうビッグゲストです。
ビッグゲストです。
ビッグゲストです。
直太くんと伊藤さんは、5月の3日から6日にかけて、九州脊梁で行われた、九州脊梁トレイルジャーニーというステージレースに出場されて、
今日終わって、僕の事務所に来ていただいたと。
今日出て、明日帰るという感じですかね。
その感じで、寄っていただいたので、急遽ちょっと眠いと思うんですけど。
22時回って、この時間からちょっと申し訳ないんですけど、せっかくなんで九州に来た、この感想をお聞きしたいと思って収録させていただきます。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
3日から、お二人ちょっと走られて、九州脊梁トレイルジャーニー、いかがでしたか。
まずこの脊梁を、僕が知ったのは熊川で、前半、脊梁エリアを走るというので。
まずその時に、脊梁のエリアを走って、いいトレイルというか、トレイルがない。
それがなんか新鮮で、すごくていいなと思って、かなりアップダウンもあってきついんですけど。
それで、そこでもっと長い距離を走れたら、楽しそうだなと思ったところ、横さんからお誘いいただいて。
でもすぐ行きますと。あまり内容も知らずに。
その時までは、もちろん知らなかったということですね。
ステージレースが九州であるんだということすらも。
そうですね。
結構聞いてたら、前から1泊2日とか2泊3日とかであったみたいで。
これだって5回目って書いてますからね。
僕らも九州にいる僕らにとっても、あまり馴染みがないと言ったら申し訳ないんですけど。
体験したらわかると思うんですけど、ハードルが高いんですよ。
ハードルが高いですね。
ハードルが高いんですよ。出たいんですよ。
あの区間、あの山域っていうのは、やっぱり魅力があるのは十々わかってるんだけど、なかなかやっぱりハイクでも行けないんですよ。
僕らの地図読みもできないのはボンランナーぐらいだったら。
陽子さんはね、九州石梁をツアーするような企画とかたくさんやってるので、その企画の中でみんなが乗っかって歩くっていうことはしてるんですけど、なかなかステージレースぐらいの規模になると、もちろん独自ができないといけないとか、ある程度のそういう、バナレじゃないけど経験値が高いランナーっていうところの敷居になるんで、僕ら行けないんですけど。
だからね、5回やっててもそういうレースがあるねぐらいしか今まで見てなくて、もうご紹介してなくて申し訳なかったんですけど、今までね、そういうレース、位置づけのレースなんですね。
トレイルの魅力と課題
そうそう、だからステージレース自体も自分は初めてで、そういう石梁エリアも熊川で通るけど、本当に今回走ってみて本当に一部なんだなと思って、かなり広い山域でまだ…
広くて深いですよね。
深いですね。だからなかなか他でできない経験をさせてもらえたなと思いますね。
伊藤さんどうですか?
僕は実は石横さんとですね、福岡で展示会をされていて、それを見に行ったことがあって、そこでお会いはしていて。
写真展でしたっけ?
すごくその石梁とか九州の山が、すごい愛してるというかすごい人だなっていう。
石梁愛はすごいですからね。
でもそれが石梁に対しての思いなのか、九州の山に対しての思いなのかっていうのは、その時は僕も知らなかったんですけど、今回来てみるとその石梁に対する思いが揃って。
もともとその九州の山は、百名山全部私行ってるので、阿蘇とか絶景じゃないですか。
その景色のイメージなのか、関西の丹波。
どっちなのか、これ両方合わさってすごい山なのかなと思ってきたら、丹波でした。
丹波も僕ら行ったことがないんだけど、奥深いっていう名所で言えば本当そうでしょうね。
丹波好きですか?
いやー、まあね、一回経験すれば。
丹波のレースはお二人とも出ました?
出ました。同じ時に。
同じ時に出たんですね。
まあじゃあああいう感じというかね、奥深いところですよね。
自然が本当にすごい豊かな場所で走られてわかったと思うんですけど、本当なんかこう天然木ばかりというか、そういうような山域ですよね。
でも早かったですね。僕ら森谷さんとね、応援ラン最終。
5日の3日目ですね。
行ったんだけど、直田君と堀君が来て、伊藤さんもすぐに来てっていう感じだったんですけど、あんまり疲れてなかったから、その前の距離とか相当ありましたでしょ?
そうですね。
50何キロぐらい走った?
はい、40キロ、50キロ。で、3日目が30キロでちょっと中日というか。で、今日最終日が40キロ。
で、トータルで160キロ累積が。
そう、累積が一応公式では16,000。
ただ、確実1000メーターぐらいはちょっと低かったかな。
今日だけちょっと。
結果13,000ぐらいでしょ?
13,000ぐらい。
100マイルの13,000というようなレースですよね。
これが3日、4日、5日、6日と4日に分けて、距離的には1、2、3、4っていうのはどのぐらいの距離だったんですかね?
それが40キロ、50キロ、30キロ、40キロ。
その中の1日1日の思い出ってどうですか?初日は。
初日、まあでもそうやな。
似たようなことだったよね。
似てますね。
なんか、今日は道があるなとか。
なんかそんな感じですけど。
ロストはなかった?
初日、あります。
ありましたか?
でもなんか、もう正直探しながら行くとめっちゃ時間かかるんで。
もうこっちだって決めて、ずわーっと走って。
ズレたら修正する。
そんな感じで僕は行ってたんで。
気づいたら全然違うところで、2、30メートルは普通に崖を振り返すみたいなのも結構ありました。
そういう荒削りなやり方、伊藤さん自体は慣れてるんじゃないですか?
そうっすね。
ひまわり屋で散々ね。
ひまわり屋よりはまだ死ぬ確率が低いですかね?
ないです。
それだけでもだいぶいいんじゃないですか?
ずっと行きながら、グレートひまわりレースのネパールのときは、これを51日間やってたんだなって思ったら、すげーなって思って。
すごいですよね。
あれも見ましたけど、あの話はまた聞きたいんですけど。
あれに比べるとね、そんなやり方でも全然いけますからね、伊藤さんはね。
マトク君はなかったですか?
自分も細かいところはいろいろ。
GPXがあって、結構それは精度が高いんで、そのコース通りに一応進む。
あとは軽くオネとかが時計で見てたらわかるんで、このオネだなっていうところで進んで。
ただ結構細い痩せオネとかもあったり、結構危ないところもあって、それをどう迂回するのかとか地図では見えないんで。
それもマーキングは一応あるけど、結構わかりづらいですよね。
だからそこらへんは探しつつっていう感じでしたけど。
思ったよりかはマーキングも結構あって。
赤両トレイルっていうところ全域で一応そういうコースにマーキングがついてて、大会用のマーキングはないんですけど。
それがかなりしっかり目にはついてるんで、それをたどりつつ。
踏み跡ないところはもう自分の思うがままに突き進むって感じで。
生き抜れてたらなんとなく勘でわかりますか?この方角じゃないの?っていうような。
間違ってても元に戻ることはなくて、保存はトラバースするから。
トラバースしても無理だったらバケモノかけよう。
宿泊と食事の楽しみ
我々だから結構深みにハマっちゃうからね。
絶対ダメですよ。もう僕らは戻らないとダメですよ。
そうなの?だって結構戻るって言ってたもんね。
ただなんか1日に3枚ぐらい写真を撮るんですね。最初に決められた。
僕はショートカットショートカットしていくんで、その写真を撮り忘れてた。
じゃあ写真撮りに戻るんですか?
もう僕1回逃しましたね。
ゴールしてから。
でもどこの山の写真を撮るっていうのを頭で覚えておくのがめんどくさいから、出会ったこの山頂の看板を全部写真撮ったんですよ。
でもなんか1箇所に載ってなくて、これショートカットしてるのかなみたいな。後から気づいて。
ショートカットできる強さっていうのもありますね。
グレートヒュアレースの時、ネパリ人は絶対普通に行かないんですよ。
普通だったら綺麗な道を行った方が早いのかなと思うんですけど、全然ガタガタの道でも絶対まっすぐしか行かないんですよ。
彼らはなんとなく感覚で法律がわかるんですか?
GPXも紙地図もネパリは持ってないんですよ。
持ってないんですか?
タイの邦岳かな?
山と川。空気の流れで。
本当ですか?野生動物ですからね。
それで誰も迷わないんですよ。
迷わないんですか?
じゃあその後について行ったらいいじゃないですか。
途中で僕はもう無理だと。
その環境で生きてますからね。
でもそういう体験してたらあんまり怖くないですか?
怖いはないんですけど、ただセキュリティウェイの場合は夜は怖いですね。
夜間パートは何日にやったんですか?
夜間パートは今回ないんですけど、例えば一撃というか一気に行くって考えた時に
あまりに広いところ行けるんで、どこ行っても行けるんで
夜行くのは結構逆に狭めていけなくて危険かなっていうのは思いましたね。
確かに赤城ってつるんとした山でどっちにも行けそうな気がしますよね。
踏み跡がないですもんね。
落ち葉が多かったから、僕初めの7キロで思いっきり粘座してたんですよ。
でもまともに歩けないぐらいの粘座に。
1日目はもう楽しむぞ。
けど2日目から普通に走ってましたね。
その回復力とか雑な力っていうのが測り知れないんじゃないかなって思いました。
youtubeのビデオを見ても。
その力がすごいんじゃないですかね。
51日もそういうことをやってたらね。
どういう状況でも、例えば粘座したときもどう足をつけば痛くなくなるかっていうのをひたすら1日も探し続ける。
そんな感覚でしたね。
この4日間はもう同じようなサービスで距離が違ってっていうだけで。
その中の思い出って何かあります?
例えば宿とかご飯とか。
宿ご飯はもう最高でしたね。
もう至れるつくせり。
初日は公民館みたいな合宿所みたいなところでご飯を作ってくれて。
スープカレーとか和の煮物。
あとはそこの漁師、ハンターが取ってきてくれた鹿を。
イノシシか。
鹿とイノシシ。
焼いてくれて。
それも結構量を用意してくれて。
それをもうお腹いっぱい食べれて。
2日目、3日目がもうそのいわゆる3層。
で結構解析料理的なものを。
めちゃくちゃ豪華な解析料理。
ステージデスであんなのないでしょ。
ステージデスで毎回風呂とか入れないでしょ。
風呂入って料理だから旅行じゃないですか。
洗濯機も脱水は普通の洗濯が時間かかるから。
でもみんな脱水は使っていいよってことでお風呂で洗って。
で普通にちゃんと脱水かけて。
で次の日は乾いてるっていう。
風呂入ってちゃんとご飯食べて汗も取ったウェアを着てまた新品で走れるわけでしょ。
そうです。
最高じゃないですか。
最高です。
汚れてるの靴ぐらいじゃないですか。
靴もそんなに思ったほど。
本当に今日雨あったんでドロドロになりましたけど。
快晴の脊梁トレイル
3日間最初の3日間はもう快晴でめちゃくちゃ天気も良くて。
本当終わってから日向ぼっこする感じで。
よく赤両ブルーってよこさん上げてますけど赤両で見る空がすごく澄み上がってきれいなブルーだっていうようなね。
ああいう天気にも恵まれてよかったですね。
そうですね。
今日ちょっと国見岳って今回のコースで一番高いところに登るんですけどそこの景色が見えなかったのはあれですけど。
ただ晴れの日が多くて雨の日の積量も味わえて。
雨の積量も良いですもんね。
あの森深いところはですね。
今回ちょっと僕ら心配してめちゃくちゃ1700メーターで雨風に吹かれたら絶対やばいだろうっていうのでかなり身構えて行ったんですけど。
結果かなり穏やかというか穏めで。
風がなかった。
ちょっと一部の人は風に吹かれた人もいるけど。
そうかなりどっちかでもむしろ静かな積量を味わいましたね。
装備と準備の工夫
でも2人とも総力があるけど厳しい環境の中のレースの経験っていうのもあるじゃないですか。
だからこそ何か舐めたらいかんっていう部分もきっとあって。
1700メートルでもし風があったらこのぐらいきついだろうとか寒いだろうとかいう中でそれでも総力があってもちゃんと準備をしていくと。
準備はそうですね。
持ち物は4日間のお弁当とか晩御飯朝御飯出るんですけど。
それ以外のものはずっと背負ってもう改装はされないのでプラスもできないんで。
それなりには装備は持ってますね。保温ギターに。
僕も想定として雨降って両線出たときに竹村君だったらずっと走り続けるかもしれないですけど。
万が一僕が止まった時とかどうしたっていうのを考えるんで。
僕はもう昨日の晩雨って分かった時点でエマージェンシーシートを真ん中くり抜いてそれを切れるようにして。
もうレインを切れば留まっても大丈夫っていう。
エマージェンシーシートも一から出してやるって言ったら多分もう手がガチガチできないってなっちゃうんで。
なのでもうパッと切るだけの状態とかそういう準備はしましたね。
やっぱその万が一の時にその動ける状態というか想定して準備をするっていうのはグレートヒマラヤの時に割と違ったんですか。
そうですね。グレートヒマラヤレースももうマイナス15度から20度で4000mの標高だと雨なんですよ。
なのでもう雪か雨かの状態でテント張ったり着替えをしないといけないっていうのを
冬に六甲、関西六甲でもう本当に水漏れとか降る中で実験しに行ったら山頂着いた瞬間に手がかじかって何もできなかったっていう経験があって。
やっぱり練習しすぎやろ。
なのでその状態でも全部できるように想定をしないといけなかったのでその癖は今もあるかもわからないですね。
確かにそうですよね。
ちょっと僕らでも寒いなと思うものをちょっと我慢して次に着ようと思った時にはチャックを上げられないとかありますからね。
生きるか死ぬか。
本当にそうですよ。思いをした人は強いですね。
でもその経験が生きた時ってあります?過去自分の中のレースの中で。
あの時あれしなかったらしんどかったかもしれないね。
やっぱりアルプス行く時じゃないですかね。あとグレートヒューマンレースもそうですし。
やっぱり僕変わった道具をいろいろ使うのでパタパタのマットを見ました。
フロアマットみたいなあれを防弾チョッキみたいにつけたりするでしょ。
前と後ろにやって。あれがやっぱり一番自分の中でもヒットした。
商品化できるじゃないですか。
あれ実は前後ろやって80gぐらいで。
でも300gぐらいのダウンを持つより温かくて防水だし。
そうですよね。ダウンだったら濡れちゃいますもんね。
グレートヒューマンレースの時もダウンは全部置いていって。
あれだけを持って雨の中とかでも全部あれで対応してたので。
中学生の時に新聞紙を学生部の中に入れてるのって一緒じゃないですか。
僕らはコートとかシャレタイやつとかない時代だったんでみんな新聞紙入れてましたよ。
堂の周りに。あれに近いよね。
なんとかしないといけない状況で文字物がそれだからせざるを得ないってところですか。
確かに理にはかなってますよね。
風呂が冷めないように待ってる。一緒のような。
あれがやっぱり一番使える。
あれが一番使えますね。
あるときも一緒に行った人で3000mの赤い石だけでバンバン強風が吹かれて。
もう一人一緒に行った人は体震えてるんですけど僕だけ汗ばむぐらい。申し訳なくて。
揺れない。これだけあったかいんですよね。
揺れない状況もあったかい。
それ相当使えますね。そのテクニックね。
安いですもんね。
野田くんある?
僕でも結構それこそ伊藤さんの影響はかなり受けてるんで。
最初それこそ大海の奥駆け道、伊藤さんともう一人で行った時とか。
ラフスなりも伊藤さんとかと行って。
ロング系のときの最初の入りが伊藤さんやったんで。
放課後の時にマットを作ろうとか。
それまだちょっと作ってないんですよね。
次に向けて僕もマットを作ろうかなと。
顔の部分だけ首の部分だけマットでくり抜いてるけど寝れるんですよね。
それいいですね。
タケノコがTJ行くからTJで南入る前に雨って分かってたら戻る。
雨じゃなかったら置いてくる。そんな感じかなって。
上半身が冷えなかったら足は動きますからね。雨に打たれてもね。
意外と足はそんなに寒さ感じない。
伊藤さんともよく言うのが補水をしないっていうのがロングトレイルというか。
長いニスをかけた時の補水したら冷たいし、乾くのにも時間がかかるし、重くもなるし。
というのでとりあえず補水をしない道具を伊藤さんともこれいいんじゃないかみたいな。
補水をしないっていうのがテーマなんですね。
だからダウンとかは使わないです。一切。
最悪の時に絶対寝らせられずに最悪の時だけ着るくらいの感じで。
エネルギー補給の戦略
普段の行動着だったり寝る時にダウンを使うっていうのもあんまりなくて。
そうなるとどういうものになるんですか。例えば河川になると思うんですけど。
河川がもっとマットですね。
あと僕は今日も使ってたんですけど、今日も雨の中もレインが来ずにフリースのアームカバー。
フリースのレッグカバーがよく売ってるんですよ。
これ名前出しがわからないけど、ワークマンとかで399円。
それを二の腕につけてるとマジレイン来てるより温かいんですよ。
雨に打たれ続けて。
フリースってビショビショ鳴らないんですか。
鳴っても高温性は落ちないので。
それが揺れても逆に別にいいと。
もう全然関係ないんですよ。
それ一個持ってるだけで、これもダウンがバッと来てるより全然温かいんですよ。
今日も後半恐怖があったんですけど、レインは一切使わずにそれだけパッと上げるだけで寒さは一切感じないです。
ちょっとボルケーのワークマン売ってるよね。
今この時期売ってないからね。
ただ間違えたらあかんのは、799円のちょっと良さそうなレッグカバー。
重いんですよ。
安いほうがいいですからね。
チープの方が軽いですよね。
レッグカバーを逆にして、足首側を上にして。
もう格好は関係ないですね。
でも見た目わかんないですからね。
格好関係ないっていう人強いんですよ。
おしゃれしたいとかかっこいいものしたいとか、そういうことを考えない人が強いんですよ。
そんな昔の下手なロボットみたいな感じはできないですよ。
ドリル巻きつけてね。
これグレートヒマウレですよ。
フランス人とかに忍者って呼ぶ。
それ来た瞬間ね。
武将みたいですよね。
カンチャンみたいじゃないですか。
確かにね。
帽子も作れるかもしれないですね。下手したらですね。
補水しないっていう。面白いですね。補水しないという考え方はね。
師匠は伊藤さん。ロングは。
そうですね。結構影響は。
他にももちろん、かなりいろんな人からの意見は聞いてますけど。
そうですね。
今回2人のウェイトはどのぐらいだったんですか。ザックの。
スタート時は水込み僕6キロぐらいでした。
それってめちゃめちゃ軽いんじゃないの。参加者の中の皆さんの中で言えば。
結構普通か普通ぐらいですね。軽い人は多分4か4.5ぐらいの。
ザックも結構食料持ってたんですよ。
僕は水とか食料抜きで2キロ前後にしてて。
そんなに軽いんですか。
だからもう本当に行動する時の、僕反省のインナーをTシャツガイドにしてパッキングしてるんで。
タイツもユニクロの一部だけのめっちゃ薄いタイツ。
それめくって本当にショートタイツみたいにできるので。
それとゲイターとアームなんで。
それを2セット持って、もう1セットは寝る時用。
雨降った時に買えるみたいな感じで。
やってると2キロぐらいだったんですよね。
悪いじゃないですか。
僕は食料をどんどん削っていったんですよ。
食わなくても大丈夫なんですか?
朝ごはん結構出たんで。
朝ごはん食べたら、あとは僕飲み物にコーラとか。
あとはトップランナーっていう。
エネルギーの飲料で僕進んでたんで。
食べ物ほとんど取らないんですよ。
飲み物のエネルギーでいっちゃうんで。
今日ミスったのは朝ごはんなかったんですよ。
ポイント。
厳密には朝ごはんとしておにぎり3つくらい渡したり。
あとはおかずと。
それを別にいつ食べてもいい。
なるほど。
持っていってもいいし、朝食べてもいいし。
だからそれがちょっとあれですね。
いつもなら朝ごはんとお弁当。
なるほど。
朝ごはんし飲み物食べて、
20キロか20数キロはもうあと飲み物だけでいい。
なるほど。
で、お弁当の内容を1つか2つだけ食べていくみたいな感じだったんですけど。
それが今日朝なかった。
もういっかと思ったら全然パワー出なかった。
もうシャリバテですか?
それもう頑張ったんですか?
ただめっちゃ遅かったです、今日。
お弁当1個持ってたんですけど。
飲んでもよかったんですけど。
その26キロ地点にエイドがあって。
そこがスキー場で。
そこのエイドを僕が万が一見つけられなかったら、
残り18キロくらいを、
お家なだけで行かないといけないから、
途中飲むわけにもいかなくて。
それはもう保険と。
そうそう。
見つけられたんですか?
でも通り過ぎようとしたところは。
確かにちょっと分かりづらかった。
通り過ぎようとしたところは呼ばれて。
よかったですね。
お家なだけっていうのもネタでちょっと。
めちゃめちゃ省エネなんですね。
そうですね。
でもこれもTJの選手の塚田さんって方に聞いたのは、
僕もTJの練習とかしたときに、
高速の選手、竹村君みたいに速すぎてもそうなんですけど、
補給がスタートしてから100マイル分くらいで補給ないんですよ。
補給が食べ物は、見て聞いて知ったのは、
カロリーメーターの自販機だけなんですよ。
他ないんですよ。
なのでこれ勢いないですよねって話したら、
自販機あるから飲み物でいけるじゃないかって言われて。
そっから僕なんか頭がパーンと切り替わって、
飲み物でいけるってなって。
フレイドヒマレースもそうなんですよ。
朝ごはん食べて。
あとはもうだから雪山どんどん突っ込んでいって、
口にする栄養の工夫
宿泊所もないっていうのが何日か通じるときは、
何日か分のジュースを3リッターとかかついで。
食べ物はほぼ。
それいける気がしないんですけど。
口ん中で動かさないとパワー出ないんですよ。
腹に図芯で物体が入ってこないと。
でもかなりいけるんですよ。
いけるんですか。
いけるんですか。
ジュースでいけるんですか。
ジュース相当いけますね。
実際でも僕もTJのときは、
ロード降りてからジュースしか飲んでないです。
本当?
ロード降りてから5、60キロ進めばコンビニが出るんですけど、
そこまではジュースとたぶんカロリーメイト1本食べたぐらいじゃないですかね。
ジュース2、3本飲んで。
2人が言うレベルがちょっと分からないよね。
ダメですよ。
補給率で語り合ったのに。
俺も今ボルケーノのパッケージしてるのに、
ビシーっと英語ごとに食うも何も。
ジュース?
ジュースでいけるんですよ。
シャリオでしますよ。
トップ選手だからこそできる。
ジュースのカロリーでいくんだ。
すごいですね。
だからスタート前に食うだけ食ってたら、
たぶんいけちゃうのかなと思って。
僕はそんなにタケノコみたいな速い選手じゃないんで、
大会出るときにエイドでめちゃくちゃ食って、
次のエイドまでは全然食べない。
食べないんですか?
もう言ったのにだけで。
めちゃめちゃ食うんですか?
どのぐらいのレベルの量食うんですか?
でも普通に。
食えるだけ食って食う方法。
一応も強いってことですね。
でもレースによるんですかね。
今回は順位というか、
これぐらいのタイミング狙いたいなみたいな。
あんまりいつも意識しないんで。
やるときはジェルになっちゃう。
消化の早いようになっちゃう。
レースもありましたけど。
でも基本は強いんですね、Eが。
Eは強いですね。
そうしないと51年間、
ああいう環境の中で頑張れないよね。
もともとそうですか?
もともとそうです。
Eは強いですね。
普段から大食いですか?
普段から食べますね。
でも毎日同じものしか食べてないです。
そういう雑さが強い。
雑さが。
もうこだわらないと。
考えるのがムズい。
ウエルカムだよっていう雑さが強いんですよ。
あれ食いたい、これ食いたいじゃないからね。
結構同じものを。
僕も同じものではありますね。
納豆ばっかり食ってるんで。
納豆7パックって言うの?
それ本当に7パック食ってるの?毎日。
そうですね。
少ないとき5パックとかありますけど。
でもそれ食えて、
ちゃんと自分の体がそれを消化するのが合ってるんだったら、
それは強そうな気がする。
例えばご食品だしね。
大豆だしね。
特に何かがあるわけではないですね。
食べて不調とか。
僕も別に卵かけご飯好きで、
納豆も好きなんで、
何も考えなくていいのは、
それで毎食ずっとでも大丈夫ですね。
まあさすがにダメかなと思って。
ちょっと偏るわね。
食べるようにはしてますけど。
ちょっと偏るわね。
さっきね、
那覇太くんがどこにもスポンサーが付いてないところがないって話したんだけど、
今もう売るところがないから、
どこもね。
売るところがないから、
逆に日々の食事とか。
それで言うと納豆ね。
やゆい県とか入ってくれた話。
めちゃいいっすね。
やゆい県で増えるわけじゃない。
めちゃめちゃいいっす。
今なんかもう、
那覇太くんは売るところがないんで。
売る部分が。
食生活ちょっとサポートしてもらうのもいいかもしれないね。
できれば。
焼肉鍋島とかさ、
7日間、
7社ついたら7日間帰られるね。
牛丼からなんかね。
いいですね。
それもいいかもしれない。
そんなこと可能なんですかね。
もう食費がかからないってことですよね。
可能なんじゃないの。
今日は水曜日だから吉野へ来ましたって言えばね。
全然いけるわ。
ちょっとそれ考えてみます。
いいと思う。
それちょっと売り込んでみたら。
売り込んで。
それなら僕は毎週アップします。
いいなあ。
でもお金かかるところならなくなっていいね。
いやもうありがたいことにそうですね。
いやいやもう結果が出てるからね。
結果がね。
赤霊を取れるジャーニーの話に戻しましょうか。
そうだね。
よくだからもうね、
ちょっとアピールしてくださいって言ってお願いされましたからね。
ここの魅力を伝えたいんですけど。
赤霊、天気が良くて今日は雨だったんですけど、
赤霊を見て他の山域とかいろんなレースと違った点とか気が付くこととかあります?
僕は一個衝撃だったのは寺崎さんの話で、
井上忠敬が日本地図を作るときに、
赤霊地域だけ空白にしたんです。
それを宝物だって思って、
18年前から支援を引き出して、
100人以上の人に色々聞いて、
今に作り上げたっていう。
そんな思いのこもったトレイルって多分全国のアイディアだなって思って。
そういう話全然知らずに来てもて、
いやこういう、
寺崎さんとか陽岡さんとかの思いを背負って走り抜くためだなってすごい思いましたね。
九州エコツーリングの寺崎さん。
寺崎さんなんですけども、
本当は熱いんですよね。
あの方の赤霊愛っていうかね。
そこも陽岡さんもそうなんですけどね。
だからあの地図、今1000円で売られている赤霊地図があるんですけど、
あの地図をずっと毎年毎年アップデートされてて、
赤霊区間は雨とかで色々この構成がね、
変わったりとか取れないところとかが出てきてるんですけど、
コツコツコツコツちゃんと地図の修正をしながら、
あれをずっとはこし続けてるんですよね。
赤霊に来て、他のトレイルジャーニー以外のトレイルのランニングレースとかもやられてるんですけど、
あの熱い思いでやっぱ伝えてますからね。
赤霊愛すごいですよね。
さっきの食事のおもてなしとかもあって、
イノシシなり鹿とか、
めちゃめちゃ出てきますからね。
漁師の人がやるじゃないですか。
一見パッと見たら、
いやー、変な言い方すれば、ただの物好きだから。
その奥には、そういうのを伝えたいっていう思いが、
ここの18年間にこもってんだな、みたいなのを感じる場面はありましたよね。
そんな奥深い記載されてない地図を見て宝物って思うところがまたね、ちょっと違いますよね。
どこから手をつけていいのかわからないようなサインですからね。
走ってる時も、今日の最後も、地図ではもう下りだけなのに、ずっとアップダウンがするんですよ。
ずっと1000m切るんですよ。
いつ終わるの?
なんかちょっと腹の音が少なくなったから、
でもこれが18年間かけてこっきり開いた道なんだなと思ったら、
踏みしめられるような涙が、そんなのを葛藤と共に感じながら行ってましたね。
赤霊の魅力の伝承
4日間であの山域を回るっていうのは、もうフルコースですよね。
やっぱりこのロングじゃないと通れない道をかなり通らせてもらってるんで、本当にいい経験でしたね。
サポートがないとなかなか厳しいですよね。水場がないとね。
そうですね。ただその2日目か、1個エイドを出すのに、
そのエイドのメンバーが3時間かけて車でぐるっと回って、
1個エイドをして、でもう撤収。
19人の選手のために。
サポートする方も本当に大変な山域。
その道が半端ないんですかね。
石川さんとね、大江に行った時、行くまでがね、本当にやっぱり。
1人で行きたくないね。
1人で乗りたくないね。
峠道がね、不安にしかなかったです。
崩れるみたい。
途中で石川さん降りて、石乗っけてもらったりもしましたから。
転んできて、ドーンって降りたからよかった。
応援に来ていただいた方もそうですけど、来てもらった方もすごいありがたくて、
カヨさんって方が、福岡で1回私、このグレートヒューマンレースに行く前に、
1回関西一戦っていう、日本海太平洋を。
その講演会1回福岡で来ていただいた。
その方も応援に来ていただいて、めっちゃありがたいなって思って。
自販機が、いつもこう、宿着いたら、自販機がありますよって。
炭酸がコトコトと浮い切れたんですよ。
炭酸にマジでありつけた。
山の中でもらったコーラの、身に染みる旨さが。
山の中でコーラもらったら嬉しいですよね。
炭酸好きなんですね。
普通だったら持ってるじゃないですか。
一切売ってないから。
そっかそっか。
伊藤さん、炭酸が好きだということをキンプッとしました。
すいません、今日はお忙しいところ。
ありがとうございます。
よろしくお願いします。
ナオタ君たちの収録聞かれました?
はい、聞きました。
いかがでしたか、ちなみに。
嬉しかったですね、すごく。
積量を楽しんでくれたみたいで、お二人とも。
二人ともすごくいいトレイルだったっておっしゃってましたよ。
旅のようだったっていうふうにおっしゃってましたね。
そうですね。
そこが私がやりたかったところなんで。
そのトレイルジャーニーっていう大会名をつけたのもやっぱり
旅として楽しんでほしかったんですよ、選手の方たちにですね。
だから本当嬉しかったです。
とっても良かったっていうふうにおっしゃってました。
ありがとうございます。
まずこの90積量トレイルジャーニー、いつぐらいから始まって、
どういう経緯で始まったかっていうお話をお聞きしてもいいですか。
トレイルジャーニーの始まり
あ、はい。
えっとですね、遡ると5、6年くらい前なんですけれども、
積量の山って62座あるんですよ。
で、その62座を私全部制覇してしまって、その5、6年前にですね。
62座、ちなみに道があるんですか?
62座全部。
あります。ちゃんとこの積量地図に載っている、
登山口から登れる山が62座。
なるほど。なんかすごい奥深いイメージなので、
なんかもう登らなくてもいいかなって思うような山もあるのかなと思ったんですけど、
登れるんですね、一応。
はい、登れます。
なるほど。
で、その62座を全部登ってしまって、
この地図にある登山道も全て歩き回ったんですよ、その時点でですね。
なのでそうなると、次はどう道をつないでいくかっていうところになってくるんですね。
で、地図を開いて私、よなよな妄想が始まってしまって、
で、頭の中で積量をぐるっと周回するルートがつながったんですよね。
で、それが距離を出してみると、ちょうど160キロ、100マイルになったんですよ。
で、その100マイルになったんだったら、もうこれはやるしかないなと思って。
なるほど。
で、セルフチャレンジで積量100マイルっていうのを2020年の9月。
割と最近の話ですね、でもね。
そうですね。
で、それをちょっと一人でやってみたんですよ。
で、それも4日間かけての総距離が168キロでした。
大会の歴史と設定
で、その時はテントハックで3泊とも。
よかさん、もう全部食料を背負ってですか?
いえ、それはもう寺崎さんにサポートしてもらいながらも、
テントとかちょっと運んでもらったんですよね。
で、それで100マイルを4日間でやったんですね、一人で。
で、これをできればステージレース4日間にできないかなって、
その時に自分ができたので、それを大会にしてみたいなっていう気持ちがすぐ湧いてきて。
で、翌年にとりあえず2日間でやってみたんですね。
それが2021年の10月か。
それが2日間で総距離が73キロ。
これが第一回の大会になります。
じゃあ100マイルのコースは引けたんだけど、2日間でやるコース短縮でやられたと。
そうですね。いきなり100マイルはちょっと私たちもハードルが高かったので、
試しにちょっと2日間でやってみようかってことで、第1回目はそれでした。
で翌年が。
ちなみにその第1回っていうのは何人か参加されたんですか?
人数ですか?
はい、人数。
15人ぐらいだったと。
そうなんですね。
それも横さんの方から声かけしたんですか?
割とちゃんといけそうな人。
第1回の大会は実はユニバーサルフィールドさんに入ってもらって、
ユニバーサルフィールドさんの方で募集をかけて、
そういう大会でした。
翌年の2022年に今度は3日間でやろうと思ったんですけど、
それが台風の被害で中止になっちゃったんですよ。
だから2回目はできなくて、
3回目が2023年。
これも3日間でやりたかったんですけど、
これも直前に台風が来てしまって、その被害で。
台風が来るっていうのはシーズン的には9月10月?
そうですね。2回目が10月にしたんですよ。
3回目が8月。
8月。
やっぱり台風の影響を受ける時期にやるのはちょっとなと思って、
4回目の去年なんですけど、
2024年がゴールデンウィーク5月に開催して、
ようやく3日間ができたんですね。
3日間の100マイルが引けたと。
3日間の去年やったのは123キロ。
まだそれでも100マイルじゃないんですね。123キロ。
それが去年だったんですけど、
ようやく5回目にして100マイル。
そういう歴史があったんですね。
コースの魅力と挑戦
はい。実は5回目なんですよ。
ハードルの高そうなことをやってるなっていうのは薄々見てたんですけど、
ちょっとそれ地図読みもできないし、
自分が参加するようなそんなレベルの大会じゃないなっていうふうには思っていて。
今年100マイルにしようと思ったんですけど、
最初に私がやった100マイルっていうのがテント博でやったものですから、
大会にするにしてはですね、ちょっとテント博でするのはできないので、
だからもう1回コースを引き直したんですよ。
だから最初やったコースとはまた違うんですね、今回のは。
そうなんですね。
やっぱり関寮の3駅で泊まれる宿っていうのもやっぱり少なくて限られているので、
まあでしょうね。逆にあるのかって思いました、僕。
あんなにたくさんあるんだって。
だからまずは宿泊地を決めて、
その宿泊地から次の宿泊地につなげないといけないんですよね。
それを4日間うまく分割しないといけないので、
やっぱりちょっと今回のコースっていうのはかなり難しかったです、考えるのは。
テント博だったらどこででもテントはれるからコースも考えやすいんだけども、
やっぱり宿泊地を考えないといけないので。
テント博がやっぱりできないっていうのは、
ハードル的な問題ですか、参加される方の。
その、営業とか補給の問題ですか。
そうですね。
それとやっぱり、今回自分もやっぱり宿に泊まって、
お風呂に入っておいしいご飯食べてっていうのがやっぱりね。
そうですよね。そこがなんか皆さん感動されてましたよ。
そうそう。
毎日風呂入って、なんかあれだけの料理食べれて、
もう本当になんか旅ですよね。
うん、そうそう。
本当に旅だなと思いましたね。
だからやっぱり旅のようにやりたかったので、
テントで釣るっていうのも別の楽しみ方ではあると思うんですけども、
今回はそういう旅を楽しみという考え方でやりました。
じゃあ、陽子さんの構想5年がやっとここに来て、
100マイルっていう、その名の通りのトレイルジャーニーがやっと完成したと。
そうですね。やっと実現したっていうことですね。
5年越しの念願が叶いました。
それまでにね、うよ曲折、そのコースにしても時期にしても、
テントじゃなくて、宿にするとか、結構いろいろありましたね。
自然の美しさと未来の計画
そうですね。
その、コースを考えたのが、
去年の4回目の大会が終わってから、私の構想が始まって、
去年の10月に自分一人でそれをやってみたんですよね、4日間かけて。
それは、もうノンサポートで。
自分でやっぱり、選手と同じように4日分のコースをしてもらって、
もうエイドもなしだったんで、
それで自分ができれば大会としてやれるかなと思ったので、
自分でとにかくやってみました、それを。
でも陽子さん、すごい方ですけどね。
陽子さんができたらっていうのは結構ハードル高いですけどね。
いやいやいや、そんなことないです。
私はスピードとかはないので。
でもそれだけしょって、やっぱり水場のところとかをつなぎながら、
もうセルフでいくっていうのは結構やっぱ大変じゃないですか、積量区間っていうのは。
そうですね。やっぱり水場が積量はですね、少ないので。
僕らトレランの装備でも、積量ピストン僕1回出たんですけど、
やっぱり1ピストン、3ピストンあるんですけど、1ピストン1.5背負ってももうなくなるぐらい、
そんなのがハードなアップダウンがあって消耗するじゃないですか。
だから結構重い荷物背負ってたらきついだろうなと思いますけど。
そうですね。私が1人でやったのが10月だったので、気候的にはですね、涼しかったから。
もう大体じゃあこの形で今後もやれるなっていうふうに思われました?今年終わって。
そうですね。やっていきたいなとは思ってます。
今年、ちょっと行き届かない点もたくさんあって、やっぱり問題点もいろいろ出てきましたので、その辺はちょっと見直しながらですね。
スタッフの数とかもやっぱりちょっと足りないんですよ。
そうでしょうね。それでもね、皆さんすごく手厚くしていただいたっていうふうにおっしゃってましたよ。
特にエイドを言っていただけるとありがたいですけど。
肉じびえを持ってきて食べさせてもらったりとか、宿に着いたらもうビールの振る舞いがあったりとか。
寺崎さんの趣味のもてなしのようなね、手厚いさ。
なんか皆さん感動してましたけど。
寺崎さんはみんなにおいしいものを食べさせるっていうのが、それがもう喜びなんで。
今後は5月のゴールデンウィークに開催していくっていう予定でしょうか?
そうですね。来年も同じ日程で考えてます。
今、定員が20名っていう。
20名です。
これも今後はこのぐらいのスケールがちょうどいいなっていう感じですか?
そうですね。もうこれ以上の人数はちょっと無理なんですよ。
もう宿のキャパがあるので。
もう20名っていうのはそのままですね。
なるほど。
やっぱり九州石梁って言ったら九州の人もわからないぐらい、九州外の人にとってみれば一体どういう産域なのかなって。
興味津々だと思うんですよね。
そうですね。
単独でそれでは行けないから。
100マイルのコースで言えばトレイル率は87%なんですよ。
私ちょっと他の100マイルのレースあまり知らないんですけど、100マイルでトレイル率が87%でやっぱり結構高い方じゃないかなと。
高いと思いますよ。高いんじゃないですかね。
ですよね。
確実宿泊地に降りてくるので、最初と最後はロードが入るんですけど、一旦山に入ったらもうずっと山なんですよ。
石梁62座のうちの今回のコースが29座上るんですよ。
そんなに上るんですね。
でもそれでもまだ半分に満たないわけですから。
そうですね。半分に満たなくても100マイルが引けるっていうことだから、結構他のコースも引けたりするんですかこれ。
だからもっと伸ばそうと思えば伸ばせます。
トルデジアンできますね。ダブルマイルとかもできますね。下手したらですね。
全部繋げば300キロとかなるんじゃないですかね。
なるでしょうね。20何座しかまだ使ってないからですね。
そうですね。
でも洋子さんの思う良いところどりですか、今のコースっていうのは。
良いところどりです。山から山を重創するコースなんで、細かいアップダウンの繰り返しなんですよね。
石梁の大会って大体どれもそうなんですけど。
私が考えるコースはエグいってみんなに言われるんだけども、石梁の山がそうなんですよね。
私はそれが好きなんですけど。
ちなみに石梁の山っていうのを知らない方にとって、かいつまんでちょっと説明していただけたりしますか。
九州石梁とはどういう山なのか、山域なのかと。
三島が読んだ句があるんですけど、分け入っても分け入っても青い山。
この句を読んだのがこの石梁の山中だったって言われてるんですね。
伊藤さんも話されてましたけど、
200年前に作られた地図があるんですけど、
それに九州石梁の場所がですね、このところ山深くして境目知れずっていう正しがきがあって、
結局九州石梁の部分って何もわからない。
未踏の地だったんですよ。
地図描く人も入りきれないという場所なんですね。
とにかく山がいっぱい、手つかずの自然が残っているっていうところですよね、未踏は。
海とか水なら、あとはカエデ類、天然の原生林が広がってるんで、
四季折々の魅力っていうのがまたあって、
今の時期はもう本当新緑が美しい季節ですし、
秋になるとですね、もう色とりどりの紅葉が美しい。
陽子さんの写真を見るとね、四季の写真全部綺麗なんですけど、秋の紅葉もすごいですね。
そうですね。石梁はいろんな樹種があるので、色もさまざまなんですよ。
黄色もオレンジも赤もあって、
それがやっぱり綺麗ですね。私はもう西日本一だと思ってます、石梁の紅葉は。
冬は冬でやっぱりですね、樹氷の世界。
あれもやっぱり南国九州でこんな世界が見られるんだなーって、
やっぱ初めて見た人はすごく感動していただけますね。
そうですね。行きたいです、ツアーに。
ぜひ行きたいと思います。
冬はぜひ来てほしいなー、樹氷はほんと見てほしいです。
ぜひ行きたいと思います。ありがとうございます。
はい、よろしくお願いします。ありがとうございました。
長い夜分遅くまでありがとうございました。失礼いたします。
ありがとうございました。
ああいう山域って他あります?似たようなところあります?
奈良の山が結構深さ的には近いっちゃ近い。
ミスったらアウトっていう環境も似てるかもしれないですね。
誰も助けてくれない。絶対に。
助けにいけないですよ。どっちに行ったかわかんないですよね。
いやでも暇な屋とか、また暇な屋にどんどん行く。
興味がどうしても出てくる。あれを見ちゃうと。
あれを見ちゃうとね、死んでる人いるんじゃないかと聞きたいぐらい。
実際そこに住んでる住民で、僕らのレース中に亡くなっている人は確実にいて、
九州脊梁トレイルの冒険
本当に足の踏み場がしかないような崖とかを行くんですけど、
そこから血だらけの人が担いで上がってくるとことを遭遇すると、実際あるような世界になるんですね。
でしょうよ、やっぱり。
番組になってるのだけ見たら、誰かが一緒に居るような感じじゃないですか。
でもあれ全部自分で撮ってるんでしょ。
だからもう周り見ても一人だけでしょ。
もうそこで死んでもおかしくないんですね。
だからゴール地点も、今日のゴールは福岡県の福岡市で寄るっていうぐらいなんですよ。
福岡市のどこってないんですよ。
でもベースでみんな集まって水浴びしてたりとかするじゃないですか。
そこがゴールで、たまたまそこがゴールって分かったって感じです。
マジですか?
住民に聞いていくわけですよ。
今日今20人ぐらいいるけど、泊まれるとこあるか。
なかったらどんどん伸びていくんですよ。
運営の人が聞いてくれるんですか?
運営はいないですから、トップ選手が。
トップ選手が聞くんですか。
トップ選手が村で聞いています。
トップ選手はそれを交渉しないといけないんですね。
トップじゃないほうがいいじゃないですか。
トップ選手しか分からないわけですよ、その日の宿が。
後続の選手は宿が結果どこに決まったか分からない。
そういうこと?
トップ選手は気まぐれで、今日のゴールってつくじゃないですか。
地図をパーッと見て、15軒先にホテルあるぞって。
いつもほったて声で。
ホテルに行けるよって。
僕は何も分からないまま、ひたすらゴールが見えなくて15キロの上に。
そういうことですか。
地図も、崖崩れとかあったらどんどん変わってくるんで。
住民がどんどん道作っちゃうんですよね。
仲間との絆
ゴール地点にワルブ橋っていうところで、ホテルとか載ってるんですけど地図には。
もしかしたらこれ今日は夜ないかもしれないぞって言ってるわけですよ。
案の定ゴールしたらないわけですよ、そのホテル。
みんなもうその後どうするっていうのは連絡も取れない。
みんなバラバラになって、2日後とかに。
でもみんな聞くと、みんな行ってる場所バラバラなんですよ。
俺は明日の位置こう行ったみたいな。
ネパール人はこっちの方が行った方が早い。
俺はこっち行くとか言って行くわけですよ。
その日どうするんですか?
その日はもうわけわかんない。
自分で交渉するんですか?
そうです。各自。
それで行って、2日後に勝手に合流してるみたいな感じなんで。
それで自分で交渉して、ご飯を食わせてくれよって言うんですか?
そうです。食べてくれって言って。
すごいですね。
僕はそんなのできないんで、その時一緒にいたネパール人と一緒に行って。
前にネパール人がめちゃくちゃ速いウェンドラっていう選手がいて。
バーっと遠くに向いて、一緒にいたネパール人がついていくぞって。
ネパール人は近道がわかるなって思って。
絶対次の日はこっちなんですよ。右なんですよ。
いていの左なんですよ。絶対向こう何もないからって言うんですけど。
ネパール人が知ってるって。
ついていくんですから、まじひと山越え出すんですよ。
俺絶対行かない。俺絶対山登りたくない。
ダダこねるんですけど。
ショートカットするわけですか?
普通にショートカットマップがあるじゃないですか。
ダダこねて行きたくないんですけど。
行くしかない。
置いていかないとわからないですもんね。
そこで置いていかないと。
彼らはそれが普通なんですけどね。
普通ですね。
1日のゴールっていうところについてから、さらにひと山越えるっていう。
その時はヤバかったですね。
それでも楽しんでそうですよ。
あとかな。
ニコニコニコニコ。
伊田さんでもビデオの中のヒーガー生えてるほうがかっこいいですよ。
すごそうですよ。すごそうです。
今なんかもう普通の少年っぽいですよね。
少年っぽいです。
少年っぽいですもん。逆に。
着きないな。組長が言ってたんですよ。
夜寝たいんやけど、話聞くと面白いから寝るしかない。
すごい人ばっかり来ててね。寝れんなよとか言ってたから。
今回関西からもう一人、他にもいるんですけど、自分たちと一緒によくいる安井さんっていう。
安井さんもすごかったですね。
またちょっとすごいんで。そこでまた組長さんがもうお気に入りで。
もうなんかこう、登り方がこうみたいな。
俺500mlぐらいしか水持ってなかったんですよ。
飲まなくて大丈夫?って言ってたね。
お給食は飴ちゃんだけです。
びっくりしました。
体とかめちゃめちゃね、ごつくて。
ふくらはぎとかすごかったじゃないですか。
ふくらはぎがすごかった。ほんと。
もう鬼が来るぞ。
背丈は全然低いですよね。どっちもちっちゃい方で。
パンパン出しちゃうもんね、筋肉でね。
ザクみたいな。ガンガン。マジで。ザクが上がってきたかと思いましたよ、ほんと。
3日間そんな感じでガシガシガシガシ登って、2人もパンパン言ってて。
今日、最初バーって言ったんですけど、1位が堀くんで、2番目に安井さんとかで。
僕らはちょっとゆっくりめに3位ぐらいで、3人ぐらいパックで行ってたら、
安井さんがポーンって言って、眠いです。もうダメです。
とりあえずカフェに飲みました。撮ったんですけど。
ちょっと考えたら、たぶんあれはシャリバテや。
それで案の定、しばらく江戸着いて、また出たらまた安井さんいて、
フラフラしてるんで、たぶんそれシャリバテですよみたいな。
さっきもらったおにぎり、いなり寿司食べたんですか?
いやまだ1個しか食べてないですけど、とりあえず食べてくださいって言って。
もう1人いた坂口さんが、カロリメートこれ、自分ちょっと甘いから食べてくださいって言って、
それ食べて10本ぐらい、元気出ました。すごいっすねって言って。
またさらに雑をワニかけた人が来てますね。
関西人というか、濃いって思われてるだろうけど、普通の人もいっぱいいるんで。
どんどん雑さがね、際立つ人が出てきますね。
長人ばっかりですよ。
赤山キンニクの番組名何でしたっけ?
過ぎていけない人。
そういう形容がいいね、雑な人。
そうじゃないと、計算通りにいかないことの方が多いから、
それに気持ちが引っ張られて、どうしようとか、なる方がマイナスなんですかね。
気持ちの部分の方が僕は大きいですね。
特にメインレースというか、大きなチャレンジになればなるほど、
それをやる理由を探すようになっている気がしますね。
理由、それは僕らでもちっちゃなあれですけど、理由があるのがやっぱり強いですよね。
何かしらにね。
今回だったらさっきの寺沢さんの話だって、よく思いがって。
そういうのが分かって、自分の中にグッと取り入れた瞬間に、
しんどい時でも、この人たちのために考えていかないといけないな、みたいなことを感じると、
力が出てくるというか。
なるほど、それはあるかもしれないですね。
その人たちの思いというのはトレールには入っているし、
その思いをずっと感じていますもんね。
感じられますもんね、エイドごとにですね。
それは途中でやめられないですよね。
100マイルとか長ければ長いほど自問自答する時間があるんで。
アト君って長い距離を走る理由ってあるんですか。
理由ですか。
考えていたんですけど、長い距離を走ると、
基本レースとか誰かと競うとか、
一人でやっていてもある程度目安の目標設定があって、
長いと途中でどうでもよくなって、とりあえず完走したいという単純な思いというか、
自分がとりあえずレースを走るなり、
セルフチャレンジするなりを決めて、
とりあえずそれを達成するには完走するがまず最低条件。
でもそこのみになるのがロングレースなんで。
シンプルになれる?
そうですね。
多分そこなのかなと。
あんまりレースでも順位をなるべく争いたくはない。
って言っても負けず嫌いなんで、勝ちたいはあんまりないんですけど、
負けたくないんで結果的に頑張るんですけど。
富士の時とかはどうだったの?
富士もできればもっと最初からついていきたかったんですけど、
やっぱり早いんで。
富士7位?
富士7位。
7位になるつもりがないのにさらっと7位になったような雰囲気ですよね。
ピーキングとか全然せずりだからその場合もレースもガンガン出て。
神戸トレイルも出てた?
神戸トレイルはやめて別のレースに出てましたね。
一応それが富士への最終調整やったんですけど、
そこで無理にペースをちょっと頑張ったせいか、
その後ぎっくり腰になって。
そうだね、ぎっくり腰になってたよね。
チャレンジ精神
まだ富士か。
そうですね。富士前が走れなくて、
ギリギリ富士の当日の朝に動けるかなぐらいでしたね。
結構ぶつけ本番で。
あとはもうアドレナリンとニューハレーのテーピングしたり、
ウエストポーチ普段はしないんですけど、
そのウエストポーチがちょっとコルセット代わりになるやつであったんで、
それをガチガチに締めて走って。
そこまでして。
走るって決めてから会場にはまず行こうと。DNSでも。
さらに走るってなったら、とりあえずその時の全力。
腰痛かろうが別にそんな関係ないんで。
ただそれがいつ爆発するかというかわからないんで、
いつ終わるかはわからないけど、とりあえず行こうと。
それで走ってたらある程度、最初23キロぐらいはほぼほぼフラットというか下り基調のところで、
とりあえず痛くなかったんで。
3分50とかで走ってたのかなって聞いたけど。
そうですね。
最高とかチラッと見たら3分4、50で走ってる時もあれば、
平均はでも結局5分キルぐらいでしたね、僕で。
ただ前はまだそれでも十多分何人前にいる状態で。
そこからは結構もうマイペースにずっと進んでたんですけどね。
順位は本当最初に13位って言われて、でも途中で抜かされたりしてもよくわからなくなって。
おしのっていう大体110キロぐらいのところあたりで順位を言ってくれたのが9位って言われて。
入賞権が入っちゃったらそこを逃さないようにしないとというか。
こんなチャンスなかなか無事ね、入賞目指すと言ってもすぐ頃と順位変わるんで。
それは支柱しないと。前もできるだけ拾っていきたいので頑張ってたら順位は最後上げれたりはしましたけど。
すごいね。見てたらまだ忙しそうだもんね。
レースもだけど、セルフイベントとかそういうのもやってるから。
そうですね。
仕込みとかいろいろ考えると毎週毎週しかないだろうなって思う中、よく練習してるなって。
そうですね。今回もですし、藤前も年末年始にイベントやろうとして、そのコース考えるの面白すぎて。
ポーントロッコでしたっけ?
ポーントロッコ200キロ。そのコースが気になりすぎて藤野前に関わらず休みを使って野望漕いでました。
もう気持ちはそっちに行ってて。
そうですね。まあまあ山に行ってるからいいやっていう練習してるからいいやって思ってましたけど。
そういうなんか自分で作るのもやっぱり好き。
九州脊梁トレイルジャーニーの魅力
そうですね。レースも別に好きですし、セルフでやるのも好きですし、みんなでそれこそ今回関両でジャーニーっていう。
一応ステージレースですけど、実際蓋開けてみたら全然順位も別に最終誰が1位だとかもなく、本当にジャーニーゆっくり楽しんで。
自分も藤野家でそんなに追い込める状態でもなかったし、気持ち的にも楽しみたいなって思ったんで。
まあそういう旅みたいなのも好きですし。
そういう意味で言えば今回ピッタリだったね。
今回ピッタリでした。
2週間後にインドネシアのリンジャー200があって、そこを累積がすごいんで、それへの富士でしっかり走って、この石梁でしっかり登って、いい練習になったかなと。
2週間後のリンジャー200と、さっき直取さんが来ててね、リンジャー200の打ち合わせというかそういうのをしてて聞いてたんだけどね。
これも結構厳しいレースで。
結構厳しい。見たいですね。
ちょっとなかなか資料というか動画とかも少なかったり、ブログとかも全然出てこないんで、なかなか全貌が見えないんで、
本当それこそ直取さんがまだ少しそこらへんの山域のイメージを持ってるんで、そういう話聞けたりありがたいんですけど。
一応アジア最南端と言われてる。
160キロで一応13,000から4,000。
最高の標高が3,000。どうなんですかね。一応700のリンジャー23、3,700のリンジャー23を登るんで、それ近くまで行くみたいなんで。
そこらへんの距離と累積を聞くだけではそんなに怖さっていうのは感じないでしょ。もう経験的には。
でもなんかいろいろ書いてる情報の中ではトップランナーでも42時間ぐらいかかるよみたいなことを見ると、なかなか一筋縄ではいかないコースなんだなっていうのはイメージできてる。
完走者も2年前でさっき言った2人。去年が6人。今年はエントリー数多いんで、もうちょっともしかして出るかもしれないですけど。
ただ制限時間55時間で去年が47時間がトップでゴールしてるんで、ちょっと自分で一体何時間かかるんだっていう想定もおかしいんで。
出ただけで言えばそんなにかかんのっていうようなことなんだけど、かかってるってことは何かあるんで。何かあるわけよね、きっとそこにね。強烈なね。
それが本当にめちゃくちゃ楽しみ。ある意味楽しみ。
次の目標と挑戦
それ聞くのも楽しみ。なかなかやっぱり情報がない中、今回は直田くんと二羽さんと。
そうですね、二羽川さん、谷川さんが。
クリア優勝者。
そうですね。一応そこがエリートっていうので、ITRAのポイントが高い。一応大会が取り上げてくれて、多分他にもいるんじゃないかなと思うんですけど。
日本人そんなに多く出ることもなかなか今までなかった。
そうですだろうし。
ただ結構今回3人が出るで、今回セキュアにも参加してたランナーで、興味あるんだよねっていう人は意外といましたね。
だから結構情報がまたそれで出てくれて発信することによって、次のランナーが拾いやすい情報が世の中に出てくるっていうのは良いことだろうよね。
そうですね。
参考にしやすいよね。
興味ありますか?伊藤さん。
いや、忍者にはとてもじゃないですね。
逆に次に興味があるものは何ですか?
僕今トランスピレネ8月に来て。
トランスピレネ、18日間。
フランスからスペイン、地中海からタイスヨーロッパに来て。
距離が、総距離が?
900キロ。
900キロ。
南圭介さんがやったやつ。
地下鉄やったやつの逆走。
南さんはもちろんめちゃくちゃ速いんですけど、セルフチャレンジで荷物を最低限にしていったんですけど。
僕らが出るのは、そういうセルフ、サポートがそんなに細かく入る感じじゃないと思って。
前回大会とかだったら、シュラフとかも全部担いでいくんで。
全部担いでいくんですか?テントもですか?
テントは持つ人持たない人いるのかも、ちょっと分かんないですけど。
全用が僕も見えてなくて。
でも荷物は、ベースエイドが4日に1回くらいみたいな話なので。
時期って、季節ってどのくらいの季節?
時期は8月なんですけど、ただ荒れたら雪だって。
やっぱりそれはそうですよね。
なので、ちょっと装備とかね、それも想定してて。
乾燥率は十数パーなんですよ。
めちゃくちゃ厳しい感じなんで。
なんかワクワクしてそうな。
乾燥率が低いっていうのは、逆に2人にとっては、なんか面白いなっていう感じじゃないんですか?
いやー、なかなか一筋縄でいかないですね。
そうでしょうね。
それを想定してやる。調整の意味もあって、今回これも適量じゃん。
でも氷原屋で51日間やっぱり動き続けてるっていう経験は、いろんなものに換算しても負けることないじゃないですか。
絶対ないですよ。
51日間かかるレースなんでないでしょ、世の中。
しかもあの環境ですからね。
氷原屋の高い高度のあの環境で。
だからもうメンタル的には絶対いけるじゃないですか。
ただスピード感がやっぱり違うので。
スピード感がやっぱり違うから。
グレートヒモのレースもステージレースで、本当にこの適量ジャーニーやったのを51日間続けるようなイメージなんですけど。
距離的にも。
荷物が10キロぐらい。
飲食中を過ごすよっていう点であれなんですけど。
でもやっぱり、最悪ルールがあるようじゃなくて。
単純にルールはスタートの西の国境から東の国境まで自分の足で歩いて、51日間でいけばいいよみたいな。
毎日ゴール設定はするけど、そこにたどり着かなくてビバークしました。
別にいいよっていうルールなんですよ。
なので、別にスピード感は求めずに、自分のペースで食料の配分などを考えながらいければいいんですけど。
旅ですよね。
本当に旅の要素が大きいので。
でも、スピード制限が厳しくて感想率が低いレースになるとスピード感が出てくるので、そのスピード感の対応っていうのは結構難しい気がしますね。
今度はしっかりチェックポイントみたいなところで足切りというか関門がしっかりあるってことかな。
トランスフィレーネは18日間が制限時間で、ステージレースではない?
ステージではない。ストレートで18日間で。
みなみさんが9日というくらい。それを考えたのが学習できるのかな?
でも感想率は十数個。ただみなみさんの強さは尋常じゃない。
でも、GR10の逆。今回またみなみさん逆を今度はやるって言うじゃないですか。逆の方が厳しいんじゃないですか。
正確な話じゃなかったら申し訳ないですけど、みなみさん逆でやったのが、正式な記録としてならなかったようなことが聞いたので、
順層逆層があるのかと思ったんですけど、そっちでやって記録するみたいな話はちょっと聞いたのがあって。
18日間ですか。それじゃあもう今から計画立ててるんですか?
全然ですよ。
コンビニないですよコンビニは。
でもまあもちろん寝ていいわけでしょ。宿で。要するに18日間かけていけばいいってことですか?
そうですね。宿で寝れるのかすらもちょっとわからない。
冷静度は4日に1回で。4日に1回以外はどうなるのかちょっとわからない。
もう一回話を聞いてみたいとか。
じゃあ次の目標というかターゲットはそこと。
そうですね。あとは来年に九州をぐるっとしたい。
なんかそのセクションではちょっとお供したいですね。
島原スタートで、運善の源岳、太田岳から九州とか熊本のあたりまで。
で、海門岳まで行きたいなって思ってるんですけど。
いろいろなんかね。
旅の楽しみ
コースも何もわかんないんで。
ベックさんとかがね、九州では結構アイルス3域とかもずっと繋いでやってますよね。
若岡さんとかもですね。
陽子さんとか3域全部わかるからある程度サポートとかも入ってくると思いますよ。
だから今回こうやってお知らせになるから、九州でやらなかったので、
まあそういうアドバイスをいただいて。
もうみんなでね。
伊藤さんがやるんだったら。
全部取れよ。
まとめましょう。
仕方がまとめてくれました。
各地語で。
いいじゃないですかね。いただきたいですね。
ところどころで温泉入ってもらいたい。
温泉ですからね。
温泉。
基本温泉で全部こう泊まっていくのが楽しみの一つ。
人もあるからですね。
いいと思いますよ。
株主さんも。
お二人はそういう目標ということで頑張ってほしいと思います。
だって九州来てもらいたいですね。
九州は、伊藤さんボルケーノじゃないですか。
今週末。
何か目標あるんですか?
いや、ないです。
ないでしょうね。
英語いいですからね。
申し訳なくて、出会い者の声をかけていただいて、佐藤さんにも。
僕そんなトップ選手じゃないのに、いいんですか?みたいな。
いいですよ。
招待選手の番を見たら、僕一番上に乗ってるんですよ。
いやいやいや。
分かりやすい格好をしてもらってもいいですよ。
マットを。
マットを。
来てください。
何やらあれって言われますから。
テレビ見てないでしょ。
九州であれで放送されてないから。
ティーパーで。
おまけに東宝さんはボルケーノ終わって読んでるから。
毎日式ないですからね。
九州の人。
あれ見て、あの変な人なんだろうって思ったら、
そしたら僕らも放送を聞いて、
あ、この人だったんだって。
僕、もうすぐみんなはこの放送を聞いた上で、
僕はそこにいるようなイメージを持ってましたけど。
逆ですね。
逆ですね。
あの変な人っていうのを見られて、
あの人だったんだっていう。
おかずけです。
でもちょっと頑張ってもらいたいですね。
楽しみにしてますので、
もしも僕ら見かけるようになったら声かけてください。
僕らの方がケツですけて。
今日は本当にありがとうございました。
もう眠たい時間になってると思いますけど、
お付き合いのことありがとうございました。
勘弁ね、野田くんね。
臨場にね。
また終わったら一緒に来てくれるってことで。
その次の週というか、
コバコマ連でお邪魔します。
お話を聞かせてください。楽しみにしてます。
伊藤さんもホルケーナで話し合いに来てください。
その綺麗な368日間。
それも終わったらちょっと話聞かせてください。
よろしくお願いします。
じゃあこれで終わりたいと思います。
ありがとうございました。
01:27:22

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