1. なあなあ、最近何しよん?
  2. Ep-49:なあなあ、流行のあと..
2021-12-16 37:55

Ep-49:なあなあ、流行のあとに何が残ると思う?

とあるコーヒー屋さんの閉店をきっかけに、弟は流行の功罪について考えるようになりました。

ちょうど良い距離/実力以上に評価されたくない/一部が全体から切り取られる瞬間/居心地の良さ/常連はいつから常連なのか/コミュニティの開閉/VICE/バネッサ・カールトン/A Thousand Miles/一発屋/ティラミス/マリトッツォとはなんぞや/サイゼはここが凄い/背景の重要性/ポッドキャストは流行り物か

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00:05
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
このポッドキャストは、日本とオランダでフリーランスとして活動する姉と弟が、お互いの近況報告がてらゆるくおしゃべりするポッドキャストです。
あのさ、この間ちょっとね、ショックなニュースを見かけて、
はいはい。
あの、渋谷にね、俺が結構好きなよく行くコーヒー屋さんがあって、
コーヒーハウスニシャっていうところなんやけど、そこがですね、今年いっぱいで営業終了するというニュースがね、出てたんよ。
で、えーと、トータルで8年くらいなのかな、確かお見せされてたのは。
で、まあちょっと渋谷の裏手にあって、えーと、渋谷と青山の間ぐらい。
はいはいはい。
にあるところなんやけど、まあ衝撃だったっていうのは、まあその閉まったこと自体もすごい衝撃だったんやけど、
その理由がね、いろいろあるんやけども、要するに人気が出すぎたっていう話だったんよ。
あーこれ、記事読んだぞ多分。
あ、ほんまに?
結構衝撃だった。
結構なんかいろんなところでニュース確かにね、継続されてたと思うんやけど、
まあなんか、ちょっとちゃんと説明すると、もともとこのコーヒーアウスニシアさんっていう人がね、オーナーバリストとしておって、
で、まあその人はもともとフランスのカフェ、パリのカフェか、
あとイタリアのお酒もコーヒーも出るバールみたいなところからインスピレーションを得たようなお店をやろうとされてたから、
いろんな人にたくさん来てほしいって思いも、まあ少なからずあったと思うんやけど、それよりもどっちかっていうと地域のお店、地域に根付いたお店みたいなのを作ろうとしてた人やったんだよね。
で、コーヒーもめちゃくちゃうまいんやけど、プリンが結構人気になりましてね。
あ、プリンだったんや。
そう、まあ多分それで結構ワッと一元さんというか新規のお客さんが来て、まあそれ自体は別にいいと思うんやけど、
まあその結果ね、地元の人がなかなかお店に、お店を利用できないとか、
常連の人が行こうと思ってもすげえ列ができてて、
まあなかなかゆっくりもできんし、そもそも入りづらくなっちゃったみたいな話を結構されるようになったりしたらしくて、
で、まあその自分が、自分たちが作りたいお店と現状にすごく差が出てきて、
ちょっと一回閉じるかというふうな結果になったらしいよね。
03:00
あー、ジレンマやねこれは。
そうそうそう。で、まあちょっと今回のね、テーマとして、
なあなあ、流行りの後に何が残ると思うという話をしたいなと思ってて、
で、まあちょっと話いきなり取れるんやけど、このね、お店、すげえいいの。
そうなんでしょうね。
元々ね、きっかけとしては、まあ有名なお店ではあったんやけど、
スタンダードの結構最初の2号、3号かな。で、フォトエッセイを西谷さんに出てもらったりとかっていうのがあって、
で、俺もスタンダードの仕事を初めてから初めて日本に一時帰国するときに行ってみようぐらいに思ってて、
で、行ったんよ。で、なんか、展示会で多分1回西谷さんにお会いして、
こんにちはみたいな話、ちらちらっと自己紹介みたいなのをしたぐらいやったんよ。
うんうんうん。
で、いざお店に行って、そっからね、開いちゃったんやねごめんさっき、
1回目の日本帰国って言ってたけど、1回会って、またそれだけその時は行けんくて、別の機会に行ったんよ。
うんうんうん。
だからその間が1年ぐらい空いてたんやけど、で、行って、まあ多分覚えてないやろうなぐらいの例で、
別になんも気にせず普通にコーヒー飲もうと思って行ってたら、
あ、今日本なんすか?みたいな感じで、こうさらっと言ってくれたんよね。
1年は多分空いてたと思うんやった。
やばっ。
でも別になんか、そこでなんかさ、こう、なんつーんだろ、こうべったりした時からこうするわけじゃなく、
こう自分の存在を認識してくれてるけど、まあそれぐらいなわけよ。
うんうんうん。
で、まあその、1人に一緒に行ってくれるっていうか、俺基本コーヒーは1人でしか行かん。
たまに友達に行ったこともあったけど、ほぼ1人で行くから。
だからまあ、本読むかコーヒー飲んでるかぐらいの感じなんやけど、
まあなんかそういう、なんか接客の距離感とかもすごく自分の好みに合うし、
まあコーヒーうまいし、いい店やな、ぐらい。
印象でおったから結構ね、ショックだったんよね。
なんか日本に帰った時ちょっとオアシス的な場で会ったから、
残念だし、まあなんかそういう接客からも、
なんとなくこう、どういうお店を作ろうとされたのかっていうのをなんか伺える感じがあったから、
ショックだなっていう話があって、
で実はですね、ここ以外にも都内の、これもコーヒー屋さんなんやけど、
店主の人と話してたら、そこはあんまりね取材とか受けないようにしてるし、
06:01
店内のなんか写真撮っちゃダメです、みたいなルールを設けてるんよね。
表に出ないようにしてるってことね。
そうそう、でその人と話した時に聞いたら、
その人も地元の人にね、優先したいという話をしてて、
だからまあ過剰に流しられて混雑しちゃうことを余所しない人やったり、
でその人に特に印象に残ってるのが、
実力以上に評価されたくないって言ってたよね。
まあその実力が何なのっていうのはなんか別に議論であると思うんやけど、
でも言わんとするところはなんとなく分かって、
名前だけが広がりすぎると、
自分たちが考えてることだとか目指してるものが、
店の名前から外れちゃって、
ただまあその店の評判だけが広まっていくことへの懸念を持ってるんだなっていうのは、
2つのお店の間で共通してるなと思いながら、
その流行りの恐ろしさというか怖さというか、
みたいなものも若干感じたんですよ。
いや確かにね、バズとかね。
バズは結局炎上だみたいなことを言う人もいるし、
めちゃくちゃノイズが大量に発生するっていうのはあるよね、
ムーブメントによってね。
いや確かにな。
今日このテーマで話すって言った時に、
中村さんがゲストに来た時のエピソードのことをすごい思い出して、
お店を出す時にお客さんがたくさん来るだろうリッチを選ぶ人が多いと、
でもその人たちに対して中村さんは、
でもそれ忙しくなりますよって言ってたじゃない、
あれは私すごい共感してて、
お客さんがたくさん来ることだけが正義ではない、
もちろんそれが正義の場合もあるんだけど、
その時に何を基準にするのか?
オーナーの一番優先したいことが、
お店のルールになると思うのよ。
お店が大事にしたいことを守らせるためのルールがあるお店ってめっちゃ好きで、
近所におじちゃんが一人でやってるサンラーダンの店があるんだけど、
いいですね。
いいでしょ。
サンラーダンの店があって、結構厳しいのそのおっちゃんが。
どういうところ?
09:00
スープはレンゲで飲むなとか、
どうやって飲むの?
どんぶりから口付けるのが一番おいしいと。
おもろ。
一番シンプルなタマネギ香麺っていう500円のラーメンがあるんだけど、
それもめっちゃおいしいんだけどさ。
500円安い。
安いでしょ。
それもスープを残すぐらいだったら麺を残してほしいっていう。
スープがおいしいから。
ウッケるそれ。
子供の食べ方。
そういうちょっと背筋がピッとなるというか、
このお店のことを大事にしようと思わされるルールがあるお店ってすごい好きなんだけど、
そこに店主さんの大事にしたいことが現れるじゃない?
そうね。
例えばこの西屋さんがどういう、
西屋さんだったら地域のお客さんが入れ替わり立ち替わり来ることを理想としたと思うんだけど、
それが最優先事項だった場合、無限にお客さんを詰め込むっていうのは本末転倒じゃん。
そうだね。
ゆえだと思うんだけどね。
そうそう。
自分がやりたいからお店やってるのに、
結局たくさん来るお客さんに合わせたオペレーションにしなきゃいけないとか、
そもそも何のためにお店やってるんだっけって話になる。
そうそう。
こうやって自分の目的を表明できるのってめっちゃいい流れだなと思うし、
自分としてもこういう意思表示ができるお店に通いたいなと、
この記事を読んで思ったところがあるね。
そのサンラータンのお店の話でいうとさ、
おもろいなと思ったのが、
結局店主のスタンスとしてはさ、
お客さんとサービスなり商品を提供する側がフラットな立場というか、
そこに差がなくてお金を払う方が偉いみたいな関係じゃないわけじゃん。
ないないない。
あなたはお金を払うから私はこれを出すけど、
これを出す方としてもルールがあるというかさ、
私はこれを出すけど、こうやって楽しんで欲しいみたいなコミュニケーションがあるっていうのは、
それはそれで健全な気もするよね。
いや、惜しくないね。
たぶんちょっと気難しい人がお客さんで来たら、
金出し屋から食いたいように食わせろやって言う人もおり得るやん。
うん、おるおるおる。
でも結局、お金を払ったところで作ってくれる人がおらんかったら、
食べられるわけで。
そうそう、そうなんよ。
っていう意味ではなんかね、
大等な関係にあるような気もするよね。
いや、そうなんよ。
なんか、飲食店にかかわらず、
12:02
私大学の時の先生がさ、
いい舞台はいい演者といいお客さんがいて成り立つんだって言ってたの。
いいですね。
すごい心に残ってる言葉で、
お金を払って何かを消費するみたいな関係の場合は、
全てそうだなって思った。
いや、ほんとそうなんよね。
ちょっとそれはね、ずっと昔から違和感があったよね。
お金を払えばいいでしょっていう風な考えたり、
どうしてもホヤッとするところがあって。
その舞台レベルでもそういう話があるっていうのは面白いね。
確かにライブとかだとよくわかるよね。
お客さんと一緒に作っていくものみたいな感覚はなんとなく。
漫画する側としてもわかるし。
うんうんうん。
なるほどね。
この記事を読んでて、ちょっと胸が痛かったというか、
言ったら俺も常連ではないし、地元の人でもないわけよ。
うんうん。
だからどっちかっていうと、困らせた側なのかなみたいな。
なるほどね。
そういう風に自分のことを見れるわけね。
あそこって悲しいなって言いながらも、
あれ?自分の立ち位置ってそこでどんな風に、
常連ではないしなみたいなのもあって、
そこもちょっと考えてたんよね。
最低限の客としての中で、
長いしないとか、長く居るんやったら追加で物を頼むとか、
そういうのは考えてはいるけど、
それ以外に何かお客の立場としてできることはあったのかな、
みたいなことをね、考えたりもしてて。
常連的なものってなんかむずいなって。
もちろん常連の人も新規のお客さんとして来ることがあるわけやん。
みんながみんな生まれた時から来るんではないわけやからさ。
だからそこってちょうどいい数がさ、
もちろん常連さんでも離れっこしたりとかでさ、
離れちゃう人もおるわけやから、
そこの穴を埋めるというか、
自然な循環はある程度どのお店でもあると思うんやけど、
そこの数の調整ってお店の側からコントロールできるものなのかなっていうのは、
どうなんだろうねって思うよね。
そうね、なんか正直、
特にこの地域の人に楽しんでもらいたいってなると、
ほぼコミュニティ作りと一緒だと思うから、
そうそうそうそう。
だから入れ替わりはね、正直あれよ、調整はできんよ。
もちろん逼迫する時もあるし、
15:00
あれなんかちょっと最近寂しいなみたいな時もあるから、
年間とか数年入ってみた時に、
大体このぐらいの温度感とか雰囲気でやってこれたなぐらいが結果だと思うよね。
ただやっぱなんだろうな、
流行った時に来る、
言葉を選ばずに言うと庭家的な人って、
あまりバックグラウンドじゃなくて、
例えばお店屋さんとかだったらプリンを食べたい。
お店はどうでもいいけど、このプリンが食べたいだと、
振る舞いもちょっと変わってくると思うんだよね。
プリンを食べたという写真が欲しいとかさ、
これを食べたっていうことを誰かに言いたいっていうことが目的になってしまうと、
やっぱりそのお店を大事にするっていう視点はどうしても欠けてくると思うし、
きっかけがプリンの写真だったとしても、
来てこんな人がやってるんだとか、こういうことを目的にしてお店を運営してるんだって、
考えてくれる人は常連への第一歩になってるんじゃないかなと思う。
商品が人とかお店からいわば離れちゃう。
離れて取り出されるっていう感じなんかね。
そうだね。
この話最近さ、先週の日曜日にね、
私がやってるシェアハウスで同窓会をやったんよ。
いいですね。
いいでしょ?
同窓会とかやって楽しそう。
そう、今回初めてやってみたんよ。
そう、っていうのも、なんだろうな、
みんな初期のメンバーって徐々に拠点を離れていって、
たまにLINEとかで連絡は取るんだけど、
一気に集まって、あの時こうだったよね、みたいな話をする機会がなかったから、
なんかちょっと試しに集めてみようかなと思って、
集めてみたのよ。
で、なんだろうな、
うちのシェアハウスの立ち上げの時って、
みんなシェアハウスの立ち上げってなかなか体験することないから、
テンションも高いし、
新しいことね、最初楽しいしね。
楽しいよ。
そう、いろんな人がここ住みたいけど、
でもいっぱいだからごめんね、みたいな。
徐々に徐々に日常になると落ち着いてきて、
長く住む子だけが今いるような状態なんだけど、
この間同窓会やってみたら、
やっぱり場に対する愛着とか、
なんかこの久しぶりに帰ってきたみたいな空気があって、
ちゃんと居場所になってる感じがする。
そうそうそうそう。
で、なんかもちろん部屋が空いた時に、
何人か住民入れたいなって思うタイミングがあって、
ちょうど今そういうタイミングなんだけど、
18:00
なんかその完全な新規、
全く関わりのない人を入れるのって、
結構リスクあるなと思ってて、
そもそもシェアハウスに住んだことがない人が来たら、
ギョッとすることもあると思うのよ。
これ郷土なんだとかさ。
とか、もちろん全然知らない人が来たら、
住民との接触回数を増やした後に、
入居してもらおうとは思うけど、
家の中のルールだったりとか、
周りのご近所さんがどんな人かとか、
その辺がわからない人が来ると、
結構すり合わせに時間はかかるじゃない。
そうだね。
もともと住んでた人が戻ってくれたら、
それが一番いいよね。
そうなんよ。
だからそこに常連予備群みたいなのを、
トワメンバーの周りに作っておくと、
新規募集する必要って、
うまく回っていけば、
そもそもそんなに必要ないのかもなって、
今回の同窓会で思ってて。
なるほどね。
これがお店の話とも通じてて、
従来たくさん新しいお客さんが来ることと、
一人当たりの単価をできるだけ高くするっていうのが、
割とこれまで主流だったと思うけど、
よくある話よね。
でもリアルな拠点って、
キャパも制限されてるわけだし、
適切な人数ってだいたいわかるじゃん。
そこにできるだけ大事に思ってる人を入れる工夫を、
しておくべきなんだろうなっていう。
ただつらつらと私の考えを述べたんだけど、
不容易に手を広げる必要はないけど、
直径みたいな人を周りに作っておいて、
その中で代謝が起こると、
長く続くものになるのかなと思ったりしましたね。
なるほどね。
メディア運営とかも若干、
もともとの広告モデルから、
サブスクールモデルへの移行とか、
あとは、
ライターとかじゃない人の有料のニュースレターとか、
ファンの支援サービスみたいなとか、
いわゆるクリエイターエコノミーだとか、
ファンエコノミーだとか、
言われるものと考えとしては近い感じは。
ただね、ちょっとね、
さっきの常連は生まれながらにして、
常連じゃないって話に関してですね、
いつもね、
最近特に気になっているのは、
閉じちゃうんじゃないかっていうことを、
いつも気になってて、
例えば、シェアハウス、
姉ちゃんのシェアハウスとか、
この次の話で言うとさ、
21:00
もちろん、もともと住んでて、
一旦離れた人がまた戻ってくるっていうのは、
現状のメンバーの信用性も高いだろうし、
勝手知ったるみたいなところもあるから、
放送がかからんっていうのも
なんとなくイメージできるんやけど、
例えばシェアハウスに住んだことない人が、
初めて、
例えば日の出周辺で、
シェアハウスに住む体験をするっていうのも、
重要なプロセスじゃないかと。
もちろん、もちろん。
コミュニティに属するまで、
前と後の間の端がない状態っていうのは、
なんとなくかわいそうだなって思っちゃうよね。
そこはね、必要だよね。
そこをどういうふうに準備するかっていうのは、
気になってて、
そもそもね、
俺の性格的に、
今までの生活の中で、
あんまり内輪ノリが好きじゃないというか、
衣装に合わないなって思ってるよね。
で、結構内輪ノリを感じる場とかに、
あんまり参加したくないなっていう思いがあって、
それが漂っちゃうんじゃないかと。
なるべく今いる人たちを大事にして、
多分増やさないっていう方針自体には、
すごく共感するところはあるんやけど、
それを実践する中で、
平等的なものになってしまうんじゃないかみたいな、
ぼやっとした心配は苦くよね。
確かにな。
たださ、内輪ノリが性に合わないっていう話だったけど、
私その内輪ノリの中に、
そのコミュニティのコアってあると思ってて。
なるほどね。
そうそう。
もしかしたら、めっちゃ居心地のいい内輪ノリもある可能性はあるんやけど。
だから、内輪ノリは個人的にはあっていいと思ってて、
しかもさっき言った橋渡しの部分も、
今後人の入れ替わりがあるだろうなっていう予想の下動いてるところだったら、
周りにプールされてる人材を置いておく必要あると思うんだけど、
一番真ん中にいる人が内輪ノリで十分規模的にOKですと。
でもこの人たち以外いりませんっていう状態を優先させるとしたら、
外から入ってきた人をフィルタリングするというか、
足切りをするものにもなると思うんだよね。
基準点取るというか。
入れなかったらしょうがないよねというか、
そこを無理矢理行っても多分中の人は良しとしないだろうから、
24:02
中心にいる人がどういう場所を作りたいかによって、
プールの幅とかグラデーションの長さっていうのは変わってきそうな気がするかな。
そうか。
特にうち日の出なんでフリーランスばっかりだから、
基本的には流動するのよ。
そうだね。
流動するから内輪ノリを作るのが結構難しかった、自分は。
ああ、そっか。常に入れ替わるからってことは。
そうそう。
直りができる土壌がないと。
そうなのよ。変わらないものができにくいのよ。
ああ。
そうそう。
ああ、そうか。そういうこともありえるのか。
それはシェアハウスとかができたことでできてきたって感じじゃない?
そうだね。
住む人が増えてきたことで。
そうだね。住む人も住んでる期間もすごく長くなったから、
前まで半年いたらベテランみたいな感じだったけど。
しおんくんもベテランっていう話あったしね。
そうで、しおんがもう2年でしょ。
で、2年の人って結構ザラにいるからね。
ああ、そうなんや。
そうそうそうそう。
2年だったらまあ確かに。
うん。
まあまあ感覚としてはわかるでしょ。
内側に居る気が。
そうそうそうそう。
で、なんかそこが少しずつ次来た人にエッセンスというか、
考え方みたいなのを引き継いでいくと、
徐々に変わらないものが固くなっていく感じはするかな。
なるほどね。
いやちょっとね、話変わっちゃうんやけど、
この話をしようと思ったきっかけがさ、
コーヒーハウスミシアの話もあったんやけど、
最近ちょっとドキュメンタリーをネットで見て、
あのバイスチャンネルあるやん。
うんうん。
あそこでね、なんかThe Story ofっていうシリーズをやってて、
昔流行った曲が生まれた背景を追うみたいなシリーズものなんや。
へー面白い。
で、その中の一つでね、バネッサ・カールソンっていう人が読書されて、
この人ってさ、あのね、サウザンドマイルズっていう曲がめちゃくちゃね、
90年代頭とかかな?
多分。めちゃくちゃ売れた。
ピアノのイントロで始まる曲でした。
うんうん。
めちゃくちゃ久しぶりに聴いたやんと思って、
うんうん。
見たん。
で、その曲が生まれた背景とか、
プロデューサーこういう人がおるっていう話が、
まあ面白かったんやけど、
正直ね、俺の中でバネッサ・カールソン、
サウザンドマイルズの一発屋のイメージが結構強かったんや。
この人って言えばあの曲ね、みたいなのってあるやん。
うんうんうん。
がすごい残ってて、
実際ドキュメンタリーを見てると、
27:01
サウザンドマイルズに取り憑かれたキャリアというか、
うんうんうん。
もちろんそこで出るまでの苦悩は別にあったんやけど、
売れてかつその曲だけがバカ売れしたことによる苦悩みたいな話。
うんうんうん。
で、そこでね、この2つの話題の間に何となくの繋がりを自分の中で感じて、
流行ることって、流行りってなると一気にいろんな人に知れ渡るわけ。
そうね。
で、バネッサ・カールソン、昔から追ってた人もおれば、
サウザンドマイルズの人ね、
俺みたいにサウザンドマイルズの人になってる人もおるわけ。
うんうんうん。
で、その売れたものだけに触れた人っていうさ、
結局その人の、今回の話の場合で言えばバネッサ・カールソンのことを追わないからさ、
そこで印象はもう固まっちゃうわけよ。
そうね、もうなんかプレイリストの中の1曲に登録して、
他の曲聴かないみたいなことはありえるよね。
で、じゃあその流行りが落ち着いたら、
その人たちの中では、
バネッサ・カールソンはサウザンドマイルズで売れたけど、
その後別に名前を聴かなくなった人になっちゃうわけで、
だから流行りとかムーブメントって終わるやん、いつで間違いなく。
だからその流れに乗っちゃう、乗らされちゃうことって、
消去されることとほぼ同期なんやろうなっていうのをすごく思ってしまって、
で、もしかしたら芸人の人とか見てても思うのはさ、
その流行ったことによってそれを求められるからさ、
その亡霊に取り憑かれて自分たちが本当にしたかったこととか、
それ以外のことができなくなっちゃう。
ビジネス的なものに絡め取られちゃって、
自分が売れるものしか売らせてもらえなくなっちゃう。
そうね。
ってなると、その人だったりお店っていうのは、
もはや有機的な存在じゃなくなって、
作られたものがいなくてしまうんやろうな、みたいなことを考えてたわけですよ。
確かに。
自分が出したもので聞く人が、
サウザンドマイルズの人の比率が異常に高くなると、
それひっくり返すのはめちゃくちゃ大変だよね、たぶんね。
そう。
で、たぶん似たような曲を出したら、
あ、また箱。
2期目の土壌ですか?みたいな感じになるし、
全然違う方向性に行ったらさ、
あの感じが好きやったのに、
あのピアノの感じが好きやったのに、みたいな。
どの方向に感じを聞いてもさ、
絶対とにかく言われちゃうやん。
うんうんうん。
ってなると、そもそも一発屋だとしても、
売れたことはポジティブだよねって考えるのもある一方で、
身動き取れなくなる状況ってすごい不幸やなって思っちゃうんよね。
30:04
確かに確かに。
流行り物だと何がどこにだろうみたいな話を。
確かに確かに。
いやなんか、さっきのプリンとかこのサウザントマイルズとかさ、
商品、1アウトプットだけを見て消費するってなると、
正直通貨店の一つなだけになってしまうと思うんだけど、
なんかそのムーブメントが過ぎた中で、
何がこうスタンダードになっていくかっていう部分を見ていきたいなっていう気がしてて、
例えばなんかさ、
そうだな、食べ物で言ったらさ、
うちらが生きてる間にさ、
パンナコッタもナタデココもタピオカもマリトッツも流行ったやんか。
ちなみにごめんね。
マリトッツはね、結構最近知った。
いや、遅くない?
ちょっとごめん、時差があって。
ここ数ヶ月ぐらいの話だった。
マジで?
私も5個ぐらい食べたで。
ほんまに?
タピオカは聞いてたけど、
実際コンビニで1回飲んだかな?
試してみたぐらい。
コンビニじゃダメだね。
ナタデココ超懐かしいと思う。
ごめんごめんごめん。
なんかそのね、この流行ったお菓子達が何を残したのかって考えると、
なんかちょっと視点が変わってくるなと思ってて、
流行ってめっちゃスタンダードになったものの例としては、
ティラミスはあげられるなと思ってて。
ティラミスは確かに、
もはやショートケーキとかチーズケーキの並びにありそうな感じがする。
確かにティラミスもね、
タピオカとかマリトッド的な流行り方をして、
そうやったっけ?
確か。
みんなティラミス食べるみたいなのがあって、
今のどこにいてもケーキ屋さんとかのラインナップには入ってるみたいな、
スタンダードのポジションを確保したわけだけど、
それってティラミスをブームになった時、
もともと知ってた人であっても、
誰が流行った後にキャッチし続けたかっていうのも大事かなと思ってて。
なるほど。
例えば私ね、サイゼリアって会社としてはすごい好きなんだけど、
あそこって企業努力も半端ないし、
間違えたかもしれない。
それはどうか知らんけど、
イタリアの食文化を大事にしている企業が、
必ずデザートのメニューの中にティラミスがあるってなるとさ、
33:03
1、ティラミスの答えではなくて、
その背景に文化がある感じがする。
こういう風に楽しむんだとか、
ティラミスの横にラインナップされてるこのデザートも食べてみようとか、
そういう発生。
わかった、言いたいことになった。
ティラミスの例えとして適切かわからないけど、
タピオカっていう単体を取るんじゃなくて、
例えば、タピオカってもともと中国なの?台湾なの?
台湾かな。
食文化の中の一つっていう位置づけで紹介するのと、
単体で取り出すことの違いっていう感じがある。
単体で取り上げるとやっぱりキャッチーだしさ、
流行りやすいとは思うんだけど、
その背景に何があるのかっていうのは見ていきたいし、
大きな絵としてどういう風にフィットするのかっていうことね。
文化とかコアとかビジョンとか、
何でそれをやってるのかっていう目的とか、
そういうものがブームが去った後に残ると、
意義のあるブームだったのかもしれないって思うかな。
その話は結構わかるし、
お姉ちゃんが初めに言ってたキャッチする人の問題っていうのにも納得がいくよね。
そういうビジョンなり、
こういうものを伝えたいんだっていうのを持ってる人が、
そういう新しいものを外国から持ち込むなり考えるなりすると、
単なる正気に終わらない、何かが残るかもしれないっていう。
っていうのは確かにそうね、
どっかろう精神じゃないかどうかって感じかな。
簡単に言うと。
でも確かにそれはね、音楽とかでもあると思うよね。
入り口としては、
バレッサ・カルトンの話に戻るけど、
このドキュメンタリーを見て、
ほんまにサザンド・ファイズしか知らんなと思って、
最近の2020年とかに出たアルバムとか聞くと、
結構ね、変わってて、
ちょっとなんか、ピオナップルとは違うけど、
でもなんかそういう物語みたいなのも漂う。
ちょっと曲調も変わってて。
聞いてみよう。
結構いいやんって思ったんで。
そういうふうに、もうちょっとこう、
長いスパンで物事を見るっていう姿勢なのかな。
たぶんサザンド・ファイズが流行ったしばらく後までは、
あんたも流行りに乗った人だったかもしれないけど、
36:00
いや間違いなく。
それが、なんかこうやって後でドキュメンタリー見たとかさ、
なんかあった時に口ずさんでしまった時に、
これってどういう、今どうしてんだっけみたいな。
そうそうそうそう。
なんかこう動きが残ると、
後の展開を残した物って偉大だなという感じがするね。
いわばさ、ポッドキャストもさ、
まあちょっとした流行り物を、
まあそうですね。
っていう理解だったかなって俺は思ってるんだけど、
そうよね。
いいんじゃない?
その答え合わせは、きっと5年後とか10年後になるんで、
今はブームやと思うよ。
よね。
だったら、そこからちゃんと何かを得たよっていうのを、
続けることで体現していかなきゃいけないってことだよね。
そうなんだよ。
続けるしかない。
続けて、
流行りに乗った人かどうかっていうのは、
その後の行動で証明していかなきゃいけないってことだよね。
そうそう。
そうだね。
流行りに乗ったポッドキャストでは、
あってほしくないね。
これね、ちょっと長く続けてみようかね。
今回はこの辺に、そこから。
はい、しておきましょう。
はい、ではまた次回。
はい。
じゃあねー。
じゃあねー。
バイバイ。
37:55

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