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おはようございます、こんにちは、こんばんは。
このポッドキャストは、フリーランスとして活動する実の姉と弟が、お互いの近況報告がてらゆるくおしゃべりするポッドキャストです。
なあなあ、この間さ、とある記事をネットで読んだんですよ。
それがね、スイフトキーっていう会社が出したレポートに関する記事だったんだけど、
このスイフトキーっていうのが、アンドロイドとかiPhoneとかのさ、キーボードあるやん。
あれって変えられるやん、他のソフトインストールしたら。
そうね、そうね。
その仮想キーボードを作ってる会社で、今はマイクロソフトに買収されたとかやったんやけど、
そこが出したレポートに関する記事で、絵文字に関する研究やったよね、それが。
ほうほうほう。
で、言語ごとの絵文字がどれだけ使われてるかっていうのを、言語を別に調べて比較したところ、
フランス語話者の間では、普通の赤いハートの絵文字あるやん。
あれが他の言語話者に比べて4倍多く使われてたやつ。
で、最もベーシックな笑顔絵文字が他の言語では使用頻度のきなみ1位やったんやけど、
フランス語だけはこれが1位じゃなかったみたいな話が出て、
うわ、めっちゃお国から出とるやんって思いながら読んでたよね。
アムールやん。
そう、そうなの、アムールの話。
で、自分の絵文字仕様について考えてて、
ハートって確かに絵文字になってから、結構気軽に使えるようになったなみたいな。
確かに、手紙でハートはラブレターでしか使っちゃダメですみたいなね。
でも、そういう風に変わったなと思って、今回話したいのが、
なあなあ、絵文字でちゃんとコミュニケーションできとる?
という話をしたいなと思ってて、
で、お国から現れてるように、
人によっても結構よく使う絵文字とかちゃうかったりするやん。
スタメンね。
どんな絵文字使ってんのかなっていうのを聞きたいし、
絵文字によるミスコミュニケーションとか出てくんちゃうかなみたいな話をしたいなと思ってて、
絵文字普段結構使う?
結構使う、特に仕事の方が使うかも絵文字は。
そうやんな、俺と姉ちゃんのLINEでやりとりみたいな。
けないもん。
俺結構普段はあんな感じやけど、そっけな絵文字とかないやん、ほぼ。
ないない。
だから何使ってんの普段は、ほんまは。
普段は、一番便利なのはバンザイのやつ。
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ああ、両手がパッてなってて、ピッピッピッピッてなってるやつね。
あれはね、魔法の絵文字で、何を言ってもいい人に見えるっていう。
文末につけとけばOKでしょみたいな、びっくりバーク的な使い方。
お願いしますみたいな感じでできるんでしょ、バンザイでしょ。
使いますね、はい。
あと目がうるうるしてるさ、ピエンの絵文字。
あれは目上の人でも部下的なポジションの人でも可愛くお願いできるっていうのでよく使うでしょ。
で、あとは両手挙げてOKってやってる女の人の絵文字。
ああ、あれはね、俺も使うね。
これってさ、手でOK作ってる文字も同じ意味だとは思うんだけど、
こっちの人のやつ使ったほうが柔らかい感じがする。
あとは、いいねのグッドで読んだとか、100点で偉いとか、
天使の輪っかがついてて笑ってるさ、
やってもうた、終わったみたいな。
ちょっとこう、災害っていうか悲しい出来事を笑いに変えるみたいな感じね。
あの辺が私の絵文字スタメンですね。
だいたいかぶってるけど、俺はうるうるめんねつは使わんのよね。
で、あと俺使うのは涙流して笑ってるやつ。
ああ、でも笑いながら泣いてるやつ?
そうそう、あれは笑いの代わりね。
で、それが傾いてるやつ、もっと笑ってそうなやつ。
45度ぐらい傾いてるやつ、あれは爆笑ね。
はい。細か。
あと、ちょっと微笑んでてほっぺた赤くなって、その周りにハートが飛んでるやつ。
あの絵文字は、いいねぐらい、感謝みたいな。
これ、そんぐらいのライトさ?
で、使ってるね、俺は。
あ、私ね、これね、よっぽど嬉しいみたいな時しか使わんわ、これ。
ああ、そう。ありがとう的な時にもね、俺結構使うね、これ。
で、まあOKやろ。
あとは、両手挙げてるやつはね、勢い。あれ意味ない。
でも使う。
どういう時に使う?勢いって何?
びっくりマークを使うところに使うね。
あの、びっくりマーク、俺はもともとびっくりマークを絵文字代わりに使ってたから、ずっと。
あの、特にびっくり、なんか勢いないところも使って、とりあえずなんかこういい感じを、ポジティブな空気を出す気をとって使ってたから。
とか、まああと拍手、素晴らしいとか、あとあの手合わせてるやつで謝罪するとき、依頼するとき。
あたりが多いから、まあまあほぼほぼかぶってるやけど、
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ちょっと今5時の音楽がかかってる。
あ、そうね。
聞こえてるかな。
同じ街にいるんでね。
っていうのがあって、でまあおもろいなと思うのが、まあだいたいさ、似通ってくるやん。
今たぶん半分以上、60パー70パーぐらいはかぶってるわけやん。
しかも意味的にもほぼほぼ似たような感じで。
これって言語習得に似てるなって思うよ。
ほう、言語習得。
あの、周りの用法を見ながら、なんとなく、
あ、これもちろんね、絵文字自体に笑顔とか泣いてるとかっていうこう基礎的な感情って振られてるけど、
それをどう使うかっていうのって、結局こう、演劇的だなって機能的というか、
他の人はどういうふうに使ってるのかっていうのを見ながら、
自分の伝え方とすり合わせていくみたいなステップが、
俺は少なくともあったから、
それって言語を習得するときに似てるなって思ってね。
いやでも、私さ、日本語しかしゃべらんやん。
まあまあまあ。
そうそう、で、その言語を習得したことがね、日本語しかないわけよ。
うん。
で、第二言語ないから、
あんたさ、仕事のときとかも英語を使うからさ、
英語がチューニングできてきたぞって、どういうときに感じる?
できてきたぞというか、さっき言ってた仮定の話で言うと、
例えばさ、単語によって、同じによってても、
フォーマルな場で使う固い言葉とさ、カジュアルな場で使う柔らかい言葉があったりして、
一応辞書にもさ、これは固めとか、フォーマルとかインフォーマルとか書いてあったりするんやけど、
まあ結局実際使わんとなんともわからんわけよ。
で、その場面に遭遇して、
あ、この人、例えば英語が他社であろう人とか、英語が母国語である人の話してるのを聞いてて、
あ、こういうときにこっち使うんやなとかっていうのを、
例えば留学してた時とか大学生の時とか、
なんとなくデータを意識的にも無意識的にも集めてたような感じで、
まあそうしていくうちにケーススタディを自分の頭の中に積み上がっていくっていうのが、
まあその基礎的な文法とか以外のそういうニュアンスを覚える上では大事やったなっていう風に覚えてるね。
なんかこう、言葉を聞こなすみたいな感じね。
そうそうそうそう、本当にそのオケージョンに応じて、
TPOに合わせてどの言葉を使うかみたいな話で、
でもそれってなんかこう、
まあある種普遍的でもあるんやけど、そうじゃないパターンのことかもあったりして、
例えば、病気のシックっていう英単語あるよね、SICK。
で、これ自称的には病気なわけ、体調悪いなんやけど、
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かっこいいみたいな俗語の意味もあるよね。
まあやばいみたいな感じかな、言ったら。
でもこれって若者言葉で、かつちょっとこうストリート的な文脈、ストリートカルチャーっぽいところで使われるから、
たぶん今の俺がかっこいいという意味でSICK使うと、
まあちょっとこいつ、
ちょっと痛いなみたいな。
ちょっと若づけんな、落ち着きないなみたいな感じになるんよ。
なるほどね、すごいイメージできた日本語もあるね、それは。
あるやん、そういうの。
確かに、なんか昔さ、ニーヨってさ、あのミュージシャンもSO SICKって曲出してたけど、
あれはなんかうんざり、うんざりだみたいな意味なんだね、確かに。
なんかこのチューニングしていく感じが、なんか若者って世代もそうだけど、
じゃあこの人にタメ語でいくのか、敬語で通すかみたいな、
なんかその、なんていうの、引き合いというかさ、調整するときの感じと似てる気がする。
そういう意味で言うと、俺はさっきさ、あのウルウルしてる絵文字使わんって言ったやん。
あれはちょっとね、可愛すぎるんよ。
から使いづらくて、なんかこれは本当に俺の中でないけど、
女性もしくは若者が使う絵文字っていうイメージだね。
で、オーバーさって言うの、俺はギャグじゃないと使いづらいんだよね。
だからゼロではないよ。でも使うこともあるんやけど、
そういうときって、なんかこうオーバーに可愛く振る舞ってさ、
友達に今日飲みに行こうよ、ピエンみたいにつけてて、
明らかに俺もふざけてますよっていうシグナルを出してるし、
同年代の友達だったら、こいつふざけてんなっていう暗黙の了解がある場でしか使わん。
このピエンの後になんちゃってがついてるわけ。
そうそうそうそう、なんちゃってが入ってる。
そっか、それあんまり考えたことなかったんやけど、
私このピエンの絵文字めちゃくちゃ使うんよね。
でも、たぶんなんちゃってはついてるわ。
やっぱり?
でもなんか、この空気を柔らかくするというか、
こいつしょうがねえなみたいな空気になるから、
まさにそれ。
けど、これ若者はなんちゃってがついてないってこと?
気がするんよね、俺の観測上は。
もうちょっとね、そんなに二重三重の意味は込めてない気がするんよ。
そう、これどういう気持ちで使ってるのか聞いてみたいね。
確かに、しかもさ、最近絵文字がアップデートされたやん。
ピエンの光景器みたいなのできたの知ってる?
知らん。
どう変わるのがすごいから。
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ピエンの目の下にちょっと涙溜まってて、
口がちょっとだけ微笑んでるのよ。
笑ってんの?
ちょっと笑ってんのよ。
難しい。
あれね、どういう風に使われる?
もうすでに何回か使ってみたんだけど、
まだしっくりくる用法がね、自分の中でできてなくて。
そう、だからピエンの光景器と、
あとなんか顔が溶けてるやつとか、
なんか輪郭が点線のやつとかね。
あるね、輪郭が点線のやつあるね。
地味に増えてるから、
あれがみんなのスタメンに入ってくるかどうかすぐ気になるね。
それちょっと確かに気になるところではあるし、
ちょっと聞きたいね、ほんまに。
どう使ってんのっていう、どういう意味を込めてっていうのは聞きになるから、
ちょっと同居人の若い男の子に聞いとくわ。
いや、そうだね。
あんまりね、日の出の子はね、
ちょっとなんかそんなにうちらと変わんないような気がする。
なるほどね。
いや、そう、だからそのね、
ちょっとこう、
相手がどういう意味をそこに込めてるのかっていうのって、
なんかちょっと、
人にもよるし、
オケーションにもよるから、
そこでミスコミュニケーションが生まれちゃうのというのも感じつつも、
便利さもね、やっぱ、
あるよ。
あるなと思ってて、
で、なんか俺、
今さ、普段使ってるコーワーキングスペースの日の出のさ、
スラックのグループに入れてもらったやん。
うんうん。
結構みんな絵文字使うなっていう空気を感じとって、
俺も普段よりも、
5割増しぐらいで使ってるよ。
結構増しとるね。
俺普段ほぼ使わんから。
だからなんか、
そういう文化があそこにあるのかなっていうのがあったのか考えてたんやけど、
そうなの?
そうね、なんか別に、
ルールがあるわけではないよ、日の出のスラックに関しては。
けど、
なんだろうな、その、
気持ちがあることで、
文字だけじゃない情報が伝わるじゃない?
うん。
だからなんか、怒ってないですよとか、
こういう気持ちですよっていうのが伝わりやすいから、
気持ちの安全性は高まるのかなって思ってて、
うんうん。
それにもつながるんだけど、
最近ね、会社のミッションビジョンバリュー作ったじゃない?
で、バリューって行動指針みたいなものだから、
できるだけみんなの中に定着させたいわけよ。
で、その中で、
ワークウィズユーってね、競争を楽しむ、
共に作るのを楽しむっていうバリューがあるんだけど、
それをどうやったら定着するかなって思って、
一個ルールを作ったよね。
ほう。
で、それが、スラックの投稿の中に、
よっぽどのことがない限りは、
エクスクラメーションマークか絵文字を一つ、
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最低入れてくださいっていうルール。
ああ、それルール化したな。
そうそうそうそう。
でもぶっちゃけ私もさ、プライベートってほとんど、
絵文字使わないし、
なんなら文末の○も使わないんだけど、
会社になると、
○で終わらせるテキストコミュニケーションって、
受け取り手の受け取り方の幅があるような気がして。
ああ、なるほどね。
俺めちゃくちゃ○使うんよね、普段でも。
あ、ほんと?スタンダードの時も?
スタンダードの時は英語が多いからあれやけど、
でも友達とのLINEやりとりとかも、
○、結構苦闘点ちゃんと打つね。
これはちょっと気にしてるというか、
職業病とまだ言わんけど、
そういうとこがあると思うんやけど、
だから、基本それが多いけど、
社内ルール的な意味で言うと、
今メインでやってるスタンダードのメンバーの中だと、
文章はすべて肯定的に取ろうっていう柔らかいルールがあるよね。
さっきお姉ちゃんが言ってた、
○、もしくは英語のperiodだと解釈の余地があるから、
基本的にすべては、
ニュートラルもしくはポジティブであるというふうに考えようっていうふうなことを、
ちゃんと名文化はしてないけど、話はしてるんよ。
だから直接的にはっきりと注意されたりだとか、
何か自分がやったことに対して文句を言われない限りは、
自分を非難するようなコミュニケーションをされてないという前提に立とうというふうなルールで、
めちゃくちゃ性善説に立っとる。
これは結構個人に負荷がかかるルールではあるなとは思う。
お姉ちゃんが最近導入したルールに比べるとね。
なんかさ、スタンダードにどういう人が集まってるのか知らんけどさ、
人によってやっぱりちょっと気にする人とかだとさ、
あれ、この人怒ってんのかなとか、
この人って批判してるのかなどうかなっていう相談とかない?
同僚から。
俺が受ける立場ということはないな。
ないんやけど、俺はね、それで話をしたことあるね。
なんか一人と、その人は結構ぶっきらぼうに物を言う人で、
なんかちょっと嫌やなっていうことがあったから、
社長にまず山高校こういうので、
こういう連絡をされると嫌なんやけどどうぼう?みたいな話をしたら、
まあ確かにこれは総取れるし、直したほうがいいねっていう話になって、
2人で話したらっていうようなことになって、
本人とこういうことをあなたが書くと、
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俺はこう感じるんだよっていう、
文章と自分の俺の感情の対応関係に伝えて、
だから辞めてほしいんだよねとかこうしてほしいんだよねみたいな話をして、
直してもらったことはある。
やっぱなんかそういうのはあるわね。
だからそういう意味でそれを未然に防ぐためのルールなわけやん。
たぶんお姉ちゃんのビックリバンク入れるとかエモチ入れるっていうのは。
だからそれはははははってなる。
やっぱなんかまあ私もそういう社長がこうしたらって言ってるのと同じような、
個人で対応することがこれまでほとんどだったんだけど、
もともとそんなに起こることではないんだけどね。
ただなんかわざわざ小さいことで誤解を生むのって、
あんまり生産的じゃないって言うとあれだけど、
もっと他に悩めるところある気がするから、
まあなんかその予防策として作った。
これちなみにさ、
なんかめんどくさいから嫌なんですけどみたいな人もあった。
でもね、これは嫌ですって言う人はいなかったね。
そうなんだ。
けどなんか自分は普段あんまり絵文字なくても気にしないけど、
まあこういう感じでやりあってたら、
喧嘩してるように見える気はしますねって言ってたから、
ああ、冷静だね。
そうなんやっつって。
ちょっと怖いから一個つけてくれっつって。
いやそれ結構、特に今の実行ここ2年ぐらいさ、
大事なことではあるなと思う。
対面だとさ、声色とかさ、イントネーションとか顔とかでさ、
相手の伝えようとしてることってわかるけど、
テキストだとね、まあそれがないから、
そこを加えるという意味ではね。
そうそう。
特にうちもそうだし、スタンダードもそうだと思うけど、
リモートの組織がさ、当たり前になりつつあるじゃない。
で、なんかこれまでのメールと違って、
このスラックとかチャットワークでこう会話するのって、
もうコミュニケーション、会話じゃん。
そうね、短いしね。
だからやっぱりそうそう、なんかテキストだと伝わりきれてないものがあるから、
絵文字とかそのエクスクラベーションマークで温度を揃えると、
なんか本当に指摘したいときとかに、
その温度感の違いがわかるから、
なんか絵文字は便利やなと思うね。
なんかそれでさ、ミスコミュニケーションがあるとかっていうのもないよね。
もうほぼみんなある程度使う絵文字は共通してる感じ。
そうだね、そうだね。
そうそう、で、絵文字の中にないときにはスラックのスタンプを作るね。
スタンプは便利よな。
便利便利。あれもメールにも搭載してほしい。
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変身せんでもいいからね。
そうそうそうそう。
あれはなんかこうあって助かるなと思う。
本当に本当に。
そのね、さっき言ってたミスコミュニケーションの話で、
俺が気になってるのはさ、
最近よく聞くおじさん公文に出てくる絵文字とか顔文字の話でさ、
心配してたよのやつね。
そうそうそうそう。
よはカタカナのやつとか、
あと、顔文字もさ、最近使うと減ったやん。
なんかその分顔文字はおじさんみたいな概念上のね、
おじさんみたいな風潮を感じてて、
いつからそうだったんかなっていうのはね、結構気になるよね。
えっとね、私が覚えてるのは、
私結構ね、ソフトバンク一筋というか、
初めて持った携帯Jフォン、
その後ボーダフォンで、今ソフトバンクなんだけど、
めっちゃロイヤルな顧客やもん。
でなんか、高校生の時に初めてJフォンでカラーの絵文字が出た記憶があるんよね。
でドコモは単色でちょっとドット絵みたいな絵文字だったんやけど、
当時はなんかそのテキストと絵文字が、Jフォンはなんかね、すごいギャップがあったよね。
テキストあって絵あってみたいな感じだったから、
馴染んでなかったな。
そうそう、だからね、ドコモの絵文字がめちゃくちゃ羨ましかったっていう記憶があります。
あー、俺、まあうちがさ、家族でボーダフォンやったやん、家族割りみたいなやつだったから。
俺高校生で初めて携帯持って、もうその時は絵文字はあったね、確かに。
で、まあまあちょこちょこ使ってたかなぐらいやな。
うんうんうん。
だからあの時は結構絵文字と顔文字半々ぐらいやった気がするな。
顔文字全然使っとったよな。
全然使ってた。
ね。
でもいつの間にか使うからな。
そうそう、なんか今よくさ、そのおじさんが使ってる絵文字、あ、絵文字じゃない顔文字の代表でさ、
なんか、俺、俺みたいな、自分に指差しててさ、たらーんってなってるやつとかさ、
目が上の棒で三角の口で、ちょっと顔幅広いみたいな顔文字あるやん。
めちゃめちゃ説明難しいな、顔文字の。
なんかあれ、あれも使ってたような気がする。
そうよな。
なんか、うん、焦ってる風な顔文字を使った記憶は確かにあるよね。
そう。
で、なんか私今日この話しようってなって、
24:00
あの、昨日ね、ちょうど読み終わった本があって、
あの、後ろめたさの人類学っていうね、本もね、めっちゃ面白くて一気に読んだんですよ。
松村圭一郎さん。
松村圭一郎さん。
はいはいはい。
で、この人の本の中に、構築主義っていう考え方がね、出てきて、
でもなんかジェンダーが一番わかりやすい例えなんだけど、
男性は生まれた時から男らしさを持ってるわけではないと。
社会の制度とか習慣によって男らしさを身につけるから、
男らしさは社会的に構築されてきたんだって考える方法になって。
だからなんか要は、個人の行動によって当たり前ができてくるっていうことだと思ったけど、
で、おじさんの顔文字って本人はそう思ってないかもしれないんだけど、
周りから見ると、この絵文字まだ使ってるとか、この顔文字まだ使ってるって、
周りの人がグルーピングした感じ?
その取り残されたカテゴリーが、おじさんの絵文字になってるっていう感じなのかなって、
昨日その本を読みながら思ってた。
いや、そうだと思うな。
なんか、かつ本人たちが気づいてるのか気づいてないのかわからないけど、
言ったら俺らが高校生とか中学生ぐらいの時の文化をそのまま引きずっているが、
ゆえに現在の若者から見ると古いっていうふうに見られちゃうっていう話だと思うから、
そういう意味でも、ほんま言葉よ。
そうそう。
それがまた見える形であるから、カテゴライズしやすいなって思ってて、
後ろめださんの人類学の中でエチオピアのフィールドワークの話が出てるんだけど、
エチオピアって1日に5回も6回も近所の人とコーヒー飲むんだって。
飲むんだけど、喧嘩すると呼ばれなくなったりするらしいのよ。
仲間勢にされる。
でも、いつの間にかまた入ってたりするから、近所の人って誰が一緒にコーヒー飲んでるか知ってて、
一緒にコーヒーを飲むことが公的に親密な関係として可視化されてるのよ。
あいつとあいつが仲良いのねっていうのをコーヒー飲んでる姿から理解できる。
そうそう。
それがきっとコーヒーを飲むっていう行動だったり、使う絵文字だったり、
ないしはメイク、最近ピエン系っていう言葉を私は初めて知ったんだけど、
ピエン系とか、あとは東横界隈とか、
住んでる場所とか、たむろしてる場所によって構築されていくっていうのは、
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なるほどなーって思ったんだよね。
そういう意味だとね、俺はね、最近めちゃくちゃね、言語のおっさん化を感じてて。
自分が?
そう。
俺なんかね、言葉に関しては結構保守的というか、権威主義的やなって、
嫌やなって自分でいつも思うんやけど、
感情の名詞形でさ、なんとかみ?
嬉しみとか。
そう。
わかりみとかね。
そう、ピエンもそうやけどさ、
あとなんとかかんとかするまん。
はいはいはい。
っていうのをね、使えるのよね。
うんうん。
なんか、うーんみたいな。
うーんちょっと、俺が言うのが気持ち悪い。
キツイな。
自分、メタ認識的なものかもしれんけど、
使ってる自分を見て鳥肌立つというか、
っていう感じがあるんやけど、
でもさっきの顔文字の話でいうと、
今、俺が普通に使ってる絵文字とか、
今、もっと10個ぐらい下の子たちが使ってる絵文字とかもさ、
そのまんま使っていくと、きっと今の顔文字みたいな扱いになる可能性があるわけよね。
そうね、そうね。
ってな、考えるとまあ、
自然の断りというか、しょうがないのかなって感じもなくはないよね。
いやー、でもなんかこの変化をさ、知らないというか、
きっとね、このピエンの絵文字がいつかどこかで、
全く違う文脈で使われる可能性もあると思うのよ。
あるね。
で、なんかその変化についていけないってことは、
話せる人が減るってことじゃない?
まあ、その使える言語が減ってるっていうようなことやもんね。
そうそう。
だから、なんか私もエモいとかね、
一時期めちゃくちゃみんな使ってたから、
何回か使ってみたけど、
しっくりこなくて使わなくなっちゃったんだけど、
なんか、味見はしたいなって思って。
エモい、難しいよね。
なんかもう、この議論ってエモいの話ってしつくされてる感もあるけど、
なんか、俺最初見たときさ、
いや、ノスタルジアやん、それって思っちゃって、
なんか、そこに新しい語彙当てる必要あるみたいな気がしてたんやけど、
でも、おそらく違う語彙を当ててるのであるから、
何か違いがあるのだろう。
しかし、自分は使いたくないみたいな、
すごい相反する感情を持ってた。
なんか、このエモいがノスタルジアって表せるのは、
まあ、私も同感なんだけど、
多分、それって8割ぐらいな気がするよね、エモいの中の。
なるほどね。
でも、なんか、私結構残りの2割が大事な気がしてて、
なんか、そこに話しての環境とか、
置かれた感情とかが詰まってる気がするから、
30:04
大枠のこういう方向性っていうのはわかるけど、
じゃあ、なんか、もっと具体的にはどう感じたのかみたいなのは、
実際に使ってる人に話を聞いてみたいし、
理解することを諦めずに聞いてみたいなっていうのと、
なんか、このエモいとかピエンって響きがかわいいやん。
まあまあ、キャッチやしね。
なんか、私ね、それがちょっと危うさを感じるなって思ってて、
なんか、エモいはまだポジティブに使われるからあれやけど、
なんか、ピエンの裏側には寂しいとか焦りとか悲しいとかがありそうな気がしてて。
その愛想笑いみたいな。
そう、なんか、なんちゃって、やっぱりなんちゃってに聞く。
あー、その外に対する仮面みたいな感じに見えるってことね。
そうそうそうそう、なんか涙出ちゃうなんちゃってみたいな。
あー、でも真剣に心配しないでねみたいな。
そうそうそうそう、でも実は結構真剣ですみたいな。
で、なんかそこに使う言葉の距離があるのかもしれない。
もしかしたらこう、考えすぎなのかもしれない。
考えすぎなのかもしれないけど、実際どうなんて聞いてみたい。
そこって確かになんか、どこまで普段使ってる人がちゃんと正確に言語化できるかっていうのはまたちょっとよくわからんよね。
そうね。
なんか言ったらさ、俺もやばいとか高校生とか大学生くらいから使っててさ、
やばいもすごい意味の広がりがある語彙で、それを一個一個ちゃんと自分の中で理解して使ってるかずっと怪しいから、
そこはね、確かにちょっとこう、同じ時間を過ごすことでしか見えないものっていうのは、
確かにさっきのね、松村啓一夫さんの文化人類学的なフィールドワークみたいな話になっちゃうけど、
だからやっぱ同じ言ったらもはや言語グループにいるかいないか。
で、俺はエモいをノスタルジアっていう風に捉えちゃってるけど、もしかしたら俺が持ってない感情とか、
体験してないものがそこにはあって、それを表すための言葉かもしれんっていう可能性は確かにあるよな。
ちょっとしばらくね、田舎でぬくぬくっとしてるから、都会の若者と喋りたいね。都会の10代の若者と喋りたい。
そうね、なんかそういう回やってほしいな。
なんかいろいろ聞きたいもんね。
33:00
ね、ね。
ちょっとそれは。
いやー確かにね、次の受講生でなんかめちゃくちゃシティーな子来ないかな。
ね、なんかそういうすげー若い人いったらめちゃめちゃ質問責めにしたいもん。
ちょっと来たら教えるね。
はい。
じゃあ今週はこんなところで。
はーい。
はーい。
このポッドキャストでは、姉のあさみ、弟のあつせいの質問も大歓迎しています。
概要欄のお便りフォームからご連絡いただければ、次回以降にご紹介や題材の参考にさせていただきますということで。
ほんではまた次回。
はい、じゃあねー。
はい、じゃあねー。
ばいばーい。
ばいばーい。