2023-12-26 20:25

篠原 好孝 Vpon JAPAN(株)代表取締役社長

VPON JAPANは、2014年に日本での事業を開始、台湾を中心としたアジアからの訪日外国人向けのインバウンドソリューションと、日本企業向けのアウトバウンドソリューションとして、データプラットフォーム、それに伴う様々なツールを提供しています。コロナ禍の訪日観光客がいなくなった時期をプロダクト強化の時期に充て、更に強化されたクール・ジャパンDXソリューションとして、双方向型のデジタルマーケティングを展開。新たなエコシステムの構築とムーブメントを起こしていく、その強い志を語って頂きました。

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Location Weekly Japan、今週はVponの篠原さんに来ていただきました。よろしくお願いします。
お願いします。こんにちは。
では、Vponと篠原さんのご紹介をお願いします。
はい、Vpon篠原と申します。よろしくお願いいたします。
私は年齢としては、もう今年44になりまして、社会人としてはもう20年以上やってきているんですけども、
もともと新卒でいるVMHのVponというところに就職しまして、3年弱仕事をしていてですね、その時にマッキン勢と仕事をする機会があって、
彼らの仕事の仕方だったりとか、コンサル的な戦略的思考というところにすごく見せられて、
その当時Vponの中でやったプロジェクトを少しサービス化して、外部的に展開できないかというアイディアを持ってですね、
そのマッキン勢の友達と一緒に会社を起こしたというのが、25の秋の時ですかね。
そこからいくつか会社を立ち上げたりとか、スピンアウトしながら、
海外の会社の日本法人の立ち上げみたいなところをいくつかですね、事業開発と手伝わせてもらったりしながら、
9年前ですね、2014年の8月に台湾発祥のVponという会社の日本法人を2014年に立ち上げてですね、今に至るという経歴でございます。
Vponについては今日のテーマでもあると思うんですけども、位置情報を多分に保有する、
アジアの中で保有するデータ企業として、今日本で9年ほど営業を展開している会社でございます。
主には外国から日本に来る、日外国人向けのターゲティングの広告の配信だったりとか、
その海外から日本に来る外国人が普段海外現地でどういう生活をしていたりとか、
どういう生活思考、趣味思考、行動属性を持っているかということが、我々が保有しているデータから見えてくるので、
そういったデータ分析のツールだったり、分析した結果だったりを、
そういう海外需要の獲得に使いたいと考えていらっしゃる民間企業さんとか、
観光協会さんとか自治体さんとかにソリューションを提供するということを成り具合にしている会社でございます。
一方で海外需要を変えたくないので、インバウンドだけではなくて、海外にサービスを展開したい、
かなりいろんな会社さんが出てきていらっしゃると思うんですけど、海外にサービスをチャレンジしたいというときに、
海外現地のデータを活用して、マーケティングのリサーチだったりとか、各種マーケティング、
特にデジタルマーケティングのソリューションを支援させていただいて、海外展開をブーストする、
DXしていくというところのソリューションを提供しているというのがVUFONでございます。
直近では、やはりコロナ禍3年間ありましたので、なかなかインバウンド需要のところは影を潜めていたんですけれども、
ようやく渡航が解禁されて1年弱経ちますけれども、かなり本日外国人の数自体も戻ってきていますし、
そこに向けてしっかりとアジアの観光客、欧米の観光客を取り込みたいと考えていらっしゃる方々に対しては、
かなり今ソリューションを提供できている状態で、かつやはりインバウンドの裾野を広げていく上では、
海外にもっともっと日本のプロダクトとか文化そのものを情報発信していってですね、
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海外現地で日本のファンをたくさん作っていく。この活動そのものはクールジャパンというふうに言われていて、
我々もクールジャパンDXサミットというものでそういったムーブメントを作っていますけど、
どんどん海外の日本のファンをとにかく増やしていく。そのときに足りないのがやはり情報発信のツールだったりとか、
情報発信の仕方、そういったものをデジタル化していきながら、いわゆるDXですね、そういったものは官民連携で、
与国支連携で図っていきながら、最終的にはその裾野が広がった状態からインバウンドをもっと仕込んでいって、
6千万人、1億人という形で韓国一国を目指していくという、これは国が描いている姿なので、
そこにコミットできるように我々も動いているという形です。なので、インバウンドというイメージ、
VIPONという会社のソリューションではインバウンドというイメージで非常に強くですね、
コロナ前はもう完全にマーケティング上はインバウンド、インバウンドと言ってきたんですけども、
一方で結構海外展開、いわゆるアウトバウンド、モノのアウトバウンド、脳水の輸出だったりとか、
その辺りもかなり多くソリューションとしては持っておりまして、実績も積み上げてきているというところですね。
そういった動きもあって、2020年の9月にプールジャパン機構さんから20数億円の資金除奪をすることができまして、
引き続きアウトバウンド、海外展開のところ、そこからつなげるインバウンド、観光振興というところを
デジタルの側面で支援していくということでやらせていただいているのがVIPONでございます。
会社紹介としては一旦そんなところでしょうか。
そうですね、聞くことがあんまりないぐらいパーフェクトな会社紹介ありがとうございます。
どうでしょう、せっかくなのであれですよね。
もともとVIPONさんと知り合ったのはもちろんコロナ前ではあったんですけれども、どうでしたコロナ中。
大変でしたね。やっぱり事業体で営利団体ですし、利益を追求していくということは継続してやっていかなければいけないものの、
申し上げたとおり、コロナ前は完全にマーケティング戦略上日本事業というのはインバウンド一変等でやってきましたので、
ただそもそも2014年に立ち上げた時は実は海外展開の支援のところが発端としてあったんですけど、
すぐその後に東京オリンピックが決まって、まだインバウンドという言葉がないぐらいの時から、
多分観光客もっともっと増えてくるようなという予測はしていたんですよね。
そこでやはり海外も全世界で海外観光客と取り合いになっているので、
やっぱり的確な情報を現地に届ける。来てくれた方々にしっかり旅中で情報を届けるということをデジタルでやっていかないと増えていかないだろうなと。
大西学寺に増えていかないだろうなとあったので、まだインバウンドとか観光の中でのインバウンドということで、
情報発信をデジタルでするっていうことがあんまりない時からデジタルでインバウンド観光客に報告を当てましょうとか、
データを見てみましょうなことを言い続けてきて5年間やってきたので、その反動っていうのは非常に大きかったというか、
2020年実際に人が動かなくなった時に、当然1回事業は9割減。売上ベースでは9割減で大変でした。
ただ運良くというか、我々の活動を評価いただいてクールジャパン機構さんからその同じ2020年に資金調達することができたので、
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一旦手前のキャッシュで経営ができなくなるということはなくなったんですけれども、
ただやはり事業を継続的に作っていかなければいけないし、我々がやったことはやはりインバウンドだけではなく、
もともとその事業を始めたときの最初のアウトバウンド、海外展開の支援というところをもう1回引っ張り出して、
特に日本の企業さんとかで海外展開チャレンジするときに最初のマイルストーンというかファーストステップで、
結構台湾とか新立で距離的にも近くて、割と成功体験が過去にあるようなマーケットをやっぱりチョイスすると思うんですけど、
台湾ってそういうマーケットではあるので、台湾に対して事業展開を図りたい場合にはVuiponというDX支援の会社を使ってくださいというような
マーケティングをコロナ禍はして、同時にクールジャパンさんからも資金調達ができたので、クールジャパン、いわゆる海外展開とそこから先のインバウンド、
どちらもやるのがVuiponですよというメッセージを一気にガラッと変えて、そこで今に至るというような感じですね。
なるほど。2014年にVuiponを立ち上げられた時って、おっしゃってた通りインバウンドという言葉もなかったですし、
多分観光客ってそんなにいなかったんですよね、10年前って。
そうですね。2000年代の後半ぐらいに、いわゆる小泉政権の時代からビジットジャパンプログラムといって、
オンリジ観光客を増やしていこうという取り組みが始まっていて、そこから安倍さんに代わってかなり政策としても進み始めていて、
増えてはいたんですけど、あんまりメディアとかでも取り上げられる機会がなかった。
ただ一気に東京オリンピックが決まって、その機運がすごく高まって、みんなで外国人をおもてなしでお迎えしていこうみたいな機運が醸成されていったので、
そこにうまく乗れたのはあったかなと思います。
VIPON JAPANが立ち上げられたのは東京オリンピックを決まった後ですか?
決まった年か決まったそのちょっと後だと思いますね。
まあまあ、でも今みたいに何千万人来ている世界ではない中で、
全然です、全然です。
1千万人もいなかったんですか?
もともと申し上げた通り、海外展開で特にアジアかつ台湾とか香港に事業展開する時にはVIPONを使ってねっていうことを代理店だったりとか、
それまでの関係地で構築したお客様とかパートナーには言ってたんですね、立ち上げた時に。
VIPON JAPAN立ち上げた時に言っていて、それはなんでそうしたかっていうと、
別にVIPONというプロダクトはFacebookでもGoogleでもAmazonでもAppleでもなく、非常にたくさんあるプロダクトプレーヤーの中の一つに過ぎなくて、
このプロダクトでその全方位で日本に入っていくっていうことに非常に懐疑的で、最初始める時に絶対勝てないだろうなと。
でも唯一海外展開を志向してて、ピンポイントで台湾とかアジアとかっていうお客さんに対してだったら一定のニーズとして使ってもらえる要素があるだろうなっていう、
本当にそのランチスターというかリッチ戦略ですよね。
勝てる領域でまずステップインするっていうことは最初から立ち上げる時から考えていたので、
それやった時に多分必然だったと思います。
インバウンドという波が来る時に、そういう外国人に対してターゲティングできますっていうメッセージは結構必然ですんなりと取り入れることができたのかなと思ってます。
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それでコロナ禍を経て今強く戻ってこられたっていうような感じなのかなと思いますけれども、
どうなんですかね、今戻ってきたというよりオーバーツービスムっていう言葉が出るぐらい、
たくさん特定の場所に人が来ちゃってっていうような課題もあるのかなと思うんですけど、その辺はいかがでした?
やっぱりそうですよね。せっかくもう2019年水準にほぼほぼ戻ってきた。
差分は中国人が全然まだまだ来ていないっていうぐらいで、それ以外はほとんど100%水準に戻っていて、
人数だけ見れば戻ってきてはいるんですけど、まだまだ特定の地域に偏っている。
2019年にもあったオーバーツービスムっていうところは引き続き起きていて、
これある意味まだ仕方ない側面は、直行便がまだまだ地方に就航していない、
1回泊まってしまった直行便が戻っていないっていうことだったりとか、
当然主要空港である成田、羽田、関区、新千歳、それから那覇、この辺りが中心になるので、
まずそこに集積してしまうことはしょうがないと思いますね。
そこから徐々に地方に分散されていけば、地方空港も戻ってくると思って、
そこからが実際にしっかりリピーターに対して高付加価値な旅行体験を提供できるかどうかが、
地方への誘客の鍵を握っていると思いますし、
そこは本当に観光DXって去年ぐらいからかなり言われてますけど、そこの腕のお店どころなのかなと思います。
市場としてはインバウンドにしてもアウトバウンドにしても、台湾が中心っていう感じなんですかね。
我々のサービスとしては台湾で始まったので、VIPONという会社が、台湾というイメージはもともと強かったんですけど、
そこから香港に広げ、東アジア全域、それからアジア全域に対して、今データのカバレッジも拡大できているので、
他の台湾以外の地域も基本遜色なく同様の、同質なレベルのソリューションを提供することは可能です。
そうですかね。台湾という都心地っていうイメージが、私半年ぐらい台湾に住んでたことがあるので、台湾市として理解はしているんです。
他の国に行ってイメージ違うんですかね。
結構、タイとかも私だいぶ行ってたんで、日本に旅行するみたいなのがすごく身近な一つの集合楽みたいな感じでアピールされていたなぁと思いつつ、
やっぱり各国違う感じなんですか。
やっぱり違いますよね。求めている旅行体験も全く国によって違いますし、滞在期間とか滞在した時の消費額とかを見ていくと、
やっぱり求めている旅行に対する、日本に対する期待っていうのは違うんだなと思いますし、東南アジアなんかは、アジア全体そうなんですけど、特に東南アジアなんかは、
特にやっぱり日本の今このシーズンだと雪ですよね。全くその海外現地で雪に触れる体験、降っている環境に置くことがないので、
それをやっぱり見に行きたいっていうような欲求はやっぱり強いのかなと思いますし、
この間札幌に出張してたんですけど、札幌もそうですし、小樽もそうですけど、
僕らにとっては当たり前なんですけど、雪が降っているっていう非日常が本当に嬉しいんだなっていう、そういう顔なんですね。旅行者が。
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僕からするともう道路が凍っちゃってて滑りそうで嫌だなみたいな感じが。
彼らからするとそういうことがもう本当にスペシャルなので、特にリピーターで慣れている方であればあるほど、
なかなか行かないようなところで、僕もこの間小樽まで行ったんですけど、結構見かけでも7割ぐらい、メイン通りがあるんですけど、
7割ぐらい外国人で、その中でもやっぱり7、8割はアジアの方々。結構東南アジアの方も目立つみたいな。
そういうその瞬間を見るとすごく僕も嬉しくて、こんなことで喜んでもらえるんだみたいな。
だから地方遊客の限って、やっぱりそういう何でもないような観光資源が、彼らにとってはいい日常、スペシャルな旅行体験につながるので、
そういったことをしっかりと情報発信していく。でもなかなか伝わらないので、どうメッセージするかっていうことは、やっぱり観光地は特に洗練されたマーケティングのデザインがやっぱり必要なんじゃないかなって感じましたね。
ちょっとせっかくなんでアウトバウンドの話も教えてください。
各社、なんでしょう、Viconさんのサービスを使った時に、先ほど各地域の分析をViconさんがお持ちのデータで行えるという話はあったと思うんですけど、
具体的にはそのマーケティング施策みたいなところまで全部アレンジされるんですか?
そうですね。一気通貫で結構出口の施策のところまで担当させていただくケースもありますし、
純粋に例えばリテールのお送りのお客様であれば、クライアントさんであれば、海外、例えば台湾に対して出展をしたいというところで、
今日も位置情報という、ABMAさん、位置情報というところのテーマではあると思うんで、
実際に台湾でのユーザーの位置情報ですね、生活者の位置情報を拾って、どこにその証券の可能性があるのかとか、
どこに出展することで競合との差別化を図るのかとか、やっぱりその地域ごとに消費動向とか変わってくるので、
ここに住んでいる方はどのあたりまで証券を見据えることができて、どこに出展すると一番効率的なのかみたいなことを予測するというか、
仮説立てのヒントにしてもらうために、そういう位置情報とか、そういう位置情報を可視化したツールを提供して使っていただくみたいなことが結構メインだったりしますね。
非常にそれが分かりやすい事例で、直近でも日本でもすごく有名な、どこにでもあるようなチェーン店、お売りのお店で、
アジアでも結構出展加速しているところですね。インバウンドでも大人気のお売り店っていくつかあると思うんですけど、
そのうちの一つがやっぱり台湾でもっと出展を加速したいということで、われわれの位置情報だったりそういったツールを使っていただいて、
的確な出展戦略にご利用いただいているというのがあったりします。
クールジャパンにスタミンと結構中心的に一番それが動かれていると思うんですけど、盛り上げますか?
盛り上げたいですね。クールジャパンという言葉は、よくも悪くも目立つ言葉で、
クールジャパン機構から出資されているから別にクールジャパンという冠にしているわけではないんですけど、
クールジャパンと聞けば、いいイメージも悪いイメージもすぐにそう聞いただけるんですよ。
まず、フォアコンって思われていたり、税金の無駄遣いだみたいな、クールジャパン機構の運用実績の悪さがすごくメディアに取り上げられるので、
こんなものやめちまえみたいなことも思われるんですけど、一方でやっぱり海外需要を開拓するということを一言で表したときに
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クールジャパンって言ってるだけであって、クールジャパン自体そのものが悪いわけではなく、
日本経済全体がシュリンクしていて内需が絞んでいく中では、
絞んでいく部分を少なくともカバーできるぐらいの潜在的な経済的な事業機械というか経済機械って絶対あると思ってるんですね。
僕が簡単に試算したとこでも2030年ぐらいまでに50兆円ぐらいの市場規模がこのクールジャパン産業にあると思ってまして、
クールジャパン産業っていうのは海外に物を輸出していたりとか海外に展開していくところと、あとはインバウンドの消費ですよね。
こっちのインバウンド消費は15兆から20兆円ぐらいいくと思ってますし、
それ以上にもっともっと30兆円40兆円ぐらいの規模の事業機械を作れるのが本来アウトバウンドだと思ってますんで、
そこをしっかりと盛り上げていきましょうよっていうところと、それを盛り上げるためにはいくつか課題があって、
一番大きいのは温度を取る人がいないという日本特有の社会的な現象だったりとか、
一番温度を取る人がなかなかいない。
経産省、農水省、内閣府、いろんなところが関わってるんですけど、
誰も五口連携で進めようとしないっていう構造的な課題があるのと、
あとはデジタル化がもう圧倒的に他国に比べて遅れてるっていうことですね。
だからそこの二つをクリアするために誰かが温度肩振り役をやろうということで、
ある意味空気を読まなくても何とかやっていける民間の会社が何か小さいムーブメントでも起こせれば、
ちょっと企業に高まっていくんじゃないかなってことでやってます。
ただそのムーブメントに対してかなりいろんな地方省庁、実際もそうですけど、
民間企業さんも賛同いただいて、かなりの方に講演に回っていただいたり、
協賛いただいたり、過去2回してきてますので、また来年2024年も実施予定なんですけど、
そういったことに興味関心のある方々と一緒にこの動きを作っていければなというふうに思ってます。
クールジャパンって聞くとアニメかなとか、さっき少しお話しあったような、
人気の高売り、外国人の人が来るようなコーヒー店とかドラッグストアとか、
そういったところなのかなと思うんですけど、
他にどんな業種だったり詳細だったりっていうのは感覚できる?
そうですね。やっぱりおっしゃっていただいた通り、アニメとか漫画とかポップカルチャーって
代表的なクールジャパンのコンテンツで潜在的な価値って非常に大きいと思ってますし、
ここをどうマネタイズしていくかっていうのは非常に大きな課題なんですけど、
それ以外にも例えば和食、日本食とかですね、日本酒とかお茶とか、文化そのものがコンテンツになると思いますし、
あらゆるものがクールジャパンの定義に入るんですよね。
そこで日本に興味を持ってくれるものであれば、すべてクールジャパンというコンテンツに入ってきますし、
それを知っていただいた外国人の方がゆくゆくわざわざ物理的に移動して日本に来てもらうというインバウンド観光につながれば、
これもインバウンド自体もクールジャパンというふうに我々捉えているので、
もともとのクールジャパンの定義もすべてクールジャパンという言葉の中に観光まで含めて、
日本の良いもの、良いコンテンツ、文化、すべてが含まれていることなので、
50兆円ぐらいの経済価値規模が創出できるんじゃないかなというふうに思ってます。
なるほど。観光体験とか、こういう体験だけでもクールジャパンという定義に入って、
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じゃあそれを今度も打ち出していきましょうということになるってことですね。
そうですね。
っていうのは多分みんな気づいてない気がしますね。
わざわざ来てもらえると、本当にさらに日本の良さを知っていただいて、
また帰るんですけど、帰っても日本良かったよねと。
海外現地で日本食食べてみようとか、日本酒飲んでみようとか、
日本のアニメ見てみようみたいな態度変容につながって、
そこでまたいろいろ体験してもらうと、今度このアニメのいわゆる聖地ってやつですね。
簡単な例で言うと、スラムダンクでファンになって、
湘南鎌倉高校の前の踏切に行こうみたいな動機につながって、
また日本に来てもらうというこの循環になるので、
クールジャパンの海外でファンになってもらって、日本に来てもらって、
またさらにファンになってもらって、海外現地で日本産を消費してもらって、
また来てもらうというこのサイクルをどんどんリピーターを作っていくというかですね。
これ自体がクールジャパンというコンセプトそのものなので、
ここはもっともっと言っていきたいですね。
だから別にクールジャパンという言葉にこだわってないですし、
別に他にそれっぽい言葉があればそれでもいいと思うんですけど、
ただわざわざ政府も十何年前にそれを考えて、
クールジャパンで行こうって言ったからには、
それはもうそれで行けばいいんじゃないかなと思ってます。
良くも悪くもイメージはあるので、
その正しいイメージ付けと正しいアクションが取れれば、
決してそのクールジャパン機構だったり、
今投資に回っている資金というのも、
我々も調達していただいているのでお金は入っているんですけど、
そういった中長期的に見ればしっかりとそれは回収に入っていけると思っているので、
もう少し長い目でそういう一つの小さなアクションも見ていただけると、
最終的には国が売るような形になっていくんじゃないかなと信じています。
はい、ありがとうございます。
時間も閉めてもらっちゃった感じですけど、
VIPON JAPANとして今後の展望を教えてください。
VIPON JAPANはクールジャパンDX支援というところで、
ナンバーワンプレーヤーになるというのをコーポレートビジョンに掲げていて、
そのビジョンを掲げる上での上位概念のミッションというところでは、
データとかデジタルというもので、
世界に対してチャレンジできる社会を作るというのをミッションに据えています。
だからこそそのビジョンを据えているんですけども、
そこに向かうために日々いろんなことにチャレンジしながら頑張っています。
内情報ですし、それ以外のDXにまつわるいろんなデジタルソリューションを
開発しながら頑張って営業していますので、
ぜひ何か一緒にできるところがあれば皆さんとご一緒したいなと思っております。
今日はVIPON JAPANの柴田さんにお聞きいただきました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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