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2020-08-10 11:48

69. 全人類に知ってほしい"迷ったときの配色の方法"

グラフィックデザイナー ヤーマンが初心者のためのキレイに見せる配色メソッドについて話しました。

ハリー https://twitter.com/HRM_09/
ヤーマン https://twitter.com/HIRO28416523

お便りはこちらから
https://forms.gle/FjfvyGc9Ua8uBPR99

00:01
どうも、ヤマンです。
どうも、ハリです。
今回はちょっと、一応ね、僕こう見えてデザイナーなんで、
はい、存じ上げております。
これ聞いてくれてる人たちも、おそらくクリエイターの人が多いっぽいんで、
いやもう人類みんなクリエイターですよ。
そうだね。ちょっとね、なんかちょっとお役立ち情報みたいなのを、
やった!
みんなにシェアできたらいいかなと思って、
デザインするときに、僕はグラフィックデザインなんで、
そのアドビのイラストレーターとか、雑誌とかだったらインデザインとかフォトショップとか使って、
紙系ですよね、いわゆるチラシとかポスターとか。
あと商品のパッケージとか。
パッケージ。
ああいうものをデザインするんですけど、
結構ね、やっぱハリさんもウェブのデザインしてて、
悩むポイントっていくつかあると思うんですけど、
その中でも特にグラフィックデザイナーって、色味が結構重要だったりするんですよ。
色ね、難しいですよね。
なんかあります?自分の好きな色みたいな。
好きな色は青と緑の間の色ですね。
ティファニーみたいな色もしかして。
僕は初音ミク色と呼んでますけど。
ティファニーね。
ティファニーだわ。
エメラルドっぽい感じのね。
僕もデザイナーもかれこれ10年以上やってるんですけど、
やっぱ10年くらいやってるとね、色のパターンとかもできてくるんですよ。
パターン。
この色にこの色。
そうそうそうそう。
引き出しみたいな。
同じ色ばっかり作ってても面白くないんで、
いつも悩んだ時は、
大体ね、僕チラシとかポスターで使う色の色数決めてるんですよ。
数が決まってるんですか。
僕の中でね、あんまり色を使いすぎるとやっぱ散らかるんですよね。
まとまりがなくなるっていうか。
うちも新人デザイナー2人いてるんですけど、
彼らのデザインとか見ててよくアドバイスするのが、
もう色使いすぎっていうのをよく言うんですよ。
でもね、やっぱ使いたくなっちゃうんですね。
こことここの意味は違うから、
区別するために色を分けようっていうやり方してると、
なんかすごい多色なデザインになって散らかっちゃうんですよね。
まとまりがなくなるっていう。
で、そんな時どうするかっていうと、
僕の場合は大体黒入れて2色か3色しか使わないです。
だいぶ少ないですね。
だいぶ少ないでしょ。
俺これ言った時にめっちゃびっくりされたんですよ。
え、そんな少ないんですかみたいな。
デザインの幅大丈夫ですかみたいな。
いや全然大丈夫なんですよ。
むしろそのぐらいの方がまとまりが出て、
結構落ち着くんですよね。
落ち着くっていうか、
まあ落ち着かせんのがいいのか悪いのか置いといて、
見やすくなるんですよね。
だからね、たぶんこうデザインでパッて仕上がった時に、
なんか納得いかないなって思った時、
まず色数を数えてみてほしい。
きっと5色ぐらい使ってる。
5色、6色ぐらい使ってる。
はいはいはい。
イラレとかでも一覧で今使ってる色一覧出せますからね。
そうなんですよ。
例えばポスターでいいや。
ポスターのメインのビジュアルがイラストだったりするじゃないですか。
イラスト入った時点で余裕で2色とか超えちゃうんで、
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そういう時は特にもう色数は少なく押さえた方がいいですね。
それがやっぱりイラストの色と喧嘩しちゃうんで、
どうしても使いたい場合はイラストの中で使われてる色を使う。
黄色があったら黄色をテーマカラーみたいな。
そうそうそうそう。
で、もう1個ルールがあって、
たくさん色を使いたい時はパステル系にするんですよ。
パステル系、なんか淡い感じの。
そうそうそう。
薄紫とか。
色には明度と彩度っていうのがあって、
明度っていうのが色の濃さですよね。
うん。
あ、いやいや。
明度っていうのが色の明るさです。
明るさ。
明度が高ければ白に近づくし、
明度が低ければ黒に近づく。
青から紺色に変わっていくみたいな。
明度を上げていくと水色になると。
で、彩度が色の濃さ。
赤色を例えば彩度を薄くしていくと、
どんどん肌色に近づくっていうか、
その色が持つ色が薄くなっていくんですよね。
で、彩度もガーッと上げまくったら、
最終的にもう真っ黒になっちゃうんだけど。
なんかあのフォト書の色を選ぶ時の、
四角形の2次元のグラフの、
横のやつのことですかね。
そうそうそうそう。
フォト書のやつは色相感じゃなかったかな、横軸は。
僕の設定だけかも。
ちなみに言うと、
色の中で一番明るい色って何だと思います?
えー、白じゃないんですか?
まあ、1位は白ですよね。
次に明るい色。
次に明度が高い色。
明度、赤かな。
あー、惜しいですね。
違うんか。
眩しい色。眩しい色。
眩しい色、金色。
あー、でもね、正解は金色って、
あのちょっとCMIKの4色で、
印刷に使うCMIKの掛け合わせでは出せない色なんで、
あれはね、特色って言って、
特殊なインク使ってるんで、
金色っていうのは表現できないんですよ。
あー、単色では。
そう。
だから金メダルとか銀メダルって特別なんですよね。
で、明度の高い色って、
色の入ってる色で一番明るい色って黄色なんですよ。
黄色かー。
例えばさ、
白いアートボードの上に、
イエロー100?
CMIKのパレットのイエロー100で、
文字載せても見づらいじゃないですか。
あー。
やっぱ白いアートボードの上に一番読みやすいのって、
それの正反対の色の黒なんですよね。
だから白と黒が対象にあるんですよね。
で、考えた時に、
黄色は明るい色だから、
黒と黄色っていうのも相性いいんですよね。
で、逆にそのー、
まあ逆にでもないんだけど、
あのー、彩度の高い色。
色の中で一番彩度の高い色が赤なんよね。
おー、なるほど。
だから、彩度が高いってことは、
一番色が濃いんですよね、その。
だから、あのー、
信号とかも止まれが赤っていうのは、
やっぱ色が一番濃くって、
一番遠くまで届く色なんですよ、あれって。
おー、確かに赤目立ちますしねー。
なんか警告色みたいな。
だから同じ距離から、
赤色と青色のランプを照らした時に、
どっちが遠くまで届くかっていった時に、
赤の方が届くらしいんですよね。
まあそういう意味では赤ってすごいなんか、
僕もよく使うんですけど、赤色って。
すごい特徴的な色っすよね。
情熱の赤。
まあ、えー、
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だからまあデザインで迷った時は、
まあ色数をちょっと見てみて、
なんか気に食わんなっていう時は、
多分色をたくさん使ってるんで、
それを削っていくと。
じゃあその、どう色を選べばいいの?
っていう問題に次、
差し掛かると思うんですよね。
僕がよくやるやり方です、これは。
僕がよくやるやり方なんですけど、
まずベースの色を決めます、一つ。
赤なら赤。
で、それはなんか、
打ち合わせしてる中で聞き出してもいいし、
メインとなる写真から色を撮ってもいいし、
イラストから撮ってもいいし、
例えばイベントのポスターだったら、
そのイベントを象徴する色とか、
なんかそういう色を決めて、
で、次の2個目に色を選ぶポイントっていうのが、
色相感って聞いたことあります?
うーん、なんかあのドーナツ型のやつですよね。
そうそうそう。
デザイナーの人だったら知ってると思うんやけど、
もし知らない人がいたらちょっとね、
Googleで色相感ってこう、
調べてみてもらったら、
なんかドーナツがこう輪っかになって、
ドーナツが輪っかになって?
色が、
ドーナツが輪っかになって、
ドーナツが、こうなんていうの?
ドーナツはもともと輪っかなんやけど、
色が変化していってるんですよね。
上がこう赤っぽくて、
だんだんオレンジになって、
黄色になって、
黄緑になって、
緑になって、
初音ミク色になって、
青になって、
青紫になって、
紫になって、
ピンク、
赤になるみたいなね。
うんうん。
これで、
自分が選んだ色をまず見つけるんですよ。
で、例えば、
自分が赤選ぶとするじゃないですか。
赤の反対方向の色。
例えば赤選んだ場合って、
反対方向って緑っぽい色になると思うんですけど、
はい。
これが、
いわゆる補色って言われる色で、
メイドで言う、
白と黒の関係なんですよ。
白と黒って、
どっちも目立つんですよね。
一番明るい色と一番黒い色なんで。
で、赤を選んだ時に、
正反対の色がこの緑なんですよ。
うん。
だからこれは、
いわゆるコントラストがすごく効いてる色なんですよね。
この色の組み合わせって。
なんで、ここに、
文字とかは黒が使うこと多いと思うんで、
ここ黒入れて、
この3色で全然、
なんて言うかな、
積み分けができるっていうか。
対角の色を使うと、
合いやすいってことですか?
そうそうそう。
これね、いろいろ使われてて、
あの本当に、
例えば会社のロゴマークとかも、
補色関係にある配色って、
むちゃくちゃされてて、
黄色の反対って青じゃないですか。
はい。
これって、
例えばIKEAとかTSUTAYAとか、
あー。
使ってるし、
あー。
はいはいはい。
で、
赤と緑とかもさ、
モスファガとか、
確かに。
使ってたりするし、
あとミフィとかね、
オレンジと青とかよく使ってるよね。
ミフィってわかります?
なんかずっとこっち向いてるウサギでしょ。
そうそうそうそう。
このね、補色のロゴとかね、
結構、
ロゴマークとかですごいいいっすよね。
2色ぐらいでやっぱ、
まとめたいとき。
うん。
僕は1色のロゴが好きなんですけど、
2色ぐらいでまとめたいときとかは、
この関係を使うとすごくよかったりしますね。
やっぱこうすると、
どっちも目立つっていう関係?
どっちが主張することもなく、
どっちも目立つみたいな。
じゃあその2色使ってるよーっていうのを、
何かしらアピールしたいときは、
この補色を使うと良いと。
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まあこれが基本ですね。
なんかこう、
ベラボーンに色を適当に選ぶんじゃなくて、
選ぶきっかけみたいなね。
うんうん。
ちょっと知ってるだけで、
役に立つんではないのかなと。
確かに。
じゃあ合わないのはどの辺なんですか?
なんか明確なルールはないけど、
何だろうなあ。
合わないっていうか、
違和感あるのは、
やっぱりビビット系の色?
彩度の高いその、
パステルとかじゃない、
ビビット系の色をたくさん使ってると、
目がチカチカしますよね。
しますね。
ショッキングピンクとかそういうやつですよね。
あのステンドグラスってわかります?
はいはい。
教会とかにあるやつね。
そう。
あれって黒で仕切られてるじゃないですか。
あーはいはいはい。
あれ黒で仕切ってたら全然見れるんですけど、
あれ黒で仕切られてなかったら、
めっちゃ目チカチカするんですよ。
へー。
だからね、
もうどうしてもビビット系の色を使いたいときは、
もう黒で仕切るとかね。
すると割り返しよかったりしますけどね。
なるほどねー。
なんか僕昔ね、
新人デザイナーの頃は、
自分で配色パターンっていうのを作ってましたね。
おー自前の。
自前のこれとこれ。
で、迷ったときに、
イラレのデータで四角の図形を置いて、
青色を四角で並べとくんですよ。
で、自分が今回使ってる色を、
色の配色パターン見つけて、
そこでもうまとめていったら間違いないみたいな。
なんかね、そのデザインの本とかがあって、
このデザインいいなーとか思って、
ただ見て記憶するだけなんじゃなくって、
何色使われてるかを全部プロットしていって、
それをデータで置いとくとかね。
そういうやり方を結構おすすめしますね。
めんどくさいんですけどね。
めんどくさいんですけど、
なんか一日、
今日はなんかインプットの日とかって決めて、
ネットサーフィンでもいいんで、
かっこいいホームページのデザインとかでもいいし、
ラベルとかパッケージのデザインとかでもいいし、
とことん画像を集めて、
全部色プロットしていくという。
それで一日終わっちゃうんですけど、
なんかでも、
その一日って結構価値ある一日で、
やっぱデザインのスピード早くなるんで。
後々ね。
迷う時間、後々。
だからその時間をね、
どう捉えるかなんですけど。
まあまあ、確かにちょっと色の配色がね、
面白いんで。
学べば学ぶほど。
今日のこのゴロゴロトーキングきっかけにね、
ちょっと色っていうカテゴリーから、
デザインのことを勉強するっていうのは、
勉強するというか、
深く知るっていうのは、
すごくいいことなんじゃないかなと思って、
シェアさせていただきました。
ありがとうございます。
てことでね、
こんな感じで、
今日の話が面白かった、
良かったとかいうことがあれば、
チャンネル登録の方よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
コメントもね、
どしどしよろしくお願いします。
はい、お願いします。
てことで、
さよなら。
さよなら。
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