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どうも、ヤマンです。
どうも、ハリです。
今回はちょっと、一応ね、僕こう見えてデザイナーなんで、
はい、存じ上げております。
これ聞いてくれてる人たちも、おそらくクリエイターの人が多いっぽいんで、
いやもう人類みんなクリエイターですよ。
そうだね。ちょっとね、なんかちょっとお役立ち情報みたいなのを、
やった!
みんなにシェアできたらいいかなと思って、
デザインするときに、僕はグラフィックデザインなんで、
そのアドビのイラストレーターとか、雑誌とかだったらインデザインとかフォトショップとか使って、
紙系ですよね、いわゆるチラシとかポスターとか。
あと商品のパッケージとか。
パッケージ。
ああいうものをデザインするんですけど、
結構ね、やっぱハリさんもウェブのデザインしてて、
悩むポイントっていくつかあると思うんですけど、
その中でも特にグラフィックデザイナーって、色味が結構重要だったりするんですよ。
色ね、難しいですよね。
なんかあります?自分の好きな色みたいな。
好きな色は青と緑の間の色ですね。
ティファニーみたいな色もしかして。
僕は初音ミク色と呼んでますけど。
ティファニーね。
ティファニーだわ。
エメラルドっぽい感じのね。
僕もデザイナーもかれこれ10年以上やってるんですけど、
やっぱ10年くらいやってるとね、色のパターンとかもできてくるんですよ。
パターン。
この色にこの色。
そうそうそうそう。
引き出しみたいな。
同じ色ばっかり作ってても面白くないんで、
いつも悩んだ時は、
大体ね、僕チラシとかポスターで使う色の色数決めてるんですよ。
数が決まってるんですか。
僕の中でね、あんまり色を使いすぎるとやっぱ散らかるんですよね。
まとまりがなくなるっていうか。
うちも新人デザイナー2人いてるんですけど、
彼らのデザインとか見ててよくアドバイスするのが、
もう色使いすぎっていうのをよく言うんですよ。
でもね、やっぱ使いたくなっちゃうんですね。
こことここの意味は違うから、
区別するために色を分けようっていうやり方してると、
なんかすごい多色なデザインになって散らかっちゃうんですよね。
まとまりがなくなるっていう。
で、そんな時どうするかっていうと、
僕の場合は大体黒入れて2色か3色しか使わないです。
だいぶ少ないですね。
だいぶ少ないでしょ。
俺これ言った時にめっちゃびっくりされたんですよ。
え、そんな少ないんですかみたいな。
デザインの幅大丈夫ですかみたいな。
いや全然大丈夫なんですよ。
むしろそのぐらいの方がまとまりが出て、
結構落ち着くんですよね。
落ち着くっていうか、
まあ落ち着かせんのがいいのか悪いのか置いといて、
見やすくなるんですよね。
だからね、たぶんこうデザインでパッて仕上がった時に、
なんか納得いかないなって思った時、
まず色数を数えてみてほしい。
きっと5色ぐらい使ってる。
5色、6色ぐらい使ってる。
はいはいはい。
イラレとかでも一覧で今使ってる色一覧出せますからね。
そうなんですよ。
例えばポスターでいいや。
ポスターのメインのビジュアルがイラストだったりするじゃないですか。
イラスト入った時点で余裕で2色とか超えちゃうんで、
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そういう時は特にもう色数は少なく押さえた方がいいですね。
それがやっぱりイラストの色と喧嘩しちゃうんで、
どうしても使いたい場合はイラストの中で使われてる色を使う。
黄色があったら黄色をテーマカラーみたいな。
そうそうそうそう。
で、もう1個ルールがあって、
たくさん色を使いたい時はパステル系にするんですよ。
パステル系、なんか淡い感じの。
そうそうそう。
薄紫とか。
色には明度と彩度っていうのがあって、
明度っていうのが色の濃さですよね。
うん。
あ、いやいや。
明度っていうのが色の明るさです。
明るさ。
明度が高ければ白に近づくし、
明度が低ければ黒に近づく。
青から紺色に変わっていくみたいな。
明度を上げていくと水色になると。
で、彩度が色の濃さ。
赤色を例えば彩度を薄くしていくと、
どんどん肌色に近づくっていうか、
その色が持つ色が薄くなっていくんですよね。
で、彩度もガーッと上げまくったら、
最終的にもう真っ黒になっちゃうんだけど。
なんかあのフォト書の色を選ぶ時の、
四角形の2次元のグラフの、
横のやつのことですかね。
そうそうそうそう。
フォト書のやつは色相感じゃなかったかな、横軸は。
僕の設定だけかも。
ちなみに言うと、
色の中で一番明るい色って何だと思います?
えー、白じゃないんですか?
まあ、1位は白ですよね。
次に明るい色。
次に明度が高い色。
明度、赤かな。
あー、惜しいですね。
違うんか。
眩しい色。眩しい色。
眩しい色、金色。
あー、でもね、正解は金色って、
あのちょっとCMIKの4色で、
印刷に使うCMIKの掛け合わせでは出せない色なんで、
あれはね、特色って言って、
特殊なインク使ってるんで、
金色っていうのは表現できないんですよ。
あー、単色では。
そう。
だから金メダルとか銀メダルって特別なんですよね。
で、明度の高い色って、
色の入ってる色で一番明るい色って黄色なんですよ。
黄色かー。
例えばさ、
白いアートボードの上に、
イエロー100?
CMIKのパレットのイエロー100で、
文字載せても見づらいじゃないですか。
あー。
やっぱ白いアートボードの上に一番読みやすいのって、
それの正反対の色の黒なんですよね。
だから白と黒が対象にあるんですよね。
で、考えた時に、
黄色は明るい色だから、
黒と黄色っていうのも相性いいんですよね。
で、逆にそのー、
まあ逆にでもないんだけど、
あのー、彩度の高い色。
色の中で一番彩度の高い色が赤なんよね。
おー、なるほど。
だから、彩度が高いってことは、
一番色が濃いんですよね、その。
だから、あのー、
信号とかも止まれが赤っていうのは、
やっぱ色が一番濃くって、
一番遠くまで届く色なんですよ、あれって。
おー、確かに赤目立ちますしねー。
なんか警告色みたいな。
だから同じ距離から、
赤色と青色のランプを照らした時に、
どっちが遠くまで届くかっていった時に、
赤の方が届くらしいんですよね。
まあそういう意味では赤ってすごいなんか、
僕もよく使うんですけど、赤色って。
すごい特徴的な色っすよね。
情熱の赤。
まあ、えー、
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だからまあデザインで迷った時は、
まあ色数をちょっと見てみて、
なんか気に食わんなっていう時は、
多分色をたくさん使ってるんで、
それを削っていくと。
じゃあその、どう色を選べばいいの?
っていう問題に次、
差し掛かると思うんですよね。
僕がよくやるやり方です、これは。
僕がよくやるやり方なんですけど、
まずベースの色を決めます、一つ。
赤なら赤。
で、それはなんか、
打ち合わせしてる中で聞き出してもいいし、
メインとなる写真から色を撮ってもいいし、
イラストから撮ってもいいし、
例えばイベントのポスターだったら、
そのイベントを象徴する色とか、
なんかそういう色を決めて、
で、次の2個目に色を選ぶポイントっていうのが、
色相感って聞いたことあります?
うーん、なんかあのドーナツ型のやつですよね。
そうそうそう。
デザイナーの人だったら知ってると思うんやけど、
もし知らない人がいたらちょっとね、
Googleで色相感ってこう、
調べてみてもらったら、
なんかドーナツがこう輪っかになって、
ドーナツが輪っかになって?
色が、
ドーナツが輪っかになって、
ドーナツが、こうなんていうの?
ドーナツはもともと輪っかなんやけど、
色が変化していってるんですよね。
上がこう赤っぽくて、
だんだんオレンジになって、
黄色になって、
黄緑になって、
緑になって、
初音ミク色になって、
青になって、
青紫になって、
紫になって、
ピンク、
赤になるみたいなね。
うんうん。
これで、
自分が選んだ色をまず見つけるんですよ。
で、例えば、
自分が赤選ぶとするじゃないですか。
赤の反対方向の色。
例えば赤選んだ場合って、
反対方向って緑っぽい色になると思うんですけど、
はい。
これが、
いわゆる補色って言われる色で、
メイドで言う、
白と黒の関係なんですよ。
白と黒って、
どっちも目立つんですよね。
一番明るい色と一番黒い色なんで。
で、赤を選んだ時に、
正反対の色がこの緑なんですよ。
うん。
だからこれは、
いわゆるコントラストがすごく効いてる色なんですよね。
この色の組み合わせって。
なんで、ここに、
文字とかは黒が使うこと多いと思うんで、
ここ黒入れて、
この3色で全然、
なんて言うかな、
積み分けができるっていうか。
対角の色を使うと、
合いやすいってことですか?
そうそうそう。
これね、いろいろ使われてて、
あの本当に、
例えば会社のロゴマークとかも、
補色関係にある配色って、
むちゃくちゃされてて、
黄色の反対って青じゃないですか。
はい。
これって、
例えばIKEAとかTSUTAYAとか、
あー。
使ってるし、
あー。
はいはいはい。
で、
赤と緑とかもさ、
モスファガとか、
確かに。
使ってたりするし、
あとミフィとかね、
オレンジと青とかよく使ってるよね。
ミフィってわかります?
なんかずっとこっち向いてるウサギでしょ。
そうそうそうそう。
このね、補色のロゴとかね、
結構、
ロゴマークとかですごいいいっすよね。
2色ぐらいでやっぱ、
まとめたいとき。
うん。
僕は1色のロゴが好きなんですけど、
2色ぐらいでまとめたいときとかは、
この関係を使うとすごくよかったりしますね。
やっぱこうすると、
どっちも目立つっていう関係?
どっちが主張することもなく、
どっちも目立つみたいな。
じゃあその2色使ってるよーっていうのを、
何かしらアピールしたいときは、
この補色を使うと良いと。
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まあこれが基本ですね。
なんかこう、
ベラボーンに色を適当に選ぶんじゃなくて、
選ぶきっかけみたいなね。
うんうん。
ちょっと知ってるだけで、
役に立つんではないのかなと。
確かに。
じゃあ合わないのはどの辺なんですか?
なんか明確なルールはないけど、
何だろうなあ。
合わないっていうか、
違和感あるのは、
やっぱりビビット系の色?
彩度の高いその、
パステルとかじゃない、
ビビット系の色をたくさん使ってると、
目がチカチカしますよね。
しますね。
ショッキングピンクとかそういうやつですよね。
あのステンドグラスってわかります?
はいはい。
教会とかにあるやつね。
そう。
あれって黒で仕切られてるじゃないですか。
あーはいはいはい。
あれ黒で仕切ってたら全然見れるんですけど、
あれ黒で仕切られてなかったら、
めっちゃ目チカチカするんですよ。
へー。
だからね、
もうどうしてもビビット系の色を使いたいときは、
もう黒で仕切るとかね。
すると割り返しよかったりしますけどね。
なるほどねー。
なんか僕昔ね、
新人デザイナーの頃は、
自分で配色パターンっていうのを作ってましたね。
おー自前の。
自前のこれとこれ。
で、迷ったときに、
イラレのデータで四角の図形を置いて、
青色を四角で並べとくんですよ。
で、自分が今回使ってる色を、
色の配色パターン見つけて、
そこでもうまとめていったら間違いないみたいな。
なんかね、そのデザインの本とかがあって、
このデザインいいなーとか思って、
ただ見て記憶するだけなんじゃなくって、
何色使われてるかを全部プロットしていって、
それをデータで置いとくとかね。
そういうやり方を結構おすすめしますね。
めんどくさいんですけどね。
めんどくさいんですけど、
なんか一日、
今日はなんかインプットの日とかって決めて、
ネットサーフィンでもいいんで、
かっこいいホームページのデザインとかでもいいし、
ラベルとかパッケージのデザインとかでもいいし、
とことん画像を集めて、
全部色プロットしていくという。
それで一日終わっちゃうんですけど、
なんかでも、
その一日って結構価値ある一日で、
やっぱデザインのスピード早くなるんで。
後々ね。
迷う時間、後々。
だからその時間をね、
どう捉えるかなんですけど。
まあまあ、確かにちょっと色の配色がね、
面白いんで。
学べば学ぶほど。
今日のこのゴロゴロトーキングきっかけにね、
ちょっと色っていうカテゴリーから、
デザインのことを勉強するっていうのは、
勉強するというか、
深く知るっていうのは、
すごくいいことなんじゃないかなと思って、
シェアさせていただきました。
ありがとうございます。
てことでね、
こんな感じで、
今日の話が面白かった、
良かったとかいうことがあれば、
チャンネル登録の方よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
コメントもね、
どしどしよろしくお願いします。
はい、お願いします。
てことで、
さよなら。
さよなら。