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どうもハリーです。ヤーマンです。今日は特別ゲストを呼んでおります。
キモさん。本名はトモクサといって、フリーランスでトモクサデザインというので、デザイナーとして活躍していらっしゃる方。
今日はキモさん。こんにちは。こんにちは。キモさんです。
キモさんにデザイナー視点でデザイン関係の本を紹介してもらおうということで、今日持ってきてもらった本はどんな感じなんですか?
ニューヨークのアートディレクターが今、日本のビジネスリーダーに伝えたいこと。
長いですね。最近本屋で平積みになっている。めっちゃいいタイトルやん、これほんまに。
引っかかるところしかないでしょ。引っかかるところしかない。
ニューヨークのアートディレクターって言ったら、もう世界最先端のアートディレクターですからね。
僕もデザイナーになったらニューヨークのデザインに憧れて、デザイナーになろうって決めましたからね。
ニューヨークってどんな感じなんですか?
なんか結構英語喋れない人とかもおるらしくて、ニューヨークって。
結構ビジュアルで伝えるデザインが多いような気がします。
例えば俺が印象的なのが、バーゲンのセールのポスターっていうか広告で、
ギリガタ中にライオンが戦っている風な絵に服がバーって飛び散ってる。
で、ちっちゃくバーゲン、何月何日までか、何日までかみたいな。
めっちゃオシャレ。
なんかそれって、英語わからない人でも服のセールってわかるし、なんかビジュアルで伝えるのが上手な風に言うのと。
あと、日本ってわりかしうるさいじゃないですか。
そういう広告の規制とかさ、あんまり弾けた広告ってできんけど、海外の広告ってわりかしね、やんちゃな広告してるよな。
確かに、この間もGoogleのスマホが完全にAppleを模したiPhoneじゃないけど、フォンテンみたいな感じで書いて、すごい比較してる広告を出して。
ちょっと挑発的な広告とか多いですもんね。
かなり具体的にわかっちゃうようなこともやっちゃう。
あと海外のそういうデザイン業界って、僕日本よりもいいなと思ってて、日本ってちょっとイケてないのが、ほとんどやっぱデンツーさん絡みなんですよね。
もうこれ名前出しちゃいますけど、デンツーってトヨタの広告もやるし、日産の広告もやるし、スバルの広告もやるんですよね。
海外ってそういう仕組みじゃなくて、メーカーと代理店がチームを組んで戦うんですよ。
俺らからしたらデンツーはトヨタの広告もやるし、日産の広告もやるし、お前どっちがほんまに推してんねんっていうツッコミどころがあるわけですよね。
海外の代理店って一業種ワンクライアントみたいな感じで、一つの業種で一つのメーカーと契約したら、
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他のメーカーの広告とか、メーカーのすごい機密情報とか、そういうのも扱うじゃないですか、ブランディングしてると。
なので、基本的にはメーカーとチームを組んで、メーカーと広告代理店同士で戦うみたいなスタイルなんですよね。
だから日本のそういう広告業界ってあんまり競争がないって言われてるんですよ。
全部デンツーとかそういう大きなところがまとめてやっちゃうんで、って言われてますよね。
なんで読んでないのにわかったんですか?
そういうことも書いてました。
日本の広告業界それがいけてないみたいなのは世界から大批判されてるんでね。
でも確かにそうですよね、新足を掘れた商品を僕らもデザインしたいじゃないですか。
ふたまたするようなことをね、デザイン業界でもすんのは良くないんじゃないかっていうのが、世界のデザイン業界の考え方なんで。
ここで書いてあったのは、広告代理店さんが問題解決をするところは広告代理店さん。
デザイン事務所とかは見た目の良いビジュアルを作るっていうところからまだ抜け出せてないよっていうようなところがあるって書いてました。
ニューヨークのアートディレクターが今日本のビジネスリーダーに伝えたいことは?
伝えたいこと何なんですか?
伝えたいことは、これ一言で言うと、ブランディングの重要性、ブランディングの考え方をちゃんと浸透させた方がいいよっていうことだと思います。
今は結構そんなブランディングってみんな言ってますけどね。
言ってますね。一時期めっちゃ流行りましたもんね、日本の言葉が。
ブランディングって何なんだろうね。ブランディングって何なんですか?
ブランディングって僕の知識では、コンビニでお茶を買おうとするときに、綾鷹とか家紋があるときに綾鷹を選ばせること。
あー、差別化ね。
合ってますね。
語源は知ってますよね、ブランディングの。
ブランディングの語源は?
昔家畜を飼ってた人たちが、これはうちのところの牛だぜっていうので、野球員してたんですよ。
野球員してたら、この牛はうちの牛やから勝手にチチとんないよみたいな。
それがバーンド、野球員でバーンってやるっていう意味から、それが語源が変わってブランドになったっていうのはどこかで読んだことがある。
すごい詳しいですね。
でもそうですよね、確か。
これは自分のものだぞ、象徴ですよね。
この本に書かれてあったのは、サービスとか商品のらしさを直感的に感じる世界観を作ることらしいんですよ。
あー、なんかそこから進化してますね。直感的にそれだとわかるように。
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ロゴを作ったらブランディングになるって勘違いしてる人もいるんですけど、ロゴっていうのはブランディングの中の一つの要素なんで、もっと前に決めておくことがある。
それがブランディング。
確かにロゴ作ったらもうそれがブランドになっちゃうみたいな感覚で依頼されるけど、そうじゃないもんね。
やっぱりその前のコンセプトとかね。
その中で働く人たちのパイシティとかね、ルールとかね、そういうのもブランドになりますもんね。
そうですね。店員さんとかもブランドの一部じゃないですか。
だから店員さんがレトロな商品を買いに行ったのに、チャラい店員さんがいたらちょっとびっくりするじゃないですか。
ここ買っていいんかなって思うじゃないですか。そういうところもブランディングのうちの一つ。
らしさ、個性を引き出すって感じですね。
ハリーさんブランディングしてるんですか?
してないですね。
ブランディングとか。
どうやったらいいんですかね。
みんなね、口を揃えて自分のことになったらわからなくなる。
セルブランディングとかよく言うじゃないですか。
最近ちょっと流行ってきてますよね。
確かに僕らお客さんのことブランディングしてって頼まれてやるけど、自分のブランディングね。
そうなんですよ。みんなそういう。
医者のなんちゃらとか言いますもんね。
えっ?
医者さんって人の体の健康を見るけど、
医者の不要状。
僕らエンジニアとかクリエイターはどうやって自分のブランディングすればいいんでしょうね。
人から教えてもらうっていうのはどうですか。
人から教えてもらう。
君どういう感じって、どういう性格やからどうとかっていうのを参考に組み立てていくとか。
なるほどね。いいかも。
就活とかでよくやるじゃないですか。
自己分析みたいな。
あれって今この年でやることってある意味ブランディング行為ですよね。
ブランディング構築行為。
ここのジャケットのキャッチコピーにビジネスがうまくいかないのはなぜだろうって書いてあるんだけどさ。
よくデザイン経営戦略とかって最近よく言うじゃないですか。
デザインシンキングみたいな。
2年くらいで流行った言葉。
デザインシンキングというか、この人たちニューヨークでデザイン事務所を開いて、世界で働いてるんで日本を見る視点がちょっと違うんですよね。
だから日本のことが違う感じで見えてるみたいで、そのことについて書かれてます。
めっちゃ面白いな。
切り口は結構面白くて、日本はインバウンドがうまくいってないらしいんですよ。
いってないの?
フランスとかに比べたらね。
いってないですよね。
それはターゲットをちゃんと理解できてないということと、伝えるのがうまくできてない。
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伝えるということが苦手。
外国人は外国人と一括りにしてしまってるって言うんですよ。
外国人と言っても色々。
そうですね。
中国人、韓国人。
色んな背景があるのに、外国人と一括りにしてしまっている。
そこが上手じゃないところだなって。
ちゃんとターゲットのセグメントってやつをしないといけないと。
これからの日本ってインバウンドをちゃんとやっていかないとね。
オリンピックもあるし。
オリンピックもあるし、大阪万博もあるし。
そうなんですよ。だから日本人は伝えるのが下手なんで。
伝えるというところに意識を持っていって、ちゃんと伝えていった方がいいんですよね。
そういうことを書かれてますよね。
日本語って結構複雑じゃないですか。
僕今英語を習ってるんですよ。
英語ってやっぱり表現がダイレクトなんですよね。
ダイレクト。
ダイレクト。
その一個の単語の意味に色んなニュアンスがあって、
なんとなくその単語を一個一個にイメージがあるんですよね。
それを言えばなんとなくそのイメージがダイレクトに伝わるんですけど、
日本語って一文字一文字の組み合わせで、色んな表現の仕方があるんでね。
難しく考えすぎちゃうかもしれないですね。
でもそれも書かれてたんですけど、
日本語ってハイコンテクストって言って伝わりづらい言葉なんですって。
英語とかはローコンテクストって言ってダイレクトに伝わる言葉なんで、
それを伝えるのが上手いんじゃなくて、伝えるのに優れている言葉なんですよ。
なるほどね。
だから日本人は伝えるという意識をしないと文脈を読むとか、
そういうところに囚われてしまうんで、
いい文化なんですけど、そこもちゃんと考慮しながら伝えていかないとダメ。
分かるわ。
日本の広告って、例えば電鉄関係の広告とか特にそうかなと思うんですけど、
上手く言おうとしすぎて、結局何言いたいか分からないみたいな広告って結構ありますね。
で、結局何が言いたい?なんとなく雰囲気はいい感じっていうのは分かったけどみたいな。
なんかね、言葉遊び的なのが多いんですよね。
ありますね。ポエムとかしてる。
ポエムとかしてるやつね。
ネットでたまに見るマンション広告ポエム集。
最上階の庭園から見る至極のなんか。
ちゃんとターゲットが何を求めててこの言葉でこれを伝えたいみたいなのがあったら、
そんな言いましにならないかもしれない。
なんか日本特有のあれですね。
これって日本向けに書かれてるんですか?
日本向けに書かれてます。
多分日本の中小企業の経営者の人たちに読んでほしいと思うんですよ。
翻訳じゃないですね。
かなりデザイナーとかデザインに関わってる人も読んだらかなり勉強になると思うんですけど。
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そういうデザインの専門的なことも書かれてるんですよね?
書かれてます。ロゴがどうとかブランディングがどうとか。
結構詳しく書かれてるんで。
最近ロゴとかも安くで買えるじゃないですか。
買えますね。
ロゴタンクみたいなところでね。
あれってブランディング観点から見たらどうなの?
ブランディングの観点から見るとビジュアルが合致してたらいいんじゃないですか。
想像してるものとほぼ同じものがそこにあれば。
俺もロゴ作るときに重要視してるので結構プロセスやったりするんですよね。
出来上がるまでの過程とか背景とか。
別にロゴタンクみたいなところで買ってもいいと思うんですよね。僕は安いし。
真似されやすいというかよくあるデザインやったりするんですけど。
結局使う自分たちがどういうコンセプトでどういうルールでどういうマニュアルで運営していくかみたいなのは
結局中の話なんで意味付けなんですよね。中の人たちがそのロゴにどういう意味も出せるのかとか。
別にロゴ自体は僕はああいうサービスが出てきて全然いいと思うんですけどね。
結構いろいろ出てきてますもんね。
でもこのデザイン会社はデザイン事務所ハイニューヨークっていうところなんですけど。
ハイニューヨークのすごい考え方がここに詰まってて。
すごい勉強になりますね。
クリエイターの人は筆読と。
筆読ですねこれは。一回読んだ方がいいと思います。
まじか。貸してください。
どうぞ。
これ読みたい人はキモさんにDMを。
買って買って。
送ると貸してくれるらしいので。
ぜひぜひキモさんもフォローしてください。
キモさん最後に何か宣伝とかないんですか?
ロゴサービスやってますんで。
なんていうやつですか?
ロゴワンっていう。
ロゴワンでググったら?
まだ全然検索引っかからないレベルなんで。
でもわりかし低価格でそういうちゃんとコンセプトメイキングからやってくれる。
ロゴ作るサービスなんですね。
キモさんが作ってくれるんですか?
もちろん。
ランサーズとかのマッチングサイトでやるといろんなデザイナーがワーってコンペ方式でやるんですよね。
内情喋っちゃっていいか分からないですけど、
ああいうのに参加してるデザイナーって自分の中で引き出しいっぱいやって、
デザインめっちゃ使い回ししてるんですよ。
してない人の方が多いって信じたいけど、
少なからずどんな社名でもできるロゴとかってコンセプトちょっと変えて、
ちょっと足材変えて、
この作品にもあの作品にも出しちゃったりとかっていうのがあるんですよね実際。
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そんなこと思ったら、わりかし低価格ですよね?
わりかし低価格です。
何本からやってくれるんだろう?
5万円。
5万円から。
ちゃんとデザイナーがコンセプトメイキングを作ってやってくれるってことで。
じゃあ概要欄にURLを貼っておきます。
嬉しい。マジですか。嬉しい。
ロゴ-ワンドットコムですね。
キモさんね、ロゴのデザインめっちゃ上手なんですよ。
好きなんですよね。
ロゴ作るの好きなんですよ。
なんかね、ブランド自分で立ち上げたとかお店始めたとかね、
ロゴマーク作りたいっていう方は、
ロゴマーク検索してキモさんにお願いすると、めっちゃいいの作ってくれるんで。
ぜひぜひ。
よろしくお願いします。
お願いします。
ってことで、今日はちょっと特別ゲスト、キモさんに来ていただいて、
デザイン関係の方をご紹介していただきました。
ありがとうございました。
キモさんありがとうございました。
ありがとうございました。
皆さんチャンネル登録お願いします。
バイバイ。