00:06
こんにちは、シロクロの伊藤です。Podcast46回目。今回は、BtoB企業におけるロゴの必要性というテーマで話したいと思います。
今日は2023年2月6日、月曜日です。よろしくお願いします。
前回、Webサイトリニュアルの話をしていまして、うちのサイトがリニュアルした際にロゴも変えたんですね。
ロゴの話、まず自社ロゴの話と、シロク一般的にBtoB企業にとってのロゴとはという話ができればと思います。よろしくお願いします。
BtoBにとって、ロゴってそもそも必要かと結構前から思っていまして、
特にWeb製作会社とかだと、一応デザイン中心の会社が多いので、ロゴもたくさんというかほとんどの会社が作られているんですけど、
僕の好きないくつかの会社は少なくともWebサイト上にロゴが載っていなくて、いわゆる左上のナビゲーションのところがテキストで社名書いてるんですね。
右側にもテキストのナビゲーション。会社案内ページに行っても特にロゴがなくて、ひょっとしたら印刷物とか名刺とかには書いてるのかもしれないですけど、
少なくともWebにおいてはロゴがない会社というのをいくつか見たことがあります。
うちも一時期そういうことをやってはいたんですけど、左上の社名がロゴじゃなくてテキストのほうが何かとWebデザイン上やりやすい利点もあるしっていうのもあるんですけど、
B2Cであれば規模問わずロゴっていうのは必須で、ユーザーに認知してもらう、覚えてもらう。
それがあるからここのブランドの商品だっていうのがわかるので、ほぼ間違いなく必須なんですけれども、
B2Bにおいてはそういう2Cと流れが違うので、特に商流がWeb中心で進むのであれば、ロゴの必要性ってそんなに高くはないのではないかというところですね。
03:01
認知してもらうとかそういうことであれば、要は社名がわかっていればいいので、ロゴがある必要性っていうのは低いですよね。
それがあるから印象が良くなった、記憶が結びついたっていう点もそんなにない気がしていて、
これは僕がいろんな業者さんとのお付き合いの中で、特にどこどこの会社のどこっていって覚えてはほとんど覚えてないし、
もちろんうちで作ったWebサイトの会社とかだったらもちろんある程度覚えてるんですけど、そうじゃないケースにおいてはそんなに覚えていない。
だから、B2Bの特に小さな中小企業で、かつ商流がWeb中心っていう場合においては、絶対に必要っていうものではない気がするんですよね。
逆にどういう時に必要かっていうと、ことWebで言えばよくあるケースの人は、リンクを貼るのでロゴくださいみたいな。
そういう時に必要になってくる。
要は制作実績とか取引先一覧とか、もしくはバナー的な感じでリンクを貼らなければいけない、貼ってもらうことがあるとか、
そういった時にロゴっていうのはあった方が非常に話が早い。
そういった意味でロゴが。
他社がうちのことを案内するときに必要になってくると。
もちろんそれもテキストでいいですよ、ロゴじゃなくてテキストでやってくださいっていう話もなくはないんですけど、
他社のロゴがバーって並んでるときだったらやっぱりあった方がいいなというところ。
あとは名刺とか封筒とかいわゆる印刷物。
これも名刺はできれいになくても成立しますし、
封筒もなきゃ嘆くていいから社名が書いてあれば十分なので。
だからむちゃくちゃ大きな理由っていうのはないんですね、多分。
あとロゴって言ってますけど、いわゆるシンボルマークとロゴタイプ。
社名で、うちだったら株式会社シロクロっていう社名をロゴにしたのがロゴタイプで、
それとは別にマーク。
06:02
YouTubeであれば再生アイコンとか。
ああいうふうに名前ではない別のマークのことをシンボルマークって言うんですけど。
シンボルマークはウェブと非常に相性が良くて、
ウェブサイト作るときっていうのはどうしてもファミコンとかスマホのタッチアイコンとか、
もしくはSNSやるならSNSのアイコンとかっていうのが基本的に正方形の中に収まる形をしているので、
そこに非常に当て込みやすいシンボルマークがあると。
これがないとまた位置からデザインしないといけなかったり、
別の形をデザインしないといけない。
そういう意味ではシンボルマークがあると非常に展開しやすいっていう利点はありますよね。
個人的にはシンボルマークとロゴタイプ両方作るのなかなか工数的にかかるっていうのもあるけど、
ウェブにおいて言うとシンボルマークだけ作って社名はテキスト、ウェブベースでいくと。
それぐらいだったらロゴタイプも仕上げた方がいいんですけどね。
というところで、個人的な見解としては、
B2Bの中小企業においてはあった方がもちろんいいけれども、
必ずしも必要なものではないという認識ですね。
ここからは自社ロゴの話なんですけど、
今回デニュアルしたタイミングで掲載しているロゴを、
今までの英語のロゴタイプからカナの文字のものに切り替えています。
前はない時期もあったんですけど、
基本的に一貫してあるのがA文字のシェルクロインクっていうのでやっていて、
書体はゴマシャルタイプのグラフィックっていうのを使っていて、
それでシェルクロインクで書いたものを使ってたんですけど、
A文字であることがかっこ悪いなってずっと思って、
かっこ悪いじゃないけど、
なんか気取ってる感があって嫌だなと思ったので、
どっかのタイミングで日本語表記にききんとしたいなと思って、
で、今回デニュアルの際にロゴも刷新しようとして、
一応デザイン事務所なので自社で作るか、
09:02
会員の方にお願いするか、大きく分けると、その二つで、
ここからもう本当にぶっちゃけた話なんですけど、
一応自分が文字塾一応一年間だけ行ってたので、
最低限金文字だったら作れるかなっていうあれはあるんですけど、
自分で納得いくクオリティを作れないんですよね。
一応形としては作れるけど、
自分が良しとするものは100%作れないっていう自覚があるので、
これはなかなかきついなと。
で、同じ話で知り合いだったりのすごく優秀なグラフィックデザイナー、
もしくは知らないけれども、
そういう作れるデザイナーさんにお願いするっていうのも考えたんですけど、
そこで2点問題があって、
一つは自分で納得いくものを、
他のグラフィックデザイナーが最後までお付き合いしていただけるかっていうのと、
それにかかる構成が結局すごいことになりそうっていうところですよね。
ウェブサイトとかだったらある程度ルールがあるので、
こういうものだよね、
作工の流れがあるので、
そんなに大きくずれたものってできないと思うんですけど、
ロゴにおいて言うと、
正解がない分、取っ掛かりがない分、
どこまででも修正は可能だし、
どこで儲けを出すかっていうところで言うと、
要は自分がロゴに対してどういう造形をすべきっていうのが、
まだビジョンがなかったので、
会社としての方向性を起こすべき、
会社としてのスタンスはこうだけど、
それを形にしようとしたときに、
まだ自分で全然思い描くものがなかったので、
その状態で誰かに依頼しても、
多分延々と終わらない。
僕がこれでもいいけど、
これじゃなきゃいけない理由っていうのが見つからない気がしていて。
より真剣であればあるほど、
それって絶対終わらない。
ある程度妥協でなんとなくと言っても失礼だけど、
このクオリティであれば十分だよねっていうスタンスであれば、
すぐ終われるんだけど、
でもそのスタンスであれば、
デザイナーにお願いする必要性って相当低い。
12:01
なんとなくでよければ別に自分で作ったり、
ありものの書体使えばいいんじゃないっていう。
プラス、基本的に文字を作る難しさっていうのを十分体感しているので、
文字作りを経験していないプラスチックデザイナーが作る文字って、
どうしてもなんかちょっと思うところがあったり。
かななので比較的アルファベットに近いですけど、
それでも。
だから依頼するならタイプデザイナーだとは思ってたんですよね。
でもタイプデザイナーだとそもそも相当少ないし、
あとやっぱりコースがかかりそう。
すごいだよなっていうので。
っていうふうに思っていたら、
ウェブのほうがどんどん進んでいって、
時間もなくなり、
なので最初の案というか、
既存の書体を使うというところに落ち着いて、
いろんな書体を検証、確認したところ、
かつ自分の思い描くイメージと一番近いのはというところで、
視覚デザイン研究所さんの書体を使おうと思って、
ロゴGか。
ロゴGって言ってるぐらいだからロゴに使いやすい書体なんですけど、
ここはそういった書体が多いんですよね。
ロゴマル、メガマルとか、ロゴナとか。
これ本当ロゴにするときに気をつけないといけないのが、
本当を買ってそのロゴ自社のロゴを組むっていうのは、
一応確認しなきゃいけなくて、
書体ベンダーによっては、
その書体でロゴにするのは、
別途費用かかりますよっていうケースが多いんですよ。
なので一応僕もサイト確認したところ、
ここの視覚デザイン研究所さんはきちんと、
費用も明示しているページがあって、
1文字、1万1千円税込みなんですよ。
ロゴタイプで使うもの。
15:04
社名、野望、団体名、商品名などのタイトル名の
使用に対しライセン処理を行いますという。
これは、利用の所得、
協力手続をされたロゴタイプやタイトルは、
使用上の制約はありません。
あらゆる媒体への期限に使用いただけるということで、
非常にわかりやすいライセンス。
1文字、1万1千円なので、
うちの場合はC6ロゴがしかも被っているので、
3文字分、ということで3万3千円ですね。
なのでかかった費用としては、
そのぐらいになります。
もちろんそれを使うために
フォントを買わないといけないんですけど、
それ買った上で、
ロゴ使用料を払う必要があると。
逆に言うとそれを払えばロゴとして扱えるので、
多分ほとんどのタイプデザイナーに依頼する
桁が1つ違うぐらい。
1つ高品質なものをロゴに使えるっていうので、
費用対効果的に考えると非常に良いものが
安価でできたのではないかっていうところですね。
ロゴに関しては、
一個言われるロゴと名刺と封筒と
ウェブサイト刷新してブランディングみたいなことが
言われたりしますが、
個人的には逆だと思っていて、
ブランディングの思想があってそこを刷新するから、
その区切りとしてロゴとかも変えましょう
だったら分かるので、
そういうタイミングでロゴを差し替えるのは
非常に分かりやすいのではと思っています。
B2Cみたいにそのロゴが世に広く流通しているときは、
ロゴのリニューアルはいろんなことを検証しないと
なかなか行えない。
ロゴをリニューアルして叩かれたり炎上したり
っていうのがよくあるので、
ただ2Dにおいて、
よっぽど大きな企業ではない限り
ロゴが流通していないので、
なのでどのタイミングで変えてもいいと思うんですよ。
これ確かまた俺の大好きなベイジーさんが
喋ってたけど、
別に好きな時に好きなロゴに差し替えれば
18:00
でも多分何の支障もないんですよ。
だからうちも今、
気持ち的には暫定版ということで、
このロゴGを使っているんですけど、
どっかのタイミングでまた差し替えようと思うし、
ランディングありきでやるなら、
どのタイミングでロゴを変えても全然いいし、
そういうことを広くウェブで
ランディングとマーケティング両方やるとなると、
多分シンボルマークがあった方が
非常に展開しやすいので、
だからやっぱり支障ありき、
理念ありきで競争タッチポイントのデザインも変える。
っていうのが一番スマートな流れかなと思います。
っていうところですかね。
中小企業にとってのロゴと、うちの自社ロゴの話でした。
本当は、今ロゴを使っていないウェブ製作会社の、
某あそこの有名なところはロゴを使ってないんですけど、
聞きたいですよね、その理由。
面倒くさいからって絶対そこの代表の方が言いそうだけど。
でもそれでたぶん推理するところも多いので、
うちのこの会社のロゴがあろうがなかろうが、
そんなに影響はない。
じゃあ何のためにロゴを作らないといけないのか、
何のためにこういう造形のロゴが現時点であるのか、
っていうところをデザイナーはきちんと考えないといけないのではないか、
という話でした。
ちょうど20分。そんな感じですかね。
じゃあこれで終わり。
そっか、あとあれか。ごめんなさい。
あと少し。
だからウェブフォントでいいじゃんっていう話も言おうと思っていて。
ロゴっていうよりかは、いわゆる左上に表示させる社名。
それを勝手にロゴと見てもらえる可能性はあるし、
ロゴじゃなくても本文と同じウェブフォントが適用されている。
であれば見た目上それなりに様になるし、
21:01
十分ではないか。別にテキストでいいじゃんっていう話でも。
ウェブだけに限ればいい気がするので、
何のために作るのか、必要かっていうのを考えたいですよね、
っていうところでした。
そんなに付け加えるほどの話でもなかった。
以上です。
次回は何だろう。いくつかあるので、それのどれかです。
じゃあこれで終わろうと思います。
ありがとうございました。さようなら。