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2022-11-26 21:29

24. シリコンバレーを作った8人の裏切者

シリコンバレー誕生の歴史について話しました。


そもそも「シリコン」って何?

なんでスタートアップの聖地になったの?



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00:00
どうもハリーです。どうもヤーマンです。
この番組は、教育会社を経営しているハリーと、デザイン会社を経営するヤーマンがお届けするスタートアップに関する情報を緩くお話しする番組です。
よろしくお願いします。
シリコンバレーってあるじゃないですか。
うん、スタートアップの聖地と言われてる。
聖地ね。
あの場所でしょ。
あそこ。シリコンって何のことかわかりますか?
シリコンってあれでしょ。おっぱい大きくするときに中に入れるやつでしょ。
それが聞きたかった。
踊らされた今。
ついブラックジャックのセリフが出てしまうぐらい。
違います。
違うんだ。
違います。
あれは、カタカナ読みにすると、両方シリコンなんですけど、シリコーンらしいですね。ゴムの方は。
シリコーンゴム。
はいはいはい。
で、シリコンバレーの方は正確にはシリカンみたいな発音が近しいということで、別問ですね。
なるほど。
で、なんじゃいというと、シリコンは元素なんで、多分実物みたいな石ですね。
あーはいはいはいはい。素材ですもんね、シリコンって。
そうですね。
素材ですよね。
はい。で、シリコンを生成していろいろすると、そういうシリコンゴムになるみたいな。
はいはいはい。おっぱいの代わりになるんだな。
はい、です。
なるほど。
なので、シリコンバレーのシリコンは、元素の石の方のシリコンですね。
なるほど。昔その地でシリコンがたくさん採れたの?
たくさん採れていません。
あれ?
だから、なんか世界中どこでももうそこら辺にあるみたいですね。
あ、まじで?
そうなんですけど、じゃあなんでここがシリコンバレーなのかという話をしていきたいと思いまして、
今日の登場人物は、シリコンバレーの父がなんと2人もいます。
なんと。
はい。プラス8人の裏切り者。
おーすごいね。
この10人がシリコンバレーを作ったということで。
へー。
誕生の歴史を掘ってみたいと思います。
興味ある。
行こう。
行こう。
まず、シリコンバレーどこにあるかっていうことなんですが、
うん。
知ってますか?
西海岸ですよね。
西海岸です。
西海岸ですよね。あの、左側ですよね。
はい。左側ですね。
左側ですね。
うん。
あの、シアトルとか。シアトルは上ら辺か。もっと下ら辺。サンフランシスコとかですよね、確か。
そうですね。カリフォルニア州のサンフランシスコの辺りですね。
ここにですね、1人目のシリコンバレーの父がある日やってきます。
その名がフレデリックターマン。
フレデリックターマン。
はい。この彼がシリコンバレーの父なんですけど、彼はスタンフォード大学工学部の先生としてこの地にやってきます。
03:07
なるほど。
うん。で、当時はそういう会社が集まったりっていうのは全然なくて、なんか果樹園って。
果樹園。
オレンジとか作ってたところがいっぱいあったっていう場所なんですけど。
今面影ないんじゃない?シリコンバレーに果樹園って。
もうほぼ消滅してるみたいですね。
ね。もう高層ビルだらけでしょ。シリコンバレーって。行ったことないけど。
いや、1回行ってみたいんですよね。
行ってみたい。
面白そうなところに行ったって。
面白そうですよね。
個人的に行きたいのはパローアルトっていうシリコンバレーの中にあるコンピューター博物館だったかな。
ゼロックスが多分運営してるところがあって。
ほうほう。
もう全歴史があるんですよ。その実物が。
へー。そのコンピューターの?
そうそうそう。あってめちゃくちゃ行きたい。
ゼロックスはね、全然話それますけど、アップルがマッキントッシュ作るときにマウスでファインダーっていうの。
あれがどんどん層になって重なって見えるっていう技術をゼロックスで開発されたのを見て、これぞってなって、うちでもこれを作ろうって言い始めたっていうのがあるんで。
結構このシリコンバレー的にはゼロックス社は歴史に名を残す会社ですね。
パイオニアか。
うーん、パイオニアって言うとそれも会社名だからややこしいな。
あー、ほんとだ。
えーっとなんだっけ。
ターマン。
フレデリックターマン先生ね。
ターマン先生には野望があって、スタンフォード大学周辺って果樹園しかないから、そこで優秀な人が大学にどんどん集まってきても、卒業したらもっと都会の方に行ってしまって、いい人材が残らないと。
なるほど。
それがちょっと悔しいということで、会社をどんどんこの周辺で作って、そこで大学と会社のやりとりみたいなのが活発になれば、そこで新たな産業が生まれ、優秀な人もさらに集まりっていう。
なるほど。
これをターマンはやりたかったんですよ。
てことである日、ターマン先生の授業を受けていた2人の学生がいるんですけれども、その人たちに君たち優秀なんだから会社やっちゃいなよということを進めて、実際にその2人が会社を作ります。
それが今も残っているヒューレットパッカード社ですね。
あのあれですね。パソコンの。
パソコンメーカーの。
パソコンメーカーのHPね。
HPですね。
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ヒューマン?パッカード?
違う。ヒューレット。
ヒューレットか。
それぞれの名前を2人から取ってきて付けてるんで。
人名なんだ。
人名ですね。
ヒューレットさんとパッカードなんで、31のバスキン&ロビンズと一緒ですね。
なるほどね。
多分HPと31は一緒。
HPのパソコンは安いんですよね。安くてまあまあいいっていう評判なんですよね。
そうですね。余計なものが入ってないので安いですよね。
デルとかレノボのパソコンっていうのは。
結構いいですね。僕も初めて家にパソコンが来た時のパソコンはHPのコンパックでしたね。
2人がヒューレットパッカード作るんですけど、その時にターマン先生は2人で何かしようというのは決まったんだけど、
当然まだ製品とかはないんですよね。
このままだとなかなか会社としてやっていきづらいからということで、
ターマン先生が個人的に538ドルをこの2人に渡すと。
出資だ。
出資ですね。
ここがいわゆるベンチャーキャピタルの走りみたいなことをこのターマン先生がやったわけですね。
ベンチャーキャピタルって正確に言うとエンジェル投資家みたいな感じですかね。
そうだよね。こんだけお金やるからやってみろってことだよね。
そうですね。
今のシリコンバレーとかでは会社作って成功した人はお金持ちになったら新しい会社にお金を投資して回していくみたいな文化があるんですけど、
それの本当に初期の初期みたいなのを作ったのがターマンさんですね。
なるほど。すごいじゃんターマン。
ターマンすごいんですよ。
ヒューレットパッカード社もその後、最初はパソコンじゃなくて2人とも無線とかそっち系の授業をとってた学生だったんで、
最初に作ったのはパソコンじゃなくてオーディオ機器なんですよね。
それを最初に買ったのがディズニーという。
なんと。
そういうね、いろいろ回ってますねっていう。
いろいろつながってるね。
で、その後ターマンとヒューレットパッカードの2人はスタンフォード周辺にどんどんと優秀な学生に会社を作ることを勧め、会社を呼び寄せたりして、
発展させていくっていうもう街づくりみたいなことをやったっていう。
ところでこのターマンさんがシリコンバレーの父としてまずいるわけですね。
09:00
なるほど。
2人目の父がいるんですけど、この人、ここまでシリコンあんま出てきてないじゃないですか。
あんま出てきてないね。
じゃあシリコンなんぞやということなんですけど、どっちかというとこの2人目の方がシリコンを持ってきた感じで、
何者かというとウィリアム・ショックレイさんっていう。
ウィリアム。
この人は、なんていうのかな、発明家みたいな人ですね。
ノーベル賞を取って人なんですよ。
ベル研究所っていう、電話作ったりトランジスタル発明したベル研究所出身で、
このショックレイさんも自分で何かしたいなと思い始めてベル研を辞めて、
最近スタンフォード周辺暑いらしいなというのと、たまたま実家が近かったという理由でここにやってきます。
シリコンバリにやってきた。
このショックレイさんってノーベル賞も取っていて、その界隈ではスターなわけですよ。
そのスターであるショックレイがカリフォルニアで研究所を作るらしいぞということで、
もうめちゃくちゃ優秀な人が集まってきたんですよ、そのショックレイ研究所というところに。
ショックレイ研究所を作って、これから半導体を作るぞと。
半導体を作るときに必要なのがシリコンです。
繋がってきたね。
半導体って僕もそんなに詳しくはないですけど、よくある説明だと電気を通したり通さなかったりするものみたいなやつで、
適当なこと言うのやめよう。
でもよくあるチップでしょ、半導体って。あのイメージがあるんだけど。
はい、そうですね。もともと真空管とかを使わないといけなかったんですけど、真空管使うとバカでかくなっちゃうんですよね。
それがめちゃくちゃ小型化できて、性能もさらに今後成長できそうっていうところで、
半導体にどんどん注目が集まってきて。今でもすごいですからね、半導体。
すごいですよね、今。
今度日本に熊本にめちゃでかい工場できるの知ってます?
そうなんですか。
台湾セミコンダクター、TSMCか。
中国系もすごいですよね。台湾とか中国とかも半導体作ってる会社めちゃくちゃ多いですもんね。
めちゃくちゃすごいんですけど、それの走りを作ったのがこの辺りっていうことで、
そのショックレイ研究所にめちゃくちゃ優秀な人が集まってきたんですけど、ただ一つ問題があって、
このショックレイさんがどうも優秀ではあるけど経営的にも人格的にも問題があったと。
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あるあるだね。
めちゃくちゃ被害妄想というか、信用されてない感があったんですよ、社員たちからしたら。
何回につけてお前たちがやったんじゃないかみたいなことを言ってくるということで。
やだな、そういう上司。
ハラスメント上司だったんですよ。
だったのでめちゃくちゃ優秀な人が集まってきたんだけど、もう嫌だと、この人の下でやるの。
ということで、そこの優秀だった人たち8人がごそっとショックレイ研究所を離脱します。
これが後にすごいことをする8人ということで、8人の反逆者と呼ばれる、
wikipediaにも項目がありますね。
8人の反逆者、かっこいいね。
これはショックレイ目線ですよね。
8人は嫌だから辞めただけなんですけど。
ショックレイがそう呼んだらしいということで、8人の反逆者なんですけど、
ショックレイ研究所を辞めてすぐ近くに別の会社を作ります。
それがフェアチャイルドセミコンダクター研究所みたいな、半導体研究所みたいなのを作るんですけど、
この時に8人が最初はどっか別の会社にみんなで就職しようっていうことを考えてたんですけど、
それをある人に相談したら、自分たちで会社をやればいいんじゃないっていうのを言われたと。
そんなやらないですよ、僕ら無理ですよみたいなことを言ってたんだけど、
もしやるならいくら必要だみたいなことになって、
じゃあ8000万とか、じゃあ1億何とか持ってくるみたいなことを言われたと。
誰に言われたのそれ。
アーサー・ロックさんっていう、後々アップルに投資をしたりする投資家の人で、
シリコンバレー的にはすごい人なんですけど、
とっちらかるのでこの人の話はもうこれで終わりです。
投資家がお金を苦命してくれたわけだな。
苦命してくれたわけですね。
それによってフェアチャイルド社っていうのができて、
そこで半導体っていうのをどんどん開発していくということが生まれてきて、
15:03
ショックレーも半導体作ってるし、フェアチャイルドも半導体作ってるんですけど、
いろいろあってショックレー研究所はその後解散してしまい、
フェアチャイルド社がどんどん成長していったと。
フェアチャイルド社もフェアチャイルド社でまたいろいろ会社が大きくなってくるといろいろとあって、
8人の反逆者がどんどんと独立していったりするんですよね。
その中の2人がまたある会社を作って、それがインテルですね。
おー、あのインテル入ってるが。
そう、インテル入ってるが、8人の反逆者から生まれてくるということなんですね。
シリコンバレーというのは半導体を作るための素材ということのシリコンで、
それによってスタンフォード周辺にいろんな人が集まってきてシリコンバレーを作ったということなんですけど、
特徴としてあるのが、今出てきた何人かいるんですけど、
みんなこの投資家から投資をちょっとずつもらってたりするんですけど、
使うときって別にまだ製品とかないんですよね。
ですよね。
ヒューレットパッカードも何もない状態で始まったし、
セミフェアチャイルドも最初就職しようと思ってたぐらいなんで、
こういうものを作るという計画はなかったと。
なんだけれども、そこに金が集まってきて、ちゃんとそれで結果を出せたということで、
やっぱりもう人なんですよね。
人ですな、やはり。
はい。
人が大事っていうのがね、もうこれに尽きるんですね。
でもターマンの夢は叶ってるよね。
フレデリック・ターマンの夢は。
もう叶いすぎましたね。
叶いすぎたよね。もう世界一でしょ、今そのスタートアップの聖地としては。
そうですね。
なんか今中国の新チェンも結構スタートアップの聖地みたいになってますよね、今。
なってますね。あれすごいですよね、なんかもう。
すごい。
いろんなアップルの新製品の発表会のニュースとかを聞くと、
それを見た新選の若いやつが、ビルの1階にパーツ屋さんがあって、
そこまで降りてパーツを買いに行って、上に戻って、そっくりのスマホとかを作るっていう。
はいはいはいはい。
すごいスピードでパクられるっていう。
中国すごいですよ、ほんまに。
ね。
18:01
パクる技術はもう超一流ですからね。
こういう言い方していいかどうかわかんないけど。
いやでも、なんかパクりでうまくいくパターンって結構あるなというのは。
だって今やもう中国って、もとはパクりでしたけど、今やもう中国が新しいものを作ってくるっていう文化が。
出始めてますもんね。
それでいくと、別にシリコンバレーも何か新しいものを作ってるかというと、別にそんなに実は作ってないんですよ。
例えばじゃあインターネット最初に作ったのはシリコンバレーでもないし、ブラウザを作ったのも違うし、個人用パソコン作ったのも違うし、みたいなのを追っていくと、別にほとんどないんですよシリコンバレーで。
発明が生まれたみたいなことで。
はいはいはい。
ないんだけど、そういううまくいったものっていうのをここで、いいサービスみたいな形で作り上げることができるっていうことで。
意外と多くパクりはなんかどちどち最初は叩かれるけど、そういうところから新しいのが生まれてくるんだなっていうのは。
うん、確かに確かに。
まあなんかイチローもね、野球選手のイチローのことをちょっと思い出したんですけど今。
はい。
イチローのね、NHKの番組で一問一答みたいな、番組名ちょっとあやふやなんですけど、本当に1分くらいの番組があって。
うん。
イチローがこう真っ暗闇の中でパイプ椅子が真ん中にポンってあって、歩いていくんですよね。
うん。
で、そこに座って質問されるんですよ、バンって。
うんうん。
で、その質問に対して一言バンって答えて、そのパイプ椅子から立ってまた暗闇の中に去っていくみたいな企画があって。
で、その時にイチローがバーって来て一問一答みたいなのが出て。
で、質問されるんですね。
質問された時に、真似することとはイチローさんにとってどういうことですか?みたいなこと。
うん。
答えた時にイチローが答えたのが、ヒントを得ることって一言言ってサッサッサって言ったんですよね。
ほう。
いや、これかっこいいなーと思って。
なんか真似するってかっこ悪いみたいなイメージないですか?
うんうんうん。
でもイチローレベルになると真似するっていうのはヒントを得ることらしい。
ほー、はいはいはい。
だからね、一眼にパクリっていうのもね、捉え方によっちゃ使えるんですよ。
ということでね、いろいろシリコンバレーの歴史ということで。
この後、本当はね、アップルとかマイクロソフトとかっていうのが出てきて、より本格的になっていくというところがあるんですけれども、
その裏側でインテルの誕生とかがね、あったと。
いや全然知りませんでしたわ、その辺。
ちょっとね、覚えておくといいんじゃないでしょうかというところと、人が大事と。
21:04
そうです。人だ。
そういうことをね、覚えていってくれたらいいんじゃないかなと思います。
はい。
はい、ということでこの番組が面白かったという人は、チャンネル登録、コメント、高評価、質問よろしくお願いします。
お願いします。
はい、それではまた次回お会いしましょう。
さよなら。
さよなら。
21:29

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