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203. 【適材適所の新常識】不満を最小限にするすごい方程式があった
2026-06-24 32:31

203. 【適材適所の新常識】不満を最小限にするすごい方程式があった

マッチングの不公平を最大限減らせるアルゴリズムについて話しました。


【タイムチャプター】

オープニング&今回のテーマ「適材適所」

不満や損失を減らす「マッチング理論」とは?

思考実験:3人の受験生と3つの学校

学校側の優先順位と「全体の幸福度」

「第一志望優先型」の罠と、受験のリアル

本命のアルゴリズム「受け入れ保留方式」の登場

規模が変わるとどうなる?1対多への応用

身近な例え(あいのり?)とマッチングの深い話

人数や条件が増えたときのアルゴリズムの挙動

社会実装の難しさとこれからの可能性

フェルメール展の抽選と中国の信用スコア

エンディング&今回のまとめ



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サマリー

今回の「ゴロゴロ起業ラジオ」では、「適材適所」を実現するための「マッチング理論」について掘り下げました。誰もが満足する組み合わせを見つけるのは難しいという課題に対し、不満や損失を最小限に抑えるためのアルゴリズムを紹介しています。 番組では、3人の受験生と3つの学校を例にした思考実験を通して、単純な点数順や第一志望優先方式の限界を明らかにしました。そして、学校側も受験生の優先順位を考慮する「受け入れ保留方式」こそが、全体の幸福度を高め、不満を減らすための優れた仕組みであることを解説しています。この理論は、就職活動や保育園の入園、さらには研修医の病院配属など、身近な場面にも応用できる可能性を示唆しています。 最後に、フェルメール展の抽選や中国の信用スコアといった具体例を挙げながら、アルゴリズムが社会実装される際の難しさや、今後の可能性についても触れ、リスナーに新たな視点を提供しました。

オープニング&今回のテーマ「適材適所」
スピーカー 1
どうも、ハリーです。 どうも、やーまんです。 ゴロゴロ起業ラジオは、企業が紹介しているハリーと、デザインが紹介するやーまんがお届けする企業やスタートアップに関する話を緩く紹介する番組です。
適材適所って言葉がありますよね。 ある。 その人が力を発揮できる場所にその人を配置するということなんですが、マネジメントとかをしているとね、そういう選択、決断を迫られる瞬間があると思います。
この時に誰もが得をするっていう組み合わせができれば一番理想なんですが、それが難しいんですよ。 なのですが、この問題の最高到達点を引き出す方程式があるという噂を聞いたので、
今日はその方法をお伝えして、皆さんもね、会社の部署決めとか、配属先選びとかね、いい結果を出せるような仕組みを知ってもらおうかなと思います。
不満や損失を減らす「マッチング理論」とは?
スピーカー 2
いいですね。知りたいです。
スピーカー 1
使いどころとしては、さっきも言ったような新入社員の配属先の部署、AさんBさんCさんとかがいて、この人は企画部に行きたい、営業部に行きたいと皆さんそれぞれ言ってますが、
受け入れ先の営業部とか企画部もそれぞれこういう人が欲しいっていうのがあって、それをどう組み合わせるんですかっていうのが結構難しいと。
で、これ会社だけじゃなくて、例えば入学試験でどの受験生とどの学校を結びつけるのがいいのかとか、あとは保育園。保育園に待機児童問題とかあるじゃないですか。
スピーカー 2
ああ、あるある。
スピーカー 1
ああいう問題の対策として、どの人とどの保育園を結びつけるのが一番ハッピーなのか、みたいな時に使われたりするんですけれども、こういう問題への解決策を研究している人たちがいて、これをマッチング理論と呼びます。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
だから本来は受験だったらこの人とこの学校っていうのがいい組み合わせのはずなのに、それを決める仕組みが適切じゃないせいで、入りたい人も受け入れる側もお互いに損失する仕組みになってしまうということがあるんですよ。
思考実験:3人の受験生と3つの学校
スピーカー 1
例えば小山さんが就活生だとします。
はい。
で、第一志望の就職先と第二志望の就職先があります。
スピーカー 1
うん。
先に第二志望の就職先から内定が出ました。ただ第一志望のところからまだ返事が来てません。
うん。
なんですがその状況で第二志望の就職先から今日中に返事が欲しいと。
スピーカー 2
うわあ、つら。
スピーカー 1
今日中に返信がなければ内定取り消しますと言われてしまいました。
うん。
っていうような状況があったとして、どうします?
スピーカー 2
もう行くね、俺やったら。
スピーカー 1
行く。第二志望で。
スピーカー 2
うん。第二志望で行く。
スピーカー 1
はいはいはい。
これね、別にどっちが正しいとかはないんですけども、もし第一志望も受かってたとしたら、第一志望の会社は小山さんに来てほしいと思っているし、小山さんも一番行きたい会社に行けたはず。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
この組み合わせが一番ハッピーじゃないですか。
うんうんうん。
なんだけれども、第二志望にするかってなると、本来一番いいところに行けたはずなのに、そうじゃない選択をしてしまうとなると、小山さんにとっても第一志望だった会社にとっても損失があると。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
この損失をできるだけ減らしましょうというのがマッチング理論なんですよ。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
これをやることで組み合わせの不満とか損失っていうのをかなり減らせるというのが素晴らしいところですね。
スピーカー 2
いいですねでもこれが。みんなハッピーじゃないですか。
スピーカー 1
そうなんです。だからこれをみんなもっと真剣に考えるべきなんですよ。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
これどういう仕組みなのかというと、いろんなパターンがあるんですけど、その中の一つを今日はお伝えしようと思いますが、仕組みの説明だけしてもわかりにくいと思うので、
実際小山さんに考えてもらおうかなと。
スピーカー 2
わー考える系?
スピーカー 1
思います。
スピーカー 2
はい、頑張ります。
嫌いじゃないから。
スピーカー 1
小山さん得意なんでね、こういうの。なんにゃかんや最適化にたどり着けるんで。
スピーカー 2
やりましょう。
学校側の優先順位と「全体の幸福度」
スピーカー 1
じゃあまず前提条件として小山さんは受験、大学でも高校でもいいですけど、受験の仕組みを考える係に任命されました。
スピーカー 2
受験の問題を考える?
スピーカー 1
受験の仕組み、誰と誰を組み合わせるのがいいのかという仕組みを考える係に任命されました。
スピーカー 2
そんな係あんの?そこにまず驚きだわ。
スピーカー 1
まあまあまあ聞いていけばわかると思います。
スピーカー 2
はいわかりました。
スピーカー 1
今回ちょっと単純化するために受験生3人います。
A、B、Cの受験生が3人います。
スピーカー 2
A、B、Cね、OK。
スピーカー 1
で、X、Y、Zの学校があります。
で、どの学校も定員が1名です。
スピーカー 2
定員1名、はい。
で、この時に誰がどの学校に入るかっていうのをどういう風に決めればよいかというのが今回の課題ですね。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
で、この時全員がどこかの学校に入るものとします。留年禁止です。
という条件の時に小山さんだったらどういう風にこの受験の仕組みを作りますかと。
スピーカー 2
まずそのA、B、Cの人たちにX、Y、Zのどこの学校に行きたいかっていうのを調査しますよね。
スピーカー 1
希望を聞きますか。
スピーカー 2
希望を聞く、まずはね、聞きます。
で、X、Y、Zの学校にもどんな学生を募集しているのか、来てくれるのが嬉しいかを聞きます。
で、この何、A、B、CとX、Y、Zのこの編み訳字じゃないけど、マッチングするところをお勧めするっていうのが一番初見で思いつく方法ですね。
スピーカー 1
はいはい。
スピーカー 2
え、それ以外に何があるんですか。
スピーカー 1
いや、それでいいと思います。
「第一志望優先型」の罠と、受験のリアル
スピーカー 1
じゃあ学校はでも大体、あれですかね、点数順で取っていく感じですかね、基本的には。
スピーカー 2
うん、だと思うよね。例えばA君とB君がYがいいって言った時に、もう点数のいい方になっちゃうよね、受験ってことは。
スピーカー 1
ということは受験生の希望を聞いて、被った場合はテストの点数が高い順に入れていけばいいと。
スピーカー 2
はい、それがベストなんじゃないですか。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
それ以外にないと思います、逆に。
スピーカー 1
わかりました。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
じゃあ、この時にテストがわかりやすく、じゃあ3点満点のテストだったとします。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
で、Aさんは3点満点ですね。で、Bさんが2点、Cさんが1点だったとしましょう。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
で、この時にAさんとBさんが同じ学校、じゃあX学校を希望します。
うん。
CさんはY学校を希望します。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
となったら、AさんとBさんが被ってるじゃないですか。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、テストの点数が高いのがAさんだとしたら、
スピーカー 2
うん。Aさんが行くよね。
スピーカー 1
Aさんが選ばれますね。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
はい。じゃあ、Bさんは次どうしたらいいですか。
スピーカー 2
第二志望になるんじゃないの?
スピーカー 1
第二志望。じゃあ第二志望がYだったとしましょう。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、Yには第一志望のCさんがいるんですよ。
スピーカー 2
入られへんのか。Cさんになっちゃうのか。
スピーカー 1
そこも含めて決めていいですよ。
スピーカー 2
あー。
そりゃもう後編にじゃんけんしてもらうしかないですよね。
スピーカー 1
じゃんけんすんの?
スピーカー 2
うん。じゃんけんになりますよね、そうなってくると。
スピーカー 1
なるかな。
うんってこと?
スピーカー 2
ちょっと待って。ちょっと待ってくださいね。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
これなんかあるな。これなんかあるぞ。いい方法が。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
えー、でも点数で決めない方がいいのか。
3、3ですもんね。全員が第二志望に行くってことにするとどうなるんだろう。
スピーカー 1
全員が第二志望に行く?第一志望には行かない?
スピーカー 2
あ、そうそうそうそう。それはあれか。本末転倒か。
スピーカー 1
ほう、その心は?
スピーカー 2
分からないです。
スピーカー 1
ここね、分岐点なんですよ。
本命のアルゴリズム「受け入れ保留方式」の登場
スピーカー 1
分岐点ですよね。まず整理したいですね。3人の第一志望が全員バラバラなら、全員行けるんですよ。
うんうん。
スピーカー 2
AがX、でBがY、でCがZですよね。
スピーカー 1
はい、行けますね。
ただし、第一志望が被ると、全員第一志望はもう構造的に無理なんですよ。店員が1名だから。
はい、そうです。
スピーカー 2
なので、全体の幸福度を考えたときに、学校側の優先順位も必要になってくるんですよ。
なんで、受験生A、B、Cにそれぞれ希望順位を出してもらいますと。第一志望、第二志望、第三志望、いろんな順位があって、
で、学校側にもA君がいます、B君がいます、C君がいます。こういう学科でこういうタイプの子です、みたいなのがあって、その学校の人と会うかみたいなので、X、Y、Zにも優先順位を出してもらいます。
XはB君がいい、次にA君がいい、次にC君がいい。人間を優先順位につけるのはどうかっていう問題ありますよ。ありますけども、ここでは良いとしましょう。
Y学校はA君がいいです、次にC君がいいです、B君がいいです。就職の採用みたいなもんですよ。その学歴とかキャラクターを見て決めるわけですよ。
それでいくと、かなりの確率で誰かの第一志望はもらできるんじゃない?だって第一志望がかぶってないときって考えると、3、3で考えると、誰がどこに入ったとしても全体として納得度高いんじゃない?
6人いるじゃん、A、B、CとX、Y、Zの6人で考えたときに全体の幸福度ってめっちゃ高くなるんじゃない?
スピーカー 1
おー、学校側もどの学生が欲しいかを順位付けする。さっきの話だと一応点数順でっていうことがあったんですけど、それ以外の要素も加味するみたいな話ですか?
スピーカー 2
まあそういうことですね。その加味の仕方はそれぞれの学校の採点方式がいろいろあったとしてですね。そこも考慮して学校側の欲しい人材っていうところも加味すると全体の幸福度ってめっちゃ上がるんじゃない?というかむしろ不満は少ないと思うよね、このやり方だと。
スピーカー 1
じゃあさっきの話でいくと、AさんとBさんがまずX大学で被ってました。
スピーカー 2
ここで重要になってくるのが、X学校はAとBどっちが欲しいかって話ですよね。で、例えばBくんが欲しいって言ったときに、Xは満足度ポイントを稼げますよね。
でもそれだと単純化して、学校側はテストの点数順に欲しい人が決まると、一旦考えても大丈夫ですか?
スピーカー 2
まあそれでもいいですよ。
スピーカー 1
じゃあさっきと、とりあえずルートとしては一緒ですかね。AとBがXを希望しているので、点数、学校側のどの項目を見るかが点数だとして、点数の高いAさんが選ばれました。
で、BさんがX学校第一志望に落ちたので、次Bさんの第二志望がYだったとき、Cさんはすでに第一志望でYを選択しています。
スピーカー 2
点数でいくんだったらもうBとCの点数の高い方になるんじゃない?
スピーカー 1
第一志望とか第二志望とか関係なく、そこを希望する人がいたら問答無用に点数をつけて選んでいく。
うん。
スピーカー 2
だって学校側は点数が高い人材が欲しいんでしょ?
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
このルールでいくと。じゃあそれの方が全体の満足度は高いよね。
スピーカー 1
なるほど。じゃあBはYを受験することができて、で、BとCを比べたときにBさんの方が点数が高いので、BさんはY学校に行けます。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、Cさんはじゃあ余ったZ学校に行きます。
スピーカー 2
いや、だからCさんももう一回Xにチャレンジして、Aさんよりも点数が高ければCさんはXに行けるみたいな。
スピーカー 1
なるほど。受けて、受けたとして、で受けたらAさんの方が点数が高いので、Xも落ちて、最終的にZに落ち着くというところですね。
スピーカー 2
うん。
規模が変わるとどうなる?1対多への応用
スピーカー 2
だから整理するとですね、A君、B君、C君はそれぞれX、Y、Z全ての受験を受けます。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
3回受験すると。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
3個受けると。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
で、学校側の希望はとにかく点数の高い子が欲しいとなったときに、おかしくなるのかこれ。
おかしくなるのか。
スピーカー 1
うーん。おかしくはならないけど複雑になりますね。
スピーカー 2
A君は複雑になるな。A君はXに行きたいけど、Yで100点取ったらYに行かなきゃいけないってこともないもんね。
スピーカー 1
うーん。そこも含めて決めちゃっていいですよ。神なんでもう今。
スピーカー 2
神なのか。
スピーカー 1
ただルールさえ決めてくれれば。
スピーカー 2
じゃあ一番いいのはA、B、CそれぞれがX、Y、Zの3校の受験を受けて、その受験で一番点数が高くて、高くて自分の行きたいところに行ける。
スピーカー 1
高くて行きたいところに行ける。ほうほうほう。
スピーカー 2
はい。が一番全体の幸福度あるんじゃないですかね。
スピーカー 1
多分、Xを受験したときとYを受験したときで点数が変わるからっていうことを言いたいのかなと思ったのですが、そういうことですか。
スピーカー 2
これセンター試験みたいな話になってるの?もしかしてこれの試験っていうのは。
スピーカー 1
いや、だんだん決める範囲広くなってきましたけど、まあそこすら決めてもいいですよ。
スピーカー 2
センター試験にしましょうか。なんかX校の受験とY校の受験とZ校の受験にするとさ、より複雑にならないですか。
スピーカー 1
複雑になりますね。パターンが増えますからね。
スピーカー 2
複雑になるんで、センター試験にしましょう。センター試験で。
身近な例え(あいのり?)とマッチングの深い話
スピーカー 1
今、共通テストですけどね。
スピーカー 2
共通テストになってるのか。
共通テスト受けて、点数の高い順から行ける学校に行ける。
スピーカー 1
じゃあ、このセンター試験受けた一家、A、B、Cの順で点数が良かったです。
じゃあ、Aさん行きたいとこ選んでください。ここ行きます。
じゃあ、BさんはAさんが選んでないところから行きたいとこ行ってください。
で、CさんはAさんBさんが選んでないところで好きなとこ選んでください。
スピーカー 2
必然的に残り物になっちゃった。
スピーカー 1
まあそうなりますけどね。
スピーカー 2
でも学校側はそれが求めてるんですもんね。点数の高い子が欲しいんでしょう。
スピーカー 1
さすがですね。ほぼそれですね。実質。
スピーカー 2
ほぼそれなの?
スピーカー 1
ほぼそれというとかなり語弊がありますが、僕の想定界は超えてきましたね。
スピーカー 2
想定界を逆に知りたいわ。逆にこれ以外に何があるんですか?
スピーカー 1
結構多いのは、第一志望優先型っていう方式があって。
さっきの例だと、AさんBさんでX項を争っている間に、CさんはY一人だけだったじゃないですか。第一志望を出したの。
この時、第一志望が終わった段階で一旦ガシャーンって閉め切ってゲートが。
Cさんが選んだ第一志望はY。ここにはCさんだけだったので、CさんとYは確定するっていうパターンもある。
結構これ多いんじゃないかなと思うんですよね。第一志望優先型。
この場合だったら、AさんとBさんがX項を受験して、AさんがXに行きます。
で、Y項はCさんが第一志望一人だけ出したので、CさんYを確定させます。
で、BさんはXもYも埋まっているので、余ったZに行きます。これが第一志望優先型。
スピーカー 2
野球のドラフトと一緒やね。
スピーカー 1
まぁまぁそんな感じですね。
スピーカー 2
Aくん俺も欲しかったけど、Aくん争っているうちにBくん取られたわーって言って、Aくん取られへんかったらもうCくんしか残ってへんやんみたいなね。
スピーカー 1
こういうやり方も結構ありますよね。
スピーカー 2
あるね。そう言われたらあるわ。
スピーカー 1
受験とか結構そっち型じゃなかったかなと僕は思っているんですけど。
時系列があるんでね。今回時系列あんまり考えなかったんで、シンプルに全員が同時に試験1個受けて、点数の高い者順から順番に選んでいく。
で、この第一志望優先型に対して、さっき小山さんが言ったのとほぼ同じ仕組みなのが、受け入れ保留方式。
スピーカー 2
受け売り保留方式。
受け入れ保留方式。
なんか優しいのか残酷なのかわからんな。
スピーカー 1
これはさっきの例で言うと、X校に落ちたBさんが、Cさんがすでに第一志望でいったY校を受験できるっていう仕組みなんですよ。
スピーカー 2
あーはいはいはい。
スピーカー 1
第一志望、第二志望は一応あるが、第一志望だからといって確定はしない。そこを他に希望する人がいたら、それらをまとめてみますっていう。
これが受け入れ保留方式というやつで、今回のメインの考え方はこれですね。
スピーカー 2
あ、そうなんだ。
スピーカー 1
この場合だとBさんもYを受けられるので、BとCを極めたらBさんがYに行って、CさんがZに行くというのが受け入れ保留方式を行った際の結果ですね。
これがかなり良いと言われております。
スピーカー 2
3人の満足度というか納得感を考えた時にそっちの方が高いよね絶対に。
スピーカー 1
そうですね不満が出るとしたら今回はCさんですかね。第一志望俺Y受けたのに後から来たBに追い出されたぞっていう風には。
スピーカー 2
で、Cくんが結局第二志望に行くことになるけどさ、結局Bくんも第二志望だもんね。
スピーカー 1
逆に第一志望優先型にした場合はBさんの不満が出ますよね。CさんはYに行けるんだけれども、
Bさんは本当は俺がYに行けたはずなのにって。BとCを比べた時に自分の方が上だから。
なのでどっちを比べても不満が出るんだけれども、受け入れ保留方式Cさんの不満が出る方の方が良いと。
スピーカー 2
そうだよね。
スピーカー 1
わかりますか。一応今回ですね、詳しく知りたいぞという人はですね、マーケットデザイン坂井豊孝さんという人が書いた本があります。
これを読むと詳しく載ってます。詳しく知りたい人はこちらを読んでください。
今回注目すべきは本当はお互いに選び合えたのに制度のせいで外れてしまうっていうのがもったいないっていうところなんですよ。
特にそれこそ保育園とかだと第一から第五ぐらいまで欠かされて、その中から入りたいところに入れるみたいな方式なんで。
結構保育園はかなりこれに近いんですよ。受け入れ保留方式。
でもそこで第一志望優先型にしてしまうと人気のところにわっと集中するじゃないですか。これがすごいリスクが高いんですよ。
スピーカー 2
なんか勝負感がもの良いよね。第一志望はあっこだけど競争力高いからもう第四志望のところを頑張って狙おうみたいな。
スピーカー 1
なんかようわからんけど他の参加者たちの手の内の読み合いみたいなことが起きちゃうんですよ。
一方それに比べて第一志望優先型じゃない受け入れ保留方式だと何がいいかっていうとただただ行きたい順に書けばいいんですよ。
第一志望がどんだけ人気であろうともとりあえずそこ第一志望だったら書いて第二志望本当に行きたい第二番目に行きたいところを書いてっていうのができてかなりそれが通りやすくなる。
だけれども第一志望優先型だとここの一番行きたいところは倍率が2分の1で落ちちゃうからなみたいなことを考えると本当は行きたいけど外すみたいな。
なんかようわからんストレスが発生しちゃうこれが起きないというのが一番素晴らしいところなんですよ。
本当に行きたいところともしかしたらいけるかもしれなかったのに外すと行けた時にどっちももったいないじゃないですか。
本当は行きたいところが行けるのに2番目で我慢しようみたいなのを気にしなくていいっていうのがね一番素晴らしいところなんですよ。
スピーカー 2
でもこれってさ人数で変わるんじゃない?
人数や条件が増えたときのアルゴリズムの挙動
スピーカー 1
人数って言うと受験生1万人と学校100校とかそういう話ですか?
スピーカー 2
3人と3校で考えるとあまり差がないように感じるんですよ。
スピーカー 1
確かにね。
スピーカー 2
だけど例えばこれが10万人で500校とかになってきた時にいかに受け入れ保留方式の方が点数高くなると思うんですよねさっきの加点方式で行くと。
で行ってもっていうのを今頭の中で考えながら聞いてます。
なるほどなーと思ってたんですけど。
スピーカー 1
そうですねこの辺でそういろんなパターンがあるんですよ。
受け入れ保留方式というのがベースにあってあとよく出てくる例だとお医者さん医学部出てお医者さんになれましたと。
研修医というのがあって研修医じゃ1万人とその人たちが行ける病院500個あります。
好きなとこ選んでくださいみたいな。
でどれとどれをマッチングするかっていうこの1対他方式1対他方式じゃない1対他の場合の組み合わせ方みたいなのもあってこれ話し出すと長いんですけど。
その場合はちょっとまあほぼ一緒ですほぼ一緒ですがもうちょっと別のNIMPアルゴリズムとかっていうのがあって。
スピーカー 2
なんじゃそれ。
スピーカー 1
まあでも基本的には一緒です。
受験生と学校だとしたら受験生は行きたい学校の順位表を出し学校側も取りたい学生の順位表を出しみたいな。
その第一志望とかでファーっと組み合わせて落ちた人は第二志望をまたガーッとやって余った人またやってっていうのが全部終わったら完了。
スピーカー 2
はいはいはいはいはい全体の満足度は絶対高いですよねそのやり方が。
スピーカー 1
そうですね一応そうなります。
あとまあ細かいこと言うとねこれどっちがどっちにアプローチするかっていう問題もあって受験生から学校に基本的には希望を出すじゃないですか。
逆ってあんまないじゃないですか学校から。
スピーカー 2
あんまりないですよね。
スピーカー 1
来た人を受け入れるみたいな。
これを入れ替えたらどうなるかみたいな話もあったりするんですけどそれをしだすとややこしくなる。
スピーカー 2
入れ替えるってどういうこと?
学校側が?
スピーカー 1
だからオファーが来た学校から受験生は選べるっていう場合。
はいはいはいはい野球のドラフト。
スピーカー 1
まあそういうことです。
スピーカー 2
ドラフトしか出てこないそういうことですよねヘッドハンティング的な。
スピーカー 1
で結果だけ言うと受け入れ保留方式だと受験生と大学側で見たら普通受験生から大学に希望を出すプロポーズすると言います。
わかりやすく。
基本的にはプロポーズする側の満足度が上がりやすいという特徴があります。
学校側も両方を順位表出させるとまたちょっと結果が変わったりするんで本当はややこしいんですけれども基本的にはプロポーズする側が良いと。
スピーカー 2
いやめちゃ難しいと思います。
スピーカー 1
難しいですがアルゴリズム的にはすごいシンプルで。
スピーカー 2
シンプルなのこれ?
スピーカー 1
シンプルですね。
スピーカー 2
昔テレビ番組で男中女中の大型合コンマッチング番組みたいなのなかった?
社会実装の難しさとこれからの可能性
スピーカー 1
あいのり。
スピーカー 2
あいのりみたいなさ。
スピーカー 1
ラブワゴンね。
いや本当それも一緒ですね。
スピーカー 2
そうですよね。その男と女のそれぞれの意義がマッチしたときにくっつくもんね。
スピーカー 1
そうですね。だからそれも一番手じゃないけどこの人別に悪くないから受け入れようかなみたいな。
でもそんなのいりませんよと。受け入れ保留方式さえあれば。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
機械的に決まるんで。エンタメ性は全くないですけれども。
スピーカー 2
はいはい全体の満足度は一応高いと。
スピーカー 1
そういうことですね。
なぜ受け入れ保留なのかというとAさんもBさんもCさんも一旦仮合格みたいな扱いなんですよ。
例えばAさんはXと第一志望同士だったけれどもこれも一応仮なんですよ。
Cさんは第一志望のYのところに最初に行って一人だったからおのずと確定かと思いきやこれも仮なんですよ。
暫定1位みたいな感じで。
AさんからBさんが降ってきてここでまたバトルが起きて暫定1位がBさんにすげえ変わります。
Bさんもまだ仮なんですよ。
で全員のこのごちゃごちゃごちゃってやる組み合わせが終わった段階で最後に確定しますっていうことなんで受け入れ保留方式というふうに呼ばれてるんですけれども。
スピーカー 2
はいはいはいそういうことね。
だから付き合ってくださいとか言って男が手で握手のやつやってちょっと待ったとか言ってさまた違う人がさ僕と付き合ってくださいって目の前に握手する手が2つあって。
まあその女の子がどっちか選びましたと。
でそこで負けた男の子は悔しい思いするけどまた旅を続けながらまた次に好きな人ができたらまた付き合ってくださいっていうことできるもんね。
スピーカー 1
あーそうですね。
スピーカー 2
あれ相乗り受け入れ保留方式だね。
スピーカー 1
相乗り受け入れ保留方式なのかな。
スピーカー 2
告ったら帰らなきゃいけないとかないもんねあれね。
スピーカー 1
確かにあれ。
スピーカー 2
あったっけ?その辺テラスハウスとかとちょっとごちゃごちゃなってんだけど。
スピーカー 1
相乗り降ろされてる人いましたよね。あれなんで降りたんだっけ?失敗したら降りるんじゃなかったでしたっけ?
スピーカー 2
失敗したら降りるのかあれは。でも忘れちゃったね。
スピーカー 1
加藤春彦が出てましたね。
スピーカー 2
あー出てた出てた出てた。
なぜピンポイントで加藤春彦を。
スピーカー 1
急に加藤春彦の映像が脳内に出てきて。
最近何してるんだろうと。
スピーカー 2
懐かしいですよ。確かに。
仕事の配属とかでもこの方式がいいっていうことなのかな。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
いやーありますよね。やっぱ人にはね得て不得てっていうのがありますから。
営業が得意なのに事務作業ばっかりしてる人とかね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
やっぱり自分が活躍できる場所に行きたいと思った時に
しっかり機能してくれる方法という。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
いやこれが一番構造的に満足度高い方法だよね。
スピーカー 1
加藤さんもうコンピューター人間じゃないですか。
スピーカー 2
いやもうコンピューターですよ。もう今パチパチパチパチパチってもう今来ましたよ。
スピーカー 1
来ましたか。よかった。
来ました。笑い男のニコニコのマークが頭の中にパカパカパカパカって出てきて。
攻殻機動隊。
スピーカー 2
何言ってるかわからない人はほとんどだと思いますけど。そんな感じです。
スピーカー 1
ある程度やっぱり人数の規模があった方がワークしやすいと思うんですよ。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
これも一人の裁量で3人を同時にするみたいな時とかはもうええやで。
ここ行けって言った方が。
スピーカー 2
もうやっとけって言うてね。
スピーカー 1
そっちの方がいい可能性は大いにあるが、ルールを決めてくださいと言われたらかなりこれはいい方法ですよと。
スピーカー 2
うーん。
エンディング&今回のまとめ
スピーカー 1
僕この前、今度大阪にフェルメール来るじゃないですか。
真珠の耳飾りの少女。
スピーカー 2
全然知らない。
そうなの?
スピーカー 1
会が来るんですよ。
スピーカー 2
来るの?
スピーカー 1
大阪に。
スピーカー 2
フェルメールすら俺わかんないんだけど。
スピーカー 1
フェルメールって絶対見たことありますよ。
スピーカー 2
あ、これか。
スピーカー 1
これが。
スピーカー 2
フェルメールちゃんね。
これさ、でもなんかようおるでこの人。
スピーカー 1
この格好した人。
スピーカー 2
いや違う違う違う。
このフェルメールさんの展示会とかイベントって結構あちこちでやってない?
このミッフィーとフェルメールって。
スピーカー 1
ミッフィーやってたね。コラボしてましたね。
スピーカー 2
なんかで俺見に行ったよこれ。
スピーカー 1
でも本物が来るんですよ本物が。
スピーカー 2
あ、そうなんだ。
スピーカー 1
でも日本に来るのこれが最後じゃないかと言われてるのがなんと大阪の美術館に来るらしいって言うんで。
へー。
へーと思ってサイト見てみたらそれも抽選なんですよ。
スピーカー 2
おー。
スピーカー 1
やっぱ人気だなと思ってどれどれと思ってみたら第20希望まで出せますって書いてある。
スピーカー 2
あー。
スピーカー 1
人中よると思って。
もしかしたらこの方式を取ってくれているのやもしれないですけどね。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
こっち側の点数は何も出してないんでよく考えたら違うかもしれないけど。
スピーカー 2
どういう基準で選んでるのか。
あれじゃない?
スピーカー 1
納税額とか出した方がいいのかな。
スピーカー 2
でも納税額に応じてとかあるかもしれないよ。
行った時にお土産どんだけ買ってくれるかみたいなね。
スピーカー 1
あーはいはいはい。
スピーカー 2
中国って今そうなってるらしいよ。
スピーカー 1
あそうなんすか。
スピーカー 2
点数が付けられてるらしい。
スピーカー 1
あーあれですかGマシン用とかいう。
スピーカー 2
そうそうそうそうちゃんとこの税金を納めてるかとかちゃんと仕事してるかとかっていうのが全部加点対象になってて。
ちゃんとランクがあるらしいですよ。
スピーカー 1
ねー。
でもそうしたい気持ちはすごいわかりますね。
スピーカー 2
なんか変なこと犯罪とかして変なやつはすげー点数が低いと。
スピーカー 1
ねー。
だからあれですよサイコパスっていうアニメがありましたけれども。
あれも犯罪係数って言ってこの人は将来犯罪を犯しそうだから事前に捕まえちゃおうみたいなことが許される世界線なんですよ。
スピーカー 2
ある意味安全かもしれないけどねそうしてくれてる方が。
なんか感覚的にやってるじゃないですか。
例えば地元の警察官がさなんかちょっと居酒屋でなんかめんどくさい人いるんで今すぐ来てくださいとか言って警察が来たときになんかうるさいおっさんがいたときにさ。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
もう警察の人もまたお前かみたいなさ。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
そういう人はもうどんどん原点原点ですよ。
もうなんかGランクとかになっててもうグレーグレーのマークになってて。
そういう人が刑務所行ったらなんかすごい厳しいところに入れられるみたいなね。
スピーカー 1
ディストピアじゃん。
世の中にはこういういろんなアルゴリズムというのがあって。
それを使うと不満なく物事を素早く決められるルールみたいなのがあったりするんでね。
スピーカー 2
いやーそうよね。
スピーカー 1
こういうのを知っておくといいんじゃないかなと思います。
ということで今回の感想をメールまたはアップルボットキャスターのエビアスポティファイのコメントボイスのコメントでお待ちしております。
2人でコメントのすべて読んでいますので今後の番組をより良くするためにあなたの感想や話をしてほしいテーマを募集しています。
それでは今週も聞いていただいてありがとうございました。また来週お会いしましょう。
スピーカー 2
さよなら。
32:31

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