00:00
【ハ】どうもハリーでーす。
【ト】どうも、イヤーマンでーす。
【ハ】ゴロゴロ起業ラジオは、教育会社を経営しているハリーと、デザイン会社を経営するイヤーマンがお届けする企業スタートアップに関する話を有力紹介する番組です。
【ト】です。
【ハ】ステイハングリー、ステイフーリッシュ。
【ト】あ、ジョブズじゃないすか。
【ハ】お、やっぱ知ってますね。
【ト】有名ですよ、さすがにね。
【ハ】そう、ジョブズの言葉と言われてますが。
【ト】うん。
【ト】本当にジョブズの言葉ですか。
【ハ】え?ジョブズじゃないの?
【ト】フフフフ、あはは。
【ト】ジョブズの言葉ではあるんですけど、
【ト】これ実はね、引用なんですよ。
【ハ】あー、そういうことね。
【ト】そう、実はこれね、ジョブズが考えた言葉ではなくて、
【ト】他のところで見たものを引用してるというやつなんですけど、
【ト】この言葉が誰の言葉なのか、というのを、
【ト】なんかとある本で、
【ト】絵を詳しく描いてるものがあって、
【ト】これがね、純粋に面白いなと思ったんで、
【ト】今日はね、特に役に立つ話ではないんですけど、
【ト】俺の話を聞いてくれと。
【ハ】なるほど、聞くよ、聞くよ。
【ト】誘拐でございますが、今回ね、
【ハ】はい、いいじゃないですか、たまには。
【ト】本、これなんですけど、
【ハ】パソコンとヒッピー。
【ト】はい、これ雑誌なんですけど、
【ト】スペクテイターという雑誌の2021年に出たやつで、
【ハ】2021年、はいはいはい。
【ト】特集が、パソコンとヒッピーっていう、
【ト】謎の特集なんですよ。
【ト】この前、YouTube見てたら、
【ト】クイズノックの伊沢さんがですね、
【ト】この本を紹介してまして、
【ト】なんか面白そうと思って買ってみたらね、
【ト】すごい面白かったんで。
【ハ】日本語の雑誌ですよね、スペクテイター。
【ト】日本語ですね。
【ト】この本が言うには、パソコンを作ったのはヒッピーだと。
【ハ】ジョブズもヒッピーだったんでしょ?
【ト】あ、そうですそうです。
【ト】なんで、それがどのように生まれていったのか、
【ト】というところと、これが現代どうなっているのかと、
【ト】いうことでね、ゆるい話をしていけたらなと思います。
【ハ】いいじゃないですか。ゴロゴロしながら聞きましょう。
【ト】行こう!
【ト】ということでまず、
【ト】ステイハングリーステイフーリッシュのおさらいなんですけど、
【ト】これはジョブズのスピーチですね。
【ハ】そうですね。有名ですよね。
【ト】2005年のスタンフォード大学で行われたスティーブ・ジョブズのスピーチ。
【ト】そのスピーチに出てくる有名な言葉が、
【ト】ステイハングリーステイフーリッシュと、
【ト】コネクティングザドッツ。
【ハ】はいはいはい。有名だよね、これも。
【ト】この前やりましたね。
【ハ】この前やったよね。
【ト】コネクティングザドッツはこの前やったので、
【ト】そっちも聞いてほしいんですけど、
【ト】今日はこのステイハングリーステイフーリッシュの方を見ていきますと、
【ト】深掘りすると。
【ハ】はい。これね、引用と言ってたんですけど、
【ハ】どこからの引用かというと、
【ハ】ホールアースカタログ。
【ト】ホール?
【ハ】ホールアースカタログ。
【ト】あ、ホールアースカタログ。
【ハ】はいはいはい。
【ハ】これスピーチの中でも言ってるんですけど、
【ハ】ホールアースカタログ、日本語にすると、
03:00
【ハ】全地球カタログみたいな意味になるみたいなんですけど、
【ハ】この本の最終号の背拍子に書かれていた言葉が、
【ハ】ステイハングリーステイフーリッシュと。
【ト】このホールアースカタログね、ネットでPDFで、
【ト】PDFかな?全部見れるんで、
【ト】リンク貼っときます。
【ト】スピーチの中で、この本について触れている一節がありまして、
【ト】軽く読みますと、
【ト】私が若い頃、全地球カタログという素晴らしい本に巡り合いました。
【ト】私の世代の聖書のような本でした。
【ト】すべてタイプライターとハサミ、ポラロイドカメラで作られていた。
【ト】言ってみれば、Googleのペーパーバック版です。
【ト】Googleの登場より35年も前に書かれたのです。
【ト】理想主義的で、素晴らしい考えで満ち溢れていました。
【ト】という風にね、紹介しているんですよ。
【ト】このホールアースカタログ、なんじゃいと、
【ト】いうことなんですけど、
【ト】これはですね、ジュアート・ブラントさんという、
【ト】環境活動とかに熱心な人で、
【ト】ヒッピーっていうのが、
【ト】カノンさん、ヒッピーって知ってます?
【ヤ】なんとなく。
【ト】なんとなく。
【ト】この時点でもなんとなくしか知らないんですけど、
【ト】わかりやすい例だと、ジョン・レノンとか。
【ヤ】あー、そうですよね。
【ヤ】アメリカですごい流行ったんですよね。
【ヤ】そのヒッピーっていう文化が。
【ト】そうそうそうそう。
【ト】時期でいうと、60年代後半のアメリカに登場した、
【ト】旧来の価値観に対抗する、
【ト】カウンターカルチャーの一欲を担った若者を指すと。
【ト】wikipediaに書いてますね。
【ヤ】カウンターカルチャー。
【ト】カウンターカルチャーね。
【ト】どういう人かというと、
【ト】戦争を反対、自由と平和を愛するラブ&ピースだと。
【ト】あとは、自分の内面を探求していこうっていうような考えを持っていて、
【ト】精神の解放とかを求めて、
【ト】ドラッグとかに手を出す人が多いとか、
【ト】また東洋の思想に共鳴してインドに行ったりとか。
【ヤ】なんか裸足でボロボロの服着て、
【ヤ】ロン毛っていうイメージがあるけどね。
【ヤ】ヒゲもボロボロでね。
【ト】ロン毛、ヒゲ、謎の服装。
【ト】これがヒッピーの特徴ですね。
【ヤ】ですよね。
【ト】だからジョブズもね、昔裸足で会社の中ペタペタ歩いて、
【ト】風呂も入らず、
【ト】みんなから文句を言われて、
【ト】ストレスが溜まったら、
【ト】トイレに足を突っ込んで、
【ト】水を流す。
【ヤ】足を冷やす。
【ト】そうそうそうそう。
【ト】謎の儀式をしていたんですけども。
【ヤ】変人、ただの変人やんか。
【ト】そう、現代では、
【ト】変人と思われるので、
【ト】やらないでほしいんですけど、
【ト】そういうことをしていた人が、
【ト】60年代後半から、
【ト】いたと、いうことなんですよね。
【ト】で、その人たちって要は、
【ト】反体制なんで、
【ト】大衆消費とか、
【ト】大量消費、大量生産みたいなのが結構アンチ。
【ト】で、自分たち、
【ト】自給自足の生活をしようみたいなことをね、
【ト】考えてるタイプだったんですよね。
06:00
【ト】なので、集団で、
【ト】みんなで集まって、
【ト】集落みたいなのを作って、
【ト】森の中にいて、
【ト】自給自足の生活をしようみたいなことをね、
【ト】結構やってたんですよ。
【ヤ】はいはい、そのイメージです。
【ト】ただ、やるのはいいんだけれども、
【ト】自給自足できるかって言ったら、
【ト】できないんですよ。
【ト】技術がないから。
【ト】農業とか、知らないけど、
【ト】見ようと思って失敗して、
【ト】やべえ困ったってなる。
【ヤ】そりゃそうよ。もう、畑で野菜とか育てるの超むずいからね。
【ト】難しいですよね。
【ヤ】大根とかあんなにでかくならないからね。
【ト】すごいですよね、あれ。
【ト】で、みんなやろうと思っては失敗すると。
【ト】困った。
【ト】という時に、
【ト】ホールアースカタログを作った、
【ト】ブラントさんが、
【ト】もっと、この便利な道具を、
【ト】みんなに広めて、
【ト】その結果、
【ト】よかった生活をできるようにしようと。
【ト】いうのが、ざっくり、
【ト】このホールアースカタログを作ろうと思った動機なんですね。
【ヤ】なるほど。
【ト】で、このホールアースカタログのキャッチコピーというのかな。
【ト】が、
【ト】道具へのアクセス。
【ヤ】道具へのアクセス。
【ト】ということで、めちゃバカでかい本なんですよ。
【ト】バカでかくて分厚い本で、
【ト】で、
【ト】なんか便利なものとか、
【ト】今まで知らなかった、
【ト】役立つアイテムがめっちゃ載ってるっていう。
【ト】カタログなんですよ。
【ヤ】ヒッピー向けなんでしょ。
【ト】ヒッピー向けですね。
【ト】で、道具として有効である。
【ト】自主教育の目的にかなう。
【ト】品質が高く廉価である。
【ト】郵送で手に入ると。
【ト】いう条件を満たしたものが、
【ト】このホールアースカタログに掲載されているということで、
【ト】ヒッピーのバイブルだったわけですよ。
【ヤ】なるほど。
【ト】こんなものがあったのかというのを、
【ト】本を、カタログを、
【ト】めくりながらビビったと。
【ト】そういう新しい知識に出会うということが、
【ト】このホールアースカタログを通して、
【ト】ヒッピーたちが体験していった。
【ヤ】なるほど。
【ト】それとパソコンがどう関係あるのかと、
【ト】ということなんですけど、
【ト】パソコンというのは、
【ト】体制側の象徴だったんですよ。
【ト】パソコンじゃない。
【ト】コンピューターが。
【ト】そのような巨大な組織だけが使えるもの。
【ト】一般人が使うものではなかったと。
【ト】ただし、
【ト】それを使うと、
【ト】すごい便利になる。
【ト】というものがありまして、
【ト】ヒッピーの人たちは、
【ト】個人の力を解放したいわけですよ。
【ト】パワー・トゥ・ザ・ピーポー。
【ト】というスローガンを掲げて、
【ト】人民に力をと。
【ト】そういう活動をしてきたわけなんですけど、
【ト】我々に力をと。
【ト】個人の力を解放したい。
【ト】というところと、
【ト】このテクノロジーというのが、
【ト】全然別の畑から来たんだけども、
【ト】この二つが合流することによって、
【ト】ヒッピーの人たちにとって、
【ト】これめっちゃええやんけと、
【ト】いうことになるわけですよ。
【ト】これを使えば、今までできなかったことができるようになり、
【ト】ホール・アス・カタログを読んだときのような、
【ト】衝撃というのを、
09:00
【ト】このコンピューターから受けた。
【ト】これを広めていこうというか、
【ト】使いこなそうという、
【ト】ムーブメントが起きてくるんですよ。
【ぺ】なるほどね。
【ト】で、実は、
【ト】またジョブズに戻りますと、
【ト】ジョブズ、インド行ったりして、
【ト】ふらふらして、
【ト】ふらふらしてというか、
【ぺ】結構東洋好きだよね、あの人ね。
【ぺ】西洋医学信じてて、
【ぺ】東洋医学とかも信じててね、
【ぺ】最後死んじゃったけど。
【ト】ジョブズさんはね、
【ト】インドに行って、
【ト】半年くらい過ごしてたらしいんですけど、
【ト】ある日ね、食い物ねえなあと思って、
【ト】うろうろして、
【ト】探してたら、
【ト】何かの宗教の、
【ト】お祭りみたいなのがあって、
【ト】ここ食い物あるんじゃねと。
【ト】ということで、
【ト】ふらふらと近寄って行ったら、
【ト】そこの一人に捕まって、
【ト】山の上に連れて行かれて、
【ト】なんかわかんないけど、
【ト】ジョブズの髪の毛を剃り落としたと。
【ト】その人は。
【ト】ロンゲだったわけなんですけど、
【ト】それを剃り落とされて、
【ト】ジョブズはショックを受けてですね、
【ト】ここにいても、
【ト】神からの転教は受けられないと。
【ト】ということで、インドから
【ト】アメリカに帰ってくるわけですね。
【し】はいはいはい。
【し】ちょっとおかしな子じゃないですか、
【し】この話だけ聞いてたら。
【ト】そう、おかしな人がおかしな人に捕まって、
【ト】幻滅するっていう。
【し】髪の毛剃られて、怖くなって帰っちゃったんでしょ?
【ト】そうそうそう。
【ト】で、帰ってきて、
【ト】もうインドに行ってもダメだったと。
【ト】インドに行って何かを待つよりも、
【ト】元々、ものづくりとかには、
【ト】お父さんが結構エンジニアだったんで、
【ト】ものづくりとか得意だったんで、
【ト】哲学からよりも、
【ト】エレクトロニクスから、
【ト】転系がもたらされるのではないかと、
【ト】インドに幻滅したジョブズは思うわけですよ。
【ト】で、
【ト】相方のスティーブ・ゴズニャックさんね。
【し】はいはい、ダブルスティーブね。
【ト】ダブルスティーブと会って、
【ト】そこで、いろんなものづくりをするんですけど、
【ト】そのものづくりも、
【ト】カウンター・カルチャーよりなんですよね。
【ト】やってることが。
【ト】前も言いましたけど、
【ト】いたずら道具ばかり作るわけですね。
【し】今の現状どうなんっていう、
【し】反旗を覆すような、
【し】コンセプトですもんね。
【ト】これ、スティーブ・ジョブズ会でもね、
【ト】言いましたけど、
【ト】ただで電話をかけるマシンとかね。
【ト】ただで電話をかけるマシンを作って、
【ト】ローマ法王に電話をかけるとか。
【し】うん。
【ト】そういうものを作ってたんですよ。
【ト】今までにできなかったことを、
【ト】自分たちの力でできるようになるぞと。
【し】うん。
【ト】というものにだんだん魅了されていく。
【し】なるほどね。
【ト】なんで、ヒッピーとパソコン。
【し】うん。
【ト】ざっとまとめると、
【ト】ヒッピーっていうのは個人の力を解放したいと。
【し】うん。
【ト】そして自給自足をしたいと。
【ト】で、一方コンピューターっていうのは、
【ト】でかいやつらが持っているものだと。
【ト】これを俺たちも使いこなすことで、
【ト】より自分たちの思想にかなうものになるんじゃないかと。
12:01
【し】うん。
【ト】ということが、
【ト】60年代、70年代に起きてくるわけなんですね。
【し】なるほどね。
【し】なかなか面白い着眼点ですね。
【し】この今のコンピューターが、
【し】そのヒッピーの文化から、
【し】実は生まれたんじゃねえかっていうのを、
【し】ステイフーリッシュから、
【し】紐解くみたいな感じだよね。
【ト】そうですね。
【ト】だから、ドラッグとパソコンは似ていると。
【ト】そして、
【ト】ヒッピーとハッカーも似ていると。
【し】はいはいはい。
【ト】だから、どちらも自分たちが、
【ト】今まで逆方向なんだけど、
【ト】何か本質的なことを
【ト】繰り出していると。
【し】うーん。
【し】だからヒッピーってある意味、
【し】カウンターカルチャーってよりかっこいい言葉だなと思って聞いてたんですけど、
【ト】はい。
【し】ある意味パイオニアっすよね。
【し】今のこの現状おかしくね?っていう風に突っ込んでいくやつらでしょ。
【ト】そうです。
【し】で、そこにハンキーをくつ返して、
【し】ひる返して、
【し】あのー、
【し】こう、申し立てると。
【ト】申し立てる、そうですね。
【し】そういう集団ですよね。そういうことを言う、
【し】ロンゲの裸足の臭い人たちですよね。
【ト】ふふふ。
【ト】まあ、ロンゲの裸足で臭かったらしいですね。
【し】ね。お風呂も入らないっていう話なんで。
【ト】うん。
【し】日本にはこのヒッピーってなかった?
【し】あったんかな?俺らのお父さんとか。
【ト】いや、一応ね、いましたよ。
【し】あのー、渋谷とかで街を歩き、
【し】その、高円寺とかにいるんじゃないですか。
【ト】あー、なるほどね。
【し】やっぱね、Wikipediaには
【し】今野清代さんとかが載ってたかな。
【ト】ふーん。まあ、日本にもあったんですね。
【し】うん。
【し】いましたね。まあ、ジョン・レノン・小野陽子、
【し】人気でしたからね。
【ト】人気でしたねー。まあ、日本にもね、独特のオタクみたいな
【ト】文化があるけどね。
【し】オタクねー。
【ト】なんか、カテゴリーとしてはそんな感じだよね。
【し】オタクも。
【し】特徴的な服装を作って、
【し】なんか、独自の思想で
【し】コミュニティー持ってるみたいな。
【ト】あー、確かにね。
【ト】オタクカルチャー、そうかもしんないですね。
【し】今、オタクっていますよね。
【し】なんか、形変えてんのかな。
【ト】なんか、もう一般市民権を得てしまって、
【ト】その、来生オタクと呼ばれる
【し】確かに。
【ト】ちょっと、アニメとか漫画を見てるだけで
【ト】オタクだと自称する人たちが増えて、
【し】うんうん。
【ト】オールドオタクの人たちは、
【ト】いや、オタクというのはそうじゃないですよっていう
【し】そうだよね。
【ト】状況戦争が起きてますけれども、
【ト】今は、割とみんな
【ト】一億層オタクじゃないですか。
【ト】そういう意味で言うと。
【し】確かに。ある意味、俺らもオタクだからな。
【ト】いや、だから、それで言うと
【ト】ヒッピーとテクノロジーを繋いだ
【ト】みたいなのがありましたけど、
【ト】日本だと、エヴァンゲリオン。
【し】うんうんうん。
【ト】エヴァンゲリオンが、ヤンキーと
【ト】オタクを繋いだと、説がありまして。
【し】あー。
【し】わからんでもないですけどね。
【ト】これね、誰が言ってたのかな。
【ト】岡田斗司夫さんか、なんかそういう評論家の人が
【ト】何か言ってたんですけど。
【し】岡田斗司夫さんめっちゃ面白いよね。
【ト】フフフフフ。
【ト】大学で僕は授業をとってましたね。
15:01
【ト】岡田先生が。
【し】へー。
【ト】今までね、オタクとヤンキーというのは
【ト】全く相入れない。
【ト】水と油みたいな状態だったんですけど、
【ト】エヴァンゲリオンというものが
【ト】オタクはもちろん見るんだけど
【ト】ヤンキーも見ると。
【ト】なんか。
【ト】それによって、
【ト】あれはどういう意味なんだ。
【ト】というので、このオタクとヤンキーで
【ト】謎の交流が生まれて
【ト】それによって異文化交流が
【ト】起きる企画になったのが
【ト】エヴァンゲリオンだったんじゃないかと。
【し】まあ、よく言われる
【し】競争じゃないですか。
【ト】共に。
【し】そうそうする。
【ト】異文化の交流。
【し】そうですよ。ダイバーシティーですよ。
【ト】ダイバーシティーですね。
【ト】まあ、でもなんか
【ト】今こうやって、僕らの世の中に存在している
【ト】当たり前のもの、例えばさっき言った
【ト】コンピューター、パソコン、スマホとか
【ト】電化製品とかも
【ト】そうかもしれへんし、車とか
【ト】いろんなものが
【ト】そういうなんか、競争から
【ト】深掘りしていったら、いろんな競争から
【ト】生まれている可能性めちゃくちゃ高いですよね。
【し】うん。
【ト】だって日本ってもともとさ、独自の文化
【ト】持ってて、この
【ト】欧米かーって言って、欧米のものも
【ト】いろんなものを取り入れて、日本独自の技術が
【ト】ガーって発展してきてるじゃないですか。
【し】はい。
【ト】なんか、一個一個深掘りしていったら
【ト】めっちゃ面白いかもしれないですね、その辺。
【し】あー、なんかありますよね。パッと出てこないけど
【し】こんなとこから
【し】これ生まれてたんだっていうような
【ト】そうよそうよ。
【ト】僕らが大好きなカレーライスなんか
【ト】まさにそういうことなんじゃない?
【し】そうなの?
【ト】そうなんじゃない?カレーライスって日本発祥なのか
【ト】ハリーサン説ではイギリス発祥でしょ。
【し】はいはいはい。
【ト】でもその辺わからんけど、実はなんか
【ト】いろんな異文化からの交流の中で
【ト】実はこれが生まれたみたいな。
【し】あー。
【ト】ね、ありそうじゃないですか。
【し】ありそう。
【ト】なんかそれで言うとね、俺ラーメンなんかもね
【ト】元をたどればあれ中国のヌードルですよね。
【し】はい。
【ト】たぶんね。わかんないけど。
【し】うん。
【ト】で、日本にもたぶんうどんとかそばみたいなのがあって。
【し】はい。
【ト】で、今日本のラーメンってさ
【ト】なんかもうめっちゃ進化してて
【ト】日本ジャパニーズフードイコール
【ト】寿司ラーメンみたいな感じで言われるやん。
【し】はいはい。
【ト】やっぱ日本のラーメン異常にうまくない?
【ト】もう進化しすぎてて。
【し】うんうんうんうん。
【ト】僕中国とか台湾でも
【ト】あのー、ヌードル?
【ト】ヌードル韓国行ったことないんですよ。
【ト】韓国のヌードルとか食べたときも
【ト】まぁ韓国は若干おいしいけど
【ト】日本のラーメンのレベルが高すぎて
【し】うん。
【ト】びっくりしますもんね。
【ト】僕中国の友達を
【ト】あの日本に連れてきて
【ト】結構いいとこ食べさせたんですよ。
【ト】あのいいお寿司屋さんとかね。
【し】うん。
【ト】お肉も食べさせたし
【ト】いろんなとこ連れてって
【ト】今回の旅で一番うまかったのは何?
【し】一覧かー
18:01
【ト】一覧つってた
【ト】言ってた。
【ト】俺あの高い寿司食わせたのにあれはどうだったんだ
【ト】いや、一覧?
【ト】言ってた。
【し】そうなんやー
【ト】あの空間もいいよね
【ト】遮られるじゃないですか
【し】韓国室みたいなね
【ト】フォーカスオンラーメンみたいなさ
【ト】ラーメンに集中しろみたいな
【ト】あのスタンスも
【ト】日本独特の
【ト】食べ方のカルチャーで
【ト】気に入ってましたね
【ト】なんかそれもなんかヒッピーから
【ト】パソコン生まれたじゃないけど
【ト】なんかそういう日本の食文化から
【ト】ラーメンが生まれたみたいなさ
【し】あーラーメンね
【ト】あるかもしんない
【し】もしかしたら
【し】発祥としては究極の出典をたどれば
【し】中国だったかもしれないですけれども
【し】それが独自進化を遂げて
【し】そっちがもう
【し】当たり前になっているというか
【し】いわゆる中華そばみたいな
【し】逆にラーメンか
【ト】そうなんですよね
【ト】ラーメンってもうジャパニーズフードになっちゃってんじゃないかなって
【ト】思いますからね
【し】あーはいはいはい
【し】それで言うとあれかな
【し】QRコード
【し】QRコードって今あるじゃないですかいっぱい
【ト】ありますねもうめっちゃ多いですよね
【し】LINEを登録してねとかここにアクセスしてねみたいな
【ト】なんでもQRコードじゃないですか
【ト】もう居酒屋行ってもさ
【ト】メニュー注文するのもQRコード読み取って
【し】あーあるある
【ト】スマホからやってくれとかさ
【ト】あれはあれでいいんですけど
【ト】ありふれてますよね
【し】あれって元々どこで生まれたかって知ってます?
【ト】あれどこで生まれたの
【ト】全くわかんないですね
【し】でもQRコード載ってるときって
【し】QRコードは伝送の商標ですみたいな
【ト】はいはいはいはい
【し】この伝送って何ですかって
【し】言うと伝送は
【し】トヨタ系列なんですよ
【ト】あそうなの
【し】でトヨタ系列ということは
【し】車作ってるわけじゃないですか
【ト】ですよね
【し】そこからなぜQRコードかって言うと
【し】部品をどれを何作ればいいかっていう
【し】管理をするために
【し】今までね紙でもちろんチェックしたわけです
【し】これができたので
【し】次これを他のところに回していく
【し】っていう看板方式みたいなやつ
【ト】はいはいはい
【し】があったんですけどもっと効率化したいと
【し】でも普通のバーコード
【し】いわゆる二次元バーコード
【し】レジでピッと読む
【し】二次元バーコードじゃないあれ一次元バーコードか
【し】はもともとあったんですよ
【し】あったけど
【し】あれを使おうとしたけど使えなかったんですよ
【し】なぜかというと工場って
【し】めちゃめちゃ汚れるから
【し】そのバーコードに汚れがついた途端
【し】読み込めなくなってしまう
【し】困ったなということで
【し】考え出されたのがこの縦横に
【し】配置された黒白のマス
【し】みたいなやつ
【し】なんでだからあれって
【し】一応ね理論上は
【し】3分の1ぐらい
【し】塗りつぶしても読めるんですよ
【し】これね
【し】試してもらったらいいと思うんですけど
【し】マジックでシャシャッとかやっても
【し】全然読めます
21:01
【し】そうやって工場で汚れても
【し】大丈夫なように使われたんですけれども
【し】それが
【し】時代を経て
【し】スマホなどが登場して
【し】URLを伝えたいなと
【し】困ったなと
【し】TTPなんとかいちいち打つのめんどくさいよと
【し】めんどくさい
【し】おやとQRコードがあるじゃないか
【し】ところに目をつけて
【し】これで行こうと
【し】ということで急にババッと
【し】普及したっていう
【ぺ】ペイペイとかもQRコードするもんね
【し】そうですよ
【し】結構ニュースになってた
【し】電車の
【し】安全のドアみたいな
【し】ホームから落ちないようなドア
【し】にQRコード使われてるっていう
【ぺ】それを読み取らないと開かないの?
【し】そうだからちゃんと電車が
【し】来たときに開くようにしたいとか
【し】決まった位置に電車が止まったら
【し】開くようにしたいっていうのを
【し】電車のドアと
【ぺ】QRコードでやってるんや
【し】センサーみたいなの使おうとすると
【し】バカ高くて
【し】これはとても
【ぺ】なるほどね
【し】全駅につけられんぞと
【し】いうときにQRコード使えばいいんじゃないですかっていう
【し】このメトロの誰かが
【ぺ】天才じゃないですか
【し】考えて予算が
【し】100分の1だかそれくらいで
【し】済んだみたいな
【ぺ】へー
【ぺ】電車がピューって来たときに
【ぺ】扉と
【ぺ】1個外側にある
【ぺ】人が落ちないような扉あれQRコードなんだ
【し】東京はそうですね
【ぺ】うわーそうなんだ
【ぺ】何の役にも立たなさそうやけど
【ぺ】すごい雑学みたいな
【し】QRコード実はね
【し】QRコード実はすごいぞと
【ぺ】だからジョブズが
【ぺ】ホールアースカタログを見て感動したわけですね
【ぺ】もうあれをずっと持ち歩いて
【ぺ】その新しい発見
【ぺ】驚き使いやすさというのを
【ぺ】自分の製品にも反映させようと
【ぺ】という結果
【ぺ】説明書がなくても使えるような製品
【ぺ】直感的に分かるもの
【ぺ】っていうのの原点が
【ぺ】ホールアースカタログだった
【し】なるほどね
【し】いや面白い
【し】ステイハングリーステイフーリッシュ
【し】誰が言ったんだと
【し】言うと
【し】小山さん知ってるか分かんないですけど
【し】バックミンスターフラーという人が
【ぺ】バックミンスターフラー
【ぺ】全然知らないちょっとググるわ
【し】100年くらい前の思想家
【し】発明家の人ですね
【ぺ】デザイナーじゃないですか
【し】なんか色々建築家でもあり
【ぺ】建築家でもありデザイナーでもあり
【し】大学生くらいの時に
【し】宇宙船地球号操縦マニュアルという本を
【し】読んだんですよ
【し】結構ね
【し】ぶっ飛んだ人ですね
【し】この人も
【し】世表心現代のレオナルド・ダ・ビンチ
【し】この人も
【し】環境を良くしようと
【し】建築とかで無駄が多いと
【し】それによって環境が破壊されている
【し】良くないよねと
【し】ということでこの人は
24:01
【し】最小の素材で
【し】自分の力を生み出すにはどうすればいいか
【し】ということに
【し】人生を賭けた人なんですよ
【し】バックミンスターフラーさんは
【し】なんでテンセグリティ構造
【し】っていう
【し】引っ張る力だけでこの柱とかがなくても
【し】物が立つ仕組みとかを考えて
【し】そうすると
【し】だいぶ環境に優しいものが
【し】できるよねと
【し】いうものを言ってた人なんですよね
【し】すごいんですよなんかこの人が言うには
【し】直径
【し】数キロのでっけえ風船みたいな
【し】街を作れば
【し】風船なんで風船とは言ってなかったと思うけど
【し】まあ囲って
【し】軽い素材で街を覆うんですよ
【し】そしたらその街は
【し】太陽の光でパーッと照らされて
【し】中の空気が温められる
【し】そうすると
【し】直径その数キロの大きさがあれば
【し】その街は浮くと
【し】で、ぷかぷか浮きながら
【し】暮らせばいいじゃんっていう
【し】っていうことを言って
【し】すごいなと
【し】僕は当時ね思いまして
【し】大学生ぐらいの時に
【し】そんな人が言った言葉
【し】ステイハングリーステイフリッシュというのが
【し】ホールアスカトロールの最終歌
【し】背拍子に書かれていると
【し】ステイハングリーステイフリッシュ
【し】ハングリーであれ
【し】愚か者であれと
【ぷ】っていうことですね
【ぷ】なんか天才って言われたスティーブジョブズも
【ぷ】そうやって自分の学んだことを
【ぷ】こう伝播してるんですね
【ぷ】その伝播したいろんなものを
【ぷ】引き継いでると思うと
【ぷ】やっぱ我々勉強しないとダメですね
【ぷ】いろんなこと
【し】そうですよ
【し】自ら掴みに行かないとねそういう情報を
【ぷ】確かに
【し】YouTubeをチョロチョロと見て
【し】知った気になっていてはあんま良くないぞと
【し】いうことをね思うわけですね
【ぷ】なんか今ねさっきのYouTube
【ぷ】の話聞いて思ったんですけど
【ぷ】情報がありふれてるじゃないですか
【し】はい
【ぷ】その情報はいい情報だこれは悪い情報だ
【ぷ】これは役に立つ情報だ
【ぷ】役に立たない情報だの
【ぷ】判断するスピードも
【ぷ】めっちゃ速くないですか
【ぷ】もうそれこそスマホのショート動画のスワイプするみたいに
【ぷ】これ面白いこれ面白くないみたいで
【ぷ】シュッシュッシュッって流し耳で
【ぷ】なんとなく自分の中で
【ぷ】気に入ったり気になったものを見る
【ぷ】気にならなかったものは
【ぷ】こうスワイプするみたいな
【ぷ】感じじゃないですか
【ぷ】結構自分にとって重要なものを
【ぷ】たくさん見落としてるんじゃないかなって
【ぷ】思ったりする時あるんですよね
【ぷ】もう情報が
【ぷ】多すぎてそのいいか悪いかの
【ぷ】その判断も
【ぷ】ちゃんと精査せずに色々選んでるじゃないですか
【ぷ】まあそのなんていうの
【ぷ】そのショート動画のスワイプだけじゃなくってね
【ぷ】本屋さん行って
【ぷ】本選ぶ時もそうだし
【ぷ】自分で欲しいものとか
【ぷ】なんか買う時ネットショップでなんか物探してる時とか
【ぷ】なんかもうちょっと一個一個
【ぷ】丁寧にしなきゃなみたいな
【ぷ】そういう
【ぷ】そういう感覚が今の時代にこそ大事なんじゃないかな
【ぷ】っていう気は
【ぷ】密かにしてました
【ぷ】密かだけど
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【ぷ】結構色んな人が言ってますけどね
【ぷ】あ本当ですか
【ぷ】密かにしてましたね
【ぷ】密かにしてましたね
【ぷ】いやいやそうかな
【ぷ】はい
【ぷ】まあでもおっしゃる通りで
【ぷ】食べやすいように食べやすいように
【ぷ】加工されたものを与えられて
【ぷ】それだけで過ごしていると
【ぷ】もっとその野菜をかじれと
【ぷ】いう話だと思うんですよ
【ぷ】野菜をかじる
【ぷ】はいはいはい
【ぷ】もうそんな食べやすくふにゃふにゃになった加工食品じゃなくて
【ぷ】生のものを
【ぷ】自ら掴みにいけと
【ぷ】もうノイチゴを食えと
【ぷ】違うかな
【ぷ】まあまあそういうことにしていきましょう
【ぷ】そうなのかなと思うんですよね
【ぷ】いやだからそれはやっぱ良くないですよ
【ぷ】この精神はあれですよ
【ぷ】攻殻機動隊で草薙素子が
【ぷ】言ってましたよ
【ぷ】少佐が言ってましたよ
【ぷ】なんて言ってたっけ
【ぷ】あの子供を救出したときにね
【ぷ】言ってましたよね
【ぷ】なんか良いこと言ってました
【ぷ】なんだこれ
【ぷ】あれなんて言ってたっけ
【ぷ】そりゃなんか言うでしょ漫画だし
【ぷ】ちょっと調べてください
【ぷ】いいのか
【ぷ】こんな感じでいいのか
【ぷ】こんなふわふわな情報源を
【ぷ】いやなんかでもまあ僕は
【ぷ】なんかすごいそういう色んなものが
【ぷ】合流したりして
【ぷ】なんかそれによって
【ぷ】この世の中変わっていくなみたいなのをね
【ぷ】見るのが
【ぷ】なんかすごい面白いなと思っていて
【ぷ】で今まさにね
【ぷ】その最中だと思うわけですよ
【ぷ】もう今からねあと60年ぐらいしたら
【ぷ】いや当時は凄かったねと
【ぷ】2020年代は凄かったねと
【ぷ】あるんじゃないかなと思うので
【ぷ】今ね色んなものがね
【ぷ】掛け算されてますから
【ぷ】この時の気持ちをね
【ぷ】あの時はそうだったんだなと
【ぷ】ってことをやっぱ知っておくと
【ぷ】ちょっと気持ち見える世界がまた
【ぷ】変わってくるのかなと思うわけですよ
【ぷ】この本ねパソコンとヒッピー
【ぷ】もうね当然
【ぷ】新品は売ってないんで
【ぷ】古本見つけたらねぜひ読んでみるとめっちゃ面白いんで
【ぷ】ブックオフだブックオフ
【ぷ】ブックオフにあるかなぁ
【ぷ】こんな雑誌知らないっすもん
【ぷ】見たことない
【ぷ】年に3冊ぐらい出るらしいですよ
【ぷ】この本
【ぷ】ぜひぜひ読んでみてはいかがでしょうか
【ぷ】という話でございました
【ぷ】はいということで
【ぷ】えー
【ぷ】本日の感想をメールまたはアップルポッドキャストのレビューで
【ぷ】お待ちしています2人でコメント欄を集めて
【ぷ】読んでいますので今後の番組をやり直すために
【ぷ】あなたの感想をお待ちしています
【ぷ】それでは今週も聞いていただいてありがとうございました
【ぷ】また来週お会いしましょう
【ぷ】さよなら
【ぷ】また来週もゆるーくお伝えしています
【ぷ】概要欄にリンクを貼っていますので
【ぷ】こちらもよろしくお願いします