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2022-12-31 21:12

29. Netflix流アイディアの生み出し方【ネットフリックス創業物語①】

ネットフリックス創業物語について話しました。


 創業者の出会い/野球バット、サーフボード、シャンプー、ドッグフード/wikipediaのNetflixアイディア誕生エピソードはウソ/通勤時間にアイディア提案/日本にはDVDというのがあるらしい/シリコンバレーの電気店事情


 📖 参考図書 

不可能を可能にせよ! NETFLIX 成功の流儀 

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NO RULES 世界一「自由」な会社、NETFLIX 

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00:00
どうも、ハリーです。
どうも、ヤーマンです。
年末年始ですけど、どう過ごしますか?
どう過ごそうかね。
まあ、でも、実家帰ったりするんじゃないですかね。
なるほど。家でゆっくりせずに。
そうですね。基本的に正月なんかね、毎年めっちゃ忙しいんですよね、僕。
あー、はいはいはい。そうか。僕の想定外では、家でゆっくり映画とか見て過ごしますっていう。
あー、やりたいなー。やりたい、そういうこと。家でゆっくりネットフリックス付けになりたい。
出た!今何て言いました?
ネットフリックス。
ネットフリックスって言いました?
はい、言いました。
はい、やりましょう。ネットフリックス創業物語。
おー、来たー。
やろう。
ネットフリックスか。めちゃくちゃ興味あるなー。
でも、なんか小山さんと喋ってると、2時間に1回くらいネットフリックスっていう単語が出るなと思って。
あー、出てるね。
この人めっちゃ好きやん。
いや、めっちゃ好きですね。ネットフリックスめっちゃ好きです。
あ、そんな良いんですか?僕、契約してないんで。
はい。
分かんないですけど。
うん、めっちゃ良いと思う、俺は。
良いんだ。
価値はある、俺の中では。すごく。
えーと、1000円くらいしたっけ?もっとするか。
そうですね、あのー、一番安いので980円だったかな?
いや、なんか今ね、広告付きのもっと安いプランがあるんですよ。
790円かな?
あ、そうなの?
1時間に1回くらいCM入るらしいんで。
僕は確か1700円とかそのくらい払ってるプランですね。
それくらいっすよね。
今や、カーイン数世界で2億2000万人。
えぐいよね。2億2000万人からサブスクダイ入ってみ?
そうですよ。
いくらなる?
分かんないけど。
2億人から1000円もらってみ?
うん。
すごいよな。
2000億ですかね。
2000億か。毎月2000億だよ。すごい。
サブスクの代名詞ですよ、もう。
ネットフリックス。
ね。
でね、結構中の人の年収も高いっていうことでね、
働き方とかも話題になってたりして、
今やね、推しも押されぬ会社ということで。
いや、本当にそうですよ。
で、じゃあそれの誕生話みたいなところいきたいんですけど、
ネットフリックスって創業何年か知ってますか?
あー。
なんか昔ビデオ屋さんだったんですよね、あれ。
お。
さすが。
確か。
詳しいっすね。
で、1回売却しようとしたけどどこも買ってくれなくて。
すごいすごい。
みたいな話ですよね、確か。
うん。
僕ね、ネットフリックスのなんか組織作りの本みたいなのちょっと1回
軽く読んだことあるんですけど。
あー、はいはい。
うん。
何個か出てますね。ノールルーズとかかな。
うん。
新しいやつだとか。
忘れてたな。
でも、50年とかそんぐらい?
え?50年?
え?違う?創業。
おー、いや、思ったよりいったなーと思って。
30年とかそんぐらい?
大体それぐらいですね。
03:00
あー、そのぐらいか。
創業が97年なんで。
全然じゃん。
25年ですね。
まあそのぐらいか。
はい。
うんうんうん。
サービス自体は、ネットフリックスというサービスはその翌年の98年4月14日です。
うーん、なるほど。
はい。
そんなに若すぎず。
そうだね。
若すぎずぐらいですね。
で、さっき言ってた通り、最初はDVDをネットでレンタルできるサービスとして始まったんですよ。
うん。
それをどう作っていったかというのが今回ですね。
うんうんうん。
はい。で、今回の参考図書が、「不可能を可能にせよ!ネットフリックス成功の流儀!」という本で。
はいはい。
タイトルがね、ちょっとあんまかっこよくないですけどね。
不可能を可能にせよ。
はいはいはい。
ちなみにその元々の原著のタイトルだと、「That will never work!」
That will never work。
はい。直訳すると、「絶対うまくいかない!」っていうような意味なんですけど。
はいはいはい。
こっちの方が本の内容と合ってたなーっていう。
なるほどね。
感じではあるんですけど、これをやっていきたいと思います。
いこう。
まずですね、創業者2人いるんですけれども。
あ、2人なんだ。
そうですね。2人と言っていいでしょう。
2人系多いね。この成功してる企業の。
多い。やっぱ一番2人が多いんじゃないですかね。
Appleも2人だったしね。
Apple、Microsoft、Google。
Googleもそうだし、ネットフリックスも2人か。
2人ですね。
はいはい。
で、その2人というのが今回の登場人物で、1人がリード・ヘイスティングスさん。
リード・ヘイスティングスさん。
これが今のCEOですね。
うん。
で、もう1人がマーク・ランドルフさん。
これが初代CEOですね。
うんうんうん。
マークさんね。
マークとリードですね。
なるほど。覚えやすい。
はい。で、結構キャラクターがね、これ僕も読んでて、どっちがどっちだっけって結構なりがちなので、
僕のイメージ的にはリードさんはホームズで、マークさんがワトソンだと思ってます。
なるほどね。
伝わるのかな。
シャールコ・ホームズね。
シャールコ・ホームズを読んだ人しかわからないと思うんで。
ワトソンはだからちょっとこう秘書的な、これねうまく説明するのむずいですけどね。
こっちの方がたぶん友達になりやすいのがマーク・ワトソンの方かなっていう。
リードさんはちょっともう少し頭の切れる。
天才派だけね。
だという脳内変換でちょっとこの後聞いてください。
うん。
で、この2人もともと何してたかというと、2人ともそれぞれ別の会社を経営してたんですよね。
で、ある時リードさん、ホームズの方ですね。
が、このマークさんの会社を買収しました。
ので、2人は同じ会社で働いてた時期があります。
06:02
で、その後リードさんもその買収したけど、自分の会社を別の会社に売却するので、
それが完了したら2人ともやることなくなるねっていうような感じだったんですよ。
で、なぜかこの2人は毎朝同じ車で2人で通勤してたんですよ。
仲いいっすよね。
仲いいっすね。
この辺理由はちょっとよくわかんなかったんですけど、とりあえずしてると。
で、そのしてる中で売却が終わったら2人とも無職になるので、どうしようかみたいな感じで、
リードさんに対してマークさんが毎回事業プランみたいなのを提案してたと、車の中で。
通勤中の1時間くらい。
そこで生まれたのがこのネットフリックスですね。
なるほど。
で、当然ボツになったやつが100個以上あって、
ちなみにこの本を書いたのはマークさんの方ですね。
で、マーク目線ですね、今回は。
はいはいはい。
で、マークさんはオンラインでなんか物を売りてーと思ってたんですよ。
これからはオンラインの時代じゃいと。
はいはいはい。
ということで。
で、いろいろ考えてたんですけど、考えたやつが、例えばパーソナライズ野球バット。
パーソナライズ野球バット。
好みに合わせた野球のバット作れますっていうようなやつとか、
パーソナライズのサーフボード、
パーソナライズのドッグフード、
パーソナライズのシャンプー、
などなど。
なぜかパーソナライズド系が好きなんですよね。
はいはいはいはい。
なんだけど、そういうのをこれくらいの市場があって、
これくらいの売上が立つみたいな話をリードさんにするんだけど、
毎回言われるのが、絶対にうまくいかないと。
これがタイトルになってるわけですね、本の。
なるほど。
その中の一つなんですよね、このレンタルビデオをオンラインでしないかっていう。
これも最初はうまくいかないよと言ってたんですけど、
とはいえもしかしたらあるかもねという、ちょっと引っかかったと。
で、その理由が、これwikipediaにも載ってて結構有名なんですけど、
ネットフリックスのアイディア誕生秘話として、
このリードさんの方が、当時レンタルビデオ界の最大手、
ブロックバスターというところがあって、
アポロ13という映画を借りたと。
で、それを借りたんだけど、返却をすっかり忘れてて、
で、返しに行ったら40ドル円帯料金支払ったっていうことがあって、
確かにあの経験は嫌だったなっていうことが、
そのネットフリックスのアイディア秘話として語られるんですけど、
これ、マークさん曰く実は嘘だと。
なぜなら、ネットフリックスも当時は円帯料金を取っていたから。
09:01
はいはいはいはい。
円帯料金、ブロックバスターの円帯料金にムカついて、
ネットフリックスを思いついたという話は、
盛られてると。
盛られてるというところなんですね。
なるほど。
じゃあそれをやろうかということなんですけど、
ブロックバスターというのがめちゃくちゃ数があるらしいんですよね。
どの家からも大体15分以内には1件はあるくらいの数があるということで、
わざわざオンラインで借りなくねということだったんですけど、
円帯料金とかもあったんで、
ちょっと試しにやってみようかということで、
テストしようかと思ったんですけど、
当時VHSなんですよね。
ビデオって。
ビデオデッキだ。
これ若い人はもう知らないでお馴染みのVHSのビデオ。
弁当箱みたいなやつね。
なんですけど、これだとやっぱり送料がめちゃくちゃ高いと。
ちょっと分厚い本くらいありますもんね。
ありますね。
っていう送料が高い問題と、
わざわざレンタル近所にあるのにネットで使わなくねというのと、
VHSめちゃくちゃ高かったんですね、映画当時。
1本1万円近くしたと。
そうなんだ。
いうので、これ元を取るのにめちゃくちゃ時間かかると、
新作買っても元取るまでに新作じゃなくなってるということで、
これはきついぜということだったんですが、
DVDというのがどうやら出るらしいぞ。
その時代感ね。
その時代です。
DVDというのを実物は見たことないけど、どうやらあるらしいと。
どうやらCDと同じサイズらしいことだったんですよ。
当時そのDVDがあったのが日本しかなかったらしいんですよ。
これ意外なんですけど、
世界初の家庭用DVDプレイヤー発売されたのは日本。
東芝生だったらしいんですけど、
それが出たのが1996年の10月。
アメリカでその家庭用DVDプレイヤーが初めて発売されたのが97年の3月。
ちなみにこのマークとリードがこの話をしてるのが97年の春頃なんで、
ちょうど出たか出ないかぐらい。
DVD見たことないし日本でしか売ってないけど、
もしこれが本当に出るなら、CDと同じサイズならもっと送料安くなるんじゃないかと。
ということで試しにやってみようというので、
話をしてた近所のカフェからトコトコと中古CD屋へ歩いて行き、
12:04
中古CD買って、中のケースを捨てて、捨てはしないけど、
ディスクだけを封筒に入れてリードさんの家に送りますと。
送ったらどうやら無事届いたと。壊れるかなと思ってたんだけど、
無事届いたということで、もしかしたらこれいけるかもねっていう。
ディスクだけだったら送料が30円とかでいけたらしいんですよ。
なんでそのDVDよりはるかに、DVDじゃない、VHSよりはるかに安いと。
ということで送料問題はどうやらクリアできると。
VHSが高すぎる問題っていうのもあったんですけど、
これもどうやらDVDはもっと安く出るらしいっていう噂でしかなかったんですけど、
映画会社ってこのレンタルビデオ屋さんが嫌いだったみたいで、
けど1万円くらい値段するとみんな買うの無理だからレンタルビデオ屋行くしかないと。
ということで映画屋さんももっとDVDは安くしようと。
2、3千円でいいんじゃないかって。
それだったらみんな買ってくれるだろうということで、
値段が下がるらしいという噂を頼りに計画を進めていき、
じゃあやってみましょうっていうことなんですよ。
なるほど、それから始まったんですね。
そうですね。
この2人創業者なんですけど、リードさんは投資家としてお金は出しますと。
実際現場で手を動かしたりするのはマークさんの方ですと。
ということでリードさんから200万ドルお金を。
200万ドル、まあまあなお金だね。
2億くらいですかね。
おもらいそれをやっていこうということで動いていくんですね。
DVDって出た直後なんでほとんど作品数がなくて、
1000作品もなかったと900ちょっとぐらい。
なんでこれ全てを揃えますと。
なんでDVDの全てがありますっていう宣伝文句でやっていこうということで、
いろいろとみんな準備していって、
ようやく翌年98年の4月14日にNetflixがリリースされますと。
今でこそねオンラインでそういうショップ作ろうなんて1日でできますけど、
当時まだだからWindows98とかも出てない時代なんで、
インターネットっていうのはそこまで普及してないと。
ウェブサイト作ろうにもレンタルサーバーとかないわけですよね。
今でいうAWSとかGCPみたいなのがないから、
自前でサーバーっていうのを買って、それを動かしてショップ作りましょうっていうことになるんですよね。
サーバーいるから買おうかって言って2台サーバー買うんですよ。
15:01
これでやってみて人気出たらもっと増やしていこうかって言ってやるんですけど、
98年の4月よしやるぞって朝9時リリースします。
公開されたって言って、第1号の注文はこのマークさんが来て、
無事に注文できたって言って、当時注文が一件入るとベルが鳴るようになってたらしいんですよ。
たまにありますね、そういうの。具体例出てこないけど。
なんかあるんですよ、結構ネット界隈だと。ランプが光るとか。
なんか見たことあるよ、スタートアップの海外系ドラマで。
そうそう。あって、そこなんかチーンってベルが鳴るようになってたと。
で、マークさんが自分で注文してチーンって鳴って、来た来たって。
来るかなと思ったら5分後くらいに3件くらい注文がチーンチーンチーンって来たと。
鳴ってる鳴ってるって言ってよかったねって言って、その後もベルがチーンチーンチーンって鳴り続けたと。
で、めっちゃ来てるやんってなったんですけど、15分後にピタッとベルが鳴らなくなったんですよ。
あれって言って、なんかもうここまでだったかなと思ったら、
例えばサーバーがクラッシュしてると。アクセス集中によりサーバークラッシュしたと。
やべえやべえって言って、これも当時サーバーがないんで、
今だったら自動で拡張するみたいなの余裕でできるんですけど、ないんで困ったって言って、
近くの電気屋さんにサーバーを買いに行きます。サーバーを買いに行って、追加で8台買ったのかな。
8台買います。しかもその時エラーページとかもなかったんで、買いに行ってる間にエラーページを作って、
それを公開するみたいなのを裏でやりつつ、わっちゃわちゃしてたんですけど、
8台買い増しして、合計10台になったのでパワーが5倍になったと。よっしゃ、これで行けるわと思った矢先、
その45分後に再びサーバークラッシュして止まりますと。
大繁盛じゃん。
大繁盛なんですよ。めちゃくちゃ来てるなーっていうことで、再び電気屋さんにもう一回行って、
同じ店員からもっとくださいって言って、買うっていう。
漫画みたいね。
いいですよね、こういうわちゃわちゃして。
こういうのいいよね。
これがね、サーバーも足りなかったし、梱包用資材も全てなくなって、箱もテープもプリンターの紙とインクもなくなってっていう。
へー、はいはいはいはい。
めちゃくちゃ良くて、これがね、サーバーを買いに行った時の話で、
同じ奴らが同じサーバー買いに来たなっていう。
18:03
店員からしたら思うわけじゃないですか。
その時のことを書いてる文章があるんですが、
ちょっと読み上げると、
カートを押してコンピュータ部門に直行し、どちらのクレジットカードを使うか話し合いながら、さっきと同じ店員に会計をしてもらう。
で、店員に変な顔されるんじゃないかなと思ったんだけど、そんなこともないと。
店員は、何十社ものスタートアップに同じことが起きるのを何十回も見てきただろう。
ここはシリコンバレーだ。
なるほどね。
めちゃくちゃかっこいいと。
こういうのはよくあると。
そう、こういうのがよくあると。
だけど、自分たちにとっては初めての出来事で、それはもう特別な体験だったと。
そうですよね。もうワクワクが止まんないよね。
ということでね、レンタルビデオ屋をやろうという計画が1年くらい準備してリリースして、駆け出しはうまくいったと。
なるほど。
ただ、ここからが本当の地獄だというのがあるので。
そこを聞いたことあるわ、俺。
はい。地獄を見ます、この後。
次回ですかね。
次回やりましょう。
やりましょう。
はい。
いやー、ネットフリックス面白いわ。
ぜひこの本、不可能を可能にせよという本、面白いので、ぜひ見てもらえたらいいんじゃないかなと思います。
その、やっぱみんなもうDVDデッキ持ってたってことなのかね。
いや、持ってないです。
持ってない?
一部のギークな人たちしか持ってないですね。
あー、そこに受けたってことなのか。
そうですね、だからDVDがない、DVDプレイヤーを最初出始めて、そんなにDVDがやっぱり出ないんで、
お店にもそんなに置いてないんですよね。
なので、手に入れる手段っていうのが、あんまり近所のお店とか、それこそブロックバスターみたいなところがないから、
ネットで買える、買えるというか、買えたりレンタルできるといいねっていうのが受けた。
なるほどね、最初の出だしのところが。
だからタイミングがやっぱりめちゃくちゃ良かったんですよね。
うん、なるほどね。
このタイミングじゃなかったら、ここまで跳ねてない、ですよね。
結構その、なんか投資家の人とかによく聞かれる質問で、
Why now? っていうのがあって。
なぜ今なのか。
あー、Why now?
2年前でも2年後でもなく、なぜ今がベストなのか、みたいなことを聞かれたりすることがあるんですけど、
それで言うと、まさにですよね。
結構こういうね、精度が変わったりとか、新しい技術が出るみたいな時は、
参入タイミングとしては結構いいっていうのが。
いやー楽しみです、次回。
ありますんでね。
次回も、ネットフリックス地獄を見るの回を皆さんお楽しみにということで。
はい、そんなところですかね。
じゃあ今回の感想をメールまたはアップル、ポッドキャストのレビューでお待ちしています。
21:01
2人でコメント欄を全て読んでいますので、今後の番組をより良くするために、
あなたの感想をお待ちしています。
ます。
はい、それではまた次回お会いしましょう。
さよなら。
21:12

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