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2022-06-15 19:52

1. ベンチャー企業としてのAppleの歴史 -起業は誰とやるべきか-【Apple史①】

今回はベンチャー企業としてのAppleの創業ストーリーと現代のスタートアップの定石を比べてみます。
第一回の今回は「創業メンバーは誰を選ぶべきか」について考えてみます。

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どうもハリーです。 ヤマンです。 ということで、今日からですね、ゴロゴロスタートアップトーキングとしてですね、スタートアップ企業の面白さを伝える回というのをやっていきたいと思います。
おー、なんか面白そうだ。 この番組のリスナーさんもですね、独立している人、これからする人、フリーランスで活動している人いると思いますが、
そういう方たちに向けた、事業を作るという内容を楽しくお話しできる番組にしていきたいと思いますので。
ということで、第1回はですね、Apple。 Apple社の創業の歴史をひも解きながら、どういう要素が事業の成功には必要なのかというのをね、見ていきたいと思います。
すごいですね、なんかちゃんとしてるじゃないですか。 ちゃんとしてます。めちゃくちゃ準備をしました。
すげー、なんか今日目の輝きが違いますもんね。 寝不足なんでね、ギラギラしてますね。 資料作りに。 まぁね、順番に歴史を追っていきたいなというので、最初はですね、創業者問題。
仕事始めるにあたって誰とやるかっていうのがね、結構大きな問題としてあると思いますので、それが世の中的にその統計的にどういうやり方がうまくいくのかっていうところと、Appleはどうだったのかっていうところを見ていきながらやっていこうと思います。
はい。 創業に関してはですね、まず何人でやるかっていう問題があるんですよね。 1人でやる場合もありますし、2人、3人、4人とかっていう場合もあるというところなんですが、何人でやるのが一番成功確率が高いと思いますか。
えー、むず。 これね、ユニコーン企業の、ユニコーン企業っていうのがいわゆる100億ドルですか。 自家総額100億。 1兆円ぐらいの規模になってる会社は何人で創業した割合が多いか。 はー。
何人、え、データ取れてるんですかそれって。 データあります。 うーん。 で、このデータはコーラルキャピタルというベンチャーキャピタルのブログを今見てますね。 そうだなぁ。5人ぐらい? 5人。
5人は3%ぐらいですね。 3人。 3人は2番目ですね。 え、2人? 一番多いのが2人ですね。 2人なんや。 2人、まぁだいたい一緒ですね。2人が35%ぐらい、3人が30%ぐらいで、次で1人が20%ぐらい。 うーん。
これが創業者の数として一番よくある形ですね。 なんでまぁ、2人3人とかが成功しやすいというふうに言われているわけですね。 なるほどなるほど。はい。アップル社は何人で創業してるか知ってますかね。 知らない。スティーブ・ジョブズじゃないの?一人で。 スティーブ・ジョブズ一人ではありません。
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あ、そうなんだ。 アップルにはね、もう一人のスティーブと呼ばれるスティーブ・ウォズニアックという人がいて、 まぁだいたいこの2人と言われてますね。正確には幻の3人目がいるんですけど、これちょっと後々登場します。
なんでまぁアップルは2人でやっているということですね。 なるほどね。 で、どういう人を選んでいけばいいかというところなんですけど、ちょっとここでアップルの2人のスティーブの出会いのエピソードみたいなのを話していきたいんですけども、まずね、ジョブズ。ジョブズはですね、幼子なんですけど、父親が、育ての父親が機械工で、電子工作が昔から好きなんですね。
はい。で、いたずら好きということで、電子工作といたずら好きを組み合わせて、例えばなんか両親の寝室にマイクを設置して、自分の部屋で聞けるようにしてめちゃくちゃ怒られたみたいな話がね、これ結構出てくるんですけど、そんな怒られるかなと思うんですよね、これ。
そらもうあれでしょう。夜の営みの声を聞かれちゃまずいでしょう。 やっぱそうですよね。やっぱそうですよね。
盗聴ですよ、盗聴。 家族といえどもね。で、他には学校の先生の椅子の下に爆薬を仕掛けて先生引きつけ起こしたみたいな、そんなことをしてたみたいですね。
なるほどなるほど。 いたずら少年だったと。これね、言っておきたいのは、ジョブズはいたずら推しだからといって、あなたがいたずらしていい理由にはならないということはね、強く言っておきたいですね。
まあ、大半の人がわかってくれてると思いますけど。 そうですか。予防線張っていこうかなと思って。 ああ、なるほど。
これね、カラスは黒いからといって黒いものがみんなカラスではないという論理命題ね、学校でやりましたけど、それですよ。ジョブズがいたずらをしてたからといって、いたずらをした俺は成功者になれるというのはアホですから、気をつけてましょう。
はい。 でね、その後ジョブズはですね、まあ頭良かったというのと、電子工作好きというのでヒューレットパッカードでバイトを始めます。
うん。 っていうような子供時代を過ごしている一方で、もう一人のスティーブですね、ウォズニャンくん。
ウォズニャンと呼びましょう。ウォズニャンはですね、メカに強い少年でも天才と呼ばれてたんですよ。 へえ。
ウォズニャンも父親がエンジニアでミサイル誘導システムの開発などをお父さんはしていたと。
うんうん。 ということで、小さい頃から自分も電子工作をしたりメカを扱っていたということで。
うん。 でさらにですね、ウォズニャンもいたずらっ子なんですね。
うーん。 これね、いろいろ調べてもらうとウォズニャンくんめちゃくちゃ優しい人だっていう話が
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いっぱい書いてあって、実際そうだと思うんですけど、いたずら度で言えばね、ウォズの方がやばいんですよ。
へえー。 やばすぎて少年院に入った事件があるんですけど、ある日工作をしてて電子メトロノームを作りましたと。
うん。 で、その電子メトロノームカチカチカチって音がするじゃないですか。
はいはいはい。 この音、なんか爆弾の音に似てるなぁと思った
ウォズ少年はですね、それをガムテープでぐるぐる巻きにして、学校のロッカーにポーンと入れといたんですね。
うん。 で、これでみんな驚くかなーみたいなのを持ってて、すっかりそんなことも忘れて授業を受けていたら、その日の午後に呼び出しをくらって、
うん。 行ってみたらなんか警察がおると。
うん。 で、まぁ当然さっきのガムテープ爆弾事件なんですけど、
うん。 これがですね、校長先生が、校長先生めっちゃすごいんですよこれ。
そのぐるぐる巻きのメトロノーム、爆弾らしきものを見つけた校長先生は、それを抱えて、
うん。 校庭の真ん中まで走っていって、
うん。 で、その配線をブチッて引きちぎるっていうのをして、
うん。 で、まぁいたずらだったねっていうことなんですけど、警察沙汰になって、
その話を聞いたウォズニャンはゲラゲラ笑って、その非常年院にぶち込まれるっていう。
事件があったので。 なるほどね。
もうヤバいやつなんですよね。 ちょっとぶっ飛んでるね。
で、まぁそんな2人のスティーブがですね、知り合いの、共通の知り合いの紹介で出会って、息統合して、
うん。 で、まぁ2人ともいたずら好きなんでね、当然2人でいたずらを仕掛けていくんですが、
うん。 それがですね、後のアップルにつながっていくというのが起きるんですが、
ブルーボックス事件というのがあります。 はいはい。
ブルーボックスってまぁ知らないですよね。 知らないですね。
これ何かっていうと、番号、なんか数字が書いてあって、数字を押すと、なんか周波数が出る機械なんですよ。
うんうん。 で、何に使うかっていうと電話です。
うん。 当時の電話っていうのは、この電話の数字を押すと、その数字に対応した周波数が出て、
それが電話線を通ってその電話会社のシステムに行って、で、それを受け取ったその電話の交換手の人が、
その番号同士をつなぐっていう仕組みになってたんですね。 なんでその番号の周波数が分かれば、
電話をかけたことにできる。本当はかけてないけどかけたことにできるので、料金かからずに電話ができるっていう。
うんうんうん。 まぁ、犯罪ですね。
を作って、2人は、それで実際に電話できるぞ、すげーってなって、ローマ法王に電話をかけたりして遊んでいたんですね。
すごいですね。
そこで、ジョブズがある日ですね、このブルーボックス売れんじゃねっていうことを言い出して、
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うん。 まぁ、ウォズニャンはそんなことを考えずに面白いから作ってたんですけど、
はっはーっていうことで、材料費がだいたい40ドルかかる。これを150ドルで売ろうっていうので、実際2人は100台ぐらい売ったんですね。
で、100台ぐらい売ったんですけど、それを終わらざるを得ない事件が起きて、それがある日ね、それ欲しいっていう人から連絡があって、それを私に待ち合わせ場所に向かって、
それを受け取った相手が、金を取りに行くからちょっと車まで来てくれって言って、2人でノコノコついて行ったんですけど、
するとなんか車の中からお金出してくれるかなと思ったら、拳銃が出てきて、
で、それをジョブズの腹にずっと突きつけられて、そいつをよこせと言われると。でも仕方なくそのマシン渡して、
2人とも無事で良かったんですけど、さすがに危ないねみたいな感じで、ブルーボックス事業はこれにて終わりなんですね。
なるほどなるほど。ちょっと商品もねグレーな商品ですね。
グレーというかまあブラックですね。 アウトですね。
ということで、まあこのことがきっかけで、2人でいろいろ考えて、それをウォズが実際に形にしてジョブズが金にするっていうパターンが誕生するわけですね。
なるほど。
これがね、アップル伝説の始まりなわけです。
実際ジョブズはですね、ブルーボックスで商売した経験がなければ、アップルが誕生することもなかったのは100%確実というふうに言っていてですね、
まあそれぐらい2人にとっては大きな事件だったということなんですね。
というのがね、2人の出会いなんですけれども。
なるほど面白い。
じゃあここでですね、創業メンバー、まあこの後2人は創業するんですけど、
じゃあここまで衝撃的な出会いを持ってない我々は誰とやればいいのかっていう問題がね、
そこですね。
すごくね悩んだりしたんですよね。誰とやればいいのかっていうのは。
でこれもある程度統計があって、誰がいいと思いますか。
例えばよくあるのは家族や友人とやるか、まあ知り合いの人とやる。
あるいは元同僚みたいな人とやる。
まあ大きく3つあるんですけど、誰が。
家族か友人か同僚?
家族友人、まあ家族友人一括になってますね。
はいはいはい。
家族友人、おは知人、おは元同僚。
おーめっちゃわかんない、全然わかんないな。
えーでもそのスティーブ・ジョブスの話からいくと友人?
お、友人。
うん。
友人はですね、一番悪いパターンと言われてますね。
あ、そうなんだ。
はい。でなぜかというと、まあ答えを言うと一番成功率が高いのは元同僚と言われてます。
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元同僚か、はいはいはい。
家族とか友人だけの人とやるぐらいだったらもう赤の単人とやった方がいいというのが統計的には言われてます。
まあまあ一概には言えないですが。
そのダブルスティーブは友人関係じゃなかったの?
ウォズ&ジョブズはまあ友人関係ですね。
友人関係なんですが、これねこの後同僚っぽい感じになっていく場面があって、
そこもねうまいこと乗り越えていってるなーというのは出てきます。
なるほどね。
はい、その辺も面白いのでお楽しみにということなんですが、
じゃあなぜ家族友人はダメなのか元同僚がいいのかということなんですけど、
家族同僚みたいな人とやると、
家族友人ね。
逆にこれ複数に他の人とやるメリットの方がわかりやすいかな。
えっとまず足りないスキルを補える。
あとはそのお互いのネットワークっていうのをこう活用できるんですよね。
ただその家族とか友人とかだと多分その知り合いのネットワークみたいなのも結構被ってる場合が多いので、
そのちょっと離れた人の方がいろんなネットワーク持ちやすい。
確かに確かに。
っていうところと、あとはスキルが、
これも友達同士とかだと、趣味が合うから友達みたいな感じだと同じくスキルもかぶりやすい。
授業やってると想像以上にやらなきゃいけないことっていうのが必ず出てくる。
そういう場面で、じゃあこれ苦手だけど誰がやるんだみたいなときになったときに、
それをうまくできる人がいないとうまく生きにくくなっちゃうよねっていうのがあって、
スキルが近い人同士とか関係性が近い人同士だとその利点を生かしにくい。
なるほど。
というところで、同僚みたいなところの人の方がその辺を生かせつつ、
かつ一緒に仕事をするっていう経験をしているのが大事なんですよね。
そう言われてます。
この辺の話はですね、企業家はどこで選択を誤るのかという本に書いてある情報を引いてるんですが、
そういった特徴があるというところで、
なるほどね。
はい。なのでまず一人でやるか複数人でやるか迷った場合っていうのは、
さっき言ってたような足りないスキルを補う必要があるかどうかとか、
いろんなネットワークを活用する必要があるかというところで、
自分一人だと足りてるのか足りないのかみたいなところから考えていくと、
一人でももしかしたらいけるかもしれないというのはそこで判断できるかなっていうとが書いてます。
なるほどね。じゃあ企業するときは自分の持ってないスキル、
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自分のスキルを補完してくれるような人と一緒にやるのがいいってことですね。
そうですね。なのでよくあるのはエンジニアとデザイナーが一緒にやるとか、
マーケの人と営業の人がセットになってやるみたいなのとか、
そういうパターンが多いですね。
友達同士だとやっぱり報酬をどうするとか株式どうするみたいなところで揉めると。
それね。
そういうことをやっぱ考えないといけない状況っていうのが来るんで、
そこでその友人関係壊れてしまうっていうのがあるっていうね。
お互いに何でも言い合える関係だからこそそういうトラブルが起きやすいみたいなところもあるので。
うん、なるほどね。
気をつけてくださいという。
ちょっとその辺の線引きができるぐらいの距離感の方がいいと。
はい。
ちなみにコヤマさんは2人でしたっけ?
うち2人で立ち上げてますね。
いいじゃないですか。
元同僚ですね、そういう意味では。
元同僚であり友人でありって感じですね。
最高ですね。じゃあもうアップルじゃないですか。
確かに全然違うんですよ、ジャンルが。
向こうはマーケティングとか、海外に住んでるんですけど今。
僕ってどっちかっていうとそういうグラフィックでクリエイター上がりなんですよね。
彼ってもうゴリゴリのセールスマン上がりなんです。
セールスマンでマネージ、彼は彼でまた別で自分の授業やってたりするんで。
そっちではセールスとかマネジメントとかマーケティングみたいなことやってるんですけど、
アイデアを出したときに返ってくる返事が全く想定してない返事返ってくるんですよ。
いいですね。
それがめっちゃ新鮮ですね。
そのディスカッションするときにこれ言っても多分わからんやろうなみたいなこともいっぱいあるんですよね。
ジャンルが違いすぎて。
だけど彼と長い付き合いなんで何でも言うようにしてるんですよ。
そうすると全く自分が想像してないような返事が来るんで、そこはめちゃくちゃ刺激的になりますね。
多分向こうも同じようなこと言ってましたね。
同じ業界の人たちと喋ってるとだいたいこの質問に対してはこういう感じのこと返ってくるだろうなみたいなある程度予測できるじゃないですか。
だけどやっぱりジャンルが違う人の意見聞くと予想外の答えが返ってくるみたいな現象は起きますね。
なるほどなるほど。
だからそのさっき言ってた自分の足らないスキルを補完する人と一緒にやるっていうのがいいっていうのはすごい納得できますね僕も。
まさにアップルですねじゃあ。
アップルみたいになるのかなぁ。
なるでしょう。
ダブルスティーブみたいに。
なんか苗字被ったりしてないんですか。
全然被ってないですね。
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全く被ってないですね綺麗に。
そっかぁ。
何の話だったっけな。
そうですねまぁまぁそんな感じでねこれから創業メンバーどうしようかなっていう人はね一人でやってもいいし二人三人とかだとそれぞれのスキルを補えるというメリットがあるのでそういうのを考えてもいいかなっていうところで。
あと二人でやってていいことってこうやってると心折れそうな時ってあるじゃないですか。
そう。
それがねあの心強いですよねやっぱり。
心強いですねうんうん。
もう一人やったらもうやめてるわみたいなこともやっぱ二人やからここまでこれたみたいなそういうことはありますね多々。
あともう一個書いてたのが一人だと授業が停滞しがちっていうやってもやらなくてもまあ自分一人だからっていうので結構停滞しがちだけど二人三人とかだとそれぞれ役割あってなんでお前やってねーんだみたいななるので結構その辺のプレッシャーみたいなのがいい意味でかかるっていうので。
いやまさにそうですね。
ありますねなんでまあこれからやろうかなっていう人はそういうスキルセットを持った人と一緒にやってみるといいんではないでしょうかということで今回ね。
参考になります。
話す内容半分ぐらいしかいけなかったんで続きは次回アップル誕生とプロダクト開発編をやっていきたいと思いますので。
楽しみです。
お楽しみということで今日はこのあたりにしておきましょう。
はい。
今回の感想をメールまたはアップルポッドキャストのレビューでお待ちしています。
二人でコメント欄を全て読んでいますので今後の番組をより良くするためにあなたの感想をお待ちしています。
はい。
はいそれではまた次回お会いしましょう。
さよなら。
さよなら。
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