小学生のビジネスプラン
どうもハリーです。どうもヤマンです。ゴロゴロ起業ラジオは、教育会社を経営しているハリーとデザイン会社を経営するヤマンがお届けする、起業やスタートアップに関する話を緩く紹介する番組です。
はい。僕はこの前、子供夏休み職業体験イベントみたいなのにゲスト参加しまして。
素晴らしい。
去年おととしも参加させてもらったんですけど、ベンチャー起業家になろうみたいなテーマの会があって。そこに今年も呼んでいただいてですね。
小学生10人ぐらいがいて、ビジネスプランを考えようみたいな内容なんですけど。年々参加者のレベル、小学生なんですけど。
レベルが上がっているなと思っていたんですが、今年は特にすごくて。すごいんですよ。みんなよくそんなこと知ってるなみたいな。
ちゃんと勉強してるんだ、みんな。
勉強してるんですよ。株とは何かみたいなのも。僕より説明詳しくて。
えー、小学生なのに。すごいな。
やべーと思って。やることねーと思って。
そのすごい人たちがいる中の一人に小6の男のお子さんがいまして、その人プログラミングがすごい好きで、自分でワードプレスとクラウドフレアでブログを書いていたりとか。
すごいでしょ、小6で。
自作のPythonっていうプログラム言語のプログラムを販売してたりして。
えー。
で、質問コーナーみたいなのがあるんですよね、途中で。
で、その男の子からの質問が、商品を作って販売してみたけど売れませんと。
最初のお客さんどうやって見つければいいですかっていう、すごい角度の質問が来たなと思って。
はいはいはい。
あーと思って、その3秒くらい考えた。で答えたんですけど、その3秒間に考えたことを今日話そうかなと思って。
おーおーおーおー。
最初のお客さんどうやって集めるか問題。
なるほど。
ありますよね。
あるある。最初のお客さん、そうね。
そう、難しいですよね。だから僕もそのほんと何も知らん頃って、なんかこうおしゃれなキャッチコピーとかおしゃれなデザインで頼みを引いてみたいなことをすればいいかなと思っていたんですけど、
それはこの消費者的な感じで新しい商品が出ましたみたいな時って、もう僕は1000人目とか1万人目とかのお客さんになっちゃってるわけですよね。
そうですね。
ほんとに1人目とか10人目くらいまでってほぼなったことが普通に暮らしてたらあんまないと思うんですよね。
まあ普通にやってるとね。
うん。なんで多分見たことないと思うんで、それをどうやって見つけてくるのかやるのかっていうところをね、見ていきたいなと思います。
行こう。行こう行こう。
成功事例:ドロップボックス
なんかね、いろんな会社の事例を調べたんですけど、良さそうなのをいくつか紹介したいなと思っていて、例えばこれ前も言ったかな、ドロップボックス。
はいはいはいはい。
ドロップボックスも結構最初はパンと派手な広告を出して、こんなサービスありますって言ってたんですけど、まあ効率が悪いと。
それぐらい効率悪いかというと、300ドルの広告費をかけると99ドルの商品が売れると。
はいはいはい。赤字だ。
赤字ですね。
赤字だ。しっかり。
でもそれがずっと続いて、大丈夫かということで、もう金もないしっていうので仕方なく紹介動画を作ったんですよ。
うんうんうん。
サービスの紹介動画を。
これは今でもYouTubeで見れるんですけど、これが結構ネットで話題になって、バズって。
で、それが話題になって一気にユーザーが増えたっていうのがあって。
はいはいはいはい。
なんかね、見たことない人は見てみたら結構面白いんですよ。英語なんですけど。
なんか俺見たことないですね。ドロップボックスの紹介動画。
なんかね、動画自体は普通の動画紹介してるなっていう動画なんですけど、なんかね、ちょっと分かる人には分かるジョークみたいなのが入ってて。
はいはいはいはい。
なんかね、まあ分かりやすいところでいくと、あのトム・クルーズ。
はいはいはい。
トム・クルーズって結構ネットでいじられビップスターナンバーワンなんですよ。
えー。
結構あの、日本もでも海外でもコラ画像をめちゃくちゃ作られて。
うん。で、それがね、ネットミームとかしてるっていう。
へー。
トム・クルーズと、誰だろうな他。トム・クルーズとあの人。あれ誰でしたっけ?マトリックスの人。
あー、キアヌ・リーブス。
キアヌ・リーブスもよくいじられるっていうね。
あ、そうなの?全然知らんかった。
知らないですか?
うん。
キアヌ・リーブスはいいですよ。ぼっち飯をしているでおなじみキアヌ・リーブス。
何ぼっち飯って。
ぼっち飯ってそのなんか撮影現場みたいなところのキアヌ・リーブスの写真みたいなのが有名なのがあるんですけど。
もう大スターじゃないですか。
大スターだけどなんか一人で隅っこの方で弁当みたいに食べてるっていう。
へー。
そう。なんかその辺がね、ネットで愛されるんですよ。
で、トム・クルーズは1シーンをこう切り抜いていろんな、何の映画だっけな?なんかこうすごい捕まってるシーンみたいな。
ミッション・インポッシブルとか?
ミッション・インポッシブルか。はいはい。あれでなんかいろんなところに捕まってるキアヌ・リーブスじゃないトム・クルーズとかがあって。
本当だ。なんかネットでキアヌ・リーブスいじられとかで検索したら出てきた。
そうそうそう。あるんですよ。
へー。
まあそうでもいいんですけど。
はいはいはい。
で、なんかその写真を、ドロップボックスっていろんなファイルを写真とか共有できますよっていうサービスなんで、その写真がトム・クルーズだったりだとか。
あーなるほどね。それは面白いわ。
あとね、なんか日本語のこんにちは.psdみたいなファイルがあったりとかして、なんか結構ツッコミどころが多い動画になってて。
へー。
なんかそれが人気になってね。
はい。まあまあこれはねちょっとね1人目2人目よりもうちょっと先かもしれないですけど、そういうのもありました。
成功事例:グノシー
で、他にはグノシーとかが。
グノシーか。
グノシーね。
はいはいはい。
グノシーといえばもう創業3,4年で上場させた超スターですよ。
ニュースキュレーションサイトね。
で、その福島さんっていう人が代表で。
最初作った時東大の陰性だったんですよ。
で、そこで機械学習の研究っていうのをしていて。
で、創業のきっかけがその研究している機械学習の技術を生かして何か自分たちが欲しいもの作れないかなというのを考えて、
グノシーっていうニュースをお勧め、この記事いいですよっていうのをお勧めしてくれるサービスを作ったと。
で、最初はそのスマホアプリとかウェブアプリじゃなくてメールで記事が届くっていうやつだったんですけど。
これを1人目2人目とかどうしようかとなった時に当然別にそんな広告かけるようなほどではないわけですよまだ。
なんでどうしたかというと大学陰性だったんで大学の友人に30人に作ったから使ってよって言って。
使ってもらって実際にそれがどれぐらい継続して使ってもらえたかっていうのをチェックして。
これ意外といけるなってなって。
もうちょっとちゃんと作ろうかみたいになったっていう。
賢やん。
今はぐのCの場合はその大学の友達にお願いしまくったと。
なるほど。
で、あとはこれも前に紹介しましたね。
Airbnb。
はいはい言ってたね。
これはエピソードの中でも紹介したんですけど。
本当に一番最初の最初。
Airbnbって民泊。
自分の部屋を他の人に貸しますよっていうサービスで。
本当に一番最初は部屋を借りたい人が増えるタイミングを見つけて部屋貸しますっていう募集を出すわけですよね。
そのタイミングっていうのが何日間にわたる大きなイベントがあると、
そこでホテルを取れないっていう人も出てくるんで、
そういう人が使ってくれるんじゃないかということでやり始めたっていうところから始まってるんでね。
これで全然関係ないですけど、
Airbnbの話をしながら思い出したのが、
研究者の人っているじゃないですか。
言ってる。
科学系とか。
のライバルはアラシっていう話。
アラシってジャニーズの。
もう解散したけどね。
解散だっけ?活動休止?
活動休止か。
わかんない。
あのアラシですね。
なんでアラシなの?研究者が。
なんでだと思います?今の文脈から。
今の文脈から全然わかんない。
研究者の人って学会っていうのがあるんですよね。
学術会議かな。
研究成果を発表したりするイベントがあって、
1日だけのやつもあれば、2、3日とかそれ以上の日がかかるものもあると。
その複数日に渡るときって、
ホテル止まるじゃないですか。
そこでアラシですよ。
アラシがコンサートを同じエリアでやってると、
数万人がそのエリアにドカッと来ちゃうんですよ。
ホテル取れなくなるの?
そう。それゆえ誰もホテルが取れない。
なんなら飛行機すら取れないみたいな事態が結構あって、
学会の主催者はアラシのコンサートをチェックして、
よしこの日は来ない、この日は来るからちょっと別の日にしようとか。
アラシ以外にも大型コンサートあったら、
それを見ながら日程とか場所とか調整しなきゃいけないっていうね。
なるほどなるほど。
謎のめんどくささがあるっていう。
確かに。
そういうタイミングに合わせてこういうサービスをトンと出すと、
良いですなっていうね。
副業とかやってる人すごい良いよね、そういう発想って。
ピンポイントでこういうことやれば儲けれるよねみたいなことってちょいちょいあると思うんですよね。
何と言われたら出てこないけど。
今待ってみたけど。
何と言われたら出てこないけど。
そういうイベントとかって副業とかにすごく相性良いような気が。
商売上手な人はこのタイミングこれやなっていうのを見逃さないっていうのありますよね。
そうそうそうそう。
ほんとそうですよね。
っていうのがあったりして、やっぱり地味なんですよね。
最初の一人のお客さんを集めるのはね。
地味なんですよね。
初期ユーザーの獲得方法
なんですがそれをやっていかないといけないっていうのがあるというところがありまして。
多分これが正解誰にでも使えますっていうのはあんまりなくて。
なんかそのサービスごとに自分だったらこれかなっていうのを見つけないといけないっていうのが企業家のスキルとして必要なんじゃないかなと。
ちなみにその小学校の子供には何て言ったんだろう。
僕が答えたのは今言った通りなんですけど。
派手な宣伝とかっていうのは最初は必要ないですよと。
もう自分が作ったプログラムあるんだったらそれを使ってほしい人多分見当つくでしょうと。
そういう人を見つけてもうちょっと頭下げてでも使ってくださいっていうのがいいんじゃないですかねって言うのがいいと思いますよって言って。
まあふーんみたいな反応でしたけど。
そんな裏技ねえよってね。
多分なんかねもっとすごい答えを期待してたのかもしれないですけど。
はいはいはい。
そんな銀の弾丸はないと。
そうだね。
話をしちゃいましたね。
まあでもそれがリアリティにあふれてるね。
まあでもねもうなんかね進んでる人だったんであんまりねなんかそんな夢見心地な話をしてもと思って。
そこの会場に来てた人たちって全員小学生ですよね。
全員小学生ですね。
年の低い子でどのくらいの子がいたん?
小4かな。
小4か。
小5、小6。
へえまさか小学生からそんな質問来るとは。
ねえ。
すごいね最近のそういう起業家精神を持った若い子たちは。
もう若い子たちっていうかいうレベルじゃないよね。
子供たちだよね。
あのそのお母さんとも話したんですけどね。
なんかすごい苦笑いしてましたよ。
いや困ってるんですよねみたいな。
えなんで?
あのお小遣いをね毎月もらってるらしいんですけどそのお小遣いを請求書送ってくるって言って。
PDFで請求書送ってきてでお小遣いをラインペイでよこせって言ってくると。
へえすごいね。
説明させてくれよと思うんですけどねって言って。
でも絶対起業家なるやんそれ。
絶対いいよって言ってたんですけどお母さんはずっと苦笑いしてたんで。
いや俺一回なんかあの普通に一回見学したいなそういうところ。
いいですよあれ。
ねえなんか今度そんなあたり呼んでくださいよ。
普通に見学しに行きますわ。
やりましょう。
ということでねまあ楽な方法はないということなんですけど。
まあそれ以外だとよくあるのがあのプラットフォーム系のサービス。
そのあるじゃないですかマッチング系リクルートがよくやる。
欲しい売りたい人と買いたい人をマッチングするみたいな時ってどっちを先集めればいいか問題ってあるじゃないですか。
あるあるある。
でまあメルカリとか当時メルカリのライバルだったフリルとかあるんですけど。
そういういわゆる売りたい人と買いたい人だったらどっちが先だと思いますか。
どっちが先とかあんのあれに。
一応ありますね。
やっぱ買いたい人それだったら。
買いたい人。
ファイナルアンサー。
やっぱお金が集まる人の方がいいような気がする。
ブブ。
逆なんや。
商品を出品してくれる人が先に必要だったみたいですね。
というのもなんかそういうプラットフォームがあって欲しいものがある人が来た時に。
大体その今のアマゾンとか楽天みたいなところと違ってなんかそこで探そうじゃないわけですよ。
欲しいものがあってそれここで売ってるかなと思ってくるんでそれが来た時になかったってなったら。
このサイトはないサイトねっていうことで来てくれなかったんで。
なるほどね。
これに関しては先に出品してくれる人が必要だったと言うこともありますけど。
でも当然やっぱ出しても売れないってなったら次出してくれなくなっちゃうんで。
同じことだよね。
買ってくれる人も必要なんでもう当時そのメルカリとかフリルとかって運営の人たちがアカウントいくつも作って。
自分たちでいっぱい出品して他の人が出品してて売れ残ってるなってなったら自分たちで買うっていうのを繰り返してたんで。
会社にその謎のアイテムがめちゃくちゃ増えたっていう。
へーまあでもそうやるしかないもんね。
そうやるしかないですね。
でもその努力が実って今すごいことになってるもんねメルカリとか。
メルカリね。で一方でQ&Aサイトみたいなのもあるじゃないですか。
そのヤフー知恵袋みたいな。
あるある。
そういうところだとまたちょっと違っていて。
どっちだと答える人と質問する人がいたら質問する人の方が先に集めるべしっていう。
はいはいはいはいはい。
いい回答者いますよって言ってもあんまり来にくいと。
それよりも質問がいっぱいあったら答えたい人っていうのは無数にいるんで。
なんかそうじゃないですかこのツイッターとか見ててもこういうやり方。
先に需要を集めるって感じか。
やり方知ってる人みたいなのがいたら俺知ってるなと思ったらちょっと答えてあげようかなっていう絡み今までなかったけどあるんで。
先にいい質問をしてくれるユーザーを集めるっていうことが重要っていうことなんで。
でもそれを集めるのに注力する必要があるっていうことらしいです。
なんかあれかサービスによってその順番って違うんやね。
そうですね。
なんか俺の感覚で言うと絶対需要が先でしょって思っちゃうけど。
そうじゃないバージョンもあるってことやな。
そうですねだから本当にねこういうの一概にこれが答えっていうのはあんまないんじゃないかなって。
なんでね楽な方法はないというのが今日の結論ですね。
シルバーブレッドはないってやつやな。
そう覚えてください。
需要と供給の順番
シルバーブレッドだったっけ?
シルバーブレッドですね。
シルバーブレッドだよね。シルバーブレッドはないね。
そうだからねもう広告出しておいたら勝手に売れて儲かるとかもうサイト作っといたら勝手にユーザー見つけてくれるとか。
そんな時代は終わったね。
ないと。
そんな時代あったのかな。
あったのかな。
わかんない。
なんでねいかに泥臭いことをやり続けられるかっていうところをね成功させる上では大事なんじゃないかと思いますんでね。
頑張ってやっていきましょう。
やっていきましょう。
泥臭いことを。
汗かこう汗。
泥水をすすりながら。
誰よりも這いずり回る覚悟を決めなきゃいけないね。
ということでね本日は最初のユーザーの獲得方法について見ていきました。
今回の感想をメールまたはアップルポテキャストのレビューでお待ちしています。
二人でコメント欄を全て読んでいますので今後の番組をより良くするためにあなたの感想をお待ちしています。
お待ちしています。
それではまた次回お会いしましょう。
スナップする。
兄弟番組のゴロゴロトーキングではヤマンがビジネス情報をゆるーくお伝えしています。
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