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スピーカー 1
なんかねそうそうでもなかったという話もあるんですけどまぁまぁそこそこエリートな 家庭で育って小さい頃から私は将来お金持ちになることが夢だと
いうのを宣言していたような子供でしたで頭が良くて努力家でめちゃめちゃ勉強して 大学はシリコンバレーの聖地スタンフォード大学に行きます
すごいじゃあ優秀じゃないですか超優秀ですね でその大学でアメリカでは血液検査だけで10万円以上かかっちゃうと
いうことを知ってで自分自身も子供の時に頻繁に採血されてても注射やだというような 経験があったので
少ない血液で何百種類もの検査ができるサービスを作ろうというふうに思い立ち ます
うんはいそして大学を2年で中退しセラノス創業するということなんですけれども この彼女がですねスティーブジョブズを崇拝していまして
うんスティーブジョブズといえばねあの一世みやけの黒いタートルネックを毎日着 ているというの有名ですけれども
スピーカー 2
彼女ももちろんね同じ服をユニフォームとして着用して なんか第二のジョブズとか言われてたもんね
スピーカー 1
そうなんですよ 言われていて本人がそう演じてた部分もかなりあるんですけれども
スピーカー 2
なので夏でも来ていたらしいんで常にオフィスは寒かったらしいですね 絵迷惑やな
スピーカー 1
あとね後にアップルあのアップルで ipod のデザインをしていたメンバーなんかもね 後に採用したりしてたのでもう訓練されたアップル信者みたいな方なんですよ
さらにねあの信頼感を演出するためにやっぱのスタートアップ界隈男性メインなんで まだに本来の高い声を出さないようにして低い声で話すと
いうことですねすごいなんか独特の雰囲気を醸し出してるんですよね インタビューとかめちゃくちゃあるんでね未だに見れますんで
はいちょっと見てみますあとで というようなねことをしてもうこの見た目から声から自分の中の理想の天才企業家というのを
演じ切るということをしていたわけなんですね でセラノスのね一滴の血で数百の検査を行うというストーリーがですね
投資家たちの心をつかみ 創業直後からですね数億円調達するんですよ
すごいですねすごいそこはねめちゃくちゃすごいなと思いますね でなんだけれども
方で結構社内ではいやこの俺は厳しいですよみたいな意見を言うともうその発言は 会社に忠誠を誓っていない証拠だ出ていけと
いうことを言っているという側面もあり自分のビジョンを理解できない人は叩き 切ると
いうような人でしたと まあでもお金は調達できたんでそっから製品開発に着手します
そして生まれたのがねエジソンっていう名前の装置なんですよ これどうやって使うかというと指先を
ちっちゃい針でプスッと刺してそこの血を抜いて 抜いた血をクレカぐらいの大きさの容器にセットしてそれをもうちょっと大きい
ちっちゃめの貸し付きぐらいの大きさのマシンにガチャンとそのカードを刺すと そこで分析が始まって
で多分分析データをサーバーに送って結果が返ってくるみたいなそういうやつ なんですけれども
まあこれが結論から言うと完全に失敗しまして全然技術的にできないと 指先の血っていうのはあんまり
血液検査には向いてない不純物が多いみたいなものだったり 一滴で検査しようとするとめちゃ量が少ないんで希釈して薄めて
何百種かの分析しないといけないですけどそうするとどうしても精度が落ちる ということでほぼ当てずっぽうぐらいの正当率しか出せなくて全然うまくいっていなかった
だけれどもうまくいってないことは当然言えないわけですから 投資家の人からもその後どうですかと言われたらいやもうすごいですと
ちょっと見てくださいということで何度もデモをするんですけど すごいですよもういくつかあるんですけれどもこの嘘の方法が
はい一つはまず検査をしますで分析してデータを送るんですけれども 送ったデータは無視してそれとは関係なく入力したデータを送り返すという方法をしたりだ
とか 検査してないや検査してないです
検査中分析中の映像みたいなのがモニターがついてそこに出るようになっちゃうんです けどそこに流れる映像は完全に録画したものを再生しているだけだったりとか
はいはいはいはい あとはちょくちょくマシンが故障するんですよ
マシンは故障するというかねなんかね34度 室温が34度ぴったりじゃないと動作しないらしいんで
めちゃくちゃ壊れやすかったんですけども壊れた時にはエラーが出ちゃうんで エラーが出ないように何もしないモードっていうのが搭載されてたらしくて分析してる風の
ことだけして何も起こさないっていうようなとしたりしてでも乗り切るという これもうやばいと思ってなかったんかね思ってたよね絶対ね本人が本人本人どうなんでしょうね
スピーカー 1
ということでもう周りにはイエスマンしかいないような状態になり みんなからねこのままだとやばいぞというのは社員みんな思ってたんだけれども
それも言えずただまぁ外面はすごい良いので お金持ちの人からの信頼はめちゃくちゃ熱いっていう
スピーカー 2
いやー恐ろしい 送るべくして怒ったかもしれへんな
スピーカー 1
かもしんないですね ということがあって
そんな後に あの元社員の人からリークされ
ウォールストリートジャーナルのスクープ記事が出て当然否定はするんだけれども 追及が始まって本当に検査がされているのかどうかというのを言われてされて
なかったというのがバレてしまうということだったんですね
スピーカー 2
なんか指先から数滴の血で全ての病気がわかるって なんか実現しそうな感じもあるもんね
今の技術使ったらいけんじゃねーみたいな ワンチャンいけんじゃねーみたいな感じはあるんですけど
はい まあさっきハリーさん言ったみたいに指先の血は不純物が多いとかやっぱり少量だと
精度が落ちるとかまあそう言われるとそらそうだよなっていう感じが あるんでそんなけ資金も調達されて優秀な人材もあるのに実現できなかったんだね
実現できなかったんですねやっぱ技術的に無理なものは無理だというのを認める勇気 そうやな
まあこの年齢の我々がこの事件から学ぶべきことは できへんことはできへんって言うってことやね
スピーカー 1
そうですねでも最初できますって言っても本当にできないとなったら できませんでしたっていう
スピーカー 2
そうやな 勇気 あるいは方向転換をする勇気
スピーカー 1
はいはい 勇気の物語ですね
最近なんか楽勝でできることもちょっとためるもんね えっ本当に
スピーカー 2
いやこれはあれをこうしてこうしてこうしたらなんとかやってみましょうみたいな
スピーカー 1
頑張ってる感を演出する 頑張ってる感を演出する これはイラーマン流
スピーカー 2
その心をつかむ はい これで飯食うできました
スピーカー 1
だからこれで本当にねその数百億 調達してきましたし
いやそれがすごい その大手のドラッグストアみたいなところにそのエジソンという全くワークしてない装置を置いたりとかして
いや図太すぎるでしょ精神が 精神がすごいんですけどやっぱ業界が良くなかったですね
普通にIT系やってれば普通に成功したと思うんですけど やっぱ医療はね
エルスケアね 僕らが作るようなアプリとかって出してバグがあったら直しましょうぐらいの感じで出しても
まあまあ大丈夫なんですけどやっぱ人命に関わることなんでそんなずさんな扱いをして
本当に正常な普通に検査すれば正常なんだけれども それセラノスの機械使って危険ですみたいな診断が出てしまうと
それで急に心配になったりとか あるいは悪い数値のはずなのに異常な人出たりとか
スピーカー 2
いうことがあったのでそれはさすがに良くないですよって そうですよだって実際まだ何も動いてないのに約90億ドルでしょ
それがなんか怖いよね なんかちょっとでも進展があってそれだったらわかりますけど
期待値だけでそんな膨れ上がるって もう後には引けなかったんでしょうね
スピーカー 1
まあこれねだからこれが美談になっているようなエピソードも実際あるじゃないですか なんかできますと言って本当にできるか怪しいんだけど何とか頑張ってできたから
成長しましたみたいな 多分ビルゲイツもそんな感じでしたし
スピーカー 2
美談になるケースもあるんだが業界も悪いし無理すぎたっていうのはね あともう一つさあそのある程度できないことに対しても自分ができるできるって
信じ込んだことで自分の潜在能力が発揮できてできましたやったみたいなさ そのさっき言ったような美談として語られる部分
スピーカー 1
これもねなんかこのエリザベスホームズの事件を見るとね非常に危険だなぁと思うよね うーん
スピーカー 2
なんか最近さあショート動画見てるとレッドブルの広告よく出るんですよ僕なんか パーソナライズされてるのか知らんけど
でレッドブルの広告広告っていうかレッドブルのショート動画って なんかね
スピーカー 1
とんでもない高さからスケボーで落ちていくみたいな
スピーカー 2
ショート動画とかこれもうマジワンチャン一発ミスったら死ぬなみたいな すっごいアクロバティックなことする動画なんですよ
でまぁそれが成功してヒューって言って終わるレッドブルの動画なんですけど もう見てるこっちヒヤヒヤしながら見てるんですよね
スピーカー 1
でもやってる本人って多分もっと怖いはず なんですよ
スピーカー 2
そういう時になんかちょっとある程度自分を洗脳するじゃないですかああいうのって できるできるできるって言って
で思い切ってキックして飛び込むみたいなさ でそこでできたらすごいレベルアップだけどできなかったら死んじゃいますみたいなさ
スピーカー 1
そういう状況の時にこの技使うとリスク高すぎやんみたいな まあ使いどころですよね使いどころなんか張ったりはねやっぱある程度有効だとは思いつつ
毎回切っていいカードじゃないよなっていうのはあるんで まあホームズさんは切らざるを得なかったというのは当然あるんですが
まだしかも若かったんですよね めちゃくちゃ若いですよ だって19歳で会社作ってるわけですから
スピーカー 2
そうですよね2003年でそこから12年 だから31年か
にで事件が起きたのかな まだまだまだまだこれからだ生き生き私には可能性しかないって思ってるよね
奇跡を信じたんだけど 来なかった
スピーカー 1
まあでも全然これ擁護するわけではないですが いうてベンチャーの社長の役割ってそういうことだよなぁとは思うんですよね
スピーカー 2
夢を語って資金集めてそうできないことをできるって言ってみんなを奮い立たせて うーん
たとえ沈むかもしれない船を先陣切ってみんなを連れてくると はいその通り
スピーカー 1
いやーわかります ビジョンというね虚構を現実に変えていくゲームなんだという中では非常にうまく
振る舞っていたとそういうベンチャー企業の企業家としての役割全うしてるよねそういう意味では そうなんですよ
やっぱりそのビジョンを語っても本当に資金と人材があれば実現できる可能性というのは
スピーカー 2
あるがとまあそれで言うとちょっと盛りすぎたんでしょうね どこかでなんか
素直に進捗を共有しながら愚直に言ってたらこんなことならなかったと思うよ こういうビジョンがあるんだけどまだ私はここだと
いうことであればまあそんなに資金も集められなかったと思うけど どこかで盛りすぎ事件を起こしちゃったんだよね
でまぁこういう業界でこのアメリカのシリコンバレーでヘルスケアっていうジャンルで もう一回それやっちゃったらもう後には引けませんみたいな
スピーカー 1
いう状態でしょうね だね他のその社員の人だったりだとかあるいはなんか大学の先生とかからそれは
無理だよというのは何度も言われてたんですけれども それを聞き入れなかったそんなこと言うやつは敵だと
暗乱分子だとみなしてお仏は消毒じゃーって言って出ていけと言ってたんで まあ厳しいですよね
なんかそういう意味で厳しい 社員に対してどういうコミュニケーション取りましょうとかなんかいろいろ
こういうことするとダメですよっていうアンチパターンみたいなのを全部踏んでいってる なと思うんですよね
会社の業績を嘘つくもそうだし心理的安全性のない職場になっていたとかそういう あの悪いパターンを全部学べるということでね
すごい良い反面教師だなと
思いました 闇金牛島くんっていう漫画あるじゃないですか
あれやっぱお金にまつわることでやっちゃいけないことを全部やってくれてるなと思うん ですよあのマンか
あーちゃんとね僕見たことないですよねあーほんとですか 面白いですよ
スピーカー 1
a お金に関してやっていけないことは牛島君が教えてくれたし 経営に関して踏んじゃいけないものっていうのはエリザベスホームズがあるサービスホームズが教えて
スピーカー 2
くれるそう いやーなんか夢とかって別に未完成でもいいと思うんですよね
その実験中でもいいんですけどなんか 動いてないものを動いてるって言った瞬間もうなんかビジネスじゃなくなっちゃうっていうか
なんか失敗の話とかじゃないですよねなんか嘘の話になっちゃうじゃないですか うーんそこがなんか見極めというか使い方が慎重に使わなければ
はい危ないなって思いますね見誤っちゃうともう一発で終わってしまうっていう 信用問題とか自分の経歴とかね
スピーカー 1
最近それこそ ai でこういうことできますかって言ったら できますできませんみたいなのを教えてくれるじゃないですか
うん 結局なんかあれも自分に知ろうとしていることの知識が前提知識がないと
ai の言ってることが正しいかどうか判断できないみたいな問題あると思っていて なんかよくわからんけどこういうのできますかって言ったらできますって言わ
れてよしやろうって言ってやって偉い目に合う人っていうのは今後どんどん出てき そうだなぁと思う
でも詐欺でもチャット gpt が言いそうなことだなぁみたいなわかるようになってきたけど ね
スピーカー 2
やっぱちゃんと反応しようが難しいですよね いやーでも本当そうだと思う
まあでもね今更思うのはもうあえてそこ歪めんでいいと思うよ そことは今のそのなんてなんていうの誠実さを捨ててまで
はい尖らんでいいと思う もうせっかく今までのさあいろんな経験でここまでこれたんだから
スピーカー 1
大事にしていきましょうこれを我々は まあもしじゃあ今それこそ20歳ぐらいでこれから俺も世界を変えたいんやと思っていたら
スピーカー 2
タイミングだったら そのタイミングだったらちょっとそっちが走ってもいいかもしれん
ただこのエリザベスホームズの事件から学べるのは夢を語るっていうことと嘘をつく っていうことの境界線はちゃんとしておかなあかんでっていう
スピーカー 1
今日は本当そうですね 医療系ですからねだから効果がない薬を売るのは犯罪だが効果があると信じている
薬を作るぞそう集めるのは 真っ当なビジネスなんで
スピーカー 2
でもそうですよだからここって何か似てるようで全然違うくってこういう薬を作り たいんですって言って集める資金とこういう薬を作るために今ここまで来てるから
ちょうだいっていうお金全然違うと思うよ 嘘になっちゃうもんだってそれで集めちゃうとね
いやだからもうねこのビジネスをする上で嘘っていうのは本当に一歩間違えれば破滅に向かう 要素になりますんで気をつけましょう
そうですね ましてやさもうこの年になってさこの会社の代表が嘘つくってさ
スピーカー 1
かっこ悪いよ かっこ悪い
スピーカー 2
かっこ悪くない? いやいいですねかっこ悪いと思います かっこ悪いよね
スピーカー 1
僕あんまかっこ悪いとかで判断しないなぁと思って あ本当ですかでも確かにかっこ悪くはあるか
かっこ悪いですよね ダサいことすんなよっていう
あーそうそうそうそう 確かになんかかっこ悪いってなんか久しぶりに言った言葉だな
スピーカー 2
いや考えてなかったなと思って確かに最近俺の今の行動かっこいいかどうかって あーそうだねー
まあでも大事かもしんないね人としてかっこいいかかっこよくないかっていうのはね 確かにというか多分多分大事ですね
スピーカー 1
ということで本日はスティーブジョブズの再来と呼ばれた女性 エリザベス・ホームズとセラノス事件について話してきました