不安と恐怖の違いって知ってますか?
対象が何か分からないって、ザワザワするんですよ。
- それって辛いですよね。
- で、一方で対象が明確なものに対して感じるのが恐怖。
恐怖に変わると、対処法が分かるんですよ。
睡眠薬じゃなくて、さっきのその緊張不安がメインだったとしたら、
そういうのを、あの、和らげる漢方とか。
はい、それで全然眠れになったって方も結構多くて。
- えっ、そうなんですか。何ていう漢方ですか?
- あの、半下高木糖っていう漢方をよく使ったりとか、
あの、睡眠だと酸素忍糖っていう、そういう漢方もあったりするんですけれども。
- 今回も精神科医の大八恵先生に来ていただいてます。
よろしくお願いします。
前回から睡眠について話してますけれども、
ちょっとですね、前回出た話題に関して私からの質問で、
結構昼寝、30分程度の昼寝も意外と良いということを言ってたじゃないですか。
いや、ズバリ私昼寝が大変苦手でして、
というのも、寝るのは得意なので、いつでもどこでも眠れるんですが、
30分だけ寝ようと思ってアラームセットして寝ても、平気で3時間とか寝ちゃう。
- なるほど、がっつり。
- がっつり寝ちゃう。でね、夜も眠れるんですよ、それと。
私はもうね、1日10時間以上余裕で眠れる。
この昼寝で眠りすぎちゃう問題ってどうしたらいいんですかね。
- あ、なるほど。そうですね。ちなみに、どこでも眠れるとはいえ、
まあ道路で寝るわけじゃないと思うんで、どこで寝るんですか?
- 昼寝する時はだいたい家のソファーか、もうなんか調子乗ってベッド行っちゃう時もあるんですけど。
- なるほど。まあ本当に、結論を言うと、床で寝る。
- 床で寝る?あ、床で寝る。
- やっぱり、今、まいさんにとって、たぶん寝る場所っていうのが、ベッドもあると思うんですけれども、
ソファーも実は寝る役割を与えているのかもしれない。
- あ、そっか。もう自分の脳の中でソファーは寝る場所認定されちゃってるのか。
- なので、その場合は、もう床に何もしかずタオルぐらいで寝る。
- あとは、よく私が当直の時に、起きなかったらやばいという、ただ寝ないとやばいという時は、
- 椅子をですね、3つぐらい、これ大事なこととして、3つぐらいがちょうどよくて、3つぐらい並べて、その上に寝るんです。
- 怖っ。バランス怖っ。
- まあ4つでもいいんですけれども、大事なこととして、そこを居心地のいい寝床にはしないようにする。
- なるほどな。
- ちょっと隙間を空ける。
- そう。まあだから、あんまり安心してぐっすり眠れなくするってことですね、わざと。
- はい。その場所が床だったりとか、その椅子を重ねるだったりとか、なんならそのソファーでも足つぼマッサージを背中につけるとか出るとか。
- そっかー。
- なので、もうまいさんにとっては、たぶん居心地のいい場所にソファーがなっちゃって。
- そうですね、もうなっちゃってるんだわ。
- っていうのだと思うので。
- じゃあちょっと次回からは床で寝るように。
- 床でちょっと寝てみて。で、床が寝心地のいい場所になっちゃった。
- 今度は椅子で。
- 今度は椅子で。っていうのをね、やっていくといいかなと思います。
- ちょっとやってみよう。
- はい。
- まあでもね、一番はね、日中に昼寝をするほど眠くならずに、夜しっかりと気持ちよくちゃんと眠れるのが理想ではあると思うんですけど、
- 前回、入眠が難しいという人に向けた話があったんですが、今度はその途中で起きてしまう。
- これに対して原因とか対処法を伺っていければと思います。
- そうですね。結構途中で起きちゃうって方もやっぱり多いです。
- そうですよね。
- 寝入りが悪いって方もが一番多いかなと思うんですけど、意外と途中起きちゃうって方も多くて、
- その時に、じゃあ次何を質問するかっていうところで言うと、途中起きてもすぐ眠れますかっていうのを聞きます。
- あー。
- で、途中起きても比較的すぐ眠れるだったら、それは中途覚醒に入れないんですよ。
- あ、入れないんですね。
- 途中起きちゃっても、厳密に言うと、それで日中眠くなければ、日中に支障を来させなければ、そこまで追わなくてもいいよって言ったりします。
- そうなんだ。
- それは、例えば季節だったりとか、その時のちょっとのストレスだったりとか、いろいろあると思うんですけど、一旦すぐにまた寝入りに入れるのであれば、そこは一旦大丈夫と見ていいかなと。
- そうなんですね。
- じゃあ問題になるのは何かっていうと、また眠れないっていうところなんですよね。
- 結構これありますよね。
- 1時間眠れないとか、2時間眠れないとか、朝まで起きちゃうとか。
- ですよね、これ大変ですよね。
- そういう時にどうするかみたいなところなんですけど、起きた時にまず何しますって聞きます。
- うわー、多くの人がスマホ見てそう。
- ですよね。
- じゃあ、初回にお話しして、見られた方も多分もうわかると思うんですけれども、スマホはダメです。
- ダメですよね。だってそこでスマホ見るとまず、うわー、4時かーとか、また起きちゃったというまずがっかりが発生し、どうせいろんな人からの仕事の連絡とかが来ていたり、ついでにXなどを開いたりすると誰かが誰かにブチ切れてるし、もう脳みそ。
- 戦いモードになりますね。
- 戦いモード、ですよね。
- なので、起きた時にまず何をしますかと聞きます。で、携帯を見ませんと。見ている方は一旦やめましょうと。
- ですよね。
- で、やめましょうとお伝えして、で、じゃあ何すればいいんですかって言われるので、
- 本当ですよね。
- だから一旦もう一回そのまま起きても、一旦ちょっと目をつむって眠ってみましょう。ただ、30分、2、30分眠れんわこれってなったらもう起きましょう。
- あ、そうなんだ。
- はい。
- 無理しなくていいんですね、そしたら。
- いいです。
- へー。
- 体を起こす。
- うん。
- で、それ以上横になってると、そこが眠る場所じゃなくて、
- あ、出た、またね。
- そうなんです。
- そっか。
- 眠る場所に役割を与えるんですよね。なので、だいたい30分くらいもう眠れないってなったら、もう起きちゃう。
- うん。
- で、起きて、ただ起きたら、あの、寝る前の、その睡眠準備のリラックス環境、リラックスの行動をしていく。
- へー、そうなんですね。
- はい。
- あ、そうなんだ。
- そうする、そして眠くなってきたら、寝る。
- へー、そっか、もう一回起きちゃったら、もはや諦めてそのまま起き続けようって話なのかと思いました。
- うん、違うんですよね。
- あ、そうなんだ。じゃあもう一回、入眠に際しての、その寝る準備をもう一度していく。
- はい、もう一度しましょうと。もう一度。
- へー。
- まあ、それも多分、えっと、夜、その寝入りの時ほど、えっと、好感神経が上がってるわけじゃないと思うので、
- そっかそっか。
- そういった意味では、多分寝る前よりも準備時間は短く設定できると思うんですけど、
- まあ、一旦起き上がって下ったら、暖かいやっぱり飲み物を少し飲みながら、
- うん。
- 薄暗くして、音楽はちょっと聴かないんですけど、
- まあ、あの、最初も音楽って言っても、あの、激しい、あの、ウルトラソウルみたいな音楽は聴かないでほしいんですけどね。
- まあ、そうですね。
- まあ、本当、あの、いわゆる、えー、あんまり、こう、歌詞とかがない、こう、あの、ほんと、
- 穏やかな感じの。
- そう、穏やかな、あの、焚き火の音だったりとか。
- はい。
- まあ、あの、そういう落ち着く、えー、音、音ですね。
- うん。
- はい、そういうのを、まあ、私も聴いたりするんですけれども、
- そうなんですね。
- そういうのをしてると、えー、まあ、30分ぐらいそれでぼーっとしてると、眠くなってくるんですよね。
- うん。
- 眠くなってくると、えー、眠くなったら横になる。
- これも実は大事で、これも寝入りの、あの、入眠の時のコツ。
- で、あの、眠くなるまではベッドに入らないっていうのがコツなんですよ。
- そうか。
- はい。
- 全く眠くないのに、もう寝なきゃなーって言って、
- はい。
- 布団入んなくていいんですね。
- そうなんです。
- そうか。
- はい。眠くなるまでベッドには入らない。
- そうなんだ。
- はい。
- 眠くなるのを待つ、なんかその、布団の中で本を読みながら眠くなるのを待つは微妙なのか。
- そうです。
- そっか、これやっちゃうと結局また、
- 場所が、
- 本を読む場所みたいになっちゃう。
- そうなんですよ。
- そっか。
- なので、本を読んだりするのは、まあ寝る準備をするのはやっぱりリビングだったりとか、自分の落ち着く場所。
で、眠くなってきたなーって、いやー眠くなったーってなったら、ベッドに入る。
- 実は、時間を結構夜11時に寝るとかって決める方いらっしゃると思うんですけれども、
- そうですよね。
- それは実は、あまり良くなくてですね。
- そうなんですか。
- はい。えっと、寝る時間は眠くなったら寝る。
- ふーん。
- ただ寝る準備はやっぱり逆算して、していく必要があるんですけど。
で、まあちょっとすみません脱線しちゃってますけど、朝は起きる時間を一定にする。
- 朝はそうなんだー。
- 朝が大事なんですよね。
- いやーこれなー、なんか今日は寝るの遅くなっちゃったから、明日はなるべくゆっくり寝ようとか思っちゃうけど、
そこはあんまりずらさないほうが。
- 同じ時間に、えー、例えばお休みの日も必ず同じ時間に起きる。
- これ私そうした方がいいって噂では聞きながら、もうこの30年以上にわたって、
まあ学生時代はやってたんでしょうけど、その高校生ぐらいまでは。
これ難しいんですよね。
- そうです。
- そんな社会人の人はやってるのかな?
でもね多分社会人の方とかもね、土日はめっちゃ寝ちゃうとかやってると思うよなー。
- あのー、まあそこに関してちょっと後で話そうと思うんですけど、
まああのー、ちょっと話戻すと、まあ途中起きちゃって、
そのー、眠くなっ、一回起きてしまって30分眠れなかったら、
で、えーとその後はまた眠くなったら寝る。
- うん。
- っていうのが一旦は、まああのコツになりますと。
でそれでも眠れなかったら、朝まで起きちゃうっていうのはあります。
ただ、翌日、日中は寝ない。
- これ寝ちゃうんですよ。
- はい。そうなんですよね。それを頑張る。
- そうかー。
- はい。もうそこまで行くなら、それを頑張る。
もし昼寝するにしても、30分1時間以内にするために足つぼマッサージを背中に、
そのー、やるか。
- そうですよね。それやんないとめちゃめちゃ寝不足だから、
もう全然、めっちゃ寝ちゃいますよね。
- まあもしくはこう机の上に突っ伏してでもいいので、
まあとにかくそこは頑張ると。
- なるほどなー。
- そうすると夜、あの、また眠くなってきますので、
眠くなったら横になるっていうのをやれば眠れるんですけどね。
- うーん。
- はい。
- そうなんだ。結局この途中で起きちゃうっていうのもやっぱり緊張とか、
そういうやつなんですかね、不安とか。
- あの実は、それが多いかなとは思います。
で、えーと、やっぱり寝入りに関しては、
本当に不安、緊張もありつつも、
もう徹夜してたらそれは寝ちゃうので、
それは寝入りに関しては結構、
不安、緊張だけじゃなくて、
本当に寝る、眠いかっていうところが結構大きくなってくるんですけど、
寝入りはよくても途中起きちゃうパターンは、
やっぱり結構不安、緊張ってあるっていう方が、
経験上多いなと思ってまして、
で、夢見る方とかもやっぱり多くて、
つまり浅い睡眠がずっと続いちゃっている、
レムノンレム睡眠のこのサイクルがうまく作れていなくて、
途中パッと起きちゃうっていうパターンが多いので、
やっぱりそういう方に関しては、
先ほどもちょっとお話ししましたけど、
何が不安で、何が緊張しているのかっていうのを、
一旦自分の中で整理して具体化していくのに書き出したりとか、
これもね、結局寝入りと途中起きちゃうっていうのは、
やっぱり関連はゼロではないので、
もちろん寝入りに良いことは途中起きにくくするっていうのもあったりとかします。
なので書いてパターンでして、リラックスして寝ることが途中起きにくくするっていうのがありますね。
大平 なんかこの書くっていうのも気を付けないと、
よし、自分と向き合ってしっかりと言語化するぞみたいに気合い入れちゃダメですよね、多分。
楊 そうですそうです。
分析という言い方しちゃってあれだったんですけど、
とにかく頭の中から出すことが大事で、
大平 走り書き、殴り書きでいいんだ。
楊 頭の中ってご存知の方多いと思うんですけれども、
そのキャパがやっぱりあって、
短期記憶中の中にある項目でしか意識の下で考えれないんですよね。
実はその短期記憶とか考えることのできる項目って実は決められていまして、数が。
大平 そうなんですか?
楊 7個と言われたりするんですけど、つまり7つのボックスがあると。
大平 そんなちょっとしかないんですか?
楊 そうなんですよ、段ボールが7個しかあって、そこに全部入っちゃうと、
8個目が入ってくると1個出ちゃうんですよ。
大平 へえ、入れ替わり式なんだ。
楊 そしたら1個出たら、あ、やべやべってなってまた取り戻そうとして、
そしたら1個出るんですよ。
大平 忙しいっすね。
楊 だからぐるぐる回っちゃう。常に。
だからそういった意味ではこの段ボールにいかに空白を残すかっていうところで全部出しちゃう。
つまり脳の拡張みたいなイメージでノートにわーって書き出しちゃう。
大平 そうなんですね。
楊 それがとても実は不安になりやすい方とか。
とにかくいかに脳の拡張をこうしていくかみたいな。
大平 脳の拡張って考えるとなんかすごいやってみたい気持ちがより増してきますね。
楊 そうですね。なんでそういうふうにしていくとやっぱり不安緊張が落ち着いてきたりとか、
そういう書き出すことによって新しい繋がり、AというボックスとBというボックスに頭の中で入ってたものが実はこことここでリンクした。
リンクしたらまとめてAに入れれるんですよ。
大平 そうなんですか。じゃあもう一個扱いなんですね。
楊 そうなんですよ。なんでネットワークをいかに形成するかってものすごい大事で。
大平 面白。
楊 なんでその1回四角化して繋がりを構築していく。
楊 さらに言うと実は不安と恐怖の違いって知ってますか?
大平 えーわかんないです。
楊 何が違う?両方とも多分ザワザワすると思うんですけど。
大平 うんザワザワするし、どっちもなんか不安の方が心がヒュッとして、恐怖の方がドキドキ。
楊 そうですね。
大平 わかんないけどどっちもヒュッとしてます。
楊 どっちもヒュッとすると思うんですけど、これは実はそう感じる対象が明確か不明確かなんですよね。
大平 そうなんだ。
楊 不安の方は明確じゃないんですよ、不明瞭。
大平 なんか不安みたいな?
楊 だから漠然なんですよね。漠然とした、言葉で漠然とした恐怖とか言うたりするんですけど、それは一旦置いといて。
楊 対象が何かわからないってザワザワするんですよ。
大平 それって辛いですよね。
楊 で、一方で対象が明確なものに対して感じるのが恐怖。
大平 そうか。
楊 で、恐怖に変わると対象法がわかるんですよ。
大平 じゃあ不安よりは恐怖の方がまだマシってことですね。
楊 そうなんです。
大平 へえ、そうなんだ。
楊 なので、結局、漠然なものに対して人間はストレスを感じるんですよね。ストレッサーって言うんですけども。
楊 漠然なものを不安で困っている方は一旦その漠然としたものを具体的にしていく。
楊 具体的にした上で一旦足元の対象法を書くっていう風にするとノートにすると、とてもスッキリするんですよ。
大平 これめちゃめちゃいいですね。これは別に寝る前じゃなくて元気な時に。
楊 よく私も不安で正直眠れない、いろいろこの先のこととか、お仕事のことで不安になってしまって眠れないってなったら、
楊 とにかくわーって書き出して、それを一旦具体化、よりも言語化して言語化して、
楊 一旦これはじゃあここに相談するとか、これはこうなったらもうこうするとか、
楊 そういう感じで自分の中でこうなったらこうするっていう自分の中の基準とか対象法みたいなのをわーって書くと、一旦安心するんですよね。
大平 そうですよね。一旦それがね、その筋道が立ってフワフワしてた時よりも、敵がわかった方がわかんないよりはマシみたいな。
楊 そうなってようやく眠れるっていうことはもう経験上もたくさんありましたので、
楊 もちろん具体化なかなかできないこともあったり、対象法も本当これでいいのかなっていうのはあるかもしれないですけど、
楊 足元の、とりあえずのっていうので書き出していくといいので、もちろんわーってガムシャレに書くのも一つなんですけれども、
楊 よりその不安と恐怖っていうところをちょっと活用したら、よりリラックスというかそういうのを確保できて、睡眠にもいいのかなっていうのもですかね。
いわゆる自立神経が、例えば天候によって少し乱れやすいだったりとか、自立神経が少し整いにくい、苦手っていう方は、ロナン先生いらっしゃると思うんですけど、結構エビリファイ使うこと多くて。
そういう方は結構皆さん、寝ても寝ても眠いとか、日中なかなかバランスが取れないという方は多いので、一つは寝ても寝ても眠いはそういう方がいらっしゃるかもなと。
他によく考えるのは、睡眠時無呼吸症候群ってご存知ですかね。
結構いらっしゃるんですよ。
結構いらっしゃって、その方は、睡眠時無呼吸症候群の方々は夜中、別に起きるわけじゃないので、ただずっといびきかいたりとか、いびきかいてなくてもやっぱりここの通りが悪いと、その分低酸素状態になって睡眠がうまく取れていないと。
で、朝起きて日中活動するんだけれども、夜眠れなくて、夜の睡眠の質が悪くて、日中眠気が。
それ辛いですよね。
なので、よく睡眠時無呼吸症候群の方は、ネットで調べたりすると肥満体系とかって書かれているんですけど、実はそれに限らなくて、ここが構造上狭い方もいらっしゃるので。
なんかね、全然私の友達とかでも、めちゃめちゃ細い子とかでも、やっぱりシーパップってあのやつつけてますって結構いるんで。
もしかしたら構造上狭くなりやすいのかもしれないですし、そういうので寝ても寝ても眠いのであれば、一旦そういう睡眠のモニタリングをしっかりしてみると、何か原因がちょっとわかるかもな。
大平 なるほどな。でもなんかすっごいお話聞いて思ったのが、私はたまたま自分的には合う薬が見つかって、日中起きられるようになって、元気が出てよかったと思いつつも、とはいえ入民の準備ってやつはマジでやってなかったんですよ。
大平 結構寝る直前まで仕事のこと考えて、ベッドの中で眠くなるまでスマホで何かやって、もう寝落ちするって時に充電器さすみたいな。たぶんこれは改善しないと、今睡眠短くても大丈夫な状況になっていて、この間までは10時間以上寝ないとだったのに、今全然5時間とかでも元気みたいな。これ何かいかにもヤバそうだなと思って。
そうですね。基本的に人間のリズムっていうのは、ある程度一定の方が一番負担は少ないので、そういった意味では、寝なくてもいい日が続くとその反動が来るので。
大平 反動屋ですね。本当にそうですよね。
大平 なんだかんだ今まで言ったことを試しても本当にどうしようもないって言葉あるじゃないですか。ガチで眠れないと。市販の薬とか色々検討してる人もいると思うんですけど、いわゆる眠りに対しての薬ってどうなんですかね。
そうですね。実は今、睡眠薬自体は一昔のベンゾー・ジアゼピンと呼ばれてた一般的な睡眠薬とはまた別の、睡眠のホルモンを利用した薬が主流になっておりまして。
それは結構安全性も高くて、依存性も過去主流で使われてたものよりは少ないと言われておりますので、結構そういった意味では、いわゆる印象、イメージとしてある薬っていうものと比べるとかなり進歩していると言いますか。
それを別に毎日飲まなくても、例えば本当に眠れないときだけ飲むとか、そういういわゆるトンプクって使い方があるんですけども、トンプクぐらいだったら、そこまで大きい心配しなくてもいいのかなってとこはあるので、逆に言うと眠れないことによる悪循環っていう方がどちらかというとマイナスになっちゃうことも多いのかな、影響しちゃうことも多いかなと思うので。
いきなり最初からガイドライン上、いきなり最初から薬を使うのではなく、さっきのそういう睡眠衛生指導って言うんですけれども、そういうのをアドバイスしたりして、その上でダメだったら結構使うっていう風になってますので、一旦目安1、2週間ぐらい眠れない、そういう状況が続いて日中出症きたすなら、受診した方がいいと思います。
そうなんですね。私も初めて診療内科とか行った時思ったのが、これで薬が必要ですって言われて、一生薬を飲み続ける生活になるのかとか、やめられないんじゃないかとか結構怖く思う。脳に影響を与えるの怖いとかですね。ただ頭痛い時に頭痛薬を飲んだりしますけど、どうしても眠れない時に飲むとか、そういう対処もあるってことなんですね。
そうですね。あとは睡眠薬じゃなくて、さっきの緊張不安がメインだったとしたら、そういうのを和らげる漢方とか。それで全然眠れるようになったって方も結構多くて。
そうなんですか。なんていう漢方ですか。
繁華光牧灯っていう漢方をよく使ったりとか、睡眠だと三層忍灯っていう漢方もあったりするんですけれども、そういう漢方を使うことも結構多かったりしますので、薬が抵抗あるって方は漢方を勧めるとちょっとやってみようかなって方だったりとか、私も実はたまに飲んでます。
そうなんですね。たまにでもいいんだ、しかも。
そういう使い方をされる方も多くて、とても良いって言っていただく患者さん多いので、そういう相談も全然できるかなというところです。
なるほど。いろいろとありがとうございます。ちょっと睡眠で悩んでる人本当に多いと思うので、まずは前回も言ったんですけど、今日これを聞いたそこのあなたは、まず今日はなるべく1時間前からリラックスできることをして、
スマホは別の部屋に置き、私のお勧めは物理的な目覚ましを買った方がいいです。スマホのアラームで起きずに。
それでもそれを試して1、2週間してもどうしても眠れなかったら、もう本当に受診をなるべくすると。
日中、支障来たすみたいなところだと、全然いつでもご相談いただければと思います。
ありがとうございます。大崎先生にはまたぜひ来てもらおうと思っておりまして、先生に相談したいメンタルのことや、経営者の方で従業員のメンタルヘルスで困っている方とか相談ありましたら概要欄のリンクから送ってください。
たくさんそれが来てるとね、いっぱいお便り来ちゃったんでまた来てくださいと私も言いやすいので、ぜひお願いしますという感じです。
チャンネル登録、高評価もよろしくお願いします。聞いてくださってありがとうございました。
ありがとうございました。
またねー。