ということで始めていきましょう。理系団健康論。
理系団健康論は人事総務嬉野とカイロプラクティックトークター中坂の理系男子2人が毎週月曜朝6時にお送りする健康リトラシー向上ポッドキャストです。
トリビアクイズと言いたいとこなんだけども、それはちょっと今日はやめといて、
まずはトリビアってどういう意味なんやろっていうのを、五元辞典で調べてみたんよ。
トリビアの泉しか知らんからな俺らは。
古代ローマに遡るんやけど、一本の道が三本に分かれる、日本に分かれる三サロをトリビアへと呼んだらしくて、
トリって三っていう意味のトリね。
ビアが道、公共の場所とかありふれたものというのを意味するものということで、
それに加えて下品なみたいな意味もあったらしいんやけど、つまんねえとかありふれててつまんねえみたいなのが五元らしいよね。
そうなの?そこにポッと当てるっていうのが今言おうとしているトリビアってこと?
そうそうみたいよね。だからこの知識絶対必要かって言われたらそうでもないけど、ちょっと話題の種になるというか、
そういうものの扱いなんかなと思うけど、でも今日のトリビアって言っても、あまりにもルールなしでいきなり行くと話がとっちらかってくるから、
しんらばんしょうから言えるんじゃないの?
いやいやいや、少しやはりメリハリをつけたいと思うから、しかもちょっとだけ健康にも寄せたいからテーマはそれぞれ3つで、
過去、現在または未来、もしくはあとは食品、この3つのテーマで行こうと思うけどね。
今日俺が仕入れできたF1のテーマとかダメなの?
F1でいいけど、それに当てはまってんのやったらいいけど。
健康…健康?健康に当てはまらんな、全く思って。
お前先の舌の根も乾かぬうちに。
そう、だからその過去、現在、食品ってね、この3つで行きたいと思います。
まあ別にこのテーマいきなり言ってないからちゃんと仕入れてきてるやろ。
じゃあ過去に関するトリビアから行きましょうか。
最初は俺からじゃあ行きますよ。いいですか、俺から言って。
俺のトリビアの話、俺はね、健康にちゃんと寄せてるからみんな。
健康っていうか、体のことにね。
あのね、カイロプラクティックを僕はやってるわけですけど、これとレントゲンに関わる話。
日本ではカイロプラクティックの知名度って大したことない上に、
実はレントゲンと深い関係があるっていうのを知らない人が多いと思うよね。
でもなんとなくよ、なんとなくよ。骨格を治すっていう意味では近い気がする。
まあそうなんよね。カイロプラクティックが生まれたのは1895年9月18日なのね。
ぴったり日付までわかってる。
そのおよそ2ヶ月後の11月8日にドイツの物理学者のヴィルヘルム・レントゲンさんがX線を発見した。
だから我々誕生した都市が同じなんですよ。
実験してる時に未知の新しい光を発見したレントゲンさんはその正体がわからなかったから、よしじゃあXにしようみたいな。
だから液の物質でXXか。
そうそう。でX線にしたよね。
レントゲンさんがそれを見つけた時に何が起こったかっていうと、
当時は富裕層がみんなが指輪をはめて手の写真を撮って、
わー貫通した貫通した骨が写ったみたいな。
でそれを自分家に飾るっていうのが流行ってた。
でもそんな趣味ばっかりやっててもなんかあれなんで、
まもなくして医学の世界でも使われるようになったよね。
でこのカイロプラクティックを創始した一番最初に始めたDDパーマーという人がいるんやけど、
この人はとにかく自然療法をやりたかったからレントゲンで骨写るの分かってたんやけど反対してたの。
いやもう機械とかそういうの頼ったらあかんよって。
もう手でやらなあかん全部って。
だからね亡くなるまでずっと反対してた。
でもこの人の息子BJパーマーという人がいるんやけど、
父親が死んでからレントゲンを真っ先に導入しだしたんよね。
なんかあれやな商店街でさ頑固な親父から代替わりした途端にネットショッピング始めるような感じやな。
そうそうそうそんな感じ。
この人がカイロプラクティックを思いっきり発展させた人なんやけど、
いや骨見えるんやったら使わんわけないやんみたいな。
それどうなってるか分かるやんってなったんよね。
でそこからカイロプラクティックはレントゲン撮影というね分かりやすいエビデンスを手に入れてものすごく発展したんよ。
今はレントゲンだけじゃなくてCTとかMRIを使うこともあるんやけど、
日本ではなかなかそこまでやってる場所って少ないんやけど、
でもこれからも科学的な手法を取り入れながらカイロプラクティックが発展していくんじゃないかなと思ってて、
実はほぼほぼ初期からレントゲンをカイロプラクティックという職業は使っていたというのがトリビアですよ。
職業に絡めた面白いトリビアですね。
ありがとうございます。
ということは中瀬子カイロプラクティックオフィスの2号店にはレントゲン設備が入るわけやな。
レントゲン設備入っていないけども提携医療機関でCTを撮ってもらうことになってるね。
おーすごいな。
こんな感じで進めていきたいと思いますが、じゃあ嬉野さんのトリビアは何ですか。
カーコ。
カーコですか。
私もねちょっと医療系の話をね今回したいと思うんですけど。
おー嫌な予感するけどお願いします。
人類が一番最初にやった外科手術が今でも続いてます。
この手法は何だろうっていうところなんですけども。
これね頭蓋骨に穴を開ける手術なんですよ。
今さ、例えば脳梗塞とか脳腫瘍とかで圧力を逃がすために頭蓋骨に穴を開けてやるっていう手法があるじゃないですか。
これが紀元前7000年頃の遺跡から綺麗に丸く穴が開いた頭蓋骨が見つかってます。
おーすげー。
しかもねこれ何がすごいって死者に対してやったとかじゃなくて穴を開けたところから徐々に再生してる跡が見つかってるんで。
その人ね手術後も生き延びてるんですよ。
だからもし亡くなっていたら切ったなりの形をしてるけど修復の跡が見つかってるからこの人は切った後も生きていただろうという推測をしてるってことね。
そうなんですよ。そういうのが人類一番最初にやった外科手術なんだけど。
ただそう言ってもね紀元前7000年頃はね圧力を下げるとかそういうわけじゃなくておそらくだけど悪魔払いをやったんじゃないかっていう話。
やっぱりねなんか宿ってるからここから穴開けて出そうぜみたいな。
それこそさ例えばそうだなちょっと昔の日本で言うとキツネツキとかさそういうんで急に暴れるとかあるじゃん。
精神疾患的なところとか痙攣とかさきっと悪いものが頭の中にいるって思って穴を開けたんだと思うよね。
いやーどういう道具を使って開けたんだろうな。
それは分からないけれども生き延びてるってことはそこそこすごいことやってたんじゃないかなと。
石かなやっぱりこうガツンガツンっていった。
いやキツイなそれ。
そうでしょ今でこそさちゃんとした設備で麻酔をかけて安全な器具でやってるけども今でも続いてるってことはその間間もやってるわけじゃん。
19世紀頃はねあったんですよこの時も穴を開けるのは。
ただ麻酔がないんで。
痛えよ。
あのロープで縛りながらね無理やり穴開けてましたね。
痛えそれ何で開けてたんやろだから。
ドリル何?
ドリルとかね。
ハンドドリルとかかな。
生存率50%。
それはだから出血に耐えられるかどうかなんじゃないの。
そうそう。
やべえな。
もちろんねこのね紀元前7000年頃の悪魔払いっていうところは生きてまして1960年から70年代。
オランダのアーティストのバードヒューンズさんって方かな。
この人がね頭蓋骨を開ければ脳圧が下がり合ってるよねここまではね。
合ってますね。
意識が拡張すると主張し始めまして。
なるほど。
当時ヒッピー文化前世紀ですよ。
ヒッピーといえばLSDですよね。
そうですね。
それを永続化するために自分でドリルでね穴を開けてというところをやってましたんで。
すげえなそれも。
7000年前からさ心を落ち着かせるためにやってるってことは1900年代後半に入っても変わらないということで。
人間は何かから逃げようとしてるというのが本質なんじゃないでしょうかというトリビアでございました。
現代もその理由で開けてないといいね。
どれくらい効果があるのかわかりませんけどね。
いやただまぁまぁまぁでもあのね麻酔のない時代にあったっちはすごいな。
それがあったからこそ今でもねそういう手術として手技として伝わってるわけだよ。
あーすごい。
嬉野さん大好物のネタだったね。
でしょ。
じゃあ次は現在の。
長瀬孝和さんからお願いします。
面白い面白い。
倫理とかいう話俺ちょっと繋がりがあって良かったなと思うけど。
賛否両論あると思うけどさ。
俺は安楽死は賛成派なんですよ。
安楽死ですか。
嬉野さんはどうですか。
何だろうね。
時と場合によるって言っちゃえばそれまでなんやけどさ。
時と場合によるはちょっとずるいな逃げやな。
だって時と場合による時しか安楽死しやがるんだって。
そうなんやけどさ。
安楽死という法律があって然るべしか。
いやそんな法律はない方がいいと思うのかどっちじゃ。
感覚的にはあっていいよねっていう風に思うんだけど。
個人的にはね賛成なのよ。
安楽死っていうところ。
ただ死にゆく自分はそれでもいいんだけれども
それを実行する医師というか医療機関というかそこの人たちって
ものすごく罪の意識に苛まれながら生きていくんじゃないかって
そこを考えると若干反対寄りかな。
なるほど。
嬉野さんのそのフリが完璧すぎて怖いんやけど。
なんで。
なぜかっていうとサルコっていう会社がですね
なんと自殺カプセルのあるものを開発しましてね
それが波紋を呼んでいますよ。
オランダの会社?
スイスです。
スイスか。
今これちょっと見せますけどね。
見ます?これ写真。
これが自殺。
なんかあれだね野球選手が使ってる酸素カプセルみたいなやつやな。
本当本当そうやね。
もしくは日焼けマシーン。
そうだねあとは金田のバイクみたいな。
あきらのね。
あきらのね。
こんな自殺カプセルがね実際開発がされまして
これでもうすでに亡くなった方がいるってこと。
カプセルの中に人が入ります。
中からボタンを押すとカプセルの中に窒素が充満して
低酸素症になって死に至ります。
そういう仕組みになってるんですよ。
だからこれには薬とかは介在してないの。
酸欠でしょ。
なんとなくふわっと気持ちいい感じになって亡くなるそうです。
もちろん亡くなる、安楽死を選ぼうという人は
多分重度なものすごく辛い病気にかかっている人が圧倒的に多いわけで
それで自分でボタンを押すことがすごく困難
またはもう全然無理っていう人には
まばたきとか音声入力でも操作ができるように
中がねそういうオプションもあると。
カプセルの外からはこの操作は一切できない。
つまり中に入っている人が自分で操作をしないとできないってことね。
現在この安楽死と呼ばれているのは
日本は消極的安楽死はOKなのに現行の法律で。
それは医療措置を止めるっていうようなやつ。
治療しないっていうやつね。
これ以上治療しませんっていう選択
消極的に安楽死を迎えさせるっていうことは合法なのね。
ただ積極的安楽死は日本では非合法
それは医師が例えば致死量の薬を飲ませて殺したりとか
そういうことはダメですと。
でこの現在安楽死
積極的安楽死が合法化されている国では
医師が監視をしていて
しかも法律に沿った方法で行われるんだけど
このポットはね自殺カプセルはね
薬を飲んで亡くなるわけでもないし
医師がいなくてもできる。
つまり自分でできるっていうのは有利なんですよ。
こんなものが開発されて
実際使った人もいるということで
とても反問を呼んでいて
これは倫理的にOKなの本当にみたいな。
なんかよくわからんけど
死にたいから使いまわすみたいな感じになっちゃいそうだね。
医療関係者の話に戻るんやけど
確かにこの安楽死を実行する医師とか
医療関係者の人たちの心のケアって絶対必要だと思うよね。
いかにその人たちが患者さんのためにやってるとはいえ
多分精神的負荷って大きいと思うよね。
そうだよ。だって医療関係者なんて命を救うために言ってるんやもんね。
昔俺その知り合いの医療関係者の人と
安楽死の話をちょっと雑談というよりも
もうちょっと深いレベルで話をしたことがあって
どう思うって聞いたら
いいんやけど別に
安楽死をする次第はその人の自由かもしらんけど
だったら病院に来てやんなよってその人は言ってたね。
なるほどね。
勝手に死ねよってその人は思うって言ってた。
なんでじゃあそこを自分の権利と言うならば
その最後の措置を人にやらせんのって。
こっちは日々人の命を救うので精一杯で
そんな死にたい奴のために何か手を下したりするなんて
そんなことしたくないみたいな話で。
そうだろうね。
俺はそれがとても刺さったというか
もう本当その通りやなと思ってさ。
そんなに死にたいなら自分でやんなよって思ったからさ。
って思ってたらこんなものが開発されたからさ。
自分でやるための。
きっとあのカプセルがさ今でこそあんなどでかいやつだったじゃん。
そのうちさマスク的なものにどんどん小っちゃくなっていくよ。
こんなのさこれやりだしたらもう本当自殺し放題になって
なんかもう全然もう法律とか関係なくなってくるよね。
まあ非合法で使われそうやね。
使われるんじゃないかなと思ってさ。
別にカプセルってこんなカプセルの形しなくてもさ
この原理さえバレてしまったらさ
もう普通にチーストボンベがあったらできるってことやもんなこれ。
そうだよね。
あれだよ。
だから車の中にさホースで灰ガスを流し込んで
レンタン炊くのと一緒やもんな。
そうそうそうそう一緒なんよ。
だからこの安楽死を巡る問題ってすごいやっぱりこう
俺は心の中ですごい賛成なんやけど
でもシステムを誤るとえらいことになるなと思って。
ちょっと倫理的には悪用されやすいよねこれ。
されやすいね。
だからこんなものが出てきたので
いずれ日本もねこの安楽死問題に
多分法律的には直面することがあるのかなと思うけど
実際先進国ではね結構安楽死が今増えてきてるからね。
認める国がね。
キリスト教なんて自殺はもう5発やったんでだいぶ変わってきたんやな。
まあクリスチャンの国もいっぱい安楽死認め始めてるからね。
今一番大きな国で揺れ動いてるのはイギリスじゃないかな。
オーストラリアではもうとっくに安楽死法案が認められてる州がいっぱいあるから
もう6の州ぐらいで安楽死ができるってことになってるからね。
だからやっぱ一定数の必要とする人がいて
でもやっぱりそれって良くないんじゃないかなと思う人がいてっていう
すごいなんというかすごく難しい状況にあるんかなと思うけど。
難しいな生活保護とかも全部そうじゃん。
必要な人が必要なんやけど一部の人たちが悪用してるから叩かれてるわけでさ。
そうなるよね。
難しいねその方法をうまくコミュニケーションしておくのはな。
難しい。だから今後どうなるかっていうのはね
ちょっと俺も注目していきたいなというところでございました。
はい。ありがとうございます。
おーい。
そしてそして最後は食品に関するトリピア。