何か具体例ってあります?
例えばなんですけども、やはり施設栽培、ハウスですね、が非常に大きなところになってくるんですけども。
赤色のLEDをつけることによって、虫の害虫の繁殖スピードを遅くする。
へー、赤色LEDになるんですか?
なります。
ほー。
ということが分かってきたりだとか。
すごい。
そんなこと。
虫嫌いの人の家、電気赤くしたらいいな。
いや、繁殖スピードが遅くなるだけで、いなくなるわけじゃないからね。
そうだね、そうだね。
へー。
あとは点滴の有効利用みたいなところでいくと、その点滴の虫に対しての理解が深まれば、どうやったらこいつら働いてくれるんやろうかというところにもなりますし、
実際私農薬メーカーだったんですけども、点滴の販売もしてました。
えっ、販売するんですか?
そうです。
例えばそれはどういうものなんですか?
例えば。
さっき販売されてたものは。
いちごとかでダニが非常に問題になるんですね。
葉っぱを食べ荒らすダニが問題なんですけど、そのダニを食べるダニ。
へー。
分かった。
かぶりダニっていう種類のダニなんですけども、それの製品、当時売っていたのはチップスタンみたいな紙の靴の中におがくずみたいなのと一緒にそのかぶりダニが入っているっていうやつで、それをいちごの株というか葉っぱのところにパサパサとかけていくと、
ダニが勝手にその葉ダニという害虫のダニを探してくれて食べに行ってくれる。
かぶりダニは葉ダニを最終的に全部食い尽くした結果、これやっぱりいちごも食べようかなとはならないんですか?
ならないです。
それはかぶりダニというのが肉食であること。
種類によって違うんですけども。
おー、野菜なんか食ってられるかみたいな感じのダニなわけで。
そうです。
へー。
すごい。
ただ、
へー、面白い。
一つ、ダニ、害虫の葉ダニを食べるスペシャリスト、今日はもう完全肉食みたいなかぶりダニもいますし、
生き延びるためならしゃーないということで、花粉を食べるダニもいます。
へー、そうなんですか。
面白い。
例えば、その2種類のかぶりダニというものを組み合わせていちごの場面ではダニの防御に使われていますし、
例えば、アブラムシに寄生するちっちゃい蜂も販売していましたし、
もっと言うと、販売というところではないんですけども、
そういった点滴を導入すると、点滴に効かない農薬しか使えなくなるんですね。
減らしたくないから。
そうですよね。
そうすると、じゃあこの薬使わちゃダメなんだけど、そうすると別の害虫は抑えれなくなるよね。
じゃあこれに効く点滴も何かないの?みたいな問い合わせがやっぱりあったりするので、
取り扱っていない点滴のことも調べて、他社さんとか情報をつなげたりしながら、情報をもらいながらなんですけども、
自分で進めたりとかっていうのもありましたし、点滴、かなりいろんなものがありますので、
そういったものが新しく見つかったりとか、製品化に成功したりだとか、
要は工場で繁殖ができるようにするというようなことも行われていますね。
例えばその点滴を散布するということって、ある意味生態系を変えるわけですよね。
そこに本来あったものを変えるわけじゃないですか。
ハブとマングースの話みたいなやつかな。
それによって起こる弊害もあり得ますか?
あり得るとは思いますが、実際それが顕在化はしていないという感じですね。
今の使用方法であれば、生態系が崩れるほどのことまでは加えてはいないという。
もともといるものたちを一緒のところによこせましょうみたいな感じなんですよね。
全然違うところから持ってくるとか、変に遺伝子操作をしたやつを入れるとかっていう形でもないんですかね。
さっきのカブリダニの話でいくと、自分が言ったスペシャリスト、肌にしか食べないというやつは、
チリカブリダニというやつで、その名の通りチリから、チリで見つかったやつ。
シャアなし花粉も食べるというのがミヤコカブリダニという名前で、ミヤコという名前の通り国内で見つかったやつなんですね。
静岡県で行くと結構イチゴも栽培も盛んですけど、やっぱりお茶が多いんですけども、比較的隣接しているところもあるんですね。
普通にイチゴのハウスの横がお茶畑だと。みたいなところで行くと、そういったお茶畑の方で本来日本にいないはずのチリカブリダニがいるということも確認されてはおるんですが、
確認されてると言っていいんだったっけな。
でもそれは、チリカブリダニは結局肉食なんでお茶には興味ないわけですよね。
お茶にもダニが付くんですよ。なのでイチゴのダニを食い尽くした後にピョイッと行って、お茶に付くダニを
あ、ええやんけって言って、ご飯あるあるって言って食べに行ってるんじゃないかと。
なので導入する理屈とするとダニを食い尽くした後チリカブリダニは死ぬはずですと。
食べ物もなくなるからね。増えすぎてしまったら食料がないわけですよ。死んでいくしかない。
なので導入しても大丈夫という理屈で導入したはずなんですけど、お茶畑に生息しているのが見られたかな?みたいな。
可能性も含めてそういうこともあり得るってことですよね。
なので顕在化というところでいくと、いつ何時その弊害が回り回って回って回ってで何か起きるというのは本当に分からないんですけども、
今のところは特に何も大きな影響するとはないかなという話ですかね。
分かりました。ありがとうございます。
本当に今までの話を聞いていると、農家のイメージ、農業のイメージってさ、やっぱり俺らの子供の頃、
子供の頃、じいちゃんばあちゃんがやってて、家族でやってて、なんかこういっちらおっちらやってるって感じだったけどさ、
今ヤマムの話を聞くと、やっぱりこう、すごい科学的にやってるっていうのがすごく伝わってきたんだけど、どう思いますか?
いや、もう倫理化になってるというか、ちゃんと理屈を見つけてやってるっていうね。
行き当たりばったりとか全然そんなのじゃなくて。
そういう風に科学的に進めてる一方で、天候とか風が強い弱いとか、台風が来たりとかっていう、自分たちどうしようもない要素と戦いながらやってるっていうね。
なんかすごい世界だよね。
すごいよね。
そういうとこも含めてですよ。自分の力で、それから天候の力、その他もうどうしようもない力ってとこもあって。
ヤマムが農業をやってることに対するいわゆる思いというか、消費者に向けて、いやこれ知っといてくれよとか、こういうこと大切にしてほしいんだよとかっていうのが何かあれば教えてほしいなと思うんですよね。
個人的にも聞きたいですね。
本音のところね。
そうですね。
まず一つは、例えば野菜が高騰したとき。野菜が高騰したときに、高騰させたくてしてるわけじゃない。
その通りですよね。
これは正直マスメディアの影響結構でかいと思うんですけども。
例えば野菜が高騰したときに、やっぱりいろんな方のインタビューとかで、もうこれは使えないわねなんていう話、消費者の声として聞くのはありますけど、使ってくれよって。
確かにね。
それ本当によく見る。
高くなったっていう値札のクローズアップが吹かれてたりとかね。
もちろん選択として、高い野菜じゃなくて旬でいっぱい摂れてる野菜、安いものを使うっていうのは全然ありな選択肢だとは思います。
ただ一方で、もう本当に重複になりますけども、農家が高くしたくてしたわけじゃなくて、
もう本当に最近の天候ってわからないし、暑い、ゲリラ豪雨、規模のでかい台風、こういったものがかなり日常的に起きているので、
割と簡単に高騰する、もしくは値段が暴落する、めちゃくちゃ安くなるということが起きがちです。
なので、もちろん安いものだけで料理する、それは全然いいし、生活の知恵としても最もだという一方で、高いから買えない、中物でもなくない?
うーん、そんな1万円、2万円まで上がるとかそういうレベルではないですからね。
俺は常に思い続けてるけど、ウルシュマナって野菜って安すぎると思う?
キャベツが例えば100円で売ってた年があって、次の年250円になりましたと。
じゃあお前250円でそのキャベツ作れるのかって言いたくなるよね。
なるよね。
なるよね。
値段設定はね、僕は安すぎると思う、野菜は。
で、高いってなって買えないっていう反面、フードロスとかね、レストランでめちゃめちゃ捨ててる部分とかも現実問題としてあるわけじゃないですか。
あるのに言うとすごいやりきれない気分になりますよね。
いや、もちろん。
捨てられてるとか、食べられずに放置されたりとか、別にコンビニだけを責めるわけじゃないけど、スーパーもそうだと思うんですけどね。
結局売れなかったものは廃棄になるわけじゃないですか。
資料に餌とかになったりもするかもしれないけど、なんかね、バランスがおかしい気がするんですよね。野菜の値段も含めて。
僕は安すぎると思う。
逆に言ったらですけど、本当に今のいつでも何でも好きなだけ買えるっていうのが、そういった歪みの中で生まれているものだと思いますし、
本当に残念ながらが、たぶんこのまま行くと、そういう時代ではなくなってしまいますね。
いつでも手に入るっていうことが難しいと。
そうですね。
例えば、2024年の4月から5月にかけて、キャベツやブロッコリー非常に極端な値上がりしましたけども、
これはもう天候要因が結構でかいところなんですけども、都内ではキャベツ一玉1000円みたいな報道もよくされましたが、
それを買えないというふうにすると、もうキャベツって好きな時に好きなだけいつでも買えるというものではなくなったと言えてしまうと思うんですね。
なるほど。
ちょうど2024年、今、令和の米騒動みたいな話もありますけども、
これももしかしたら、今のところ大丈夫だと思いますけど、お米食べれない。
非常に期間限定ではありましたけども、スーパーからお米なくなったよというところもあって、
お米なんて一番ありふれているものが食べれないということが実際起きてしまったわけですね。
もしかしたら、お米買えんかったという方がいらっしゃるかも。
そういったことがありえんかったことが実際起きる世の中になっているよ。
もうすでになっているってことだけどね。
これに皆さん、投資したほうがいいんじゃないですか、とやはり自分は思いますね。
生産者の立場としてはそこに警鐘を鳴らしたいということですか。
これってやばいと思ってます?
思ってなくても別にいいんですけども、
ただ、さっきの安いものを選択し続けていった結果がやはり今になっていると思うので、
もう少し食べるもので投資する価値はありませんか?とは思います。
あるね。ある。確かに。
体って食べたものでしかできていないからね。
その通りやね。
なかなかちょっとヘビーな話で身につまされるところがいっぱい降りてくる。
あるよ。あるよ。
だから中坂さん、トマト残しちゃダメだよ。
俺残したかも。
あ、俺か。
梅だな。
ちょっと軽い話に切り替えていきましょうかね。
最後はもうちょっと軽い話にしたい。
予約の5個の質問でしたけど、5個目は実は予約とあんまり関係なくて、
休みとか余暇についてちょっとお聞きしたいんですけど、
時間に融通が利くとはいえ、僕がイメージする農家の方っていうのは、
旅行って行けますか?
旅行は、結構限られたタイミングにはなりますけど、
それでも、何とかかんとか、一泊二日とかであれば。
今のところは。
さっきもね、中瀬子さんがね、もう働きたくないって言ってた。
そんなこと言ってないよ。俺は定休日には働きたくないって言ってた。
もう働きたくないって言ってた。
俺は仕事大好き。
でもあれだよね、自分で仕事の量はコントロールできるんだなって俺はその時思って。
それはもちろん。
山本なら分かってくれるけど、自分でコントロールしなければどんどんタガが外れてって、
例外を作り続けると偉い目にあるっていうね、最終的に。
まさにそうですよね。
例外は許されない方がいい。
ルールはちゃんと作れと。
自分のルールをちゃんと据えといた方が、結果的には自分のためになるっていう。
逆に農業始めた当初で子供がいなかった時って、やっぱり1日14時間くらい働いたりしましたもんね。
そうなりますもんね。だって働けるし、時間がちゃんとあるし。
やはり子供ができて、それじゃいかんよねっていうところで、
じゃあどうしたら両立ができるかみたいな。今も本当に試行錯誤している最中ではありますけど。
だってお子さんだってその年齢によってどれくらい手がかかるかも違うし、結局その兼ね合いが結構流動的なもんじゃないですか。
そうですね。特に2人目が生まれた時は正直仕事は本当になんもできない時はありましたね。
だってそれあるよね。
父さんの子を妻がもちろん生まれたばっかりなので、3時間おきに見る子をやるみたいなタイミングの時もありましたし、
その時は保育園のクリーム会自分やったりしてましたし。
でもそれだとやっぱりサラリーマンの状態だと、ヘルプをするのもかなり大変だったかもしれないってことですよね。
できないですよね。おそらくサラリーマン、育休を取るってなっても、せいぜい2ヶ月。
2ヶ月めちゃくちゃ長いってサラリーマンの時は思ってましたけど、いざ子供を生まれて2ヶ月しか休めるって絶対無理でしょって思いますもんね。
オリジナルは超巨大企業に勤めてるけど、育休ってどれくらい取れるの?男性。どれくらい取れるかと、実際どれくらい取るかと聞いてみてもいいですか?
女性は結構取ってるけど、男性はどれくらい取ってるかっていうと、今はみんな取るようになってきて、それは1月から2月くらいっていうのが多いね。
2ヶ月でもいいけれども、あえて2ヶ月くらい。
2ヶ月くらい。マックスというか、大体みんなそれくらいで調整してる。
自分が子供生まれたのが十数年前なんで、その時は男性は取りませんでした、ほとんど。
それは取る権利があったけれども取らなかった。
あったけれども取る風潮じゃなかった。
2020年を越えたあたりから、男性も育休取りましょうよって話になって、
今は女性が出産後動けないくらいの期間、まだ体調戻らないんだよねって1ヶ月2ヶ月くらいをカバーするっていうような役目で取ってる人が多いかな。
自分も7年前はサラリーマンやってましたけど、おっしゃっていただいたくらいの感覚的な
取ろうと思えば取れるんだけども、なかなかそういう風潮的にというかですね、文化的にというか、言えない圧力がありましたね。
いやいやこれちょっとね、本当にどんどん人の話が言ってしまうけど、
以上でね、とりあえず今回は質問、用意させていただいた質問は以上なんですけど、
本当にね、僕らみたいなズームの素人の質問に丁寧に答えてくださって、本当にありがとうございます。
いえいえ、こちらこそ。
参考になりました、めちゃくちゃ。
で、あとはその山村さん、ヤマムの作ってる実際に野菜について、ちょっと興味があるから聞きたいんですけど、
農業ってむちゃくちゃ幅が広いじゃないですか、作るもの。
で、今作ってる野菜、これを作ろうっていうのはどうやって決めるんですか?
結構パズルみたいに決めてますね、自分の場合は。
うーん、パズル。
あ、だから何月はこれやって、何月はこれやってっていうのを組み合わせると、これとこれとこれができるよねってこと?
そうです。
あともう一つが連作障害っていうのがありまして、例えばキャベツを作って、その畑キャベツ取り終わりました、またキャベツを作る。
で、同じようにまたキャベツを作るってなっていくと、やっぱりキャベツの好きな虫、病気がずっと集まって、その畑から消えないっていうことになるので、どんどんどんどん作りにくくなっていくんですね。
なので畑をいろんな作物で連作、回していくっていうことが必要になるんですけども、その兼ね合いとさっきおっしゃっていただいた、いつ何か取りたいものがあるのか。
例えば逆算的に7、8月の収入を欲しいよね。
でなったら7、8月に取れるものを作らないといけない。
で、その中でどういうふうに、例えば取れるといっても、植えるっていう作業、もしくは種まきっていう作業から取れるまでって、やっぱり2、3ヶ月タイムラグがあるので、どのタイミングで、これをどこの畑に導入したらきれいに回るのか、みたいなことを考えて決めてます。
すごい嬉しいな、やっぱり。
農家は相当頭が良くないとできないんですよ。
できないね。
あと、計画をちゃんと立てられる人と、その通りに実行できる人ってあるじゃないですか。
それは本当に必要やな。
その会社も一緒やけど。
でもそのロジックってやっぱり農家のものすごく大事なんよね。
おっしゃっていただいた通り、計画立てるわけが実行するのが本当に難しい。
だってそれは自分が実行したかったとしても、実行できない場合もあるわけですよね。
あります。
それは天候であったりとか、虫であったりとか、家族の事情だったりとか、いろんな外適要素が邪魔してくるわけじゃないですか。
そうですね。
例えば、2020年台風で1週間居座った台風がいたと思うんですよ。
こっち行ってこっち行ってやってましたね。
そうすると、やっぱり丸1週間とか、10日とかずっと雨降りっぱなしとか、
そういうのでガツッと作業できませんとかってありましたし、
単に暑すぎて植えれませんとか。
植えたそばから日が上がっていくとか。
なるほど。
そういうこともありますね。
この延長線上として聞きたいんですけど、今一番力を入れている野菜は何ですか?
うちはブロッコリーです。
ブロッコリー。
じゃあ、山口の一番オススメしたいブロッコリーの食べ方をちょっと、
オススメの料理法とか食べ方とかあったら教えてもらっていいですか?
ブロッコリーでいくと、案外天ぷら唐揚げ。
唐揚げ。
唐揚げはあんま聞かないね。
天ぷらはします。唐揚げはしたことはないですね。
唐揚げは美味しいですか?
美味しいです。
えー、やったことない。
醤油の味付けの唐揚げですか?
そうですそうですそうです。
へー。
それ、例えば生姜とか入れたりします?
いや。
そのブロッコリーの風味だけで食べる?
そうですね。
でも味付けは醤油と酒とみたいな?
そうですし、普通に市販の唐揚げ粉みたいなの使ってもらってもいいですし、
そんなに単煮鶏とかそういったものをブロッコリーに変えるだけですね。
そんなお二人に今日はブロッコリーの唐揚げを用意してますってことはないですか?
いやお前さっきお前さ、ブロッコリーってさ、聞き出してそらないやろ。
それはひどい。ひどい不意言い方やで。
いや実はお餅できるかなーと思ってたんですよ。
あのー、これも実は今10月頭に収録してますけども、
本来ならばブロッコリー収穫してるタイミングなんですよ。
今は収穫のタイミング?
そう。一番早いブロッコリー収穫し始めてるタイミングなんですけど、
それこそ成長が遅れまして、
1週間のりずれ込んでるんですよ。
そういえば9月末ぐらいにヤマムのFacebookでやっとブロッコリーが芽を出しましたみたいな感じを出しましたもんね。
難しいですね。やっぱね。
そうですね。
本当に思い通りにいかないんだなっていう。
ちなみにメニューの話でいくと、
サラッと簡単に食べるっていうところでいくと、
ブロッコリーでんちんして、細かく刻んで、
かつぶしと醤油マヨで和える。
美味しそう。
それはめっちゃイメージ悪い。
ブロッコリーって真ん中の木の幹みたいなところあるじゃないですか。
あそこって食べれるんですか?
中心めっちゃ美味しい。
そうなんですか?
めっちゃ美味しい。
歯ごたえとかもめっちゃいいですよね。サクッと。
そう。野菜スティックみたいな感じ。
めっちゃ美味しい。
あれが一番好きぐらい美味しい。
そうなの?
本当に外側は硬いので、ピーラーでパーッと剥いてもらってもいいと思うんですけど、
味が濃厚さが、やっぱりダントツで茎、軸のところは美味しいですよ。
やっぱりそうですよね。僕もめっちゃ美味しいと思ったの前から。
昨年、軸だけくださいっていう依頼を受けたこともあります。
だってね、軸って食べる量そんな多くないですもんね。
これ外した人は軸も結構厚めに皮むかないと。
ちょっとやっぱりくすじっぽいから。
それいい話聞きました。あれ捨ててる人多いんじゃないですか?
いや、多いと思います。
多いよ。もったいない。
だって俺は料理しないけど、家で奥さんとブロッコリーは作るんですよ。
でも軸の何かが出てきたことないからさ。
でも軸だったら生でそのまま食べても普通にめちゃくちゃ美味しい。
てか、僕アメリカにいたんですよね。10年ほど。
アメリカ人はブロッコリー生で食べますよ。茹でずに。
日本人はあんまり見たことないですけどね。生でボリボリ食べて。
生で食べても慣れれば普通に美味しい。
今生でボリボリって言ってんね。
そうそう。
ボリボリ食うのあれを。
茹でずに。
人参みたいな感じでボリボリって。
茹でずに生に普通に入ってる。ブロッコリーが。
そうなんだ。
衝撃を受けたけどね、食べだしたらあ、いけるなみたいな。
それが綺麗だな、いいかなみたいな。
もうそろそろあれですか、岸野さん。
もうそろそろ1時間経ちます。
たったの1時間か。
山村さん、野農業はこれからも農業を続けていかれると思うんですけど、
まず一般消費者に向けて何かメッセージがあれば。
簡単なメッセージでもいいんですけど、お願いしたいなと思います。
そうですね、先ほど価格の話っていうのをした一方で、