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Michael Hasegawaの聴くだけでゴルフが上手くなるラジオ。この放送は幕張ゴルフ上達センター&ゴルフの提供でお送り致します。
はい、みなさんね、こんにちは。
今日はですね、ダウンスイングを直そうと思うならダウンスイングを直すな、という話をしていきたいと思います。
タイトルを見てね、なんだこれはと思った方いると思いますけど。
このラジオはいつもそうかもしれませんね。
ダウンスイングで、よくある質問で、僕は右回りだとか言ってますよね。
コメントとかで、どんな意識をしてもカット打ちになってしまいますとか、切り返しでクラブが立ってしまいます。
というご質問を多くいただくんですよ。
これっていうのは、やっぱりタイトルにもあるように、おそらくダウンスイングを一生懸命直そうとしているからなのではないかなというふうに思っているんですよね。
そういう私もですね、選手だった頃ですね、遠い昔ですよ。
18だから、もう27、8年くらいですね。そんなに時が経ちましたか。
昔はですね、こんなに情報がなかったので、いろいろ自分たちで試行錯誤しながら練習をしてたんですが、
やっぱりね、ダウンスイングの軌道のところはですね、本当に自分で言うのもなんなんですけど、一生懸命直そうとしてましたね。
ただですね、私が現役時代のうちにそれを体得することはできなかったわけなんですよね。
できてたら今頃はちょっと違う人生ですね。違う人生を送っていたかと思うんですけど。
でも僕はこの教える仕事っていうのは多分転職だと思うので、結局できてなくてよかったかなと思うんですけど。
まあまあまあちょっと話はまた飛んじゃって、あれなんですが。
要するにダウンスイングを直そうと思っても直らないもんだよっていう話なんですよね。
じゃあどうやって直すのって言ったらテイクバックなんですよ。
その前のバックスイングでほぼ決まっちゃうよねっていう話ですね。
これね、いつも動画とかで言っていることをまた詳しく話をしているということなんですが、
いわゆる一丁目一番ちってテイクバックの動き出しのところからですね、そこら辺で決まっているわけなんですよね。
これ何でかっていうとですね、クラブっていうのは必ずね、変重心というか、
クラブの重心っていうのは手元からだいぶ離れたところにありますよね。
だいたいクラブで言うと全体の3分の2くらいのヘッド側のところに重心ってあるわけなんですよね。
しかもそれがずれていると。シャフトの軸からずれているという構造。
いわゆるL字構造のクラブになっているんですね。
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L字構造のものを振っているという風にイメージしてもらうとですね。
それにですね、このL字構造のものを、いわゆる変重心のものを、
例えば蚊に真横の力を加えるとすると、
クラブっていうのは必ずローテーションでくるって回ってしまう動きが入るわけですよね。
なんとなくイメージはきますよね。
Lのものを横にぶって引いたらですね、クラブがですね、
右にじゃあ例えばそういうものを、ゴルフクラブと一緒で右に動かした場合っていうのは、
クラブっていうのはちょっとシャット気味に、シャットってクラブが被るようなイメージになりながら、
ヘッドが遅れて入ってきますよね。
この状態が今ちゃんとグリップエンドをしっかり引っ張って、
上げた状態だと必ずこの状態になると思うんですよ。
上げて、切り返しを止めることなくダウンスイングに、
ダウンスイングって今度左方向にあった時に、
クラブっていうのはちょっとヘッドが遅れ気味にきたものがぐるっと回って、
今度はクラブヘッドが遅れた、またダウンスイングでもクラブヘッドが遅れた状態で、
切り返しで入ってくるので、勝手にクラブのローテーションって起きるんですね。
ですので、本来ですね、ゴルフクラブっていうのをですね、
考えていくとですね、ゴルフクラブっていうのはそうやって動くようになっているんですよ。
で、こうやってクラブが遅れて入ってきて、切り返しでまた遅れて入ってくる。
まあ、ローテーションしてローテーションして入ってくるので、
必ずですね、ゴルフスイングっていうのは正しくクラブを引くことができれば、
そういうふうに動くようになっているわけなんですよね。
それがですね、カット打ちになってしまうとか、
切り返してクラブが立ってしまうという方は、
このバックスイングでこのクラブを適切に引くっていうことができてないんですよ。
クラブヘッドを押すっていうような形でですね、
グイッと手の力でですね、クラブヘッドを持ち上げてしまっているケースがあるわけですよね。
はい。なので、逆回りって、僕の場合は逆回りって言ったりするんですけど、
押してあげるものは押して帰ってくるんで、
いわゆるクラブが切り返しで立ってしまって、
押すイメージなのでインパクトでも、
いわゆるちょっとすくい打ちみたいな形になるわけなんですよね。
ですので、クラブをダウンスイングで、
いわゆるシャローというかね、
低い力を振り出そうというふうに考えていったときにですね、
そこだけを直そうと思っても直るものではなくて、
クラブの特性を使ってですね、テイクバックで、
まずバックスイングでしっかりクラブを引いて、
重心をちょっと遅らせてくる、
重心を引っ張ってあげていくようなイメージで、
いくことに引っ張り続けるんですね。
引っ張り始めて引っ張り続けることによって、
クラブっていうのはダウンスイングで勝手に右回りになって、
それが右回りの低い位置に来たものが、
今度はL字構図を追いついてこうするので、
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クラブが勝手にスクエアに帰ってくるっていうね、
そういうふうに設計をされているわけなんですよね。
ですからこのクラブを設計された通りに振ることによって、
体に負担の少ないスイングであったりとか、
効率の良いインパクトショットが打てるようになってくるということになります。
ですので、僕の動画とかで言うと5分でハンドファーストとかね、
結構動画見ていただいた方はわかると思うんですけど、
オンラインサロンの生徒さんとかをたまに呼んでですね、
レッスンとかやってるんですけど、
やっぱり大体この8の字みたいなドリルをやってもらうんですよね。
8の字をやるということは必ず手元を引っ張ってやらなきゃできないので、
8の字をやってもらうと、
5分、10分の間にすぐにハンドファーストとかね、
クラブ起動が今までずっとカット打ちだとか、
上から打つことしかできなかった人が、
正しい起動で一発でできるようになるわけなんですよね。
ただ人間たちはそれで台徳したらそれができるかっていうと、
なかなかこの短期記憶っていうのはすぐ消えてしまうので、
それを繰り返しやっていかないと中期記憶、長期っていうところになっていかないので、
反復してそれをやっていく必要あるんですけれども、
結構そういう部分では速攻性のあるレッスンなのかな。
速攻性で本質的なレッスンなのかなという感じなんですね。
なので今日の話に戻ると、
このダウンスイングを直そうとするのではなくて、
そういうダウンスイングをしたければ、
ちゃんとバックスイング、テイクバックからしっかり直していきましょうという話でした。
それっていうのはクラブ特性をちょっと理解し、
そして感じてそれを適切に引っ張ってあげるということを
意識していただけるといいのかなというふうに思います。
それを引っ張るためには手元の脱力、
この例行でも言っているように、
手元というのは能動的に使うものではないけれども、
ベアリング的なようには使う。
だから周りの人が見たらすごく手首が動いているように感じるかもしれませんけれども、
ベアリングというのはそこに力を入れてやっているわけではないですよね。
本当に滑らかにそこが動くということがすごく大事なので、
そのあたりができていれば正しいスイング軌道は確実にできるだろうという話でした。
皆さん、この聞くだけでゴルフが上手くなる例をね、
今日もイマジネーションを十分に発揮してやっていただきましたけれども、
これすごい重要なんですよね。
レッスンでいうと、結構ここのところがほぼメインになっているので、
これだけ僕が話したり、YouTubeで話していてもですね、
実際それでレッスンに来てくださっている方がいるんですけど、
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やっぱりそこの部分が大体できていないので、
そこを直していくとほぼ一発で直っていくというような感じになっていると思います。
ですので、ダンスイングでですね、
クラブが立ってしまう方とか、カット軌道とか、
振り回りになってしまう方というのは少しテイクバックのところをですね、
もうちょっと見直していただければなというふうに思います。
はい、そんなわけでですね、
今日はね、収録前日なんですけれども、
幕張ゴルフ上達センターの何年ぶりかわかんないぐらい、
たぶん僕の感覚ではもう10年ぶりぐらい。
聞くと7年ぶりぐらいらしいんですけど、
コンペがあるんですが、
全国的な雨予報で、今のところ収録前日なんでね、
明日結構降るよねっていう感じなんですよね。
しかも風、北風4メートルの雨量も結構あるっていうね、
過酷な状況のコンペになってしまいました。
プライベートのゴルフだったらね、
もうやめちゃってるなっていう感じだと思いますけれども、
来てくださっている方にね、
その中でも来てよかったなって思ってもらえるような企画を用意してやってますんで、
スタッフ総出でレッスン会をやりますからね、朝とかはですね。
ですからちょっとそこで、朝だけでも雨がちょっと小振りになってもらえないかなっていう
期待をしておりますけれども、
そんなわけで行ってまいりますので、
皆さんもですね、雨で風邪などひかないようにやってみてください。
注意して練習頑張ってください。
そんなわけで今日もよろしくお願いします。