誰もがやったと思うんですけれども、
あれをですね、真下に落としても、真下にスッと重力方向にスッと落としても、
棒って安定して下に落ちてくるじゃないですか。
棒自体が回転したりしないですよね。
だけどそれを仮にですね、今、木の重心がね、手のひらの上にあって、
それを手をですね、横にサッと動かした時に棒ってどうなります?
必ず、例えば手を左にパッと動かしたら、棒は右側に倒れますよね。
これってクラブにローテーション、回転が起きているということなんですけれども、
ゴルフスイングでこれがダウンスイングで起きてしまうと、
ほぼほぼインパクトで、スクエアに打つというのは難しくなってきてしまいます。
ゴルフクラブでいうと、フェイスが開く方向に動く。
もっと言うと、フェイス、手元が浮いて、フェイスが開く方向に動いてしまうということなんですよね。
ですから、この感覚を持っているうちは、必ずフェイスは開いて、
必ず手元は浮いて、必ず前傾は伸びてしまう。
いわゆる伸び上がってしまうという状況になるわけですよね。
必ずなんです、これは。
でも私は、僕はそういう動きをしても、左に行くよというのは、
開いたところから、そこから体を止めてとかね、
腕の強い人は腕力でとかね、
例えば、そういうことでフェイスを返してですね、合わせているから、
左に行っているだけで、基本は必ずフェイス開いて入ってきます。
何もしなければ。
これが起きると、やっぱり距離も出ないし、ボールも曲がるし、
僕がいつも言っている、スイング自体がサステナブルじゃないですよね。
やっぱり持続可能なスイングじゃないわけですよ。
やっぱり合わせが入っているので、これは加齢とともに
飛距離が落ちてくるというのは、確実な未来なんですね。
なので、やっぱりここらへんの負荷を減らしていくというのが、
スイングを長持ちさせる。
加齢とともに飛距離落ちる。
少しでも抗うというところに対しては、逆方向に行ってしまうということなんです。
だから皆さんね、先ほど一番最初のポイントに言ったように、
ダウンスイング、切り返しは縦に下ろすイメージ。
これダメなんです。
昔的に言うと、グリップエンドを右のポケットに入れなさいとか、
右肘を右の脇腹につけて来なさいとか、これやりました。
僕も最初のほうのレッスン、それこそ僕、指導歴25年くらいありますけど、
言ってましたね。
でもやっぱり当時うまくなんなかったです。
お客さんも納得してくれるんですよ。
動画を見ても、プロゴルファーの動画を見ても、
手は縦に下りてきてるし、体は回転してきてるし、みたいな感じで、
見た目はそうなんですけどね。
でもこの間、数日前の放送でも話したけど、
ドリル練習とコースは別物で考えなきゃダメだよっていうことを考えると、
やっぱり練習はそういう方向に向かってやっていかないと、
いつまで経ってもスイングが直らないということになるわけなんですね。
なので、今日の内容で言うと、
クラブが縦に下ろしてしまう。
これっていうのはまずその感覚を捨てましょう。
しっかりとクラブをシャロイングに使って、
ボールに対してアタック。そこからボールにアタックしていく。
っていうスイングを身に付けることが、やっぱり大切だという話になってくるわけなんですね。
ちょっとまたこの辺りもね、詳しくYouTubeでお話したいんですけど、
過去、僕のYouTubeの過去動画でこれ何回もやってますんで、
なので、ちょっと気になる方はマイケルゴルフTVの方を検索していただいて、
そちらのYouTubeを見ていただけると、
この辺りもあるとわかるんじゃないかなという風に思います。
はい、そんなわけでですね、今日はですね、
それをやるからスイングが安定しないんだよっていう話をしてきました。
内容としては、やっぱりクラブをどうやったら回転させないように使うことができるかということですね。
だからやっぱりクラブを縦に使ってしまうと、ダウンスイングですね。
ダウンスイング切り返しで縦に使ってしまうと、
そこから回転が入ると、先ほどの棒の遊びのようにクラブのローテーションが起きてしまって、
手元が浮いてフェイスが開いて体が伸び上がる。
これ確実にこうなるということになりますので、
皆さんこの辺りも注意してやっていただければなという風に思います。
確実ですよ。
漏れなくなりますから。
逆を言ったらいいかもしれないですね。
だいたい、皆さんね、今最近自分でスイング動画を撮ったりするんで、
ご自身で欠点が分かっているんですよね。
例えば伸び上がるとかね、手元が浮くとかフェイスが開くとかね、
カット打ちとかね。
だいたい皆さん分かるじゃないですか。
分かってるんで、分かってるんだけど直せないっていう方が多いんですけれども、
やっぱりそうやってね、じゃあ例えばダウンスイングで体が伸び上がってしまうのを、
伸び上がらないように練習しても伸び上がりますよね。
それっていうのは結局クラブの使い方がそうさせちゃってるんですよね。
なんで体がわざわざそうやって動いてるわけじゃなくて、
やっぱりクラブが縦に落ちることによって、
クラブの挙動っていうのがそういう方向に動きますから、
それによって体が伸び上がらされてるっていう風に考えてもいいと思うし、
手が浮かされてるっていう風に思ってもいいと思います。
フェイスが開かされてるっていう風に思ってもいいと思います。
ですので、この辺りを少しクラブを横のイメージをしっかり作ってやっていただきたいと思います。