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2023-01-14 30:02

#39 Webフォントの特徴やメリット

Webフォントの「各環境で同じフォントを使うことができる」「システムフォント以外を選択できる」「OpenType機能が使える」という特徴が、閲覧者やサイトオーナーにとってどういうメリットがあるのか、という話をしました。あとすでにWebフォントの容量問題はデメリットではない、という話もしています。よろしくお願いいたします。

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こんにちは、シロクロの伊藤です。
Podcast39回目、今回Webフォントについて話したいと思います。
今日は、2023年1月4日、土曜日です。よろしくお願いします。
Webフォントに関しては、ちょっとググっただけでも、
もうだいぶ一般化したので、メリットとか特徴とかでメリットとか載っているし、
大半のWebデザイナーであれば、もう十分理解しているものだと思うんですけれども、
ちょっと思うところがあって、話しながら考えながらしてみたいなと思ったので、このテーマを選んでみました。
Webデザイナーだったり同業の方であれば、Webフォントと言ってもすぐわかると思うんですけど、
そうではない方のために、念のため説明しておきますと、
Webサイトで表示されるテキストのフォントのところの話です。
要はWebフォントを使わないと、Webページの文字っていうのは、システムフォントで表示されるんですよね。
だから、普段使っている、今見ているブラウザーの、OSに入っている書体、MacだったらHiraginoとかUgogicとか、
WindowsだったらMelioとかMSPGogicとかUgogicとかがあって、
あとはブラウザーによってデバイスフォントが異なってくるので、
Macで言うとHiraginoが表示されたりします。
制作者としてはそういうふうに、MacだとHiraginoで表示させて、WindowsだとMelioで表示してねっていうふうに指定をするんですけど、
そうするとやはり端末によって見栄えが微妙に違ってくるっていうことと、
どちらのOSにしても、日本語の本文用書体っていうのはそんなに最初から入っていないので、
もう選択肢が非常に少ないという点ですね。
Webフォントを使えば、いろんな書体を選択することができて、
かつそれを例えばアクシスとかタズガネとかシンゴシックとか、
シンゴシックじゃないや、シンゴか。
すべての環境で表示させることができるという利点がありますと。
そのWebフォントの特徴、メリット、デメリットっていうところを改めておさらいしていくと、
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まず今言ったように、どの環境においても同じフォントを使うことができるっていう点と、
システムフォント以外を選択することができるというところが、
Webフォントのメリットというふうに言われていて、
僕も一時期そういうことを言ってたんですけど、
よくよく考えるとこれって別にメリットではなくてただの特徴であって、
そうしたからこそどうユーザーやお客さん、ウェブサイトのオーナーに対して
メリットがあるのかっていうのはまたちょっと違うのではないかと思い始めて、
思い始めてというかそういうふうに思っていて、
じゃあ各環境で同じフォントだったらユーザーはどうメリットがあるのかという話ですよね。
あと誰に対してのメリットか。
閲覧者なのかウェブサイトのオーナー、一般の企業が運営するサイトだったら企業さん、
サイトのオーナー側のメリットも2通りで考えられると思います。
まず一番わかりやすい閲覧者、見る側、そのサイトを見る側にとって
ウェブフォントってどれぐらいメリットがあるのか、利点があるのか。
各端末で同じフォントっていうのは全然ユーザーにとって関係ない話で、
ほとんどのユーザーは1つの端末、せいぜい2つ、
自分のPCと自分のスマホとかタブレットとかもあるかもしれないけど、
といった時にウェブフォントを使ってないサイトだと端末によって
メイリオンになったりひらぎらになったりしてると思うんですけど、
だからといって見づらいとかそういう違和感があるって多分思ってなくて、
その端末で見てるときはその初体っていうふうにユーザーは慣れているので、
むしろ慣れの問題でいくとウェブフォントを表示することで、
あれ、なんかいつもと違う感じがするっていうふうに必ずなるんですね。
それは僕ですらそう思ってしまうので、
その引っかかりの時点で多分どちらかというとデメリットだと思うんですね。
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だってもうすでにコンテンツではなくて文字のほうにユーザーが気になってるっていう時点で、
コンテンツのほうに目が行ってないっていう意味では、
ポジティブな影響だろうがネガティブな印象だろうが、
どうわり意識がそっちに行ってしまっているっていう意味では、
わりとよろしくないデザインな気はしています。
あとは慣れの問題も大きいんですけど、
ユーザーはインターフェースにしろ初体にしろ見慣れているものを最適だと思うので、
そこから離れるとどうしても違和感を持ってしまうと。
だからちょっとフォントとは離れるんですけど、
サイトやアプリがレニューアル改善した時に、
使いにくい、前のほうが使いやすかったっていう声は絶対上がるんですけど、
それはでも慣れと学習の問題なので、
そこでの使い勝手の話でいくとやっぱり数ヶ月後とかある程度経ってから、
同じくらいせめて使ってからじゃないと本当に評価ってできないとは思うんですけど、
本当もそうですよね。
その後慣れたところで前と比べてどうだったかっていう判断すべきだし、
かばった瞬間だとほとんどの人は前のほうが良かったって思ってしまうので。
だからWebフォントイコール閲覧者にとって、
まだそこはメリットになってないですよね。
あとちょっと前後するんですけど、
オープンタイプ機能が使えるっていう、
これWebフォントに限らずですけど、
オープンタイプ機能を備えている主体、ほとんどがそれがWebフォントにあったんですけど、
そうするとカーニングとかゴージとか時計とかそういった表現ができると。
でもゴージもほとんどアルファベットの話だし、
日本語でオープンタイプ機能って言ったらカーニングぐらい実際使えるとしたら。
それは微妙に読みやすさに影響するものではあるんですけど、
これもその主体化っていうよりかはタイプグラフィーの話になるので、
読みやすさって、
どこどこヘビーとかじゃない限り、
本文用のレギュラーとかミディアムとかブックとかそのぐらいのウェイトであれば、
どの主体でも普通に読みやすくて、
そこで読みにくいって感じたり影響するっていうのは、
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タイプグラフィーの話ですよね。
文字サイズ、行間、行長、色、コントラストに応じて読みやすい、読みにくいが出てくるので、
その最適なタイプグラフィーをしている状態で、
どの主体が読みやすいかどうかっていうのは、
まあもうほとんど差がないと個人的には思います。
慣れの問題も大きいですし、
それはだっていわゆる文庫本の出版社によって本文書体が違うんですけど、
よっぽどの人じゃない限り、
あれこれなんか読みにくいっていう風に思うケースって多分ほとんどないと思うので、
それは単にタイプグラフィーが下手くそってだけに、
そんな書籍存在しないけども。
なので読みやすさにおいて、
よっぽど変なウェイトとか指定しない限りは、
今流通している、どんどん条件付けだしたけど、
真っ当なベンダーがリリースしている本文用書体であれば、
読みにくいっていうことはない。
なので逆に言うと、
ウェブフォントを使ったからといって、
ユーザーがとても読みやすくなるっていうこともほぼない。
多分もう言い切っていいぐらいないと思います。
そうすると、
出版社にとってウェブフォントを使ったからといって、
メリットがあるかというと、
実はじゃないけど、
あんまりないですよね。
では発注者、サイトオーナー、
クライアントにとってどういうメリットがあるかというところ。
これはでもあれですね。
読みやすさとか影響しない。
ただ全体的な雰囲気、
結局ウェブにしろ、
どのあれにしてもそうなんですけど、
ほとんど文字ですよね。
だからそこの本文で使われている書体は、
見た目にだいぶ影響するということで、
読みやすさではなく、
ぱっと見の印象を司るデザインとして、
ウェブフォントを使うことで、
本文だからやはり面積的に大きいので、
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そこの雰囲気が違うことで、
全体の雰囲気をシステムフォントでは出せない表現をすることができる。
というのは企業の色だったり、
雰囲気とかブランドとか、
そういったものを表現することができる。
これはでもあり得ますし、
だからそれはクライアントのメリットにもなるし、
閲覧者にとって与える印象を変更することができる。
閲覧者のメリットにはならないんですけど、
閲覧者に対して影響を与えることができる。
という点が一番明確なメリットになるのではないかと思っています。
あとさっき読みやすさには影響しないって言ったんですけど、
読む速度は多少コントロールできるような、
行調とかにもよるんだけれども、
ゆっくり読んでねっていう雰囲気に、
柔らかいタイプグラフィーしたりとかで、
それもタイプグラフィーか。
ちょっとそこの影響もあるのかなとちょっと思いつつ。
なのでそういう全体、
フォントも含めた全体的なウェブデザインの印象を変えることができる。
っていう意味でウェブフォントのメリットっていうのが一番明確であると。
あとはその制作側としたら、
このウェブフォントを使うことで、
マーケティング的に効果がありますよ、
コンバージョンアップしますよみたいなデータがあると、
お客さんに提案しやすかったりするんですけど、
僕は調べた範囲だとそういうものは存在しないので、
なかなか難しいですよね。
難しいというかそう、
Googleフォントとか一部のもの以外は、
基本的にウェブフォント定額費用がかかるんですね。
買い切りではなくて。
大体超お雑把にいくと、
年間1万円ぐらいかかると。
どこのベンダーとかでも。
大体100万PVぐらい、年間ぐらいの制約があると。
もちろんサイトによるけど、
普通の企業サイトだと、
大体月いって1万、2、3万、数万PVいってれば結構厚いサイト。
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考えると年間100万PVってのは結構ゆとりある枠なので、
ほとんどのサイトがそこに収まると思います。
月間数十万いくようなオールドメディアとかだと、
ちょっときついんですけど、
大半がそこに収まるというとこですね。
サーバーとかレンタルサーバーも大体それぐらい。
もっと安いところもあるけど、
年間1万、2万とかそのぐらいですよね。
そっちを出すのは、
それは変な話。
サーバーないと始まらないので絶対に通るんですけど。
ウェブフォントで年間1万ちょっとっていうのが、
なかなか通らないですよね。
何でかというか当たり前ですけど、
企業からするとランニングコストは抑えたいので、
イニシャルに何百万円出しても、
ランニングコストはできる限り抑えたいって思うのは当たり前の話なので、
だからそこでどうしても通したいっていうと、
普通にやってたらなかなか通らないので、
先にデザインをバチッと決めて、
これこれこういう理由でこういうデザインが必要で、
そのためにはこのウェブフォントが絶対に欠かせないっていう話をした上で、
コストの提案をしないと難しい。
サービスによっては1つの契約で複数サイトOKですよっていうところも多いので、
じゃあ製作会社が借りてるウェブフォントを使えばいいじゃないかっていうのもあるんですけど、
いいんだっけそれ契約的に。
多分いいはずなんだよね。
それも非常に気持ちが悪い状態ですよね。
貸しているというか、別にコストが生むのではなくて、
ごくごく真っ当に考えるのであれば、
使う企業が契約すべき内容なので、
Adobeフォントとかもそうですよね。
そういう意味でさっきのマーケティングの結果、データみたいのがあると非常に提案しやすい。
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あとはあれですよね。
最近ワンポイントとかで見出し、
やっぱりウェブフォントってもちろん本文用であれば色々使うことができるけれども、
大きな利点って僕結構太い文字を使える。
ボールド以上ヘビーとか、
ああいった書体のウェイトを扱えるっていうのがかなり僕にとってはメリットで、
それを記事の見出しとかページタイトルとかで使うっていうのは、
だいぶ目を引くデザインにすることができるので、
これが普通のひらぎのとかだと、
でも今は結構ウェイト増えてきてるんですかね。
でもエリアとかで考えたらボールドまでしかないので、
そこは結構区別化できるので、
だから視点をコントロールすることができる。
そのためにウェブフォントが必要っていう提案はありですよね。
あとそうだ、これを一番話したかったのが、
どうしてもウェブフォントを使うときにデメリットとして容量の問題が、
どのブログとか情報を見ても書かれていて、
まあ僕も過去それがデメリットだっていう記事とか、
本にもそれ書いたりしたことはあるんですけど、
でも今サブセット化だったりしていて、
そのページに使う文字だけを表示することができるようにしているので、
ウェブフォントって大体ワンウェイト1.何メガとか2メガ弱とかあるんですけど、
そんなに多くない、1000文字ぐらいのページが日本語が含まれている。
でも同じ文字が使われてるから文字の種類としてはもっと少ないんだろうけど、
そんなに大きなページじゃないときにウェブフォントをサブセットで読み込むと、
何百キロバイトとかなんですよ。
下手したら200とかそのぐらい。
200キロバイトっていうのはちょっとしたJPEGなんですよね、容量的に。
なので純粋にウェブフォントを使うことで容量の問題っていう言い方をするのであれば、
それも画像の大きさと同じ話なので、
画像を使うと容量食うよねって言ってるようなものなので、
結構それはナンセンスな話な気がしています。
容量ではなくて表示のタイミングの話っていくと、
それはそうなるよねって話で、
ウェブフォントを表示させる瞬間にどうしてもタイムラグがあるから、
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カカッと切り替わる瞬間が見えたり、
もしくは逆に真っ白の状態で読み込んでから表示させる。
どちらにしてもちょっとした違和感が一瞬発生してしまうと。
それをなくすためにサイトのローディングを入れたりとか、
ページの演出を入れたりとかして、
そこがないようにすることもできるんですけど、
どうあれちょっとひと手間加えるシーンが多いと。
そこもクリア多分していくと、
でも今のGoogleフォントしかり、最新のサービスしかり、
そこも既にクリアしてきている。
読み込みが非常に早いので、
全文字パパパッと切り替わるみたいな瞬間が見えなくなる。
一番最初だけですね。
最初のアクセスはどうしても最初に読み込むので、
その時だけカパッとなっちゃうので、
最初だけローディングを入れるとか、
どのページに来ても。
とかすればほとんど、
でもそれをすればとか言ってる時点でちょっと弊害ではあるんだけど。
でも純粋に容量だけでいくと、
もうそんなに大きな話ではないというところですね。
そこがWebフォントの特徴とかメリットの話でもう終わりなんですけど。
やはりこう、
アルファベットオーブンの文化と違って、
どうしても文字数が多いので、
開発に時間がかかる。
だからお金を使うことに対して、
それなりに費用を課さないといけない。
っていうのはごく自然な話で。
これがオーブン書体とか買い切りのやつとかもあって、
開発に、日本語書体に比べたら当然時間はかからないだろうから、
いろんなやり方もあるんだけど、
そのあと容量軽いってのもでかいですよね。
オーブンショットだと。
ちょっとこれ前にどっかで話したんですけど、
ウェブデザイナーがウェブフォントを使わないっていうのは、
ある程度正しい姿勢ではあるんですけど、
そうするとウェブフォントに限らず、
フォントを使う会社っていうのが、
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どこで利益を出していけばいいねんっていう話になってきちゃって、
業界が縮小されてしまうので、
ちょっと個人的に思っています。
それが自然なのであれば、
ウェブにおいてフォントはシステムフォントで十分ですよっていう風に、
制作サイドの閲覧者もそう思ってしまうんであれば、
自然縮小、自然消滅していくっていうのは、
普通の話ではあるんですけど、
でもシステムフォントの開発が必要なので、
あとGoogleフォントがほとんど皆さん利用していて、
無料だからっていうのは一番でかいんですけど、
そこにユーザーが集まって、
どこのタイミングで課金しだしたらどうなるんだっていうのもあるし、
もちろんGoogleフォントはタダで提供してるけど、
レンダーさんにはお金を出してるはずなので、
それはそれで、そう考えるとだから、
分かんない、適当なこと言うけど、
全部Googleフォントを入り口にして、
レンダーはそこで利益を得て、
Googleは別のどこかから利益を得て、
ユーザーは開発者をそこで使って、
ユーザーはGoogleのメンフォントを閲覧する状態になると。
制作サイドからすると、
一元してたほうが楽なので、
まあまあまあ、っていう話ですよね。
あと、これも別の話、別の話、別の話言うけど、
新製品、別にフォントに限らず、
観光費だったり、
音楽でも、洋服でも、文学でも、何でもいいんだけど、
新製品リリースするのって、
基本的にマーケティングありきというか、
企業の利益のためなんですよね。
当たり前だけど。
要は、観光費とか、
無限に新製品が出てくるけど、
ユーザーはそんなに望んでないというか、
好きな観光費の種類がちょこっとあれば、
それで断れるけれども、
観光費を作る会社っていうのは、
延々と新製品を作っていて、
でも多分、言うても観光費という括りなので、
味の、しかも、
全員が全員下が超えてるわけでもなくて、
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一般の人からすると、
5年前の新製品と今の新製品で、
どっちが最新かとかのわからんし、
違いもわからんし、
好き嫌いもあるし、
だからユーザーは多分そんなに望んでいなくて、
ただ、新製品発売しないと売上がらないし、
販売店も新製品出したら取り扱ってくれるし、
っていう話で、
で、CM売ってば、
より一層取り扱ってくれるっていうところで、
要は企業が継続するために新製品を開発していて、
だから書体、何が言いたいかっていうと、
日本語の本文書体に限っての話をすると、
今たくさんありますよね。
ひらぎのうとか、たずがねえとか、いろんなものがあって、
めちゃくちゃ大きな括りで雑に言っちゃうと、
それ以上いるのかいらないのかっていう話でいくと、
別になくてもいいじゃんっていう気は、
でもそれも全部そうですね。
観光費にしてもそうだし、音楽にしてもそうだし、
趣味的なものと実用的なもので話は変わってくるものの、
何のために作られているもので、
純粋に音楽とかだと作りたいから作るっていうモチベーションがでかいと思うんですけど、
やばいな。これちょっと別のテーマで話そう。
新製品、利用かどうか問題。
だからまあ、書体も。
おお、ということで29分きた。
Webフォントだから短いと思ってたら話がとっちらかってしまった。
なので、個人的にはもっとたくさん使ったほうが、
いろんな表示の見栄えが華やかになったり、
違った雰囲気になって違うことが当たり前。
海外だとそれが当たり前らしいんですよ。
使うことが当たり前。
この話もっと先にするべきだった。
最後の最後でこんな入れる話ではない。
そういうふうにユニークなウェブページっていうのが当たり前になるといいですね。
日本語も雑なので、まとめる時間もなくここで終わろうと思います。
ありがとうございました。さようなら。
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