ラグビー日本代表の現状
こんにちは、シロクロの伊藤です。Podcast 76回目、今回はラグビーの話、ラグビー日本代表の今後の話をしたいと思います。
今日は2023年10月13日金曜日です。よろしくお願いします。
はい、ついにデザインでもブランディングでも仕事でも全然関係ないラグビーの話をしたいと思います。
今回だけということで、ちょっとね、いろいろ思うところあったので、もう撮っておこうと思いました。
はい、今回ね、ワールドカップが、まあ今もやってるんですけど、日本代表は
プールDで2勝2敗で予選リーグ敗退という結果になったんですけど
イングランドと最後のアルゼンチンに負けて、チリとサモニアが勝ってるっていうところなんですね。
で、フォーカス的には最後のアルゼンチン戦、アルゼンチンもまだリーグ突破が決まってなくて、お互い勝てば決勝トーナメントに行けるという状況だったんですね。
アルゼンチンの方がピアワンで、要は日本よりもランキング上位に位置していて、
アルゼンチンは非常に強いチームで、まあそれは分かっていたし、過去の対戦結果からしてもすべての面において格上。
ただ、昔の2019、2015でアイルランドだったり南アフリカで勝ったジャイアントキングを思えばそこまでの差はないので、
当時の日本とアイルランドとの差を考えると、今の今年の日本とアルゼンチンでも過去のことを思えば勝っても全然おかしくない。
ただまあもちろん格上という微妙な感じで見守っていたんですけど、結果的に27対39という結果になったんですね、2トライ1ゴール差。
試合見た人はわかると思うんですけど、
バックスの個人切れ、切り取られ、フォアドアモールで押し込まれ、スクラムも後半はちょっと後手に回って、
何より空中戦ではもうどうにもならなくて、っていうところで、
試合見終わった後、何とも言えない感情という、もちろん悔しいとかもいろいろあるんだけれども、
これ今後どうやったら勝てるんだろうっていうのはちょっと思ってしまったんですね。
そのT1と呼ばれる国相手に、日本はどうしたら今後勝てるんだろう、
これが考えることじゃないんだけど、なんかスポーツだと、学部に限らずスポーツだと、自分が監督だったらこういう陣線でこういう戦術で
戦うみたいな空想を妄想したりすると思うんですけど、
なんかそのアルゼンチン戦見終わった後、もし俺が監督だったら誰を選んでこういう戦術でっていう勝てるビジョンがなかったんですよね。
あれこれどうやったらアルゼンチンの攻撃止めれたんだろうっていう、あのカレーラスとか、
オフェリーの突破をどうやって止めれたんだっていう、要は今回、
ご本人も話している通り、バックスの中村選手は、
個人技で抜かれたところを言われたりしてるんですけど、でも、
日本人センターバックで、中村選手はやっぱりトップクラスにディフェンスいい選手なので、
その選手が抜かれたんなら、他の誰が出て止めれたんだっていう話だと思うんですね。
だから、もちろんねコンディションだったり判断ミスとかいろいろあるのかもしれないけれども、
なんかあれは全然攻められないというか、
もちろんね、あそこを止めないと勝てないっていうのはもちろんわかるんですけど、
でも別に中村選手、イングラウンド選手、他の試合ではそんなに崩れてないので、
あれは相手が上手かったって言うとね、それまでなんですけど。
はい、なので、これ以上どうやったら強くなるんだろうという、
ただでさえね、日本はレギュレーションに則った上で海外の選手を入れていて、
他の国ももちろん入れてるんですけど、日本のほうがやっぱりちょっと段違いに一番多いんですね。
海外の選手を入れているのが。
ちょうどゴローマル選手のTwitterというか、Xでだいぶ炎上してますけど。
でも、海外の選手数をこれ以上増やしたところで、多分もうあまり大差ないだろうし。
もちろん、ゴローマル選手がその炎上ポストとは別に言ってるのが、ちょっと今から引用しますけど、
この大会、改めて感じたことは、選手やコーティ、スタッフの努力や技術自身だけではここが限界だということ。
大きな仕組みを変えない限り、これ以上の果てを日本ラクビー界にはない。
いい終わり。って言ってるんですね。
これ本当になんかすごい同じ感覚だったんですけど、
今のリーグワンがあって、高校ラクビー大学のリーグワンがあって、みんな頑張ってっていうのは、
他の国もみんな同じように練習して強くなっているので、 日本だけグッとそこで成長率上がるわけではないので。
だから大きな仕組みを変えない限りっていうのは多分そういうことで、この延長戦上だと、
ごく稀にTier1には勝つけども、Tier2の実力っていうところがずっと続くんじゃないか。
下がることが多いにあるし、そのTier2の他のチームがどんどん、今年のポルトガルとかめっちゃ面白かったしね。
そこをどうするか。
でも一つは、ボスを増やすというか、
プレイヤー、人口を増やす、
っていうところ。 欲を言えば、その潜在能力高い子がラクビーを選んでくれる。
ワールドカップでの課題
今、小学校とか中学校とか子供たち、 運動神経高い子っていうのは、
サッカーだったり野球だったり、 バスケだったり、
その辺のスポーツをやるんですよね。 やっぱり小さい頃からそういったスポーツをやってるって、
高校、大学でもそのまま続ける可能性が高いし、
やっぱり幼少の頃にラクビーやれる環境っていうのが、
限られている場所的に、福岡とか大阪は盛んなので、そこそこにクラブチームがあって、
でも結局クラブチームなんですね。小学校からはない。 小学校とかないですよね。中学でたまに、
部活であるけど、小学校にないと小学生やりづらいですよね。
要するに、隣の隣の町にラクビークラブチームがあるって言って、行けるかっていうと、
ちょっと物理的に難しかったり、その子も友達誰もおらんとこ、クラブに行きたいとは多分思わないだろうし、
それが小学校であればね、誰々君がやってるから行きたいとか、そういう流れもあるんですけど。
まず、そこでラクビーっていう競技は後手を踏んでいる。
ラクビー自体を普及するってのもなので、そこが改善しない限りは、
高校、大学、社会人でプレーする人たちっていうのは増えないし、
今の延長戦場からは抜け出しようがないというところですよね。
あとは、その方法としては、有能な選手を囲って特別に鍛えるとか、
アンダー17、アンダー15、アンダー20とかで、
もちろんそういうカテゴライズでいろいろ試合とかやってるけども、
結構、学生の頃、高校、大学で活躍してる選手が順調に日本代表になるケースって非常に多くて、
であればその世代の代表っていうのを特別に鍛えたりとかするっていうのは一つの方法かなと思うんですけどね。
話はずれるけど、非常に俗人的な影響が強いなと思っていて、
サッカーとかもそうなんだろうけど、
結局、誰々がいたから勝てた、誰々がいないと勝てないという。
高校、大学、ラクビーあたりを見ていると、
育成に定評のある学校とかやっぱりあるけれども、
育成に定評のある学校だったら毎年コンスタントに結果出すことになるけど、そうじゃないことがしばしばあったりする。
ということはやっぱり、どれだけ良い人が集まっているか。
プラス育成力もあるんだろうけど。
去年のラクビーワールドカップだったら、福岡選手がいて、他にもいたけれども、
かつちょうど良いピークの時代。名前は伏せるけども。
4年経った経験が、生きているシーンもあるけれども、
スピードとか瞬発力とか、そういったのがやっぱり年を重ねて落ちていくこともあるので、
福岡選手だと、4年前非常に良いパフォーマンスだったし、もう引退されてるからあれだけど、
仮に続けていたとしても、あの当時のキレが今年あったかってわかんないので、それは。
っていう、誰々がいたから勝てた負けたみたいな、いなかったろうみたいな、
っていう要素が非常に強いなと思っていて、
だからやっぱり人選、誰々がリザーブに回って、
リザーブに交代したらちょっとパフォーマンスが落ちるとか、怪我したからこのポジションちょっと弱くなっているとか、
ラグビーの強化策
っていう選手層がちょっと薄いっていうところ。
で、
難しいんですけどね、非常に良い選手ってのはたくさんいるし、
なんかそんな選手層が薄いって言ってても、僕から見たらすごい選手ばっかりだからさ、
なんか、めっちゃ選ばれてないけど、
世界で戦えるんじゃないかって思わせるような選手ってのはたくさんいるし、
まあだから経験不足って言うと、確かにね、そのキャップを重ねてない選手ってのが大半なので、
だからリーグ1までしか経験がない。
昔ちょっと前はね、サンフレブスっていうのがあって、スーパーラグビーで海外相手に、
海外の場所で戦って経験値を増やして強くしていくっていう、
ちょっと前のアルゼンチがね、その方式で代表自体を強くしてたんですけど、
日本はもうそれができなくなったので、
だからまあ、例えばパナソニックだったりクボートだったりって言ってしまえば、
もうリーグ1所属じゃなくて、その国のリーグに所属するとか、
まあいろいろな面で無理だと思うけど、
試合結果と選手のレベル
なんかもう無理くり、その環境を変えないと、
なんかここから1個抜けて強くするっていうのが難しいんじゃないかなっていう、
のが多分コロナさんが言いたいところなんじゃないかなと思った次第です。
やっぱりもう、日本人、ていうか日本人というか、
半分くらい今回、日本人ではない方たちが頑張ってくれたので、
要は、種族によって向いてる向いてない球技とか、
というかまあ単純に身体能力高い種族っていうのがやっぱりあって、
そういう意味でいくと日本人っていうのは体も大きくないし、
瞬発力があるわけでもないし、
身体能力高い部類ではないので、
そもそも最初から向いてない、
まだサッカーとかの方が、野球はその最初の話で言った、
ボスの話で混ざっているっていうところでアドバンテージな気がするんですけどね。
まあ競技的にもあってるのかもしれないですね。
ラグビーはフィジカルのスポーツなんで、
やっぱりちょっとなかなか向いてないよね。
てかつ、7人制はまた別の競技なんで、あれはあれでちょっと難しいんですけど、
っていうところで、なんか、
ちょっと今回はそんなことを感じた試合結果だったですね。
まあでもね、戦術が批判されてるし、俺もそう思ったけど、
キック自体もね、なんかもうちょっと奥に蹴るとか、
あれを狙うとかいろいろあったけど、
ほぼ誰も追いかけないハイパンでカウンター食らってっていう、
なんかちょっとね、失点が多かったですね。
39…ん?39か。
35点以上取られたらもう勝てないですよね。
大学ラグビーは春の試合結果じゃないんだから、
そこまで取られたらちょっと勝ちようがないですね。
すっげえ偉そうに言ってるな。すいません。
どうすれば…
どうすればというか、
あとはその、何かのあれじゃないけれども、
ベスト8行かなきゃいけないんですか?じゃないけどさ、
20年ぐらい前に比べたら飛躍的な成果、結果になってはいるので、
え?2019、15…2011か?
マイク・リーチ選手が多分出たときかな?
あのときとかオーストラリアとかにめちゃくちゃボコられてる。
リーチだけ最後まで走って追いかけてっていう試合に比べれば、
めちゃくちゃ強くなってるけど、
このもう一個の壁っていうのは、なかなかね…
あとリーグ1も、今非常に南アフリカだったり、
その国の良い選手っていうのがどんどん入ってきていて、
かつちょっと前も、ちょっと前だと良い選手が入ってきて、
手を抜いたプレーをするっていう、それでも通じたからっていうのだったんですけど、
ここ近年は本当に良い選手が本当に一生懸命やってくれて、
そういう意味では非常にレベルが上がって、
リーグ1の上位のチームとかだとやっぱり、
日本人選手がなかなかレギュラー取れないんですよね、ポジションによっては。
それ自体は良いことだと思うんですね、レベルが上がるので。
そこで競ってやるっていう意味では良いことなんですけど、
でも試合に出れないっていう事例は難しいですね。
でもそこはね、海外の選手控えめにして日本人が出て、
ちょっとレベルが下がってっていうのが良いのか、
日本人選手が全然出れなくて、高いレベル、でもそっちの方が良いのかな、まだ。
大学で非常に優秀な選手、期待した選手はチームによってはほぼ海外の選手で埋められている。
サントリーとか以外は、バックスとかほとんど海外の選手なので、上位チームはですけど。
そうなると、始めから少し下のチームに行ってレギュラー出れそうな所に行くみたいな。
多いですね、サントリー、パナソニックに行ってちょっとチーム変えてみたいな、で試合に出るみたいなこともいますし。
なんかね、個人的には非常に面白い試合するし、別に勝ったら嬉しいけど、
T1相手にここまでの試合ができるようになったっていう視点で、
あとはこの延長戦場で頑張って勝ったり負けたり繰り返してでも良いんですけど、
本当にコロマヌさんのポストみたいに、これどうすればいいのっていうのはね、
この後また日本代表の監督決まったりとかして、戦術変わったりして人生も変わったりしても、
根本的には何かが強くなる仕組みになっているわけじゃないので、どうなるんだろうっていう。
コーチングの改善
ただね、そういうふうに考えている人がたくさんいるのが現状なので、
まあでも教会とかね、
何かしらの組織のトップの人間はどんどんどんどん抱えりはかんないと、
おじいちゃん世代がやってても何も進まんので、
組織自体を抱えらせて、いろんなところを改善して、
そういうふうにできればいいんじゃないかな。
いいんじゃないかなとか何の話、改善にもなってないけど。
まあでも個人的には非常に面白い予選リーグ、ポルトガルが厚かったですよね。
なんかすげー、よそのチームだけどめっちゃ感動しましたね。
心に来るものがあったですよ。
で、こっからね、週末から決勝リーグなので、
なんかもう、じゃあアルゼンチン頑張ってほしい、イングランドに頑張ってほしいっていう思いでいっぱいなのでね。
引き続き応援していきたいですね。
以上です。以上ですというか、もう本当に
全然デザインカテゴリーでついにラクビーの話をしだしたっていうところなんですけど、
いいですよ。しょうがない。話したかったんだもん。
以上です。でも今後は控えましょう。
はいじゃあ以上です。みなさん見ましょう。ワールドカップまだ何試合かあるし。
はいじゃあ以上です。終わります。ありがとうございました。次回はデザインの話をしたいと思います。
はい以上です。ありがとうございました。