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2024-07-01 21:29

#98 ルールのハック

都知事選のポスタージャックの話です。

サマリー

2024年7月の都知事選で、NHKから無党の横断幕が掲示されているという事件が起きています。このようなルールハックは、マーケティング戦略においても有効な手法となっています。変な名前やルールのハックを使ったマーケティングについて語られています。また、ポスタージャックに関する話やポッドキャストの100回目についての思いも話されています。

都知事選のルールハック
こんにちは、シロクロの伊藤です。
Podcast 98回目、今回はポスタージャックの話をしたいと思います。
今日、2024年7月1日、月曜日です。
はい、よろしくお願いします。
東京都の人だったら、もう目にしてると思うんですけど、
今回の都知事選において、選挙のポスター掲示板が、
NHKから国民は無党によって、ジャックされているという件ですね。
はい、何日か前ぐらいから目にするようになって、
ちょっとそれがニュースになっていたりしていて、
僕もちょっと調べてみたんですけど、
要は普段というか普通であれば、
その人、本人の名前だったり、顔写真だったり、
制作だったりを掲げて告知するものなんですけど、
N党はそのルールをハックしてと言いますか、
まあ、ハク用ですよね。
本来の目的とは違う用途に使っていると。
これが24枚ぐらいの枠なんですかね。
仕組みの問題でもまずあるんですよね。
それを許容してしまう仕組み自体はもちろん改善しないといけないですし、
その抜け穴というか、そういう風にすればこういうことができるよねと思っていても、
当然今まで皆さんモラルだったり、そんなにメリットあるのかという話もあるんですけど、
やってこなかったんですけど、
でも前回もやってなかったっけ、こういうのって。
ここまでお別れではなかったんだっけ。
なんか前々からこれはあった気はするんですけど、
とにかくジャックされていると。
まあ、協宅金が返ってくるからだとか、協宅金あげればいいとか言ってるんですけど、
今の仕組みとしては、都知事選だと協宅金1枠300万円なんですね。
で、返ってくるのは有効投票数の10%を超えないと返ってこないんですね。
都知事選とかそういったでかい選挙で10%って上位数名に限られるので、
今回こういったジャックを目的としたような候補者はとてもじゃないけど、
10%って取れないんですね。
そうすると、花から返ってくるとか見込んでいなくて、
広告費じゃないけど、それを見込んでやっていると。
で、5400万円ぐらい協宅金で支払っているらしくて、
ちょっとサイト見てみたら、一口25000円でポスターを貼りませんかという仕組みを提供しているんですね。
東京都内14000箇所にあるらしいんですけど、
そのうちの1箇所に自分で作ったポスターを貼ることができると。
もちろん全箇所発生するわけでもなく、
本人がN党のあの人が話してた話だとトントン行けばいいかなとかいう話をしていたんですけど、
だからそこまで考えた上でやっていると。
正直それはもうルールがそうなっている以上、
それは通ってしまうし罰することもできない、
罰するというか除外することもできない仕組みの問題なので、
そういったことが起きないようにちょっとしたルール変更で十分、
ある程度はさらうことができると思うので、
単純に本人の名前とか面積的にどのくらい必要とかするだけで、
パッと見大体同じような形、今のようなジャックなされ方というのはもう多分されないし、
その辺のルール付けというのはいくらでも、
どうにでも簡単にシンプルにかつ効果が出るようなルール付けというのはいくらでもできると思うんですけど、
問題はそれをここまでできるメンタルというか、
考えるっていうか考えるのは誰でも多分そんなに難しいアイディアではないし、
やっぱり実行できる面の革というかすごいですよね。
要は選挙カーとかの話を僕は例えでよくするんですけど、
声がでかい方が強いというか選挙カーというのは名前連呼するだけで、
全然何の政策も話してないけど効果ないじゃん、うるさいだけじゃん、
マイナスのイメージがあるだけっていう話も聞くんですけど、
ただあれは名前を覚えてもらうだけで結局プラス効果があるというデータが出ている以上皆さんやっているだけで、
マイナスイメージというのは表にならないのでとにかくプラスだけをとっていけばいい。
例えばこのN党に関してもこんだけいろいろやってても、
大半の人がネガティブ無駄印象を持っているとは思うんですけど、
彼らのことを本心で賛成するというか賛同する人たちも幾百回いるっていうところと、
あとこれだけやっぱりぎゅうぎゅうしいことをやってしまうと、
今回のこのポッドキャストをしっかりいろんなメディアが取り上げるっていうところですよね。
良いか悪いかは別として非常に露出を重ねる。
知名度はどんどん上がっていく。
最終的なゴールがどこなのか、
僕はこの方のことあまり知らないので何がしたいのかわからないんですけど、
ただ悪名だろうが何だろうが、今だいぶ知名度がある人であるのは間違いない。
今回の都知事にこの人が出てるわけではないんだけれども、
今回の選挙において出てくる名称としては、
5番目とか10番目以内に入るぐらいこの人の名前が出てきてもおかしくないぐらいですもんね。
そういったモラルとかそういった話で動向するのはもう無理なので、
仕組みで淡々と制御するだけの話かなと思います。
今回は間に合わないんだろうけど、次回からきちんと。
都知事選に限らずですよね、ポスター掲示板が出るところに関しては。
今回ちょっとそれが思ったんですけど、
名前やブランドを巧妙に利用する
同じようなじゃないけれども、
僕個人的には結構近いところにある話だなと思うのが、
ルールをハックする。
もしくは誰のものでもない名前を、
あたかも個人のものとして使うっていう行為。
これの行為を、名前なんて言えばわかんないんですけど。
芸人さんで最近目にするなっていうのもそうだし、
ファッションブランドとかでもそうだし、何度か言いましたけど、
ファッションブランド、スタイリスト、私物とか。
雑誌でよく見かけるスタイリスト、私物っていう記載をブランド名にするっていう。
その名付け親がいるわけではない、誰かいるんだろうけど。
そういった権利関係がないもの、けどしみんなが知っているものを使ったりとか、
あと芸人さんとかで自分の芸名を付けるときに、
みんなが日常的に知っている名称を一部取り入れる。
誰だっけ?
厚切りジェイソンか。厚切りジェイソンっていう芸人さんが、
確か自分で話してたはずなんですけど、
自分の名前の一部に、一部何かのきっかけで思い出す。
厚切りベーコンとかを見たときに自分が思い出させるように、
ちょっと名称を工夫したという、ある意味マーケティングと言いますか。
他にも誰だっけ?
最近のあの人、すがちゃん?すがちゃんナンバーワン、パーティーちゃんだっけ?
あの人のパーティーちゃんっていう名称もそうですよね。
そういうのも、もちろん売れるためにやれる戦術を全て取るし、
まず彼らは芸人っていう人を楽しませる職業なので、
そういう意味ではその辺の戦術の一つとして全然有効だし、
ダウンタウンとかでもあるんでそうですね。
あれはたぶんそんな理由はないんだろうけど。
何か既存の名前を使うっていうのは、
誰だっけ?ニューヨークとか。
ニューヨークもめちゃくちゃそのまんまだけどね。一部ですらないけど。
さっきの選挙の話とかだと、不謹慎、モラルがっていう話になるけど、
芸人さんっていう国だとそんなに、
これ人によるか。
人によってはそれをネガティブに捉える人もいるだろうし、
全然気にしないという人もいるだろうし。
ただでも厚切りベーコンを見て厚切りジェイソンがガンでも、
それはそれで嫌なので。
でもニューヨークっていう地名を目にしたり耳にしたり、
現地に行く人がいたりして、
それで笑い芸人のニューヨークが思い浮かぶかっていうと、
どうなんだろう?思い浮かぶか。
一瞬揺ぎりそうだけど。知ってる人だったら。
なんかでも、それは許容…
そのぐらいであれば許容されてる空気だったら、
人によるって言うと話は終わってしまうんだけど。
で、そういったことを何が何でもやるっていう、
売れるためにほんの少しでも、
自分のお笑いっていう芸以外でも、
衣装とかでもそうですよね。
どれだけインパクトを残してつかみにするかっていう意味では。
本業以外でのマーケティングっていうのもあるし、
変な名前とマーケティング
最近会社のオンケージから営業メールって毎回来るんですけど、
そこでちょっと変な名前というか癖がある名前、
株式会社何々と何々が食べたいとか、
よくわからない社名をつけてる会社があったりしていて、
一時期のパン屋さんもそんな変異国理な名前のパン屋さんとか何々屋さんっていうのは、
それをマーケティングにしてロジックを売ってるところがあるらしくて、
それでつかみがあって、
実際物自体は別に悪くないものだったりするらしいんですけど、
会社名の変なというかインパクトのある名前とかも、
もちろん最初の選挙の話と同じで、
ネガティブな印象っていうのはマイナスには基本的にならなくて、
変な名前だからその会社の業績が下がるわけでもないし、
変な名前だなって思う人でも、
じゃあ発注しないとは思うだろうけど、
そもそも知られてない会社のほうがほとんどなので、
その中で発注しないってネガティブな意気が持たれる時点で、
その会社を認知しているってことになるので、
マーケティングとしては正解っていうか上手いやり方。
かつそれをもってポジティブに、
なかなか面白い社名だね、面白いことやってるねっていうふうに、
素直に受け取ってくれる人もいるだろうし、
そういう人は君のところ面白いねと思って仕事になるだろうし、
だから上手いやり方なんですよ。
そのネガティブな人たちの感触を除けば。
かつその自分たちの感性と、
愛そうな人たちと仕事をすることができる非常に上手いやり方。
そうじゃなくても、そこまで極端じゃなくても、
会社のサイトとかっていうのは自分たちのスタンスを提示するところなので、
できる内容プラスその会社のニュアンスというか、
雰囲気というかっていうのも出ているので、
似合ったものとマッチする。
そのためにある程度尖ったものを表現したり、
ちょっと話がずれてきたっていうところなんですけど。
そういうルールをハックしたかのような、
既存の名刺を一部使ってマーケティング乗っかるみたいなやり方の名前があるかどうか、
わからないんですけど、少なくともメジャーな名前はないだろうけど、
個人的に好きではないっていう話ですね。
多分それをやってる人は否定する気は全然ないし、
すごいと思うし、自分にはできないことなんですごいなと思うけど、
自分はやらない、やりたくないっていう話ですね。
そういった人たちと同じというふうに考えてくれる人と、
僕は一緒に仕事をしたいと思うし。
なのでそういうどういった感覚のものに対して自分はどう思うっていうのも
表明したほうがいいよねっていう話かな。
ということで話はまた一気に戻すけど、ポスタージャックの話で。
これ、何だろう、厳審じゃないけど、
仕組み自体はウェブノワリの仕組み結構しっかり、
当然これだけ組織がでかいと中にウェブできますっていう人も山ほどいて、
サイトがまずスタジオラディオで作られていて、
選挙の区画というかポスターを設置している場所っていうのも
Googleマップで管理してるんですね、ピン付けされていて。
そこのGoogleマップのピンクリックすると申し込みフォームが出てきて、
申し込みフォームがフォームランっていう、何だっけ、何か聞いたことあるんですね。
フォーム作成ツールで作られていると。
ウェブのことめっちゃ知ってる人がやっているっていうのがバレバレというか。
その仕組みでかつ上手くやってるんですね。
これの仕組みを作るんじゃなくて既存ツール、ラビューとGoogleマップとフォーラムを上手く使って、
多分ほぼ無料の範囲で使ってるのかな、分かんないけど。
少なくともスタジオは無料版使ってそうだし。
そこの構築は低予算でここまでできるっていうのは見事だなっていう。
ポスタージャックとポッドキャストの100回目
見事だなって言うと良くないんだっけ。分かんない。
仕組み自体はね、多分超短期でできる最短のやり方ですよね。
おそらくハックのハックされるんじゃなかろうか、ここ数日以内にと思っていて。
どこまで本当かわからないけど、あんま見てないって本人が。
そのポスターの内容全部チェックはできてないって言っていて、多分してるんだろうけど。
それを覆す、主張するポスターが近日貼られるんじゃないかと個人的には思っていますが、
意外にないかな。そういうことをやろうとする人は多少何とも正義感の強い人だから、
その理由がどうあれポスタージャックに貢献することを嫌がりそう。
自分の場合でもそこまで関与したくないしね。
そういう意味でも守られている。モラルがある人は絡んでこない。
悪い意味でよくできてます。
これでポスタージャックの話は終わりなんですけど、今ポッドキャストが98回目で、
もうすぐ100回で。
1つは100回で1回ポッドキャストを終えようかどうかっていう話と、
100回だから100回目に何かしら何かをしたいかどうかっていうところを考えつつ。
ポッドキャストの録音ツールが結構致命的な問題で、今の公式のやつは使えなくなるので、
それがたぶんちょうど100回前後のタイミングなので、
いかがなもんかなっていう気もしてるんですけど、
なのでひょっとしたら100回でピタッと止まる、更新止めるかもしれないし、
特に何の不利もなくじわっと101回目とか更新するかもしれないっていうところですね。
そんな感じです。今回もありがとうございました。さようなら。
21:29

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