鉄人上司
【杉本】杉本です。 今日は、僕からテーマがあるんですけど、
いままでに出会ったすごい上司や同僚。そのすごいっていうのは、いろんな定義があると思うんですよね。
その、とてつもなく仕事ができるといえれば、すごく面白いとか、突き抜けちゃってるみたいな。
はいはいはい。
まあ、何人か、やっぱり20年も社会人生活やってると何人かいると思うんですけども、
ちょっとその話してみたいなと思って。僕も今、これを話すときにパッと浮かんだ人が何人かいるんですけども、
杉本さんにちょっとじゃあ最初、一人あげてほしいなってなったら、例えばはい。
まあそうですね、あの、私ツイッターとかでやると大体こう、名前をあげるであろうTバタさんは、
あの、Tバタさんはちょっと後にしようかなって思うんですけど。
あの多分、今ね思い浮かんだのは2人なんですよね。
はいはいはい。
杉本さんを含めて2人なんですけど、1人目はですね、僕が2年目の時からの上司の人ですね。
これがすごい人でですね、まあ名前はちょっと言うのはあれですけど、あのあだ名はですね、えっと、鉄人って呼ばれてた人がいて。
鉄人です。
あだ名からヤバいですね。
あだ名鉄人なんですよ、上司。で、その人はまあ法人営業、まあ2年目から僕法人営業のところ長くて、
まあいわゆるあの日系大企業のですね、法人営業を一筋でやってこられた、あの何だろうな、なんか学歴とかで言うと多分確か高卒とかで大学とか高卒とかじゃなかった気がするんですけど、
まあいわゆる、結構まあ私のね、いた通信キャリアってまあそういう学歴は多い中で、マネージャーにあの大学とかそう出てなくてなるっていうのは、あの実はほぼなかったんですけど、
まあ叩き上げで、あのもう営業一筋でやってきて成果を出してきて、おそらくそこの本来だったらつけないマネージャーとか管理職に就いたっていう人がいた、あだ名は鉄人なんですけど。
で何が鉄人かっていうとですね、まあとにかく仕事量ですね。仕事量が鉄人で、
朝私、まあ新卒の頃って当時9時出社で、30分ぐらい早く来いって当時言われてて、8時半とかに行くってなったんですけど、その人は8時半には当然いるんですけど、
私がちょっと仕事を早く、やばい溜まってるからやらなきゃと思って、7時ぐらいに行く時に、もういらっしゃるんです。7時にいる。
で、夜すごい残って帰る時に、いやすごい遅くなって、当時23時半、そのぐらいかな、いるんですよね、まだ。
いる。で、次の日早く出てきた、まだいる、みたいな。この人いつ帰ってんのかなと。で後々聞いたらなんか、まあその人図書とかの方なんですよ、家が。
だから後で聞いたんですけどね、帰ってる時には、帰るんですけど、なんかほぼ時間がないからシャワー浴びて、
あのシャツを着て帰って、帰る電車で、まあ風呂だけ入って、3時間ぐらい寝て始発で、まあ始発終電をずっと繰り返しやるみたいな感じなんですけど。
で何がすごいかって、それを全然疲れてるって出さないんですよね。なんかすっとなんか顔がほんと鉄仮面ですよ、鉄人だけど鉄仮面で、顔出さないでそらそらさっと仕事してて、
で、あのいつもね服が綺麗なんですよね。服が綺麗。結構さやっぱすごい働いてる人って、どこかしら服とか靴とかに隙ができるんですよ。
服の袖が汚れるとか靴が汚れて、それをね一切出さないですよね。一切出さなくて、まあだからあの下手上げたワイシャツを必ず着て帰って出し、
根元にも持ってるっていう、まあなんだろうな、まあ仕事の中身もすごかったんですけれども、とにかく仕事の物量とその物をやったことを外に見せないっていうすごさに、
2年目ぐらいだった私は圧倒されましたね。あの恐ろしいな、恐ろしいチームに所属してしまった、恐ろしい上司についてしまったって思って。
オヤジ同僚
で、またすごいのは、なんかその人は、だからといって部下にそれをさせようとはしないんですよね。させようとしない。まあそれは杉ちゃんが考えてやることだ、
感じなんですけど、逆にそれが怖いっていうね。怖いですよ。で、たまにこう、でもあのね2年目ぐらいだから上司がついて言われるわけですよね。
杉ちゃんの今名刺入れはどんな状態かなと。ちょっと汚いねみたいな。みたいなことを笑いながら言われる。怖いみたいな。
でもこの上司の下で私はずっとあの8年間から、結局実はその会社からLINEに移るまで実はずっとその上司だったんですよね、私は。
へー、はいはい。
珍しいんですよ。あの普通2年3年で、あのだいたいチーム変わったりとかするんですけど、まあどうなんでしょうね。
私も結果的には馬があったし、上司もおそらく馬があったんでしょうね。まあ出さなかったんで、私自身。
馬があったっていう感じで。まあ実は私のザ法人営業っていうのはおそらくこの上司に仕込まれたのが。
あーそういうことですね。
あって、今があるっていう感じなんで。まあ感謝してもしきれないですよね、その上司に。っていうのが、はい。どうですか柳沢さん。
いや僕もそれで言うと2人浮かんだんですね。
はい。
で、そのうちの1人の人は、その人のあだ名がオヤジって呼ばれてた人がいて。
あーオヤジ、おー。
で、まあ僕が昔営業だった時の会社で、その人営業プレイヤーだったんですよ。
はいはいはい。
で、当時は20代後半から30代前半の営業が多かったんですよね。
はいはいはい。
なんですけどその人は40代なんですよ。
へー。
そう、40代で。で、僕はその当時は、そのキーエンスの新規事業で作られた子会社の方で仕事したんですけど、そのオヤジって言われてる人は元キーエンスなんですね。
はいはい。
そう。で、キーエンス辞めてその会社に入ったんですよ。
うん。
普通は、あのなんだろうな、遠跡っていうか。
はいはい。
できるんですけど、その人はちょっと変わってて辞めてその会社に入った。
おー。
で、まあめちゃくちゃ変わってるんですよね。転勤が嫌だから辞めたわみたいな感じなんですけど、すごいのがいくつかあるんですけど、まず仕事がめっちゃ早いんですよね。
はいはい。
で、まあ朝は8時半ぐらいに来て、夜はまあ7時には帰る。
はいはいはい。
当時は営業はみんな9時とか10時ぐらいまでだったんですけど、その人はめっちゃ早いんです。
逆だね私のテッカメンとは。
逆なんです。
テッカメンとは逆で。
なんですけど、りょうが営業の中で40代で一番やってるんですよ。
へー。
それはすごい。
で、当時は会社が東京にしかなかったんですけど、その人は出張、まあ大阪エリア担当だったんで、基本出張で行くんですね。
はいはい。
月に、お客先に7、80行ってましたのその人。
へー。
変わり者な上司
その時の会社のアベレージがだいたい月50訪問ぐらいだったんですけど、
はいはい。
毎日その7時に帰ってんのにそれぐらいあるんですよ、出張。
うん。
で、その人はもう時間内に終わらないやり方は、いや仕事の仕方はやり方が悪いんだみたいな。
ああ。
のすごい言う人。
その通りだね。
ははは。
うん。
そう。
で、まあめっちゃ変わってるんです。
なんですごく仕事早いんだけど、量が誰よりもやるみたいな形。
へー。
で、めちゃくちゃ変わってて、携帯持ってないんです、その人。
え?
それできるの?仕事。
会社支給の携帯しか持ってないんですよ。
あ、そういうこと?ああ。
え、プライベートの携帯持ってないの?
持ってる。たぶん今も持ってないと思いますよ。
へー。
じゃあ何ですか、連絡したい時には固定電話自宅にかけるみたいな感じなのかしら?
生産性の高い働き方
あの、みんな奥さんにかけてました。
へー。
ははは。
いや、でもそれってなんかめっちゃいいね。
なんか、僕一つの悩みが自分の時間が作れないことっていう。
はい。
ちょっと、あの、いつも考えてるんですよ、最近。
だけど、その理由って、まあこれ、SNSもあるし、なんかこうスマホもあるし、PCもあって、いろんなところからノイズが入るからだと思うんですよ。
はいはい。携帯持ってないから、だから、でも出張とか営業だと電車使うじゃないですか。
はいはいはい。
だから、乗り換え案内、印刷していくんですよ、その人。
へー。
ははは。
すごいね。印刷か、いまだにって言ってはなんですけど。
はい。しかも当時、まあ今でもそうですけど、スイカみんな使うじゃないですか。
切符で行くんです。
へー、な、なに?
もう全部のあらゆるデジタルツールというか、デジタルのサービスを使わないって決めてんの?
使わないんですけど、力使わないんですけど、仕事めっちゃ早いんですよ。
それなんでなんですかね、早いの。
まあ効率はいいんですよ、容量がめちゃくちゃいいんですよ。
へー、僕でも多分なんだろうな、やらないことをすっかりやってないっていうことが、まあつまりやるべきことだけやってて、
多分他に、これ、これは意味ないなっていうものを極端に減らしてるのかな。
まあそれはそうだと思いますね。
あー。
あとなんかその、特定の業務は同じ時間にまとまってありますね。バラバラってやりたいです。
はいはいはい。
生産性めっちゃ上げる働き方してます。
はいはいはいはい。素晴らしいですね。
僕がその方にさらに惹かれたのが、まあそういう仕事に関してはそういう感じなんですよね。決められた時間の中で圧倒的に量をやってやるみたいな。
で、社長とか上司の人に物欲ししないで自分の意見を言う人だったんですよね。
あー。素晴らしいですね、でもそれ。
これ言ったらちょっと気悪くするかなとかあるじゃないですか。
あとちょっと自分の昇進響くかなみたいな。
はいはい。
ただその人はなんつーのかな、あんまりそういうことに無頓着っていうか。
うん。
あの、良くないものは良くないってはっきり言う人。
はいはいはい。
うん。で、なんか当時の僕の会社、会社員だった僕からすると周りにそういう会社員いなかったんで。
うん。
なんかすごくかっこよく見えたんですよね。
あー。
なるほどね。
そういう生き方できたらいいなっていう。
分かる。
多分僕からもそうですけど、多分お客さん営業ですよね、その人ね。
そうですね。
お客さんから見ても多分信頼されるんじゃないかなっていう感じはしますね。
そうそうそうそうそう。
社長とかにも結構さって言うんで、ちょっと煙たがれるような人もあるんですけど。
あーなるほど、そういうところもあるか。
ただやっぱり現場の営業からはもうすごい圧倒的な指示があって。
はいはいはい。
なんかカリスマみたいな感じでしたね。
はい。