1. 40’s Biz talk
  2. 【第19回】思い出深い案件を語..
2024-05-30 14:50

【第19回】思い出深い案件を語ろう(杉本編)

第19回の配信は、杉本さんが新卒の時の初受注のエピソードについて!何も知らない新人が故にやってしまった失敗をきっかけに大きな受注に繋がります。20年前の杉本青年のピュアな一面をお楽しみ下さい!


40’s Biz talkは毎週木曜に配信している番組です。パーソナリティは⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠杉本浩一⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠柳澤大介⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠です。番組のコメントは ⁠⁠⁠⁠⁠⁠#40ビズトーク⁠⁠⁠⁠⁠⁠ をつけて𝕏でポストしてね!番組へ⁠⁠⁠⁠⁠⁠お便り⁠⁠⁠⁠⁠⁠もお待ちしています。

00:05
長崎さんです。小本です。 じゃあ今日は、思い出深い案件を語ろう
っていうエピソードでいきましょう。 語りましょう、ぜひ。思い出深い案件。 そうですね。さっき、すきもとさんと軽く雑談してたら、初呪中の話とかいいかもね。
そうなんですよね。やっぱりこれどうなんですかね。皆さんも初呪の案件って大体覚えてるんじゃないかなって思う?
まあね、覚えてるでしょうね。 どうかな、やっぱり。私も、だから今43歳とかなので、僕2年浪人してるんで、
社会人25歳。18年前の話なんですよね。 幸いにも1年目の時に呪中できた。
その辺。思い出深い案件って本当にね、成功した案件、失敗した案件、苦労した案件って本当に色々ありますけど、やっぱり一発目今日なんか
語ろうかなって思って、大体思い浮かんだのはやっぱり初呪中の案件なんですよね。 ちょっと私知らない人もいるんで、ちょっと軽くご紹介をしておくと、
私結構IT系の営業とか、LINEとかメルカリとかプラットフォームのアライアンスのところとかをやったりしたんですけど、基本的にITソリューション営業なんですよね。
最初にいた会社もNTTコミュニケーションズっていう会社にいた時の案件なので、いわゆるネットワークとかITシステムとかの
営業をしていて、結構それなりに小規模の小っちゃい案件とかもありましたけれども、大体が数千万円ぐらいから大きければ数十億の案件。
この初呪中の案件は結果的には数千万円ぐらいの案件だったんですけど、数千万円と言ってもそんなに普通のビジネスマンの案件としては決して小さくない案件。
ただ私自身が1年目で、これも別途話しますけれども、本当はエンジニアに僕はなりたかった。
エンジニアになりたくてNTTで文系だけのエンジニアになれそうだと思って入ったけど、結果的に1年目の配属会社で法人営業になりまして、私は製造業を担当の法人営業だったんですよね、最初に。
その法人営業で何をしてたかっていうと、簡単に言うと工場とか拠点間のインターネット、家庭用に皆さん、今だったらBフレッツとかだったりとか、もっと光の回線とか今たくさんありますけれども、当時もそういうのありましたよね。
当時だとヤフーさんとかがADSLとかをですね、出したりとか。ADSLって懐かしいかな。知らない人もいるんじゃないかって感じですけど、簡単に言うとインターネットの回線です。だけど家庭用のインターネットの回線でもできないことはないけど、企業のインターネットって企業のシステムって企業はシステムを使って仕事をしているので、絶対システムとか拠点間のやり取りとか落ちちゃいけないわけですよ。
例えば銀行とかがATMとかでお金の入力した内容がネットワークがダンって切れたことによってそれができなくなったという大変なことになるじゃないですか。
03:04
そうですね。
まあそういうのと同じように、あらゆる企業はそのネットワークとかインターネットのネットワークって堅牢な、そんな簡単に落ちないような高級なものを使っていたわけですね。
当時は特に専用線っていうものとか、今でも使っている会社いっぱいあると思うんですけれども、物理の回線で引っ張ってネットワーク、決して切れないようにするみたいなものを作っていたんですけど、そういうものを私は売っていて、工場と工場のシステムをつないだりとか、さらに本社で指示を出すときのシステムとかとのつないで、
結局簡単に言うと、本社とか工場とか何拠点、何十拠点もあるようなネットワークをつなぐっていうことをやってました。
VPNみたいな感じですか?
VPN、そうそうそう。VPNって分かるかな?そうですよね。当時はIPVPNっていうのがあるんですけれどもね、そういうものを提供していて、プラスネットワークの回線とシステム、今でいうクラウドの上に乗っけるアプリみたいなね、あのものとかを一緒に提供してソリューション営業ってやってます。
そういう企業向けのITシステムちょっと難しいですけれども、簡単に取れるものじゃないんですよ、これって。ちょっとお客さんに営業行きました、よし本社に任せましょうっていうものじゃないので、大体1年とかかかったり2年とかかかったりすることも多くて、運がいいとお客さんに予算があって、ちょっとよし今やろう、で半年ぐらいでうまくいったみたいな、半年ぐらいでうまくいったらもうすごく運が良かったねみたいな感じなんですけれども。
私が配属、2010、2005年か2005年に配属されて、当時は4月から6月までは研修センターで泊り込みでやってたので、7月から配属だったんですけど、7月から配属してそのお客さんを担当して、そのある工場の製造業の工場のお客さんとしてやってたんですけど。
この時に思い出深かったのが、僕が営業で嫌だったんだけどしょうがないって言われきって、最初にやっていたことが僕、ポリシーとしてやってたことがあったけど、イエスかノー。ノーという答えは言わないっていうですね。
イエスのボタンしか、俺の中のイエスのボタンしか押さないっていう決まり言葉を作ってやってたんですよ。若かったなと思うんだけど、お客さんからこれはできるか?イエス。これはさすがにできないでしょ?いや、できます。全部のイエスで答えるっていうことが最高の営業だって僕は思って何回やってたんですよ。
で、やってた結果ね、ネットワークってさっきも話したように、企業へのネットワークってね、お客さんからお話しいただいてから、基本的には現場にインターネットの設備引けるかどうかがあるとか、あとその報酬はいつできるかとか、簡単に言うと現地調査っていうのがあって、その後で引けるかどうかが確定して、ざっくり言うと2、3ヶ月はかかるっていうものなんです。今でもそうかもしれない。今はもうちょっと短縮されてるかもしれないけど、そういうものなんです。
06:07
で、さらに余裕を持って大体3ヶ月はかかりますねとか言わなきゃいけないんですけど、そのお客さんがですね、もうお客さんの非常事態で2週間で引かなきゃいけない。さあそこに飛び込んできた私、私杉本。イエスしか言わない営業ですから、2週間でなんとか引きたいんだけど、できますって言っちゃったんですよ。
これさ、どうなると思います?皆さんと。もうまずですね、会社に帰るでしょ?もう激怒されるわけですよ。激怒される。激怒されますよね。だって普通だったら2週間でなんか引けるわけないわけです。引けるわけないんです。引けるわけなくて2、3ヶ月かかるんです。で、それ言っちゃいけない。で、それはね、ちゃんと教えて、ある程度先輩たちから教えてもらうわけなんですけど、私はそれを無視してですね。
イノシシム社なんです。イノシシム社だったんです、私。もう営業とは関わるべしみたいなんですね。でたらもうそれに飛び込んでいくっていうタイプだったもんですから。ところがですね、2週間で引くっていう話になった時に。ちなみに相手の環境を言うと、そのNTTコミュニケーションの取引は0円なんです、そのお客さん。0円で、0円だからなんとかこいつがやってうまく取ってくれたらね、いいなっていうぐらいな感じで。会社としてもそんなに正直期待はしてなかったでしょうし、
まあ、あと取引があるお客さんだと、そこをなんか変な営業されても困るから、会社としてはね、その飛び込み営業というか最初に慣れるために、取引ゼロの営業からなんとか取引作ってこいっていう感じでやっていくパターンだったんですけど、その時にこう飛び込んだ私がですね、それでやるって持ち帰ってきたのが、リスクのリスク含みの案件、持ち帰ってきたもんだから、2週間でできるとか言い放ってきちゃうし、こいつが。で、もう激怒されるんですけど、
ところが2週間でやるっていうふうに言っちゃったもんですから、私それもうやんなきゃいけない。会社は会社で信用に変わるじゃないですか。だから、さあどうするって持ち帰るんです。偉いおじさんたちですね。おじさんたち、今の私ぐらいの年齢、40代とか40代後半、あるいはもうもっと上かな、あの時50代ぐらいのおじさんたちがですね、どうするんだと。2週間ででもこいつ引くっていうふうに言ってきちゃったけど、どうするっていうふうに持ち帰ったわけですよ。
怒りながら。だけど、みんな現場怒ってるんですけど、その上にさらに偉い人たちがその様子を遠目から見てて、まあまあでもちょっとさ、2週間でこうできるかどうか、一度ちょっとしっかりと検討して、何とか押し込めないか、一回ちょっとやってみろって言って、上の人が言ってくれたんですよ。
ああそうなんですね。そう。で、これがですね、もうほんとその人にはもう足を向けて寝れないんですけど、結果その人が言ってくれたおかげで、なんと2週間で引けるということがわかった。運が良かった。工事も空いてたし、設備もちょうどどうも良くて、で、これはね本当にね素晴らしいことなんですけど、NTって現場の力強いですよ、すごく。
09:02
もうやれっていう風に言われたら、どうにかやれないかって現場の職人みたいな人たちがやり方を探すんですね。これ絶対いけないんですけど、やっちゃいけないんですけど、もう本当に追い込まれた時に、こういう方法だったらできるんじゃないかっていう方法を探してくれたんですよ。この職人の現場の職人の人たち、間の管理室の人たち、でトップダウンの人はそれを別の部署の人とかにお願いする調整事とか、私が一切できないことを全部やってくれたんですよ実は。
それでやってくれたんですけどね、結果2週間引けたんですよ。
工場の改善。で、実を言うとその工場も改善も緊急で、そのお客さんの細かいこと言えないんだけれども、そのお客さんは工場を一気に稼働させなきゃいけない危機的な状況だったんですよ実は。危機的な状況だった時に、絶対できないって分かりながら、我にもすがる思いで実は頼んでた。
私がそのままやってしまったわけですよ、結論。動かして2週間で引けたってなって、そのお客さんはなんかめちゃめちゃ救われたらしいんですよね。危機的な状況。後から危機的な状況だと聞いたら後だったんですけど。
で、結果それで、もう少し案件があった。その2週間で引けた後で、あと2、3箇所実はあって、これ2週間とは言わなきゃ1ヶ月で引けないかっていう話が2、3個舞い込んできた。
だけどその時さすがに僕は激怒されて何個もあれだから、だけど持ち帰って、でももうちょっと2、3個、1ヶ月じゃだいぶ短いけど、なんとかいけるんじゃないかっていう話になって、結果それもいけた。
で、やっていったらですね、そのお客さんがいつの間にかですね、杉本さんどうします?と、今2、3箇所、4箇所引きましたけれども、どうしましょうか?本契約どうします?っていう話とか。
本契約。
本契約。なんの?っていうと、工場拠点全部のネットワークを今の既存の他社からNTTに変えるっていう契約なんです。
へー。
だから全部結果的に他社のネットワークだったやつが全部NTTコムに移ってきたっていう。
えー、それきっかけで。
で、それきっかけで。で、なんでかっていうとね、まず危機的状況を救ったっていうことが大きかったのと、後から知ったんですけど、このVPNとかって2つの他社のネットワークが共存することって基本ない。
基本的にはない。
確かに確かに。
僕知らなかった、今だったらそりゃそうだよねって思うんだけど、2社共存させて管理するよりも基本的には1社のネットワークに統合してしまう方が管理的にいいから、で、1個回線引いたらその回線引いたところから新しくなるから、
そっちの方向に変えていくっていうのがやっぱり当時の、今少し違うかもしれないけど、当時のストーリーだったので、もう1個目2個目3個目4個目っていう風にお願いするっていうことは、もうそれはイコール発注するっていう言葉だったんです、実はお客さんから。
全部をオンションに変えますよっていう意味合いだったのを私は気づかないまま、なんか単能期調整をしてたっていうね。
結果的に数千万、取引額ゼロだったやつが数千万の契約になって、っていう案件ですね。
12:08
最初の杉本さんが取った2週間での回線っていうのは営業的な数字としてはそんな大したことなかったんですか、入り口は。
大したことなかった、正直。1回線2回線で、正直年間で言うと100万から200万ぐらい。
でもそれぐらいするんですね。
当時高かったにするんですけど、2、3本でも4、500万ぐらいだったんじゃないかな、多分。それ自体はそんなに大した、細かく言うとそれが発注中かもしれないんですけど、
でも実はもっとその年間数千万になるっていうその契約で、かつライバルから奪ったわけですよ、結果。今まで奪えなかったやつが。
あの、イノシシム社のスタンドプレイで。
でね、でもこの時僕何が、僕がやったことはイノシシム社のスタンドプレイでしかなかったんですけど、その時って。
今だったら思う大切さっていうのは、あの60代50代の人が遠まきに見ていた温かい目で見てくれていたね、あの目を私は今忘れられないです。
その行け、やったらやってみなさいって言った方はどれぐらいの役職の方だったんですか。
いやもうあのいわゆる回線とかを調整するところのトップの人。
あーはいはい。
でね、でもその人がね、後で教えてくれたんだけど、もうあの何個かやるとさ、仲良くなってくるじゃないですか。
どうもこの度ご迷惑おかけして申し訳ありませんでした。
だけどこの結果ですね、実はこのお客さんが向いてくれてっていうお礼も兼ねて言いに行くんですけど。
でもその時にね、いやあの時さーと、2週間で引けって言われた時はどうしようかっていう風にね。
ふざけんなって思ったよ、はっきり言ってと。
だけどさーと、君聞くとどうも新卒で1年目じゃないかと。
1年目で、なかなかこういうね、猪下みたいなやつは最近いなくなったなーっていうね。
ちょっと懐かしい気もしたんだよ、なんとなくみたいな。
最近は結構あの、バカなやつも少なくなったなーっていう中で、なかなかこんな、あの分かりやすいバカみたいな人いなかったなーみたいなね。
ちょっとなんか懐かしくなったっていうのもあったよねっていうのがあって、遠目で俺はちょっと新聞読みながら聞こえてたんだけどさーと。
なんか懐かしくなったね。よかったよ、その時でも結果的にさーと、やってみようって言えてよかったよみたいな話をした。
はいはいはい。
っていう感じだったね。
いい思い出ですね。
そうそう、いい思い出。なんか私が、私の手柄っていうよりも人の温かさをですね、感じたエピソードで、
オッサンとは核をやるべしだなっていうですね、ものを感じたエピソードなんですよね。
すごくいいエピソード。
今そういうおじさんに5、60歳になったらなりたいなと。
14:50

コメント

スクロール