僕も先輩たちと行くときにとある飲み会は、すごくいい飲み会があって、みなさん私より年上で50代とか60代の方が、60代はいないか、50代がもうメインゾーンの方なんですよね。
その飲み会はね、スタートが5時なんです、夕方の。
あー、すごい。
でね、2軒目行っても10時前には終わるんで、なんか飲み会もちょっとそういう感じに足を踏み入れた感じはしてきてますね、最近は。
あー。ちなみにネガティブな話で終わっちゃうとあれですけど、ポジティブな変化ってどうですか?40代が入って。
ポジティブか。
ポジティブない?ないやん。
ポジティブ、まあでも。
いやだって30代の人が聞いたらちょっと意気消沈しちゃうんじゃないかって。
まあでもなんと言うんですか、経験値は出るんで、なんかそのちょっとやそっとのことでは動じなくなったっていうのはありますね。
あー。
例えばあれを、旅行とかでよく例え言うんですけど、行きはすごく長く感じるけど帰りは短く感じる。
それは行きの道を知ってるから、その手順が分かると同じことをやっても時間が短く感じるっていうのと一緒で。
やっぱ一度経験したことが多いからパニックになるみたいなことはかなり少なくなりましたね。
僕もでもそれ今言おうとしてたポジティブなことを言おうとしてたことは実はそれに近くて、いろいろなことが起こるじゃないですかビジネスシーンで。
で、毎回私は結構何かピンチになるとき失敗になるときは若干へこんで緊張気味にはなるんですけど、
誰にもがそうだと思うんですよこれは、どんな年を召していっても。だけどこのピンチも必ず終わりが来るっていうことが強く実感できるようになって、
心丈夫になんか保っていられる、めちゃめちゃどんよりした気持ちなんだけれども、必ずトンネルが抜けるっていう経験値が分かってきたので、
どんなピンチでも落ち込まなくなってきたっていう。
それはありますね。
そういう意味だと、いわゆるエッセンシャル思考というか、これはやめよう、これはカットとかそういう切り捨てが結構できるようになったこともあるかもしれないですね。
ここは余計なこと考えないでしょう。これはもう考え、こういうふうに切り替えればうまくいくから。
今これ気にしても解決しないから、このグタグタ3時間悩むんだったら、今一瞬30分だけ悩んで書き出して終わらせようとか、みたいなところとか、
そこのマインドのセットの仕方は意外とうまくなっているかもなっていう気がするね。
向き合い方っすよね。
そう。あとね、なんか僕思うんですけど、40を過ぎてからやっぱり僕ね、死を意識するようになった。
ああ、はいはいはい。
もうなんか余計なことしたくないなって思うようになった。
え、どういうことですか、余計なこと。
余計なことっていうのは、いやなんかここでごちゃごちゃ文句言われるとか、この人に嫌われようと別に死ぬときは、なんか影響ねえなとか思って、この人のこと忘れてるだろうとか思ったりとか、
なんか結構そういう意味でさっぱりとね、なんか終わりがあるって分かってきたときに、切っていけるものがたくさんあるなっていうことに気が付き始めるみたいな。
ああ、確かにね。
うん。
はいはいはい。
え、じゃあ僕もう一個いいですか。杉本さんはないような気がするんですけど、僕ね、40過ぎてから気がすごい短くなっている感じがするんです。
いやいやいや、ありますよ。
20代、30代の時とかは、要は他人に対して怒るってことがなかったんです、少なかったんです。
うん。
やっぱり今の年になると、その感情を感じたときに、ぐっと我慢するっていうよりかは、やっぱそのときにちゃんと言うことって結構大切だったりするじゃないですか。
多分2、30代のときは、それを言うことによる怖さみたいなのが多分自分の中であったんですけども、
うん。
今はその感情自体が頻繁に出るわけじゃないんで、その気持ちに従って相手に伝えるみたいなことがやっぱ増えて、
はいはいはい。
だから結構ね、取引先とか、まあそれは場合によってはお客さんにもなんですけども、結構厳しく言うことは増えた。
えーそうなんだ。
多分自分の価値観とかが結構明確になってきてるんだなっていうのもあるかもしれないですけど、
すごいネガティブに言うと、すごい気が短くなってきてるなっていう感じはするんですけど、杉本さんとかそういうのはあります?
あーでもね、まず感情の部分のところについて、気が短くなったっていう点では同じなんですよ。
あーそうなんだ。全然見えないですよね。
同じ。見えないでしょ?それ見えないんですよ。なぜかっていうと、私は言葉に出さないからなんですよね。
あー。
アウトプットの仕方が違うって思ったんですよ。今、柳澤さんはそれを言うじゃないですか。私の場合はね、言わないんですよ。
昔は我慢してるだったんですけど、今は実はそれ言わないんですけど我慢もしてないんです。